JPH0826904B2 - 調整可能な間隙幅を持つ液体摩擦クラツチ - Google Patents
調整可能な間隙幅を持つ液体摩擦クラツチInfo
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- JPH0826904B2 JPH0826904B2 JP4097477A JP9747792A JPH0826904B2 JP H0826904 B2 JPH0826904 B2 JP H0826904B2 JP 4097477 A JP4097477 A JP 4097477A JP 9747792 A JP9747792 A JP 9747792A JP H0826904 B2 JPH0826904 B2 JP H0826904B2
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- 241000446313 Lamella Species 0.000 claims description 29
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,粘性液体を満たされる
ハウジンクと,このハウジングへ入り込む内側部分と,
交互に内側部分及びハウジングに相対回転しないように
結合されかつ粘性液体を介して互いに係合する内側薄板
及び外側薄板とから成り,ハウジング内で密封されて移
動可能なピストンにより薄板間隙の幅が変化可能であ
る,調整可能な間隙幅を持つ液体摩擦クラツチに関す
る。
ハウジンクと,このハウジングへ入り込む内側部分と,
交互に内側部分及びハウジングに相対回転しないように
結合されかつ粘性液体を介して互いに係合する内側薄板
及び外側薄板とから成り,ハウジング内で密封されて移
動可能なピストンにより薄板間隙の幅が変化可能であ
る,調整可能な間隙幅を持つ液体摩擦クラツチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような調整可能な液体摩擦クラツチ
は全輪駆動自動車に使用されて,駆動される第2の車軸
へ伝達されるトルクをそのつどの走行状態に適合させ
る。この適合は薄板間隙の変化又は充填率の変化によつ
て行われる。
は全輪駆動自動車に使用されて,駆動される第2の車軸
へ伝達されるトルクをそのつどの走行状態に適合させ
る。この適合は薄板間隙の変化又は充填率の変化によつ
て行われる。
【0003】調整可能な液体摩擦クラツチは,調整不能
な液体摩擦クラツチとは特に次の点で相違している。即
ち調整不能な液体摩擦クラツチでは,クラツチにおける
温度上昇及び圧力上昇によつて,伝達されるトルクの激
しい増大(いわゆるハンプ)がおこらない。最初にあげ
た種類の公知の調整可能な液体摩擦クラツチでは,個々
の薄板の間にそれぞれ弾性間隔素子が設けられて,間隙
幅の変化に必要な個々の薄板の軸線方向移動の際にも均
一な薄板間隙を保証し,個々の薄板の摩擦接触を回避す
るようにしている。オーストリア国特許第384086
号明細書から公知の液体摩擦クラツチでは,例えば皿ば
ねが使用されている。
な液体摩擦クラツチとは特に次の点で相違している。即
ち調整不能な液体摩擦クラツチでは,クラツチにおける
温度上昇及び圧力上昇によつて,伝達されるトルクの激
しい増大(いわゆるハンプ)がおこらない。最初にあげ
た種類の公知の調整可能な液体摩擦クラツチでは,個々
の薄板の間にそれぞれ弾性間隔素子が設けられて,間隙
幅の変化に必要な個々の薄板の軸線方向移動の際にも均
一な薄板間隙を保証し,個々の薄板の摩擦接触を回避す
るようにしている。オーストリア国特許第384086
号明細書から公知の液体摩擦クラツチでは,例えば皿ば
ねが使用されている。
【0004】このような間隔素子は著しい軸線方向長さ
を持ち,従つて所定のハウジング直径において内側薄板
と外側薄板との重なり範囲従つてその有効面及び伝達可
能なトルクを減少する。弾性間隔素子は,間隙幅の減少
の際ピストンに抗して作用し,従つて操作力を高めると
いう大きい欠点を持つている。更にピストンの運動を内
側薄板へ伝達するため,取付け空間を要しかつ摩耗を受
ける押圧軸受が必要となる。最後に,皿ばね外の空間も
クラツチの充填率に関してむだ空間とみなされ,それに
よりピストンの移動行程が不必要に長くなる。
を持ち,従つて所定のハウジング直径において内側薄板
と外側薄板との重なり範囲従つてその有効面及び伝達可
能なトルクを減少する。弾性間隔素子は,間隙幅の減少
の際ピストンに抗して作用し,従つて操作力を高めると
いう大きい欠点を持つている。更にピストンの運動を内
側薄板へ伝達するため,取付け空間を要しかつ摩耗を受
ける押圧軸受が必要となる。最後に,皿ばね外の空間も
クラツチの充填率に関してむだ空間とみなされ,それに
よりピストンの移動行程が不必要に長くなる。
【0005】このむだ空間を回避しかつ薄板間における
取付けを容易にするため,間隔環を設けることもドイツ
連邦共和国特許第3928975号明細書から公知であ
るが,ここに示されている液体摩擦クラツチは調整不能
な液体摩擦クラツチであり,従つて両方の薄板群のうち
一方の薄板群の薄板は軸線方向に移動不能で,環はこれ
らの固定薄板の間の間隔片としてのみ作用する。他方の
薄板群の薄板の軸線方向移動はハンプ中にのみおこり,
軸線方向に可動な薄板が隣接する両方の固定薄板の1つ
に接触する。ハンプになるのを促進するため,薄板に穴
をあけられている。可動薄板間の密封片及び間隔環は,
可動薄板のこの接触を妨げることになるので,許されな
い。
取付けを容易にするため,間隔環を設けることもドイツ
連邦共和国特許第3928975号明細書から公知であ
るが,ここに示されている液体摩擦クラツチは調整不能
な液体摩擦クラツチであり,従つて両方の薄板群のうち
一方の薄板群の薄板は軸線方向に移動不能で,環はこれ
らの固定薄板の間の間隔片としてのみ作用する。他方の
薄板群の薄板の軸線方向移動はハンプ中にのみおこり,
軸線方向に可動な薄板が隣接する両方の固定薄板の1つ
に接触する。ハンプになるのを促進するため,薄板に穴
をあけられている。可動薄板間の密封片及び間隔環は,
可動薄板のこの接触を妨げることになるので,許されな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,機械
的なばね素子なしに薄板間に同じ間隔の継特を保証し
て,調整可能な液体摩擦クラツチの大きさを減少し,ピ
ストンのできるだけ少ない操作力及び短い移動行程で充
分なようにすることである。
的なばね素子なしに薄板間に同じ間隔の継特を保証し
て,調整可能な液体摩擦クラツチの大きさを減少し,ピ
ストンのできるだけ少ない操作力及び短い移動行程で充
分なようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれは,外側薄板と内側部分及び内側薄板とハ
ウジングが,1つの薄板間隙から次の薄板間隙への粘性
液体の移行をできるたけ阻止する密封間隙を形成してい
る。
本発明によれは,外側薄板と内側部分及び内側薄板とハ
ウジングが,1つの薄板間隙から次の薄板間隙への粘性
液体の移行をできるたけ阻止する密封間隙を形成してい
る。
【0008】
【発明の効果】ピストンの軸線方向移動の際,ピストン
の前にある室の圧力上昇が最初の薄板を後退させ,この
後退のためピストンと薄板とを機械的に接触させる必要
がない。それにより押圧軸受が不要になるので,クラツ
チの軸線方向長さが小さくなる。内側薄板とハウジング
又は外側薄板と内側部分との間を密封することによつ
て,薄板の周りを粘性液体が流れることによる圧力平衡
はおこらない。こうしてすべての薄板がハウジングの内
部で等間隔に設定されて,個々の薄板間隙の圧力平衡を
行わねばならない。液体の大きい粘性のため,密封の質
に対して高度の要求は課されない。それにより機械的ば
ね素子は不要になり,同じ有効薄板面においてクラツチ
ハウジングの直径を減少できる。その際むだ空間も減少
するので,調整可能な液体摩擦クラツチでは,充填率の
同じ変化のためピストンの僅かな行程ですむという付加
的な利点が得られる。
の前にある室の圧力上昇が最初の薄板を後退させ,この
後退のためピストンと薄板とを機械的に接触させる必要
がない。それにより押圧軸受が不要になるので,クラツ
チの軸線方向長さが小さくなる。内側薄板とハウジング
又は外側薄板と内側部分との間を密封することによつ
て,薄板の周りを粘性液体が流れることによる圧力平衡
はおこらない。こうしてすべての薄板がハウジングの内
部で等間隔に設定されて,個々の薄板間隙の圧力平衡を
行わねばならない。液体の大きい粘性のため,密封の質
に対して高度の要求は課されない。それにより機械的ば
ね素子は不要になり,同じ有効薄板面においてクラツチ
ハウジングの直径を減少できる。その際むだ空間も減少
するので,調整可能な液体摩擦クラツチでは,充填率の
同じ変化のためピストンの僅かな行程ですむという付加
的な利点が得られる。
【0009】
【実施態様】本発明の有利な構成では,密封のため外側
絞り片及び内側絞り片が設けられ,これらの外側絞り片
及び内側絞り片が,外歯及び内歯によりハウジング及び
内側部分の対応する歯にはまりかつこれらの絞り片に対
応する内側薄板及び外側薄板と共にそれぞれ環状間隙を
形成する環として構成されて,軸線方向に移動可能であ
る。それにより歯の間隙を通つて薄板の周りを粘性液体
が流れるのを簡単に防止され,半径方向密封間隙の作用
は絞り片と薄板との相互軸線方向位置に無関係である。
更に密封間隙に摩耗は生じない。
絞り片及び内側絞り片が設けられ,これらの外側絞り片
及び内側絞り片が,外歯及び内歯によりハウジング及び
内側部分の対応する歯にはまりかつこれらの絞り片に対
応する内側薄板及び外側薄板と共にそれぞれ環状間隙を
形成する環として構成されて,軸線方向に移動可能であ
る。それにより歯の間隙を通つて薄板の周りを粘性液体
が流れるのを簡単に防止され,半径方向密封間隙の作用
は絞り片と薄板との相互軸線方向位置に無関係である。
更に密封間隙に摩耗は生じない。
【0010】本発明の別の構成では,内側絞り片又は外
側絞り片の軸線方向幅が,これらの絞り片に対応する薄
板の厚さと薄板の最小間隙幅の2倍との和に等しい。そ
れにより極端な場合,例えは漏れにより減少する充填率
又は特に大きいピストン移動行程でも,薄板の間に機械
的摩擦はおこらず,最小間隙幅に近い状態で絞り片と隣
接する薄板との間に密封間隙が形成される。
側絞り片の軸線方向幅が,これらの絞り片に対応する薄
板の厚さと薄板の最小間隙幅の2倍との和に等しい。そ
れにより極端な場合,例えは漏れにより減少する充填率
又は特に大きいピストン移動行程でも,薄板の間に機械
的摩擦はおこらず,最小間隙幅に近い状態で絞り片と隣
接する薄板との間に密封間隙が形成される。
【0011】外側絞り片は内側絞り片のようにピストン
に対して相対回転運動を行うことがないので,これらの
外側絞り片を付加的に最小間隙幅用ピストンストツパと
して使用できる。このため計算による幅(薄板の厚さと
最小間隙幅の2倍との和)に関して,絞り片の軸線に対
して直角な端面の加工公差を外側絞り片については正
に,内側絞り片については負に選ぶ。
に対して相対回転運動を行うことがないので,これらの
外側絞り片を付加的に最小間隙幅用ピストンストツパと
して使用できる。このため計算による幅(薄板の厚さと
最小間隙幅の2倍との和)に関して,絞り片の軸線に対
して直角な端面の加工公差を外側絞り片については正
に,内側絞り片については負に選ぶ。
【0012】別の構成において,ピストンの内側及び外
側密封面の半径が内歯及び外歯の平均半径に等しい。そ
れによりピストンの運動によるポンプ効果の発生や隣接
する内側絞り片及びピストンへの隣接する内側薄板の接
触が確実に回避される。
側密封面の半径が内歯及び外歯の平均半径に等しい。そ
れによりピストンの運動によるポンプ効果の発生や隣接
する内側絞り片及びピストンへの隣接する内側薄板の接
触が確実に回避される。
【0013】
【実施例】本発明の好ましい実施例を図面により以下に
説明する。
説明する。
【0014】本発明による図1の液体摩擦クラツチは,
外側の液密なハウジング1とこのハウジング1内に自由
に回転可能に設けられる内側部分2とから成り,これら
両方の部分1,2は,図示しない駆動軸及び従動軸へ相
対回転しないように結合するためのスプライン歯3等を
持つている。外側クラツチ部分としてのハウジンク1と
内側クラツチ部分としての内側部分2との間の連結部材
として,外側薄板4及び内側薄板5が役立ち,粘性液体
を介して同軸的に互いに係合する組を形成している。歯
6,7により外側薄板4はハウジング1に,また内側薄
板5は内側部分2に,相対回転しないようにしかも軸線
方向移動可能に結合されている。
外側の液密なハウジング1とこのハウジング1内に自由
に回転可能に設けられる内側部分2とから成り,これら
両方の部分1,2は,図示しない駆動軸及び従動軸へ相
対回転しないように結合するためのスプライン歯3等を
持つている。外側クラツチ部分としてのハウジンク1と
内側クラツチ部分としての内側部分2との間の連結部材
として,外側薄板4及び内側薄板5が役立ち,粘性液体
を介して同軸的に互いに係合する組を形成している。歯
6,7により外側薄板4はハウジング1に,また内側薄
板5は内側部分2に,相対回転しないようにしかも軸線
方向移動可能に結合されている。
【0015】ハウジング1には粘性液体が満たされ,最
小充填率は約50%,最大充填率は95%未満とするこ
とができる。充填率は,通常の温度でハウジング容積の
どんな割合が粘性液体で満たされるかを示している。残
りは空気で,外側薄板4に対する内側薄板5の運動によ
り粘性液体に混合し,この混合物の圧縮性によりばねと
して作用する。ハウジング1が回転しない時,空気と粘
性液体との混合が特によい。充填率の変化により液体摩
擦クラツチの特性曲線の形状が影響を受ける。
小充填率は約50%,最大充填率は95%未満とするこ
とができる。充填率は,通常の温度でハウジング容積の
どんな割合が粘性液体で満たされるかを示している。残
りは空気で,外側薄板4に対する内側薄板5の運動によ
り粘性液体に混合し,この混合物の圧縮性によりばねと
して作用する。ハウジング1が回転しない時,空気と粘
性液体との混合が特によい。充填率の変化により液体摩
擦クラツチの特性曲線の形状が影響を受ける。
【0016】ハウジング1と内側部分2との間にはピス
トン8が密封されて滑るように案内されている。ピスト
ン8を移動させる1つ又は複数の操作ピストン9は,導
菅10から場合によつては滑動環11を介して液圧媒体
の作用を制御可能に受ける。ピストン8はハウジンク1
及び内側部分2と共に円筒状密封面18,19を形成
し,これら密封面の半径は歯6,7の平均半径16,1
7に等しい。
トン8が密封されて滑るように案内されている。ピスト
ン8を移動させる1つ又は複数の操作ピストン9は,導
菅10から場合によつては滑動環11を介して液圧媒体
の作用を制御可能に受ける。ピストン8はハウジンク1
及び内側部分2と共に円筒状密封面18,19を形成
し,これら密封面の半径は歯6,7の平均半径16,1
7に等しい。
【0017】外側薄板4及び内側薄板5から成る薄板の
組は,軸線方向両側にまず外側薄仮4が設けられるよう
に,組合わされている。これら両方の外側薄板4は直接
ハウジング1及びピストン8に対向している。外側薄板
4とハウジング1とを相対回転しないように結合するこ
とによつて,ピストン8の回り止めを省略できる。外側
薄板4の内縁と内側部分2との間及び内側薄板5の外縁
とハウジング1との間には,図2ないし5からよくわか
るように,軸線方向に移動可能な絞り片15,14が挿
入されている。
組は,軸線方向両側にまず外側薄仮4が設けられるよう
に,組合わされている。これら両方の外側薄板4は直接
ハウジング1及びピストン8に対向している。外側薄板
4とハウジング1とを相対回転しないように結合するこ
とによつて,ピストン8の回り止めを省略できる。外側
薄板4の内縁と内側部分2との間及び内側薄板5の外縁
とハウジング1との間には,図2ないし5からよくわか
るように,軸線方向に移動可能な絞り片15,14が挿
入されている。
【0018】外側絞り片14は外縁に外歯を持つ環で,
この外歯がハウジング1の対応する歯7にはまり,それ
により外側絞り片14が相対回転しないようにしかも軸
線方向に移動可能にハウジング1に結合される。外側絞
り片14の軸線方向幅は,対応する内側薄板5の厚さ
と,2つの隣接する薄板4,5間の最小間隙幅22の2
倍との和に等しい(図3)。外側絞り片14の幅公差は
正なので,薄板間の金属摩擦は確実に防止される。
この外歯がハウジング1の対応する歯7にはまり,それ
により外側絞り片14が相対回転しないようにしかも軸
線方向に移動可能にハウジング1に結合される。外側絞
り片14の軸線方向幅は,対応する内側薄板5の厚さ
と,2つの隣接する薄板4,5間の最小間隙幅22の2
倍との和に等しい(図3)。外側絞り片14の幅公差は
正なので,薄板間の金属摩擦は確実に防止される。
【0019】外側絞り片14の円筒状内面と内側薄板5
の外縁との間には密封間隙20があり,この密封間隙2
0により内側薄板5の周りを粘性液体が流れるのを防止
される。全く同じように内側絞り片15も内歯を持つ環
で,この内歯が内側部分2の対応する歯6にはまり,こ
の環が外側薄板4の内縁に対して密封間隙23を形成し
ている。しかし内側絞り片15の加工公差は負で,最小
間隙幅のためのピストンストツパが外側絞り片14を介
して形成されるようにしている。
の外縁との間には密封間隙20があり,この密封間隙2
0により内側薄板5の周りを粘性液体が流れるのを防止
される。全く同じように内側絞り片15も内歯を持つ環
で,この内歯が内側部分2の対応する歯6にはまり,こ
の環が外側薄板4の内縁に対して密封間隙23を形成し
ている。しかし内側絞り片15の加工公差は負で,最小
間隙幅のためのピストンストツパが外側絞り片14を介
して形成されるようにしている。
【0020】更に外側絞り片14と隣接する外側薄板4
との間には軸線方向密封間隙21があるが,外側絞り片
14の周りと歯7の所を通る流れは無視できるので,こ
の軸線方向密封間隙21の意味は少ない。最小間隙幅2
2を持つ図3の位置では,軸線方向密封間隙21は閉じ
られている。これは最大伝達トルクを持つ液体摩擦クラ
ツチの極端位置である。
との間には軸線方向密封間隙21があるが,外側絞り片
14の周りと歯7の所を通る流れは無視できるので,こ
の軸線方向密封間隙21の意味は少ない。最小間隙幅2
2を持つ図3の位置では,軸線方向密封間隙21は閉じ
られている。これは最大伝達トルクを持つ液体摩擦クラ
ツチの極端位置である。
【0021】本発明による液体摩擦クラツチの作用は次
の通りである。最小伝達トルクに相当する図2の最大間
隙幅22′の位置から出発して,ピストン8が圧力を受
けると,ピストン8が最初の外側薄板4(図1)を左方
へ押す。この最初の外側薄板4に対応する内側絞り片1
5のため,この外側薄板4の周りの流れはおこらず,従
つてピストン8はこの外側薄板4を前へ移動させる。そ
れにより次の薄板間隙内の粘性液体−空気混合物が圧縮
されるので,それに続く内側薄板5も圧力平衡のため左
方へ移動する。絞り片14,15のため,この場合も薄
板の周りを流れることによる圧力平衡は不可能である。
の通りである。最小伝達トルクに相当する図2の最大間
隙幅22′の位置から出発して,ピストン8が圧力を受
けると,ピストン8が最初の外側薄板4(図1)を左方
へ押す。この最初の外側薄板4に対応する内側絞り片1
5のため,この外側薄板4の周りの流れはおこらず,従
つてピストン8はこの外側薄板4を前へ移動させる。そ
れにより次の薄板間隙内の粘性液体−空気混合物が圧縮
されるので,それに続く内側薄板5も圧力平衡のため左
方へ移動する。絞り片14,15のため,この場合も薄
板の周りを流れることによる圧力平衡は不可能である。
【0022】こうして薄板の間にはどこでも同じ圧力従
つて同じ間隙幅22が現れる。ピストン8が打勝つべき
力は,粘性液体に混合する空気の圧縮性によつてのみ生
ずる。従来行われたような皿ばねの付加的な力は不要に
なるので,環状間隙22の精確かつ速やかな調整が可能
である。更に絞り片14,15が薄板の縁とハウジング
1及び粘性液体との間のむだ空間も満たすので,ピスト
ン8の僅かな移動行程でも充分である。
つて同じ間隙幅22が現れる。ピストン8が打勝つべき
力は,粘性液体に混合する空気の圧縮性によつてのみ生
ずる。従来行われたような皿ばねの付加的な力は不要に
なるので,環状間隙22の精確かつ速やかな調整が可能
である。更に絞り片14,15が薄板の縁とハウジング
1及び粘性液体との間のむだ空間も満たすので,ピスト
ン8の僅かな移動行程でも充分である。
【0023】ハンプなしの調整可能な間隙幅が得られる
ので,調整を最小間隙幅22(図3)まで行うことがで
き,これは外側絞り片14の幅によつて保証される。
ので,調整を最小間隙幅22(図3)まで行うことがで
き,これは外側絞り片14の幅によつて保証される。
【図1】本発明による調整可能な液体摩擦クラツチの軸
線を通る断面図である。
線を通る断面図である。
【図2】図1による3つの薄板の最大間隙幅における拡
大断面図である。
大断面図である。
【図3】図1による3つの薄板の最小間隙幅における拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】図2のA−A線による断面図である。
【図5】図2のB−B線による断面図である。
1 ハウジング 2 内側部分 4 外側薄板 5 内側薄板 8 ピストン 20,23 密封間隙
Claims (5)
- 【請求項1】 粘性液体を満たされるハウジング(1)
と,このハウジングへ入り込む内側部分(2)と,交互
に内側部分(2)及びハウジング(1)に相対回転しな
いように結合されかつ粘性液体を介して互いに係合する
内側薄板(5)及び外側薄板(4)とから成り,ハウジ
ング(1)内で密封されて移動可能なピストン(8)に
より薄板間隙の幅が変化可能であるものにおいて,外側
薄板(4)と内側部分(2)及び内側薄仮(5)とハウ
ジング(1)が,1つの薄板間隙から次の薄板間隙への
粘性液体の移行をできるだけ阻止する密封間隙(20,
23)を形成していることを特徴とする,調整可能な間
隙幅を持つ液体摩擦クラツチ。 - 【請求項2】 密封のため外側絞り片(14)及び内側
絞り片(15)が設けられ,これらの外側絞り片及び内
側絞り片が,外歯及び内歯によりハウジング(1)及び
内側部分(2)の対応する歯(7,6)にはまりかつこ
れらの絞り片に対応する内側薄板(5)及び外側薄板
(4)と共にそれぞれ環状間隙(20,23)を形成す
る環として構成されて,軸線方向に移動可能であること
を特徴とする,請求項1に記載の液体摩擦クラツチ。 - 【請求項3】 内側絞り片(15)又は外側絞り片(1
4)の軸線方向幅が,これらの絞り片に対応する薄板
(4,5)の厚さと薄板の最小間隙幅(22)の2倍と
の和に等しいことを特徴とする,請求項2に記載の液体
摩擦クラツチ。 - 【請求項4】 外側絞り片(14)の軸線に対して直角
な端面が正の公差で加工され,内側絞り片(15)の軸
線に対して直角な端面が負の公差で加工されていること
を特徴とする,請求項3に記載の液体摩擦クラツチ。 - 【請求項5】 ピストン(8)の内側及び外側密封面
(18,19)の半径が内歯及び外歯の平均半径(1
6,17)に等しいことを特徴とする,請求項1に記載
の液体摩擦クラツチ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AT0049891A AT395344B (de) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | Fluessigkeitsreibungskupplung mit regelbarer spaltweite |
| AT498/91 | 1991-03-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118353A JPH05118353A (ja) | 1993-05-14 |
| JPH0826904B2 true JPH0826904B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=3492204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4097477A Expired - Lifetime JPH0826904B2 (ja) | 1991-03-08 | 1992-03-05 | 調整可能な間隙幅を持つ液体摩擦クラツチ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH0826904B2 (ja) |
| AT (1) | AT395344B (ja) |
| DE (1) | DE59200285D1 (ja) |
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-
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