JPH08268772A - 珪酸カルシウム板及びその製造方法 - Google Patents
珪酸カルシウム板及びその製造方法Info
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Abstract
料あるいはポルトランドセメント、高炉水砕スラグとい
った硬化剤の添加量を少なくしても、水熱反応の前の成
形体(グリーンシート)の層間強度を向上し、水熱反応中
に層間剥離やパンクを生ずることがない軽量珪酸カルシ
ウム板の製造方法及び該方法により得られる軽量珪酸カ
ルシウム板を提供することにある。 【構成】 本発明の珪酸カルシウム板の製造方法は、丸
網式抄造機の1番目及び最後の抄箱に入れるスラリーの
うちのどちらか一方に通常の原料スラリーとは異なる配
合のスラリーを使用し、該スラリーによる抄造厚を丸網
式抄造機のフェルトが一周する間に抄造される全抄造厚
の1〜10%とし、且つ成形体を水熱反応させる前に、
成形体を(養生温度−15)×養生時間=120℃・時間
以上、ただしスラリーが硬化剤を含有する場合には(養
生温度−10)×養生時間=120℃・時間以上となる
条件下で1次養生することを特徴とする。
Description
その製造方法に関し、更に詳細には軽量(例えば嵩比重
1.0以下)珪酸カルシウム板及びその製造方法に関す
る。
で、優れた加工性及び寸法安定性をもち、更に不燃性で
あるという特徴を有し、建築材料として主として内装用
に広く使用されている。このような珪酸カルシウム板の
成形法として、抄造法、プレスモールド法及び単層成形
法等が利用され、石灰質原料、珪酸質原料、無機質充填
材を含有してなる原料スラリーから成形された成形体
を、通常は圧力容器内で飽和水蒸気により反応硬化する
ことにより珪酸カルシウム板が製造されている。
ルシウム板を製造する場合には、水熱反応前の成形体の
層間強度が弱く、また、含有水分量が多いため、水熱反
応中に余剰水の熱膨張が生じたり、蒸気圧が高くなり、
層間剥離やパンクといった問題を生ずることがある。
レスを行い、その後に水熱反応を行ったり、水熱反応中
にターンバックルを用いて締め付けるという方法が行わ
れているが、これらの方法を講ずると嵩比重が高くなっ
たり、製造に人手がかかるといった欠点があった。
いる余剰水の除去方法もあるが、特殊な容器あるいは蒸
気の過熱器を必要とするため一般的な方法とは言えな
い。
25号及び特願平7−5013号に、珪酸質原料の一部として
石灰質原料との反応性が良い非晶質珪酸原料や珪酸塩原
料を用いたり、ポルトランドセメントや高炉水砕スラグ
といった硬化剤を添加する方法を提案しているが、高価
な原料を使用したり、嵩比重が高くなるといった欠点が
ある。
や珪酸塩原料あるいはポルトランドセメント、高炉水砕
スラグといった硬化剤の添加量を少なくしても、水熱反
応の前の成形体(グリーンシート)の層間強度を向上し、
水熱反応中に層間剥離やパンクを生ずることがない軽量
珪酸カルシウム板の製造方法及び該方法により得られる
軽量珪酸カルシウム板を提供することにある。
として石灰質原料17〜50重量%、珪酸質原料15〜
45重量%、繊維質原料2〜8重量%及び無機質充填材
5〜40重量%を含有してなる原料スラリーを抄造法に
より積層して成形後、得られた成形体を圧力容器内で水
熱反応させることからなる珪酸カルシウム板の製造方法
において、丸網式抄造機の1番目及び最後の抄箱に入れ
るスラリーのうちのどちらか一方は、固形分として比表
面積が1m2/g以上の非晶質珪酸原料または珪酸塩原
料の1種または2種以上92〜98重量%及び繊維質原
料2〜8重量%を含有してなるスラリーであり、該スラ
リーによる抄造厚を丸網式抄造機のフェルトが一周する
間に抄造される全抄造厚の1〜10%とし、且つ成形体
を水熱反応させる前に、成形体を(養生温度−15)×養
生時間=120℃・時間以上となる条件下で1次養生す
ることを特徴とする軽量珪酸カルシウム板の製造方法に
係る。
17〜50重量%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維
質原料2〜8重量%及び無機質充填材5〜40重量%を
含有してなる原料スラリーを抄造法により積層して成形
後、得られた成形体を圧力容器内で水熱反応させること
からなる珪酸カルシウム板の製造方法において、丸網式
抄造機の1番目及び最後の抄箱に入れるスラリーのうち
のどちらか一方は、固形分として比表面積が1m2/g
以上の非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の1種または2
種以上20重量%超え98重量%未満、繊維質原料2〜
8重量%、及び石灰質原料及び充填材からなる群から選
択される1種または2種以上の成分を78重量%以下を
含有してなるスラリーであり、該スラリーによる抄造厚
を丸網式抄造機のフェルトが一周する間に抄造される全
抄造厚の1〜10%とし、且つ成形体を水熱反応させる
前に、成形体を(養生温度−15)×養生時間=120℃
・時間以上となる条件下で1次養生することを特徴とす
る軽量珪酸カルシウム板の製造方法に係る。
17〜50重量%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維
質原料2〜8重量%及び無機質充填材5〜40重量%を
含有してなる原料スラリーを抄造法により積層して成形
後、得られた成形体を圧力容器内で水熱反応させること
からなる珪酸カルシウム板の製造方法において、丸網式
抄造機の1番目及び最後の抄箱に入れるスラリーのうち
のどちらか一方は、固形分としてポルトランドセメン
ト、アルミナセメント及び高炉水砕スラグからなる群か
ら選択された硬化剤92〜98重量%及び繊維質原料2
〜8重量%を含有してなるスラリーであり、該スラリー
による抄造厚を丸網式抄造機のフェルトが一周する間に
抄造される全抄造厚の1〜10%とし、且つ成形体を水
熱反応させる前に、成形体を(養生温度−10)×養生時
間=120℃・時間以上となる条件下で1次養生するこ
とを特徴とする軽量珪酸カルシウム板の製造方法に係
る。
17〜50重量%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維
質原料2〜8重量%及び無機質充填材5〜40重量%を
含有してなる原料スラリーを抄造法により積層して成形
後、得られた成形体を圧力容器内で水熱反応させること
からなる珪酸カルシウム板の製造方法において、丸網式
抄造機の1番目及び最後の抄箱に入れるスラリーのうち
のどちらか一方は、固形分としてポルトランドセメン
ト、アルミナセメント及び高炉水砕スラグからなる群か
ら選択された硬化剤20重量%超え98重量%未満、繊
維質原料2〜8重量%、及び石灰質原料及び充填材から
なる群から選択される1種または2種以上の成分を78
重量%以下含有してなるスラリーであり、該スラリーに
よる抄造厚を丸網式抄造機のフェルトが一周する間に抄
造される全抄造厚の1〜10%とし、且つ成形体を水熱
反応させる前に、成形体を(養生温度−10)×養生時間
=120℃・時間以上となる条件下で1次養生すること
を特徴とする軽量珪酸カルシウム板の製造方法に係る。
た軽量珪酸カルシウム板であって、層間強度が曲げ強度
の3%以上であることを特徴とする軽量珪酸カルシウム
板(以下、単に「珪酸カルシウム板」と記載する)を提供
することにある。
れる原料スラリーの基本組成は、固形分として石灰質原
料17〜50重量%、珪酸質原料15〜45重量%、繊
維質原料2〜8重量%及び無機質充填材5〜40重量%
を含有してなる慣用のものである。
灰、生石灰等を使用することができる。なお、石灰質原
料の配合量が17重量%未満であったり、50重量%を
超えると曲げ強度が低く、吸水による寸法変化率が大き
くなるために好ましくない。
フライアッシュ等を使用することができる。なお、珪酸
質原料の配合量が15重量%未満であったり、45重量
%を超えると曲げ強度が低く、吸水による寸法変化率が
大きくなるために好ましくない。
は、上記割合のうち、石灰質原料2〜20重量%、珪酸
質原料3〜25重量%を予めゲル化して使用することが
できる。ゲル化条件の例としては、75〜90℃の温度
で1.5〜4時間が挙げられる。
ース繊維、ポリプロピレン、ビニロン、ガラスファイバ
ー、カーボンファイバー等を使用することができる。な
お、繊維質原料の配合量が2重量%未満であると、曲げ
強度が低くなるために好ましくなく、8重量%を超える
と不燃性でなくなるために好ましくない。また、ポリプ
ロピレン、ビニロン、ガラスファイバー、カーボンファ
イバー等を使用する場合、それらの配合量は5重量%以
下とすることが好ましい。
ライト、ウォラストナイト、マイカ、タルク、炭酸カル
シウム、石膏等を使用することができる。なお、無機質
充填材の配合量が5重量%未満であると、吸水による寸
法変化率が大きくなるために好ましくなく、また、40
重量%を超えると曲げ強度が低下するために好ましくな
い。
配合を有する原料スラリーを抄造法により積層して成形
するにあたり、丸網式抄造機の1番目及び最後の抄箱に
入れるスラリーのうちのどちらか一方は、上記基本組成
のスラリーではなく、固形分として比表面積が1m2/
gの非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の1種または2種
以上92〜98重量%及び繊維質原料2〜8重量%を含
有してなるスラリー(1)または固形分として比表面積が
1m2/gの非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の1種ま
たは2種以上20重量%超え98重量%未満、繊維質原
料2〜8重量%、及び石灰質原料及び充填材からなる群
から選択された1種または2種以上を78重量%以下含
有してなるスラリー(2)とすることである。ここで、本
明細書に記載する「比表面積」はN2ガス吸着法により
測定したものを言う。なお、非晶質珪酸原料または珪酸
塩原料の比表面積が1m2/g未満であると、反応性が
悪く、水熱反応前に十分な層間強度を付与することがで
きないために好ましくない。
表面積が1m2/g以上の非晶質珪酸原料としては、例
えば珪藻土、シリコンダスト、フライアッシュ、ホワイ
トカーボン等を挙げることができる。また、比表面積が
1m2/g以上の珪酸塩原料としては、ゼオライト、パ
イロフィライト、アロフェン、モンモリロナイト鉱物、
緑泥石鉱物、アタパルジャイト等が挙げられる。
/g以上の非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の配合割合
は、92〜98重量%の範囲内である。ここで、上記非
晶質珪酸原料または珪酸塩原料の配合割合が98重量%
を超えると後述のように繊維質原料を配合できなくな
り、抄造時の粉体のロスが多くなるために好ましくな
い。
維質原料としてはセルロース繊維等を用いることがで
き、その配合量は2〜8重量%の範囲内である。ここ
で、繊維質原料の配合量が2重量%未満であると抄造時
に粉体のロスが多くなるために好ましくなく、また、8
重量%を超えると繊維質原料の層ができ、剥離し易くな
るために好ましくない。
料及び充填材からなる群から選択された1種または2種
以上を78重量%以下の量で配合することができる。即
ち、スラリー(2)においては、比表面積が1m2/g以
上の非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の配合割合は、2
0重量%を超え98重量%未満となる。ここで石灰質原
料及び充填材からなる群から選択された1種または2種
以上を配合することにより、層間強度を維持しつつ、珪
酸カルシウム板の原料コストを低下させることができ
る。なお、石灰質原料及び充填材から選択された成分の
配合割合が78重量%を超えると層間強度の発現性が悪
いために好ましくない。ここで、石灰質原料としては、
例えば消石灰、生石灰等を使用することができ、更に、
充填材としては、例えばパーライト、ウォラストナイ
ト、マイカ、タルク、炭酸カルシウム、石膏、珪砂等を
使用することができる。
(2)は、丸網式抄造機の1番目と最後の抄箱にどちらか
一方のスラリーとして使用し、他方の抄箱に基本スラリ
ーを使用するものである。
式抄造機の1番目または最後の抄箱のどちらか一方に硬
化剤を含有するスラリーを使用することができる。硬化
剤は1次養生により層間強度を向上させるものであり、
例えばポルトランドセメント、アルミナセメント、高炉
水砕スラグ等を使用することができる。硬化剤を使用す
る場合には、硬化剤92〜98重量%、繊維質原料2〜
8重量%を固形分とするスラリー(3)とする。硬化剤の
配合量が92重量%未満では繊維質原料の配合割合が多
くなり過ぎるために好ましくなく、また、98重量%を
超えると繊維質原料の配合量が少なくなり過ぎて抄造時
に粉体ロスが多くなるために好ましくない。
及び充填材からなる群から選択された1種または2種以
上を78重量%以下の量で配合することができる。即
ち、スラリー(2)においては、比表面積が1m2/g以
上の非晶質珪酸原料または珪酸塩原料の配合割合は、2
0重量%を超え98重量%未満となる。ここで石灰質原
料及び充填材からなる群から選択された1種または2種
以上を配合することにより、層間強度を維持しつつ、珪
酸カルシウム板の原料コストを低下させることができ
る。なお、石灰質原料及び充填材から選択された成分の
配合割合が78重量%を超えると層間強度の発現性が悪
いために好ましくない。ここで、石灰質原料としては、
例えば消石灰、生石灰等を使用することができ、更に、
充填材としては、例えばパーライト、ウォラストナイ
ト、マイカ、タルク、炭酸カルシウム、石膏、珪砂等を
使用することができる。
丸網式抄造機で抄造する場合、抄造機のフェルトが一周
する間に抄造される全抄造厚の1〜10%、好ましくは
1〜5%程度の厚さを上記スラリー(1)〜(4)により抄
造された層から構成することが好ましい。ここで、抄造
厚が1%未満では層間強度の発現性が悪いために剥離が
起こり易く、10%を超えるとスラリー(1)または(2)
を使用する場合には抄造性が低下し、生産効率が低下す
るために好ましくなく、また、スラリー(3)または(4)
を使用する場合には、得られる珪酸カルシウム板の嵩比
重が高くなるために好ましくない。
り上述のようにして得られた成形体をそのまま水熱反応
させるのではなく、1次養生することにある。ここで、
丸網式抄造機の1番目または最後の抄箱のどちらか一方
に入れるスラリーがスラリー(1)または(2)の場合に
は、1次養生は(養生温度−15)×養生時間=120℃
・時間以上となる条件下で行う。1次養生の条件が12
0℃・時間未満であると、養生不足で成形体に充分な層
間温度を付与することができないために好ましくない。
なお、1次養生は、30〜80℃の範囲内の温度、24
0℃・時間以上の条件下で1次養生を行うことが好まし
い。
抄箱のどちらか一方に入れるスラリーがスラリー(3)ま
たは(4)即ち硬化剤を含有するものである場合には、1
次養生は(養生温度−10)×養生時間=120℃・時間
以上となる条件下で行う。これは石灰質原料と珪酸質原
料との反応に比べ、硬化剤の反応は低温でも進行し易い
ためである。なお、1次養生は、30〜80℃の範囲内
の温度、240℃・時間以上の条件下で1次養生を行う
ことが好ましい。
は、慣用の水熱反応条件下で水熱反応させ、その後の慣
用の工程を経て珪酸カルシウム板とすることができる。
なお、水熱反応は、圧力容器中、飽和水蒸気圧下で温度
150〜200℃、好ましくは170〜190℃で5〜
20時間、好ましくは8〜12時間の条件下で行うこと
ができる。
軽量珪酸カルシウム板は、層間剥離強度が曲げ強度(絶
乾状態)の3%以上と非常に優れた値を示すものとな
る。なお、曲げ強度は、JIS A 5418に準じて
3号試験片で試験した結果であり、層間剥離強度試験は
30×30mmで行った結果である。
の珪酸カルシウム板の製造方法を更に説明する。 実施例、比較例 表1〜4に示す配合割合で原料を配合し、12倍の水で
撹拌、混合した。なお、ゲルは消石灰10重量%、珪藻
土10重量%を90℃・2時間の条件で合成した。更
に、水を加えて固形分濃度約3重量%の原料スラリーと
した。また、丸網式抄造機の1番目または4番目(最後)
の抄箱も同様に配合、混合して濃度約2%のスラリーと
し、合計厚6mmに抄造した。なお、丸網式抄造機のフ
ェルト1週当たりの抄造厚に対するスラリー(1)〜(4)
を使用した層の抄造厚を「厚さの割合(%)」として表1
〜4に示した。次に、表1に記載する温度、時間で1次
養生した後、圧力容器中、飽和蒸気圧下で180℃、1
0時間の条件で水熱反応を行った。表1に、水熱反応後
の嵩比重、曲げ強度並びに層間剥離強度(共に絶乾状態)
を示す。
N2ガス吸着法による比表面積が20m2/g、珪藻土は
比表面積が2.0m2/g、ゼオライトは比表面積が6.
5m2/gのものである。
板の製造方法によれば、原料スラリーを抄造法により成
形しても、成形体を1次養生することにより、成形体に
層間強度を付与することができ、それによって水熱反応
中の成形体の剥離、パンクを防止できると共に、得られ
る珪酸カルシウム板の層間剥離強度を向上させることが
できるという効果を奏するものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 固形分として石灰質原料17〜50重量
%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維質原料2〜8重
量%及び無機質充填材5〜40重量%を含有してなる原
料スラリーを抄造法により積層して成形後、得られた成
形体を圧力容器内で水熱反応させることからなる珪酸カ
ルシウム板の製造方法において、丸網式抄造機の1番目
及び最後の抄箱に入れるスラリーのうちのどちらか一方
は、固形分として比表面積が1m2/g以上の非晶質珪
酸原料または珪酸塩原料の1種または2種以上92〜9
8重量%及び繊維質原料2〜8重量%を含有してなるス
ラリーであり、該スラリーによる抄造厚を丸網式抄造機
のフェルトが一周する間に抄造される全抄造厚の1〜1
0%とし、且つ成形体を水熱反応させる前に、成形体を
(養生温度−15)×養生時間=120℃・時間以上とな
る条件下で1次養生することを特徴とする軽量珪酸カル
シウム板の製造方法。 - 【請求項2】 固形分として石灰質原料17〜50重量
%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維質原料2〜8重
量%及び無機質充填材5〜40重量%を含有してなる原
料スラリーを抄造法により積層して成形後、得られた成
形体を圧力容器内で水熱反応させることからなる珪酸カ
ルシウム板の製造方法において、丸網式抄造機の1番目
及び最後の抄箱に入れるスラリーのうちのどちらか一方
は、固形分として比表面積が1m2/g以上の非晶質珪
酸原料または珪酸塩原料の1種または2種以上20重量
%超え98重量%未満、繊維質原料2〜8重量%、及び
石灰質原料及び充填材からなる群から選択される1種ま
たは2種以上の成分を78重量%以下含有してなるスラ
リーであり、該スラリーによる抄造厚を丸網式抄造機の
フェルトが一周する間に抄造される全抄造厚の1〜10
%とし、且つ成形体を水熱反応させる前に、成形体を
(養生温度−15)×養生時間=120℃・時間以上とな
る条件下で1次養生することを特徴とする軽量珪酸カル
シウム板の製造方法。 - 【請求項3】 固形分として石灰質原料17〜50重量
%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維質原料2〜8重
量%及び無機質充填材5〜40重量%を含有してなる原
料スラリーを抄造法により積層して成形後、得られた成
形体を圧力容器内で水熱反応させることからなる珪酸カ
ルシウム板の製造方法において、丸網式抄造機の1番目
及び最後の抄箱に入れるスラリーのうちのどちらか一方
は、固形分としてポルトランドセメント、アルミナセメ
ント及び高炉水砕スラグからなる群から選択された硬化
剤92〜98重量%及び繊維質原料2〜8重量%を含有
してなるスラリーであり、該スラリーによる抄造厚を丸
網式抄造機のフェルトが一周する間に抄造される全抄造
厚の1〜10%とし、且つ成形体を水熱反応させる前
に、成形体を(養生温度−10)×養生時間=120℃・
時間以上となる条件下で1次養生することを特徴とする
軽量珪酸カルシウム板の製造方法。 - 【請求項4】 固形分として石灰質原料17〜50重量
%、珪酸質原料15〜45重量%、繊維質原料2〜8重
量%及び無機質充填材5〜40重量%を含有してなる原
料スラリーを抄造法により積層して成形後、得られた成
形体を圧力容器内で水熱反応させることからなる珪酸カ
ルシウム板の製造方法において、丸網式抄造機の1番目
及び最後の抄箱に入れるスラリーのうちのどちらか一方
は、固形分としてポルトランドセメント、アルミナセメ
ント及び高炉水砕スラグからなる群から選択された硬化
剤20重量%超え98重量%未満、繊維質原料2〜8重
量%、及び石灰質原料及び充填材からなる群から選択さ
れる1種または2種以上の成分を78重量%以下を含有
してなるスラリーであり、該スラリーによる抄造厚を丸
網式抄造機のフェルトが一周する間に抄造される全抄造
厚の1〜10%とし、且つ成形体を水熱反応させる前
に、成形体を(養生温度−10)×養生時間=120℃・
時間以上となる条件下で1次養生することを特徴とする
軽量珪酸カルシウム板の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の方法により製造された軽量珪酸カルシウム板であっ
て、層間剥離強度が曲げ強度の3%以上であることを特
徴とする軽量珪酸カルシウム板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7402495A JP3699745B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 珪酸カルシウム板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7402495A JP3699745B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 珪酸カルシウム板の製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268772A true JPH08268772A (ja) | 1996-10-15 |
| JP3699745B2 JP3699745B2 (ja) | 2005-09-28 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7402495A Expired - Fee Related JP3699745B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 珪酸カルシウム板の製造方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3699745B2 (ja) |
-
1995
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