JPH0826344B2 - 建設機械および土木機械の作動油の微細不純物除去システム - Google Patents
建設機械および土木機械の作動油の微細不純物除去システムInfo
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- JPH0826344B2 JPH0826344B2 JP2418339A JP41833990A JPH0826344B2 JP H0826344 B2 JPH0826344 B2 JP H0826344B2 JP 2418339 A JP2418339 A JP 2418339A JP 41833990 A JP41833990 A JP 41833990A JP H0826344 B2 JPH0826344 B2 JP H0826344B2
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Description
輸送機械等の各種作動機器の作動油の微細不純物除去シ
ステムに関する。
の各種の作動機器は、その作動機構部分を作動するため
に油圧システムが広く用いられている。このような油圧
システムに使用される作動油は、機器の製作段階、使用
段階において不純物が混入して汚染して来ると共に、補
給、交換のために供給される新しい作動油自体にも不純
物が混入している為、NAS等級で「8」級以下の作動
油を常に各作動機構部分に供給することは困難であっ
た。
粉、微細な土砂や水或は空気中に存在するごみ、ほこり
等であり、一般に1ミクロン以上の粒径を有し、なかに
は100ミクロン以上の粒径を有するものもある。一
方、作動油を制御する各種開閉弁の弁体と弁座面は通常
0.1ミクロン程度の精度に仕上げられている。このた
め、剛体の不純物が弁体と弁座との間に噛み込まれた場
合、最早開閉弁は正確な開弁状態を得ることは出来ず、
油漏れを招来するために、作動機器は作動不良となった
り、或いは出力低下をもたらしていた。
過手段は設けられているが、50〜100ミクロン程度
の不純物を除去し得るにすぎず、しかも充分な濾過容量
並びに濾過精度を有していなかった為に、作動油は使用
に伴って汚染が進行し、一定期間使用後新しい作動油と
交換する必要があり、交換された作動油は廃棄処分もし
くが再生処理されていた。
ばならない程度まで作動油を使用すること自体が作動機
器の保全にとって有害であり、又、作動油の交換並びに
廃棄は貴重な資源の無駄であると共に、廃油による地球
環境の悪化をもたらすおそれもあった。
時より洗浄し切れずに残留していた金属粉、溶接スパッ
タ、切削粉や作動機器の作動に伴って作動油中に混入し
て来て作動に障害となる不純物を除去して、常に一定の
汚染度以下に作動油の清浄度を保持することにより、機
器の故障を未然に防止し、併せて作動油の交換、廃棄を
不要とせんとするものである。
に、この発明が採った手段は、建設機械および土木機械
の各作動機構部分を作動させる作動油中の微細な不純物
を除去する方法であって、各作動機構部分から作動油タ
ンクに戻る低圧の戻り油の一部を機械の運転中常時バイ
パスさせて、多数の紙を円筒状に積層し作動油を紙の積
層間隙の一端から他端に流過させて流過中に不純物を紙
の繊維に付着させて除去するようにした不純物除去エレ
メントを収納した交換自在なカートリッジ容器を備える
除去装置に流入させ、前記不純物除去エレメントに通過
させて、作動油中に含有される1ミクロン以上の微細な
不純物を除去した後、該不純物を除去された清浄油を前
記作動油タンクに戻すようにしたことを特徴とする。
部分を作動させる作動油中の微細な不純物を除去する装
置であって、各作動機構部分から作動油タンクに戻る低
圧の戻り油のラインに接続したバイパス回路と、多数の
紙を円筒状に積層し作動油を紙の積層間隙の一端から他
端に流過させて流過中に不純物を紙の繊維に付着させて
除去するようにした不純物除去エレメントを収納した交
換自在なカートリッジ容器を備える除去装置とを有し、
除去装置の入口に前記バイパス回路を接続し、除去装置
の出口を作動油タンクに接続し、作動機器の運転中常時
戻り油の一部を戻り油ラインから取り出して前記不純物
除去エレメントに通過させて、作動油中に含有される1
ミクロン以上の微細な不純物を除去するようにしたこと
を特徴とする
油の一部若しくはタンク内の作動油を取り出して不純物
除去装置に入れる。該不純物除去装置において、多数の
紙を積層した不純物除去エレメントにより、積層された
紙の層間隙を通過させて、作動油中の不純物を紙の繊維
に付着除去させる。これにより、作動油中に混入されて
くる不純物を除去し、作動油の清浄度を一定レベル以上
に維持することが出来る結果、作動油は汚染による交
換、廃棄が不要となる。このように作動油の清浄度を一
定レベル以上に維持することにより、作動油中に存在す
る不純物の数量が少なくなるため、弁と弁座の間に1ミ
クロン以上の不純物が噛み込まれて来る確率が著しく低
下し、実質的に不純物の噛み込みによる作動不良や圧力
低下をなくすことが出来る。
定レベル以上に維持することが出来るため、作動油の交
換や廃棄が不要となり、長期にわたって作動油を無交換
のまま使用することが出来ると共に、作動油の清浄度が
一定レベル以上に維持されているので、不純物が開閉弁
に噛み込まれて作動不良や出力低下を招来するおそれが
著しく減少し、実質的にそのような障害を惹起すること
なく作動機器を作動することが可能となる。
い実施例を説明する。図1はこの発明に係る作動油の微
細不純物除去システムの原理を示し、図において、
(1)は作動油タンク、(2)は作動機器の各作動機構
部分であり、作動油はタンク(1)からポンプ(3)で
所定の圧力に加圧されて各作動機構部分(2)に送給さ
れ、各作動機構部分(2)を作動させた後、再びタンク
(1)に環流する。
ーパ、ブルドーザ等の建設、土木機械や飛行機、船、ロ
ケット等の輸送機器の如き種々の作動機器の回転、摺
動、揺動等の各種作動を行う作動機構部分の作動をもた
らす作動油中の微細な不純物の除去に適応可能であり、
作動機構部分(2)からタンク(1)に環流する作動油
の一部若しくはタンク(1)内の作動油を取り出して不
純物除去装置(4)で除去するようにしたことを特徴と
する。
ように、多数の紙を層状に積み重ね中心に通路(6)を
貫穿した不純物除去エレメント(5)を、円筒状の本体
ケーシング(7)内に収納してなり、本体ケーシング
(7)の側壁には、作動機構部分(2)からタンク
(1)へ環流する作動油の一部をバイパスさせるバイパ
ス通路(8)が接続され、又下面には不純物除去エレメ
ント(5)の中心の通路(6)に連通する取出パイプ
(9)が接続され、該取出パイプ(9)の他端はタンク
(1)内に連通される。不純物除去エレメント(5)
は、テイッシュペーパーの如き薄葉紙を多数層状に積み
重ねたものであり、作動油は不純物除去エレメントの周
側面から各紙の層間隙に入り込み層間隙を流過して中心
の通路(6)に流出する。層間隙を流渦中に、作動油油
中に含まれる不純物が紙の繊維に付着し、そこに取り残
される状態で除去される。かかるフィルターエレメント
(5)は、作動油中に含まれる1ミクロン以上の不純物
を除去することが可能である。
受圧板(10)が配設され、作動油の圧力に応じて不純
物除去エレメント(5)を加圧、圧縮しフィルターエレ
メントが局部的に圧潰されるのを防止する。受圧板(1
0)には好ましくはその中心に側壁に形成された汚染油
導入孔(11)より小径のエア抜き孔(12)が穿孔さ
れ、不純物除去エレメント(5)に負荷される圧力を調
整すると共に、作動油中に存在するアワ抜きを行い、不
純物除去エレメント(5)内をアワが流過しないように
する。
その上面に配置される受圧板(10)と共に、カートリ
ッジ容器(13)内に収納され、本体ケーシング(7)
から取り出し自在である。カートリッジ容器(13)は
使用前においては、上下面を密封された缶形状をなし、
上面には引き裂くことによって開口(14)を形成する
開口手段(15)が設けられ、下面には取出パイプ
(9)に連通する下面開口(16)を使用時に針等で刺
通して形成する。(17)は不純物除去エレメント
(5)の下面を支持する支持板であり、該支持板(1
7)の中心に前記通路(6)に連通する中央孔(18)
が形成されると共に、連結杆(19)が植立され、受圧
板(10)の上面に止着する抜止栓(20)により、不
純物除去エレメント(5)は受圧板(10)と支持板
(17)との間に保持される。カートリッジ容器(1
3)の下面には、濾紙(21)が定着され、本体ケーシ
ング(1)の内底面との間に介在して、初期における濾
過作用と目詰り状態となったときのパッキン作用とをは
たす。カートリッジ容器(13)内には、予め所要量の
新しい作動油や添加剤が収納されており、不純物除去エ
レメント交換時に、減少した作動油や添加剤の補給を行
うことが出来る。
切断手段により原料紙からドーナッツ状のエレメントを
作出することを特徴とした、特公昭63−7810号公
報に開示の方法によって最も簡単且適切に製造すること
が出来る。
ステムをベンディングローラに適用した具体的な回路を
示し、作動油タンク(1)には所定量の作動油が貯めら
れ、ポンプ(3)で加圧され、調圧弁(21)で約30
0Kg/cm2の圧力に調圧されつつ、ベンディングロ
ーラの各作動機構部分(2)に送られる。各作動機構部
分(2)において所要の作動を行った後、作動油はタン
ク(1)に区画形成された濾過スペース(22)に戻さ
れる。該濾過スペース(22)には、50〜100ミク
ロン程度の不純物を濾過し得る200メッシュ程度の濾
過器(23)が配設され、濾過スペース(22)に戻さ
れた作動油は該濾過器(23)で濾過された後タンク
(1)内に環流する。
弁(24)が取り付けられており、濾過スペース(2
2)内を所定の圧力に調圧していると共に、これ以上の
圧力となった場合、開弁して濾過器(23)による濾過
を行うことなく、作動油がタンク(1)内に環流するよ
うに構成される。
置(4)のバイパス通路(8)が接続され、濾過スペー
ス(22)内に戻されて来た汚染油の一部が、不純物除
去装置(4)に送られ、不純物除去エレメント(5)で
除去された後、取出パイプ(9)でタンク(1)内に直
接戻されている。
ベンディングローラの作動油について不純物の除去性能
を従来のものと対比すると表1、2に示すとおりであっ
た。
示し、表2は本発明によるものを示している。表1、2
においてNASクラスは100ミリリットル中の5ミク
ロン以上の全粒子数を、サイズ範囲に分けて表示し、最
も悪いクラスで判定した。又、ISO清浄度コードは、
1ミリリットル中の5ミクロン以上の全粒子数(A)と
1ミリリットル中の15ミクロン以上の全粒子数(B)
とを比較してA/Bで表示し清浄度を判定する。
ASクラスの判定が「6」であり、ISO清浄度コード
が「14/11」であったのに対し、約1ケ月後の第2
回測定時にはNASクラスの判定は「11」となり、I
SO清浄度コードも「19/16」と汚染度が上昇して
いた。これからして、1ケ月後の作動油は当然交換を必
要としている。しかしながら、この測定は1ケ月後に行
われたにすぎないものであり、第1回から第2回の測定
までの間の汚染度の進行程度は不明である。第1回測定
時から1週間後に既にこの汚染レベルに達していた可能
性もある。もしそうならば、1ケ月後ではなく1週間後
に作動油交換を要したものであり、交換しないまま作動
油が使用されていたことを意味している。
れた作動油は、第1回測定時(これは新油の規格であ
る)に、NASクラスが「8」であり、ISO清浄度コ
ードが「16/12」であったのに対し、約1週間後の
第2回測定時ではNASクラスが「5」、ISO清浄度
コードが「13/11」と清浄度が向上していることが
判明した。又、更に約10日後の第3回測定ではNAS
クラスが「5」、ISO清浄度コードが「13/10」
を示し、使用にもかかわらず、第2回測定時の清浄度が
維持されていた。又、この本件発明に係る作動油の通常
分析結果は表3に示すとおりであり、性状中、不純物の
大小を代表する残留炭素や灰分以外はほとんど変化が見
られず、残留炭素及び灰分は減少していることが認めら
れた。
不純物除去システムを構成する不純物除去エレメント
(5)は直径160mm、高さ230mmの円筒形状を
有し、積層された紙は約3300枚であった。作動油タ
ンク(1)の基準面油量は123リットルであり、機械
全体で233リットルの油量が流動している。ポンプ
(3)の吐出圧力は300kg/cm2、戻り油の油圧
は1.5Kg/cm2、不純物除去装置の本体ケーシン
グ(7)内の入側圧力は0.8kg/cm2であり、1
時間当たり60℃の作動油を70リットル処理すること
が出来る。したがって、1日8時間ベンディングローラ
を稼働すると、約560リットルの作動油が不純物除去
エレメント(5)を通過し、機械全体を流れる作動油は
2回転以上処理されることとなる。
より、パワーショベルの作動油を処理したところ、表4
にみられる如き結果を得ることが出来た。
間の経過と共に清浄度が向上していることが理解出来
る。
器の縦断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 建設機械および土木機械の各作動機構部
分を作動させる作動油中の微細な不純物を除去する方法
であって、各作動機構部分から作動油タンクに戻る低圧
の戻り油の一部を機械の運転中常時バイパスさせて、多
数の紙を円筒状に積層し作動油を紙の積層間隙の一端か
ら他端に流過させて流過中に不純物を紙の繊維に付着さ
せて除去するようにした不純物除去エレメントを収納し
た交換自在なカートリッジ容器を備える除去装置に流入
させ、前記不純物除去エレメントに通過させて、作動油
中に含有される1ミクロン以上の微細な不純物を除去し
た後、該不純物を除去された清浄油を前記作動油タンク
に戻すようにしたことを特徴とする建設機械および土木
機械の作動油の微細不純物除去方法。 - 【請求項2】 建設機械および土木機械の各作動機構部
分を作動させる作動油中の微細な不純物を除去する装置
であって、各作動機構部分から作動油タンクに戻る低圧
の戻り油のラインに接続したバイパス回路と、多数の紙
を円筒状に積層し作動油を紙の積層間隙の一端から他端
に流過させて流過中に不純物を紙の繊維に付着させて除
去するようにした不純物除去エレメントを収納した交換
自在なカートリッジ容器を備える除去装置とを有し、除
去装置の入口に前記バイパス回路を接続し、除去装置の
出口を作動油タンクに接続し、作動機器の運転中常時戻
り油の一部を戻り油ラインから取り出して前記不純物除
去エレメントに通過させて、作動油中に含有される1ミ
クロン以上の微細な不純物を除去するようにしたことを
特徴とする各種作動機器の作動油の微細不純物除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2418339A JPH0826344B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 建設機械および土木機械の作動油の微細不純物除去システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2418339A JPH0826344B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 建設機械および土木機械の作動油の微細不純物除去システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04356598A JPH04356598A (ja) | 1992-12-10 |
| JPH0826344B2 true JPH0826344B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=18526197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2418339A Expired - Lifetime JPH0826344B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 建設機械および土木機械の作動油の微細不純物除去システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826344B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP5675570B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 潤滑油の劣化評価装置および潤滑油の劣化評価システム |
| JP5382967B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-01-08 | 木部建設株式会社 | 作業機械の環境適合システム |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5447969A (en) * | 1977-09-22 | 1979-04-16 | Matsumura Sekiyu Kenkyusho | Method of controlling deterioration in waterrglycol type hydraulic actuating liquid |
| JPS56143298A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-07 | Agency Of Ind Science & Technol | Control of water-soluble lubricant and apparatus therefore |
| JPS57204211A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-14 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Membrane for purifying mineral oil |
| JPS5922996A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | Sumimoto Kagaku Kenkyusho:Kk | 潤滑油の濾過装置 |
| IT1191733B (it) * | 1986-04-15 | 1988-03-23 | Ausimont Spa | Pompa per vuoto provvista di filtro per l'olio lubrificante |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2418339A patent/JPH0826344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04356598A (ja) | 1992-12-10 |
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