JPH08264019A - 被覆材及びこの被覆材によるシースを有する浮力ケーブル - Google Patents
被覆材及びこの被覆材によるシースを有する浮力ケーブルInfo
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- JPH08264019A JPH08264019A JP6460795A JP6460795A JPH08264019A JP H08264019 A JPH08264019 A JP H08264019A JP 6460795 A JP6460795 A JP 6460795A JP 6460795 A JP6460795 A JP 6460795A JP H08264019 A JPH08264019 A JP H08264019A
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Abstract
性を付与する被覆材を提供し、これを用いた浮力ケーブ
ルを提供する。 【構成】 曲げ弾性率2,000〜5,000kg/cm2の
オレフィン系熱可塑性エラストマーと曲げ弾性率10,
000〜16,000kg/cm2のポリプロピレンを配合し
て比重0.89〜1.0とする。また、各数本の動力線
心と光ファイバ線心とを撚り合わせてなる線心部の上に
上記被覆材を用いて一括シースを設ける。
Description
用する浮力ケーブルに、特に優れた耐屈曲性並びに耐外
傷性を付与する被覆材である。
示したようなものが広く知られている。図3中符号1は
動力線心であり、符号2は光ファイバ線心である。この
動力線心1…と光ファイバ線心2…とは、複数本ずつ一
本に撚り合わせられて線心部3をなしている。この線心
部3の隙間並びに外側には、内部シース4が充填被覆さ
れている。この内部シース4の外側には、介在5が設け
られ、さらに外部シース6が被覆されて浮力ケーブルを
なしている。
は、ケーブル全体の比重を小さくし、ケーブルの浮力を
維持するために、上記内部シース4に樹脂高発泡体(発
泡倍率20倍以上)を用いるのが一般的である。また、
この浮力ケーブルが繰返し行なわれる送り出しおよび巻
き取りの操作にも劣化することがないよう、耐屈曲性を
付与するために、上記外部シース6に高強度ゴムを用い
ている。
おいては、ケーブルの浮力を維持するために樹脂高発泡
体の内部シースを、さらに耐屈曲性を付与するために高
強度ゴムの外部シースを設ける必要があり、したがって
2度の押出し工程が必要であるために製造効率に劣ると
いう欠点があった。
場合には、上述のように送り出しあるいは巻き取りなど
の操作が繰返し行なわれ、この浮力ケーブルが装置各部
のエッジ部と摩擦することによって、外部シースが損傷
して浮力ケーブルの品質が劣化する例も多く見られる。
これは、外部シースに用いた高強度ゴムが、良好な耐屈
曲性を示す反面、耐外傷性には劣るためである。このよ
うな事情から、ケーブルの浮力を維持すると共に、劣化
の少ない浮力ケーブルを与えることのできる耐屈曲性と
耐外傷性のいずれにも優れた被覆材が望まれていた。
は、耐屈曲性並びに耐外傷性に優れた被覆材を提供する
こと、さらにこの被覆材を用いて充分な浮力を有し、製
造効率が良く、耐屈曲性および耐外傷性に優れた浮力ケ
ーブルを提供することにある。
してポリオレフィン系熱可塑性エラストマーとポリプロ
ピレンとを配合してなる樹脂を用いることによって解決
される。また、本発明の浮力ケーブルは、上記の被覆材
を用いることによって浮力を維持し、耐屈曲性および耐
外傷性の向上を計ったものである。
おいては、オレフィン系熱可塑性エラストマーとしてそ
の曲げ弾性率が2,000〜5,000kg/cm2であるも
の、ポリプロピレンとしてその曲げ弾性率が10,00
0〜16,000kg/cm2であるものを用いて被覆材を構
成する。該オレフィン系熱可塑性エラストマーと該ポリ
プロピレンとは、9:1〜6:4の割合で配合され、そ
の比重が0.89〜1となるように配合されることが望
ましい。
重が0.89〜1であることから、この被覆材を用いた
ケーブルの全体の比重を小さくすることができ、従来品
の発泡体を用いた内部シースを設けることなくケーブル
の浮力を維持することが可能である。
レフィン系熱可塑性エラストマーと、耐外傷性に優れた
ポリプロピレンとを配合して用いることによって、耐屈
曲性、耐外傷性のいずれにも優れたものである。したが
って該被覆材を浮力ケーブルのシースに用いれば、浮力
ケーブルに耐屈曲性並びに耐外傷性を同時に付与するこ
とができ、従来のように複数のシースを設ける必要がな
い。
の一例を示すものであり、動力線心1…と光ファイバ線
心2…とが、複数本ずつ一本に撚り合わせられてなる線
心部3、図3に示される従来の浮力ケーブルのものと同
様である。この浮力ケーブルが従来品と異なるのは、前
記線心部3の上に直接介在5を設け、図3における内部
シース4と外部シース6とに代えて一括シース7を設け
た点である。
可塑性エラストマーとポリプロピレンとを配合してなる
被覆材から形成するものであり、この被覆材は比重0.
89〜1.0となるように配合されたものである。な
お、上記線心部3の体積は、前述の動力線心1…と光フ
ァイバ線心2…とが、複数本ずつ一本に撚り合わせられ
てなる部分のみとし、動力線心1…と光ファイバ線心2
…と介在5の間の空間および介在5の体積を含まないも
のとする。
ように、一括シースを比重0.89〜1.0の被覆材を
用いて形成することによって、ケーブル全体の比重を小
さくすることができ、浮力ケーブルとしての浮力を維持
することが可能である。
持のために樹脂高発泡体を用いる必要がないため、あら
ためて外部シースを設ける必要がなく、したがって従来
の2度にわたる押出し被覆の工程を1度に短縮すること
ができ、大幅な製造効率の向上をはかることが可能であ
る。
るとともに従来品における高強度ゴムと同様の耐屈曲性
をも得るためには、ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーとポリエチレンとを配合してなる被覆材を用いるこ
とが望ましく、なかでも、曲げ弾性率が2,000〜
5,000kg/cm2のオレフィン系熱可塑性エラストマー
と曲げ弾性率が10,000〜16,000kg/cm2のポ
リプロピレンを用いることが最も好ましい。
系熱可塑性エラストマーもしくはポリエチレンを単独で
用いることも可能であり、いずれを用いた場合でも従来
の高強度ゴムよりも良好な耐外傷性が期待される。
1に示される構造に限定されるものではなく、図2に示
される構造も図1と同様に好適である。図2は、線心部
3の上に一括シース7の一部が押出し被覆され、この上
に編組介在5を介してさらに残部の一括シース7が設け
られているものである。
する。 (従来例)各数本の動力線心および光ファイバ線心を撚
り合わせて線心部とし、この線心部の表面に樹脂高発泡
体よりなる内部シースを設け、この上に介在、さらに高
強度ゴム(EP)の外部シースを設けて浮力ケーブルを
作成した。 (比較例)外部シースをポリウレタン樹脂(PU)から
形成したこと以外は従来例と同様にして浮力ケーブルを
作成した。
け、この線心部の表面に、曲げ弾性率4000kg/cm2の
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)を75重
量部、曲げ弾性率16000kg/cm2のポリプロピレン
(PP)を25重量部を配合してなる樹脂を用いて一括
シースを形成し、浮力ケーブルを作成した。
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)を単独で
用いて一括シースを形成したこと以外は、実施例1と同
様にして浮力ケーブルを作成した。
のポリプロピレン(PP)を単独で用いて一括シースを
形成したこと以外は、実施例1と同様にして浮力ケーブ
ルを形成した。
いて、比重、引張り強さ、伸び率、硬度、脆化温度、耐
屈曲性を測定し、その結果を表1に示した。なお、硬度
の測定には、JISの軟質プラスチック用デュロメータ
A型(針荷重822g)を用いた。
ない、 試験法:曲げ径を測定 以下の基準によって評価を行なった。 屈曲性(R) ◎: R<50cm ○: R<100cm ×: R>100cm
例について、耐外傷性に関する下記の試験を行ない、 試験法:NEMA式摩耗試験機(V字刃を用いた往復摩
耗) 条件:往復距離10mm、速度60回/分 その結果を図4に示した。
例の浮力ケーブルは、外部シースをポリウレタンより形
成したことによって耐外傷性は改善されるが、ポリウレ
タンは比重が1.12であるために、このケーブルは浮
力を維持するのが困難であることがわかる。
ン系熱可塑性エラストマーとポリプロピレンを配合して
なる被覆材の比重が0.91であって、望ましい範囲内
の値であり、耐屈曲性、耐外傷性についても著しく改善
されていることが判る。実施例2は、一括シースに用い
たオレフィン系熱可塑性エラストマーの比重が0.89
であって、望ましい範囲内の値であり、耐屈曲性、耐外
傷性についても著しく改善されていることが判る。
ピレンの比重が0.91であって、望ましい範囲内の値
であり、耐外傷性については特に優れているが、屈曲性
にはやや乏しく、送り出し、巻き取りの操作が繰返し行
なわれることによって短期間の使用で劣化してしまうこ
とが予想される。また、ポリプロピレンは、脆化温度が
−5℃と比較的に高いため、ポリプロピレンを単独で用
いたシースは、耐寒性が要求されるケーブルには不適当
であることが判る。
可塑性エラストマーとポリプロピレンとが、その比重が
0.91、曲げ弾性率が5,000kg/cm2となるように
配合された被覆材を用いた実施例1は、浮力維持が容易
であり、耐屈曲性および耐外傷性にも優れた特性を有す
ることが判った。また、二層被覆構造を有する従来例と
比較して、一括シースを設けた実施例は、製造効率の向
上という点でも著しい効果をあげることができた。
は、オレフィン系熱可塑性エラストマーとポリプロピレ
ンとを配合し、比重0.89〜1.0で曲げ弾性率4,
000〜7,000kg/cm2としたものであり、この被覆
材を用いることにより浮力ケーブルに優れた耐屈曲性並
びに耐外傷性を付与し、また、該浮力ケーブルの浮力を
維持することが可能なものである。
覆材を用いて一括シースを形成することによって優れた
耐屈曲性と耐外傷性を有するものである。さらに本発明
の浮力ケーブルは、従来の二層被覆構造に代えて一括シ
ースとして被覆を施すことから、製造工程が削減され、
製造効率が著しく向上する。
る。
ある。
る。
相違を比較した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
とポリプロピレンを配合してなることを特徴とする被覆
材。 - 【請求項2】 各数本の動力線心と光ファイバ線心とを
撚り合わせてなる線心部の上に一括シースを設けてなる
浮力ケーブルにおいて、前記一括シースに請求項1記載
の被覆材を用いたことを特徴とする浮力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06460795A JP3789506B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 浮力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06460795A JP3789506B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 浮力ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08264019A true JPH08264019A (ja) | 1996-10-11 |
| JP3789506B2 JP3789506B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=13263126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06460795A Expired - Lifetime JP3789506B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 浮力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3789506B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998052199A1 (en) * | 1997-05-16 | 1998-11-19 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Flat cable and method of manufacturing the same |
| CN102262938A (zh) * | 2011-07-04 | 2011-11-30 | 上海胜华电缆厂有限公司 | 煤矿用金属屏蔽监视型软电缆及其制造工艺 |
| KR20170121186A (ko) * | 2015-02-20 | 2017-11-01 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 설계된 미세구조를 갖는 케이블 재킷 및 설계된 미세구조를 갖는 케이블 재킷의 제조 방법 |
| CN107767999A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-03-06 | 深圳讯道实业股份有限公司 | 一种水下机器人用自由漂浮摄像机电缆 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP06460795A patent/JP3789506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998052199A1 (en) * | 1997-05-16 | 1998-11-19 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Flat cable and method of manufacturing the same |
| CN102262938A (zh) * | 2011-07-04 | 2011-11-30 | 上海胜华电缆厂有限公司 | 煤矿用金属屏蔽监视型软电缆及其制造工艺 |
| KR20170121186A (ko) * | 2015-02-20 | 2017-11-01 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 설계된 미세구조를 갖는 케이블 재킷 및 설계된 미세구조를 갖는 케이블 재킷의 제조 방법 |
| CN107767999A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-03-06 | 深圳讯道实业股份有限公司 | 一种水下机器人用自由漂浮摄像机电缆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3789506B2 (ja) | 2006-06-28 |
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