JPH0826673A - 移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置 - Google Patents

移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置

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JPH0826673A
JPH0826673A JP19200194A JP19200194A JPH0826673A JP H0826673 A JPH0826673 A JP H0826673A JP 19200194 A JP19200194 A JP 19200194A JP 19200194 A JP19200194 A JP 19200194A JP H0826673 A JPH0826673 A JP H0826673A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、クレ−ンブ−ム3の先端に交替的
に継ぎ足される長尺の継ぎ足しジブ7と短尺の継ぎ足し
ジブ8とを備え、それぞれの継ぎ足しジブ7,8の先端
部に設けた滑車11,16の滑車溝11a,16aからのワイヤ
ロ−プ5の逸脱を阻止するワイヤ外れ止め部材と、フッ
ク6が所定量以上巻上げられたことを検出する過巻き検
出器19を設けた移動式クレ−ンにおいて、継ぎ足しジブ
装着時のワイヤ外れ止め部材と過巻き検出器19の取付け
作業を容易化すると共に、過巻き検出器19の取付け忘れ
とワイヤ外れ止め部材の取外し忘れを防止する。 【構成】 ワイヤ外れ止め部材を、それぞれの継ぎ足し
ジブに設けたボス孔13,18に交替的に挿通可能な単一の
ピン24で構成し、当該ピン24の一側に過巻き検出器19を
一体的に取付けて構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレ−ンブ−ム先端に
交替的に継ぎ足され先端部に設けられた滑車からワイヤ
ロ−プを介してフックを吊下するよう構成した長尺な継
ぎ足しジブと短尺な継ぎ足しジブとを備えた移動式クレ
−ンのワイヤ外れ止め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動式クレ−ンを図5に基いて
説明する。図5において、移動式クレ−ンAは、車両1
上に旋回駆動自在に搭載した旋回台2と、当該旋回台2
上に起伏駆動自在に枢着したクレ−ンブーム3とで構成
され、当該クレ−ンブ−ム3の先端部から吊下したフッ
ク4に吊荷を吊持してクレ−ン作業を行うようになって
いる。また、当該移動式クレ−ンAのクレ−ンブ−ム3
先端には、先端部からワイヤロ−プ5を介してフック6
を吊下するよう構成した長尺の継ぎ足しジブ7(図5実
線図示)と、先端部からワイヤロ−プ5を介してフック
6を吊下するよう構成した短尺の継ぎ足しジブ8(図5
鎖線図示)が交替的に継ぎ足し可能となっており、当該
フック6に荷物を吊持して長尺の継ぎ足しジブ7あるい
は短尺の継ぎ足しジブ8を用いたジブ作業を行うことが
できるようになっている。
【0003】前記長尺の継ぎ足しジブ7は、ビルの建設
現場等で高層階に資材を搬入する高揚程作業時に広く用
いられるものであり、次の如く構成されている。図6に
おいて、9は長尺の継ぎ足しジブ7の基端部に設けた係
合部であり、当該係合部9はクレ−ンブ−ム3の先端部
に立設した取付軸10に、取外し回動可能に取付けられて
いる。11は、長尺の継ぎ足しジブ7の先端部に設けた滑
車であり、当該滑車11の滑車溝11aにはフック6を吊下
したワイヤロ−プ5が挿通されている。12は、前記ワイ
ヤロ−プ5が滑車11の滑車溝11aから逸脱するのを阻止
するワイヤ外れ止め部材であり、前記滑車11の滑車溝11
a外周に近接した位置に設けたボス穴13に、当該ワイヤ
外れ止め部材12を挿通して前記滑車溝11aからワイヤロ
−プ5が逸脱するのを防止するようになっている。な
お、このワイヤ外れ止め部材12とボス穴13とで、長尺の
継ぎ足しジブ7におけるワイヤ外れ止め装置を構成して
いる。
【0004】一方、短尺の継ぎ足しジブ8は、主として
軽量の吊荷を高速で巻上げ・巻下げ駆動する作業に用い
られるものであり、次の如く構成されている。図7にお
いて、14は短尺の継ぎ足しジブ8の基端部に設けたブラ
ケットであり、当該ブラケット14はクレ−ンブ−ム3の
先端に設けた取付部材15に、折り畳み格納可能に取付け
られている。16は、短尺の継ぎ足しジブ8の先端部に設
けた滑車であり、当該滑車16の滑車溝16aには前記長尺
の継ぎ足しジブ7と同様にフック6を吊下したワイヤロ
−プ5が挿通されている。17は、前記ワイヤロ−プ5が
滑車16の滑車溝16aから逸脱するのを阻止するワイヤ外
れ止め部材であり、前記滑車16の滑車溝16a外周に近接
した位置に設けたボス穴18に、当該ワイヤ外れ止め部材
17を挿通して前記滑車溝16aからワイヤロ−プ5が逸脱
するのを防止するようになっている。なお、このワイヤ
外れ止め部材17とボス穴18とで、短尺の継ぎ足しジブ8
におけるワイヤ外れ止め装置を構成している。
【0005】19は、継ぎ足しジブの先端から吊下された
フック5が所定量以上巻き上げられたことを検出して警
報信号を出力する過巻き検出器である。当該過巻き検出
器19は、長尺の継ぎ足しジブ7と短尺の継ぎ足しジブ8
を同時に使用してジブ作業を行うことがないため、両継
ぎ足しジブ7および8に交替的に取付けて共用して用い
られるようになっている。当該過巻き検出器19は、検出
スイッチ(図示せず)を内蔵した検出器本体20と、当該
検出器本体20からワイヤ21を介して吊下され前記フック
6が過巻き状態、すなわちフック6が所定量以上巻き上
げられてフック6に当接した状態を検出する重錘22、お
よび前記検出器本体20を長尺の継ぎ足しジブ7先端部と
短尺の継ぎ足しジブ8先端部に交替的に取付ける取付部
材23とで構成されている。
【0006】このように構成した移動式クレ−ンAは、
高揚程作業を行いたい場合には、クレ−ンブ−ム3の先
端に長尺の継ぎ足しジブ7を継ぎ足して作業を行い、軽
量の吊荷を高速で巻上げ・巻下げ駆動して作業を行いた
い場合には、クレ−ンブ−ム3の先端に短尺の継ぎ足し
ジブ8を継ぎ足して作業を行えばよく、作業内容に応じ
た効率的なクレ−ン作業を行うことができるものであっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クレ−
ンブ−ム3の先端に長尺の継ぎ足しジブ7あるいは短尺
の継ぎ足しジブ8を継ぎ足して、当該継ぎ足しジブによ
りジブ作業を行うためには、クレ−ンブ−ム3先端への
継ぎ足しジブ7あるいは8の装着作業と共に、ワイヤ外
れ止め部材の取付け作業、および過巻き検出器19の取付
け作業が必要となり、作業が煩雑であるという問題があ
った。
【0008】また、過巻き検出器19の取付け作業を忘れ
た場合には、作業中の継ぎ足しジブ7あるいは8に過巻
き検出器19が装着されておらず、例えフック6が過巻き
状態になっても警報信号が出力されないために、オペレ
−タが巻上げ駆動を継続して行いワイヤロ−プ5が切断
して、吊荷が落下するという事故を引き起こす恐れがあ
った。
【0009】また、例えば図8に示す如く、長尺の継ぎ
足しジブ7を下張出式の継ぎ足しジブで構成し、当該継
ぎ足しジブ7をワイヤロ−プ5を用いて懸垂状態から張
出状態へ引き起こしを行う際のワイヤロ−プ5のガイド
として短尺の継ぎ足しジブ8を用いる場合には、短尺の
継ぎ足しジブ8の滑車16からワイヤ外れ止め部材17を取
外していなければ、継ぎ足しジブ8の張出状態への変位
に伴って実線図示の如くワイヤロ−プ5が折曲げられ
て、当該ワイヤロ−プ5が損傷するという問題があっ
た。
【0010】本発明は、クレ−ンブ−ム3の先端に長尺
の継ぎ足しジブ7あるいは短尺の継ぎ足しジブ8を装着
する際に、ワイヤ外れ止め部材と過巻き検出器の取付作
業を容易化すると共に、過巻き検出器の取付け忘れやワ
イヤ外れ止め部材の取外し忘れを可及的に防止し得る移
動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置は次
の如く構成する。すなわち、クレ−ンブ−ム先端に交替
的に継ぎ足され先端部に設けられた滑車からワイヤロ−
プを介してフックを吊下するよう構成した長尺な継ぎ足
しジブと短尺な継ぎ足しジブとを備えた移動式クレ−
ン、特にそれぞれの継ぎ足しジブの滑車の滑車溝外周に
近接した位置に設けたボス穴と、当該ボス穴に挿通され
当該滑車溝からのワイヤロ−プの逸脱を阻止するワイヤ
外れ止め部材とで構成したワイヤ外れ止め装置と、それ
ぞれの継ぎ足しジブの先端部に交替的に取付けられ前記
フックが所定量以上巻き上げられたことを検出する単一
の過巻き検出器とを備えた移動式クレ−ンにおいて、前
記ワイヤ外れ止め部材を、それぞれの継ぎ足しジブに設
けたボス穴に交替的に挿通可能な単一のピンで構成し、
当該ピンの一側に前記過巻き検出器を一体的に取付けた
ことを特徴とする移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装
置。
【0012】
【作用】以上の如く構成した本発明の移動式クレ−ンの
ワイヤ外れ止め装置は、ワイヤ外れ止め部材を長尺の継
ぎ足しジブと短尺の継ぎ足しジブに設けたボス穴に交替
的に挿通可能な単一のピンで構成し、当該ピンに過巻き
検出器を一体的に取付けたので、作業を行う継ぎ足しジ
ブのボス穴にピン(ワイヤ外れ止め部材)を挿通するだ
けで、ワイヤ外れ止め部材の取付け作業と過巻き検出器
の取付け作業とが同時に完了するのである。このため、
ワイヤ外れ止め部材の取付け作業と過巻き検出器の取付
け作業を個別に行うようになっていた従来のものに比
し、オペレ−タの負担が軽減されるのである。
【0013】また、過巻き検出器がピン(ワイヤ外れ止
め部材)に一体的に取付けられているので、作業を行う
継ぎ足しジブのボス穴にピンを挿通するだけで過巻き検
出器の取付け作業が完了するので、過巻き検出器の取付
け忘れが可及的に防止でき、フックが過巻き状態になっ
ているにもかかわらずオペレ−タが気付かずに巻上げ駆
動を継続して、ワイヤロ−プが切損するという事故が未
然に防止できるのである。
【0014】また、両継ぎ足しジブにおけるワイヤ外れ
止め部材が単一のピンで共用されているので、作業を行
う継ぎ足しジブにピンを取付けるためには、他方の継ぎ
足しジブからピンを取外さなければならず、例えば長尺
の継ぎ足しジブと短尺の継ぎ足しジブを同時に装着して
短尺の継ぎ足しジブをワイヤロ−プのガイドとして用い
る必要のある長尺の継ぎ足しジブ装着作業時であって
も、オペレ−タが忘れずに長尺の継ぎ足しジブにピンを
取付けていれば、必然的に短尺の継ぎ足しジブからはピ
ンが取外されており、結果としてワイヤ外れ止め部材の
取外し忘れが防止できるのである。
【0015】
【実施例】以下本発明の移動式クレ−ンのワイヤ外れ止
め装置の実施例を、図1ないし図4に基づき説明する。
なお、本発明の移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置
は、従来の技術で説明したワイヤ外れ止め装置に比し
て、ワイヤ外れ止め部材12および17の構成と、過巻き検
出器19の取付構成が異なるのみであるので、以下の説明
ではこの相違点についてのみ説明するものとする。
【0016】図1において、24はワイヤ外れ止め部材を
構成するピンである。当該ピン24は、長尺の継ぎ足しジ
ブ7に設けられたボス穴13と、短尺の継ぎ足しジブ8に
設けられたボス穴18のいずれにも挿通可能なように共通
な単一のピンで構成されている。このため、当該ピン24
を長尺の継ぎ足しジブ7のボス穴13に挿通すれば、ピン
24が滑車11の滑車溝11a外方位置を横切り、当該滑車溝
11aからワイヤロ−プ5が逸脱するのを防止するように
なっている。また、当該ピン24を短尺の継ぎ足しジブ8
のボス穴18に挿通すれば、ピン24が滑車16の滑車溝16a
外方位置を横切り、当該滑車溝16aからワイヤロ−プ5
が逸脱するのを防止するようになっている。
【0017】また、当該ピン24の一端部24aには過巻き
検出器19の検出器本体20が一体的に取付けられており、
当該ピン24を長尺の継ぎ足しジブ7のボス穴13に挿通す
れば過巻き検出器19を長尺の継ぎ足しジブ7の先端部に
取付けることができ、また当該ピン24を短尺の継ぎ足し
ジブ8のボス穴18に挿通すれば過巻き検出器19を短尺の
継ぎ足しジブ8の先端部に取付けることができるように
なっている。なお、過巻き検出器19の取付け作業には、
重錘22にワイヤロ−プ5を挿通する作業が必要である
が、これは別途行うようになっている。
【0018】25は、前記ピン24の他端部24bであって、
ピン24の外周から半径方向に突出して設けられた抜け止
め片である。当該抜け止め片25は、ピン24を長尺の継ぎ
足しジブ7に取付けるには、当該継ぎ足しジブ7のボス
穴13に設けた溝部26に合わせてピン24を挿通した後、ピ
ン24を回動(本実施例の場合は、約180°回動)させ
ることによって、ピン24がボス穴13から抜け出るのを防
止できるようになっている。また、ピン24を短尺の継ぎ
足しジブ8に取付ける際にも、当該継ぎ足しジブ8のボ
ス穴18に設けた溝部27に合わせてピン24を挿通した後、
ピン24を回動させることによって、ピン24が抜け出るの
を防止できるようになっている。
【0019】次に作動を説明する。まず、長尺の継ぎ足
しジブ7をクレ−ンブ−ム3の先端に継ぎ足してジブ作
業を行うために、長尺の継ぎ足しジブ7をクレ−ンブ−
ム3の先端に継ぎ足し、ワイヤ外れ止め部材と過巻き検
出器の取付けを行う方法について説明する。なお、クレ
−ンブ−ム3の先端に長尺の継ぎ足しジブ7を装着する
方法については、従来周知の方法を用いればよく、詳細
な説明は省略するものとする。
【0020】クレ−ンブ−ム3の先端に装着した長尺の
継ぎ足しジブ7に、ワイヤ外れ止め部材と過巻き検出器
を取付けるには、長尺の継ぎ足しジブ7の先端部に設け
られた滑車11の滑車溝11aにワイヤロ−プ5を通した
後、ボス穴13に過巻き検出器19の検出器本体20を一体的
に取付けたピン24を挿通すればよい。これにより、当該
ピン24が滑車溝11aの外方位置を横切る位置にもたらさ
れるので、ジブ作業中にワイヤロ−プ5が滑車溝11aか
ら逸脱するのが防止できるのである。また、ピン24の一
端24aには過巻き検出器19の検出器本体20が一体的に取
付けられているので、ピン24をボス穴13に挿通するだけ
で検出器本体20の取付けが完了し、後で重錘22にワイヤ
ロ−プ5を挿通すれば、長尺の継ぎ足しジブ7への過巻
き検出器19の取付け作業が完了するのである。
【0021】次に、短尺の継ぎ足しジブ8をクレ−ンブ
−ム3の先端に継ぎ足してジブ作業を行うために、短尺
の継ぎ足しジブ8をクレ−ンブ−ム3の先端に継ぎ足
し、ワイヤ外れ止め部材と過巻き検出器の取付けを行う
方法について説明する。なお、クレ−ンブ−ム3の先端
に短尺の継ぎ足しジブ8を装着する方法については、従
来周知の方法を用いればよく、詳細な説明は省略するも
のとする。
【0022】クレ−ンブ−ム3の先端に装着した短尺の
継ぎ足しジブ8に、ワイヤ外れ止め部材と過巻き検出器
を取付けるには、長尺の継ぎ足しジブ7にワイヤ外れ止
め部材と過巻き検出器を取付ける場合と同様に、短尺の
継ぎ足しジブ8の先端部に設けられた滑車16の滑車溝16
aにワイヤロ−プ5を通した後、ボス穴18にピン24を挿
通すればよい。これにより、当該ピン24が滑車溝16aの
外方位置を横切る位置にもたらされるので、ジブ作業中
にワイヤロ−プ5が滑車溝16aから逸脱するのが防止で
きるのである。また、ピン24の一端24aには検出器本体
20が取付けられているので、ピン24をボス穴18に挿通す
るだけで検出器本体20の取付けが完了し、重錘22にワイ
ヤロ−プ5を挿通すれば、短尺の継ぎ足しジブ8への過
巻き検出器19の取付け作業が完了するのである。
【0023】また、長尺の継ぎ足しジブ7装着時に、ワ
イヤロ−プ5を用いて継ぎ足しジブ7を懸垂状態から張
出状態まで引き上げる際のワイヤロ−プ5のガイドとし
て、短尺の継ぎ足しジブ8を用いた場合には、ワイヤ外
れ止め部材としてのピン24が1個しかないため、オペレ
−タが長尺の継ぎ足しジブ7のボス穴13にピン24を挿通
(長尺の継ぎ足しジブ7でジブ作業を行う目的で長尺の
継ぎ足しジブ7を装着中であり、オペレ−タが長尺の継
ぎ足しジブ7にピン24を取付けるのを忘れる恐れはな
い)すれば、必然的に短尺の継ぎ足しジブ8からピン24
が取外されており、従来のワイヤ外れ止め装置の如く短
尺の継ぎ足しジブ8のワイヤ外れ止め部材を取外すのを
忘れたために、ワイヤロ−プ5が折り曲げられて損傷す
ることがなくなるのである。
【0024】なお、以上説明した実施例では、長尺の継
ぎ足しジブ7として下張出式の継ぎ足しジブを用いた例
について説明したが、本発明のワイヤ外れ止め装置は、
これに限定されるものではなく、横張出式の継ぎ足しジ
ブ、あるいはスライド式の継ぎ足しジブに適応してもよ
いこと勿論である。
【0025】また、以上説明した実施例では、ピン24の
他端部24bをボス穴13あるいは18で直接支持するよう構
成した例について説明したが、本発明のワイヤ外れ止め
装置は、これに限定されるものではなく、図4に示す如
く、他端側のボス穴13bあるいは18bに取外し可能な受
部材28を挿入し、当該受部材28の内孔29にピン24の他端
部24bを挿通してピン24を取付けるように構成してもよ
いこと勿論である。なお、このように構成した場合に
は、過巻き状態を検出する重錘22をピン24の一端部24a
に取付けた検出器本体20と前記受部材28に止着した2本
のワイヤ21で支持することができ、重錘22の支持が安定
するという効果を有するものである。
【0026】
【発明の効果】以上の如く構成し作用する本発明の移動
式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置は、クレ−ンブ−ムの
先端に長尺の継ぎ足しジブあるいは短尺の継ぎ足しジブ
を装着する際に、ワイヤ外れ止め部材および過巻き検出
器の取付作業を容易化すると共に、過巻き検出器の取付
け忘れとワイヤ外れ止め部材の取外し忘れを未然に防止
することができ、その効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め装置
を説明する説明図である。
【図2】本発明のワイヤ外れ止め装置を説明する説明図
であって、ワイヤ外れ止め部材を長尺の継ぎ足しジブに
挿通した状態を説明する説明図である。
【図3】本発明のワイヤ外れ止め装置を説明する説明図
であって、ワイヤ外れ止め部材を短尺の継ぎ足しジブに
挿通した状態を説明する説明図である。
【図4】本発明のワイヤ外れ止め装置の他の実施例を説
明する説明図である。
【図5】移動式クレ−ンの概要構成を説明する説明図で
ある。
【図6】従来の長尺の継ぎ足しジブにおけるワイヤ外れ
止め装置の説明図である。
【図7】従来の短尺の継ぎ足しジブにおけるワイヤ外れ
止め装置の説明図である。
【図8】従来の移動式クレ−ンにおける長尺の継ぎ足し
ジブを装着する際の問題点を説明する説明図である。
【符号の説明】
3 クレ−ンブ−ム 5 ワイヤロ−プ 6 フック 7 長尺の継ぎ足しジブ 8 短尺の継ぎ足しジブ 11,16 滑車 13,18 ボス穴 19 過巻き検出器 24 ワイヤ外れ止め部材(ピン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレ−ンブ−ム先端に交替的に継ぎ足さ
    れ先端部に設けられた滑車からワイヤロ−プを介してフ
    ックを吊下するよう構成した長尺な継ぎ足しジブと短尺
    な継ぎ足しジブとを備えた移動式クレ−ン、特にそれぞ
    れの継ぎ足しジブの滑車の滑車溝外周に近接した位置に
    設けたボス穴と、当該ボス穴に挿通され当該滑車溝から
    のワイヤロ−プの逸脱を阻止するワイヤ外れ止め部材と
    で構成したワイヤ外れ止め装置と、それぞれの継ぎ足し
    ジブの先端部に交替的に取付けられ前記フックが所定量
    以上巻き上げられたことを検出する単一の過巻き検出器
    とを備えた移動式クレ−ンにおいて、 前記ワイヤ外れ止め部材を、それぞれの継ぎ足しジブに
    設けたボス穴に交替的に挿通可能な単一のピンで構成
    し、当該ピンの一側に前記過巻き検出器を一体的に取付
    けたことを特徴とする移動式クレ−ンのワイヤ外れ止め
    装置。
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