JPH08265788A - 櫛形フィルタ及び磁気再生装置 - Google Patents

櫛形フィルタ及び磁気再生装置

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JPH08265788A
JPH08265788A JP7069301A JP6930195A JPH08265788A JP H08265788 A JPH08265788 A JP H08265788A JP 7069301 A JP7069301 A JP 7069301A JP 6930195 A JP6930195 A JP 6930195A JP H08265788 A JPH08265788 A JP H08265788A
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JP
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color signal
luminance signal
input
color
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JP7069301A
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Inventor
Hideaki Goto
英昭 後藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色信号への輝度信号高域成分の混入によるリ
ンギングの発生を回避し、且つフィルタの広帯域化を図
ること。 【構成】 入力輝度信号100と入力色信号200は加
算器3で加算されて複合映像信号となった後、1H遅延
回路4により1H遅延された複合映像信号となる。帯域
通過フィルタ6は前記複合映像信号から遅延色信号を抽
出し、この遅延色信号を入力色信号200から減算器7
で減算して、色信号200のクロストークノイズ成分を
除去する。このノイズ成分が除去された色信号から帯域
通過フィルタ16により得られる前記入力輝度信号10
0の高域成分を減算器15で減算することにより、前記
クロストークノイズ成分が取り除かれた色信号に混入し
ている輝度信号の高域成分を除去した後、この色信号を
帯域通過フィルタ8を通して次段に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープから映像信号を再
生する磁気再生装置に係わり、特に1個の信号遅延素子
によって輝度信号と色信号からクロストークノイズ成分
を同時に取り除く櫛形フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】複合映像信号を輝度信号と色信号に分離
してから、輝度信号をFM変調し、色信号を低域周波数
変換して記録したテープを再生する際、低周波数帯に記
録されている色信号から隣接トラックのクロストークノ
イズ成分を除去する手段として、櫛形フィルタが使用さ
れている。
【0003】又、長時間モードでは、再生輝度信号から
隣接トラックのクロストークノイズ成分を除去する手段
として、櫛形フィルタを利用することも一般的に行われ
ている。
【0004】上記のような場合、輝度信号用と色信号用
にそれぞれ独立した櫛形フィルタを構成すると、信号を
1水平周期(以下1Hと記載)遅延させる広帯域の信号
遅延素子が2個必要になる。しかし、広帯域の1H信号
遅延素子を2個使用することは低価格のVTRでの製造
コストの低減を難しくすることになる。
【0005】そこで最近では1H信号遅延素子を1個の
みで輝度信号と色信号の両信号からクロストークノイズ
成分を同時に除くことができる兼用型の櫛形フィルタを
構成する方式が採用されてきている(以下1CCD方式
と記載)。
【0006】図11は従来の1CCD方式の櫛形フィル
タの一例を示したブロック図である。テープ(図示せ
ず)から再生された復号映像信号は輝度信号と色信号に
分離され、それぞれベースバンドの輝度信号100と色
信号200になって、図3の櫛形フィルタに入力され
る。通常スイッチ1は端子a側に切り替わっているた
め、輝度信号100は減算器9に直接入力されると共
に、カットオフ周波数が2MHzのローパスフィルタ2
により高域成分が図12(A)に示すようにカットされ
た後、加算器3に入力される。
【0007】加算器3には図12(B)に示すような色
信号200も入力されるため、ここで前記輝度信号10
0と色信号200が加算され、複合映像信号300とな
って、1H遅延回路4に入力される。この複合映像信号
300は1H遅延回路4により図12(C)に示すよう
に1H遅延された後、3.58MHzを中心周波数とす
る帯域消去フィルタ5と中心周波数が3.58MHzの
帯域通過フィルタ6に入力される。
【0008】帯域通過フィルタ6は入力された遅延複合
映像信号301から色信号201のみを通過させて減算
器7に送る。減算器7には現在の色信号200が直接入
力されるため、ここで現在の色信号200から1H前の
色信号201が減算されてクロストークノイズ成分が取
り除かれた後、更に3.58MHzの帯域通過フィルタ
8を通して雑音成分が完全に取り除かれた図4(D)に
示すような色信号205が外部に出力される。
【0009】一方、前記帯域消去フィルタ5に入力され
た1H遅延複合映像信号301は色信号が消去されて輝
度信号101のみとなって減算器9に入力される。この
ため、減算器9では、現在の輝度信号100から1H前
の輝度信号101が減算されてクロストークノイズ成分
400のみとなり、このクロストークノイズ成分400
がリミッタ11により帯域制限された後、スイッチ12
を通して減算器13に入力される。
【0010】尚、スイッチ12は相関検出器10により
現在の輝度信号100と1H前の輝度信号101との間
に相関関係が検出されている間はオンとなっている。減
算器13では、現在の輝度信号100からクロストーク
ノイズ成分400が除去され、ノイズのない輝度信号1
05が出力される。
【0011】尚、再生信号にドロップアウトが生じた場
合、スイッチ1はその間端子b側に切り替わるため、1
H前の輝度信号101が帯域消去フィルタ5からスイッ
チ1、減算器13を介して外部に出力されると共に、帯
域通過フィルタ6から1H前の色信号が減算器7、帯域
通過フィルタ8を通して外部に出力されて、信号の補間
が行われる。
【0012】ところで、上記した1CCD方式の櫛形フ
ィルタでは輝度信号100と色信号200とを1度複合
映像信号300に合成して1H信号遅延回路(素子)4
を通過させる。このため、ローパスフィルタ2を除いて
輝度信号100の高域側を制限しなかった場合、1H信
号遅延回路(素子)4により1H遅延された複合映像信
号301から再度輝度信号101と色信号201とに分
離する際、両信号の重なった周波数帯域にて相手側の信
号の一部分が妨害波として残留することになる。
【0013】例えば、色信号の櫛形フィルタの出力、即
ち、帯域通過フィルタ8から得られる色信号205に輝
度信号101の高域成分が残留した場合、信号処理の最
終処理において再度輝度信号と色信号とを複合映像信号
に合成する時点でリンギングによる画質劣化が発生して
しまう。
【0014】そこでこの不具合を回避するため、1H信
号遅延回路4に入力される輝度信号100と色信号20
0の帯域を完全に分離すればよいが、そのためには輝度
信号100の高域側の帯域を図10に示す如くローパス
フィルタ2を用いて制限しなければならない。
【0015】しかし、このようなことをすると、輝度信
号の櫛形フィルタの効果が低周波数の狭帯域に限定され
てしまい、輝度信号105に高域のノイズ成分が残留し
てしまうという欠点が生じ、くし形フィルタを通しても
画質がそれほど改善されないという不具合が発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、1C
CD方式の櫛形フィルタでは、1H信号遅延素子の出力
から輝度信号と色信号とを分離する際、色信号へ輝度信
号の高域成分が混入し、これによる両信号の重複した周
波数帯域では相手側の信号の一部分が妨害波として残留
すため、再度複合映像信号に合成する時点においてリン
ギング等の画質劣化が生じるという不具合が発生する。
【0017】そこで、この不具合を解消するため、上記
1H信号遅延素子への入力輝度信号の高域側を帯域制限
する回路が開発されているが、これでは輝度信号の櫛形
フィルタとしては狭帯域になってしまい、ノイズ除去効
果が低周波数帯に限定されてしまって、画質がそれほど
改善されないという不具合が発生する。
【0018】そこで本発明は上記の事情に鑑みてなされ
てもので、色信号へ輝度信号高域成分が混入することに
より生じるリンギングの発生を回避し、且つ広帯域の櫛
形フィルタとこの櫛形フィルタを搭載した磁気再生装置
を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
された輝度信号と色信号を一旦混合して複合映像信号と
した後、この複合映像信号を1水平期間遅延する遅延手
段を備え、この遅延手段により遅延された複合映像信号
を再び輝度信号と色信号に分離して得た遅延輝度信号と
遅延色信号を用いて前記入力輝度信号と前記入力色信号
からクロストークノイズ成分を除去する櫛形フィルタに
おいて、前記入力色信号から前記遅延色信号を減算する
第1の減算手段と、前記入力輝度信号から高域の周波数
成分を抽出する抽出手段と、前記第1の減算手段から得
られた色信号から前記抽出手段により得られた信号成分
を減算する第2の減算手段と、この第2の減算手段から
得られた色信号を出力する出力手段とを具備した構成を
有している。
【0020】請求項2の発明は、前記出力手段は前記第
2の減算手段から得られた信号成分を前記入力色信号の
帯域成分を通過させる帯域通過フィルタを通して出力す
る構成を有している。
【0021】請求項3の発明は、前記抽出手段は中心周
波数が3.58MHzの帯域通過フィルタである構成を
有している。
【0022】請求項4の発明は、前記入力輝度信号と前
記遅延輝度信号との間に相関関係があるかどうかを検出
する相関検出手段と、前記第1の減算手段から得られた
色信号の低域周波数側にある成分を取り除くフィルタ手
段とを設け、前記相関検出手段により前記両信号の間に
相関関係がないと検出された場合、前記出力手段は前記
第2の減算手段から得られた色信号を出力しない代わり
に、前記フィルタ手段から得られる色信号を出力する構
成を有している。
【0023】請求項5の発明は、前記相関検出手段によ
り前記両信号の間に相関関係がないと検出された場合、
入力輝度信号をそのまま出力する構成を有している。
【0024】請求項6の発明は、前記フィルタ手段は中
心周波数が2.8MHzの帯域消去フィルタである構成
を有している。
【0025】請求項7の発明は、前記入力輝度信号又は
前記入力色信号の欠落を検出するドロップアウト検出手
段を設け、このドロップアウト検出手段により前記信号
の欠落が検出されると、前記出力手段は前記遅延輝度信
号と前記遅延色信号をそのまま出力する構成を有してい
る。
【0026】請求項8の発明は、磁気テープに記録され
た複合映像信号を磁気ヘッドで再生して得た再生映像信
号から輝度信号と色信号を分離してそれぞれベースバン
ドの輝度信号と色信号に変換した後、再びこれら輝度信
号と色信号を混合して複合映像信号として出力する磁気
再生装置おいて、前記ベースバンドの輝度信号と色信号
を請求項1乃至7いずれか記載の櫛形フィルタに通すこ
とにより、前記輝度信号と前記色信号からクロストーク
ノイズ成分を除去する構成を有している。
【0027】
【作用】請求項1の発明の櫛形フィルタにおいては、第
1の減算手段は前記入力色信号から前記遅延色信号を減
算する。抽出手段は前記入力輝度信号から高域の周波数
成分を抽出する。第2の減算手段は前記第1の減算手段
から得られた色信号から前記抽出手段により得られた信
号成分を減算する。出力手段は前記第2の減算手段から
得られた色信号を出力する。
【0028】請求項2の発明の櫛形フィルタにおいて
は、前記出力手段は前記第2の減算手段から得られた信
号成分を前記入力色信号の帯域成分を通過させる帯域通
過フィルタを通して出力する。
【0029】請求項3の発明の櫛形フィルタにおいて
は、中心周波数が3.58MHzの帯域通過フィルタが
入力輝度信号から高域成分を抽出する。
【0030】請求項4の発明の櫛形フィルタにおいて
は、相関検出手段は前記入力輝度信号と前記遅延輝度信
号との間に相関関係があるかどうかを検出する。フィル
タ手段は前記第1の減算手段から得られた色信号の低域
周波数側にある成分を取り除く。前記相関検出手段によ
り前記両信号の間に相関関係がないと検出された場合、
前記出力手段は前記第2の減算手段から得られた色信号
を出力しない代わりに、前記フィルタ手段から得られる
色信号を出力する。
【0031】請求項5の発明の櫛形フィルタにおいて
は、前記相関検出手段により前記両信号の間に相関関係
がないと検出された場合、入力輝度信号をそのまま出力
する。
【0032】請求項6の発明の櫛形フィルタにおいて
は、中心周波数が2.8MHzの帯域消去フィルタは色
信号の低域周波数側にある成分を取り除く。
【0033】請求項7の発明の櫛形フィルタにおいて
は、ドロップアウト検出手段は前記入力輝度信号又は前
記入力色信号の欠落を検出する。前記ドロップアウト検
出手段により前記信号の欠落が検出されると、前記出力
手段は前記遅延輝度信号と前記遅延色信号をそのまま出
力する。
【0034】請求項8の発明の磁気再生装置おいては、
前記ベースバンドの輝度信号と色信号を請求項1乃至7
いずれか記載の櫛形フィルタは前記輝度信号と前記色信
号からクロストークノイズ成分を除去する。
【0035】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の櫛形フィル回路の一実施例を示
したブロック図である。1は櫛形フィルタ機能と信号補
間機能とを切り換えるスイッチ、3は入力される2信号
を加算する加算器、4は信号を1水平期間(1H)遅延
させる1H遅延回路、5、16は色信号の通過を阻止す
る帯域消去フィルタ、6、8は色信号のみを通過させる
帯域通過フィルタ、7、9、13、15は一方の入力信
号から他方の入力信号を減算する減算器、10は現在の
輝度信号と1H前の輝度信号との相関関係を検出する相
関検出器、11は入力信号の振幅を制限して出力するリ
ミッタ、12はクロストークノイズ400の減算器13
への入力をオンオフするスイッチ、14は輝度信号の高
域成分の通過を阻止する帯域消去フィルタ、17は帯域
消去フィルタ14の出力と減算器15の出力のいずれか
一方を選択するスイッチ、18は輝度信号100又は信
号200のいずれか一方又は両方の欠落を検出するドロ
ップアウト検出回路である。
【0036】次に本実施例の動作について説明する。図
示されないテープから再生された復号映像信号は輝度信
号と色信号に分離され、図2に示すようなベースバンド
の輝度信号100と図3に示すようなベースバンドの色
信号200になる。通常スイッチ1は端子a側に切り替
わっているため、輝度信号100は減算器9に直接入力
されると共に、スイッチ1を介して加算器3と減算器1
3と3.58MHzを中心周波数に持つ帯域通過フィル
タ16に入力される。
【0037】加算器3には上記した色信号200も入力
されるため、ここで前記輝度信号100と色信号200
が加算されて複合映像信号300となって、1H遅延回
路4に入力される。
【0038】この複合映像信号300は1H遅延回路4
により1H遅延されて図4に示すような遅延複合映像信
号301になった後、3.58MHzを中心周波数とす
る帯域消去フィルタ5と中心周波数が3.58MHzの
帯域通過6に入力される。
【0039】帯域通過フィルタ6は図5に示すような帯
域通過特性を有しており、入力された1H遅延された遅
延複合映像信号301から色信号201のみを通過させ
て減算器7に送る。減算器7には現在の色信号200が
直接入力されるため、ここで現在の色信号200から1
H前の色信号201が減算されてクロストークノイズ成
分が取り除かれ、図6に示すような色信号201になっ
て、減算器7に入力される。
【0040】一方、スイッチ1を介して入力された輝度
信号100は3.58MHzの帯域通過フィルタ16に
入力されて図7に示すようなその高域成分が抽出されて
減算器15に入力される。このため、減算器15では前
記色信号201から輝度信号100の高域成分が減算さ
れて図8に示すような色信号になって、スイッチ17の
端子bに入力される。通常、スイッチ17は端子b側に
切り替わっているため、前記色信号は更に3.58MH
zの帯域通過フィルタ8を通してノイズ成分が完全に取
り除かれた後、色信号205として出力される。
【0041】一方、前記帯域消去フィルタ5に入力され
た1H遅延複合映像信号301は色信号がこのフィルタ
により消去されて輝度信号101のみとなって減算器9
に入力される。このため、減算器9では、現在の輝度信
号100から1H前の輝度信号101が減算されてクロ
ストークノイズ成分400のみとなり、このクロストー
クノイズ成分400がリミッタ11により帯域制限され
た後、スイッチ12を通して減算器13に入力される。
【0042】尚、スイッチ12は相関検出器10により
現在の輝度信号100と1H前の輝度信号101との間
に相関関係が検出されている間はオンとなっている。減
算器13では、現在の輝度信号100からクロストーク
ノイズ成分400が除去され、ノイズのない輝度信号1
05が出力される。
【0043】ところで、前記相関検出器10によって現
在の輝度信号100と1H前の輝度信号101との間に
相関関係が検出されない間、スイッチ12はオフとなる
と共に、スイッチ17が端子a側に切り替わる。ここ
で、帯域消去フィルタ14は減算器7から出力された色
信号から図9に示すように色信号帯域の低周波数帯に存
在する輝度信号の残留成分の1部分を除去して、スイッ
チ17の端子aに出力する。このため、上記のようにス
イッチ17が端子a側に切り替わった場合、輝度信号の
残留成分の1部分が除去された色信号が帯域通過フィル
タ8を通して出力されることになる。
【0044】又、再生信号にドロップアウトが生じたこ
とを外部にあるドロップアウト検出回路18が検出して
いる間、スイッチ1は端子b側に切り替わる。このた
め、1H前の輝度信号101が帯域消去フィルタ5から
スイッチ1、減算器13を介して外部に出力されると共
に、帯域通過フィルタ6から1H前の色信号が減算器
7、15及び帯域通過フィルタ8を通して外部に出力さ
れて、信号の補間が行われる。
【0045】本実施例によれば、1H遅延回路4により
遅延された複合映像信号301から帯域通過フィルタ6
により遅延色信号201を分離する際に、輝度信号10
0の高域成分が残留するが、この高域残留成分は、前記
遅延色信号201から帯域通過フィルタ16より供給さ
れる前記輝度信号100の高域成分を減算器15で減算
することで取り除かれるため、帯域通過フィルタ8から
出力される色信号205を用いてもリンギング等を発生
することなく、良好な画質を得ることができる。
【0046】又、1H遅延回路4に入力される複合映像
信号の輝度信号は何らの帯域制限を受けていないため、
減算器13から出力される輝度信号から高域成分のクロ
ストークノイズを十分取り除くことができ、フィルタの
特性を広帯域とすることができる。しかも、1H遅延回
路4は1つしか用いないため、回路のコストを上昇させ
ることがなく、本例の櫛形フィルタを低価格のVTRに
搭載することができる。
【0047】更に、輝度信号100と1H遅延された輝
度信号101との間に相関関係がなくなった場合は、減
算器7から出力される色信号の低周波数側に混入してい
る輝度信号の高域成分の1部を帯域消去フィルタ14に
よって取り除くことができるため、このような場合にも
画質が大きく劣化することを防止することができる。
【0048】図10は本発明の磁気再生装置の一実施例
を示したブロック図である。テープ50から磁気ヘッド
A又はBで再生された再生信号はスイッチ51のスイッ
チングにより連続化されて映像信号再生回路52に入力
される。映像信号再生回路52は再生映像信号を輝度信
号と色信号に分離した後、輝度信号を復調すると共に、
色信号を周波数変換してベースバンドの色信号にする。
【0049】復調された輝度信号と色信号は図1に示し
た櫛形フィルタ53に入力されて、ノイズ成分が除去さ
れた後、信号出力回路54にて再び混合されて複合映像
信号となって外部に出力される。尚、55はヘッドA、
Bを搭載しているシリンダの回転速度やテープ50の走
行速度を制御するシリンダ、テープ走行サーボ系であ
る。
【0050】本実施例によれば、遅延素子を1個用いた
櫛形フィルタ53を用いることにより、画質を落とすこ
となく、装置のコストを低く抑えることができる。
【0051】尚、本例の櫛形フィルタはVTRのような
磁気記録再生装置に搭載されるだけでなく、輝度信号と
色信号を扱う各種の装置に搭載して同様の効果を得るこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1、3の発明に
よれば、色信号へ混入される輝度信号高域成分によるリ
ンギングの発生を回避し、且つフィルタを広帯域化する
ことができる。
【0053】請求項2の発明によれば、色信号以外の雑
音成分を完全に除去して色信号を出力することができ
る。
【0054】請求項4、6の発明によれば、入力輝度信
号と遅延輝度信号との間に相関関係がない場合でも、混
入した輝度信号の高域成分をかなり除去した色信号を出
力することができる。
【0055】請求項5の発明によれば、入力輝度信号と
遅延輝度信号との間に相関関係がない場合に出力れる輝
度信号の雑音成分が増大することを防止することができ
る。
【0056】請求項7の発明によれば、輝度信号と色信
号の欠落時に、輝度信号と色信号を補間する機能を持た
せることができる。
【0057】請求項8の発明によれば、画質を落とすこ
となく装置を低価格にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の櫛形フィルタの一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1の櫛形フィルタに入力される輝度信号の周
波数特性例を示した図。
【図3】図1の櫛形フィルタに入力される色信号の周波
数特性例を示した図。
【図4】図1に示した1H遅延回路から出力される複合
映像信号の周波数特性例を示した図。
【図5】図1に示した帯域通過フィルタの周波数特性例
を示した図。
【図6】図1に示した減算器7から出力される遅延色信
号の周波数特性例を示した図。
【図7】図1の帯域通過フィルタ16から出力される輝
度信号の高域成分の周波数特性例を示した図。
【図8】図1の櫛形フィルタから出力される色信号の周
波数特性例を示した図。
【図9】図1に示した2.8MHzの帯域消去フィルタ
の周波数特性例を示した図。
【図10】本発明の磁気再生装置の一実施例を示したブ
ロック図。
【図11】従来の櫛形フィルタの一例を示したブロック
図。
【図12】図11に示した櫛形フィルタの各部で発生す
る信号の周波数特性例を示した図。
【符号の説明】
1、12、17…スイッチ 3…加算器 4…1H遅延回路 5、14…帯域消去フィルタ 6、8、16…
帯域通過フィルタ 7、9、13、15…減算器 10…相関検出
器 11…リミッタ 18…ドロップ
アウト検出回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された輝度信号と色信号を一旦混合
    して複合映像信号とした後、この複合映像信号を1水平
    期間遅延する遅延手段を備え、この遅延手段により遅延
    された複合映像信号を再び輝度信号と色信号に分離して
    得た遅延輝度信号と遅延色信号を用いて前記入力輝度信
    号と前記入力色信号からクロストークノイズ成分を除去
    する櫛形フィルタにおいて、前記入力色信号から前記遅
    延色信号を減算する第1の減算手段と、前記入力輝度信
    号から高域の周波数成分を抽出する抽出手段と、前記第
    1の減算手段から得られた色信号から前記抽出手段によ
    り得られた信号成分を減算する第2の減算手段と、この
    第2の減算手段から得られた色信号を出力する出力手段
    とを具備したことを特徴とする櫛形フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は前記第2の減算手段から
    得られた信号成分を前記入力色信号の帯域成分を通過さ
    せる帯域通過フィルタを通して出力することを特徴とす
    る請求項1記載の櫛形フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は中心周波数が3.58M
    Hzの帯域通過フィルタであることを特徴とする請求項
    1記載の櫛形フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記入力輝度信号と前記遅延輝度信号と
    の間に相関関係があるかどうかを検出する相関検出手段
    と、前記第1の減算手段から得られた色信号の低域周波
    数側にある成分を取り除くフィルタ手段とを設け、前記
    相関検出手段により前記両信号の間に相関関係がないと
    検出された場合、前記出力手段は前記第2の減算手段か
    ら得られた色信号を出力しない代わりに、前記フィルタ
    手段から得られる色信号を出力することを特徴とする請
    求項1乃至3いずれか記載の櫛形フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記相関検出手段により前記両信号の間
    に相関関係がないと検出された場合、入力輝度信号をそ
    のまま出力することを特徴とする請求項4記載の櫛形フ
    ィルタ。
  6. 【請求項6】 前記フィルタ手段は中心周波数が2.8
    MHzの帯域消去フィルタであることを特徴とする請求
    項4記載の櫛形フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記入力輝度信号又は前記入力色信号の
    欠落を検出するドロップアウト検出手段を設け、このド
    ロップアウト検出手段により前記信号の欠落が検出され
    ると、前記出力手段は前記遅延輝度信号と前記遅延色信
    号をそのまま出力することを特徴とする請求項1乃至6
    いずれか記載の櫛形フィルタ。
  8. 【請求項8】 磁気テープに記録された複合映像信号を
    磁気ヘッドで再生して得た再生映像信号から輝度信号と
    色信号を分離してそれぞれベースバンドの輝度信号と色
    信号に変換した後、再びこれら輝度信号と色信号を混合
    して複合映像信号として出力する磁気再生装置おいて、
    前記ベースバンドの輝度信号と色信号を請求項1乃至7
    いずれか記載の櫛形フィルタに通すことにより、前記輝
    度信号と前記色信号からクロストークノイズ成分を除去
    することを特徴とする磁気再生装置。
JP7069301A 1995-03-28 1995-03-28 櫛形フィルタ及び磁気再生装置 Withdrawn JPH08265788A (ja)

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