JPH08267695A - 化粧シートおよびその製造方法 - Google Patents
化粧シートおよびその製造方法Info
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- JPH08267695A JPH08267695A JP9752195A JP9752195A JPH08267695A JP H08267695 A JPH08267695 A JP H08267695A JP 9752195 A JP9752195 A JP 9752195A JP 9752195 A JP9752195 A JP 9752195A JP H08267695 A JPH08267695 A JP H08267695A
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- thermoplastic resin
- decorative sheet
- fiber
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Vカット加工等の後加工適性がある強度と、
最表面に凹凸模様層があり奥行き感の意匠効果とをあわ
せもつ化粧シートおよびその製造方法を提供することを
目的とする。 【構成】 特定の繊維太さ、繊維密度、坪量等を有する
ポリエステル不織布の上に、熱可塑性樹脂層、絵柄層、
凹凸模様層を順次積層した化粧シートおよびその製造方
法。
最表面に凹凸模様層があり奥行き感の意匠効果とをあわ
せもつ化粧シートおよびその製造方法を提供することを
目的とする。 【構成】 特定の繊維太さ、繊維密度、坪量等を有する
ポリエステル不織布の上に、熱可塑性樹脂層、絵柄層、
凹凸模様層を順次積層した化粧シートおよびその製造方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築内装材として用い
る化粧シートおよびその製造方法に関する。
る化粧シートおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公大15−31122号公報に
開示された、普通折箱用材料の経木厚板の外面に強靱な
る紙芯及び装飾用の経木薄片を重ねて貼付したる一枚板
を用い折箱として中身となすべき厚板にのみ深く削刻せ
る溝形の折目に従い折曲げ四辺の縁板を互いに止めて形
成すべくなしたる経木折箱、がある。
開示された、普通折箱用材料の経木厚板の外面に強靱な
る紙芯及び装飾用の経木薄片を重ねて貼付したる一枚板
を用い折箱として中身となすべき厚板にのみ深く削刻せ
る溝形の折目に従い折曲げ四辺の縁板を互いに止めて形
成すべくなしたる経木折箱、がある。
【0003】また、特公平6−6355号公報に開示さ
れた、基材シートに繊維密度が一様でない不織布を積層
し、不織布にインキを含浸させてなる化粧シートであっ
て、繊維密度が一様でない不織布として、ほぼ均一な地
合いの中に繊維または繊維塊が分散しているのが目視で
き、かつその繊維または繊維塊が、太さ1〜50デニー
ル、長さ5〜50mmの繊維またはその集合体であるも
のを使用したことを特徴とする化粧シート、がある。
れた、基材シートに繊維密度が一様でない不織布を積層
し、不織布にインキを含浸させてなる化粧シートであっ
て、繊維密度が一様でない不織布として、ほぼ均一な地
合いの中に繊維または繊維塊が分散しているのが目視で
き、かつその繊維または繊維塊が、太さ1〜50デニー
ル、長さ5〜50mmの繊維またはその集合体であるも
のを使用したことを特徴とする化粧シート、がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公大
15−31122号公報に開示された、経木折箱に用い
られている経木厚板は、厚板の外面(表面)に貼付した
紙織布、粧飾用の模様印刷外皮の構成からなり、この経
木厚板(裏側)に深き溝を削刻して折り組んで制作を容
易にする利点はみられるが、紙織布および模様印刷外皮
には、現在のVカット加工時における衝撃には耐える強
度がないこと、さらに、模様印刷には特に優れた意匠効
果がない欠点がある。また、特公平6−6355号公報
に開示された化粧シートに用いられている不織布の場合
には、その表面への印刷は、和紙に似た風合いを表現す
るには適してはいるが、木目模様のような精緻な表現に
は印刷適正が不足しており、美麗な絵柄を印刷すること
は困難である。また、表面のエンボス加工による凹凸模
様についても、上記化粧シートの不織布の繊維または繊
維塊が太さ1〜50デニール、長さ5〜50mmの繊維
またはその集合体であるものを使用しているため、精細
な凹凸模様を形成することは困難である。
15−31122号公報に開示された、経木折箱に用い
られている経木厚板は、厚板の外面(表面)に貼付した
紙織布、粧飾用の模様印刷外皮の構成からなり、この経
木厚板(裏側)に深き溝を削刻して折り組んで制作を容
易にする利点はみられるが、紙織布および模様印刷外皮
には、現在のVカット加工時における衝撃には耐える強
度がないこと、さらに、模様印刷には特に優れた意匠効
果がない欠点がある。また、特公平6−6355号公報
に開示された化粧シートに用いられている不織布の場合
には、その表面への印刷は、和紙に似た風合いを表現す
るには適してはいるが、木目模様のような精緻な表現に
は印刷適正が不足しており、美麗な絵柄を印刷すること
は困難である。また、表面のエンボス加工による凹凸模
様についても、上記化粧シートの不織布の繊維または繊
維塊が太さ1〜50デニール、長さ5〜50mmの繊維
またはその集合体であるものを使用しているため、精細
な凹凸模様を形成することは困難である。
【0005】本発明は、上記の欠点を解決するためにな
されたものであり、Vカット加工等の後加工適性がある
強度と、最表面に凹凸模様層があり奥行き感の意匠効果
とをあわせもつ化粧シートおよびその製造方法を提供す
ることにある。
されたものであり、Vカット加工等の後加工適性がある
強度と、最表面に凹凸模様層があり奥行き感の意匠効果
とをあわせもつ化粧シートおよびその製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、繊
維太さ0.2〜0.5デニールのポリエステル繊維から
なり、繊維密度0.25〜0.8g/cm3 、坪量8〜
150g/m2 、厚み30〜150μmであるポリエス
テル不織布の上に、熱可塑性樹脂層、絵柄層、凹凸模様
層の順序で積層されてなる化粧シート、を要旨とする。
また、本発明は、繊維太さ0.2〜0.5デニールのポ
リエステル繊維からなり、繊維密度0.25〜0.8g
/cm3 、坪量8〜150g/m2 、厚み30〜150
μmであるポリエステル不織布の上に、押出しラミネー
ション法により熱可塑性樹脂を介して熱可塑性樹脂フィ
ルムを設けてなる熱可塑性樹脂層を形成し、該熱可塑性
樹脂層の上に絵柄層、凹凸模様層を積層する化粧シート
の製造方法、を要旨とする。
維太さ0.2〜0.5デニールのポリエステル繊維から
なり、繊維密度0.25〜0.8g/cm3 、坪量8〜
150g/m2 、厚み30〜150μmであるポリエス
テル不織布の上に、熱可塑性樹脂層、絵柄層、凹凸模様
層の順序で積層されてなる化粧シート、を要旨とする。
また、本発明は、繊維太さ0.2〜0.5デニールのポ
リエステル繊維からなり、繊維密度0.25〜0.8g
/cm3 、坪量8〜150g/m2 、厚み30〜150
μmであるポリエステル不織布の上に、押出しラミネー
ション法により熱可塑性樹脂を介して熱可塑性樹脂フィ
ルムを設けてなる熱可塑性樹脂層を形成し、該熱可塑性
樹脂層の上に絵柄層、凹凸模様層を積層する化粧シート
の製造方法、を要旨とする。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を詳細に説明する。
【0008】本発明のポリエステル不織布としては、繊
維太さ0.2〜0.5デニールのポリエステル繊維から
なり、繊維密度0.25〜0.8g/cm3 、坪量8〜
150g/m2 、厚み30〜150μmのものを使用す
ることができる。ここで、繊維太さ0.5デニールより
太い場合、繊維密度0.25g/cm3より低い場合
は、ポリエステル不織布の上に設けられる熱可塑性樹脂
層及び絵柄層の平滑性が失われ、絵柄層を設ける印刷適
性が悪くなり、精密な絵柄模様を形成できなくなる。一
方、繊維太さ0.5以上、繊維密度0.8以上、坪量1
50g/m2 以上、厚み150μm以上の場合には、後
加工において曲げ等の加工適性が悪くなり、意匠効果が
得られなくなる。
維太さ0.2〜0.5デニールのポリエステル繊維から
なり、繊維密度0.25〜0.8g/cm3 、坪量8〜
150g/m2 、厚み30〜150μmのものを使用す
ることができる。ここで、繊維太さ0.5デニールより
太い場合、繊維密度0.25g/cm3より低い場合
は、ポリエステル不織布の上に設けられる熱可塑性樹脂
層及び絵柄層の平滑性が失われ、絵柄層を設ける印刷適
性が悪くなり、精密な絵柄模様を形成できなくなる。一
方、繊維太さ0.5以上、繊維密度0.8以上、坪量1
50g/m2 以上、厚み150μm以上の場合には、後
加工において曲げ等の加工適性が悪くなり、意匠効果が
得られなくなる。
【0009】本発明の熱可塑性樹脂層を形成する方法と
しては、熱可塑性樹脂、または熱可塑性樹脂を分散又は
溶解された塗工液をロールコーティング、バーコーティ
ング、グラビアコーティング、ダイコーティング、コン
マコーティング、押出しコーティング等の慣用の塗工方
法を用いて形成する方法、熱可塑性樹脂を用いて成形さ
れたフィルムまたはシートを接着剤によりポリエステル
不織布と接着する方法等が用いられる。
しては、熱可塑性樹脂、または熱可塑性樹脂を分散又は
溶解された塗工液をロールコーティング、バーコーティ
ング、グラビアコーティング、ダイコーティング、コン
マコーティング、押出しコーティング等の慣用の塗工方
法を用いて形成する方法、熱可塑性樹脂を用いて成形さ
れたフィルムまたはシートを接着剤によりポリエステル
不織布と接着する方法等が用いられる。
【0010】本発明の第2の発明の化粧シートの製造方
法において、熱可塑性樹脂層を形成する方法としては、
上記ポリエステル不織布の上に熱可塑性樹脂を押出しコ
ーティングすると同時に熱可塑性樹脂フィルムを貼合せ
る方法、即ち押出しラミネーティング法による方法が用
いられる。
法において、熱可塑性樹脂層を形成する方法としては、
上記ポリエステル不織布の上に熱可塑性樹脂を押出しコ
ーティングすると同時に熱可塑性樹脂フィルムを貼合せ
る方法、即ち押出しラミネーティング法による方法が用
いられる。
【0011】本発明の熱可塑性樹脂層の熱可塑性樹脂と
しては、エチルセルロース、硝酸セルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロ
ピオネート等のセルロース系樹脂、ポリエチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリスチレン、ポリα−メチルスチ
レン、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル
酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチ
ル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイ
ロン66等のポリアミド系樹脂、ポリ4−フッ化エチレ
ン、ポリ3フッ化塩化エチレン、ポリフッ化ビニリデン
等のフッ素系樹脂、4−メチルペンテン−1樹脂、ポリ
サルフォン樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ロジ
ン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール
樹脂、重合ロジン等のロジン系樹脂、クマロン樹脂、ビ
ニルトルエン樹脂等の天然または合成樹脂等が使用でき
る。
しては、エチルセルロース、硝酸セルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロ
ピオネート等のセルロース系樹脂、ポリエチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリスチレン、ポリα−メチルスチ
レン、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル
酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチ
ル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイ
ロン66等のポリアミド系樹脂、ポリ4−フッ化エチレ
ン、ポリ3フッ化塩化エチレン、ポリフッ化ビニリデン
等のフッ素系樹脂、4−メチルペンテン−1樹脂、ポリ
サルフォン樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ロジ
ン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール
樹脂、重合ロジン等のロジン系樹脂、クマロン樹脂、ビ
ニルトルエン樹脂等の天然または合成樹脂等が使用でき
る。
【0012】本発明の絵柄層は、各種の方法により設け
られる。この場合の印刷方法としては、グラビア印刷、
凹版印刷、オフセット印刷、活版印刷、フレキソ印刷、
シルクスクリーン印刷、静電印刷、インクジェット印刷
等が挙げられる。もしくは、別に離型性基材シート上に
一旦絵柄層を形成して転写シートを作成し、得られた転
写シートを用いて転写印刷によって形成してもよい。
られる。この場合の印刷方法としては、グラビア印刷、
凹版印刷、オフセット印刷、活版印刷、フレキソ印刷、
シルクスクリーン印刷、静電印刷、インクジェット印刷
等が挙げられる。もしくは、別に離型性基材シート上に
一旦絵柄層を形成して転写シートを作成し、得られた転
写シートを用いて転写印刷によって形成してもよい。
【0013】絵柄層の絵柄層用のインキとしては種々の
ものを用いることができ、着色剤、結着剤 体質顔料、
硬化剤、溶剤、その他の添加剤等からなる組成物を使用
することができる。その結着剤としては、特に制限はな
く、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹
脂等が使用できる。
ものを用いることができ、着色剤、結着剤 体質顔料、
硬化剤、溶剤、その他の添加剤等からなる組成物を使用
することができる。その結着剤としては、特に制限はな
く、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹
脂等が使用できる。
【0014】絵柄層の絵柄模様としては、木目、石目、
布目等の天然物を模写したもの、文字、記号、線画、全
面印刷のある図、抽象模様等から適宜選択することがで
きる。
布目等の天然物を模写したもの、文字、記号、線画、全
面印刷のある図、抽象模様等から適宜選択することがで
きる。
【0015】本発明の凹凸模様層の形成方法としては、
盛上げ印刷法、撥液印刷法、エンボス加工方法、凹型か
らの電離放射線硬化性樹脂により賦形した凹凸模様層を
転写する方法等が用いられる。盛上げ印刷法としては、
凹型を用いずに模様部を隆起させる印刷法で、塩化ビニ
ル系のペーストレジンを可塑剤に分散したもの、上記塩
化ビニル系インキに必要に応じて発泡剤を添加したもの
を盛上げ印刷インキとして印刷後加熱により印刷面が隆
起状となり凹凸模様層を得る方法、あらかじめ粘着性の
あるインキで印刷を行い熱溶融可能な樹脂粉末を散布し
余分の粉末を除去後、加熱固着させて凹凸模様層を得る
方法等が挙げられる。撥液印刷法としては、たとえば特
公昭52−2641号公報に開示された化粧シートに用
いられている撥液性物質を含むインキ組成物による印刷
物を形成し、他方、印刷層以外の部分に上記の撥液性物
質を含まない通常のインキ組成物による印刷層を形成し
て所望の図柄の印刷模様を設け、更に、該印刷模様を含
む全面に上記と同じ撥液性物質を含む上塗り塗料による
透明な表面保護層を設けて、凹凸模様層を得る方法等が
挙げられる。エンボス加工方法としては、上記絵柄層の
上に絵柄層の下に用いられたものと同様の熱可塑性樹脂
層を形成し、この熱可塑性樹脂層に熱、圧力により凹型
の凹凸模様を賦形する通常のエンボス加工法により凹凸
模様層を得る方法が挙げられる。ここでエンボス加工機
としては平版プレス機、ロールエンボス機等の公知の各
種プレス機、エンボス機を使用でき、凹型はエッチング
法等により形成できる。また、凹型からの電離放射線硬
化性樹脂により賦形した凹凸模様層を転写する方法とし
ては、上記絵柄層の上に電離放射線硬化性樹脂液を介し
て、凹型として透明な賦形シートを重ねて押圧し、賦形
シート側から電離放射線を照射して電離放射線硬化性樹
脂を硬化させた後に、賦形シートを剥離除去して上記絵
柄層の上に凹凸模様層を得る方法を用いることができ
る。
盛上げ印刷法、撥液印刷法、エンボス加工方法、凹型か
らの電離放射線硬化性樹脂により賦形した凹凸模様層を
転写する方法等が用いられる。盛上げ印刷法としては、
凹型を用いずに模様部を隆起させる印刷法で、塩化ビニ
ル系のペーストレジンを可塑剤に分散したもの、上記塩
化ビニル系インキに必要に応じて発泡剤を添加したもの
を盛上げ印刷インキとして印刷後加熱により印刷面が隆
起状となり凹凸模様層を得る方法、あらかじめ粘着性の
あるインキで印刷を行い熱溶融可能な樹脂粉末を散布し
余分の粉末を除去後、加熱固着させて凹凸模様層を得る
方法等が挙げられる。撥液印刷法としては、たとえば特
公昭52−2641号公報に開示された化粧シートに用
いられている撥液性物質を含むインキ組成物による印刷
物を形成し、他方、印刷層以外の部分に上記の撥液性物
質を含まない通常のインキ組成物による印刷層を形成し
て所望の図柄の印刷模様を設け、更に、該印刷模様を含
む全面に上記と同じ撥液性物質を含む上塗り塗料による
透明な表面保護層を設けて、凹凸模様層を得る方法等が
挙げられる。エンボス加工方法としては、上記絵柄層の
上に絵柄層の下に用いられたものと同様の熱可塑性樹脂
層を形成し、この熱可塑性樹脂層に熱、圧力により凹型
の凹凸模様を賦形する通常のエンボス加工法により凹凸
模様層を得る方法が挙げられる。ここでエンボス加工機
としては平版プレス機、ロールエンボス機等の公知の各
種プレス機、エンボス機を使用でき、凹型はエッチング
法等により形成できる。また、凹型からの電離放射線硬
化性樹脂により賦形した凹凸模様層を転写する方法とし
ては、上記絵柄層の上に電離放射線硬化性樹脂液を介し
て、凹型として透明な賦形シートを重ねて押圧し、賦形
シート側から電離放射線を照射して電離放射線硬化性樹
脂を硬化させた後に、賦形シートを剥離除去して上記絵
柄層の上に凹凸模様層を得る方法を用いることができ
る。
【0016】本発明の化粧シートは、基材と接着剤等に
より積層し化粧材として使用することができる。その基
材としては、木材単板、木材合板、パーチクルボード、
中密度繊維板(MDF)等の木質板材、アルミニウム、
鉄、ステンレス等の金属板、セラミック板、紙材、プラ
スチック板材等が使用できる。
より積層し化粧材として使用することができる。その基
材としては、木材単板、木材合板、パーチクルボード、
中密度繊維板(MDF)等の木質板材、アルミニウム、
鉄、ステンレス等の金属板、セラミック板、紙材、プラ
スチック板材等が使用できる。
【0017】本発明の化粧シートを用いた化粧材を家具
等の建築内装材として加工することができる。その加工
方法としては、ラッピング法、Vカット法等が挙げられ
る。
等の建築内装材として加工することができる。その加工
方法としては、ラッピング法、Vカット法等が挙げられ
る。
【0018】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発
明を更に詳細に説明する。
明を更に詳細に説明する。
【0019】(実施例1)ポリエステル不織布(広瀬製
紙(株)製、HISTAR−05TH、繊維太さ0.5
デニール、繊維密度0.4g/cm3 、坪量36g/m
2 、厚み90μm)上に、プライマーとしてウレタン樹
脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、HAT)を全
面に印刷し、その上にニトロセルロース樹脂系インキ
(ザ・インクテック(株)製、MA)を用いてグラビア
印刷法により木目模様を印刷した。次に、アミノ樹脂系
インキ(ザ・インクテック(株)製、SEC)を用いて
グラビア印刷法により木目の導管模様を印刷した。さら
に、その上にウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、DAISEC)を全面に塗布し、200℃の
乾燥炉を30秒間通過させて溶剤除去し、表面に凹凸模
様が施された化粧シートを得た。この化粧シートには、
導管模様が凹陥状となり、かつ木目模様と同調してい
た。さらに、この化粧シートを合板に接着剤により貼合
せした後、Vカット加工を行ったが、化粧シート表面の
断裂や割れ等が生じない加工適正を有することが確認さ
れた。
紙(株)製、HISTAR−05TH、繊維太さ0.5
デニール、繊維密度0.4g/cm3 、坪量36g/m
2 、厚み90μm)上に、プライマーとしてウレタン樹
脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、HAT)を全
面に印刷し、その上にニトロセルロース樹脂系インキ
(ザ・インクテック(株)製、MA)を用いてグラビア
印刷法により木目模様を印刷した。次に、アミノ樹脂系
インキ(ザ・インクテック(株)製、SEC)を用いて
グラビア印刷法により木目の導管模様を印刷した。さら
に、その上にウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、DAISEC)を全面に塗布し、200℃の
乾燥炉を30秒間通過させて溶剤除去し、表面に凹凸模
様が施された化粧シートを得た。この化粧シートには、
導管模様が凹陥状となり、かつ木目模様と同調してい
た。さらに、この化粧シートを合板に接着剤により貼合
せした後、Vカット加工を行ったが、化粧シート表面の
断裂や割れ等が生じない加工適正を有することが確認さ
れた。
【0020】(実施例2)ポリエステル不織布(広瀬製
紙(株)製、HISTAR−05TH)の上に、プライ
マーとしてウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、HAT)を全面に印刷し、その上にニトロセ
ルロース樹脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、M
A)を用いてグラビア印刷法により木目模様を印刷し
た。次に、上記で得た木目模様が印刷されたポリエステ
ル不織布を、ポリエチレン樹脂を用いて押出しラミネー
ション法によりエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム
(クラレ(株)製、エバールHF)を積層した。さらに
木目導管模様の凸状表面を有するエンボスロールを用い
て、ロール温度140℃、圧力40kg/cm2 :通過
速度20m/minの条件で、上記エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルムの表面にエンボス加工を施した。次
に、エンボス加工された凹状模様の凹陥部に、ウレタン
樹脂系インキ(昭和インキ工業(株)製、W141)の
着色剤層を、ワイピング法により設けた。さらに、上記
でエンボス加工された最表面に、ウレタン樹脂系インキ
(昭和インク工業(株)製、OP−81)を全面に塗布
し乾燥して艶調整層を設けて化粧シートを得た。
紙(株)製、HISTAR−05TH)の上に、プライ
マーとしてウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、HAT)を全面に印刷し、その上にニトロセ
ルロース樹脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、M
A)を用いてグラビア印刷法により木目模様を印刷し
た。次に、上記で得た木目模様が印刷されたポリエステ
ル不織布を、ポリエチレン樹脂を用いて押出しラミネー
ション法によりエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム
(クラレ(株)製、エバールHF)を積層した。さらに
木目導管模様の凸状表面を有するエンボスロールを用い
て、ロール温度140℃、圧力40kg/cm2 :通過
速度20m/minの条件で、上記エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルムの表面にエンボス加工を施した。次
に、エンボス加工された凹状模様の凹陥部に、ウレタン
樹脂系インキ(昭和インキ工業(株)製、W141)の
着色剤層を、ワイピング法により設けた。さらに、上記
でエンボス加工された最表面に、ウレタン樹脂系インキ
(昭和インク工業(株)製、OP−81)を全面に塗布
し乾燥して艶調整層を設けて化粧シートを得た。
【0021】(実施例3)ポリエステル不織布(広瀬製
紙(株)製、HISTAR−05TH)の上に、ポリエ
チレン樹脂層を押出し法により形成した。この上にプラ
イマーとしてウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、HAT)を全面に印刷し、その上にニトロセ
ルロース樹脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、M
A)を用いてグラビア印刷法により木目模様を印刷し
た。次に、上記の印刷層の上に、ポリエチレン樹脂を用
いて押出しラミネーション法によりエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルム(クラレ(株)製、エバールHF)
を積層した。さらに木目導管模様の凸状表面を有するエ
ンボスロールを用いて、ロール温度140℃、圧力40
kg/cm2 :通過速度20m/minの条件で、上記
エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムの表面にエンボ
ス加工を施した。次に、エンボス加工された凹状模様の
凹陥部に、ウレタン樹脂系インキ(昭和インキ工業
(株)製、W141)の着色剤層を、ワイピング法によ
り設けた。さらに、上記でエンボス加工された最表面
に、ウレタン樹脂系インキ(昭和インク工業(株)製、
OP−81)を全面に塗布し乾燥して艶調整層を設けて
化粧シートを得た。
紙(株)製、HISTAR−05TH)の上に、ポリエ
チレン樹脂層を押出し法により形成した。この上にプラ
イマーとしてウレタン樹脂系インキ(ザ・インクテック
(株)製、HAT)を全面に印刷し、その上にニトロセ
ルロース樹脂系インキ(ザ・インクテック(株)製、M
A)を用いてグラビア印刷法により木目模様を印刷し
た。次に、上記の印刷層の上に、ポリエチレン樹脂を用
いて押出しラミネーション法によりエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルム(クラレ(株)製、エバールHF)
を積層した。さらに木目導管模様の凸状表面を有するエ
ンボスロールを用いて、ロール温度140℃、圧力40
kg/cm2 :通過速度20m/minの条件で、上記
エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムの表面にエンボ
ス加工を施した。次に、エンボス加工された凹状模様の
凹陥部に、ウレタン樹脂系インキ(昭和インキ工業
(株)製、W141)の着色剤層を、ワイピング法によ
り設けた。さらに、上記でエンボス加工された最表面
に、ウレタン樹脂系インキ(昭和インク工業(株)製、
OP−81)を全面に塗布し乾燥して艶調整層を設けて
化粧シートを得た。
【0022】
【発明の効果】本発明の化粧シートの構成によれば、ポ
リエステス不織布の強度と弾性によりVカット加工等の
後加工に適した強度を得ることができ、かつ、熱可塑性
樹脂層の柔軟性と表面平滑性により、精緻な絵柄層およ
び凹凸模様層を設けることができ奥行き感のある意匠効
果を得ることができるなど双方の効果を奏する。また、
本発明の第2の発明の化粧シートの製造方法によれば、
ポリエステル不織布の上を密着性および表面平滑性に優
れた熱可塑性樹脂層を形成することができる。
リエステス不織布の強度と弾性によりVカット加工等の
後加工に適した強度を得ることができ、かつ、熱可塑性
樹脂層の柔軟性と表面平滑性により、精緻な絵柄層およ
び凹凸模様層を設けることができ奥行き感のある意匠効
果を得ることができるなど双方の効果を奏する。また、
本発明の第2の発明の化粧シートの製造方法によれば、
ポリエステル不織布の上を密着性および表面平滑性に優
れた熱可塑性樹脂層を形成することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維太さ0.2〜0.5デニールのポリ
エステル繊維からなり、繊維密度0.25〜0.8g/
cm3 、坪量8〜150g/m2 、厚み30〜150μ
mであるポリエステル不織布の上に、熱可塑性樹脂層、
絵柄層、凹凸模様層を積層してなることを特徴とする化
粧シート。 - 【請求項2】 繊維太さ0.2〜0.5デニールのポリ
エステル繊維からなり、繊維密度0.25〜0.8g/
cm3 、坪量8〜150g/m2 、厚み30〜150μ
mであるポリエステル不織布の上に、押出しラミネーシ
ョン法により熱可塑性樹脂を介して熱可塑性樹脂フィル
ムを設けてなる熱可塑性樹脂層を形成し、該熱可塑性樹
脂層の上に絵柄層、凹凸模様層を積層することを特徴と
する化粧シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9752195A JPH08267695A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 化粧シートおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9752195A JPH08267695A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 化粧シートおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267695A true JPH08267695A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14194569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9752195A Withdrawn JPH08267695A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 化粧シートおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08267695A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020163622A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 大日本印刷株式会社 | 粘着化粧シート |
| CN114701152A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-05 | 无锡同力塑胶贸易有限公司 | 一种装饰材料的制备方法及其应用 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP9752195A patent/JPH08267695A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020163622A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 大日本印刷株式会社 | 粘着化粧シート |
| CN114701152A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-05 | 无锡同力塑胶贸易有限公司 | 一种装饰材料的制备方法及其应用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |