JPH0826832A - セラミックスグリーンシート用スラリーの製造方法 - Google Patents
セラミックスグリーンシート用スラリーの製造方法Info
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- JPH0826832A JPH0826832A JP7046628A JP4662895A JPH0826832A JP H0826832 A JPH0826832 A JP H0826832A JP 7046628 A JP7046628 A JP 7046628A JP 4662895 A JP4662895 A JP 4662895A JP H0826832 A JPH0826832 A JP H0826832A
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- slurry
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塊がなく、また均一に分散されたスラリーを
製造することのできるセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法を提供すること 【構成】 セラミックス粉体を溶媒に均一に分散させて
セラミックススラリーを製造する。これとは別にバイン
ダを溶媒に均一に溶解させてバインダ液を製造する。こ
のようにそれぞれ別々に溶媒に分散・溶解しているの
で、ともに均一に溶解される。さらに、バインダ液に可
塑剤を添加して、攪拌し均一に混合させることにより、
バインダの絡み具合が十分にほぐれたバインダ可塑剤混
合液を製造する。そして、このようにして製造したバイ
ンダ可塑剤混合液と上記セラミックススラリーを混合し
てスラリーを製造するが、両者はともに液状であるの
で、混合しやすく全体に均一に混ざり合う。
製造することのできるセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法を提供すること 【構成】 セラミックス粉体を溶媒に均一に分散させて
セラミックススラリーを製造する。これとは別にバイン
ダを溶媒に均一に溶解させてバインダ液を製造する。こ
のようにそれぞれ別々に溶媒に分散・溶解しているの
で、ともに均一に溶解される。さらに、バインダ液に可
塑剤を添加して、攪拌し均一に混合させることにより、
バインダの絡み具合が十分にほぐれたバインダ可塑剤混
合液を製造する。そして、このようにして製造したバイ
ンダ可塑剤混合液と上記セラミックススラリーを混合し
てスラリーを製造するが、両者はともに液状であるの
で、混合しやすく全体に均一に混ざり合う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックスグリーン
シート用スラリーの製造方法に関するもので、より具体
的には、各材料を混合するスラリーの作成工程の改良に
関する。
シート用スラリーの製造方法に関するもので、より具体
的には、各材料を混合するスラリーの作成工程の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミックスグリーンシートの製
造方法としては、図5に示すように、セラミックス粉体
に粉状のバインダ,可塑剤,溶剤並びに分散剤等をボー
ルミルなどの攪拌手段内にそれぞれ充填し、それらを同
時にまとめて攪拌し混合することによりスラリーを製造
する。そして、その様にして製造されたスラリーをドク
ターブレード法などにより所定の厚さのシート状に形成
した後、加熱乾燥させることによりグリーンシートを製
造するようにしている。
造方法としては、図5に示すように、セラミックス粉体
に粉状のバインダ,可塑剤,溶剤並びに分散剤等をボー
ルミルなどの攪拌手段内にそれぞれ充填し、それらを同
時にまとめて攪拌し混合することによりスラリーを製造
する。そして、その様にして製造されたスラリーをドク
ターブレード法などにより所定の厚さのシート状に形成
した後、加熱乾燥させることによりグリーンシートを製
造するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスラリーの製造方法では、混合時に各材料を均
一にまぜることができず、塊が生じてしまうことがあ
る。すると、均一に分散されたスラリーが得られず、よ
って高品質なグリーンシートを製造することができなか
った。すなわち、シート状に形成した際にシートの引っ
張り強度や接着強度が十分に得られないばかりか、積層
し焼成した際の収縮率が部分的に異なるため寸法精度が
十分に得られなくなるという問題を生じる。このこと
は、高重合度のバインダを混合する場合に顕著に現われ
る。
た従来のスラリーの製造方法では、混合時に各材料を均
一にまぜることができず、塊が生じてしまうことがあ
る。すると、均一に分散されたスラリーが得られず、よ
って高品質なグリーンシートを製造することができなか
った。すなわち、シート状に形成した際にシートの引っ
張り強度や接着強度が十分に得られないばかりか、積層
し焼成した際の収縮率が部分的に異なるため寸法精度が
十分に得られなくなるという問題を生じる。このこと
は、高重合度のバインダを混合する場合に顕著に現われ
る。
【0004】また、このような従来の製造方法では各材
料が均一に混ざりにくかったため、攪拌・混合に長時間
を要し製造効率が悪いばかりでなく、たとえ長時間攪拌
したとしても上記した如く完全に均一にすることはでき
なかった。
料が均一に混ざりにくかったため、攪拌・混合に長時間
を要し製造効率が悪いばかりでなく、たとえ長時間攪拌
したとしても上記した如く完全に均一にすることはでき
なかった。
【0005】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記各種の問題点を
解決し、塊がなく、また均一に分散されたスラリーを短
時間で製造することのできるセラミックスグリーンシー
ト用スラリーの製造方法を提供することにある。
もので、その目的とするところは、上記各種の問題点を
解決し、塊がなく、また均一に分散されたスラリーを短
時間で製造することのできるセラミックスグリーンシー
ト用スラリーの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るセラミックスグリーンシート用スラ
リーの製造方法では、セラミックス粉体を溶媒に均一に
分散させてセラミックススラリーを製造し、このセラミ
ックススラリーの製造とは別にバインダを溶媒に均一に
溶解させてバインダ液を製造し、次いで、上記バインダ
液に可塑剤を添加・混合してバインダ可塑剤混合液を製
造し、その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラミ
ックススラリーを混合するようにした(請求項1)。
ため、本発明に係るセラミックスグリーンシート用スラ
リーの製造方法では、セラミックス粉体を溶媒に均一に
分散させてセラミックススラリーを製造し、このセラミ
ックススラリーの製造とは別にバインダを溶媒に均一に
溶解させてバインダ液を製造し、次いで、上記バインダ
液に可塑剤を添加・混合してバインダ可塑剤混合液を製
造し、その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラミ
ックススラリーを混合するようにした(請求項1)。
【0007】また、別の方法としては所定粒径のセラミ
ックス粉体を溶媒を用いて湿式粉砕し、未乾燥状態にす
ることによりセラミックススラリーを製造し、このセラ
ミックススラリーの製造とは別にバインダを溶媒に均一
に溶解させてバインダ液を製造し、次いで、上記バイン
ダ液に可塑剤を添加・混合してバインダ可塑剤混合液を
製造し、その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラ
ミックススラリーを混合するようにしてもよい(請求項
2)。
ックス粉体を溶媒を用いて湿式粉砕し、未乾燥状態にす
ることによりセラミックススラリーを製造し、このセラ
ミックススラリーの製造とは別にバインダを溶媒に均一
に溶解させてバインダ液を製造し、次いで、上記バイン
ダ液に可塑剤を添加・混合してバインダ可塑剤混合液を
製造し、その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラ
ミックススラリーを混合するようにしてもよい(請求項
2)。
【0008】そして、好ましくは前記バインダを複数用
いる場合に、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解させたも
のを、可塑剤とともに混合して1つのバインダ・可塑剤
混合液を製造し、それをセラミックススラリーと混合す
ることである(請求項3)。また、そのように複数のバ
インダを用いる場合に、可塑剤の添加もそれぞれのバイ
ンダ液ごとに行う。すなわち、各バインダ液にそれぞれ
可塑剤を添加・混合して複数のバインダ・可塑剤混合液
を製造し、それをセラミックススラリーと混合するよう
にするとなおよい(請求項4)。
いる場合に、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解させたも
のを、可塑剤とともに混合して1つのバインダ・可塑剤
混合液を製造し、それをセラミックススラリーと混合す
ることである(請求項3)。また、そのように複数のバ
インダを用いる場合に、可塑剤の添加もそれぞれのバイ
ンダ液ごとに行う。すなわち、各バインダ液にそれぞれ
可塑剤を添加・混合して複数のバインダ・可塑剤混合液
を製造し、それをセラミックススラリーと混合するよう
にするとなおよい(請求項4)。
【0009】さらに前記セラミックス粉体を混合する溶
媒と、前記バインダと混合する溶媒とが異なる場合に、
一部に同一の官能基を有する溶媒または同じ溶媒を用い
るようにするのが望ましい(請求項5)。さらには、前
記セラミックススラリーを製造する際と、前記バインダ
液を製造する際の少なくとも一方に分散剤を混入するよ
うにするとなお良い(請求項6)。
媒と、前記バインダと混合する溶媒とが異なる場合に、
一部に同一の官能基を有する溶媒または同じ溶媒を用い
るようにするのが望ましい(請求項5)。さらには、前
記セラミックススラリーを製造する際と、前記バインダ
液を製造する際の少なくとも一方に分散剤を混入するよ
うにするとなお良い(請求項6)。
【0010】
【作用】請求項1及び2の発明では、セラミックス粉体
とバインダとをそれぞれ別々に溶剤に分散・混合してい
るので、それぞれがともに均一に混合される。また得ら
れたバインダ液にはさらに可塑剤を添加することによ
り、バインダの絡み具合を十分にほぐしたバインダ可塑
剤混合液が製造され、しかも、一般に可塑剤の添加量は
ごく僅かであるが、混合対象のバインダ液に添加するこ
とによりバインダに対し確実に作用(ほぐれる)する。
次いで、それぞれ得られたバインダ可塑剤混合液とセラ
ミックススラリーとを混合してスラリーを製造するが、
この混合はともに液状であり、しかも前工程で可塑剤の
添加によりバインダが十分にほぐれているので、両者は
混合しやすく全体に均一に混ざり合う。よって、塊がな
く、また均一に分散されたスラリーが製造される。また
このように均一に混ざりやすいので、短時間で高品質の
スラリーが製造される。
とバインダとをそれぞれ別々に溶剤に分散・混合してい
るので、それぞれがともに均一に混合される。また得ら
れたバインダ液にはさらに可塑剤を添加することによ
り、バインダの絡み具合を十分にほぐしたバインダ可塑
剤混合液が製造され、しかも、一般に可塑剤の添加量は
ごく僅かであるが、混合対象のバインダ液に添加するこ
とによりバインダに対し確実に作用(ほぐれる)する。
次いで、それぞれ得られたバインダ可塑剤混合液とセラ
ミックススラリーとを混合してスラリーを製造するが、
この混合はともに液状であり、しかも前工程で可塑剤の
添加によりバインダが十分にほぐれているので、両者は
混合しやすく全体に均一に混ざり合う。よって、塊がな
く、また均一に分散されたスラリーが製造される。また
このように均一に混ざりやすいので、短時間で高品質の
スラリーが製造される。
【0011】請求項3の発明では複数のバインダを用い
る場合に、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解してバイン
ダ液を製造し、それらを混合して最終的なバインダ液を
製造する。そして、係るバインダ液と、可塑剤を混合
後、セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造
する。複数のバインダもバインダ液同士で混合されるの
で、均一に混合される。
る場合に、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解してバイン
ダ液を製造し、それらを混合して最終的なバインダ液を
製造する。そして、係るバインダ液と、可塑剤を混合
後、セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造
する。複数のバインダもバインダ液同士で混合されるの
で、均一に混合される。
【0012】請求項4の発明では、上記のように複数の
バインダを用いる場合に、可塑剤の添加混合まで別々に
行い、バインダ数に応じた数のバインダ可塑剤混合液を
製造する。すると、バインダ可塑剤混合液中のバインダ
は可塑剤により十分ほぐれているため、それら各混合液
とセラミックススラリーを混合しても短時間(請求項3
に比べて)の混合で均一に分散されたスラリーが製造さ
れる。
バインダを用いる場合に、可塑剤の添加混合まで別々に
行い、バインダ数に応じた数のバインダ可塑剤混合液を
製造する。すると、バインダ可塑剤混合液中のバインダ
は可塑剤により十分ほぐれているため、それら各混合液
とセラミックススラリーを混合しても短時間(請求項3
に比べて)の混合で均一に分散されたスラリーが製造さ
れる。
【0013】さらに、溶媒を複数用いる場合には(請求
項5)、同質の溶媒を用いてそれぞれセラミックスとバ
インダを溶融・分散すると、セラミックススラリーを構
成する溶媒と、バインダ・可塑剤混合液を構成する溶媒
とが類似する性質のため、より均一に混合され、高品質
のスラリーが製造される。
項5)、同質の溶媒を用いてそれぞれセラミックスとバ
インダを溶融・分散すると、セラミックススラリーを構
成する溶媒と、バインダ・可塑剤混合液を構成する溶媒
とが類似する性質のため、より均一に混合され、高品質
のスラリーが製造される。
【0014】さらにセラミックススラリーを製造する
際、及びまたはバインダ液を製造する際に、溶媒と共に
分散剤を混合し攪拌すると(請求項6)、セラミックス
粉体/バインダの各粒子がより分散され、最終的にスラ
リーを製造した際に塊など生じることなく均一に分散・
混合される。
際、及びまたはバインダ液を製造する際に、溶媒と共に
分散剤を混合し攪拌すると(請求項6)、セラミックス
粉体/バインダの各粒子がより分散され、最終的にスラ
リーを製造した際に塊など生じることなく均一に分散・
混合される。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るセラミックスグリーンシ
ート用スラリーの製造方法の好適な実施例を添付図面を
参照にして詳述する。図1は本発明に係るスラリーの製
造方法の第1実施例の製造工程図を示している。
ート用スラリーの製造方法の好適な実施例を添付図面を
参照にして詳述する。図1は本発明に係るスラリーの製
造方法の第1実施例の製造工程図を示している。
【0016】同図に示すように、まずセラミックス粉体
を溶媒に均一に分散させてセラミックススラリーを製造
する。また、これとは別にバインダを溶媒に均一に溶解
させてバインダ液を製造する。さらに、この溶解したバ
インダ液に可塑剤を添加して、攪拌し均一に混合させた
バインダ可塑剤混合液を製造する。そして、このように
して製造したバインダ可塑剤混合液と上記セラミックス
スラリーを混合することによりスラリーを製造する。
を溶媒に均一に分散させてセラミックススラリーを製造
する。また、これとは別にバインダを溶媒に均一に溶解
させてバインダ液を製造する。さらに、この溶解したバ
インダ液に可塑剤を添加して、攪拌し均一に混合させた
バインダ可塑剤混合液を製造する。そして、このように
して製造したバインダ可塑剤混合液と上記セラミックス
スラリーを混合することによりスラリーを製造する。
【0017】すなわち、上記方法によれば、セラミック
スはスラリー状(懸濁液)となり、また、バインダも溶
液(液体)となっているのでともに流動性が良く、均一
に混ざりやすくなる。さらに、両者を混合する前に、バ
インダ溶液に可塑剤を添加しているので、バインダの絡
み具合がほぐれる。よって、バインダとセラミックス粒
子が混ざりやすくなるので、より均一に分散される。
スはスラリー状(懸濁液)となり、また、バインダも溶
液(液体)となっているのでともに流動性が良く、均一
に混ざりやすくなる。さらに、両者を混合する前に、バ
インダ溶液に可塑剤を添加しているので、バインダの絡
み具合がほぐれる。よって、バインダとセラミックス粒
子が混ざりやすくなるので、より均一に分散される。
【0018】なお、セラミックス粉末単体を溶媒に分散
させたり、バインダ単体を溶媒に溶解させることは、溶
媒に対する添加量も少なくまたそれぞれが単一種類であ
るので溶媒に対して比較的簡単に均一に分散・溶解させ
ることができる。したがって、上記製造工程により製造
されたスラリーは、塊のない、均一に分散されたものと
なる。
させたり、バインダ単体を溶媒に溶解させることは、溶
媒に対する添加量も少なくまたそれぞれが単一種類であ
るので溶媒に対して比較的簡単に均一に分散・溶解させ
ることができる。したがって、上記製造工程により製造
されたスラリーは、塊のない、均一に分散されたものと
なる。
【0019】次に上記実施例の効果を実証するための実
験を行った。その結果を以下に示す。本実験は、上記し
た本発明の製造方法と、本発明を創案するにいたり、試
行錯誤して得られた(発明が完成する途中に開発した)
製造方法(比較例1〜3)と、図5に示す従来方法の5
種類の製造方法によりスラリーをそれぞれ製造し、その
製造されたスラリーの状態を検証することにより各製造
方法を評価した。
験を行った。その結果を以下に示す。本実験は、上記し
た本発明の製造方法と、本発明を創案するにいたり、試
行錯誤して得られた(発明が完成する途中に開発した)
製造方法(比較例1〜3)と、図5に示す従来方法の5
種類の製造方法によりスラリーをそれぞれ製造し、その
製造されたスラリーの状態を検証することにより各製造
方法を評価した。
【0020】まず、セラミックス粉体として平均粒径
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとして17.5重量部のポリビニルブチラール
(PVB)粉を用い、可塑剤として11重量部のジブチ
ルフタレート(DBP)を用い、溶媒として150重量
部のエチルアルコールを用いた。上記5つの方法では、
具体的な製造工程を変えるが、使用する各材料およびそ
の配合比はいずれも同じにした。
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとして17.5重量部のポリビニルブチラール
(PVB)粉を用い、可塑剤として11重量部のジブチ
ルフタレート(DBP)を用い、溶媒として150重量
部のエチルアルコールを用いた。上記5つの方法では、
具体的な製造工程を変えるが、使用する各材料およびそ
の配合比はいずれも同じにした。
【0021】次に、実験に用いた各製造方法について説
明する。まず、本発明では、ボールミルにてセラミック
ス粉体を溶媒に10h分散させて、セラミックススラリ
ーを製造する。一方、溶媒にバインダを溶解させてバイ
ンダ溶液を製造後、さらにそのバインダ溶液に可塑剤を
添加して混合し、バインダ可塑剤混合液を製造した。そ
して、そのバインダ可塑剤混合液と、セラミックススラ
リーをボールミルにて20h混合した。
明する。まず、本発明では、ボールミルにてセラミック
ス粉体を溶媒に10h分散させて、セラミックススラリ
ーを製造する。一方、溶媒にバインダを溶解させてバイ
ンダ溶液を製造後、さらにそのバインダ溶液に可塑剤を
添加して混合し、バインダ可塑剤混合液を製造した。そ
して、そのバインダ可塑剤混合液と、セラミックススラ
リーをボールミルにて20h混合した。
【0022】また、比較例1は、図2に示すように、セ
ラミックス粉体とバインダを10h混合し、混合粉を製
造する。次いでその混合粉と可塑剤並びに溶媒を同時に
配合し、20h混合した。
ラミックス粉体とバインダを10h混合し、混合粉を製
造する。次いでその混合粉と可塑剤並びに溶媒を同時に
配合し、20h混合した。
【0023】比較例2は、図3に示すように、ボールミ
ルにてセラミックス粉体を溶媒に10h分散させて、セ
ラミックススラリーを製造する。このセラミックスラリ
ーとバインダ並びに可塑剤を同時に配合し、20h混合
した。
ルにてセラミックス粉体を溶媒に10h分散させて、セ
ラミックススラリーを製造する。このセラミックスラリ
ーとバインダ並びに可塑剤を同時に配合し、20h混合
した。
【0024】比較例3は、図4に示すように、ボールミ
ルにてセラミックス粉体を溶媒に10h分散させて、セ
ラミックススラリーを製造する。一方、溶媒にバインダ
を溶解させてバインダ溶液を製造する。そして、上記製
造したセラミックススラリーとバインダ溶液並びに可塑
剤を同時に配合し、20h混合した。
ルにてセラミックス粉体を溶媒に10h分散させて、セ
ラミックススラリーを製造する。一方、溶媒にバインダ
を溶解させてバインダ溶液を製造する。そして、上記製
造したセラミックススラリーとバインダ溶液並びに可塑
剤を同時に配合し、20h混合した。
【0025】従来例は、図5に示すように上記各材料を
同時に配合し、ボールミルにて30h混合した。
同時に配合し、ボールミルにて30h混合した。
【0026】そして、上記各方法により製造されたスラ
リーの分散状態をグラインドゲージを用いて調べた結
果、下記表に示すようになった。
リーの分散状態をグラインドゲージを用いて調べた結
果、下記表に示すようになった。
【0027】
【表1】 上記表から明らかなように、本発明方法が最も分散状態
が良くなった。そして、上記表に基づき本発明の各製造
工程を検討すると、従来例および比較例1の場合、他に
比べてグラインドケージ値が非常に大きいとともに塊が
多く現われている。すなわち、従来例等は、セラミック
ス粉体とバインダとを同時に溶媒および可塑剤と配合し
ている。よって、このように同時に配合すると、十分に
各材料が分散されず、その結果塊が生じてしまうものと
考えられる。よって、本発明のようにセラミックス粉体
と溶媒を混ぜてセラミックススラリーを形成することに
より、溶媒中にセラミックス粉体が均一に分散されるこ
とになる。
が良くなった。そして、上記表に基づき本発明の各製造
工程を検討すると、従来例および比較例1の場合、他に
比べてグラインドケージ値が非常に大きいとともに塊が
多く現われている。すなわち、従来例等は、セラミック
ス粉体とバインダとを同時に溶媒および可塑剤と配合し
ている。よって、このように同時に配合すると、十分に
各材料が分散されず、その結果塊が生じてしまうものと
考えられる。よって、本発明のようにセラミックス粉体
と溶媒を混ぜてセラミックススラリーを形成することに
より、溶媒中にセラミックス粉体が均一に分散されるこ
とになる。
【0028】また、比較例2と、比較例3および本発明
とを比較すると、前者はグラインドゲージ値が3μmと
小さな塊が生じてしまっている。この結果から考える
と、本発明のように、バインダも予め溶媒とまぜてバイ
ンダ液を製造することにより、セラミックスとバインダ
とがより均一に分散・混合されるといえる。
とを比較すると、前者はグラインドゲージ値が3μmと
小さな塊が生じてしまっている。この結果から考える
と、本発明のように、バインダも予め溶媒とまぜてバイ
ンダ液を製造することにより、セラミックスとバインダ
とがより均一に分散・混合されるといえる。
【0029】さらに、比較例3と本発明を比べると、グ
ラインドゲージ値はともに0となっているが、スラリー
の分散状態が比較例3の方が悪い(不均一)。そこで、
両者の製造工程を比較すると、本発明はセラミックスス
ラリーとの混合前にバインダ液に対して可塑剤を添加・
混合しているのに対し、比較例3では、セラミックスス
ラリーとバインダ液および可塑剤を同時に配合してい
る。すなわち、可塑剤の添加の仕方が異なるのである
が、これは可塑剤の添加量がもともと少ないので、比較
例3のように三者を同時に配合すると、可塑剤が全体に
渡って均一に混ぜることができず、バインダの絡み具合
を十分にほぐすことができないためである。よって、本
発明の各製造工程では、上記した各種の要因により各材
料を均一に混合することができるようになるのである。
ラインドゲージ値はともに0となっているが、スラリー
の分散状態が比較例3の方が悪い(不均一)。そこで、
両者の製造工程を比較すると、本発明はセラミックスス
ラリーとの混合前にバインダ液に対して可塑剤を添加・
混合しているのに対し、比較例3では、セラミックスス
ラリーとバインダ液および可塑剤を同時に配合してい
る。すなわち、可塑剤の添加の仕方が異なるのである
が、これは可塑剤の添加量がもともと少ないので、比較
例3のように三者を同時に配合すると、可塑剤が全体に
渡って均一に混ぜることができず、バインダの絡み具合
を十分にほぐすことができないためである。よって、本
発明の各製造工程では、上記した各種の要因により各材
料を均一に混合することができるようになるのである。
【0030】また、上記した実験では、バインダを一種
類のポリビニルブチラール粉を用いて行ったが、複数の
バインダを用いても同様の結果が得られる。すなわち、
その製造プロセスは、図6に示すようになっており、こ
れが本発明の第2実施例である。図示するように、第1
実施例と同様にセラミックス粉体を溶媒に均一に分散さ
せてセラミックススラリーを製造する。また、これとは
別にバインダを溶媒に均一に溶解させてバインダ液を製
造するが、この時、複数のバインダを用いているので、
各バインダそれぞれを溶媒でとかし、複数のバインダ液
を製造する。そして、各バインダ液を混合するとともに
可塑剤を添加して撹拌し、均一に混合することにより、
バインダ・可塑剤混合液を製造する。そして、このよう
にして製造したバインダ可塑剤混合液と上記セラミック
ススラリーを混合することによりスラリーを製造する。
類のポリビニルブチラール粉を用いて行ったが、複数の
バインダを用いても同様の結果が得られる。すなわち、
その製造プロセスは、図6に示すようになっており、こ
れが本発明の第2実施例である。図示するように、第1
実施例と同様にセラミックス粉体を溶媒に均一に分散さ
せてセラミックススラリーを製造する。また、これとは
別にバインダを溶媒に均一に溶解させてバインダ液を製
造するが、この時、複数のバインダを用いているので、
各バインダそれぞれを溶媒でとかし、複数のバインダ液
を製造する。そして、各バインダ液を混合するとともに
可塑剤を添加して撹拌し、均一に混合することにより、
バインダ・可塑剤混合液を製造する。そして、このよう
にして製造したバインダ可塑剤混合液と上記セラミック
ススラリーを混合することによりスラリーを製造する。
【0031】次に上記実施例の効果を実証するための実
験を行った。その結果を以下に示す。まず、本発明品
(第2実施例)では、セラミックス粉体として平均粒径
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとしてポリビニルブチラール(PVB)粉重合度
800を16.5重量部と、PVB粉重合度1750を
1重量部を用い、可塑剤として11重量部のジブチルフ
タレート(DBP)を用い、溶媒として150重量部の
エチルアルコールを用いた。
験を行った。その結果を以下に示す。まず、本発明品
(第2実施例)では、セラミックス粉体として平均粒径
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとしてポリビニルブチラール(PVB)粉重合度
800を16.5重量部と、PVB粉重合度1750を
1重量部を用い、可塑剤として11重量部のジブチルフ
タレート(DBP)を用い、溶媒として150重量部の
エチルアルコールを用いた。
【0032】そして、溶媒80重量部と溶媒20重量部
にそれぞれ各バインダを溶解して得られる複数のバイン
ダ液と、可塑剤とを混合し、20h(時間)撹拌しバイ
ンダ可塑剤混合液を製造した。その後、第1実施例と同
様の方法により製造したセラミックススラリーとさらに
混合し、スラリーを製造した。
にそれぞれ各バインダを溶解して得られる複数のバイン
ダ液と、可塑剤とを混合し、20h(時間)撹拌しバイ
ンダ可塑剤混合液を製造した。その後、第1実施例と同
様の方法により製造したセラミックススラリーとさらに
混合し、スラリーを製造した。
【0033】そして、使用する各材料およびその配合比
はいずれも同じにした本実施例の方法(図6)と、上記
した図2〜5に示す各比較例及び従来例の計5つの方法
によりスラリーを製造した。各比較例及び従来例の製造
プロセスは、各図中バインダとあるのを複数のバインダ
になおしたものとなる。
はいずれも同じにした本実施例の方法(図6)と、上記
した図2〜5に示す各比較例及び従来例の計5つの方法
によりスラリーを製造した。各比較例及び従来例の製造
プロセスは、各図中バインダとあるのを複数のバインダ
になおしたものとなる。
【0034】つまり、従来法(図5)の場合には、複数
のバインダを含め全ての材料を同時に配合し、30h混
合した。また、比較例4は、図2のプロセスを基本と
し、セラミックス粉体と複数のバインダを同時に10h
混合し、その後可塑剤と溶媒を加えさらに20h混合し
た。
のバインダを含め全ての材料を同時に配合し、30h混
合した。また、比較例4は、図2のプロセスを基本と
し、セラミックス粉体と複数のバインダを同時に10h
混合し、その後可塑剤と溶媒を加えさらに20h混合し
た。
【0035】比較例5は、図3のプロセスを基本とし、
セラミックス粉体と溶媒にて分散し(10h混合)し、
その後、各バインダと可塑剤を配合し、20h混合し
た。
セラミックス粉体と溶媒にて分散し(10h混合)し、
その後、各バインダと可塑剤を配合し、20h混合し
た。
【0036】比較例6では図4に示す方法を基本とし、
複数のバインダを同時に溶媒にて溶解しバインダ液を製
造し、次いで、そのバインダ液と、可塑剤と、セラミッ
クススラリーを配合し20h混合した。
複数のバインダを同時に溶媒にて溶解しバインダ液を製
造し、次いで、そのバインダ液と、可塑剤と、セラミッ
クススラリーを配合し20h混合した。
【0037】その結果、下記表に示すように複数のバイ
ンダ(重合度800と1700のPVB)を用いた場合
も、単一のバインダ(重合度800のPVB)のみを用
いた場合(図1〜図5,表1参照)と同一傾向が得ら
れ、本発明方法(第1,第2実施例)を用いた例ではい
ずれも塊がなく分散も均一なスラリーを製造することが
できた。
ンダ(重合度800と1700のPVB)を用いた場合
も、単一のバインダ(重合度800のPVB)のみを用
いた場合(図1〜図5,表1参照)と同一傾向が得ら
れ、本発明方法(第1,第2実施例)を用いた例ではい
ずれも塊がなく分散も均一なスラリーを製造することが
できた。
【0038】
【表2】 図7は、本発明の第3実施例を示している。この例で
は、上記した第2実施例と同様に複数のバインダを用い
る場合の例で、各バインダをそれぞれ別々に溶媒に溶か
してバインダ液を製造後、さらに、各バインダ液に対し
て可塑剤を添加して各バインダに対応してそれぞれバイ
ンダ可塑剤混合液を製造する。そして、そのようにして
製造された複数のバインダ可塑剤混合液とセラミックス
スラリー(各実施例同様に溶剤を用いセラミックス粉体
を分散させて製造する)を配合し、混合することにより
スラリーを製造している。
は、上記した第2実施例と同様に複数のバインダを用い
る場合の例で、各バインダをそれぞれ別々に溶媒に溶か
してバインダ液を製造後、さらに、各バインダ液に対し
て可塑剤を添加して各バインダに対応してそれぞれバイ
ンダ可塑剤混合液を製造する。そして、そのようにして
製造された複数のバインダ可塑剤混合液とセラミックス
スラリー(各実施例同様に溶剤を用いセラミックス粉体
を分散させて製造する)を配合し、混合することにより
スラリーを製造している。
【0039】そして、本実施例の効果を検証するため、
第2実施例と同様に、セラミックス粉体として平均粒径
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとしてポリビニルブチラール(PVB)粉重合度
800を16.5重量部と、PVB粉重合度1750を
1重量部を用い、可塑剤として11重量部のジブチルフ
タレート(DBP)を用い、溶媒として150重量部の
エチルアルコールを用いて実験を行った。
第2実施例と同様に、セラミックス粉体として平均粒径
0.5μmのBaO−Nd2 O3 −TiO2 系のものを
用い、そのセラミックス粉体100重量部に対して、バ
インダとしてポリビニルブチラール(PVB)粉重合度
800を16.5重量部と、PVB粉重合度1750を
1重量部を用い、可塑剤として11重量部のジブチルフ
タレート(DBP)を用い、溶媒として150重量部の
エチルアルコールを用いて実験を行った。
【0040】つまり、溶媒80重量部と溶媒20重量部
にそれぞれ各バインダを溶解して複数のバインダ液をそ
れぞれ製造し、各バインダ液に上記可塑剤をそれぞれ添
加し混合してそれぞれのバインダ可塑剤混合液を製造し
た。その後、第1実施例と同様の方法により製造したセ
ラミックススラリーと、上記の複数のバインダ可塑剤混
合液をさらに混合し、スラリーを製造した。
にそれぞれ各バインダを溶解して複数のバインダ液をそ
れぞれ製造し、各バインダ液に上記可塑剤をそれぞれ添
加し混合してそれぞれのバインダ可塑剤混合液を製造し
た。その後、第1実施例と同様の方法により製造したセ
ラミックススラリーと、上記の複数のバインダ可塑剤混
合液をさらに混合し、スラリーを製造した。
【0041】本実施例でも、製造されたスラリーは、第
1,第2実施例と同様に、グランドゲージ値は0とな
り、スラリーの分散状態も良好となり、各実施例と同様
の高品質のスラリーが製造された。さらに、本実施例で
は、スラリーを製造するために行う混合時間が第2実施
例のものに比べ1/3程度に短縮することができ(同程
度の品質を得るために必要な混合時間)、生産性が向上
することが確認された。
1,第2実施例と同様に、グランドゲージ値は0とな
り、スラリーの分散状態も良好となり、各実施例と同様
の高品質のスラリーが製造された。さらに、本実施例で
は、スラリーを製造するために行う混合時間が第2実施
例のものに比べ1/3程度に短縮することができ(同程
度の品質を得るために必要な混合時間)、生産性が向上
することが確認された。
【0042】一方、上記第2,第3実施例では、複数の
バインダを用いた例について説明したが、本発明では使
用する溶媒も複数(セラミックス粉体と混合する溶媒
と、バインダを溶解する溶媒が完全一致していない)と
した場合にも適用することができる。その場合に、好ま
しくはセラミックススラリー,バインダ液(バインダ・
可塑剤混合液)の一部に共通の溶媒または同じ官能基を
有する溶媒を用いる。その様にするとより短時間で均一
なスラリーが得られる。すなわち、同一或いは同質(類
似)の溶媒を用いることで、最終的にセラミックススラ
リーとバインダ・可塑剤混合液を混合する際に、溶媒同
士も混ざりやすくなるからである。
バインダを用いた例について説明したが、本発明では使
用する溶媒も複数(セラミックス粉体と混合する溶媒
と、バインダを溶解する溶媒が完全一致していない)と
した場合にも適用することができる。その場合に、好ま
しくはセラミックススラリー,バインダ液(バインダ・
可塑剤混合液)の一部に共通の溶媒または同じ官能基を
有する溶媒を用いる。その様にするとより短時間で均一
なスラリーが得られる。すなわち、同一或いは同質(類
似)の溶媒を用いることで、最終的にセラミックススラ
リーとバインダ・可塑剤混合液を混合する際に、溶媒同
士も混ざりやすくなるからである。
【0043】上記変形例の効果を実証するため、下記に
示す本発明(変形例1〜3)および比較例7の4種類の
製造方法を用いてスラリーを製造し、そのスラリーの評
価を行った。基本となる製造方法は、図1に示す製造方
法を用い、使用する溶媒を適宜変更した。
示す本発明(変形例1〜3)および比較例7の4種類の
製造方法を用いてスラリーを製造し、そのスラリーの評
価を行った。基本となる製造方法は、図1に示す製造方
法を用い、使用する溶媒を適宜変更した。
【0044】すなわち、具体的には、まずセラミックス
粉体として平均粒径0.5μmのBaO−Nd2 O3 −
TiO2 系のものを用い、そのセラミックス粉体100
重量部に対して、バインダとして17.5重量部のポリ
ビニルブチラール(PVB)粉を用い、可塑剤として1
1重量部のジブチルフタレート(DBP)を用いる。そ
して、ボールミルにてセラミックス粉体を溶媒50重量
部に10h分散させて、セラミックススラリーを製造す
る。一方、100重量部に溶解したバインダ液と、可塑
剤を混合し、バインダ可塑剤混合液を製造した。そし
て、そのバインダ可塑剤混合液と、セラミックススラリ
ーをボールミルにて20h混合した。この基本的な製造
方法は同じにし、使用する溶媒を以下に示すように適宜
変更し、製造した。
粉体として平均粒径0.5μmのBaO−Nd2 O3 −
TiO2 系のものを用い、そのセラミックス粉体100
重量部に対して、バインダとして17.5重量部のポリ
ビニルブチラール(PVB)粉を用い、可塑剤として1
1重量部のジブチルフタレート(DBP)を用いる。そ
して、ボールミルにてセラミックス粉体を溶媒50重量
部に10h分散させて、セラミックススラリーを製造す
る。一方、100重量部に溶解したバインダ液と、可塑
剤を混合し、バインダ可塑剤混合液を製造した。そし
て、そのバインダ可塑剤混合液と、セラミックススラリ
ーをボールミルにて20h混合した。この基本的な製造
方法は同じにし、使用する溶媒を以下に示すように適宜
変更し、製造した。
【0045】本発明(変形例1) セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコールでバイ
ンダ液の溶媒がn−ブチルアルコール 本発明(変形例2) セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコール20重
量部とn−ブチルアルコール30重量部で、バインダ液
の溶媒がn−ブチルアルコール 本発明(変形例3) セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコール20重
量部とn−ブチルアルコール30重量部で、バインダ液
の溶媒がエチルアルコール40重量部とn−ブチルアル
コール60重量部 比較例7 セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコールで、バ
インダ液の溶媒がトルエン そして、上記各方法により製造されたスラリーの分散状
態をグラインドゲージを用いて調べた結果、下記表に示
すようになった。
ンダ液の溶媒がn−ブチルアルコール 本発明(変形例2) セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコール20重
量部とn−ブチルアルコール30重量部で、バインダ液
の溶媒がn−ブチルアルコール 本発明(変形例3) セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコール20重
量部とn−ブチルアルコール30重量部で、バインダ液
の溶媒がエチルアルコール40重量部とn−ブチルアル
コール60重量部 比較例7 セラミックススラリーの溶媒がエチルアルコールで、バ
インダ液の溶媒がトルエン そして、上記各方法により製造されたスラリーの分散状
態をグラインドゲージを用いて調べた結果、下記表に示
すようになった。
【0046】
【表3】 上記表から明らかなように、同質の溶媒を用いた本発明
(変形例1〜3)では、塊もなくまた分散状態も均一な
スラリーが得られたが、性質の異なる溶媒を用いた比較
例7の方法により製造したスラリーは、塊も生じまたス
ラリーの分散状態も不均一であることが確認できた。
(変形例1〜3)では、塊もなくまた分散状態も均一な
スラリーが得られたが、性質の異なる溶媒を用いた比較
例7の方法により製造したスラリーは、塊も生じまたス
ラリーの分散状態も不均一であることが確認できた。
【0047】さらに本発明では、セラミックス粉体とし
て湿式粉砕したものを用いても良く、係る場合粉砕時の
溶媒とスラリーを製造する際の溶媒を同一もしくは粉砕
時の溶媒を含む混合溶媒とすれば、粉砕した粉体を乾燥
させることなくスラリー化できるため、セラミックス粉
体の凝集がなく粉砕した効果が得られやすくなる。
て湿式粉砕したものを用いても良く、係る場合粉砕時の
溶媒とスラリーを製造する際の溶媒を同一もしくは粉砕
時の溶媒を含む混合溶媒とすれば、粉砕した粉体を乾燥
させることなくスラリー化できるため、セラミックス粉
体の凝集がなく粉砕した効果が得られやすくなる。
【0048】すなわち、溶媒にバインダが溶解または膨
潤するもの、可塑剤が溶解するものを用いることによ
り、湿式粉砕したセラミックススラリーを乾燥させるこ
となくそのまま用い、その未乾燥のセラミックススラリ
ーを、バインダを溶媒に溶解して製造したバインダ液に
さらに可塑剤を添加して得られたバインダ・可塑剤混合
液と混合することにより、グリーンシート用のスラリー
を製造する。
潤するもの、可塑剤が溶解するものを用いることによ
り、湿式粉砕したセラミックススラリーを乾燥させるこ
となくそのまま用い、その未乾燥のセラミックススラリ
ーを、バインダを溶媒に溶解して製造したバインダ液に
さらに可塑剤を添加して得られたバインダ・可塑剤混合
液と混合することにより、グリーンシート用のスラリー
を製造する。
【0049】次に上記実施例の効果を実証するための実
験を行った。その結果を以下に示す。上記した第1実施
例の実験と同様に5種類の製造方法によりスラリーをそ
れぞれ製造し、その製造されたスラリーの状態を検証す
ることにより各製造方法を評価した。
験を行った。その結果を以下に示す。上記した第1実施
例の実験と同様に5種類の製造方法によりスラリーをそ
れぞれ製造し、その製造されたスラリーの状態を検証す
ることにより各製造方法を評価した。
【0050】まず、平均粒径が2μmのBaO−Nd2
O3 −TiO2 系のセラミックス粉体を媒体攪拌ミルに
て平均粒径0.5μm程度に粉砕して得られたセラミッ
クス粉体100重量部に対して、バインダとして17.
5重量部のPVB粉を用い、可塑剤として11重量部の
DBPを用い、溶媒として150重量部のエチルアルコ
ールを用いた。
O3 −TiO2 系のセラミックス粉体を媒体攪拌ミルに
て平均粒径0.5μm程度に粉砕して得られたセラミッ
クス粉体100重量部に対して、バインダとして17.
5重量部のPVB粉を用い、可塑剤として11重量部の
DBPを用い、溶媒として150重量部のエチルアルコ
ールを用いた。
【0051】なお下記に示す5つの方法では、具体的な
製造工程を変えるが、使用する各材料およびその配合比
はいずれも同じにした。また、従来例および比較例1で
は、平均粒径2μmのセラミックス粉体を湿式粉砕後、
乾燥させることにより平均粒径0.5μmのセラミック
ス粉体を形成したが、それ以外は、乾燥処理はしなかっ
た。また、バインダとして用いるPVB粉は、重合度8
00単独で使用した場合と、上記変形例のように複数の
バインダ(重合度800と1700)の2種類について
それぞれ実験した。
製造工程を変えるが、使用する各材料およびその配合比
はいずれも同じにした。また、従来例および比較例1で
は、平均粒径2μmのセラミックス粉体を湿式粉砕後、
乾燥させることにより平均粒径0.5μmのセラミック
ス粉体を形成したが、それ以外は、乾燥処理はしなかっ
た。また、バインダとして用いるPVB粉は、重合度8
00単独で使用した場合と、上記変形例のように複数の
バインダ(重合度800と1700)の2種類について
それぞれ実験した。
【0052】次に、実験に用いた各製造方法について説
明する。まず、従来例では、図12に示すように、溶媒
を用いて湿式粉砕後乾燥させて得た平均粒径0.5μm
のセラミックス粉体と、バインダ,可塑剤および溶媒を
同時に配合し、ボールミルにて30h混合した。
明する。まず、従来例では、図12に示すように、溶媒
を用いて湿式粉砕後乾燥させて得た平均粒径0.5μm
のセラミックス粉体と、バインダ,可塑剤および溶媒を
同時に配合し、ボールミルにて30h混合した。
【0053】比較例8では、図9に示すように、溶媒を
用いて湿式粉砕後乾燥させて得た平均粒径0.5μmの
セラミックス粉体と、バインダを10h混合し、混合粉
を製造する。次いでその混合粉と可塑剤並びに溶媒を同
時に配合し、20h混合した。
用いて湿式粉砕後乾燥させて得た平均粒径0.5μmの
セラミックス粉体と、バインダを10h混合し、混合粉
を製造する。次いでその混合粉と可塑剤並びに溶媒を同
時に配合し、20h混合した。
【0054】比較例9では、図10に示すように、粒径
2μmのセラミックス粉体を上記溶媒を用いて湿式粉砕
することにより、粒径0.5μmのセラミックス粉体が
分散されたセラミックススラリーを製造する。すなわ
ち、湿式粉砕する際に用いる溶媒を、セラミックススラ
リーを製造する際に用いる溶媒と同一のものを用いて湿
式粉砕することにより同時にセラミックススラリーを製
造することができる。そしてこのセラミックスラリーと
バインダ並びに可塑剤を同時に配合し、20h混合し
た。
2μmのセラミックス粉体を上記溶媒を用いて湿式粉砕
することにより、粒径0.5μmのセラミックス粉体が
分散されたセラミックススラリーを製造する。すなわ
ち、湿式粉砕する際に用いる溶媒を、セラミックススラ
リーを製造する際に用いる溶媒と同一のものを用いて湿
式粉砕することにより同時にセラミックススラリーを製
造することができる。そしてこのセラミックスラリーと
バインダ並びに可塑剤を同時に配合し、20h混合し
た。
【0055】比較例10は、図11に示すように、上記
比較例9と同様に湿式粉砕して得られたセラミックスス
ラリーと、溶媒100重量部にバインダを溶解させて得
られたバインダ溶液と可塑剤を同時に配合し、20h混
合した。
比較例9と同様に湿式粉砕して得られたセラミックスス
ラリーと、溶媒100重量部にバインダを溶解させて得
られたバインダ溶液と可塑剤を同時に配合し、20h混
合した。
【0056】そして本発明(実施例4)では、図8に示
すように、比較例9,10と同様にセラミックス粉体を
所定の溶媒を用いて湿式粉砕することによりセラミック
ススラリーを製造する。一方、溶媒100重量部にバイ
ンダを溶解させてバインダ溶液を製造後、さらにそのバ
インダ溶液に可塑剤を添加して混合し、バインダ可塑剤
混合液を製造した。そして、そのバインダ可塑剤混合液
と、上記セラミックススラリーをボールミルにて20h
混合した。
すように、比較例9,10と同様にセラミックス粉体を
所定の溶媒を用いて湿式粉砕することによりセラミック
ススラリーを製造する。一方、溶媒100重量部にバイ
ンダを溶解させてバインダ溶液を製造後、さらにそのバ
インダ溶液に可塑剤を添加して混合し、バインダ可塑剤
混合液を製造した。そして、そのバインダ可塑剤混合液
と、上記セラミックススラリーをボールミルにて20h
混合した。
【0057】そして、上記各方法により製造されたスラ
リーの分散状態をグラインドゲージを用いて調べた結
果、下記表に示すようになった。なお、バインダ溶液が
複数の場合の各比較例8〜10の製造プロセスは、複数
のバインダを混合したものを用いて上記各比較例のプロ
セスにしたがって実行し、実施例4に対応するもののみ
は、バインダごとに溶媒と混合し、複数のバインダ液を
製造した。
リーの分散状態をグラインドゲージを用いて調べた結
果、下記表に示すようになった。なお、バインダ溶液が
複数の場合の各比較例8〜10の製造プロセスは、複数
のバインダを混合したものを用いて上記各比較例のプロ
セスにしたがって実行し、実施例4に対応するもののみ
は、バインダごとに溶媒と混合し、複数のバインダ液を
製造した。
【0058】
【表4】 上記表から明らかなように、本発明方法が最も分散状態
が良くなった。そして、係る方法では、乾燥処理が不要
でかつ湿式粉砕とセラミックススラリーの製造を一工程
で行えるため、処理工程の簡易化に伴う処理時間のさら
なる短縮を図ることができる。
が良くなった。そして、係る方法では、乾燥処理が不要
でかつ湿式粉砕とセラミックススラリーの製造を一工程
で行えるため、処理工程の簡易化に伴う処理時間のさら
なる短縮を図ることができる。
【0059】また、上記した変形例の如く複数のバイン
ダや溶媒を用いても、図8に示す製造方法において最も
分散状態の良いスラリーが得られた。
ダや溶媒を用いても、図8に示す製造方法において最も
分散状態の良いスラリーが得られた。
【0060】図13は本発明の第5実施例を示してい
る。本実施例では、上記した第1実施例を基本にし、セ
ラミックス粉体を溶媒に分散させる際、およびバインダ
を溶媒に溶解させる際に、それぞれ分散剤を適量添加
し、各処理を行うようにした。
る。本実施例では、上記した第1実施例を基本にし、セ
ラミックス粉体を溶媒に分散させる際、およびバインダ
を溶媒に溶解させる際に、それぞれ分散剤を適量添加
し、各処理を行うようにした。
【0061】このように、分散剤をその都度適量添加す
ることにより、セラミックススラリーや、バインダ液が
より均一に分散された状態となり、その結果最終的に製
造されるスラリーの均一性をより向上させることがで
き、しかも、均一に分散されたもの同士を混合すること
になるので、より短時間で混合することができる。
ることにより、セラミックススラリーや、バインダ液が
より均一に分散された状態となり、その結果最終的に製
造されるスラリーの均一性をより向上させることがで
き、しかも、均一に分散されたもの同士を混合すること
になるので、より短時間で混合することができる。
【0062】また、このように分散剤を添加するのは、
上記した各実施例に対しても適用できるのはもちろんで
ある。
上記した各実施例に対しても適用できるのはもちろんで
ある。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るセラミック
スグリーンシート用スラリーの製造方法では、セラミッ
クス粉体とバインダとをそれぞれ別々に溶媒に分散・溶
解することにより、それぞれ均一に分散・溶解すること
ができる。しかも、得られたバインダ液にはさらに可塑
剤を添加することにより、バインダの絡み具合を十分に
ほぐしたバインダ可塑剤混合液を製造することができ
る。次いで、それぞれ得られたバインダ可塑剤混合液と
セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造する
が、この混合はともに液状であるので、混合しやすく全
体に均一にまぜることができる。よって、塊がなく、ま
た均一に分散されたスラリーを製造することができる。
しかも、均一に混ざりやすいため、短時間の攪拌で高品
質なスラリーを製造することができる。
スグリーンシート用スラリーの製造方法では、セラミッ
クス粉体とバインダとをそれぞれ別々に溶媒に分散・溶
解することにより、それぞれ均一に分散・溶解すること
ができる。しかも、得られたバインダ液にはさらに可塑
剤を添加することにより、バインダの絡み具合を十分に
ほぐしたバインダ可塑剤混合液を製造することができ
る。次いで、それぞれ得られたバインダ可塑剤混合液と
セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造する
が、この混合はともに液状であるので、混合しやすく全
体に均一にまぜることができる。よって、塊がなく、ま
た均一に分散されたスラリーを製造することができる。
しかも、均一に混ざりやすいため、短時間の攪拌で高品
質なスラリーを製造することができる。
【0064】セラミックス粉体を湿式粉砕して製造する
場合には(請求項2)、湿式粉砕する際に用いる溶媒に
スラリーを製造する際に用いる溶媒を用いることによ
り、粉砕処理とセラミックススラリーの製造工程を共通
化でき、工程削減並びに短時間化を図ることができる。
場合には(請求項2)、湿式粉砕する際に用いる溶媒に
スラリーを製造する際に用いる溶媒を用いることによ
り、粉砕処理とセラミックススラリーの製造工程を共通
化でき、工程削減並びに短時間化を図ることができる。
【0065】また、複数のバインダを用いる場合には
(請求項3)、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解してバ
インダ液を製造し、各バインダ液と、可塑剤を混合後、
セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造す
る。複数のバインダもバインダ液同士で混合されるの
で、均一に混合することができる。
(請求項3)、各バインダをそれぞれ溶媒に溶解してバ
インダ液を製造し、各バインダ液と、可塑剤を混合後、
セラミックススラリーとを混合してスラリーを製造す
る。複数のバインダもバインダ液同士で混合されるの
で、均一に混合することができる。
【0066】この時、可塑剤の添加まで各バインダごと
に行い、複数のバインダ可塑剤混合液を製造し、その各
バインダ可塑剤混合液とセラミックススラリーとを混合
し撹拌するようにした場合には(請求項4)、各バイン
ダ液に可塑剤を添加することによりバインダ液自体が十
分ほぐれているので、バインダ同士も上記請求項3に比
べさらに短時間で撹拌し混合できるので、結果として均
一なスラリーをより短時間で製造することが可能とな
る。
に行い、複数のバインダ可塑剤混合液を製造し、その各
バインダ可塑剤混合液とセラミックススラリーとを混合
し撹拌するようにした場合には(請求項4)、各バイン
ダ液に可塑剤を添加することによりバインダ液自体が十
分ほぐれているので、バインダ同士も上記請求項3に比
べさらに短時間で撹拌し混合できるので、結果として均
一なスラリーをより短時間で製造することが可能とな
る。
【0067】さらに、溶媒を複数用いる場合には(請求
項5)、同質の溶媒を用いてセラミックスとバインダを
それぞれ分散・溶解すると、セラミックススラリーを構
成する溶媒と、バインダ・可塑剤混合液を構成する溶媒
とが類似する性質のため、より均一に混合され、より高
品質のスラリーを製造することができる。
項5)、同質の溶媒を用いてセラミックスとバインダを
それぞれ分散・溶解すると、セラミックススラリーを構
成する溶媒と、バインダ・可塑剤混合液を構成する溶媒
とが類似する性質のため、より均一に混合され、より高
品質のスラリーを製造することができる。
【0068】さらにセラミックススラリーを製造する
際、及びまたはバインダ液を製造する際に、溶媒と共に
分散剤を混合し攪拌すると(請求項6)、セラミックス
粉体/バインダの各粒子がより分散され、最終的にスラ
リーを製造した際に塊など生じることなく均一に分散・
混合される。
際、及びまたはバインダ液を製造する際に、溶媒と共に
分散剤を混合し攪拌すると(請求項6)、セラミックス
粉体/バインダの各粒子がより分散され、最終的にスラ
リーを製造した際に塊など生じることなく均一に分散・
混合される。
【図1】本発明に係るセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法の第1実施例を説明する製造工程図で
ある。
ラリーの製造方法の第1実施例を説明する製造工程図で
ある。
【図2】比較例1の製造方法を説明する図である。
【図3】比較例2の製造方法を説明する図である。
【図4】比較例3の製造方法を説明する図である。
【図5】従来の製造方法を説明する図である。
【図6】本発明に係るセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法の第2実施例を説明する製造工程図で
ある。
ラリーの製造方法の第2実施例を説明する製造工程図で
ある。
【図7】本発明に係るセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法の第3実施例を説明する製造工程図で
ある。
ラリーの製造方法の第3実施例を説明する製造工程図で
ある。
【図8】本発明に係るセラミックスグリーンシート用ス
ラリーの製造方法の第4実施例を説明する製造工程図で
ある。
ラリーの製造方法の第4実施例を説明する製造工程図で
ある。
【図9】比較例8の製造方法を説明する図である。
【図10】比較例9の製造方法を説明する図である。
【図11】比較例10の製造方法を説明する図である。
【図12】従来の製造方法を説明する図である。
【図13】本発明に係るセラミックスグリーンシート用
スラリーの製造方法の第5実施例を説明する製造工程図
である。
スラリーの製造方法の第5実施例を説明する製造工程図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 一明 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 セラミックス粉体を溶媒に均一に分散さ
せてセラミックススラリーを製造し、 このセラミックススラリーの製造とは別にバインダを溶
媒に均一に溶解させてバインダ液を製造し、 次いで、上記バインダ液に可塑剤を添加・混合してバイ
ンダ可塑剤混合液を製造し、 その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラミックス
スラリーを混合するようにしたセラミックスグリーンシ
ート用スラリーの製造方法。 - 【請求項2】 所定粒径のセラミックス粉体を溶媒を用
いて湿式粉砕し、未乾燥状態にすることによりセラミッ
クススラリーを製造し、 このセラミックススラリーの製造とは別にバインダを溶
媒に均一に溶解させてバインダ液を製造し、 次いで、上記バインダ液に可塑剤を添加・混合してバイ
ンダ可塑剤混合液を製造し、 その後、上記バインダ可塑剤混合液と上記セラミックス
スラリーを混合するようにしたセラミックスグリーンシ
ート用スラリーの製造方法。 - 【請求項3】 前記バインダを複数用いる場合に、各バ
インダをそれぞれ別々の溶媒に溶解させて複数のバイン
ダ溶液を製造するとともに、 それら複数のバインダ溶液と前記可塑剤を添加・混合す
ることにより前記バインダ可塑剤混合液を製造するよう
にした請求項1または2に記載のセラミックスグリーン
シート用スラリーの製造方法。 - 【請求項4】 前記バインダを複数用いる場合に、各バ
インダをそれぞれ別々の溶媒に溶解して複数のバインダ
液を製造し、 各バインダ液にそれぞれ可塑剤を添加することにより複
数のバインダ可塑剤混合液を製造するようにした請求項
1または2に記載のセラミックスグリーンシート用スラ
リーの製造方法。 - 【請求項5】 前記セラミックス粉体を混合する溶媒
と、前記バインダと混合する溶媒とが異なる場合に、一
部に同一の官能基を有する溶媒または同じ溶媒を用いる
ようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載のセラミ
ックスグリーンシート用スラリーの製造方法。 - 【請求項6】 前記セラミックススラリーを製造する際
と、前記バインダ液を製造する際の少なくとも一方に分
散剤を混入するようにした請求項1〜5のいずれか1項
に記載のセラミックスグリーンシート用スラリーの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7046628A JPH0826832A (ja) | 1994-05-09 | 1995-02-13 | セラミックスグリーンシート用スラリーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-117393 | 1994-05-09 | ||
| JP11739394 | 1994-05-09 | ||
| JP7046628A JPH0826832A (ja) | 1994-05-09 | 1995-02-13 | セラミックスグリーンシート用スラリーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826832A true JPH0826832A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=26386735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7046628A Pending JPH0826832A (ja) | 1994-05-09 | 1995-02-13 | セラミックスグリーンシート用スラリーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826832A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19807818A1 (de) * | 1998-02-26 | 1999-09-09 | K S Keramik Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung einer Folie |
| JP2006527154A (ja) * | 2003-06-10 | 2006-11-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | セラミックデバイス用のセラミックグリーンシートの製造方法 |
| JP2011231000A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-17 | Sekisui Chem Co Ltd | スラリー組成物の製造方法 |
| WO2012043273A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | 積水化学工業株式会社 | スラリー組成物の製造方法 |
| JP2012206888A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Tdk Corp | セラミックスラリー、グリーンシートおよび電子部品の製造方法 |
| US9056801B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-06-16 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Method for producing slurry composition |
| CN119100811A (zh) * | 2024-09-27 | 2024-12-10 | 湖北芯中达半导体有限公司 | 流延浆料及其制备方法和应用 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7046628A patent/JPH0826832A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19807818A1 (de) * | 1998-02-26 | 1999-09-09 | K S Keramik Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung einer Folie |
| DE19807818C2 (de) * | 1998-02-26 | 2003-07-17 | K S Keramik Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung einer von organischen Lösungsmitteln freien Folie |
| JP2006527154A (ja) * | 2003-06-10 | 2006-11-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | セラミックデバイス用のセラミックグリーンシートの製造方法 |
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| CN119100811A (zh) * | 2024-09-27 | 2024-12-10 | 湖北芯中达半导体有限公司 | 流延浆料及其制备方法和应用 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040816 |
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