JPH08263446A - 複合系計算機システム及び同システムに適用される共有メモリ代替方法 - Google Patents
複合系計算機システム及び同システムに適用される共有メモリ代替方法Info
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- JPH08263446A JPH08263446A JP6250495A JP6250495A JPH08263446A JP H08263446 A JPH08263446 A JP H08263446A JP 6250495 A JP6250495 A JP 6250495A JP 6250495 A JP6250495 A JP 6250495A JP H08263446 A JPH08263446 A JP H08263446A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】共有メモリ装置を用いずに、その代替メモリと
して主記憶装置の一部領域を用いて複合系管理機能が実
現できるようにする。 【構成】システムコンソール3またはサービスプロセッ
サ4から計算機2-1に対して立ち上げモードが指示され
ると、ブートプログラム22aに従うCPU21の動作
により立ち上げモードの指示情報が作成され、ブートパ
ラメータ情報領域22dに格納される。システム初期化
プログラム22bに従うシステム立ち上げ時には、CP
U21により領域22dが参照され、共有メモリ装置1
を使用しないでシステムを立ち上げるモードのときは、
主記憶装置22の一部に共有メモリ代替領域が確保され
て、共有メモリ用仮想アドレス空間に当該共有メモリ代
替領域がマッピングされる。システム立ち上げ後は、C
PU21により、共有メモリ用仮想アドレス空間を用い
てOS22cに従う複合系管理機能が実行される。
して主記憶装置の一部領域を用いて複合系管理機能が実
現できるようにする。 【構成】システムコンソール3またはサービスプロセッ
サ4から計算機2-1に対して立ち上げモードが指示され
ると、ブートプログラム22aに従うCPU21の動作
により立ち上げモードの指示情報が作成され、ブートパ
ラメータ情報領域22dに格納される。システム初期化
プログラム22bに従うシステム立ち上げ時には、CP
U21により領域22dが参照され、共有メモリ装置1
を使用しないでシステムを立ち上げるモードのときは、
主記憶装置22の一部に共有メモリ代替領域が確保され
て、共有メモリ用仮想アドレス空間に当該共有メモリ代
替領域がマッピングされる。システム立ち上げ後は、C
PU21により、共有メモリ用仮想アドレス空間を用い
てOS22cに従う複合系管理機能が実行される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共有メモリ装置で結合
される複数の計算機を備えた複合系計算機システムに係
り、特に共有メモリ装置の代替手段として主記憶装置の
一部領域を利用して複合系管理機能を実現する複合系計
算機システムに関する。
される複数の計算機を備えた複合系計算機システムに係
り、特に共有メモリ装置の代替手段として主記憶装置の
一部領域を利用して複合系管理機能を実現する複合系計
算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、計算機システムの信頼性を向
上させることを目的として、図5に示すように、共有メ
モリ装置50で複数の計算機、例えば3台の計算機51
〜53を結合し、これら各計算機51〜53から共有メ
モリ装置50上のデータを共有することで、1つの計算
機システムを構築する密結合複合系計算機システムが知
られている。
上させることを目的として、図5に示すように、共有メ
モリ装置50で複数の計算機、例えば3台の計算機51
〜53を結合し、これら各計算機51〜53から共有メ
モリ装置50上のデータを共有することで、1つの計算
機システムを構築する密結合複合系計算機システムが知
られている。
【0003】この種の複合系計算機システムでは、一般
には、共有メモリ装置を用いて各計算機間或いは計算機
内の各タスクがデータを共有したり、メッセージの交
換、更にはタスク間の排他などを行う機能を、オペレー
ティングシステム(以下、OSと称する)が複合系管理
機能として実現している。
には、共有メモリ装置を用いて各計算機間或いは計算機
内の各タスクがデータを共有したり、メッセージの交
換、更にはタスク間の排他などを行う機能を、オペレー
ティングシステム(以下、OSと称する)が複合系管理
機能として実現している。
【0004】このような複合系計算機システムでは、共
有メモリ装置が必須であり、共有メモリ装置なしには、
システムはおろか計算機単体でもアプリケーションプロ
グラムを含めての運用は不可能である。
有メモリ装置が必須であり、共有メモリ装置なしには、
システムはおろか計算機単体でもアプリケーションプロ
グラムを含めての運用は不可能である。
【0005】そこで、この種のシステムでは、共有メモ
リ装置が信頼性のネックとなることを考慮して、故障に
備えて共有メモリ装置を多重化するなどの手法が採用さ
れている。
リ装置が信頼性のネックとなることを考慮して、故障に
備えて共有メモリ装置を多重化するなどの手法が採用さ
れている。
【0006】しかし、最悪のケースを考えた場合、多重
化された全ての共有メモリ装置が故障するケースもあ
る。このため従来の複合系計算機システムには、上記の
最悪のケースに備えて、多重化された共有メモリ装置が
複数組用意されているものもあった。
化された全ての共有メモリ装置が故障するケースもあ
る。このため従来の複合系計算機システムには、上記の
最悪のケースに備えて、多重化された共有メモリ装置が
複数組用意されているものもあった。
【0007】ところが、多重化された共有メモリ装置を
複数組有するシステムは、信頼性は向上するものの、シ
ステム構築のコストが膨大になり、一般的でなかった。
また、上記した最悪のケースに備えて、共有メモリ装置
を使用せずに、最悪でも1台の計算機のみで計算機を再
立ち上げし、業務を遂行することが考えられる。
複数組有するシステムは、信頼性は向上するものの、シ
ステム構築のコストが膨大になり、一般的でなかった。
また、上記した最悪のケースに備えて、共有メモリ装置
を使用せずに、最悪でも1台の計算機のみで計算機を再
立ち上げし、業務を遂行することが考えられる。
【0008】しかし、そのためには、アプリケーション
プログラムにそれが反映されるように、即ち複合系管理
機能を使用せずに動作するようにプログラミングしてお
く必要があり、その開発コストも大きくなってしまうと
いう問題があった。
プログラムにそれが反映されるように、即ち複合系管理
機能を使用せずに動作するようにプログラミングしてお
く必要があり、その開発コストも大きくなってしまうと
いう問題があった。
【0009】また、複合系計算機システムでは、当該シ
ステム内の計算機のうちの1台を、そのシステムにおけ
る新しいソフトウェアの開発用計算機として用いること
が一般的である。
ステム内の計算機のうちの1台を、そのシステムにおけ
る新しいソフトウェアの開発用計算機として用いること
が一般的である。
【0010】ところが従来は、このような場合でも、共
有メモリ装置を用いた状態で新しいソフトウェアの試験
をするために、開発中のプログラムの誤り、もしくは誤
操作などによって、運用中の他の計算機(運用計算機)
に悪影響を及ぼす虞があった。
有メモリ装置を用いた状態で新しいソフトウェアの試験
をするために、開発中のプログラムの誤り、もしくは誤
操作などによって、運用中の他の計算機(運用計算機)
に悪影響を及ぼす虞があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
複合系計算機システムは、信頼性の向上のために、共有
メモリ装置を多重化し、その多重化した共有メモリ装置
を複数組備えていたため、システムコストか膨大になる
という問題があった。
複合系計算機システムは、信頼性の向上のために、共有
メモリ装置を多重化し、その多重化した共有メモリ装置
を複数組備えていたため、システムコストか膨大になる
という問題があった。
【0012】また、従来の複合系計算機システムでは、
当該システム内の計算機のうちの1台をソフトウェア開
発用の計算機として用いた場合、開発中のプログラムの
誤り、もしくは誤操作などによって、運用中の他の計算
機に悪影響を及ぼすという問題もあった。
当該システム内の計算機のうちの1台をソフトウェア開
発用の計算機として用いた場合、開発中のプログラムの
誤り、もしくは誤操作などによって、運用中の他の計算
機に悪影響を及ぼすという問題もあった。
【0013】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、システム内の少なくとも1台の計算機に
おいて、共有メモリ装置を用いずに、その代替メモリと
して主記憶装置の一部領域を用いて複合系管理機能が実
現できる複合系計算機システムを提供することにある。
でその目的は、システム内の少なくとも1台の計算機に
おいて、共有メモリ装置を用いずに、その代替メモリと
して主記憶装置の一部領域を用いて複合系管理機能が実
現できる複合系計算機システムを提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、システム内のいずれ
かの計算機をソフトウェア開発用に用いても、他の運用
中の計算機に対して影響を及ぼすことなく、複合系管理
機能を用いたソフトウェアの開発および試験環境が実現
できる複合系計算機システムを提供することにある。
かの計算機をソフトウェア開発用に用いても、他の運用
中の計算機に対して影響を及ぼすことなく、複合系管理
機能を用いたソフトウェアの開発および試験環境が実現
できる複合系計算機システムを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、共有メモリ装置に障
害が発生して共有メモリ装置が使用できない状態でも、
主記憶装置を用いることで、共有メモリ装置を用いず
に、しかもアプリケーションプログラムが複合系管理機
能を使用できる状態でシステムを再立ち上げすることが
できる複合系計算機システムを提供することにある。
害が発生して共有メモリ装置が使用できない状態でも、
主記憶装置を用いることで、共有メモリ装置を用いず
に、しかもアプリケーションプログラムが複合系管理機
能を使用できる状態でシステムを再立ち上げすることが
できる複合系計算機システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、共有メモリ装
置で結合される複数の計算機の少なくとも1つに、共有
メモリ装置を使用してシステムを立ち上げるか、或いは
共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げるかの
外部指示を立ち上げモード指示として受け付ける立ち上
げモード受け付け手段と、この立ち上げモード受け付け
手段により受け付けられた立ち上げモードが設定保持さ
れる立ち上げモード保持手段と、システム立ち上げ時に
上記立ち上げモード保持手段を参照し、共有メモリ装置
を使用せずにシステムを立ち上げることを示す立ち上げ
モードが保持されているときには、上記計算機の主記憶
装置に共有メモリ装置の代替用の共有メモリ代替領域を
確保する共有メモリ代替領域確保手段と、この共有メモ
リ代替領域確保手段により主記憶装置に共有メモリ代替
領域が確保されている場合には、複合系管理機能のため
に使用する共有メモリ領域を当該共有メモリ代替領域に
配置するように動作する複合系管理機能実行手段とを設
けたことを特徴とするものである。
置で結合される複数の計算機の少なくとも1つに、共有
メモリ装置を使用してシステムを立ち上げるか、或いは
共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げるかの
外部指示を立ち上げモード指示として受け付ける立ち上
げモード受け付け手段と、この立ち上げモード受け付け
手段により受け付けられた立ち上げモードが設定保持さ
れる立ち上げモード保持手段と、システム立ち上げ時に
上記立ち上げモード保持手段を参照し、共有メモリ装置
を使用せずにシステムを立ち上げることを示す立ち上げ
モードが保持されているときには、上記計算機の主記憶
装置に共有メモリ装置の代替用の共有メモリ代替領域を
確保する共有メモリ代替領域確保手段と、この共有メモ
リ代替領域確保手段により主記憶装置に共有メモリ代替
領域が確保されている場合には、複合系管理機能のため
に使用する共有メモリ領域を当該共有メモリ代替領域に
配置するように動作する複合系管理機能実行手段とを設
けたことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】上記の構成において、システムコンソール等の
外部指示装置から複合系計算機システム内の1つの計算
機に対して、共有メモリ装置を使用してシステムを立ち
上げるか、或いは共有メモリ装置を使用せずにシステム
を立ち上げるかの指示が与えられると、その計算機内の
モード受け付け手段は例えばブートプログラムに従って
その指示を受け付けて、その指示情報を立ち上げモード
の情報として立ち上げモード保持手段(例えば主記憶装
置内に確保された特別の領域であるブートパラメータ情
報領域)に設定する。
外部指示装置から複合系計算機システム内の1つの計算
機に対して、共有メモリ装置を使用してシステムを立ち
上げるか、或いは共有メモリ装置を使用せずにシステム
を立ち上げるかの指示が与えられると、その計算機内の
モード受け付け手段は例えばブートプログラムに従って
その指示を受け付けて、その指示情報を立ち上げモード
の情報として立ち上げモード保持手段(例えば主記憶装
置内に確保された特別の領域であるブートパラメータ情
報領域)に設定する。
【0018】共有メモリ代替領域確保手段は、例えばシ
ステム初期化プログラムに従うシステム初期化時に、立
ち上げモード保持手段(ブートパラメータ情報領域)か
ら立ち上げモード(の情報)を読み出し、共有メモリ装
置を使用せずにシステムを立ち上げることを示す立ち上
げモードのときは、主記憶装置内に、共有メモリ装置の
サイズ分の空き領域を、共有メモリ装置の代替用の領域
(共有メモリ代替領域)として確保する。
ステム初期化プログラムに従うシステム初期化時に、立
ち上げモード保持手段(ブートパラメータ情報領域)か
ら立ち上げモード(の情報)を読み出し、共有メモリ装
置を使用せずにシステムを立ち上げることを示す立ち上
げモードのときは、主記憶装置内に、共有メモリ装置の
サイズ分の空き領域を、共有メモリ装置の代替用の領域
(共有メモリ代替領域)として確保する。
【0019】このような共有メモリ装置を使用しないシ
ステム立ち上げの場合、複合系管理機能実行手段は、シ
ステム立ち上げ後において、例えばオペレーティングシ
ステム(OS)に従って、複合系管理機能のために使用
する共有メモリ領域を上記確保されている共有メモリ代
替領域に配置するように動作する。
ステム立ち上げの場合、複合系管理機能実行手段は、シ
ステム立ち上げ後において、例えばオペレーティングシ
ステム(OS)に従って、複合系管理機能のために使用
する共有メモリ領域を上記確保されている共有メモリ代
替領域に配置するように動作する。
【0020】以上により、共有メモリ装置を用いて複数
の計算機を結合した複合系計算機システムにおいて、上
記複数の計算機の少なくとも1つを、その計算機内の主
記憶装置の一部領域を共有メモリ装置の代替メモリとし
て用いて立ち上げることが可能となり、共有メモリ装置
を用いずに複合系管理機能を実現することができる。
の計算機を結合した複合系計算機システムにおいて、上
記複数の計算機の少なくとも1つを、その計算機内の主
記憶装置の一部領域を共有メモリ装置の代替メモリとし
て用いて立ち上げることが可能となり、共有メモリ装置
を用いずに複合系管理機能を実現することができる。
【0021】したがって、システムの機能拡張などによ
り新しいプログラムを開発しテストする場合において、
その開発用に用いる計算機を、その計算機内の主記憶装
置の一部領域を共有メモリ装置の代替メモリとして用い
て立ち上げることにより、システムの運用(運用中の他
の計算機)に影響を与えずに、当該開発用計算機にて新
しいソフトウェアの開発及び試験を行うことができる。
り新しいプログラムを開発しテストする場合において、
その開発用に用いる計算機を、その計算機内の主記憶装
置の一部領域を共有メモリ装置の代替メモリとして用い
て立ち上げることにより、システムの運用(運用中の他
の計算機)に影響を与えずに、当該開発用計算機にて新
しいソフトウェアの開発及び試験を行うことができる。
【0022】また、共有メモリ装置に障害が発生した場
合でも、少なくとも1つの計算機においては、その計算
機内の主記憶装置の一部領域を共有メモリ装置の代替メ
モリとして用いてシステムを再立ち上げすることによ
り、複数の計算機での運用は不可能ではあるものの、最
悪でも1台の計算機でのシステムの運用が可能となる。
合でも、少なくとも1つの計算機においては、その計算
機内の主記憶装置の一部領域を共有メモリ装置の代替メ
モリとして用いてシステムを再立ち上げすることによ
り、複数の計算機での運用は不可能ではあるものの、最
悪でも1台の計算機でのシステムの運用が可能となる。
【0023】また、共有メモリ装置を用いずに複合系管
理機能を実現できることから、共有メモリ装置を用いな
いという理由でアプリケーションプログラムを変更する
ことは一切必要としない。しかも、仮想記憶制御方式の
計算機では、共有メモリ装置も仮想アドレス空間にマッ
ピングされて使用されるために、その仮想アドレス空間
(共有メモリ用仮想アドレス空間)に、共有メモリ装置
(の物理アドレス空間)ではなくて、共有メモリ代替領
域として主記憶装置内に確保された(共有メモリ装置の
サイズ分の)空き領域(の物理アドレス空間)をマッピ
ングするだけで、即ち共有メモリ用仮想アドレス空間の
仮想アドレスに対応する物理アドレスを当該主記憶内領
域(共有メモリ代替領域)の物理アドレスに変更するだ
けで、共有メモリ装置に代えて、主記憶内の共有メモリ
代替領域を使用したシステム立ち上げに簡単に切り替え
ることが可能となる。また、共有メモリ装置を使用した
システム立ち上げに切り替える場合も、同様の理由によ
り簡単に行える。
理機能を実現できることから、共有メモリ装置を用いな
いという理由でアプリケーションプログラムを変更する
ことは一切必要としない。しかも、仮想記憶制御方式の
計算機では、共有メモリ装置も仮想アドレス空間にマッ
ピングされて使用されるために、その仮想アドレス空間
(共有メモリ用仮想アドレス空間)に、共有メモリ装置
(の物理アドレス空間)ではなくて、共有メモリ代替領
域として主記憶装置内に確保された(共有メモリ装置の
サイズ分の)空き領域(の物理アドレス空間)をマッピ
ングするだけで、即ち共有メモリ用仮想アドレス空間の
仮想アドレスに対応する物理アドレスを当該主記憶内領
域(共有メモリ代替領域)の物理アドレスに変更するだ
けで、共有メモリ装置に代えて、主記憶内の共有メモリ
代替領域を使用したシステム立ち上げに簡単に切り替え
ることが可能となる。また、共有メモリ装置を使用した
システム立ち上げに切り替える場合も、同様の理由によ
り簡単に行える。
【0024】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る密結合複合系
計算機システムの構成を示すブロック図である。同図に
おいて、1は共有メモリ装置、2-1,2-2,2-3は共有
メモリ装置1により結合される仮想記憶制御方式の計算
機、3は各計算機2-1〜2-3毎に運用形態を設定するた
めのシステムコンソールである。共有メモリ装置1は、
多重化されているものとする。
計算機システムの構成を示すブロック図である。同図に
おいて、1は共有メモリ装置、2-1,2-2,2-3は共有
メモリ装置1により結合される仮想記憶制御方式の計算
機、3は各計算機2-1〜2-3毎に運用形態を設定するた
めのシステムコンソールである。共有メモリ装置1は、
多重化されているものとする。
【0025】計算機2-1は、CPU21、主記憶装置2
2、外部記憶装置23、インタフェース(IF)24,
25,26及びシステムバス27を備えている。CPU
21は計算機2-1の制御中枢をなすものである。CPU
21は、ブートプログラムが予め格納されているROM
21aを内蔵している。
2、外部記憶装置23、インタフェース(IF)24,
25,26及びシステムバス27を備えている。CPU
21は計算機2-1の制御中枢をなすものである。CPU
21は、ブートプログラムが予め格納されているROM
21aを内蔵している。
【0026】主記憶装置22は、ブートプログラム22
a、システム初期化プログラム(INZプログラム)2
2b、OS(オペレーティングシステム)22c、アプ
リケーションプログラム(図示せず)等の各種プログラ
ム、及びデータ等を記憶しておくためのものである。こ
の主記憶装置22には、システム初期化プログラム22
bに対しての後述する立ち上げモード(の情報)を記憶
するためのブートパラメータ情報領域22dが確保され
る。また、主記憶装置22の一部領域は、システムコン
ソール3などの外部指示装置から共有メモリ装置1を使
用せずにシステムを立ち上げることが指示された場合に
は、共有メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領
域)として割り当てられるようになっている。
a、システム初期化プログラム(INZプログラム)2
2b、OS(オペレーティングシステム)22c、アプ
リケーションプログラム(図示せず)等の各種プログラ
ム、及びデータ等を記憶しておくためのものである。こ
の主記憶装置22には、システム初期化プログラム22
bに対しての後述する立ち上げモード(の情報)を記憶
するためのブートパラメータ情報領域22dが確保され
る。また、主記憶装置22の一部領域は、システムコン
ソール3などの外部指示装置から共有メモリ装置1を使
用せずにシステムを立ち上げることが指示された場合に
は、共有メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領
域)として割り当てられるようになっている。
【0027】外部記憶装置23は、主記憶装置22に記
憶されるシステム初期化プログラム22b及びOS22
c等の各種プログラムやデータ等を保存しておくための
ものである。
憶されるシステム初期化プログラム22b及びOS22
c等の各種プログラムやデータ等を保存しておくための
ものである。
【0028】インタフェース(IF)24は計算機2-1
を共有メモリ装置1に接続するためのインタフェース
(共有メモリインタフェース)をなし、インタフェース
(IF)25はシステムコンソール3との接続インタフ
ェースをなし、インタフェース(IF)26はサービス
プロセッサ4との接続インタフェースをなす。サービス
プロセッサ4は、外部指示装置としての独立した小計算
機である。
を共有メモリ装置1に接続するためのインタフェース
(共有メモリインタフェース)をなし、インタフェース
(IF)25はシステムコンソール3との接続インタフ
ェースをなし、インタフェース(IF)26はサービス
プロセッサ4との接続インタフェースをなす。サービス
プロセッサ4は、外部指示装置としての独立した小計算
機である。
【0029】システムバス27は、CPU21、外部記
憶装置23及びインタフェース24〜26等を相互接続
するためのものである。なお、図1では、計算機2-2,
2-3の内部構成は省略されているが、計算機2-1と同様
の構成を備えているものとする。
憶装置23及びインタフェース24〜26等を相互接続
するためのものである。なお、図1では、計算機2-2,
2-3の内部構成は省略されているが、計算機2-1と同様
の構成を備えているものとする。
【0030】図2は、計算機2-1における仮想アドレス
空間と物理アドレス空間の関係を示す。まず、仮想アド
レス空間210は、共有メモリ装置1及び主記憶装置2
2などの領域の物理アドレスと対応付けられる。共有メ
モリ装置1及び主記憶装置22の各領域は、所定の物理
アドレスが割り当てられた物理アドレス空間220内の
それぞれ共有メモリ物理アドレス空間221及び主記憶
物理アドレス空間222をなしている。共有メモリ装置
1及び主記憶装置22の領域は、その物理アドレスによ
り指定される。
空間と物理アドレス空間の関係を示す。まず、仮想アド
レス空間210は、共有メモリ装置1及び主記憶装置2
2などの領域の物理アドレスと対応付けられる。共有メ
モリ装置1及び主記憶装置22の各領域は、所定の物理
アドレスが割り当てられた物理アドレス空間220内の
それぞれ共有メモリ物理アドレス空間221及び主記憶
物理アドレス空間222をなしている。共有メモリ装置
1及び主記憶装置22の領域は、その物理アドレスによ
り指定される。
【0031】仮想アドレス空間210には、共有メモリ
アクセス用のアドレス空間(共有メモリ用仮想アドレス
空間211が確保されている。この共有メモリ用仮想ア
ドレス空間211は、通常は図2中の符号Aで示すよう
に共有メモリ物理アドレス空間(共有メモリ装置1の物
理アドレス空間)221と対応付けられている。この場
合、共有メモリ用仮想アドレス空間211内(の仮想ア
ドレス)をアクセスすることで、共有メモリ装置1をア
クセスできることになる。また、本実施例では、この共
有メモリ用仮想アドレス空間211に、主記憶物理アド
レス空間222の一部領域を図2中の符号Bで示すよう
に対応付けることにより、その領域を共有メモリ装置1
の代替領域(共有メモリ代替領域)223として使用す
ることができるようにしている。
アクセス用のアドレス空間(共有メモリ用仮想アドレス
空間211が確保されている。この共有メモリ用仮想ア
ドレス空間211は、通常は図2中の符号Aで示すよう
に共有メモリ物理アドレス空間(共有メモリ装置1の物
理アドレス空間)221と対応付けられている。この場
合、共有メモリ用仮想アドレス空間211内(の仮想ア
ドレス)をアクセスすることで、共有メモリ装置1をア
クセスできることになる。また、本実施例では、この共
有メモリ用仮想アドレス空間211に、主記憶物理アド
レス空間222の一部領域を図2中の符号Bで示すよう
に対応付けることにより、その領域を共有メモリ装置1
の代替領域(共有メモリ代替領域)223として使用す
ることができるようにしている。
【0032】以上は、計算機2-2,2-3においても同様
である。次に、図1の構成における共有メモリアクセス
について、計算機2-1からのアクセスを例に図2を参照
して説明する。
である。次に、図1の構成における共有メモリアクセス
について、計算機2-1からのアクセスを例に図2を参照
して説明する。
【0033】まず、共有メモリ装置1は、計算機2-1内
の主記憶装置22と同様にアドレスを持ち、計算機2-1
(内のCPU21)からは、ロード/ストアといった機
械語命令レベルで直接アクセスできる。
の主記憶装置22と同様にアドレスを持ち、計算機2-1
(内のCPU21)からは、ロード/ストアといった機
械語命令レベルで直接アクセスできる。
【0034】一方、複合系の制御を行うために共有メモ
リ装置1をアクセスするには、仮想アドレスが用いられ
る。この共有メモリ装置1の仮想アドレスの領域が、図
2中の共有メモリ用仮想アドレス空間211である。
リ装置1をアクセスするには、仮想アドレスが用いられ
る。この共有メモリ装置1の仮想アドレスの領域が、図
2中の共有メモリ用仮想アドレス空間211である。
【0035】この共有メモリ用仮想アドレス空間211
には、通常は、図2において符号Aで示すように、共有
メモリ装置1の物理アドレス空間(共有メモリ物理アド
レス空間)221が関係付けられ(これをマッピングと
称する)る。
には、通常は、図2において符号Aで示すように、共有
メモリ装置1の物理アドレス空間(共有メモリ物理アド
レス空間)221が関係付けられ(これをマッピングと
称する)る。
【0036】したがって、共有メモリ用仮想アドレス空
間211に対してメモリ書き込み或いは読み出しを行う
ことで、当該仮想アドレス空間211にマッピングされ
ている共有メモリ装置1の領域への書き込みまたは読み
出しが行える。
間211に対してメモリ書き込み或いは読み出しを行う
ことで、当該仮想アドレス空間211にマッピングされ
ている共有メモリ装置1の領域への書き込みまたは読み
出しが行える。
【0037】本実施例では、この点を利用し、主記憶装
置22の一部領域、即ち主記憶物理アドレス空間222
の一部領域を、図2において符号Bで示すように、共有
メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領域)223
として共有メモリ用仮想アドレス空間211にマッピン
グさせることで、後述するように共有メモリ装置1を使
用せずに複合系の制御を可能としている。
置22の一部領域、即ち主記憶物理アドレス空間222
の一部領域を、図2において符号Bで示すように、共有
メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領域)223
として共有メモリ用仮想アドレス空間211にマッピン
グさせることで、後述するように共有メモリ装置1を使
用せずに複合系の制御を可能としている。
【0038】次に、図1の構成におけるシステム立ち上
げ動作について、新しいソフトウェアの開発及び試験な
どを行う場合、もしくは共有メモリ装置1に障害が発生
してシステムの立ち上げが不可能になった場合に行われ
る、複合系計算機システム内の特定計算機の立ち上げ動
作を例に、当該特定計算機が計算機2-1であるものとし
て、図3及び図4を参照して説明する。なお、図3はシ
ステム立ち上げ時のプログラム相互の関係を示す図、図
4はシステム立ち上げ時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
げ動作について、新しいソフトウェアの開発及び試験な
どを行う場合、もしくは共有メモリ装置1に障害が発生
してシステムの立ち上げが不可能になった場合に行われ
る、複合系計算機システム内の特定計算機の立ち上げ動
作を例に、当該特定計算機が計算機2-1であるものとし
て、図3及び図4を参照して説明する。なお、図3はシ
ステム立ち上げ時のプログラム相互の関係を示す図、図
4はシステム立ち上げ時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【0039】まず、計算機2-1のシステム立ち上げを行
う際には、システムコンソール3またはサービスプロセ
ッサ4などの外部指示装置から、計算機2-1に対してブ
ート要求(のためのコマンド)を入力する。
う際には、システムコンソール3またはサービスプロセ
ッサ4などの外部指示装置から、計算機2-1に対してブ
ート要求(のためのコマンド)を入力する。
【0040】すると計算機2-1内のCPU21は、図示
せぬイニシャル・プログラム・ローダ(IPL)により
ROM21aから主記憶装置22にブートプログラム2
2aをロードする。これによりCPU21はブートプロ
グラム22aに従う動作が可能となり、システム立ち上
げの指示の受け付け可能状態となる。
せぬイニシャル・プログラム・ローダ(IPL)により
ROM21aから主記憶装置22にブートプログラム2
2aをロードする。これによりCPU21はブートプロ
グラム22aに従う動作が可能となり、システム立ち上
げの指示の受け付け可能状態となる。
【0041】本実施例において、システム立ち上げの指
示は、図3に示すように、システムコンソール3または
サービスプロセッサ4(などの外部指示装置)から立ち
上げモードとして与えられるようになっている。この立
ち上げモードには、計算機2-1を共有メモリ装置1を使
用して立ち上げることを指示する通常立ち上げモード
(第1の立ち上げモード)と、主記憶装置22の一部を
共有メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領域22
3)として用いてシステムを立ち上げることを指示する
代替立ち上げモード(第2の立ち上げモード)とがあ
る。
示は、図3に示すように、システムコンソール3または
サービスプロセッサ4(などの外部指示装置)から立ち
上げモードとして与えられるようになっている。この立
ち上げモードには、計算機2-1を共有メモリ装置1を使
用して立ち上げることを指示する通常立ち上げモード
(第1の立ち上げモード)と、主記憶装置22の一部を
共有メモリ装置1の代替領域(共有メモリ代替領域22
3)として用いてシステムを立ち上げることを指示する
代替立ち上げモード(第2の立ち上げモード)とがあ
る。
【0042】さて、主記憶装置22にブートプログラム
22aがロードされた状態で、システムコンソール3ま
たはサービスプロセッサ4(などの外部指示装置)によ
り計算機2-1に対する立ち上げモードが指示されると、
計算機2-1内のCPU21は、ブートプログラム22a
に従ってその指示を読み取って、システム初期化プログ
ラム(INZプログラム)22bに受け渡す立ち上げモ
ードの指示情報を作成し、主記憶装置22内のブートパ
ラメータ情報領域22dに格納する(ステップS1)。
22aがロードされた状態で、システムコンソール3ま
たはサービスプロセッサ4(などの外部指示装置)によ
り計算機2-1に対する立ち上げモードが指示されると、
計算機2-1内のCPU21は、ブートプログラム22a
に従ってその指示を読み取って、システム初期化プログ
ラム(INZプログラム)22bに受け渡す立ち上げモ
ードの指示情報を作成し、主記憶装置22内のブートパ
ラメータ情報領域22dに格納する(ステップS1)。
【0043】また、CPU21は、ブートプログラム2
2aに従って、外部記憶装置23から主記憶装置22に
システム初期化プログラム22bをロードして、当該プ
ログラム22bを起動する。また、CPU21は、外部
記憶装置23から主記憶装置22にOS(オペレーティ
ングシステム)22cもロードする。
2aに従って、外部記憶装置23から主記憶装置22に
システム初期化プログラム22bをロードして、当該プ
ログラム22bを起動する。また、CPU21は、外部
記憶装置23から主記憶装置22にOS(オペレーティ
ングシステム)22cもロードする。
【0044】CPU21は、主記憶装置22にロードし
たシステム初期化プログラム22bに従って、主記憶装
置22内のブートパラメータ情報領域22dから、立ち
上げモード(の指示情報)を読み出す(ステップS
2)。
たシステム初期化プログラム22bに従って、主記憶装
置22内のブートパラメータ情報領域22dから、立ち
上げモード(の指示情報)を読み出す(ステップS
2)。
【0045】次にCPU21は、読み出した立ち上げモ
ードが、計算機2-1を共有メモリ装置1を使用して立ち
上げることを指示している(通常立ち上げモードであ
る)か、共有メモリ装置1を使用せずに(主記憶装置2
2の一部を共有メモリ装置1の代替として使用して)立
ち上げることを指示している(代替立ち上げモードであ
る)かを判定する(ステップS3)。
ードが、計算機2-1を共有メモリ装置1を使用して立ち
上げることを指示している(通常立ち上げモードであ
る)か、共有メモリ装置1を使用せずに(主記憶装置2
2の一部を共有メモリ装置1の代替として使用して)立
ち上げることを指示している(代替立ち上げモードであ
る)かを判定する(ステップS3)。
【0046】主記憶装置22は、共有メモリ装置1を使
用してシステムを立ち上げる指示(通常立ち上げ指示)
の場合には、図2に示した共有メモリ用仮想アドレス空
間211に、同図において符号Aで示したように、共有
メモリ装置1の物理アドレス空間(共有メモリ物理アド
レス空間)221をマッピングする(ステップS4)。
用してシステムを立ち上げる指示(通常立ち上げ指示)
の場合には、図2に示した共有メモリ用仮想アドレス空
間211に、同図において符号Aで示したように、共有
メモリ装置1の物理アドレス空間(共有メモリ物理アド
レス空間)221をマッピングする(ステップS4)。
【0047】これに対し、共有メモリ装置1を使用しな
いでシステムを立ち上げる指示(代替立ち上げ指示)の
場合には、CPU21は、図2に示したように、主記憶
装置22の主記憶物理アドレス空間222内に、共有メ
モリ装置1の代替用に使用する空き領域を共有メモリ代
替領域223として確保する(ステップS5)。本実施
例において、主記憶物理アドレス空間222の先頭側領
域は、予め固定的に割り当てが決まっている。そこで、
ステップS5では、主記憶物理アドレス空間222の最
後尾から共有メモリ装置1のサイズ分だけが、共有メモ
リ代替領域223として確保される。これにより、連続
した物理アドレス空間を確保することが可能となる。
いでシステムを立ち上げる指示(代替立ち上げ指示)の
場合には、CPU21は、図2に示したように、主記憶
装置22の主記憶物理アドレス空間222内に、共有メ
モリ装置1の代替用に使用する空き領域を共有メモリ代
替領域223として確保する(ステップS5)。本実施
例において、主記憶物理アドレス空間222の先頭側領
域は、予め固定的に割り当てが決まっている。そこで、
ステップS5では、主記憶物理アドレス空間222の最
後尾から共有メモリ装置1のサイズ分だけが、共有メモ
リ代替領域223として確保される。これにより、連続
した物理アドレス空間を確保することが可能となる。
【0048】CPU21は、主記憶装置22の主記憶物
理アドレス空間222内に共有メモリ代替領域223を
確保すると、共有メモリ用仮想アドレス空間211に、
図2において符号Bで示したように、その確保した共有
メモリ代替領域223の物理アドレス空間をマッピング
する(ステップS6)。このステップS6でのマッピン
グは、OS22cにて管理される仮想アドレスに対する
物理アドレス(物理メモリアドレス)の関係(を示す例
えばアドレス変換テーブル)を変更することにより実現
される。
理アドレス空間222内に共有メモリ代替領域223を
確保すると、共有メモリ用仮想アドレス空間211に、
図2において符号Bで示したように、その確保した共有
メモリ代替領域223の物理アドレス空間をマッピング
する(ステップS6)。このステップS6でのマッピン
グは、OS22cにて管理される仮想アドレスに対する
物理アドレス(物理メモリアドレス)の関係(を示す例
えばアドレス変換テーブル)を変更することにより実現
される。
【0049】このようにしてCPU21は、ブートパラ
メータ情報領域22dに設定された立ち上げモードが通
常立ち上げモードの場合には、システム初期化プログラ
ム22bに従ってステップS2〜S4を実行すること
で、共有メモリ装置1を使用してのシステム立ち上げを
可能とする。また、ブートパラメータ情報領域22dに
設定された立ち上げモードが代替立ち上げモードの場合
には、CPU21は、システム初期化プログラム22b
に従ってステップS2,S5,S6を実行することで、
共有メモリ装置1の一部(が割り当てられた共有メモリ
代替領域223)を使用してのシステム立ち上げを可能
とする。
メータ情報領域22dに設定された立ち上げモードが通
常立ち上げモードの場合には、システム初期化プログラ
ム22bに従ってステップS2〜S4を実行すること
で、共有メモリ装置1を使用してのシステム立ち上げを
可能とする。また、ブートパラメータ情報領域22dに
設定された立ち上げモードが代替立ち上げモードの場合
には、CPU21は、システム初期化プログラム22b
に従ってステップS2,S5,S6を実行することで、
共有メモリ装置1の一部(が割り当てられた共有メモリ
代替領域223)を使用してのシステム立ち上げを可能
とする。
【0050】システム初期化プログラム22bに従うシ
ステム立ち上げが行われると、複合系管理機能を実現す
るOS22cに制御が移る。これによりCPU21は、
システム初期化プログラム22bに従って作成された、
複合系管理で使用する共有メモリ用仮想アドレス空間2
11を用い、OS22cに従って複合系管理機能を実行
する(ステップS7)。このステップS7では、先のス
テップS4またはステップS6でのマッピング内容を反
映した(OS22cで管理される)仮想アドレスに対す
る物理アドレスの関係に従って、共有メモリ用仮想アド
レス空間211内を指す仮想アドレスが、通常立ち上げ
モードのときは共有メモリ装置1の物理アドレス空間
(共有メモリ物理アドレス空間)221内の物理アドレ
スに変換され、代替立ち上げモードのときは主記憶装置
22(の主記憶物理アドレス空間222)の一部に確保
された共有メモリ代替領域223(の物理アドレス空
間)内の物理アドレスに変換されて、共有メモリ装置
1、または主記憶装置22の共有メモリ代替領域223
がアクセスされる。
ステム立ち上げが行われると、複合系管理機能を実現す
るOS22cに制御が移る。これによりCPU21は、
システム初期化プログラム22bに従って作成された、
複合系管理で使用する共有メモリ用仮想アドレス空間2
11を用い、OS22cに従って複合系管理機能を実行
する(ステップS7)。このステップS7では、先のス
テップS4またはステップS6でのマッピング内容を反
映した(OS22cで管理される)仮想アドレスに対す
る物理アドレスの関係に従って、共有メモリ用仮想アド
レス空間211内を指す仮想アドレスが、通常立ち上げ
モードのときは共有メモリ装置1の物理アドレス空間
(共有メモリ物理アドレス空間)221内の物理アドレ
スに変換され、代替立ち上げモードのときは主記憶装置
22(の主記憶物理アドレス空間222)の一部に確保
された共有メモリ代替領域223(の物理アドレス空
間)内の物理アドレスに変換されて、共有メモリ装置
1、または主記憶装置22の共有メモリ代替領域223
がアクセスされる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、シ
ステム内の少なくとも1台の計算機において、共有メモ
リ装置を用いずに、その代替メモリとして主記憶装置の
一部領域を用いて複合系管理機能が実現できる。
ステム内の少なくとも1台の計算機において、共有メモ
リ装置を用いずに、その代替メモリとして主記憶装置の
一部領域を用いて複合系管理機能が実現できる。
【0052】また本発明によれば、システム内のいずれ
かの計算機をソフトウェア開発用に用いても、他の運用
中の計算機に対して影響を及ぼすことなく、複合系管理
機能を用いたソフトウェアの開発および試験環境が提供
できる。
かの計算機をソフトウェア開発用に用いても、他の運用
中の計算機に対して影響を及ぼすことなく、複合系管理
機能を用いたソフトウェアの開発および試験環境が提供
できる。
【0053】また、本発明によれば、共有メモリ装置に
障害が発生して共有メモリ装置が使用できない状態で
も、主記憶装置を用いることで、共有メモリ装置を用い
ずに、且つアプリケーションプログラムが複合系管理機
能を使用できる状態でシステムを再立ち上げすることが
できる。
障害が発生して共有メモリ装置が使用できない状態で
も、主記憶装置を用いることで、共有メモリ装置を用い
ずに、且つアプリケーションプログラムが複合系管理機
能を使用できる状態でシステムを再立ち上げすることが
できる。
【図1】本発明の一実施例に係る複合系計算機システム
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】図1中の計算機2-1における仮想アドレス空間
と物理アドレス空間の関係を示す図。
と物理アドレス空間の関係を示す図。
【図3】同実施例におけるシステム立ち上げ時のプログ
ラム相互の関係を示す図。
ラム相互の関係を示す図。
【図4】同実施例におけるシステム立ち上げ時の動作を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図5】一般的な複合系計算機システムのシステム構成
図。
図。
1…共有メモリ装置、2-1〜2-3…計算機、3…システ
ムコンソール(外部指示装置)、4…サービスプロセッ
サ(外部指示装置)、21…CPU(立ち上げモード受
け付け手段、共有メモリ代替領域確保手段、複合系管理
機能実行手段、マッピング手段)、22…主記憶装置、
23…外部記憶装置、24〜26…インタフェース(I
F)、27…システムバス、21a…ROM、22a…
ブートプログラム(立ち上げモード受け付け手段、22
b…システム初期化プログラム(INZプログラム、共
有メモリ代替領域確保手段、マッピング手段)、22c
…OS(オペレーティングシステム、複合系管理機能実
行手段)、22d…ブートパラメータ情報領域(立ち上
げモード保持手段)、210…仮想アドレス空間、21
1…共有メモリ用仮想アドレス空間、220…物理アド
レス空間、221…共有メモリ物理アドレス空間、22
2…主記憶物理アドレス空間、223…共有メモリ代替
領域。
ムコンソール(外部指示装置)、4…サービスプロセッ
サ(外部指示装置)、21…CPU(立ち上げモード受
け付け手段、共有メモリ代替領域確保手段、複合系管理
機能実行手段、マッピング手段)、22…主記憶装置、
23…外部記憶装置、24〜26…インタフェース(I
F)、27…システムバス、21a…ROM、22a…
ブートプログラム(立ち上げモード受け付け手段、22
b…システム初期化プログラム(INZプログラム、共
有メモリ代替領域確保手段、マッピング手段)、22c
…OS(オペレーティングシステム、複合系管理機能実
行手段)、22d…ブートパラメータ情報領域(立ち上
げモード保持手段)、210…仮想アドレス空間、21
1…共有メモリ用仮想アドレス空間、220…物理アド
レス空間、221…共有メモリ物理アドレス空間、22
2…主記憶物理アドレス空間、223…共有メモリ代替
領域。
Claims (5)
- 【請求項1】 共有メモリ装置と、この共有メモリ装置
で結合され、主記憶装置を有する複数の計算機とを備え
た複合系計算機システムにおいて、 前記複数の計算機の少なくとも1つに、 前記共有メモリ装置を使用してシステムを立ち上げる
か、或いは前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを
立ち上げるかの外部指示を立ち上げモード指示として受
け付ける立ち上げモード受け付け手段と、 この立ち上げモード受け付け手段により受け付けられた
立ち上げモードが設定保持される立ち上げモード保持手
段と、 システム立ち上げ時に前記立ち上げモード保持手段を参
照し、前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち
上げることを示す立ち上げモードが保持されているとき
には、前記計算機の主記憶装置に前記共有メモリ装置の
代替用の共有メモリ代替領域を確保する共有メモリ代替
領域確保手段と、 この共有メモリ代替領域確保手段により前記主記憶装置
に共有メモリ代替領域が確保されている場合には、複合
系管理機能のために使用する共有メモリ領域を当該共有
メモリ代替領域に配置するように動作する複合系管理機
能実行手段とを具備することを特徴とする複合系計算機
システム。 - 【請求項2】 共有メモリ装置と、この共有メモリ装置
で結合され、主記憶装置を有する複数の仮想記憶制御方
式の計算機とを備えた複合系計算機システムにおいて、 前記複数の計算機の少なくとも1つに、 前記共有メモリ装置を使用してシステムを立ち上げる
か、或いは前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを
立ち上げるかの外部指示を立ち上げモード指示として受
け付ける立ち上げモード受け付け手段と、 この立ち上げモード受け付け手段により受け付けられた
立ち上げモードが設定保持される立ち上げモード保持手
段と、 システム立ち上げ時に前記立ち上げモード保持手段を参
照し、前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち
上げることを示す立ち上げモードが保持されているとき
には、前記計算機の主記憶装置に前記共有メモリ装置の
代替用の共有メモリ代替領域を確保する共有メモリ代替
領域確保手段と、 この共有メモリ代替領域確保手段により前記主記憶内に
共有メモリ代替領域が確保されている場合には、複合系
管理機能のために使用する共有メモリ用の仮想アドレス
空間に、前記確保されている共有メモリ代替領域の物理
アドレス空間をマッピングするマッピング手段と、 前記共有メモリ代替領域確保手段により前記主記憶内に
共有メモリ代替領域が確保されている場合には、前記共
有メモリ用仮想アドレス空間を用いて、当該仮想アドレ
ス空間にマッピングされた前記共有メモリ代替領域の物
理アドレス空間をアクセスすることで、複合系管理機能
を実行する複合系管理機能実行手段とを具備することを
特徴とする複合系計算機システム。 - 【請求項3】 共有メモリ装置と、この共有メモリ装置
で結合され、主記憶装置を有する複数の計算機とを備え
た複合系計算機システムに適用される共有メモリ代替方
法であって、 前記複数の計算機の少なくとも1つにおいて、前記共有
メモリ装置を使用してシステムを立ち上げるか、或いは
前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
かの外部指示を立ち上げモード指示として受け付け、 前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
ことを示す立ち上げモードが指示された場合には、シス
テム立ち上げ時に前記計算機の主記憶装置に前記共有メ
モリ装置の代替用の共有メモリ代替領域を確保した後、 この確保した共有メモリ代替領域に、複合系管理機能の
ために使用する共有メモリ領域を配置するように動作す
ることを特徴とする複合系計算機システムに適用される
共有メモリ代替方法。 - 【請求項4】 共有メモリ装置と、この共有メモリ装置
で結合され、主記憶装置を有する複数の計算機とを備え
た複合系計算機システムに適用される共有メモリ代替方
法であって、 前記複数の計算機の少なくとも1つにおいて、前記共有
メモリ装置を使用してシステムを立ち上げるか、或いは
前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
かの外部指示をブートプログラムに従って立ち上げモー
ド指示として受け付け、 前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
ことを示す立ち上げモードが指示された場合には、シス
テム初期化プログラムに従うシステム立ち上げ時に前記
計算機の主記憶装置に前記共有メモリ装置の代替用の共
有メモリ代替領域を確保した後、 この確保した共有メモリ代替領域に、複合系管理機能の
ために使用する共有メモリ領域をオペレーティングシス
テムに従って配置するように動作することを特徴とする
複合系計算機システムに適用される共有メモリ代替方
法。 - 【請求項5】 共有メモリ装置と、この共有メモリ装置
で結合され、主記憶装置を有する複数の仮想記憶制御方
式の計算機とを備えた複合系計算機システムに適用され
る共有メモリ代替方法であって、 前記複数の計算機の少なくとも1つにおいて、前記共有
メモリ装置を使用してシステムを立ち上げるか、或いは
前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
かの外部指示を立ち上げモード指示として受け付け、 前記共有メモリ装置を使用せずにシステムを立ち上げる
ことを示す立ち上げモードが指示された場合には、シス
テム立ち上げ時に前記計算機の主記憶装置に前記共有メ
モリ装置の代替用の共有メモリ代替領域を確保した後、 複合系管理機能のために使用する共有メモリ用の仮想ア
ドレス空間に、前記確保した共有メモリ代替領域の物理
アドレス空間をマッピングし、 前記共有メモリ用仮想アドレス空間を用いて、当該仮想
アドレス空間にマッピングされた前記共有メモリ代替領
域の物理アドレス空間をアクセスすることで、複合系管
理機能を実行するようにしたことを特徴とする複合系計
算機システムに適用される共有メモリ代替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250495A JPH08263446A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 複合系計算機システム及び同システムに適用される共有メモリ代替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250495A JPH08263446A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 複合系計算機システム及び同システムに適用される共有メモリ代替方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08263446A true JPH08263446A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13202077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6250495A Pending JPH08263446A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 複合系計算機システム及び同システムに適用される共有メモリ代替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08263446A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005078455A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Sony Corp | 電子機器及びそのプログラム更新方法 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP6250495A patent/JPH08263446A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005078455A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Sony Corp | 電子機器及びそのプログラム更新方法 |
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