JPH0826867B2 - 渦流型キャンドモータポンプ - Google Patents
渦流型キャンドモータポンプInfo
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- JPH0826867B2 JPH0826867B2 JP2097266A JP9726690A JPH0826867B2 JP H0826867 B2 JPH0826867 B2 JP H0826867B2 JP 2097266 A JP2097266 A JP 2097266A JP 9726690 A JP9726690 A JP 9726690A JP H0826867 B2 JPH0826867 B2 JP H0826867B2
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- Japan
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- pump
- canned motor
- impeller
- stage
- casing
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、液化ガス移送用渦流型ポンプの吸込管内
に発生するガスを停止中並びに運転中に自動的にポンプ
低圧部へ流出入させる渦流型ポンプに関する。
に発生するガスを停止中並びに運転中に自動的にポンプ
低圧部へ流出入させる渦流型ポンプに関する。
[従来の技術] 従来渦流型ポンプはウエスコポンプとも称せられ、例
えば粘度が低い液体を少量移送して高揚程にするポンプ
として適している。
えば粘度が低い液体を少量移送して高揚程にするポンプ
として適している。
すなわち、この種のポンプは、第4図に示すように、
インペラ30の外周部に流路26を形成し、この流路26に対
し接近した位置に吸込口16と吐出口24とを設け、ポンプ
取扱液は、吸込口16から前記流路26を略一周回転させ高
揚程を得て、吐出口24から外部へ圧送するように構成さ
れている。
インペラ30の外周部に流路26を形成し、この流路26に対
し接近した位置に吸込口16と吐出口24とを設け、ポンプ
取扱液は、吸込口16から前記流路26を略一周回転させ高
揚程を得て、吐出口24から外部へ圧送するように構成さ
れている。
詳細に説明すると、ポンプ部10は、2分割されたポン
プケーシング14a、14bを備え、一方のケーシング14aに
は中心部に吸込口16を備える。また、他方のケーシング
14bには円形のポンプ流路20を設け、このポンプ流路20
の外周部に吸込口22と吐出口24とを隣接配置すると共
に、他方のケーシング14bとの接合部に1段目のインペ
ラ収納室18を形成する。なお、前記吸込口22は、ケーシ
ング14a、14bに穿設した流路26を介して1段目のインペ
ラ収納室18の外周部と連通すると共に、1段目のインペ
ラ収納室18との開口部を溝加工し、ディフューザ部26a
として構成する。このように構成したポンプケーシング
14a、14bの中心部には、キャンドモータ部12のロータ軸
28の一端部を挿通し、前記1段目のインペラ収納室18内
においてインペラ30を軸着し、円形のポンプ流路20内に
おいて渦流型ポンプインペラ32を軸着する。なお、参照
符号23は、前記ディフューザ部26aを形成するするため
に、ケーシング14aに穿設した外部連通孔を閉塞するた
めの盲栓を示す。
プケーシング14a、14bを備え、一方のケーシング14aに
は中心部に吸込口16を備える。また、他方のケーシング
14bには円形のポンプ流路20を設け、このポンプ流路20
の外周部に吸込口22と吐出口24とを隣接配置すると共
に、他方のケーシング14bとの接合部に1段目のインペ
ラ収納室18を形成する。なお、前記吸込口22は、ケーシ
ング14a、14bに穿設した流路26を介して1段目のインペ
ラ収納室18の外周部と連通すると共に、1段目のインペ
ラ収納室18との開口部を溝加工し、ディフューザ部26a
として構成する。このように構成したポンプケーシング
14a、14bの中心部には、キャンドモータ部12のロータ軸
28の一端部を挿通し、前記1段目のインペラ収納室18内
においてインペラ30を軸着し、円形のポンプ流路20内に
おいて渦流型ポンプインペラ32を軸着する。なお、参照
符号23は、前記ディフューザ部26aを形成するするため
に、ケーシング14aに穿設した外部連通孔を閉塞するた
めの盲栓を示す。
しかるに、前記ポンプ流路20内においては、前記ポン
プインペラ32の両側面に摺動部材で構成したスクロール
34、36を配置し、一方のスクロール34をポンプケーシン
グ14bに固着すると共に、他方のスクロール36をキャン
ドモータ部12の端部に設けた前部ベアリング38を支承す
るベアリングハウジング40に固着する。従って、一対の
スクロール34、36で挾持されたポンプインペラ32の外周
部には、環状のポンプ室42が形成される。なお、前記ス
クロール34、36の中心部側には、キャンドモータ部12の
前部ベアリング38と連通する流路44が設けられ、この流
路44はスクロール34、36とポンプインペラ32との接合面
に形成される間隙を介してポンプ室42と連通する。
プインペラ32の両側面に摺動部材で構成したスクロール
34、36を配置し、一方のスクロール34をポンプケーシン
グ14bに固着すると共に、他方のスクロール36をキャン
ドモータ部12の端部に設けた前部ベアリング38を支承す
るベアリングハウジング40に固着する。従って、一対の
スクロール34、36で挾持されたポンプインペラ32の外周
部には、環状のポンプ室42が形成される。なお、前記ス
クロール34、36の中心部側には、キャンドモータ部12の
前部ベアリング38と連通する流路44が設けられ、この流
路44はスクロール34、36とポンプインペラ32との接合面
に形成される間隙を介してポンプ室42と連通する。
しかるに、キャンドモータ部12は、ステータ組立46と
ロータ組立48とからなり、ロータ軸28はそれぞれ前部ベ
アリング38と後部ベアリング50とにより支承され、ロー
タ組立48の両端部にそれぞれ前部ロータ室52と後部ロー
タ室54とが形成されている。さらに、ステータ組立46の
一端部は、フランジ形エンドプレート56で密閉され、こ
のエンドプレート56の前側面に前部ベアリング38を支持
するベアリングハウジング40が固定されると共に、フラ
ンジ部にポンプケーシング14a、14bが一体的に結合固定
される。一方、ステータ組立46の他端部もエンドプレー
ト58で密閉され、このエンドプレート58に対し後部ベア
リング50を支持するベアリングハウジング60を固定し
て、後部ロータ室54を密閉する。なお、ステータ組立46
の外周部には、電源接続用の端子箱62を設置し、また後
部ロータ室54を密閉するベアリングハウジング60には、
通孔64を穿設して外部サーキュレーションチューブ66に
連通接続する。
ロータ組立48とからなり、ロータ軸28はそれぞれ前部ベ
アリング38と後部ベアリング50とにより支承され、ロー
タ組立48の両端部にそれぞれ前部ロータ室52と後部ロー
タ室54とが形成されている。さらに、ステータ組立46の
一端部は、フランジ形エンドプレート56で密閉され、こ
のエンドプレート56の前側面に前部ベアリング38を支持
するベアリングハウジング40が固定されると共に、フラ
ンジ部にポンプケーシング14a、14bが一体的に結合固定
される。一方、ステータ組立46の他端部もエンドプレー
ト58で密閉され、このエンドプレート58に対し後部ベア
リング50を支持するベアリングハウジング60を固定し
て、後部ロータ室54を密閉する。なお、ステータ組立46
の外周部には、電源接続用の端子箱62を設置し、また後
部ロータ室54を密閉するベアリングハウジング60には、
通孔64を穿設して外部サーキュレーションチューブ66に
連通接続する。
このような構成からなる渦流型キャンドモータポンプ
は、キャンドモータの駆動により、ロータ軸28が回転し
一段目のインペラ30および渦流型ポンプインペラ32が回
転する。この結果、ポンプ取扱液は、一段目のインペラ
30の作用下に吸込口16より吸込まれ、流路26へ流入す
る。この時、液はディフューザ部26aで昇圧され、前記
ポンプインペラ32を収納したポンプ室42の吸込口22へ案
内される。次いで、ポンプ室42へ流入した液は、ポンプ
室42内で昇圧され、吐出口24より吐出される。このよう
にして、ポンプ室42内で昇圧されたポンプ取扱液の一部
は、ポンプインペラ32とスクロール34、36との間に形成
される間隙より流路44を経て、ポンプ流路20へ導かれ、
前部ベアリング38の内周面に流入して前部ベアリング38
の潤滑を行う。その後、前部ベアリング38に流入したポ
ンプ取扱液の一部は、キャンドモータ部12の前部ロータ
室52に流入し、ステータとロータとの間隙および後部ロ
ータ室54を経て後部ベアリング50の内周面に案内され、
モータ部の冷却と共に後部ベアリング50の潤滑を行う。
このようにして、後部ベアリング50の潤滑を行ったポン
プ取扱液の一部は、ベアリングハウジング64に穿設した
通孔64よりサーキュレーションチューブ66を介して、ポ
ンプ取扱液の供給タンクへ還流させる。
は、キャンドモータの駆動により、ロータ軸28が回転し
一段目のインペラ30および渦流型ポンプインペラ32が回
転する。この結果、ポンプ取扱液は、一段目のインペラ
30の作用下に吸込口16より吸込まれ、流路26へ流入す
る。この時、液はディフューザ部26aで昇圧され、前記
ポンプインペラ32を収納したポンプ室42の吸込口22へ案
内される。次いで、ポンプ室42へ流入した液は、ポンプ
室42内で昇圧され、吐出口24より吐出される。このよう
にして、ポンプ室42内で昇圧されたポンプ取扱液の一部
は、ポンプインペラ32とスクロール34、36との間に形成
される間隙より流路44を経て、ポンプ流路20へ導かれ、
前部ベアリング38の内周面に流入して前部ベアリング38
の潤滑を行う。その後、前部ベアリング38に流入したポ
ンプ取扱液の一部は、キャンドモータ部12の前部ロータ
室52に流入し、ステータとロータとの間隙および後部ロ
ータ室54を経て後部ベアリング50の内周面に案内され、
モータ部の冷却と共に後部ベアリング50の潤滑を行う。
このようにして、後部ベアリング50の潤滑を行ったポン
プ取扱液の一部は、ベアリングハウジング64に穿設した
通孔64よりサーキュレーションチューブ66を介して、ポ
ンプ取扱液の供給タンクへ還流させる。
しかるに、前記構成からなる渦流型キャンドモータポ
ンプにおいては、インペラ30の両側面と、これに接する
スクロール34、36との間隙およびインペラ30の外周部に
形成される流路26において、吸込口22と吐出口24との間
に設けられた逆流防止用隔壁とインペラ外周との間隙が
存在し、これらの間隙が漏れ損失を起生する原因とな
り、ポンプ特性に大きな影響を与えることである。
ンプにおいては、インペラ30の両側面と、これに接する
スクロール34、36との間隙およびインペラ30の外周部に
形成される流路26において、吸込口22と吐出口24との間
に設けられた逆流防止用隔壁とインペラ外周との間隙が
存在し、これらの間隙が漏れ損失を起生する原因とな
り、ポンプ特性に大きな影響を与えることである。
このため、前記インペラの間隙を微小にすべく製作上
において配慮が必要であるが、これらの間隙を微小にし
過ぎる場合には、その間の摩耗が激しくなり、ポンプ特
性を低下させてしまうことから、前記間隙はある程度残
して置く必要がある。
において配慮が必要であるが、これらの間隙を微小にし
過ぎる場合には、その間の摩耗が激しくなり、ポンプ特
性を低下させてしまうことから、前記間隙はある程度残
して置く必要がある。
さらに、この種のポンプにおいては、構造が簡単であ
るばかりでなく、流量範囲の狭い領域では遠心ポンプに
比べてポンプ効率は高く、かつ遥かに高い揚程が得られ
る特徴を有し、しかも吐出量が少量であるために、吐出
管の口径を小さくして、運転動力も低減できるため、そ
の用途はきわめて広範囲である。
るばかりでなく、流量範囲の狭い領域では遠心ポンプに
比べてポンプ効率は高く、かつ遥かに高い揚程が得られ
る特徴を有し、しかも吐出量が少量であるために、吐出
管の口径を小さくして、運転動力も低減できるため、そ
の用途はきわめて広範囲である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の渦流型ポンプにおいて、外気温
の差の激しい夏や冬、夜間にポンプを停止して翌朝起動
する場合、ポンプ吸込管内の液温が吸込タンク内の液温
よりも高くなり、吸込 配管内の液化ガスは、ガス化し
てポンプ吸込部を経由し、ポンプケーシング内に流入す
る。
の差の激しい夏や冬、夜間にポンプを停止して翌朝起動
する場合、ポンプ吸込管内の液温が吸込タンク内の液温
よりも高くなり、吸込 配管内の液化ガスは、ガス化し
てポンプ吸込部を経由し、ポンプケーシング内に流入す
る。
ところが、渦流型ポンプのインペラの羽根は、円板の
外周部に多数の小さな切込みが形成され、各隣室共完全
に分離されている。
外周部に多数の小さな切込みが形成され、各隣室共完全
に分離されている。
また、ポンプ吸込口もインペラ外周部に設けられてい
る為、ポンプが回転した時吸込口にガスが充満している
と、羽根と羽根とで仕切られた各室には全てガスが充満
し、ポンプの起動が阻害される。
る為、ポンプが回転した時吸込口にガスが充満している
と、羽根と羽根とで仕切られた各室には全てガスが充満
し、ポンプの起動が阻害される。
さらに、渦流型ポンプでは、インペラの間隙を微少に
して、ポンプ揚程を高くすることが一般的に行われてい
る。その為、渦流型ポンプにおいてはポンプ特有の高い
騒音を発生する。
して、ポンプ揚程を高くすることが一般的に行われてい
る。その為、渦流型ポンプにおいてはポンプ特有の高い
騒音を発生する。
この騒音を低下させる為には、上記間隙を拡大すれば
解決するが、ポンプ揚程は低下する。
解決するが、ポンプ揚程は低下する。
また、渦流型ポンプは、主インペラのみでは充分な吸
込み性能を得ることができず、しかも容積型ポンプと同
様のポンプ特性を有するため、締切運転ではオーバーロ
ードする難点がある。
込み性能を得ることができず、しかも容積型ポンプと同
様のポンプ特性を有するため、締切運転ではオーバーロ
ードする難点がある。
従って、この種のポンプの使用には充分注意を払う必
要が有り、特に電源周波数(50/60Hz)が異なる場合に
は、ポンプ部の仕様を全て変更しなければ、同一ポンプ
性能とすることができない等、取扱上に多くの難点を有
していた。
要が有り、特に電源周波数(50/60Hz)が異なる場合に
は、ポンプ部の仕様を全て変更しなければ、同一ポンプ
性能とすることができない等、取扱上に多くの難点を有
していた。
そこで、本発明の目的は、遠心型のインペラを最前段
のポンプ部とし、次段を渦流型ポンプインペラからなる
ポンプ部として構成し、少流量で高揚程のポンプ特性を
有し、次段のポンプ部におけるキャビテーションの発生
を防止して騒音の低減を図ることができ、しかもポンプ
特性の安定した渦流型キャンドモータポンプを提供する
ことにある。
のポンプ部とし、次段を渦流型ポンプインペラからなる
ポンプ部として構成し、少流量で高揚程のポンプ特性を
有し、次段のポンプ部におけるキャビテーションの発生
を防止して騒音の低減を図ることができ、しかもポンプ
特性の安定した渦流型キャンドモータポンプを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明に係る渦流型キャン
ドモータポンプは、渦流型ポンプインペラ(32)の両側
面に摺動材で構成したスクロール(34,36)を配設する
と共に前記渦流型ポンプインペラの外周部に環状ポンプ
室(42)を形成するポンプケーシング(14a,14b)を複
数連接してなるポンプ部(10)と、キャンドモータ部
(12)とで構成した渦流型キャンドモータポンプにおい
て、 前段のポンプケーシング(14a)内にラジアル直線羽
根からなるラジアルオープンインペラ(30)を設け、次
段のポンプケーシング(14b)内に渦流型ポンプインペ
ラ(32)を設け、前記前段のポンプ吐出口(26a)をポ
ンプケーシング(14a,14b)内の通路(26)を介して次
段のポンプ部吸込口(22)へ連通し、 前記次段のポンプケーシング(14b)のポンプ部吸込口
側に開口し、前部ベアリング(38)のベアリングハウジ
ング(40)の切欠部(41)を介してキャンドモータ部
(12)内の前部ロータ室(52)と連通し、前段のポンプ
吐出液の一部をキャンドモータ部(12)内に導入するた
めのバイパス穴(25)を形成し、 次段のポンプ吐出液をポンプケーシング(14b)に設
けた吐出口(24)から吐出すると共に、このポンプ取扱
液の一部を前記渦流型ポンプインペラ(32)とスクロー
ル(34,36)との間に形成される間隙より流路(44)を
経てポンプ部(10)の低圧部へ流入するよう構成すると
共に、前記キャンドモータ部(12)内の前部ロータ部
(52)に導入されたポンプ取扱液の一部を前部ベアリン
グ(38)を介して前記流路(44)へ合流するように構成
し、 さらに前記バイパス穴(25)を介してキャンドモータ
部(12)内に導入されたポンプ取扱液をステータ組立
(46)とロータ組立(48)との間隙を経て前部ロータ室
(54)へ導入すると共に後部ベアリング(50)を経てポ
ンプ吸込タンクの気相部と連通するように構成すること
を特徴とする。
ドモータポンプは、渦流型ポンプインペラ(32)の両側
面に摺動材で構成したスクロール(34,36)を配設する
と共に前記渦流型ポンプインペラの外周部に環状ポンプ
室(42)を形成するポンプケーシング(14a,14b)を複
数連接してなるポンプ部(10)と、キャンドモータ部
(12)とで構成した渦流型キャンドモータポンプにおい
て、 前段のポンプケーシング(14a)内にラジアル直線羽
根からなるラジアルオープンインペラ(30)を設け、次
段のポンプケーシング(14b)内に渦流型ポンプインペ
ラ(32)を設け、前記前段のポンプ吐出口(26a)をポ
ンプケーシング(14a,14b)内の通路(26)を介して次
段のポンプ部吸込口(22)へ連通し、 前記次段のポンプケーシング(14b)のポンプ部吸込口
側に開口し、前部ベアリング(38)のベアリングハウジ
ング(40)の切欠部(41)を介してキャンドモータ部
(12)内の前部ロータ室(52)と連通し、前段のポンプ
吐出液の一部をキャンドモータ部(12)内に導入するた
めのバイパス穴(25)を形成し、 次段のポンプ吐出液をポンプケーシング(14b)に設
けた吐出口(24)から吐出すると共に、このポンプ取扱
液の一部を前記渦流型ポンプインペラ(32)とスクロー
ル(34,36)との間に形成される間隙より流路(44)を
経てポンプ部(10)の低圧部へ流入するよう構成すると
共に、前記キャンドモータ部(12)内の前部ロータ部
(52)に導入されたポンプ取扱液の一部を前部ベアリン
グ(38)を介して前記流路(44)へ合流するように構成
し、 さらに前記バイパス穴(25)を介してキャンドモータ
部(12)内に導入されたポンプ取扱液をステータ組立
(46)とロータ組立(48)との間隙を経て前部ロータ室
(54)へ導入すると共に後部ベアリング(50)を経てポ
ンプ吸込タンクの気相部と連通するように構成すること
を特徴とする。
この場合、ポンプ部とキャンドモータ部との結合部に
設けたフランジ型エンドプレート(56)と前部ベアリン
グ(38)を支持するベアリングハウジング(40)との接
合面(70)に、所定厚さの環状スペーサを取付けて、渦
流型ポンプインペラ(32)とスクロール(34,36)との
間隙を調整するように構成することができる。
設けたフランジ型エンドプレート(56)と前部ベアリン
グ(38)を支持するベアリングハウジング(40)との接
合面(70)に、所定厚さの環状スペーサを取付けて、渦
流型ポンプインペラ(32)とスクロール(34,36)との
間隙を調整するように構成することができる。
[作用] 本発明に係る渦流型キャンドモータポンプは、前段の
ポンプ部の圧力が連通路を経由してキャンドモータ部の
ロータ室並びに次段のポンプ部の低圧部を加圧するよう
に構成され、次段のポンプ部のインペラとスクロール間
の間隙並びにこの間隙出口の低圧部の拡大部分における
キャビテーションの発生を防止して、騒音の低減を達成
することができる。
ポンプ部の圧力が連通路を経由してキャンドモータ部の
ロータ室並びに次段のポンプ部の低圧部を加圧するよう
に構成され、次段のポンプ部のインペラとスクロール間
の間隙並びにこの間隙出口の低圧部の拡大部分における
キャビテーションの発生を防止して、騒音の低減を達成
することができる。
また、前段のポンプケーシング内のインペラにラジア
ル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使用す
ることにより、この段のポンプ部の性能は、流量が変化
しても揚程は一定となり、従って渦流型ポンプの流量が
変化しても、渦流型ポンプのNPSHA(有効吸込ヘッド)
は常に一定となる。
ル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使用す
ることにより、この段のポンプ部の性能は、流量が変化
しても揚程は一定となり、従って渦流型ポンプの流量が
変化しても、渦流型ポンプのNPSHA(有効吸込ヘッド)
は常に一定となる。
さらに、次段のポンプケーシングに、キャンドモータ
部のロータ室と連通するバイパス穴を設けることによ
り、ポンプ室内に発生したガス成分は、キャンドモータ
部内を経由してポンプ吸込タンクの気相部へ流出させる
ことができるため、液と共にガスが部分的にポンプ部の
低圧部に流入することがあっても、前段のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラであ
れば、渦流型ポンプの吸込口のNPSHA(有効吸込ヘッ
ド)に影響を与えることはない。
部のロータ室と連通するバイパス穴を設けることによ
り、ポンプ室内に発生したガス成分は、キャンドモータ
部内を経由してポンプ吸込タンクの気相部へ流出させる
ことができるため、液と共にガスが部分的にポンプ部の
低圧部に流入することがあっても、前段のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラであ
れば、渦流型ポンプの吸込口のNPSHA(有効吸込ヘッ
ド)に影響を与えることはない。
このようにして、ポンプ騒音の低減化を実現し、ポン
プ特性の安定した渦流型ポンプを簡便に設計並びに製造
するすることができる。
プ特性の安定した渦流型ポンプを簡便に設計並びに製造
するすることができる。
[実施例] 次に、本発明に係る渦流型キャンドモータポンプの実
施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係る渦流型キャンドモータポンプ
の一実施例を示す断面図であり、第2図は第1図のA−
A断面図を示す。なお、説明の便宜上、第4図に示す従
来の渦流型キャンドモータポンプの構成と同一の構成部
分については、同一の参照符号を付して説明する。
の一実施例を示す断面図であり、第2図は第1図のA−
A断面図を示す。なお、説明の便宜上、第4図に示す従
来の渦流型キャンドモータポンプの構成と同一の構成部
分については、同一の参照符号を付して説明する。
すなわち、第1図において、参照符号10はポンプ部、
12はキャンドモータ部を示す。
12はキャンドモータ部を示す。
この場合、高揚程を得る為のポンプとしてポンプケー
シングを複数連設した多段ポンプが考えられるが、本発
明では2つのポンプケーシングで構成される渦流型キャ
ンダモータポンプに付き説明する。
シングを複数連設した多段ポンプが考えられるが、本発
明では2つのポンプケーシングで構成される渦流型キャ
ンダモータポンプに付き説明する。
すなわち、ポンプ部10は、2等分されたポンプケーシ
ング14a,14bを備え、最前段(1段目)である一方のケ
ーシング14aには中心部に吸込口16を備える。
ング14a,14bを備え、最前段(1段目)である一方のケ
ーシング14aには中心部に吸込口16を備える。
また、次段(2段目)である他方のケーシング14bに
は円形のポンプ流路20を設け、このポンプ流路20の外周
部に吸込口22と吐出口24とを隣接配置する。
は円形のポンプ流路20を設け、このポンプ流路20の外周
部に吸込口22と吐出口24とを隣接配置する。
そして、一方のケーシング14aの接合面に円形凹部15a
を形成すると共に他方のケーシング14bの接合面には円
形凸部15bを形成し、これらは互いに液密に嵌合接続さ
れて、この円形凸部15bの端面15cには1段目のポンプ室
となるインペラ収納室18が形成される。
を形成すると共に他方のケーシング14bの接合面には円
形凸部15bを形成し、これらは互いに液密に嵌合接続さ
れて、この円形凸部15bの端面15cには1段目のポンプ室
となるインペラ収納室18が形成される。
なお、前記吸込口22は、ケーシング14bに穿設した連
通路としての流路26を介して1段目のインペラ収納室18
の内周部に連通すると共に、1段目のインペラ収納室18
側の凸部15b端面15cを溝加工してディフューザ部26aと
して構成する(第2図参照)。
通路としての流路26を介して1段目のインペラ収納室18
の内周部に連通すると共に、1段目のインペラ収納室18
側の凸部15b端面15cを溝加工してディフューザ部26aと
して構成する(第2図参照)。
従って、このディフューザ部26aは凸部端面15c側から
溝加工できるため加工が容易となり、溝部分が開口する
が組立時に1段目のケーシング14aの凹部15aと嵌合する
ことにより、その開口部は凹部底面により密閉される。
溝加工できるため加工が容易となり、溝部分が開口する
が組立時に1段目のケーシング14aの凹部15aと嵌合する
ことにより、その開口部は凹部底面により密閉される。
このように構成したポンプケーシング14a,14bの中心
部には、後述するキャンドモータ部12のロータ軸28の一
端部を挿通し、前記1段目のインペラ収納室18内におい
て、インペラ30として、ラジアル直線羽根からなるラジ
アルオープンインペラを軸着し、円形のポンプ流路20内
においては、前記ポンプインペラ32の両側面に摺動材で
構成したスクロール34,36を配置し、一方のスクロール3
4をポンプケーシング14bに固着すると共に他方のスクロ
ール36を後述するキャンドモータ部12の端部に設けた前
部ベアリング38を支承するベアリングハウジング40に固
着する。
部には、後述するキャンドモータ部12のロータ軸28の一
端部を挿通し、前記1段目のインペラ収納室18内におい
て、インペラ30として、ラジアル直線羽根からなるラジ
アルオープンインペラを軸着し、円形のポンプ流路20内
においては、前記ポンプインペラ32の両側面に摺動材で
構成したスクロール34,36を配置し、一方のスクロール3
4をポンプケーシング14bに固着すると共に他方のスクロ
ール36を後述するキャンドモータ部12の端部に設けた前
部ベアリング38を支承するベアリングハウジング40に固
着する。
従って、一対のスクロール34,36で挟持されたポンプ
インペラ32の外周部には環状のポンプ室42が形成され
る。なお、前記スクロール34,36の中心部側には、キャ
ンドモータ部12の前部ベアリング38と連通する流路44が
設けられ、この流路44はスクロール34,36とポンプイン
ペラ32との接合面に形成される間隙を介してポンプ室42
と連通する。
インペラ32の外周部には環状のポンプ室42が形成され
る。なお、前記スクロール34,36の中心部側には、キャ
ンドモータ部12の前部ベアリング38と連通する流路44が
設けられ、この流路44はスクロール34,36とポンプイン
ペラ32との接合面に形成される間隙を介してポンプ室42
と連通する。
一方、キャンドモータ部は、ステータ組立46とロータ
組立48とからなり、ロータ軸28はそれぞれ前部ベアリン
グ38と後部ベアリング50とにより支承され、ロータ組立
48の両端部にそれぞれ前部ロータ室52と後部ロータ室54
とが形成されている。
組立48とからなり、ロータ軸28はそれぞれ前部ベアリン
グ38と後部ベアリング50とにより支承され、ロータ組立
48の両端部にそれぞれ前部ロータ室52と後部ロータ室54
とが形成されている。
さらに、ステータ組立46の一端部はフランジ型エンド
プレート56で密閉され、このエンドプレート56の前側面
に前部ベアリング38を支持するベアリングハウジング40
が固定されると共に、フランジ部にポンプケーシング14
a,14bが一体的に結合固定される。一方、ステータ組立4
6の他端部もエンドプレート58で密閉され、このエンド
プレート58に対し後部ベアリング50を支持するベアリン
グハウジングを固定して後部ロータ室54を密閉する。
プレート56で密閉され、このエンドプレート56の前側面
に前部ベアリング38を支持するベアリングハウジング40
が固定されると共に、フランジ部にポンプケーシング14
a,14bが一体的に結合固定される。一方、ステータ組立4
6の他端部もエンドプレート58で密閉され、このエンド
プレート58に対し後部ベアリング50を支持するベアリン
グハウジングを固定して後部ロータ室54を密閉する。
この場合、ステータ組立46の外周部には、電源接続用
の端子箱62を設置し、また後部ロータ室54を密閉するベ
アリングハウジング60には連孔64を穿設して外部サーキ
ュレーションチューブ66に連通するよう構成する。
の端子箱62を設置し、また後部ロータ室54を密閉するベ
アリングハウジング60には連孔64を穿設して外部サーキ
ュレーションチューブ66に連通するよう構成する。
なお、1段目のポンプケーシング内のインペラをラジ
アル直線羽根で構成することにより、1段目のポンプ性
能は第3図に示すようなポンプ特性線図となり、流量が
変化しても揚程は一定となる。
アル直線羽根で構成することにより、1段目のポンプ性
能は第3図に示すようなポンプ特性線図となり、流量が
変化しても揚程は一定となる。
第3図において、参照符号はラジアル直線羽根のポ
ンプ特性曲線を示し、参照符号はラジアル直線羽根の
NPSHR(必要吸込ヘッド)特性曲線を示し、そして参照
符号は渦流型ポンプのNPSHR(必要吸込ヘッド)特性
曲線を示す。
ンプ特性曲線を示し、参照符号はラジアル直線羽根の
NPSHR(必要吸込ヘッド)特性曲線を示し、そして参照
符号は渦流型ポンプのNPSHR(必要吸込ヘッド)特性
曲線を示す。
しかるに、本実施例においては、1段目のインペラを
ラジアル直線羽根とするものであり、この場合の1段目
のポンプの吐出流量Qは、例えば第3図に示すように、
2段目の渦流型ポンプの吐出量q1に、バイパス穴25に導
入されるバイパス量q2を加算した量(Q=q1+q2)とな
る。そして、この場合の1段目のポンプの吐出流量とし
ては、前記ポンプ特性曲線と、2段目の渦流型ポンプ
のNPSHR(必要吸込ヘッド)特性曲線との交点、すな
わち流量Q2を最大流量とする特性となる。
ラジアル直線羽根とするものであり、この場合の1段目
のポンプの吐出流量Qは、例えば第3図に示すように、
2段目の渦流型ポンプの吐出量q1に、バイパス穴25に導
入されるバイパス量q2を加算した量(Q=q1+q2)とな
る。そして、この場合の1段目のポンプの吐出流量とし
ては、前記ポンプ特性曲線と、2段目の渦流型ポンプ
のNPSHR(必要吸込ヘッド)特性曲線との交点、すな
わち流量Q2を最大流量とする特性となる。
従って、本実施例においては、2段目の渦流型ポンプ
の流量が変化しても、この渦流型ポンプの吸込口のNPSH
A(有効吸込ヘッド)は、前記1段目のラジアル直線羽
根からなるインペラのポンプ特性曲線から明らかなよ
うに、殆ど一定となる。すなわち、2段目のポンプケー
シング14aにバイパス穴25を設けることにより、渦流型
ポンプの吸込口におけるガス成分は、直接キャンドモー
タ部12内を経由して、ポンプ吸込タンク内の気相部へ流
出させることができ、または液が部分的にポンプ部の低
圧部に流入することがあっても、1段目のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使
用することによって、2段目の渦流型ポンプの吸込口の
NPSHA(有効吸込ヘッド)に影響を与えることはない。
の流量が変化しても、この渦流型ポンプの吸込口のNPSH
A(有効吸込ヘッド)は、前記1段目のラジアル直線羽
根からなるインペラのポンプ特性曲線から明らかなよ
うに、殆ど一定となる。すなわち、2段目のポンプケー
シング14aにバイパス穴25を設けることにより、渦流型
ポンプの吸込口におけるガス成分は、直接キャンドモー
タ部12内を経由して、ポンプ吸込タンク内の気相部へ流
出させることができ、または液が部分的にポンプ部の低
圧部に流入することがあっても、1段目のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使
用することによって、2段目の渦流型ポンプの吸込口の
NPSHA(有効吸込ヘッド)に影響を与えることはない。
なお、一般に、NPSHR(Net Positive Suction Hea
d Pequired)は、ポンプが示す固有の吸込み性能であ
って、この値が小さい程キャビテーションは発生し難く
なる。これに対して、NPSHA(Net Positive Suction
Head Available)は、配管条件(吸込配管、吸込管
長さ、吸込圧力等)により定まり、キャビテーションが
発生しない条件としては、常にNPSHA>NPSHRでなければ
ならない。
d Pequired)は、ポンプが示す固有の吸込み性能であ
って、この値が小さい程キャビテーションは発生し難く
なる。これに対して、NPSHA(Net Positive Suction
Head Available)は、配管条件(吸込配管、吸込管
長さ、吸込圧力等)により定まり、キャビテーションが
発生しない条件としては、常にNPSHA>NPSHRでなければ
ならない。
次に、このように構成した渦流型キャンドモータポン
プの動作につき説明する。
プの動作につき説明する。
キャンドモータの駆動によりロータ軸28が回転してラ
ジアルオープンインペラ30およびポンプインペラ32が回
転する。この結果、ポンプ取扱液は、1段目のラジアル
オープンインペラ30の作用下に吸込口16より吸込まれ、
流路26へ流入する。この時、液はディフューザ部26aで
昇圧され、渦流型ポンプインペラ32を収納したポンプ室
42の吸込口22へ案内される。この時、1段目のラジアル
オープンインペラ30により昇圧された液の一部はバイパ
ス穴25を経由し、ベアリングハウジング40の半径方向の
切欠部41を通り前部ロータ室52へ流入する。
ジアルオープンインペラ30およびポンプインペラ32が回
転する。この結果、ポンプ取扱液は、1段目のラジアル
オープンインペラ30の作用下に吸込口16より吸込まれ、
流路26へ流入する。この時、液はディフューザ部26aで
昇圧され、渦流型ポンプインペラ32を収納したポンプ室
42の吸込口22へ案内される。この時、1段目のラジアル
オープンインペラ30により昇圧された液の一部はバイパ
ス穴25を経由し、ベアリングハウジング40の半径方向の
切欠部41を通り前部ロータ室52へ流入する。
ポンプ室42に流入した液は、このポンプ室42内で昇圧
され、吐出口24より吐出される。
され、吐出口24より吐出される。
このようにして、ポンプ室42内で昇圧されたポンプ取
扱液の一部は、ポンプインペラ32とスクロール34,36と
の間に形成される間隙より流路44を経て低圧部へ流入す
る。
扱液の一部は、ポンプインペラ32とスクロール34,36と
の間に形成される間隙より流路44を経て低圧部へ流入す
る。
一方、バイパス穴25を経由してロータ室52へ流入した
液の一部は前部ベアリング38の内周面に流入して前部ベ
アリング38の潤滑を行い、ポンプインペラ32とスクロー
ル34,36との間に形成される間隙より流入する液と流路4
4にて合流しポンプ流路20を加圧しながらブッシュ19を
通り、1段目のラジアルオープンインペラ30の吸込部へ
戻る。
液の一部は前部ベアリング38の内周面に流入して前部ベ
アリング38の潤滑を行い、ポンプインペラ32とスクロー
ル34,36との間に形成される間隙より流入する液と流路4
4にて合流しポンプ流路20を加圧しながらブッシュ19を
通り、1段目のラジアルオープンインペラ30の吸込部へ
戻る。
他方、ロータ室52へ流入した大部分の液はステータと
ロータとの間隙および後部ロータ室54を経て後部ベアリ
ング50の内周面に案内され、モータ部の冷却と共に後部
ベアリング50の潤滑を行う。このようにして、後部ベア
リング50の潤滑を行ったポンプ取扱液は、ベアリングハ
ウジング64に穿設した通孔64より上向きに取付けられた
サーキュレーションチューブ66を介して、ポンプ取扱液
の供給タンクへ還流させる。
ロータとの間隙および後部ロータ室54を経て後部ベアリ
ング50の内周面に案内され、モータ部の冷却と共に後部
ベアリング50の潤滑を行う。このようにして、後部ベア
リング50の潤滑を行ったポンプ取扱液は、ベアリングハ
ウジング64に穿設した通孔64より上向きに取付けられた
サーキュレーションチューブ66を介して、ポンプ取扱液
の供給タンクへ還流させる。
しかるに、発明に係る渦流型キャンドモータポンプに
よれば、渦流型ポンプインペラ32の両側に位置するスク
ロール34、36をベアリング38,50と同一の摺動材(例え
ばカーボンベアリング)で構成することにより、ロータ
軸28に対するスラストベアリングとして機能し、この種
のポンプに必要な間隙の設計を容易化することができ
る。この場合、ポンプ室42内に案内されるポンプ取扱液
の一部は、前記ポンプインペラ32とスクオール34,36と
の間隙に流入してその潤滑を行うと同時に所定の間隙保
持を有効に達成することができる。
よれば、渦流型ポンプインペラ32の両側に位置するスク
ロール34、36をベアリング38,50と同一の摺動材(例え
ばカーボンベアリング)で構成することにより、ロータ
軸28に対するスラストベアリングとして機能し、この種
のポンプに必要な間隙の設計を容易化することができ
る。この場合、ポンプ室42内に案内されるポンプ取扱液
の一部は、前記ポンプインペラ32とスクオール34,36と
の間隙に流入してその潤滑を行うと同時に所定の間隙保
持を有効に達成することができる。
また、気温差の激しい夏や冬に、夜間ポンプを停止し
て翌朝ポンプを起動する場合、吸込管内の温度が吸込タ
ンク内の液温よりも高くなり、吸込配管内の蒸気圧が昇
圧して吸込管内で液がガス化する。このガスがポンプ吸
込口16を経由して1段目のインペラ収納室18へ流入する
が、逐次ディフューザ部26a,バイパス穴25、切欠部41を
経由して前部ロータ室52、後部ロータ室54、通孔64、サ
ーキュレーションチューブ66を通り、ポンプ部の外部へ
流出する。
て翌朝ポンプを起動する場合、吸込管内の温度が吸込タ
ンク内の液温よりも高くなり、吸込配管内の蒸気圧が昇
圧して吸込管内で液がガス化する。このガスがポンプ吸
込口16を経由して1段目のインペラ収納室18へ流入する
が、逐次ディフューザ部26a,バイパス穴25、切欠部41を
経由して前部ロータ室52、後部ロータ室54、通孔64、サ
ーキュレーションチューブ66を通り、ポンプ部の外部へ
流出する。
このように渦流型ポンプを構成することにより、1段
目のポンプ吐出圧力が、バイパス穴25を経由して前部ロ
ータ室52並びに2段目のポンプの低圧部である流路44お
よびポンプ流路20を加圧することにより、2段目のポン
プインペラ32とスクロール34,36間の間隙並びにこの間
隙出口のポンプ低圧部拡大部におけるキャビテーション
を防止し、騒音の低減を達成することができる。
目のポンプ吐出圧力が、バイパス穴25を経由して前部ロ
ータ室52並びに2段目のポンプの低圧部である流路44お
よびポンプ流路20を加圧することにより、2段目のポン
プインペラ32とスクロール34,36間の間隙並びにこの間
隙出口のポンプ低圧部拡大部におけるキャビテーション
を防止し、騒音の低減を達成することができる。
すなわち、実験データによれば、ポンプ仕様が40/m
in×80m;2.2kw(50Hz)の場合、従来機では騒音が73db
(A)であったものが本発明の渦流型ポンプでは67db
(A)に低減することができた。
in×80m;2.2kw(50Hz)の場合、従来機では騒音が73db
(A)であったものが本発明の渦流型ポンプでは67db
(A)に低減することができた。
なお、本発明に係る渦流型キャンドモータポンプを異
なる周波数電源に対し共通的に使用し得るよう構成する
には、フランジ型エンドプレート56と前部ベアリング38
を支持するベアリングハウジング40との接合面70に所定
厚さの環状スペーサ(図示せず)を介在させることによ
り、容易に対処させることができる。
なる周波数電源に対し共通的に使用し得るよう構成する
には、フランジ型エンドプレート56と前部ベアリング38
を支持するベアリングハウジング40との接合面70に所定
厚さの環状スペーサ(図示せず)を介在させることによ
り、容易に対処させることができる。
例えば、第1図に示すように、環状スペーサを設けな
いものを60Hz用として設計した場合、50Hzの電源で使用
する際には、前記接合面70に環状スペーサを取付けるこ
とにより、ポンプインペラ32とスクロール34,36との間
隙を調整し、ポンプインペラ32の回転数が変化してもポ
ンプ性能を一定に保持することが可能となる。
いものを60Hz用として設計した場合、50Hzの電源で使用
する際には、前記接合面70に環状スペーサを取付けるこ
とにより、ポンプインペラ32とスクロール34,36との間
隙を調整し、ポンプインペラ32の回転数が変化してもポ
ンプ性能を一定に保持することが可能となる。
[発明の効果] 前述した実施例から明らかなように、本発明に係る渦
流型キャンドモータポンプによれば、前段のポンプ部の
圧力が連通路を経由してキャンドモータ部のロータ室並
びに次段のポンプ部の低圧部を加圧するように構成する
ことによって、次段のポンプ部のインペラとスクロール
間の間隙並びにこの間隙出口の低圧部の拡大部分におけ
るキャビテーションの発生を防止し、騒音の低減を達成
することができる。
流型キャンドモータポンプによれば、前段のポンプ部の
圧力が連通路を経由してキャンドモータ部のロータ室並
びに次段のポンプ部の低圧部を加圧するように構成する
ことによって、次段のポンプ部のインペラとスクロール
間の間隙並びにこの間隙出口の低圧部の拡大部分におけ
るキャビテーションの発生を防止し、騒音の低減を達成
することができる。
また、前段のポンプケーシング内のインペラにラジア
ル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使用す
ることにより、この段のポンプ部の性能は、流量が変化
しても揚程は一定となり、従って渦流型ポンプの流量が
変化しても、渦流型ポンプのNPSHA(有効吸込ヘッド)
を常に一定とすることができる。
ル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使用す
ることにより、この段のポンプ部の性能は、流量が変化
しても揚程は一定となり、従って渦流型ポンプの流量が
変化しても、渦流型ポンプのNPSHA(有効吸込ヘッド)
を常に一定とすることができる。
さらに、次段のポンプケーシングに、キャンドモータ
部のロータ室と連通するバイパス穴を設けることによ
り、ポンプ室内に発生したガス成分は、キャンドモータ
部内を経由してポンプ吸込タンクの気相部へ流出させる
ことができ、しかも液と共にガスが部分的にポンプ部の
低圧部に流入することがあっても、前段のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使
用することによって、渦流型ポンプの吸込口のNPSHA
(有効吸込ヘッド)に影響を与えることなく、ポンプ特
性の安定した渦流型ポンプを簡便に設計並びに製造する
ことができる。
部のロータ室と連通するバイパス穴を設けることによ
り、ポンプ室内に発生したガス成分は、キャンドモータ
部内を経由してポンプ吸込タンクの気相部へ流出させる
ことができ、しかも液と共にガスが部分的にポンプ部の
低圧部に流入することがあっても、前段のインペラがラ
ジアル直線羽根からなるラジアルオープンインペラを使
用することによって、渦流型ポンプの吸込口のNPSHA
(有効吸込ヘッド)に影響を与えることなく、ポンプ特
性の安定した渦流型ポンプを簡便に設計並びに製造する
ことができる。
しかも、従来の渦流型ポンプでは解決し得なかった問
題点を全て解決し、渦流型ポンプの特徴を充分生かした
ポンプを簡便に製造し、製造コストも著しく低減するこ
とができる等の優れた効果を有する。
題点を全て解決し、渦流型ポンプの特徴を充分生かした
ポンプを簡便に製造し、製造コストも著しく低減するこ
とができる等の優れた効果を有する。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
第1図は本発明に係る流型キャンドモータポンプの一実
施例を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第
3図は本発明の第1段目ポンプのポンプ特性線図であ
り、第4図は従来の渦流型キャンドモータポンプの断面
図である。 10……ポンプ部、12……キャンドモータ部 14a,14b……ポンプケーシング 15a……凹部、15b……凸部 15c……凸部端面、16……吸込口 18……インペラ収納部、19……ブッシュ 20……ポンプ流路、22……吸込口 23……盲栓、25……バイパス穴 24……吐出口、26……流路 26a……ディフーザ部、28……ロータ軸 30……ラジアルオープンインペラ 32……渦流型ポンプインペラ 34,36……スクロール、38……前部インペラ 40……ベアリングハウジング 41……切欠部、42……ポンプ室 44……流路、46……ステータ組立 48……ロータ組立、50……前部ベアリング 52……前部ロータ室、54……後部ロータ室 56……フランジ形エンドプレート 58……エンドプレート 60……ベアリングハウジング 62……端子箱、64……通穴 66……サーキュレーションチューブ 70……接合面
施例を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第
3図は本発明の第1段目ポンプのポンプ特性線図であ
り、第4図は従来の渦流型キャンドモータポンプの断面
図である。 10……ポンプ部、12……キャンドモータ部 14a,14b……ポンプケーシング 15a……凹部、15b……凸部 15c……凸部端面、16……吸込口 18……インペラ収納部、19……ブッシュ 20……ポンプ流路、22……吸込口 23……盲栓、25……バイパス穴 24……吐出口、26……流路 26a……ディフーザ部、28……ロータ軸 30……ラジアルオープンインペラ 32……渦流型ポンプインペラ 34,36……スクロール、38……前部インペラ 40……ベアリングハウジング 41……切欠部、42……ポンプ室 44……流路、46……ステータ組立 48……ロータ組立、50……前部ベアリング 52……前部ロータ室、54……後部ロータ室 56……フランジ形エンドプレート 58……エンドプレート 60……ベアリングハウジング 62……端子箱、64……通穴 66……サーキュレーションチューブ 70……接合面
Claims (2)
- 【請求項1】渦流型ポンプインペラ(32)の両側面に摺
動材で構成したスクロール(34,36)を配設すると共に
前記渦流型ポンプインペラの外周部に環状ポンプ室(4
2)を形成するポンプケーシング(14a,14b)を複数連接
してなるポンプ部(10)と、キャンドモータ部(12)と
で構成した渦流型キャンドモータポンプにおいて、 前段のポンプケーシング(14a)内にラジアル直線羽根
からなるラジアルオープンインペラ(30)を設け、次段
のポンプケーシング(14b)内に渦流型ポンプインペラ
(32)を設け、前記前段のポンプ吐出口(26a)をポン
プケーシング(14a,14b)内の通路(26)を介して次段
のポンプ部吸込口(22)へ連通し、 前記次段のポンプケーシング(14b)のポンプ部吸込口
側に開口し、前部ベアリング(38)のベアリングハウジ
ング(40)の切欠部(41)を介してキャンドモータ部
(12)内の前部ロータ室(52)と連通し、前段のポンプ
吐出液の一部をキャンドモータ部(12)内に導入するた
めのバイパス穴(25)を形成し、 次段のポンプ吐出液をポンプケーシング(14b)に設け
た吐出口(24)から吐出すると共に、このポンプ取扱液
の一部を前記渦流型ポンプインペラ(32)とスクロール
(34,36)との間に形成される間隙より流路(44)を経
てポンプ部(10)の低圧部へ流入するよう構成すると共
に、前記キャンドモータ部(12)内の前部ロータ部(5
2)に導入されたポンプ取扱液の一部を前部ベアリング
(38)を介して前記流路(44)へ合流するように構成
し、 さらに前記バイパス穴(25)を介してキャンドモータ部
(12)内に導入されたポンプ取扱液をステータ組立(4
6)とロータ組立(48)との間隙を経て前部ロータ室(5
4)へ導入すると共に後部ベアリング(50)を経てポン
プ吸込タンクの気相部と連通するように構成することを
特徴とする渦流型キャンドモータポンプ。 - 【請求項2】ポンプ部とキャンドモータ部との結合部に
設けたフランジ型エンドプレート(56)と前部ベアリン
グ(38)を支持するベアリングハウジング(40)との接
合面(70)に、所定厚さの環状スペーサを取付けて、渦
流型ポンプインペラ(32)とスクロール(34,36)との
間隙を調整するように構成してなる請求項1記載の渦流
型キャンドモータポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097266A JPH0826867B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 渦流型キャンドモータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097266A JPH0826867B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 渦流型キャンドモータポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03294691A JPH03294691A (ja) | 1991-12-25 |
| JPH0826867B2 true JPH0826867B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14187736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2097266A Expired - Lifetime JPH0826867B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 渦流型キャンドモータポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826867B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5260747B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2013-08-14 | 日機装株式会社 | 耐圧防爆接続器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162700A (ja) * | 2007-01-31 | 2007-06-28 | Ebara Corp | ポンプ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54122403A (en) * | 1978-03-16 | 1979-09-22 | Tlv Co Ltd | Centrifugal pump |
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-
1990
- 1990-04-12 JP JP2097266A patent/JPH0826867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5260747B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2013-08-14 | 日機装株式会社 | 耐圧防爆接続器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03294691A (ja) | 1991-12-25 |
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