JPH08264124A - 偏向ヨークの評価装置および評価方法 - Google Patents
偏向ヨークの評価装置および評価方法Info
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- JPH08264124A JPH08264124A JP7069503A JP6950395A JPH08264124A JP H08264124 A JPH08264124 A JP H08264124A JP 7069503 A JP7069503 A JP 7069503A JP 6950395 A JP6950395 A JP 6950395A JP H08264124 A JPH08264124 A JP H08264124A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏向ヨークに内嵌する略円錐形の絶縁体の底
面の直径方向に並べた少なくとも一対の検出コイルに誘
起した電圧のバランスを測定することにより、ITC作
業の事前評価に好適する簡単な構成の偏向ヨークの評価
装置および評価方法を提供する。 【構成】 水平偏向コイル2aと垂直偏向コイル2bと
を有し前端部に向かってラッパ状に開いた偏向ヨーク2
と、該偏向ヨーク2に内嵌する絶縁体6の直径方向に並
べた少なくとも一対の検出コイル7,7を有する磁界検
出部と、前記水平偏向コイル2aおよび垂直偏向コイル
2bに偏向電流を通電する偏向電源4と、前記一対の検
出コイル7,7に誘起した電圧のバランスを評価する評
価部9とにより構成した偏向ヨークの評価装置。
面の直径方向に並べた少なくとも一対の検出コイルに誘
起した電圧のバランスを測定することにより、ITC作
業の事前評価に好適する簡単な構成の偏向ヨークの評価
装置および評価方法を提供する。 【構成】 水平偏向コイル2aと垂直偏向コイル2bと
を有し前端部に向かってラッパ状に開いた偏向ヨーク2
と、該偏向ヨーク2に内嵌する絶縁体6の直径方向に並
べた少なくとも一対の検出コイル7,7を有する磁界検
出部と、前記水平偏向コイル2aおよび垂直偏向コイル
2bに偏向電流を通電する偏向電源4と、前記一対の検
出コイル7,7に誘起した電圧のバランスを評価する評
価部9とにより構成した偏向ヨークの評価装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管の偏向ヨークの
評価装置および評価方法に関し、特にカラー陰極線管に
偏向ヨークを組込み調整するITC工程において、偏向
ヨークの偏向磁界バランスを事前評価して、陰極線管の
特性に適合する偏向ヨークを選別し、ITC作業を簡易
化するに好適な偏向ヨークの評価装置および評価方法に
関する。
評価装置および評価方法に関し、特にカラー陰極線管に
偏向ヨークを組込み調整するITC工程において、偏向
ヨークの偏向磁界バランスを事前評価して、陰極線管の
特性に適合する偏向ヨークを選別し、ITC作業を簡易
化するに好適な偏向ヨークの評価装置および評価方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー陰極線管は、電子銃から
射出されるR,G,Bの3電子ビームをバルブの外側に
装着した偏向ヨークの水平および垂直偏向磁界により偏
向し、多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマ
スクを介して水平、垂直走査することにより蛍光面の所
定の蛍光体層を発光させて画像を表示している。通常、
カラー陰極線管の電子銃や蛍光面等の構成部品や組立時
のばらつきや、偏向ヨークの巻線分布等の製造工程での
ばらつきにより、カラー陰極線管と偏向ヨークとを単に
組み合わせるだけでは、良好な画質のディスプレイ装置
が得られないため、通常、個々のカラー陰極線管と偏向
ヨークとの組合せ毎に、取り付け位置や偏向ヨークの外
部に磁石又はフェライト等を付加する等、偏向磁界分布
を調整するITC工程が設けられている。
射出されるR,G,Bの3電子ビームをバルブの外側に
装着した偏向ヨークの水平および垂直偏向磁界により偏
向し、多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマ
スクを介して水平、垂直走査することにより蛍光面の所
定の蛍光体層を発光させて画像を表示している。通常、
カラー陰極線管の電子銃や蛍光面等の構成部品や組立時
のばらつきや、偏向ヨークの巻線分布等の製造工程での
ばらつきにより、カラー陰極線管と偏向ヨークとを単に
組み合わせるだけでは、良好な画質のディスプレイ装置
が得られないため、通常、個々のカラー陰極線管と偏向
ヨークとの組合せ毎に、取り付け位置や偏向ヨークの外
部に磁石又はフェライト等を付加する等、偏向磁界分布
を調整するITC工程が設けられている。
【0003】ところが、このITC工程では、カラー陰
極線管と偏向ヨークの両方に変動要因があるため、カラ
ー陰極線管に偏向ヨークを装着し、1組毎にテストパタ
ーンを画面に表示させながら、取り付け位置を調整した
り、作業者の経験的知識に基ずき偏向ヨークの外部の最
適箇所に磁石又はフェライトを張りつける等で実施して
いる。したがって、このITC作業は熟練作業者でも時
間がかかり、工数を要している。そこで、偏向ヨークの
偏向磁界分布を予め測定して、カラー陰極線管の特性に
合致するように選別あるいは調整しておけば、このIT
C作業は容易になる。一方、従来の偏向ヨークの磁界測
定器は、図3に示すように、磁気センサ1を偏向ヨーク
2の内部空間のX、Y、Z方向に、コンピュータで制御
された駆動装置3で移動配置させ、偏向ヨーク2の水平
偏向コイル2a、垂直偏向コイル2bに定格の偏向電流
を偏向電源4から通電して、各位置での磁界強度を測定
し、データ処理部5でコンピュータで演算処理して磁界
分布を求める方式であった。
極線管と偏向ヨークの両方に変動要因があるため、カラ
ー陰極線管に偏向ヨークを装着し、1組毎にテストパタ
ーンを画面に表示させながら、取り付け位置を調整した
り、作業者の経験的知識に基ずき偏向ヨークの外部の最
適箇所に磁石又はフェライトを張りつける等で実施して
いる。したがって、このITC作業は熟練作業者でも時
間がかかり、工数を要している。そこで、偏向ヨークの
偏向磁界分布を予め測定して、カラー陰極線管の特性に
合致するように選別あるいは調整しておけば、このIT
C作業は容易になる。一方、従来の偏向ヨークの磁界測
定器は、図3に示すように、磁気センサ1を偏向ヨーク
2の内部空間のX、Y、Z方向に、コンピュータで制御
された駆動装置3で移動配置させ、偏向ヨーク2の水平
偏向コイル2a、垂直偏向コイル2bに定格の偏向電流
を偏向電源4から通電して、各位置での磁界強度を測定
し、データ処理部5でコンピュータで演算処理して磁界
分布を求める方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述した
磁界測定器は大がかりな装置となり、装置が高価でしか
も測定に時間がかかり、偏向ヨークの設計評価や抜き取
り検査等には使用されるものの、全数測定には適用でき
ず、上述したITC作業の事前評価には使用できないと
いう問題があった。本発明の目的は、上記の問題点を解
決するために、偏向ヨークに内嵌する絶縁体に直径方向
に並べた少なくとも一対の検出コイルに誘起した電圧の
バランスを測定することにより、ITC作業の事前評価
に好適する簡単な構成の偏向ヨークの評価装置および評
価方法を提供することにある。
磁界測定器は大がかりな装置となり、装置が高価でしか
も測定に時間がかかり、偏向ヨークの設計評価や抜き取
り検査等には使用されるものの、全数測定には適用でき
ず、上述したITC作業の事前評価には使用できないと
いう問題があった。本発明の目的は、上記の問題点を解
決するために、偏向ヨークに内嵌する絶縁体に直径方向
に並べた少なくとも一対の検出コイルに誘起した電圧の
バランスを測定することにより、ITC作業の事前評価
に好適する簡単な構成の偏向ヨークの評価装置および評
価方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルとを有し前端部に向かってラッパ状
に開いた偏向ヨークと、該偏向ヨークに内嵌する絶縁体
に直径方向に並べて配置した少なくとも一対の検出コイ
ルを有する磁界検出部と、前記水平偏向コイルおよび垂
直偏向コイルに偏向電流を通電する偏向電源と、前記一
対の検出コイルに誘起した電圧のバランスを評価する評
価部により構成した偏向ヨークの評価装置を提供する。
また、前記磁界検出部が一対の検出コイルを有し偏向ヨ
ークに内嵌した状態で回転する機構を具備したり、前記
磁界検出部が複数対の検出コイルを放射状に配置した構
成であるのが望ましい。さらに、水平偏向コイルと垂直
偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流を通電し、偏向ヨ
ークに内嵌した絶縁体に直径方向に並べて配置した少な
くとも一対の検出コイルに誘起した電圧の差を求め、該
電圧の差で偏向ヨークを評価する偏向ヨークの評価方法
を提供する。また、水平偏向コイルと垂直偏向コイルに
それぞれ定格の偏向電流に定電流の正弦波交流を重畳し
て通電し、偏向ヨークに内嵌した絶縁体に直径方向に並
べて配置した少なくとも一対の検出コイルに誘起した電
圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価したり、
水平偏向コイルと垂直偏向コイルにそれぞれ定電流の正
弦波交流を通電し、偏向ヨークに内嵌した絶縁体に直径
方向に並べて配置した少なくとも一対の検出コイルに誘
起した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価
するのが望ましい。
ルと垂直偏向コイルとを有し前端部に向かってラッパ状
に開いた偏向ヨークと、該偏向ヨークに内嵌する絶縁体
に直径方向に並べて配置した少なくとも一対の検出コイ
ルを有する磁界検出部と、前記水平偏向コイルおよび垂
直偏向コイルに偏向電流を通電する偏向電源と、前記一
対の検出コイルに誘起した電圧のバランスを評価する評
価部により構成した偏向ヨークの評価装置を提供する。
また、前記磁界検出部が一対の検出コイルを有し偏向ヨ
ークに内嵌した状態で回転する機構を具備したり、前記
磁界検出部が複数対の検出コイルを放射状に配置した構
成であるのが望ましい。さらに、水平偏向コイルと垂直
偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流を通電し、偏向ヨ
ークに内嵌した絶縁体に直径方向に並べて配置した少な
くとも一対の検出コイルに誘起した電圧の差を求め、該
電圧の差で偏向ヨークを評価する偏向ヨークの評価方法
を提供する。また、水平偏向コイルと垂直偏向コイルに
それぞれ定格の偏向電流に定電流の正弦波交流を重畳し
て通電し、偏向ヨークに内嵌した絶縁体に直径方向に並
べて配置した少なくとも一対の検出コイルに誘起した電
圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価したり、
水平偏向コイルと垂直偏向コイルにそれぞれ定電流の正
弦波交流を通電し、偏向ヨークに内嵌した絶縁体に直径
方向に並べて配置した少なくとも一対の検出コイルに誘
起した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価
するのが望ましい。
【0006】
【作用】上記構成によれば、偏向ヨークに内嵌する絶縁
体に直径方向に並べて配置した一対の検出コイルに誘起
した電圧のバランスを求めることにより、検出コイルに
垂直な方向の偏向ヨークによる偏向磁界の分布がバラン
スしているかが評価できるため、この一対の検出コイル
を偏向ヨークに内嵌して回転させつつ誘起した電圧のバ
ランスを測定したり、多対の検出コイルを放射状に配置
してそれぞれの対の検出コイルに誘起した電圧のバラン
スを測定すると、あらゆる偏向方向における偏向磁界の
分布のバランスを評価できる。したがって、簡単な構成
のこの偏向ヨーク評価装置を使用してITC作業の事前
に偏向ヨークを全数評価し、この偏向磁界のバランスが
許容範囲に納まっている偏向ヨークを選別使用すること
により、ITC作業が容易になる。また、水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定電流
の正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦波交
流を通電して、偏向ヨーク一対の検出コイルによる誘起
した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価す
ると、走査周波数より高い周波数における偏向ヨークの
インピーダンスや過渡特性を含む磁界分布のバランスも
評価できる。
体に直径方向に並べて配置した一対の検出コイルに誘起
した電圧のバランスを求めることにより、検出コイルに
垂直な方向の偏向ヨークによる偏向磁界の分布がバラン
スしているかが評価できるため、この一対の検出コイル
を偏向ヨークに内嵌して回転させつつ誘起した電圧のバ
ランスを測定したり、多対の検出コイルを放射状に配置
してそれぞれの対の検出コイルに誘起した電圧のバラン
スを測定すると、あらゆる偏向方向における偏向磁界の
分布のバランスを評価できる。したがって、簡単な構成
のこの偏向ヨーク評価装置を使用してITC作業の事前
に偏向ヨークを全数評価し、この偏向磁界のバランスが
許容範囲に納まっている偏向ヨークを選別使用すること
により、ITC作業が容易になる。また、水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定電流
の正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦波交
流を通電して、偏向ヨーク一対の検出コイルによる誘起
した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価す
ると、走査周波数より高い周波数における偏向ヨークの
インピーダンスや過渡特性を含む磁界分布のバランスも
評価できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照して説明
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明の一実施例の偏向ヨークの評価装置
は、図1に示すように、水平偏向コイル2aと垂直偏向
コイル2bとを有し、前端部に向かってラッパ状に開い
た偏向ヨーク2と、該偏向ヨーク2に内嵌する略台形の
プラスチックまたはガラス等の非磁性体からなる絶縁体
板6の片面に、一対のエナメル線を10回巻回して形成
した検出コイル7,7と、前記水平偏向コイル2aおよ
び垂直偏向コイル2bに定格の偏向電流を通電する偏向
電源4と、前記一対の検出コイル7,7に誘起した電圧
を入力するオシロスコープ8からなる偏向磁界のバラン
スを評価する評価部9とから構成されている。この偏向
ヨーク評価装置による偏向ヨークの評価方法を、実際の
陰極線管用偏向ヨークの評価を例として説明する。すな
わち、まず、偏向ヨーク2の内側に一対の検出コイル
7,7を形成した絶縁体板6を内嵌して、検出コイル
7,7を水平偏向方向と垂直に並ぶように配置する。そ
して、偏向ヨーク2の水平偏向コイル2aおよび垂直偏
向コイル2bに、それぞれ定格偏向電流を偏向電源4か
ら通電する。そして、一対の検出コイル7,7に誘起し
た電圧を、それぞれ評価部9のオシロスコープ8に入力
すると、偏向ヨーク2の垂直偏向磁界のバランスに対応
して一定に傾斜した直線が表示される。
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明の一実施例の偏向ヨークの評価装置
は、図1に示すように、水平偏向コイル2aと垂直偏向
コイル2bとを有し、前端部に向かってラッパ状に開い
た偏向ヨーク2と、該偏向ヨーク2に内嵌する略台形の
プラスチックまたはガラス等の非磁性体からなる絶縁体
板6の片面に、一対のエナメル線を10回巻回して形成
した検出コイル7,7と、前記水平偏向コイル2aおよ
び垂直偏向コイル2bに定格の偏向電流を通電する偏向
電源4と、前記一対の検出コイル7,7に誘起した電圧
を入力するオシロスコープ8からなる偏向磁界のバラン
スを評価する評価部9とから構成されている。この偏向
ヨーク評価装置による偏向ヨークの評価方法を、実際の
陰極線管用偏向ヨークの評価を例として説明する。すな
わち、まず、偏向ヨーク2の内側に一対の検出コイル
7,7を形成した絶縁体板6を内嵌して、検出コイル
7,7を水平偏向方向と垂直に並ぶように配置する。そ
して、偏向ヨーク2の水平偏向コイル2aおよび垂直偏
向コイル2bに、それぞれ定格偏向電流を偏向電源4か
ら通電する。そして、一対の検出コイル7,7に誘起し
た電圧を、それぞれ評価部9のオシロスコープ8に入力
すると、偏向ヨーク2の垂直偏向磁界のバランスに対応
して一定に傾斜した直線が表示される。
【0008】同様にして、検出コイル7,7を垂直偏向
方向と垂直に並ぶように、90°回転させて配置し、検
出コイル7,7に誘起した電圧を、それぞれ評価部9の
オシロスコープ8に入力すれば、偏向ヨーク2の垂直偏
向磁界のバランスに対応して一定の傾斜角の直線が表示
される。そして、この傾斜角がそれぞれ規定の範囲内で
あれば、この偏向ヨーク2は良品としてITC工程に送
られ、容易にコンバージェンス調整が実施できる。
方向と垂直に並ぶように、90°回転させて配置し、検
出コイル7,7に誘起した電圧を、それぞれ評価部9の
オシロスコープ8に入力すれば、偏向ヨーク2の垂直偏
向磁界のバランスに対応して一定の傾斜角の直線が表示
される。そして、この傾斜角がそれぞれ規定の範囲内で
あれば、この偏向ヨーク2は良品としてITC工程に送
られ、容易にコンバージェンス調整が実施できる。
【0009】本発明の第二の実施例の偏向ヨーク評価装
置は、図2に示すように、検出コイルを2対とし、一対
の検出コイル10,10ともう一対の検出コイル11,
11とを偏向ヨークの水平偏向方向、垂直偏向方向に、
それぞれ垂直になるように直交して配置したものであ
る。この実施例によっても、先に説明した一実施例と同
様に 水平、垂直偏向磁界のバランスを評価できる。し
かも、検出コイル10,11を回転させずに、同時に水
平、垂直偏向磁界のバランスを評価できる。通常、上述
したように直交する水平、垂直偏向磁界のバランスを評
価すれば、ITC工程を容易化する偏向ヨークを選別で
きる。
置は、図2に示すように、検出コイルを2対とし、一対
の検出コイル10,10ともう一対の検出コイル11,
11とを偏向ヨークの水平偏向方向、垂直偏向方向に、
それぞれ垂直になるように直交して配置したものであ
る。この実施例によっても、先に説明した一実施例と同
様に 水平、垂直偏向磁界のバランスを評価できる。し
かも、検出コイル10,11を回転させずに、同時に水
平、垂直偏向磁界のバランスを評価できる。通常、上述
したように直交する水平、垂直偏向磁界のバランスを評
価すれば、ITC工程を容易化する偏向ヨークを選別で
きる。
【0010】また、本発明の他の実施例の偏向ヨークの
評価方法としては、上述した評価装置の水平偏向コイル
と垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定電流の
正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦波交流
を通電して、一対の検出コイルに誘起した電圧の差を求
め、該電圧の差で偏向ヨークを評価するものである。こ
の実施例の評価方法によれば、走査周波数より高い周波
数での偏向ヨークの偏向磁界分布のバランスも評価でき
るため、偏向ヨークのインピーダンスや過渡特性を評価
できる。
評価方法としては、上述した評価装置の水平偏向コイル
と垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定電流の
正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦波交流
を通電して、一対の検出コイルに誘起した電圧の差を求
め、該電圧の差で偏向ヨークを評価するものである。こ
の実施例の評価方法によれば、走査周波数より高い周波
数での偏向ヨークの偏向磁界分布のバランスも評価でき
るため、偏向ヨークのインピーダンスや過渡特性を評価
できる。
【0011】以上、直交する水平、垂直偏向磁界のバラ
ンスを評価する1対または2対の絶縁体板上に形成した
検出コイルを有する偏向ヨークの評価装置および評価方
法について説明したが、本発明は上述した実施例に限定
されず、必要に応じて、略円錐台形の絶縁体コーンの内
部に形成した検出コイルを回転させたり、多対配置すれ
ば種々の場所における偏向磁界のバランス及び垂直偏向
磁界と、水平偏向磁界の直交度を評価できる。
ンスを評価する1対または2対の絶縁体板上に形成した
検出コイルを有する偏向ヨークの評価装置および評価方
法について説明したが、本発明は上述した実施例に限定
されず、必要に応じて、略円錐台形の絶縁体コーンの内
部に形成した検出コイルを回転させたり、多対配置すれ
ば種々の場所における偏向磁界のバランス及び垂直偏向
磁界と、水平偏向磁界の直交度を評価できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、偏向ヨークに内嵌する
絶縁体の直径方向に並べて配置した一対の検出コイルに
誘起した電圧のバランスを求めることにより、検出コイ
ルに垂直な方向の偏向ヨークによる偏向磁界の分布がバ
ランスしているかが評価できるため、この一対の検出コ
イルを偏向ヨークに内嵌して回転させつつ誘起した電圧
のバランスを測定したり、多対の検出コイルを放射状に
配置してそれぞれの対の検出コイルに誘起した電圧のバ
ランスを測定すると、あらゆる偏向方向における偏向磁
界の分布のバランスを評価できる。したがって、簡便な
構成のこの偏向ヨーク評価装置を使用してITC作業の
事前に偏向ヨークを全数評価し、この偏向磁界のバラン
スが許容範囲に納まっている偏向ヨークを選別使用する
ことにより、ITC作業が容易になる。また、水平偏向
コイルと垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定
電流の正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦
波交流を通電して、偏向ヨーク一対の検出コイルに誘起
した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価す
ると、走査周波数より高い周波数における偏向ヨークの
インピーダンスや過渡特性を含む磁界分布のバランスも
評価できる。
絶縁体の直径方向に並べて配置した一対の検出コイルに
誘起した電圧のバランスを求めることにより、検出コイ
ルに垂直な方向の偏向ヨークによる偏向磁界の分布がバ
ランスしているかが評価できるため、この一対の検出コ
イルを偏向ヨークに内嵌して回転させつつ誘起した電圧
のバランスを測定したり、多対の検出コイルを放射状に
配置してそれぞれの対の検出コイルに誘起した電圧のバ
ランスを測定すると、あらゆる偏向方向における偏向磁
界の分布のバランスを評価できる。したがって、簡便な
構成のこの偏向ヨーク評価装置を使用してITC作業の
事前に偏向ヨークを全数評価し、この偏向磁界のバラン
スが許容範囲に納まっている偏向ヨークを選別使用する
ことにより、ITC作業が容易になる。また、水平偏向
コイルと垂直偏向コイルにそれぞれ定格の偏向電流に定
電流の正弦波交流を重畳して通電したり、定電流の正弦
波交流を通電して、偏向ヨーク一対の検出コイルに誘起
した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価す
ると、走査周波数より高い周波数における偏向ヨークの
インピーダンスや過渡特性を含む磁界分布のバランスも
評価できる。
【図1】 本発明の一実施例の偏向ヨークの評価装置の
概略斜視図
概略斜視図
【図2】 本発明の他の実施例の偏向ヨークの評価装置
の要部斜視図
の要部斜視図
【図3】 従来の偏向ヨークの磁界測定装置の概略斜視
図
図
2 偏向ヨーク 2a 水平偏向コイル 2b 垂直偏向コイル 4 偏向電源 6 絶縁体板(絶縁体) 7,10,11 検出コイル 8 オシロスコープ 9 評価部
Claims (6)
- 【請求項1】前端部に向かってラッパ状に水平偏向コイ
ルと垂直偏向コイルとを配置した偏向ヨークと、該偏向
ヨークに内嵌する絶縁体の直径方向に並べて配置した少
なくとも一対の検出コイルを有する磁界検出部と、前記
水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルに偏向電流を通電
する偏向電源と、前記一対の検出コイルに誘起した電圧
のバランスを評価する評価部とにより構成した偏向ヨー
クの評価装置。 - 【請求項2】前記偏向ヨークに内嵌した前記磁界検出部
を回転する機構を具備したことを特徴とする請求項1記
載の偏向ヨークの評価装置。 - 【請求項3】前記磁界検出部が複数対の検出コイルを放
射状に配置した構成であることを特徴とする請求項1記
載の偏向ヨークの評価装置。 - 【請求項4】水平偏向コイルと垂直偏向コイルにそれぞ
れ定格の偏向電流を通電し、偏向ヨークに内嵌する絶縁
体に直径方向に並べた少なくとも一対の検出コイルに誘
起した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価
する偏向ヨークの評価方法。 - 【請求項5】水平偏向コイルと垂直偏向コイルにそれぞ
れ定格の偏向電流に定電流の正弦波交流を重畳して通電
し、偏向ヨークに内嵌した絶縁体に直径方向に並べて配
置した少なくとも一対の検出コイルに誘起した電圧の差
を求め、該電圧の差で偏向ヨークを評価する偏向ヨーク
の評価方法。 - 【請求項6】水平偏向コイルと垂直偏向コイルにそれぞ
れ定電流の正弦波交流を通電し、偏向ヨークに内嵌した
絶縁体に直径方向に並べて配置した少なくとも一対の検
出コイルに誘起した電圧の差を求め、該電圧の差で偏向
ヨークを評価する偏向ヨークの評価方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069503A JP3000882B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 偏向ヨークの評価装置および評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069503A JP3000882B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 偏向ヨークの評価装置および評価方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08264124A true JPH08264124A (ja) | 1996-10-11 |
| JP3000882B2 JP3000882B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13404612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7069503A Expired - Lifetime JP3000882B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 偏向ヨークの評価装置および評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3000882B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-03-28 JP JP7069503A patent/JP3000882B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP3000882B2 (ja) | 2000-01-17 |
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