JPH0826766A - 光学ガラス - Google Patents
光学ガラスInfo
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- JPH0826766A JPH0826766A JP6156300A JP15630094A JPH0826766A JP H0826766 A JPH0826766 A JP H0826766A JP 6156300 A JP6156300 A JP 6156300A JP 15630094 A JP15630094 A JP 15630094A JP H0826766 A JPH0826766 A JP H0826766A
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- Japan
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- optical glass
- molding
- glass
- refractive index
- yield point
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/14—Silica-free oxide glass compositions containing boron
- C03C3/15—Silica-free oxide glass compositions containing boron containing rare earths
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/068—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屈折率(nd)が1.66〜1.77、アッ
ベ数(νd)が43〜55の光学恒数を持ち、屈伏点が
モールド成形に適した620℃以下であり、さらにモー
ルド成形中に多量のガラスの組成成分が揮発することな
く、化学的耐久性、失透に対する安定性に優れ、環境汚
染のない新規な光学ガラスを提供することである。 【構成】 ガラスの組成がB2 O3 −Li2 O−ZnO
−La2 O3 の基本組成系からなり、屈折率(nd)が
1.66〜1.77、アッベ数(νd)が43〜55で
あり、620℃以下の屈伏点を有する光学ガラスであ
る。
ベ数(νd)が43〜55の光学恒数を持ち、屈伏点が
モールド成形に適した620℃以下であり、さらにモー
ルド成形中に多量のガラスの組成成分が揮発することな
く、化学的耐久性、失透に対する安定性に優れ、環境汚
染のない新規な光学ガラスを提供することである。 【構成】 ガラスの組成がB2 O3 −Li2 O−ZnO
−La2 O3 の基本組成系からなり、屈折率(nd)が
1.66〜1.77、アッベ数(νd)が43〜55で
あり、620℃以下の屈伏点を有する光学ガラスであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、B2O3−Li2O−Z
nO−La2O3の基本組成系からなり、屈折率(nd)
が約1.66〜1.77、アッベ数(νd)が約43〜
55である光学ガラスに関する。さらに、本発明による
光学ガラスは、低温での成形が可能であり、特にモール
ド成形に有用な光学ガラスに関する。
nO−La2O3の基本組成系からなり、屈折率(nd)
が約1.66〜1.77、アッベ数(νd)が約43〜
55である光学ガラスに関する。さらに、本発明による
光学ガラスは、低温での成形が可能であり、特にモール
ド成形に有用な光学ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学系を使用する機器の高集積
化、高機能化が進められる中で、光学系に対する高精度
化、軽量・小型化の要求が強く、この要求を実現するた
めに非球面レンズを使用した光学設計が主流となりつつ
ある。このため、非球面レンズを低コストで大量に安定
供給することが必要となり、高精度な金型の面をガラス
素材(軟化状態のゴブ、研磨後の平面ガラスまたは球面
ガラスを軟化状態にしたもの)に加圧転写して、最終的
な研削・研磨工程を要しないで所定の性能を有するレン
ズを得るモールド成形技術が盛んに研究されるようにな
った。さらに、非球面レンズに限らず、複雑な形状を有
するレンズについてもモールド成形技術が研究されるよ
うになってきている。それに伴って、モールド成形に適
した光学ガラスの開発に対する要求も年々高まってきて
いる。
化、高機能化が進められる中で、光学系に対する高精度
化、軽量・小型化の要求が強く、この要求を実現するた
めに非球面レンズを使用した光学設計が主流となりつつ
ある。このため、非球面レンズを低コストで大量に安定
供給することが必要となり、高精度な金型の面をガラス
素材(軟化状態のゴブ、研磨後の平面ガラスまたは球面
ガラスを軟化状態にしたもの)に加圧転写して、最終的
な研削・研磨工程を要しないで所定の性能を有するレン
ズを得るモールド成形技術が盛んに研究されるようにな
った。さらに、非球面レンズに限らず、複雑な形状を有
するレンズについてもモールド成形技術が研究されるよ
うになってきている。それに伴って、モールド成形に適
した光学ガラスの開発に対する要求も年々高まってきて
いる。
【0003】上記光学恒数を有する光学ガラスとして
は、B2O3、La2O3を必須成分とする種々のガラスが
古くから知られている。しかし、従来のB2O3−La2
O3を必須成分とする光学ガラスは、いずれも化学的耐
久性や耐失透性の向上に重点がおかれており、熱間成形
性については十分な配慮が成されておらず、モールド成
形に適しているとは言い難い。さらに、これらの光学ガ
ラスは、一般に高い屈伏点を持つため、加熱成形時の成
形温度は650℃以上となり、高精度の金型の劣化を招
き易く、精度の高いレンズ面を実現することも困難とな
る。そこで、低い屈伏点を持つモールド成形用光学ガラ
スとして、B2O3、Li2O、La2O3を主成分とする
種々の光学ガラスが開発され開示されている。例えば、
特開平4−92834号は、nd=1.622〜1.7
01、νd=45.3〜55.1を特徴とし、実施例に
おいてAt=504〜549℃である光学ガラス、特開
平4−92835号は、nd=1.740〜1.78
5、νd=38.0〜47.0、Atが570℃以下
(実施例At=500〜569℃)を特徴とする光学ガ
ラス、特開平5−58669号は、nd=約1.63〜
1.75、νd=約45〜60、At=555〜640
℃を特徴とする光学ガラス、特開平5−201743号
は、nd=1.65〜1.75、νdが50以上でAt
=560℃以下を特徴とする光学ガラス等である。
は、B2O3、La2O3を必須成分とする種々のガラスが
古くから知られている。しかし、従来のB2O3−La2
O3を必須成分とする光学ガラスは、いずれも化学的耐
久性や耐失透性の向上に重点がおかれており、熱間成形
性については十分な配慮が成されておらず、モールド成
形に適しているとは言い難い。さらに、これらの光学ガ
ラスは、一般に高い屈伏点を持つため、加熱成形時の成
形温度は650℃以上となり、高精度の金型の劣化を招
き易く、精度の高いレンズ面を実現することも困難とな
る。そこで、低い屈伏点を持つモールド成形用光学ガラ
スとして、B2O3、Li2O、La2O3を主成分とする
種々の光学ガラスが開発され開示されている。例えば、
特開平4−92834号は、nd=1.622〜1.7
01、νd=45.3〜55.1を特徴とし、実施例に
おいてAt=504〜549℃である光学ガラス、特開
平4−92835号は、nd=1.740〜1.78
5、νd=38.0〜47.0、Atが570℃以下
(実施例At=500〜569℃)を特徴とする光学ガ
ラス、特開平5−58669号は、nd=約1.63〜
1.75、νd=約45〜60、At=555〜640
℃を特徴とする光学ガラス、特開平5−201743号
は、nd=1.65〜1.75、νdが50以上でAt
=560℃以下を特徴とする光学ガラス等である。
【0004】特開昭62−87432号は、アッベ数は
開示されていないが、nd=1.690〜1.725、
At=570℃以下で、PbOを含んだ比較的低温での
精密プレスが可能な光学ガラスである。
開示されていないが、nd=1.690〜1.725、
At=570℃以下で、PbOを含んだ比較的低温での
精密プレスが可能な光学ガラスである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の
光学ガラス、特にモールド成形用光学ガラスは、加熱成
形時にガラス組成中の特定元素が揮発し、金型に付着す
ることにより、高精度なモールド成形を困難にするとい
う問題点があった。また、分析等の結果から、金型に付
着する元素は、主に、低屈伏点を実現するために含有さ
せた比較的多量のアルカリ金属酸化物または酸化鉛であ
ることがわかっている。
光学ガラス、特にモールド成形用光学ガラスは、加熱成
形時にガラス組成中の特定元素が揮発し、金型に付着す
ることにより、高精度なモールド成形を困難にするとい
う問題点があった。また、分析等の結果から、金型に付
着する元素は、主に、低屈伏点を実現するために含有さ
せた比較的多量のアルカリ金属酸化物または酸化鉛であ
ることがわかっている。
【0006】これらの元素は高精度なモールド成形を困
難にするだけでなく、多量のアルカリ金属酸化物は化学
的耐久性を低下させ、酸化鉛は製造工程で環境汚染につ
ながるという問題点もある。そこで本発明は、上記した
従来の光学ガラス、特にモールド成形用光学ガラスの諸
問題に鑑みてなされたものである。
難にするだけでなく、多量のアルカリ金属酸化物は化学
的耐久性を低下させ、酸化鉛は製造工程で環境汚染につ
ながるという問題点もある。そこで本発明は、上記した
従来の光学ガラス、特にモールド成形用光学ガラスの諸
問題に鑑みてなされたものである。
【0007】本発明の目的は、屈折率(nd)が1.6
6〜1.77、アッベ数(νd)が43〜55の光学恒
数を持ち、屈伏点がモールド成形に適した620℃以下
であり、さらにモールド成形中にガラスの組成成分が揮
発することなく、化学的耐久性、失透に対する安定性に
優れ、環境汚染のない新規な光学ガラスを提供すること
である。
6〜1.77、アッベ数(νd)が43〜55の光学恒
数を持ち、屈伏点がモールド成形に適した620℃以下
であり、さらにモールド成形中にガラスの組成成分が揮
発することなく、化学的耐久性、失透に対する安定性に
優れ、環境汚染のない新規な光学ガラスを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、B2O3、Li 2
O、ZnO、La2O3を必須成分とする光学ガラス組成
が、所定の組成範囲内において所望の光学恒数とモール
ド成形に適した屈伏点を持ち、さらにモールド成形中に
ガラスの組成成分が揮発することなく、優れた化学的耐
久性、失透に対する安定性を実現できることを見い出
し、本発明を成すに至った。すなわち、本発明は、重量
比(wt%)で、 SiO2 0 〜 5 wt% B2O3 22 〜 35 wt% Al2O3 0 〜 5 wt% Li2O 0.1〜 2.5wt% Na2O 0 〜 5 wt% K2O 0 〜 5 wt% MgO 0 〜 5 wt% CaO 0 〜 10 wt% SrO 0 〜 10 wt% BaO 0 〜 10 wt% ZnO 20 〜 35 wt% ZrO2 0 〜 5 wt% La2O3 12 〜 42 wt% Gd2O3 0 〜 20 wt% Y2O3 0 〜 10 wt% Yb2O3 0 〜 10 wt% Nb2O5 0 〜 10 wt% Ta2O5 0 〜 14 wt% As2O3 0 〜 1 wt% Sb2O3 0 〜 1 wt% から成る組成を有し、屈折率(nd)が1.66〜1.
77、アッベ数(νd)が43〜55、屈伏点(At)
が620℃以下であることを特徴とするモールド成形用
光学ガラスを提供する。
達成するために鋭意研究を重ねた結果、B2O3、Li 2
O、ZnO、La2O3を必須成分とする光学ガラス組成
が、所定の組成範囲内において所望の光学恒数とモール
ド成形に適した屈伏点を持ち、さらにモールド成形中に
ガラスの組成成分が揮発することなく、優れた化学的耐
久性、失透に対する安定性を実現できることを見い出
し、本発明を成すに至った。すなわち、本発明は、重量
比(wt%)で、 SiO2 0 〜 5 wt% B2O3 22 〜 35 wt% Al2O3 0 〜 5 wt% Li2O 0.1〜 2.5wt% Na2O 0 〜 5 wt% K2O 0 〜 5 wt% MgO 0 〜 5 wt% CaO 0 〜 10 wt% SrO 0 〜 10 wt% BaO 0 〜 10 wt% ZnO 20 〜 35 wt% ZrO2 0 〜 5 wt% La2O3 12 〜 42 wt% Gd2O3 0 〜 20 wt% Y2O3 0 〜 10 wt% Yb2O3 0 〜 10 wt% Nb2O5 0 〜 10 wt% Ta2O5 0 〜 14 wt% As2O3 0 〜 1 wt% Sb2O3 0 〜 1 wt% から成る組成を有し、屈折率(nd)が1.66〜1.
77、アッベ数(νd)が43〜55、屈伏点(At)
が620℃以下であることを特徴とするモールド成形用
光学ガラスを提供する。
【0009】
【作用】上記組成範囲は、実験化学的に見い出されたも
のであり、組成範囲限定の理由は次の通りである。Si
O2はガラス形成酸化物であり、失透に対する安定性を
向上させるが、5wt%を越えると、未溶物が生じ易く
なり、溶融温度及び屈伏点を上昇させる。
のであり、組成範囲限定の理由は次の通りである。Si
O2はガラス形成酸化物であり、失透に対する安定性を
向上させるが、5wt%を越えると、未溶物が生じ易く
なり、溶融温度及び屈伏点を上昇させる。
【0010】B2O3はSiO2と同様にガラス形成酸化
物であり、本発明において必須成分である。22wt%
未満では失透に対して十分な安定性を得られないが、3
5wt%を越えると屈折率が低下し、化学的耐久性を低
下させる。Al2O3は失透に対する安定性、化学的耐久
性を向上させるが、5wt%を越えると屈伏点を上昇さ
せる。
物であり、本発明において必須成分である。22wt%
未満では失透に対して十分な安定性を得られないが、3
5wt%を越えると屈折率が低下し、化学的耐久性を低
下させる。Al2O3は失透に対する安定性、化学的耐久
性を向上させるが、5wt%を越えると屈伏点を上昇さ
せる。
【0011】Li2Oは他のアルカリ金属酸化物に比べ
て大幅な屈折率低下、化学的耐久性の低下を伴うことな
く、溶融温度及び屈伏点を低下させる必須成分である
が、0.1wt%未満では十分な効果が得られず、2.
5wt%を越えると化学的耐久性及び失透に対する安定
性が低下する。さらに、Li2Oは成形時に揮発して成
形型に付着し易く、高精度なモールド成形が困難にな
る。
て大幅な屈折率低下、化学的耐久性の低下を伴うことな
く、溶融温度及び屈伏点を低下させる必須成分である
が、0.1wt%未満では十分な効果が得られず、2.
5wt%を越えると化学的耐久性及び失透に対する安定
性が低下する。さらに、Li2Oは成形時に揮発して成
形型に付着し易く、高精度なモールド成形が困難にな
る。
【0012】Na2O、K2Oは溶融温度及び屈伏点を低
下させるが、5wt%を越えると屈折率が低下し、化学
的耐久性及び失透に対する安定性も低下する。さらに、
Na 2O、K2Oは成形時に揮発して成形型に付着し易
く、高精度なモールド成形が困難になる。但し、Li2
O、Na2O、K2Oの合計量として、5.5wt%を越
えると、屈折率が低下し、化学的耐久性及び失透に対す
る安定性も低下する。さらに、これらのアルカリ金属酸
化物は成形時に揮発して成形型に付着し易く、高精度な
モールド成形が困難になる。。
下させるが、5wt%を越えると屈折率が低下し、化学
的耐久性及び失透に対する安定性も低下する。さらに、
Na 2O、K2Oは成形時に揮発して成形型に付着し易
く、高精度なモールド成形が困難になる。但し、Li2
O、Na2O、K2Oの合計量として、5.5wt%を越
えると、屈折率が低下し、化学的耐久性及び失透に対す
る安定性も低下する。さらに、これらのアルカリ金属酸
化物は成形時に揮発して成形型に付着し易く、高精度な
モールド成形が困難になる。。
【0013】MgOは溶融温度を低下させるが、5wt
%を越えると失透に対する安定性が低下し、分相傾向も
増大する。CaO、SrO、BaOは屈折率の調整、失
透に対する安定性向上に有用であるが、10wt%を越
えると逆に失透傾向が増大し、化学的耐久性を低下させ
る。
%を越えると失透に対する安定性が低下し、分相傾向も
増大する。CaO、SrO、BaOは屈折率の調整、失
透に対する安定性向上に有用であるが、10wt%を越
えると逆に失透傾向が増大し、化学的耐久性を低下させ
る。
【0014】ZnOは溶融温度及び屈伏点を低下させ、
屈折率の調整にも有効な必須成分であるが、20wt%
未満では十分な効果が得られず、35wt%を越えると
分散が大きくなり、失透に対する安定性が低下し、化学
的耐久性も低下する。ZrO2は失透に対する安定性、
化学的耐久性を向上させるが、5wt%を越えると、逆
に失透傾向が増大し、屈伏点も上昇する。
屈折率の調整にも有効な必須成分であるが、20wt%
未満では十分な効果が得られず、35wt%を越えると
分散が大きくなり、失透に対する安定性が低下し、化学
的耐久性も低下する。ZrO2は失透に対する安定性、
化学的耐久性を向上させるが、5wt%を越えると、逆
に失透傾向が増大し、屈伏点も上昇する。
【0015】La2O3は比較的に失透に対する安定性を
低下させることなく、屈折率を高くし、化学的耐久性を
向上させる必須成分であるが、12wt%未満では十分
な効果が得られず、42wt%を越えると失透に対する
安定性が低下し、屈伏点も上昇する。Gd2O3は比較的
に失透に対する安定性を低下させることなく、屈折率を
高くし、化学的耐久性を向上させるが、20wt%を越
えると失透に対する安定性が低下し、屈伏点も上昇す
る。
低下させることなく、屈折率を高くし、化学的耐久性を
向上させる必須成分であるが、12wt%未満では十分
な効果が得られず、42wt%を越えると失透に対する
安定性が低下し、屈伏点も上昇する。Gd2O3は比較的
に失透に対する安定性を低下させることなく、屈折率を
高くし、化学的耐久性を向上させるが、20wt%を越
えると失透に対する安定性が低下し、屈伏点も上昇す
る。
【0016】Y2O3、Yb2O3は屈折率を高くし、化学
的耐久性を向上させるが、10wt%を越えると失透に
対する安定性が低下し、屈伏点も上昇する。Nb2O5、
Ta2O5は屈折率を高くし、化学的耐久性を向上させる
が、それぞれ10wt%、14wt%を越えると分散を
大きくし、失透に対する安定性も低下する。
的耐久性を向上させるが、10wt%を越えると失透に
対する安定性が低下し、屈伏点も上昇する。Nb2O5、
Ta2O5は屈折率を高くし、化学的耐久性を向上させる
が、それぞれ10wt%、14wt%を越えると分散を
大きくし、失透に対する安定性も低下する。
【0017】As2O3、Sb2O3は脱泡剤として用いる
が、1wt%以下で十分な効果を得ることができる。ま
た、Sb2O3は1wt%を越えるとガラスに着色が認め
られる。
が、1wt%以下で十分な効果を得ることができる。ま
た、Sb2O3は1wt%を越えるとガラスに着色が認め
られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものでは
ない。本発明に係る実施組成例(数値はwt%)を、光
学恒数(nd,νd)及び屈伏点(At、数値は℃)と
ともに表1、表2、表3に示す。
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものでは
ない。本発明に係る実施組成例(数値はwt%)を、光
学恒数(nd,νd)及び屈伏点(At、数値は℃)と
ともに表1、表2、表3に示す。
【0019】本発明に係る光学ガラスは、各成分の原料
として各々相当する酸化物、炭酸塩、硝酸塩等を使用
し、所望の割合に秤量し、粉末で十分に混合して調合原
料と成し、これを例えば1050〜1300℃に加熱さ
れた電気炉中の白金坩堝に投入し、溶融清澄後、撹拌均
質化して予め加熱された鉄製の鋳型に鋳込み、徐冷して
製造することができる。
として各々相当する酸化物、炭酸塩、硝酸塩等を使用
し、所望の割合に秤量し、粉末で十分に混合して調合原
料と成し、これを例えば1050〜1300℃に加熱さ
れた電気炉中の白金坩堝に投入し、溶融清澄後、撹拌均
質化して予め加熱された鉄製の鋳型に鋳込み、徐冷して
製造することができる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、屈折率
(nd)が1.66〜1.77、アッベ数(νd)が4
3〜55、屈伏点(At)が620℃以下であることを
特徴とし、化学的耐久性、失透に対する安定性に優れ、
環境汚染がない光学ガラスが提供される。
(nd)が1.66〜1.77、アッベ数(νd)が4
3〜55、屈伏点(At)が620℃以下であることを
特徴とし、化学的耐久性、失透に対する安定性に優れ、
環境汚染がない光学ガラスが提供される。
【0024】しかも、本発明による光学ガラスは屈伏点
が低いため、特に、高精度な金型の面をガラス素材に加
圧転写して、最終的な研削・研磨工程を要しないで所定
の性能を有するレンズを得るモールド成形にきわめて有
用である。
が低いため、特に、高精度な金型の面をガラス素材に加
圧転写して、最終的な研削・研磨工程を要しないで所定
の性能を有するレンズを得るモールド成形にきわめて有
用である。
Claims (1)
- 【請求項1】重量比(以下wt%)で、 SiO2 0 〜 5 wt% B2O3 22 〜 35 wt% Al2O3 0 〜 5 wt% Li2O 0.1〜 2.5wt% Na2O 0 〜 5 wt% K2O 0 〜 5 wt% 但し、Li2O+Na2O+K2O 0.1〜 5.5wt% MgO 0 〜 5 wt% CaO 0 〜 10 wt% SrO 0 〜 10 wt% BaO 0 〜 10 wt% ZnO 20 〜 35 wt% ZrO2 0 〜 5 wt% La2O3 12 〜 42 wt% Gd2O3 0 〜 20 wt% Y2O3 0 〜 10 wt% Yb2O3 0 〜 10 wt% Nb2O5 0 〜 10 wt% Ta2O5 0 〜 14 wt% As2O3 0 〜 1 wt% Sb2O3 0 〜 1 wt% の組成を有し、屈折率(nd)が1.66〜1.77、
アッベ数(νd)が43〜55、屈伏点(At)が62
0℃以下であることを特徴とする光学ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15630094A JP3458461B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 光学ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15630094A JP3458461B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 光学ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826766A true JPH0826766A (ja) | 1996-01-30 |
| JP3458461B2 JP3458461B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=15624802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15630094A Expired - Lifetime JP3458461B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 光学ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458461B2 (ja) |
Cited By (24)
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