JPH08267773A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH08267773A JPH08267773A JP7318995A JP7318995A JPH08267773A JP H08267773 A JPH08267773 A JP H08267773A JP 7318995 A JP7318995 A JP 7318995A JP 7318995 A JP7318995 A JP 7318995A JP H08267773 A JPH08267773 A JP H08267773A
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- cap
- carriage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットヘッドのインク吐出面を覆う
あるいは吸引処理を行うために設けられたキャップ部材
の表面を、インクジェット記録装置の使用環境下におけ
るほこり等から保護できるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。 【構成】 キャリッジの移動範囲内の所定位置でインク
ジェットヘッドのインク吐出面を閉塞するためのキャッ
プ9を有し、その所定位置でインクジェットヘッドのイ
ンク吐出面を閉塞するとともに、インクジェットヘッド
のインク吐出面が閉塞されていない状態で、キャップカ
バー34によりキャップ9を覆う。
あるいは吸引処理を行うために設けられたキャップ部材
の表面を、インクジェット記録装置の使用環境下におけ
るほこり等から保護できるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。 【構成】 キャリッジの移動範囲内の所定位置でインク
ジェットヘッドのインク吐出面を閉塞するためのキャッ
プ9を有し、その所定位置でインクジェットヘッドのイ
ンク吐出面を閉塞するとともに、インクジェットヘッド
のインク吐出面が閉塞されていない状態で、キャップカ
バー34によりキャップ9を覆う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して記録
媒体に画像を形成する記録ヘッドを有するインクジェッ
ト記録装置に関するものである。
媒体に画像を形成する記録ヘッドを有するインクジェッ
ト記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置、複写機、ファクシミリ等
の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型の電子機器やワークステー
ションの出力機器として用いられる記録装置では、画像
データに基づいて記録紙やプラスチック等の記録媒体に
画像を記録するように構成されている。このような記録
装置は、その記録方式により、例えばインクジェット
式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザビーム式等に
分けることができる。
の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型の電子機器やワークステー
ションの出力機器として用いられる記録装置では、画像
データに基づいて記録紙やプラスチック等の記録媒体に
画像を記録するように構成されている。このような記録
装置は、その記録方式により、例えばインクジェット
式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザビーム式等に
分けることができる。
【0003】いま、記録媒体の搬送方向(副走査方向)
と交差する方向(主走査方向)に記録ヘッドを走査して
記録するシリアルタイプの記録装置において、キャリッ
ジ上に搭載した記録ヘッドによって画像を記録し、1行
分の記録が終了すると、その記録幅に応じて所定量の紙
送り(ピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した記録
媒体に対して、次の行の画像を記録(主走査)するとい
う動作を繰り返して記録媒体上に画像を記録している。
と交差する方向(主走査方向)に記録ヘッドを走査して
記録するシリアルタイプの記録装置において、キャリッ
ジ上に搭載した記録ヘッドによって画像を記録し、1行
分の記録が終了すると、その記録幅に応じて所定量の紙
送り(ピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した記録
媒体に対して、次の行の画像を記録(主走査)するとい
う動作を繰り返して記録媒体上に画像を記録している。
【0004】一方、記録媒体のみを副走査方向に搬送し
てライン単位で記録する記録装置においては、記録媒体
を所定の位置にセットし、1ラインの記録を行った後、
その記録幅に応じた所定量だけ記録媒体を搬送(ピッチ
送り)する。その後、次の行の記録を行なうという動作
を繰り返すことにより、記録媒体の全体を記録してい
る。
てライン単位で記録する記録装置においては、記録媒体
を所定の位置にセットし、1ラインの記録を行った後、
その記録幅に応じた所定量だけ記録媒体を搬送(ピッチ
送り)する。その後、次の行の記録を行なうという動作
を繰り返すことにより、記録媒体の全体を記録してい
る。
【0005】このような記録装置のうち、インクジェッ
ト記録装置は、記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出
して記録を行うもので、記録手段を小型化でき、かつ高
精細な画像を高速に記録することができる。また、ラン
ニングコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒
音が少ない等の利点に加えて、多色のインクを使用して
カラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有し
ている。中でも、記録媒体の幅方向に多数の吐出口を配
列したラインタイプのインクジェットヘッドを使用した
ライン型のプリンタ装置によれば、プリント速度をより
一層高速にできる。
ト記録装置は、記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出
して記録を行うもので、記録手段を小型化でき、かつ高
精細な画像を高速に記録することができる。また、ラン
ニングコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒
音が少ない等の利点に加えて、多色のインクを使用して
カラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有し
ている。中でも、記録媒体の幅方向に多数の吐出口を配
列したラインタイプのインクジェットヘッドを使用した
ライン型のプリンタ装置によれば、プリント速度をより
一層高速にできる。
【0006】このようなインクジェット記録装置におい
ては、インクジェットヘッドのインク吐出面に紙粉やほ
こり等が付着した状態ではインクの吐出方向が変わって
しまったり、ノズルが目詰まりしてインクが吐出されな
い等のインク吐出不良が発生する。このようなインクの
吐出不良を防止するため、記録ヘッドを使用しない状態
においてはインクジェットヘッドのインク吐出面をゴム
キャップ等で覆う必要がある。
ては、インクジェットヘッドのインク吐出面に紙粉やほ
こり等が付着した状態ではインクの吐出方向が変わって
しまったり、ノズルが目詰まりしてインクが吐出されな
い等のインク吐出不良が発生する。このようなインクの
吐出不良を防止するため、記録ヘッドを使用しない状態
においてはインクジェットヘッドのインク吐出面をゴム
キャップ等で覆う必要がある。
【0007】また、インクジェットヘッドのノズル内部
に残留したインクが増粘したものや、ノズル内に入った
空気などを排出するため、ゴムキャップ等をインク吐出
面に密着させ、そのインク吐出面よりポンプでインクを
吸引する方法がある。このような吸引処理は回復動作と
呼ばれ、インクジェットヘッドより吐出されるインク量
を安定させ、良好な画像を得るために必要なものであ
る。
に残留したインクが増粘したものや、ノズル内に入った
空気などを排出するため、ゴムキャップ等をインク吐出
面に密着させ、そのインク吐出面よりポンプでインクを
吸引する方法がある。このような吸引処理は回復動作と
呼ばれ、インクジェットヘッドより吐出されるインク量
を安定させ、良好な画像を得るために必要なものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェットヘッドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を
行うために設けられたキャップが回復動作を行わない
時、即ち、インクジェットヘッドによるプリント動作中
ではキャップは開放状態にある。このため、ホコリの多
いような環境下でインクジェット記録装置を使用した場
合には、キャップの表面にほこり等が付着することがあ
った。このキャップはインクジェットヘッドのインク吐
出面との密着性を良くするために、その表面にリブが形
成されている。従って、そのリブを跨ぐ形でほこり等が
付着すると、インクジェットヘッドのインク吐出面とキ
ャップとの間の密着性が低下し、キャップ本来の機能を
発揮することができなくなるという問題があった。即
ち、キャップでインクジェットヘッドのインク吐出面を
覆ったにもかかわらず、その密着性が不良であるため
に、ほこり等が侵入したりインクが乾燥することなどに
より、インク吐出口の目詰まりが発生したり、インクの
吸引が不完全になるという問題があった。
ジェットヘッドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を
行うために設けられたキャップが回復動作を行わない
時、即ち、インクジェットヘッドによるプリント動作中
ではキャップは開放状態にある。このため、ホコリの多
いような環境下でインクジェット記録装置を使用した場
合には、キャップの表面にほこり等が付着することがあ
った。このキャップはインクジェットヘッドのインク吐
出面との密着性を良くするために、その表面にリブが形
成されている。従って、そのリブを跨ぐ形でほこり等が
付着すると、インクジェットヘッドのインク吐出面とキ
ャップとの間の密着性が低下し、キャップ本来の機能を
発揮することができなくなるという問題があった。即
ち、キャップでインクジェットヘッドのインク吐出面を
覆ったにもかかわらず、その密着性が不良であるため
に、ほこり等が侵入したりインクが乾燥することなどに
より、インク吐出口の目詰まりが発生したり、インクの
吸引が不完全になるという問題があった。
【0009】一方、記録媒体のみを副走査方向に搬送し
てライン単位でプリントするインクジェット記録装置、
即ち、記録媒体の幅方向に多数の吐出口を配列したライ
ンタイプのインクジェットヘッドを使用したライン型の
インクジェット記録装置においては、ラインタイプのイ
ンクジェットヘッドのインク吐出面よりインクを吸引す
るために可動式のキャップを設け、固定されているイン
クジェットヘッドに対してそのキャップを移動させて、
インクジェットヘッドのインク吐出面に密着させ、イン
ク吐出面よりインク吸引する構成が提案されている。こ
の場合、ラインタイプのインクジェットヘッドによるプ
リント動作中の時には、キャップはインクジェットヘッ
ドより離れて他の場所へ移動する。その移動する場所に
はキャップ表面の保護を目的としたキャップカバーが設
けられており、その位置でキャップとそのキャップカバ
ーとが係合する構成になっている。しかしながら、この
ような構成においては、インクの吸引を行うキャップが
可動式になっているため、キャップにはインクを吸引す
るためのポンプが接続されている関係上、そのキャップ
を移動させる機構が大型化し、またキャップの移動に時
間がかかるという問題があった。
てライン単位でプリントするインクジェット記録装置、
即ち、記録媒体の幅方向に多数の吐出口を配列したライ
ンタイプのインクジェットヘッドを使用したライン型の
インクジェット記録装置においては、ラインタイプのイ
ンクジェットヘッドのインク吐出面よりインクを吸引す
るために可動式のキャップを設け、固定されているイン
クジェットヘッドに対してそのキャップを移動させて、
インクジェットヘッドのインク吐出面に密着させ、イン
ク吐出面よりインク吸引する構成が提案されている。こ
の場合、ラインタイプのインクジェットヘッドによるプ
リント動作中の時には、キャップはインクジェットヘッ
ドより離れて他の場所へ移動する。その移動する場所に
はキャップ表面の保護を目的としたキャップカバーが設
けられており、その位置でキャップとそのキャップカバ
ーとが係合する構成になっている。しかしながら、この
ような構成においては、インクの吸引を行うキャップが
可動式になっているため、キャップにはインクを吸引す
るためのポンプが接続されている関係上、そのキャップ
を移動させる機構が大型化し、またキャップの移動に時
間がかかるという問題があった。
【0010】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、インクジェットヘッドのインク吐出面を覆うあるい
は吸引処理を行うために設けられたキャップ部材の表面
を、インクジェット記録装置の使用環境下におけるほこ
り等から保護できるインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
で、インクジェットヘッドのインク吐出面を覆うあるい
は吸引処理を行うために設けられたキャップ部材の表面
を、インクジェット記録装置の使用環境下におけるほこ
り等から保護できるインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】また本発明の目的は、インク吐出口の目詰
まりを防止し、確実にインク吸引を行ってインクジェッ
トヘッドの回復動作を行うことができるインクジェット
記録装置を提供することにある。
まりを防止し、確実にインク吸引を行ってインクジェッ
トヘッドの回復動作を行うことができるインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0012】また本発明の他の目的は、インクジェット
ヘッドのインク吐出不良を防止し、インクジェットヘッ
ドより吐出されるインクの量を安定させて良好な画像が
得られるインクジェット記録装置を提供することにあ
る。
ヘッドのインク吐出不良を防止し、インクジェットヘッ
ドより吐出されるインクの量を安定させて良好な画像が
得られるインクジェット記録装置を提供することにあ
る。
【0013】更に本発明の目的は、キャップカバーによ
るキャッピング及びその解除動作を迅速に行うことがで
きるインクジェット記録装置を提供することにある。
るキャッピング及びその解除動作を迅速に行うことがで
きるインクジェット記録装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置は以下のような構成
を備える。即ち、インクジェットヘッドよりインクを吐
出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装
置であって、前記インクジェットヘッドを搭載したキャ
リッジを走査駆動する駆動手段と、前記キャリッジの移
動範囲内の所定位置で前記インクジェットヘッドのイン
ク吐出面を閉塞するためのキャップ部材を有し、前記所
定位置で前記インクジェットヘッドのインク吐出面を閉
塞するキャッピング手段と、前記インクジェットヘッド
のインク吐出面が閉塞されていない状態で、キャップカ
バーにより前記キャップ部材を覆うキャップ保護手段と
を有する。
に本発明のインクジェット記録装置は以下のような構成
を備える。即ち、インクジェットヘッドよりインクを吐
出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装
置であって、前記インクジェットヘッドを搭載したキャ
リッジを走査駆動する駆動手段と、前記キャリッジの移
動範囲内の所定位置で前記インクジェットヘッドのイン
ク吐出面を閉塞するためのキャップ部材を有し、前記所
定位置で前記インクジェットヘッドのインク吐出面を閉
塞するキャッピング手段と、前記インクジェットヘッド
のインク吐出面が閉塞されていない状態で、キャップカ
バーにより前記キャップ部材を覆うキャップ保護手段と
を有する。
【0015】
【作用】以上の構成において、キャリッジの移動範囲内
の所定位置でインクジェットヘッドのインク吐出面を閉
塞するためのキャップ部材を有し、その所定位置でイン
クジェットヘッドのインク吐出面を閉塞するとともに、
インクジェットヘッドのインク吐出面が閉塞されていな
い状態で、キャップカバーによりキャップ部材を覆うよ
うに動作する。
の所定位置でインクジェットヘッドのインク吐出面を閉
塞するためのキャップ部材を有し、その所定位置でイン
クジェットヘッドのインク吐出面を閉塞するとともに、
インクジェットヘッドのインク吐出面が閉塞されていな
い状態で、キャップカバーによりキャップ部材を覆うよ
うに動作する。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0017】図1は本実施例のインクジェット記録装置
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【0018】記録ヘッド1は、インク吐出面1aの吐出
口よりインクを吐出して記録媒体5に画像を記録してい
る。この記録ヘッド1は、キャリッジ2に搭載されてお
り、キャリッジ2は移動方向を案内するガイド軸3に支
持されて記録媒体5に対向しながら往復移動する。記録
媒体5はピンチローラ6によりフィードローラ4に圧接
され、このフィードローラ4が回転することにより、キ
ャリッジ2の走査方向にほぼ直交する方向に搬送され
る。更に、画像が形成された後の記録媒体5は、排出ロ
ーラ7の回転によって、記録装置の外部に排出される。
口よりインクを吐出して記録媒体5に画像を記録してい
る。この記録ヘッド1は、キャリッジ2に搭載されてお
り、キャリッジ2は移動方向を案内するガイド軸3に支
持されて記録媒体5に対向しながら往復移動する。記録
媒体5はピンチローラ6によりフィードローラ4に圧接
され、このフィードローラ4が回転することにより、キ
ャリッジ2の走査方向にほぼ直交する方向に搬送され
る。更に、画像が形成された後の記録媒体5は、排出ロ
ーラ7の回転によって、記録装置の外部に排出される。
【0019】記録ヘッド1のインク吐出面1aに付着し
た紙粉などの異物や余分なインクなどは、記録媒体5の
画像形成領域外に設けられたワイパー8によって拭き取
られる。また、インク吐出面1aを覆うことにより、吐
出口の目詰まりを防止したり、また記録ヘッド1の外部
より吐出口のインクを吸引するためのキャップ9が設け
られており、このためキャップ9にはポンプ(不図示)
が接続されている。
た紙粉などの異物や余分なインクなどは、記録媒体5の
画像形成領域外に設けられたワイパー8によって拭き取
られる。また、インク吐出面1aを覆うことにより、吐
出口の目詰まりを防止したり、また記録ヘッド1の外部
より吐出口のインクを吸引するためのキャップ9が設け
られており、このためキャップ9にはポンプ(不図示)
が接続されている。
【0020】11はインクジェットヘッド1をキャリッ
ジ2に固定するためのヘッドレバー、12はフレキシブ
ル基板であり、これによりプリンタ装置の制御部からキ
ャリッジ2に搭載したインクジェットヘッド1に記録デ
ータ信号を送ることができる。13はレールで、ガイド
シャフト3と平行に設けられ、シャフト3を中心に回動
可能に設けられているキャリッジ2の姿勢を保持してい
る。10はキャリッジ2をガイドシャフト3に沿って走
査させるためのキャリッジモータ、14はキャリッジモ
ータ10の駆動力をキャリッジ2に伝達するためのタイ
ミングベルトである。
ジ2に固定するためのヘッドレバー、12はフレキシブ
ル基板であり、これによりプリンタ装置の制御部からキ
ャリッジ2に搭載したインクジェットヘッド1に記録デ
ータ信号を送ることができる。13はレールで、ガイド
シャフト3と平行に設けられ、シャフト3を中心に回動
可能に設けられているキャリッジ2の姿勢を保持してい
る。10はキャリッジ2をガイドシャフト3に沿って走
査させるためのキャリッジモータ、14はキャリッジモ
ータ10の駆動力をキャリッジ2に伝達するためのタイ
ミングベルトである。
【0021】この実施例の記録ヘッド1は、熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段
であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
55(図2参照)を備えている。また、この記録ヘッド
1は、電気熱変換体によって印加される熱エネルギーに
より生ずるインクの膜沸騰による気泡の成長、収縮によ
って生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐
出させて記録を行うものである。
ーを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段
であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
55(図2参照)を備えている。また、この記録ヘッド
1は、電気熱変換体によって印加される熱エネルギーに
より生ずるインクの膜沸騰による気泡の成長、収縮によ
って生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐
出させて記録を行うものである。
【0022】図2はインクジェットヘッドのインク吐出
部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
【0023】図2において、記録媒体と所定の隙間(例
えば、約0.5から2.0ミリ程度)をおいて対面する
吐出口形成面51には、所定のピッチで複数の吐出口5
2が形成されている。更に、共通液室53と各吐出口5
2とを連通する各液路54の壁面に沿って、インク吐出
用のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵
抗体など)55が配設されている。本実施例において
は、記録ヘッド15は、吐出口52がキャリッジ6の走
査方向と交差する方向に並ぶような位置関係でキャリッ
ジ6上に取付けられて、搭載されている。こうして、画
像信号または吐出信号に基づいて、その信号に対応する
電気熱変換体55を駆動(通電)して、液路54内のイ
ンクに膜沸騰を起こし、その時に発生する圧力によって
吐出口52からインクを吐出するものである。
えば、約0.5から2.0ミリ程度)をおいて対面する
吐出口形成面51には、所定のピッチで複数の吐出口5
2が形成されている。更に、共通液室53と各吐出口5
2とを連通する各液路54の壁面に沿って、インク吐出
用のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵
抗体など)55が配設されている。本実施例において
は、記録ヘッド15は、吐出口52がキャリッジ6の走
査方向と交差する方向に並ぶような位置関係でキャリッ
ジ6上に取付けられて、搭載されている。こうして、画
像信号または吐出信号に基づいて、その信号に対応する
電気熱変換体55を駆動(通電)して、液路54内のイ
ンクに膜沸騰を起こし、その時に発生する圧力によって
吐出口52からインクを吐出するものである。
【0024】なお、以下に述べる各実施例では、キャリ
ッジ2に、1個の記録ヘッド1(単色記録用または1個
で複数色のインクを吐出可能なカラー記録用)を搭載し
たインクジェット・プリンタを例にあげて説明するが、
本発明はこれに限定されるものでないことはもちろんで
ある。すなわち、本発明は、それぞれが異なる色のイン
クで記録する複数個の記録ヘッドを用いたカラー記録用
のインクジェット・プリンタ、あるいはそれぞれが同一
色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッド
を用いる階調記録用のインクジェット・プリンタなどの
ように、記録ヘッドの数やインクの特性に関係なく、各
種形式のプリンタ装置にも同様に適用することができ、
同様の作用・効果を達成し得るものである。
ッジ2に、1個の記録ヘッド1(単色記録用または1個
で複数色のインクを吐出可能なカラー記録用)を搭載し
たインクジェット・プリンタを例にあげて説明するが、
本発明はこれに限定されるものでないことはもちろんで
ある。すなわち、本発明は、それぞれが異なる色のイン
クで記録する複数個の記録ヘッドを用いたカラー記録用
のインクジェット・プリンタ、あるいはそれぞれが同一
色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッド
を用いる階調記録用のインクジェット・プリンタなどの
ように、記録ヘッドの数やインクの特性に関係なく、各
種形式のプリンタ装置にも同様に適用することができ、
同様の作用・効果を達成し得るものである。
【0025】さらに、以下に述べる各実施例では、記録
ヘッド1として、記録ヘッドとインクタンクを一体化し
たカートリッジタイプのものを例にあげて説明するが、
記録ヘッドとインクタンクを別体とし、これらを直接に
接続する構成のもの、また、これらをインク供給チュー
ブで接続する構成のものなど、記録ヘッドおよびインク
タンクの構成がどのようなものであっても同様に適用す
ることができ、同様の効果を達成し得るものである。
ヘッド1として、記録ヘッドとインクタンクを一体化し
たカートリッジタイプのものを例にあげて説明するが、
記録ヘッドとインクタンクを別体とし、これらを直接に
接続する構成のもの、また、これらをインク供給チュー
ブで接続する構成のものなど、記録ヘッドおよびインク
タンクの構成がどのようなものであっても同様に適用す
ることができ、同様の効果を達成し得るものである。
【0026】図3は本実施例のインクジェット・プリン
タの概略構成を示すブロック図である。
タの概略構成を示すブロック図である。
【0027】図3において、101はプリンタ全体を制
御するための制御部で、マイクロプロセッサ等のCPU
120、CPU120の制御プログラムや各種データを
記憶しているROM121、CPU120のワークエリ
アとして使用され各種データを記憶するRAMなどを備
えている。124はタイマで、CPU120の指示によ
り計時を開始し、その経過時間をCPU120に通知し
ている。
御するための制御部で、マイクロプロセッサ等のCPU
120、CPU120の制御プログラムや各種データを
記憶しているROM121、CPU120のワークエリ
アとして使用され各種データを記憶するRAMなどを備
えている。124はタイマで、CPU120の指示によ
り計時を開始し、その経過時間をCPU120に通知し
ている。
【0028】103はヘッドドライバで、制御部101
より出力される画像データに従って記録ヘッド1の発熱
体55に通電して、記録ヘッド1を駆動している。10
4はセンサで、記録ヘッド1のインク吐出面1aが回復
部109のキャップ9によりキャッピングされる位置ま
でキャリッジ2が移動したかを検出するのに使用され
る。このセンサ104よりの信号に基づいて、制御部1
01は記録ヘッド1が、キャッピングされているか否か
を検出することができる。106はキャリッジ2を搬送
させるためのキャリッジモータ、108は被記録材であ
る、例えば記録紙などを搬送駆動するための紙送り用モ
ータである。105,107のそれぞれは対応するモー
タを駆動するためのモータドライバである。109は回
復部で、前述したワイパー8、キャップ9および吸引の
ためのポンプなどを含んでいる。110は回復用モータ
で、回復部109におけるインクの吸引のために後述す
るピストン等を駆動するための駆動源として使用され
る。112は後述するキャップカバー34(図7〜図
9)を移動させるためのカバー用モータで、このモータ
112を回転駆動することにより、回復部109のキャ
ップ9の表面をキャップカバー34で覆ったり、或はキ
ャップカバー34によるキャッピングを解除することが
できる。111、113のそれぞれは、制御部101の
指示に従って対応するモータを駆動するためのモータド
ライバである。
より出力される画像データに従って記録ヘッド1の発熱
体55に通電して、記録ヘッド1を駆動している。10
4はセンサで、記録ヘッド1のインク吐出面1aが回復
部109のキャップ9によりキャッピングされる位置ま
でキャリッジ2が移動したかを検出するのに使用され
る。このセンサ104よりの信号に基づいて、制御部1
01は記録ヘッド1が、キャッピングされているか否か
を検出することができる。106はキャリッジ2を搬送
させるためのキャリッジモータ、108は被記録材であ
る、例えば記録紙などを搬送駆動するための紙送り用モ
ータである。105,107のそれぞれは対応するモー
タを駆動するためのモータドライバである。109は回
復部で、前述したワイパー8、キャップ9および吸引の
ためのポンプなどを含んでいる。110は回復用モータ
で、回復部109におけるインクの吸引のために後述す
るピストン等を駆動するための駆動源として使用され
る。112は後述するキャップカバー34(図7〜図
9)を移動させるためのカバー用モータで、このモータ
112を回転駆動することにより、回復部109のキャ
ップ9の表面をキャップカバー34で覆ったり、或はキ
ャップカバー34によるキャッピングを解除することが
できる。111、113のそれぞれは、制御部101の
指示に従って対応するモータを駆動するためのモータド
ライバである。
【0029】尚、図示を省略しているが、これ以外に
も、インクカートリッジやそのカートリッジ内のインク
残量を検出するためのセンサ、ホーム位置センサ、ホス
トコンピュータとの通信制御を行ってプリントデータを
受信して入力するためのインターフェース部等を有して
いる。
も、インクカートリッジやそのカートリッジ内のインク
残量を検出するためのセンサ、ホーム位置センサ、ホス
トコンピュータとの通信制御を行ってプリントデータを
受信して入力するためのインターフェース部等を有して
いる。
【0030】図4は、本実施例の回復部109の構成を
示す図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し
ている。この図4は、キャップ9が接続されているポン
プを図1のA方向から見た時の模型図を示している。
示す図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し
ている。この図4は、キャップ9が接続されているポン
プを図1のA方向から見た時の模型図を示している。
【0031】キャップ9は、シリンダ20に連結されて
おり、シリンダ20には図の左右方向に移動可能なピス
トン21、及びピストン21をシリンダ20内で左右方
向に移動するためのピストン軸22が装着されている。
図示しない駆動源によって、相互に噛合するポンプギア
16a,16b,16cによって形成されるギア列を介
してポンプカム17が回転駆動されると、このポンプカ
ム17に設けられたカム面によって上記ピストン21及
びピストン軸22が、図の左右方向に移動する。これに
よりキャッピング状態にあるキャップ9を介して記録ヘ
ッド1のインク吐出口からインクをシリンダ20内に吸
引し、その吸引されたインクをシリンダ20に連結され
た廃インク管15により排出するように構成している。
23はシリンダ20を密閉するためのシリンダキャップ
であり、24はシリンダ20の吸引管部で、シリンダ吸
引管部24にキャップ9を嵌合させてシールすることに
より、両者が連結されている。15は吸引されたインク
をシリンダ20の外に排出するための廃インク管であ
る。またキャップ9の上半分(記録ヘッド1側)にはイ
ンク吸収体18(図5参照)が装着されており、このイ
ンク吸収体18はその上部に設けられた吸収体止め部1
9(図5参照)によって脱落しないようにキャップ9に
固定されている。したがって、キャップ9は、インク吸
収体18がシリンダ吸引管部24の端部開口に対向する
ようにシリンダ20に対して装着されている。
おり、シリンダ20には図の左右方向に移動可能なピス
トン21、及びピストン21をシリンダ20内で左右方
向に移動するためのピストン軸22が装着されている。
図示しない駆動源によって、相互に噛合するポンプギア
16a,16b,16cによって形成されるギア列を介
してポンプカム17が回転駆動されると、このポンプカ
ム17に設けられたカム面によって上記ピストン21及
びピストン軸22が、図の左右方向に移動する。これに
よりキャッピング状態にあるキャップ9を介して記録ヘ
ッド1のインク吐出口からインクをシリンダ20内に吸
引し、その吸引されたインクをシリンダ20に連結され
た廃インク管15により排出するように構成している。
23はシリンダ20を密閉するためのシリンダキャップ
であり、24はシリンダ20の吸引管部で、シリンダ吸
引管部24にキャップ9を嵌合させてシールすることに
より、両者が連結されている。15は吸引されたインク
をシリンダ20の外に排出するための廃インク管であ
る。またキャップ9の上半分(記録ヘッド1側)にはイ
ンク吸収体18(図5参照)が装着されており、このイ
ンク吸収体18はその上部に設けられた吸収体止め部1
9(図5参照)によって脱落しないようにキャップ9に
固定されている。したがって、キャップ9は、インク吸
収体18がシリンダ吸引管部24の端部開口に対向する
ようにシリンダ20に対して装着されている。
【0032】図5の状態からピストン21をカム等を用
いて右から左に押すと、ピストン21の摺動面21a
と、シリンダ20の内面との摩擦抵抗により、図6に示
すようにピストン21のシール面21bはピストン軸2
2のフランジ部22aと密着状態になって、ピストン軸
22と一緒に右から左へと移動する。この間、吸引管2
4が負圧状態にあるシリンダ20と連通するまで、シリ
ンダ20内の負圧が増加する。
いて右から左に押すと、ピストン21の摺動面21a
と、シリンダ20の内面との摩擦抵抗により、図6に示
すようにピストン21のシール面21bはピストン軸2
2のフランジ部22aと密着状態になって、ピストン軸
22と一緒に右から左へと移動する。この間、吸引管2
4が負圧状態にあるシリンダ20と連通するまで、シリ
ンダ20内の負圧が増加する。
【0033】そして、図6のように吸引管24がシリン
ダ20と連通するようになると、吐出面1aをキャップ
9に覆われている記録ヘッド1のインクが液路を通って
シリンダ20内に吸い込まれていく。こうして所要の吸
引量に達すると、ピストン21の動きを一旦止めて、図
7のようにキャップ9及びシリンダ20を傾けて、密閉
状態を解消してからピストン21の動きを再開する。こ
のとき、吸引管14の記録ヘッド側端部は大気に連通し
ているため、空気のみが吸い込まれる。
ダ20と連通するようになると、吐出面1aをキャップ
9に覆われている記録ヘッド1のインクが液路を通って
シリンダ20内に吸い込まれていく。こうして所要の吸
引量に達すると、ピストン21の動きを一旦止めて、図
7のようにキャップ9及びシリンダ20を傾けて、密閉
状態を解消してからピストン21の動きを再開する。こ
のとき、吸引管14の記録ヘッド側端部は大気に連通し
ているため、空気のみが吸い込まれる。
【0034】こうしてピストン21が図5の左端まで進
むと、その移動方向を反転し、再び図5の状態に戻る。
このとき、ピストン21の摺動面21aとシリンダ20
の内面との摩擦抵抗の関係で、ピストン軸22の抜け止
め部22cがピストン21の左端面に当たってから一緒
に動きだす。これにより、シール面21bとフランジ部
22aとの間に隙間ができる。そしてピストン21が左
から右方向に移動するにつれて、吸引されたインクはシ
ール面21bとフランジ部22aの間にできた隙間、ピ
ストン軸22のフランジ部22aと抜け止め部22cの
間の溝部22bを通って、シリンダ20の反対側に流れ
込む。このようなピストン21の左右往復運動が繰り返
され、シリンダ20内のインクは廃インク管15から外
に排出される。
むと、その移動方向を反転し、再び図5の状態に戻る。
このとき、ピストン21の摺動面21aとシリンダ20
の内面との摩擦抵抗の関係で、ピストン軸22の抜け止
め部22cがピストン21の左端面に当たってから一緒
に動きだす。これにより、シール面21bとフランジ部
22aとの間に隙間ができる。そしてピストン21が左
から右方向に移動するにつれて、吸引されたインクはシ
ール面21bとフランジ部22aの間にできた隙間、ピ
ストン軸22のフランジ部22aと抜け止め部22cの
間の溝部22bを通って、シリンダ20の反対側に流れ
込む。このようなピストン21の左右往復運動が繰り返
され、シリンダ20内のインクは廃インク管15から外
に排出される。
【0035】次に、図7〜図9を参照して、本実施例の
インクジェット記録装置における記録ヘッドのインク吐
出面のキャッピング方法、及びキャップカバーによるキ
ャップへのキャッピング方法について説明する。尚、こ
れらの図においても、前述の図面と共通する部分は同じ
番号で示している。これらの図7〜図9のいずれも、図
1の矢印Bの方向から見た時の図であり、図7はキャッ
プカバー34によりキャップ9がキャッピングされてい
る状態を示し、図8はキャップカバー34によるキャッ
プ9のキャッピングが解放された状態を説明する図、図
9はキャップ9により記録ヘッド1のインク吐出面1a
がキャッピングされている状態を示す図である。
インクジェット記録装置における記録ヘッドのインク吐
出面のキャッピング方法、及びキャップカバーによるキ
ャップへのキャッピング方法について説明する。尚、こ
れらの図においても、前述の図面と共通する部分は同じ
番号で示している。これらの図7〜図9のいずれも、図
1の矢印Bの方向から見た時の図であり、図7はキャッ
プカバー34によりキャップ9がキャッピングされてい
る状態を示し、図8はキャップカバー34によるキャッ
プ9のキャッピングが解放された状態を説明する図、図
9はキャップ9により記録ヘッド1のインク吐出面1a
がキャッピングされている状態を示す図である。
【0036】図7において、シリンダ20はポンプベー
ス30内で、図中の矢印で示すように、所定の角度だけ
回転自在に固定されている。31はスライドレバーで、
図示しないポンプベース30上のレール上を、図7の左
右方向に摺動するもので、スライドレバーバネ33によ
って常に左方向に付勢されている。このとき、シリンダ
20は、バネ32により右方向に付勢され図示の如く左
方向に所定角度傾けられている。そして、キャップ9の
上方に位置しているのが、本実施例における最も重要な
要素であるキャップカバー34である。このキャップカ
バー34は、非プリント時には、図示のごとくキャップ
9の表面を覆っており、キャップ9へのホコリ等の付着
を防止している。このキャップカバー34は、ロッド3
5で保持され、図中の矢印で示すように、ロッド35の
回動により図の左右方向に移動可能になっている。
ス30内で、図中の矢印で示すように、所定の角度だけ
回転自在に固定されている。31はスライドレバーで、
図示しないポンプベース30上のレール上を、図7の左
右方向に摺動するもので、スライドレバーバネ33によ
って常に左方向に付勢されている。このとき、シリンダ
20は、バネ32により右方向に付勢され図示の如く左
方向に所定角度傾けられている。そして、キャップ9の
上方に位置しているのが、本実施例における最も重要な
要素であるキャップカバー34である。このキャップカ
バー34は、非プリント時には、図示のごとくキャップ
9の表面を覆っており、キャップ9へのホコリ等の付着
を防止している。このキャップカバー34は、ロッド3
5で保持され、図中の矢印で示すように、ロッド35の
回動により図の左右方向に移動可能になっている。
【0037】図8は、ロッド35の回動によりキャップ
カバー34が移動し、キャップカバー34がキャップ9
から離れ、キャップカバー34によるキャップ9のキャ
ッピングが解放された状態、即ち、キャップ9による、
インクジェットヘッド1のインク吐出面1aのキャッピ
ングがスタンバイ状態になった状態を示している。この
時、キャップカバー34はインクジェットヘッド1が移
動してきてもインクジェットヘッド1のインク吐出面1
aと接触しない位置まで待避している。
カバー34が移動し、キャップカバー34がキャップ9
から離れ、キャップカバー34によるキャップ9のキャ
ッピングが解放された状態、即ち、キャップ9による、
インクジェットヘッド1のインク吐出面1aのキャッピ
ングがスタンバイ状態になった状態を示している。この
時、キャップカバー34はインクジェットヘッド1が移
動してきてもインクジェットヘッド1のインク吐出面1
aと接触しない位置まで待避している。
【0038】そして図8の状態から、インクジェットヘ
ッド1を搭載したキャリッジ2が更に右方向に移動する
と、キャリッジ2或はインクジェットヘッド1自体がス
ライドレバー31に当たって、スライドレバー31とと
もに右方向にスライドする。そして、スライドレバー3
1の押し当て部材31aがシリンダ20に当たり、シリ
ンダ20を時計回り方向に回転させる。これにより図9
に示すように、キャップ9によりインクジェットヘッド
1のインク吐出面1aがキャッピングされた状態にな
る。
ッド1を搭載したキャリッジ2が更に右方向に移動する
と、キャリッジ2或はインクジェットヘッド1自体がス
ライドレバー31に当たって、スライドレバー31とと
もに右方向にスライドする。そして、スライドレバー3
1の押し当て部材31aがシリンダ20に当たり、シリ
ンダ20を時計回り方向に回転させる。これにより図9
に示すように、キャップ9によりインクジェットヘッド
1のインク吐出面1aがキャッピングされた状態にな
る。
【0039】この図9の状態より、インクジェットヘッ
ド1により印刷を開始する際には、上述した逆の順を辿
る。即ち、キャリッジ2が左方向に移動し、図8の状態
でキャップ9が一瞬、開放状態となる。しかし、それに
続き、キャップカバー34が右方向に移動してきて図7
の状態となってキャップ9の表面を覆う。その結果、印
刷中に、キャップ9の表面が露出することにより、ホコ
リ等が付着するのを防止することができる。
ド1により印刷を開始する際には、上述した逆の順を辿
る。即ち、キャリッジ2が左方向に移動し、図8の状態
でキャップ9が一瞬、開放状態となる。しかし、それに
続き、キャップカバー34が右方向に移動してきて図7
の状態となってキャップ9の表面を覆う。その結果、印
刷中に、キャップ9の表面が露出することにより、ホコ
リ等が付着するのを防止することができる。
【0040】図10は本実施例のインクジェット記録装
置における回復処理を示すフローチャートで、この処理
を実行する制御プログラムはROM121に記憶され、
CPU120の制御の下に実行される。
置における回復処理を示すフローチャートで、この処理
を実行する制御プログラムはROM121に記憶され、
CPU120の制御の下に実行される。
【0041】まずステップS1で、カバー用モータ11
2を回転駆動して、キャップ9を覆っているキャップカ
バー34を図8に示すように外した状態にする。次にス
テップS2に進み、キャリッジモータ106を回転駆動
して、キャリッジ2を図1の右方向に移動し、ステップ
S3では、キャリッジ2が右方向に図9に示すような状
態になるまで移動されて、ヘッド1のインク吐出面1a
がキャップ9によりキャッピングされたかどうかを判定
する。この検出は、前述したセンサ104による検出信
号に基づいて行われる。
2を回転駆動して、キャップ9を覆っているキャップカ
バー34を図8に示すように外した状態にする。次にス
テップS2に進み、キャリッジモータ106を回転駆動
して、キャリッジ2を図1の右方向に移動し、ステップ
S3では、キャリッジ2が右方向に図9に示すような状
態になるまで移動されて、ヘッド1のインク吐出面1a
がキャップ9によりキャッピングされたかどうかを判定
する。この検出は、前述したセンサ104による検出信
号に基づいて行われる。
【0042】こうしてキャッピングが終了するとステッ
プS4に進み、回復用モータ110を回転駆動して、イ
ンクの吸引を行う。こうして記録ヘッド1の回復処理が
終了するとステップS5に進み、今度はキャリッジ2を
図1の左方向に移動し、ステップS6で、カバー用モー
タ112を回転駆動して、図7に示すように、キャップ
9をキャップカバー34によりカバーする。
プS4に進み、回復用モータ110を回転駆動して、イ
ンクの吸引を行う。こうして記録ヘッド1の回復処理が
終了するとステップS5に進み、今度はキャリッジ2を
図1の左方向に移動し、ステップS6で、カバー用モー
タ112を回転駆動して、図7に示すように、キャップ
9をキャップカバー34によりカバーする。
【0043】尚、この実施例では、キャップカバー34
をカバー用モータ112の回転により移動するように説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例え
ば回復用モータ110の回転をクラッチ等を介してロッ
ド35に伝達することにより、キャップ9にキャップカ
バー34を被せたり、逆にキャップ9より外すようにし
ても良い。尚、この実施例では、回復用に専用モータを
備えているが、専用モータを設けず紙送り用モータの回
転をクラッチ等を介して伝達させ、ピストンを動作させ
る様にしても良い。
をカバー用モータ112の回転により移動するように説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例え
ば回復用モータ110の回転をクラッチ等を介してロッ
ド35に伝達することにより、キャップ9にキャップカ
バー34を被せたり、逆にキャップ9より外すようにし
ても良い。尚、この実施例では、回復用に専用モータを
備えているが、専用モータを設けず紙送り用モータの回
転をクラッチ等を介して伝達させ、ピストンを動作させ
る様にしても良い。
【0044】以上説明したように本実施例によれば、記
録ヘッドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を行うた
めに設けられたキャップ部材の表面を、そのキャップを
使用しない時にキャップカバーによりカバーしてホコリ
等の付着を防止できる。これにより、キャップ部材によ
るキャッピング不良に起因する記録ヘッドのインクの乾
燥、或はインク吐出面へのゴミなどの侵入を防止でき
る。このようにして、記録ヘッドを好適な状態に保持す
ることにより、インクの吐出不良を防止し、記録ヘッド
より吐出されるインクの量を安定させ、良好な画像が常
に得られるインクジェット記録装置が実現できた。
録ヘッドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を行うた
めに設けられたキャップ部材の表面を、そのキャップを
使用しない時にキャップカバーによりカバーしてホコリ
等の付着を防止できる。これにより、キャップ部材によ
るキャッピング不良に起因する記録ヘッドのインクの乾
燥、或はインク吐出面へのゴミなどの侵入を防止でき
る。このようにして、記録ヘッドを好適な状態に保持す
ることにより、インクの吐出不良を防止し、記録ヘッド
より吐出されるインクの量を安定させ、良好な画像が常
に得られるインクジェット記録装置が実現できた。
【0045】尚、前述の実施例において、キャップカバ
ー34の動作とキャリッジ2の移動動作とは分離独立し
ていたが、キャリッジ2の移動動作によって、キャップ
カバーレバー(不図示)を動作させ、このキャップカバ
ーレバーの動作によってロッド35を動作させて、キャ
ップカバー34によるキャッピング及び退避を行うよう
にしても良い。
ー34の動作とキャリッジ2の移動動作とは分離独立し
ていたが、キャリッジ2の移動動作によって、キャップ
カバーレバー(不図示)を動作させ、このキャップカバ
ーレバーの動作によってロッド35を動作させて、キャ
ップカバー34によるキャッピング及び退避を行うよう
にしても良い。
【0046】即ち、キャップ9はキャリッジ2の移動可
能範囲の最も右端に設けられているため、キャリッジ2
がある程度以上右端部に近づくとロッド35を回動して
キャップカバー34を外し、逆にキャリッジ2が当該右
端部より所定距離以上離れると、自動的にロード35を
回動してキャップ9をキャップカバー34で覆うような
機構を設ける。これには例えば、キャップカバー34が
キャップ9をカバーするように常にバネなどで図7〜図
9の右方向に付勢されて、キャップ9がキャップカバー
34によりキャップされており、キャリッジ2がキャッ
プ9より所定距離内に近づくと、キャリッジ2に設けら
れたレバー等によりロッド35が反時計回りに回動され
てキャップカバー34が左方向(キャップ9より離れる
方向)に移動するように構成しても良い。
能範囲の最も右端に設けられているため、キャリッジ2
がある程度以上右端部に近づくとロッド35を回動して
キャップカバー34を外し、逆にキャリッジ2が当該右
端部より所定距離以上離れると、自動的にロード35を
回動してキャップ9をキャップカバー34で覆うような
機構を設ける。これには例えば、キャップカバー34が
キャップ9をカバーするように常にバネなどで図7〜図
9の右方向に付勢されて、キャップ9がキャップカバー
34によりキャップされており、キャリッジ2がキャッ
プ9より所定距離内に近づくと、キャリッジ2に設けら
れたレバー等によりロッド35が反時計回りに回動され
てキャップカバー34が左方向(キャップ9より離れる
方向)に移動するように構成しても良い。
【0047】こうすることにより、キャッピングカバー
34を移動させるための機構を簡略化でき、キャップカ
バー34によるキャップ9のキャッピング及びキャッピ
ングの開放に要する時間を短縮できる効果がある。
34を移動させるための機構を簡略化でき、キャップカ
バー34によるキャップ9のキャッピング及びキャッピ
ングの開放に要する時間を短縮できる効果がある。
【0048】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0049】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0050】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0051】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0052】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0053】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0054】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0055】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0056】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0057】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0058】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0059】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0060】以上説明したように本実施例によれば、イ
ンクジェットヘッドのノズルよりインクを吐出して記録
媒体に印刷するインクジェット記録装置のうち、シリア
ルタイプのインクジェット記録装置において、記録ヘッ
ドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を行うために設
けられたキャップの表面を、インクジェット記録装置の
使用環境下におけるホコリ等から保護することにより、
インク吐出口の目詰まりを防止し、確実なインク吸引を
実現できる。その結果、インクジェットヘッドによるイ
ンクの吐出不良を防止し、インクジェットヘッドより吐
出されるインクの量を安定させて、常に良好な画像が得
られる。
ンクジェットヘッドのノズルよりインクを吐出して記録
媒体に印刷するインクジェット記録装置のうち、シリア
ルタイプのインクジェット記録装置において、記録ヘッ
ドのインク吐出面を覆う、或は吸引処理を行うために設
けられたキャップの表面を、インクジェット記録装置の
使用環境下におけるホコリ等から保護することにより、
インク吐出口の目詰まりを防止し、確実なインク吸引を
実現できる。その結果、インクジェットヘッドによるイ
ンクの吐出不良を防止し、インクジェットヘッドより吐
出されるインクの量を安定させて、常に良好な画像が得
られる。
【0061】更に、このような機能を有しながら、キャ
ップカバーのキャッピング動作に要する時間が少なくて
済むため、記録装置としての動作速度を低下することな
く、しかも追加される機構部のサイズも小さいため、装
置全体のサイズの増大を抑えることができる。
ップカバーのキャッピング動作に要する時間が少なくて
済むため、記録装置としての動作速度を低下することな
く、しかも追加される機構部のサイズも小さいため、装
置全体のサイズの増大を抑えることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクジェットヘッドのインク吐出面を覆うあるいは吸引
処理を行うために設けられたキャップ部材の表面を、イ
ンクジェット記録装置の使用環境下におけるほこり等か
ら保護できる効果がある。
ンクジェットヘッドのインク吐出面を覆うあるいは吸引
処理を行うために設けられたキャップ部材の表面を、イ
ンクジェット記録装置の使用環境下におけるほこり等か
ら保護できる効果がある。
【0063】また本発明によれば、インク吐出口の目詰
まりを防止し、確実にインク吸引を行ってインクジェッ
トヘッドの回復動作を行うことができる。
まりを防止し、確実にインク吸引を行ってインクジェッ
トヘッドの回復動作を行うことができる。
【0064】また本発明によれば、インクジェットヘッ
ドのインク吐出不良を防止し、インクジェットヘッドよ
り吐出されるインクの量を安定させて良好な画像が得ら
れるという効果がある。
ドのインク吐出不良を防止し、インクジェットヘッドよ
り吐出されるインクの量を安定させて良好な画像が得ら
れるという効果がある。
【0065】更に本発明によれば、キャップカバーによ
るキャッピング及びその解除動作を迅速に行うことがで
きるという効果がある。
るキャッピング及びその解除動作を迅速に行うことがで
きるという効果がある。
【0066】
【図1】本発明の一実施例のインクジェット・プリンタ
の要部構成を示す外観斜視図である。
の要部構成を示す外観斜視図である。
【図2】本実施例の記録ヘッドのインク吐出部の構造を
模式的に示す部分斜視図である。
模式的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のインクジェット・プリンタ
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例のインクジェット・プリンタにおける
回復装置の一例を示す説明図である。
回復装置の一例を示す説明図である。
【図5】インクの吸引手段として使われるポンプを図1
のA方向から見た時の説明図である。
のA方向から見た時の説明図である。
【図6】インクの吸引手段として使われるポンプを図1
のA方向から見た時の説明図である。
のA方向から見た時の説明図である。
【図7】本実施例のキャップがキャップカバーにより覆
われている状態を示す図である。
われている状態を示す図である。
【図8】本実施例のキャップカバーによりキャップがキ
ャップされていない状態を示す図である。
ャップされていない状態を示す図である。
【図9】本実施例のインクジェットヘッドのインク吐出
面がキャップによりキャッピングされた状態を示す図で
ある。
面がキャップによりキャッピングされた状態を示す図で
ある。
【図10】本実施例のインクジェット記録装置における
キャッピング処理の制御を示すフローチャートである。
キャッピング処理の制御を示すフローチャートである。
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 5 記録媒体 8 ワイパー 9 キャップ 20 シリンダ 30 ポンプベース 31 スライドレバー 31a 押し当て部材 34 キャップカバー 35 ロッド 101 制御部 109 回復部 120 CPU 121 ROM 122 RAM
フロントページの続き (72)発明者 新町 昌也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木下 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 瓦間 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柳 治幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 丹野 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 インクジェットヘッドよりインクを吐出
して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置
であって、 前記インクジェットヘッドを搭載したキャリッジを走査
駆動する駆動手段と、 前記キャリッジの移動範囲内の所定位置で前記インクジ
ェットヘッドのインク吐出面を閉塞するためのキャップ
部材を有し、前記所定位置で前記インクジェットヘッド
のインク吐出面を閉塞するキャッピング手段と、 前記インクジェットヘッドのインク吐出面が閉塞されて
いない状態で、キャップカバーにより前記キャップ部材
を覆うキャップ保護手段と、を有することを特徴とする
インクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記キャップ保護手段は、前記インクジ
ェットヘッドを搭載して移動するキャリッジの動作と連
動して前記キャップカバーにより前記キャップ部材を覆
うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
録装置。 - 【請求項3】 前記キャップ部材は、軸を中心に前記キ
ャリッジの移動方向に回動可能に支持され、前記キャリ
ッジが前記所定位置に到達した時、前記キャリッジの押
圧により前記インク吐出面を閉塞することを特徴とする
請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記キャップカバーは、前記キャップ部
材が前記キャップカバー方向に所定量傾いた状態で前記
キャップ部材を覆うことを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記キャップカバーは、前記キャリッジ
が所定距離内に近づくと、前記キャップ部材のカバーを
解除して前記キャリッジに接触しない位置まで退避する
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インク吐出用の熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているイ
ンクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項
1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは前記電気熱変換体によ
って印加される熱エネルギーによりインクに生じる膜沸
騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特徴
とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318995A JPH08267773A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318995A JPH08267773A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267773A true JPH08267773A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13510955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7318995A Withdrawn JPH08267773A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08267773A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003074277A1 (ja) * | 2002-03-07 | 2005-06-23 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェットラインプリンタ及びそれを使用した画像形成装置 |
| JP2018138340A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
| JP2019038158A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置及びキャップ装置 |
| JPWO2021131306A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
| JP2021121478A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-26 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
| WO2023188190A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | ローランドディー.ジー.株式会社 | プリンタ装置 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7318995A patent/JPH08267773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003074277A1 (ja) * | 2002-03-07 | 2005-06-23 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェットラインプリンタ及びそれを使用した画像形成装置 |
| US7240982B2 (en) | 2002-03-07 | 2007-07-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink-jet line printer and image forming apparatus using the same |
| US7971957B2 (en) | 2002-03-07 | 2011-07-05 | Fuji Xerox Co.,Ltd. | Ink-jet line printer and image forming apparatus using the same |
| JP2018138340A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
| JP2019038158A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置及びキャップ装置 |
| JPWO2021131306A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
| WO2021131306A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタ |
| JP2021121478A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-26 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
| JP2024020614A (ja) * | 2020-01-31 | 2024-02-14 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
| WO2023188190A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | ローランドディー.ジー.株式会社 | プリンタ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |