JPH08269847A - 織機の消火装置 - Google Patents
織機の消火装置Info
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- JPH08269847A JPH08269847A JP7343095A JP7343095A JPH08269847A JP H08269847 A JPH08269847 A JP H08269847A JP 7343095 A JP7343095 A JP 7343095A JP 7343095 A JP7343095 A JP 7343095A JP H08269847 A JPH08269847 A JP H08269847A
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペースが小さくてすみ、低コストの織機用
消火装置を提供する。 【構成】 消火装置1は粉末消火剤6を充填する消火剤
タンク3を備え、ここにコンプレッサ7からの圧力空気
を供給することにより、消火剤供給管4を介して噴射ノ
ズル5より織機2の火災発生部所に消火剤を噴射する。
コンプレッサ7は織機駆動用としての既存のものを兼用
するために、低コストですみ、ガス設備のためのスペー
スを確保する必要もない。火災発生時、火災センサ12
は火災を検知して制御装置11に信号を出力する。一方
制御装置11は、これを受け、警報機などを作動した
後、所定時間経過後、コンプレッサ7と消火剤タンク3
を繋ぐ空気供給管8に介装された開閉弁10を開き、コ
ンプレッサ7からの圧力空気を消火剤タンク3に導く。
これにより消火剤6は噴射ノズル5より火災場所に向か
って勢いよく噴射され、消火作業が行われる。
消火装置を提供する。 【構成】 消火装置1は粉末消火剤6を充填する消火剤
タンク3を備え、ここにコンプレッサ7からの圧力空気
を供給することにより、消火剤供給管4を介して噴射ノ
ズル5より織機2の火災発生部所に消火剤を噴射する。
コンプレッサ7は織機駆動用としての既存のものを兼用
するために、低コストですみ、ガス設備のためのスペー
スを確保する必要もない。火災発生時、火災センサ12
は火災を検知して制御装置11に信号を出力する。一方
制御装置11は、これを受け、警報機などを作動した
後、所定時間経過後、コンプレッサ7と消火剤タンク3
を繋ぐ空気供給管8に介装された開閉弁10を開き、コ
ンプレッサ7からの圧力空気を消火剤タンク3に導く。
これにより消火剤6は噴射ノズル5より火災場所に向か
って勢いよく噴射され、消火作業が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機の開閉口運動や筬
打運動などによって発生する風綿が織機内部(フレーム
やステー及び左右フレーム間の床)に堆積するので、そ
の風綿の火災を早期に発見し、これを速やかに消火する
織機用消火装置に関する。
打運動などによって発生する風綿が織機内部(フレーム
やステー及び左右フレーム間の床)に堆積するので、そ
の風綿の火災を早期に発見し、これを速やかに消火する
織機用消火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、織布工場内に多数設置されてい
る織機は、経糸開閉口運動や筬打運動等に伴って風綿が
発生しており、定期的に清掃をしていないと工場内の床
面や織機内部すなわち、左右フレーム及びフレーム間ス
テーやフレーム間の床面などの上に、風綿が多く堆積す
る。このような状況下にあって、例えば落雷による電気
系統からの花火、あるいは製織準備の不備により経糸が
回転軸に巻付いて金属部との摩擦熱によって織機の特定
部位が非常に高温になってしまうと、風綿に引火するこ
とがあり、その場合、早急に消火を行わないとその織機
自体の焼損や周囲の他の織機にまで延焼する恐れがあ
る。
る織機は、経糸開閉口運動や筬打運動等に伴って風綿が
発生しており、定期的に清掃をしていないと工場内の床
面や織機内部すなわち、左右フレーム及びフレーム間ス
テーやフレーム間の床面などの上に、風綿が多く堆積す
る。このような状況下にあって、例えば落雷による電気
系統からの花火、あるいは製織準備の不備により経糸が
回転軸に巻付いて金属部との摩擦熱によって織機の特定
部位が非常に高温になってしまうと、風綿に引火するこ
とがあり、その場合、早急に消火を行わないとその織機
自体の焼損や周囲の他の織機にまで延焼する恐れがあ
る。
【0003】このような問題に対して、例えば特開平6
−192948号公報には、織機内部に火災センサ、加
湿器、警報機等を設置し、火災検知時には加湿器からの
霧水噴霧を最大とする織機の空調装置が開示されてい
る。また、これとは別に、火災発生時、粉末消火剤と液
体との化学反応によって大量の泡状消火剤を発生させ、
これを火災場所に向けて勢いよく噴射することが可能な
泡状消火剤もよく知られている。なお、前述のように、
霧水噴射露や泡状消火剤を用いる理由は、ワープビーム
に巻かれた経糸やクロスローラに巻かれた織布が内層ま
で濡れてしまうと、バクテリヤが繁殖して経糸を着色
し、もってワープビームの経糸や織布全てが使えなくな
るようにすることを防止するため、少量の水で消火しよ
うとするものである。
−192948号公報には、織機内部に火災センサ、加
湿器、警報機等を設置し、火災検知時には加湿器からの
霧水噴霧を最大とする織機の空調装置が開示されてい
る。また、これとは別に、火災発生時、粉末消火剤と液
体との化学反応によって大量の泡状消火剤を発生させ、
これを火災場所に向けて勢いよく噴射することが可能な
泡状消火剤もよく知られている。なお、前述のように、
霧水噴射露や泡状消火剤を用いる理由は、ワープビーム
に巻かれた経糸やクロスローラに巻かれた織布が内層ま
で濡れてしまうと、バクテリヤが繁殖して経糸を着色
し、もってワープビームの経糸や織布全てが使えなくな
るようにすることを防止するため、少量の水で消火しよ
うとするものである。
【0004】少量の水であれば、ワープビームに巻かれ
た経糸の表層は濡れるが、内層にまでは及ばないので、
表層の経糸のみ除去すれば残りの経糸は使用できるよう
にするためである。クロスローラ上の織布についても同
様である。
た経糸の表層は濡れるが、内層にまでは及ばないので、
表層の経糸のみ除去すれば残りの経糸は使用できるよう
にするためである。クロスローラ上の織布についても同
様である。
【0005】しかしながら、これらの消火方法であって
も消火作業に伴って液体(水、化学液体等)を使用する
ために、大きな火災に至ることなく消火した後でも、織
機の各部に錆が発生し易く、メンテナンスが大変になる
という問題を抱えている。このような現状に鑑み、本願
出願人は、以前に、液体を全く使用しない粉末消火剤
(リン酸アンモニウム塩などを主成分とした消火剤)を
用い、これを火災発生部位に対して噴射することにより
迅速に消火する方式を試みた。
も消火作業に伴って液体(水、化学液体等)を使用する
ために、大きな火災に至ることなく消火した後でも、織
機の各部に錆が発生し易く、メンテナンスが大変になる
という問題を抱えている。このような現状に鑑み、本願
出願人は、以前に、液体を全く使用しない粉末消火剤
(リン酸アンモニウム塩などを主成分とした消火剤)を
用い、これを火災発生部位に対して噴射することにより
迅速に消火する方式を試みた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに粉末消火剤を使用して消火活動する場合には、消火
剤噴射のためのガスが必要不可欠であり、織機としては
粉末消火剤タンクの他に、例えばハロンや炭酸ガスを貯
蔵するガスボンベを搭載しなければならず、この場合織
機自体が大型化することにもなる。また、ガスボンベ自
体を織機から分離するような場合でも、織機工場の特定
部所にそれ専用の保有設備を設けなければならず、この
場合でも消火設備で大きなスペースを占有する恐れがあ
り、総じてコスト高になる。なお、消火剤圧送媒体とし
てのハロン(ハロン1301)は、オゾン層保護という
観点から、現在では生産中止となっており、この点から
もハロンを使用するような消火活動は見直しを迫られて
いる状況にある。
うに粉末消火剤を使用して消火活動する場合には、消火
剤噴射のためのガスが必要不可欠であり、織機としては
粉末消火剤タンクの他に、例えばハロンや炭酸ガスを貯
蔵するガスボンベを搭載しなければならず、この場合織
機自体が大型化することにもなる。また、ガスボンベ自
体を織機から分離するような場合でも、織機工場の特定
部所にそれ専用の保有設備を設けなければならず、この
場合でも消火設備で大きなスペースを占有する恐れがあ
り、総じてコスト高になる。なお、消火剤圧送媒体とし
てのハロン(ハロン1301)は、オゾン層保護という
観点から、現在では生産中止となっており、この点から
もハロンを使用するような消火活動は見直しを迫られて
いる状況にある。
【0007】本発明はこのような現状に鑑み、ハロンを
使用しないことはもとより、消火設備によって工場内の
スペースを占有したり織機自体を大型化することがな
く、かつメンテナンスが容易でしかも低コストな織機用
消火装置を提供することを目的としている。
使用しないことはもとより、消火設備によって工場内の
スペースを占有したり織機自体を大型化することがな
く、かつメンテナンスが容易でしかも低コストな織機用
消火装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、織機内部に発生した火災を検知し
て、前記織機内部の所定方向に向けて粉末消火剤を噴射
ノズルから噴射して消火する織機の消火装置であって、
織機に設けられた火災検知手段と、前記粉末消火剤を収
容して織機内部またはその近傍に設置される粉末消火剤
タンクと、前記粉末消火剤タンクにその一端を接続し、
前記タンク内部の粉末消火剤を前記噴射ノズルに供給す
る消火剤供給管と、火災検知時、前記織機を設置してい
る工場内空気供給源からの圧力空気を前記粉末消火剤タ
ンクに給気して、粉末消火剤を粉末消火剤タンクより前
記消火剤供給管を介して前記噴射ノズルへと圧送する給
気制御手段とを有することを特徴としている。
め、本発明によれば、織機内部に発生した火災を検知し
て、前記織機内部の所定方向に向けて粉末消火剤を噴射
ノズルから噴射して消火する織機の消火装置であって、
織機に設けられた火災検知手段と、前記粉末消火剤を収
容して織機内部またはその近傍に設置される粉末消火剤
タンクと、前記粉末消火剤タンクにその一端を接続し、
前記タンク内部の粉末消火剤を前記噴射ノズルに供給す
る消火剤供給管と、火災検知時、前記織機を設置してい
る工場内空気供給源からの圧力空気を前記粉末消火剤タ
ンクに給気して、粉末消火剤を粉末消火剤タンクより前
記消火剤供給管を介して前記噴射ノズルへと圧送する給
気制御手段とを有することを特徴としている。
【0009】また、この消火装置において、織機は、噴
射空気によって緯入れを行う空気噴射式織機からなり、
前記工場内空気供給源は、工場内に設置された緯入れ用
空気供給源により構成される。
射空気によって緯入れを行う空気噴射式織機からなり、
前記工場内空気供給源は、工場内に設置された緯入れ用
空気供給源により構成される。
【0010】さらに、前記消火剤供給管は、1つの粉末
消火剤タンクより複数台の織機へと配管され、前記給気
制御手段は、空気供給源からの空気を消火剤タンクに導
く空気供給管と、各織機に対応して配管された消火剤供
給管に設けられ消火剤供給管を連通・遮断する開閉弁
と、火災検知手段からの信号を入力して火災発生下にあ
る特定の織機の開閉弁のみを選択して作動させる制御装
置とを有する。
消火剤タンクより複数台の織機へと配管され、前記給気
制御手段は、空気供給源からの空気を消火剤タンクに導
く空気供給管と、各織機に対応して配管された消火剤供
給管に設けられ消火剤供給管を連通・遮断する開閉弁
と、火災検知手段からの信号を入力して火災発生下にあ
る特定の織機の開閉弁のみを選択して作動させる制御装
置とを有する。
【0011】また、さらに好ましくは、前記空気供給管
または消火剤供給管の粉末消火剤タンクとの接続部、ま
たは消火剤供給管の消火剤噴射ノズルには、外界とタン
ク内部空間との連通を遮断する密閉部材が設けられる。
または消火剤供給管の粉末消火剤タンクとの接続部、ま
たは消火剤供給管の消火剤噴射ノズルには、外界とタン
ク内部空間との連通を遮断する密閉部材が設けられる。
【0012】また、好ましくは、粉末消火剤タンクは、
弾性体を介して織機に支持される。
弾性体を介して織機に支持される。
【0013】
【作用】粉末消火剤の圧送媒体として、工場内に通常設
置されている既存の空気供給源から供給される圧力空気
を使用することで、新たに織機内部や工場内にハロンや
炭酸ガスなどのガスボンベを設置する必要がなく、この
ような不活性ガスを使用するのに比較して低コストが達
成できる。なお、粉末消火剤を使用するので、フレーム
等が錆びることがないと共に、ワープビームに巻かれた
経糸やクロスローラの織布を濡らすことがないので、経
糸や織布が使用できなくなることはない。
置されている既存の空気供給源から供給される圧力空気
を使用することで、新たに織機内部や工場内にハロンや
炭酸ガスなどのガスボンベを設置する必要がなく、この
ような不活性ガスを使用するのに比較して低コストが達
成できる。なお、粉末消火剤を使用するので、フレーム
等が錆びることがないと共に、ワープビームに巻かれた
経糸やクロスローラの織布を濡らすことがないので、経
糸や織布が使用できなくなることはない。
【0014】また、この織機が、噴射空気によって緯入
れを行う空気噴射式織機の場合、緯入れ用空気供給源を
粉末消火剤圧送用と兼用することで、圧力空気源やその
配管を独立して設ける必要がないため消火装置がコンパ
クトになり、さらに低コスト化が図れる。
れを行う空気噴射式織機の場合、緯入れ用空気供給源を
粉末消火剤圧送用と兼用することで、圧力空気源やその
配管を独立して設ける必要がないため消火装置がコンパ
クトになり、さらに低コスト化が図れる。
【0015】さらに、複数台の織機の消火装置を1台の
消火剤タンクで受け持たせ、火災の発生している織機に
だけ粉末消火剤が供給されるようにすると、さらに低コ
スト化が図れ、鎮火後の復旧作業も容易となる。
消火剤タンクで受け持たせ、火災の発生している織機に
だけ粉末消火剤が供給されるようにすると、さらに低コ
スト化が図れ、鎮火後の復旧作業も容易となる。
【0016】また、さらに空気供給管または消火剤供給
管の粉末消火剤タンクとの接続部、あるいは消火剤供給
管の消火剤噴射ノズルに、外界とタンク内部空間との連
通を遮断する密閉部材を設けることにより、外界からの
湿気による粉末消火剤の凝固が防止され、火災発生時に
おける消火剤噴射を確実に行なうことができる。また、
粉末消火剤タンクを、弾性体を介して織機に支持させる
ことで、運転時の織機振動に共振させ、前記タンクの振
幅を大きくして、消火剤の凝固を防止することができ
る。
管の粉末消火剤タンクとの接続部、あるいは消火剤供給
管の消火剤噴射ノズルに、外界とタンク内部空間との連
通を遮断する密閉部材を設けることにより、外界からの
湿気による粉末消火剤の凝固が防止され、火災発生時に
おける消火剤噴射を確実に行なうことができる。また、
粉末消火剤タンクを、弾性体を介して織機に支持させる
ことで、運転時の織機振動に共振させ、前記タンクの振
幅を大きくして、消火剤の凝固を防止することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1は、本発明による一消火装置の概略構
成を示している。図示するように消火装置1は、図中点
線で囲んだ織機2に近接して消火剤タンク3を備えてお
り、タンク3から織機2の各部位(後述する)に対して
は消火剤供給管4が配管され、その末端には織機各部位
(後述する)に対して消火剤を噴霧する噴射ノズル5が
設けられる。
成を示している。図示するように消火装置1は、図中点
線で囲んだ織機2に近接して消火剤タンク3を備えてお
り、タンク3から織機2の各部位(後述する)に対して
は消火剤供給管4が配管され、その末端には織機各部位
(後述する)に対して消火剤を噴霧する噴射ノズル5が
設けられる。
【0019】消火剤タンク3の内部には、例えば、リン
酸アンモニウム塩にシリコン系高分子の撥水材料等を混
合させたものから成る粉末消火剤6が充填されており、
タンク内部に供給される圧力気体により消火剤供給管4
に消火剤6が流入するようになっている。消火剤タンク
3に圧力気体を供給するため、消火剤タンク3にはコン
プレッサ7から延びる空気供給管8が接続される。この
コンプレッサ7は、織布工場内に設置されている既存の
コンプレッサ(例えば、噴射空気によって緯入れを行う
エアジェット織機の場合、ノズルに圧力空気を供給する
ためのコンプレッサ)で代用することができる。なお、
織機2がエアジェット織機でない場合にも、メンテナン
ス用のブロー装置やインパクトレンチ等のアクチュエー
タ(図示せず)などの駆動用として圧力空気を供給する
コンプレッサが設置されている場合には、これを使用す
ることができる。
酸アンモニウム塩にシリコン系高分子の撥水材料等を混
合させたものから成る粉末消火剤6が充填されており、
タンク内部に供給される圧力気体により消火剤供給管4
に消火剤6が流入するようになっている。消火剤タンク
3に圧力気体を供給するため、消火剤タンク3にはコン
プレッサ7から延びる空気供給管8が接続される。この
コンプレッサ7は、織布工場内に設置されている既存の
コンプレッサ(例えば、噴射空気によって緯入れを行う
エアジェット織機の場合、ノズルに圧力空気を供給する
ためのコンプレッサ)で代用することができる。なお、
織機2がエアジェット織機でない場合にも、メンテナン
ス用のブロー装置やインパクトレンチ等のアクチュエー
タ(図示せず)などの駆動用として圧力空気を供給する
コンプレッサが設置されている場合には、これを使用す
ることができる。
【0020】空気供給管8には、コンプレッサから供給
される空気の圧力を一定値に調整するためのレギュレー
タ9が設けられ、さらにその下流側には、コンプレッサ
7から消火剤タンク3への空気流れを制御するための開
閉弁10が設けられる。この開閉弁10は、その開閉作
動を制御装置11から出力される信号の有無によって制
御されるものであって、例えばソレノイドバルブから構
成される。
される空気の圧力を一定値に調整するためのレギュレー
タ9が設けられ、さらにその下流側には、コンプレッサ
7から消火剤タンク3への空気流れを制御するための開
閉弁10が設けられる。この開閉弁10は、その開閉作
動を制御装置11から出力される信号の有無によって制
御されるものであって、例えばソレノイドバルブから構
成される。
【0021】織機2における火災発生の有無を検知する
ため、火災が発生し易い織機の各部位(後述する)には
火災検知手段としての火災センサ12が設けられる。こ
の火災センサ12は、火災熱によってスイッチオン状態
となるもの(後述する)や温度センサなどから構成する
ことができ、センサからの信号は制御装置11に入力さ
れる。
ため、火災が発生し易い織機の各部位(後述する)には
火災検知手段としての火災センサ12が設けられる。こ
の火災センサ12は、火災熱によってスイッチオン状態
となるもの(後述する)や温度センサなどから構成する
ことができ、センサからの信号は制御装置11に入力さ
れる。
【0022】火災センサ12によって火災発生が検知さ
れると、制御装置11は開閉弁10に対して開弁信号を
出力する。開閉弁10が開弁すると、コンプレッサ7か
らの圧力空気は空気供給管8を介して消火剤タンク3に
供給される。この結果、消火剤タンク3内の圧力は急激
に高められることとなり、タンク内の粉末消火剤6は圧
力空気と混合して消火剤供給管4に流入し、最終的には
消火剤供給管4端部の噴射ノズル5より織機内部に向け
て噴出されることになる。これにより、粉末消火剤6
は、火災部位に落下し、火災部への酸素供給を遮断して
消火する。
れると、制御装置11は開閉弁10に対して開弁信号を
出力する。開閉弁10が開弁すると、コンプレッサ7か
らの圧力空気は空気供給管8を介して消火剤タンク3に
供給される。この結果、消火剤タンク3内の圧力は急激
に高められることとなり、タンク内の粉末消火剤6は圧
力空気と混合して消火剤供給管4に流入し、最終的には
消火剤供給管4端部の噴射ノズル5より織機内部に向け
て噴出されることになる。これにより、粉末消火剤6
は、火災部位に落下し、火災部への酸素供給を遮断して
消火する。
【0023】本実施例では制御装置11には上述した要
素の他に、火災発生時、周囲に火災発生を知らせる例え
ば、ベルや表示器などの警報部を接続することもあり、
また図示しないオーバーヘッドクリーナ等、他の空気供
給源のオンオフを制御する信号を出力するようにし、火
災発生時にオフ(遮断)しても良い。また、図示するよ
うに、制御装置11を押しボタン13によってマニュア
ル作動可能とし、火災センサ12のみならず作業者によ
っても消火装置1が作動開始できるようにしても良い。
素の他に、火災発生時、周囲に火災発生を知らせる例え
ば、ベルや表示器などの警報部を接続することもあり、
また図示しないオーバーヘッドクリーナ等、他の空気供
給源のオンオフを制御する信号を出力するようにし、火
災発生時にオフ(遮断)しても良い。また、図示するよ
うに、制御装置11を押しボタン13によってマニュア
ル作動可能とし、火災センサ12のみならず作業者によ
っても消火装置1が作動開始できるようにしても良い。
【0024】以上、一実施例としての消火装置1の構造
を説明したが、当然ながら本発明による消火装置はこの
構造に限定されるものではない。例えば、図1では消火
剤タンク3は織機本体から分離して設置されているが、
図2に示すように織機本体に取付けても良い。
を説明したが、当然ながら本発明による消火装置はこの
構造に限定されるものではない。例えば、図1では消火
剤タンク3は織機本体から分離して設置されているが、
図2に示すように織機本体に取付けても良い。
【0025】図2は、この取り付け位置も含め、さらに
消火剤6の噴射位置や火災センサ12の取り付け位置も
示した織機の平面図であり、図3はその前面図、図4は
側方断面図である。これらの図に示すように、消火剤タ
ンク3は、織機2の左右一対のサイドフレーム21L及
び21Rの一方のサイドフレーム21Rの後方に近接配
置され、消火剤タンク3からの消火剤供給管4は途中で
四方へと分岐し、消火剤を織機2の各部位に導くように
なっている。
消火剤6の噴射位置や火災センサ12の取り付け位置も
示した織機の平面図であり、図3はその前面図、図4は
側方断面図である。これらの図に示すように、消火剤タ
ンク3は、織機2の左右一対のサイドフレーム21L及
び21Rの一方のサイドフレーム21Rの後方に近接配
置され、消火剤タンク3からの消火剤供給管4は途中で
四方へと分岐し、消火剤を織機2の各部位に導くように
なっている。
【0026】しかして、それら噴出場所に関して説明す
ると、まず、ヘルドフレーム23よりも後方のワープビ
ーム27装着部の側方の両サイドフレーム21L及び2
1Rの上面に消火スタンド22L及び22Rがそれぞれ
立てられ、先端に噴射ノズル5LRU及び5RRUのそ
れぞれが設けられている。これら噴射ノズル5LRU及
び5RRUは、斜め下方にかつ織機の中央部に向けて、
その噴射方向が設定されている。そしてその噴射の拡散
巾は、満巻時のワープビーム27の後方端から織前C近
傍の織布上面までカバーするように設定してある。
ると、まず、ヘルドフレーム23よりも後方のワープビ
ーム27装着部の側方の両サイドフレーム21L及び2
1Rの上面に消火スタンド22L及び22Rがそれぞれ
立てられ、先端に噴射ノズル5LRU及び5RRUのそ
れぞれが設けられている。これら噴射ノズル5LRU及
び5RRUは、斜め下方にかつ織機の中央部に向けて、
その噴射方向が設定されている。そしてその噴射の拡散
巾は、満巻時のワープビーム27の後方端から織前C近
傍の織布上面までカバーするように設定してある。
【0027】これにより火災発生時は、織機上方からワ
ープビーム27、ヘルドフレーム23や筬24に向けて
消化剤が噴射されることになる。また、織機において、
風綿が堆積し易い部分、すなわち、両サイドフレーム2
1L,21Rを連結するボトムステー25FB,25R
Bやトップステー26FT,26RT、さらには床面に
対しても積極的な消火活動が行われるように、ボトムス
テー25RB上面のほぼ中央部に、左右のサイドフレー
ム21L,21R方向に、かつ上方にそれぞれ向け、噴
射ノズル5LMB,5RMBが設けられている。
ープビーム27、ヘルドフレーム23や筬24に向けて
消化剤が噴射されることになる。また、織機において、
風綿が堆積し易い部分、すなわち、両サイドフレーム2
1L,21Rを連結するボトムステー25FB,25R
Bやトップステー26FT,26RT、さらには床面に
対しても積極的な消火活動が行われるように、ボトムス
テー25RB上面のほぼ中央部に、左右のサイドフレー
ム21L,21R方向に、かつ上方にそれぞれ向け、噴
射ノズル5LMB,5RMBが設けられている。
【0028】これら噴射ノズル5LMB,5RMBの前
後方向の噴射範囲は、ワープビーム27の端部及びステ
ー26FTにあり、上下方向の噴射範囲は、フレーム2
1L,21Rの上下方向寸法をカバーするよう設定して
ある。
後方向の噴射範囲は、ワープビーム27の端部及びステ
ー26FTにあり、上下方向の噴射範囲は、フレーム2
1L,21Rの上下方向寸法をカバーするよう設定して
ある。
【0029】織機前方のサイドフレーム21L,21R
の内側面にそれぞれ噴射ノズル5LMF,5RMFが取
付けられる。
の内側面にそれぞれ噴射ノズル5LMF,5RMFが取
付けられる。
【0030】噴射ノズル5LMF,5RMFは、サイド
フレーム21L,21Rの上下方向のほぼ中央に位置
し、後方かつ、内方に向けて噴射方向を設定してある。
フレーム21L,21Rの上下方向のほぼ中央に位置
し、後方かつ、内方に向けて噴射方向を設定してある。
【0031】これら噴射ノズル5LMF,5RMFの前
後方向の噴射範囲は、ヘルドフレーム23の端部から織
機中央部までをカバーし、上下方向の噴射範囲はサイド
フレーム21L,21Rに近い床面及びヘルドフレーム
23の端部をカバーしている。そしてこれら噴射ノズル
5LMF,5RMF,5LMB,5RMB,5LRU,
5RRUからの噴射によって、サイドフレーム21L及
び21Rならびにそれらにはさまれた内部空間が消火剤
の噴射範囲になるように設定してある。
後方向の噴射範囲は、ヘルドフレーム23の端部から織
機中央部までをカバーし、上下方向の噴射範囲はサイド
フレーム21L,21Rに近い床面及びヘルドフレーム
23の端部をカバーしている。そしてこれら噴射ノズル
5LMF,5RMF,5LMB,5RMB,5LRU,
5RRUからの噴射によって、サイドフレーム21L及
び21Rならびにそれらにはさまれた内部空間が消火剤
の噴射範囲になるように設定してある。
【0032】なお、図2〜4において、27はワープビ
ーム、28はクロスロールステー、29はサーフェスロ
ーラ、30はプレスローラ、31はイージングローラ、
32は織機の停止情報や火災発生を周囲に知らせる信号
灯、33はフレームカバー、36は経糸ドロッパーをそ
れぞれ示している。
ーム、28はクロスロールステー、29はサーフェスロ
ーラ、30はプレスローラ、31はイージングローラ、
32は織機の停止情報や火災発生を周囲に知らせる信号
灯、33はフレームカバー、36は経糸ドロッパーをそ
れぞれ示している。
【0033】12Fはステー26FTの下方に配置した
火災センサ、12Bはステー26FTの下方に配置した
センサであり、それぞれサイドフレーム21L,21R
間に張設される。この位置に設けることにより、最少の
センサにより、織機全体の火災を検知できる。この火災
センサは、消防法第21条の2の第2項の規定に基づい
て作られている。これら火災センサ12F,12Bは、
図5に示すように、絶縁カバー12aで被覆された2本
の導通線12bをより合わせたものであって、火災発生
時、絶縁カバー12aが溶融することで2本の導通線1
2bどうしが接触し、導線12b,12bとが導通する
ことにより、制御装置11が火災発生を検知するもので
ある。火災センサ12F,12Bを以上のように構成し
た場合、温度センサ等を複数個織機内の各箇所に配置し
て火災検知するものに比較して、より低いコストで広範
囲の検知が可能となる。
火災センサ、12Bはステー26FTの下方に配置した
センサであり、それぞれサイドフレーム21L,21R
間に張設される。この位置に設けることにより、最少の
センサにより、織機全体の火災を検知できる。この火災
センサは、消防法第21条の2の第2項の規定に基づい
て作られている。これら火災センサ12F,12Bは、
図5に示すように、絶縁カバー12aで被覆された2本
の導通線12bをより合わせたものであって、火災発生
時、絶縁カバー12aが溶融することで2本の導通線1
2bどうしが接触し、導線12b,12bとが導通する
ことにより、制御装置11が火災発生を検知するもので
ある。火災センサ12F,12Bを以上のように構成し
た場合、温度センサ等を複数個織機内の各箇所に配置し
て火災検知するものに比較して、より低いコストで広範
囲の検知が可能となる。
【0034】ところで、このように粉末消火剤タンク3
を用いて消火を行う場合、長期間、粉末消火剤を保持す
ることになるため消火剤自体が織布工場内の湿気により
固まることがあり、実際の消火時に火災発生部位への消
火剤噴射が確実に行われない可能性がある。図6は、本
発明の消火装置に関連してこのような噴射不良を防止す
るため提供された消火剤タンク3の構造を示すものであ
る。即ち、ここではコンプレッサから延びる空気供給管
8と粉末消火剤タンク3との接続部および、消火剤供給
管4と消火剤タンク3との接続部のそれぞれに、例えば
アルミ箔に代表されるような薄膜状密閉部材34が介装
され、普段はタンク内部と外界との連通を断ちタンク内
部に湿気が侵入しないような配慮がなされる。この密閉
部材34は当然ながら、火災発生時においてコンプレッ
サからの圧力空気によって容易に破壊され得るものであ
る。
を用いて消火を行う場合、長期間、粉末消火剤を保持す
ることになるため消火剤自体が織布工場内の湿気により
固まることがあり、実際の消火時に火災発生部位への消
火剤噴射が確実に行われない可能性がある。図6は、本
発明の消火装置に関連してこのような噴射不良を防止す
るため提供された消火剤タンク3の構造を示すものであ
る。即ち、ここではコンプレッサから延びる空気供給管
8と粉末消火剤タンク3との接続部および、消火剤供給
管4と消火剤タンク3との接続部のそれぞれに、例えば
アルミ箔に代表されるような薄膜状密閉部材34が介装
され、普段はタンク内部と外界との連通を断ちタンク内
部に湿気が侵入しないような配慮がなされる。この密閉
部材34は当然ながら、火災発生時においてコンプレッ
サからの圧力空気によって容易に破壊され得るものであ
る。
【0035】この消火剤凝固の他の防止策としては、図
7に示すように消火剤タンク3をスプリング等の弾性体
35を介してフレーム2L、または2R上に載置し、織
機の微振動をこの弾性体35を介すことで共振させて、
タンク3の振幅を大きくして消火剤が常に攪拌されるよ
うにして消火剤の凝固を防ぐようにしても良い。また更
に、上述したような密封部材34を図8に示すような各
種噴射ノズル51,52,53の先端に貼着することで
湿気の侵入を防ぐようにしても良い。なお、図示したこ
れらの噴射ノズル51,52,53は、噴射口形状を変
更することで噴射範囲を異ならせたもので前述した噴射
ノズル5LMF,5RMF,5LMB,5RMB,5L
RU,5RRUの噴射範囲に適合したものを選択する。
例えば図8(a)の噴射ノズル51は、噴霧範囲を出来
るだけ広くなるように多くの孔51aが形成され、前述
した消火スタンド22L,22Rの先端部などに取り付
けられる。
7に示すように消火剤タンク3をスプリング等の弾性体
35を介してフレーム2L、または2R上に載置し、織
機の微振動をこの弾性体35を介すことで共振させて、
タンク3の振幅を大きくして消火剤が常に攪拌されるよ
うにして消火剤の凝固を防ぐようにしても良い。また更
に、上述したような密封部材34を図8に示すような各
種噴射ノズル51,52,53の先端に貼着することで
湿気の侵入を防ぐようにしても良い。なお、図示したこ
れらの噴射ノズル51,52,53は、噴射口形状を変
更することで噴射範囲を異ならせたもので前述した噴射
ノズル5LMF,5RMF,5LMB,5RMB,5L
RU,5RRUの噴射範囲に適合したものを選択する。
例えば図8(a)の噴射ノズル51は、噴霧範囲を出来
るだけ広くなるように多くの孔51aが形成され、前述
した消火スタンド22L,22Rの先端部などに取り付
けられる。
【0036】上述した消火装置は、1つの粉末消火剤タ
ンク3が1台の織機2の消火を受け持つものであるが、
消火剤タンク3からの延びる消火剤供給管4を複数に分
岐させ、複数台の織機の消火装置を1つの消火剤タンク
3で受け持たせるようにしても良い。図9は、4台の織
機2の消火装置を1つの消火剤タンク3で受け持たせた
ものであり、消火剤タンク3から各織機2に消火剤供給
管4が配管され、各々に連通・遮断を制御する開閉弁1
0が介装される。これらの開閉弁10はその開閉作動
を、各織機2に設けられた火災センサ12の出力を入力
する1台の制御装置11によって制御されるようになっ
ており、制御装置11は、火災発生時、その情報を受け
た特定の織機2に配管されている供給管4の開閉弁10
を開き、消火剤タンク3からの消火剤を選択的に供給す
る。これにより、火災が発生した織機2に集中的に粉末
消火剤を噴射し、効果的な消火活動が達成される。
ンク3が1台の織機2の消火を受け持つものであるが、
消火剤タンク3からの延びる消火剤供給管4を複数に分
岐させ、複数台の織機の消火装置を1つの消火剤タンク
3で受け持たせるようにしても良い。図9は、4台の織
機2の消火装置を1つの消火剤タンク3で受け持たせた
ものであり、消火剤タンク3から各織機2に消火剤供給
管4が配管され、各々に連通・遮断を制御する開閉弁1
0が介装される。これらの開閉弁10はその開閉作動
を、各織機2に設けられた火災センサ12の出力を入力
する1台の制御装置11によって制御されるようになっ
ており、制御装置11は、火災発生時、その情報を受け
た特定の織機2に配管されている供給管4の開閉弁10
を開き、消火剤タンク3からの消火剤を選択的に供給す
る。これにより、火災が発生した織機2に集中的に粉末
消火剤を噴射し、効果的な消火活動が達成される。
【0037】図10は、以上説明した各消火装置の火災
発生から鎮火に至るまでの流れを、簡単なタイムチャー
トで示したものである。しかして、1流れパターンとし
ては、風綿等に発火後、火災センサ12が火災を検知し
たならば、制御装置11は直ちに織機運転を中止させ、
周囲に火災を報知(パトライト、ベル等の作動)し、同
時にオーバヘッドクリーナ等の織布工場の補助機器を停
止する。また、織機2への空気供給を遮断して配管の溶
融による勝手な空気噴射で風綿が飛ばされて他の織機が
延焼するのをできるだけ防止する。そして、火災報知後
所定時間(数秒〜数十秒)経過した後、対応する開閉弁
10を開き、コンプレッサからの圧力空気を空気供給管
8を介して消火剤タンク3に供給し、消火剤供給管4を
介して噴射ノズル5より粉末消火剤を噴射する。このと
き、前記火災報知後、所定時間内に作業者が火災状況を
確認し、制御装置11による開閉弁10の開動作を許
可、または禁止する。このようにすれば、火災センサ1
2の誤検知による誤った消火作動を防止することができ
る。
発生から鎮火に至るまでの流れを、簡単なタイムチャー
トで示したものである。しかして、1流れパターンとし
ては、風綿等に発火後、火災センサ12が火災を検知し
たならば、制御装置11は直ちに織機運転を中止させ、
周囲に火災を報知(パトライト、ベル等の作動)し、同
時にオーバヘッドクリーナ等の織布工場の補助機器を停
止する。また、織機2への空気供給を遮断して配管の溶
融による勝手な空気噴射で風綿が飛ばされて他の織機が
延焼するのをできるだけ防止する。そして、火災報知後
所定時間(数秒〜数十秒)経過した後、対応する開閉弁
10を開き、コンプレッサからの圧力空気を空気供給管
8を介して消火剤タンク3に供給し、消火剤供給管4を
介して噴射ノズル5より粉末消火剤を噴射する。このと
き、前記火災報知後、所定時間内に作業者が火災状況を
確認し、制御装置11による開閉弁10の開動作を許
可、または禁止する。このようにすれば、火災センサ1
2の誤検知による誤った消火作動を防止することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存の空気供給源から供給される圧力空気を使用して火災
発生場所に粉末消火剤を噴射するようにしたため、地球
環境上問題のあるようなガスを使用することなく、また
新たに工場内に消火設備用スペースを確保したり織機自
体を大型化することがなく低コストな消火装置を提供す
ることができる。なお、本発明の消火装置を空気の噴射
式織機に用いた場合には、緯入れ用空気供給源を粉末消
火剤圧送用として兼用することで、消火装置が、コンパ
クトになり、さらに低コストが図れる。また、複数台の
織機の消火装置を1台の消火剤タンクで受け持たせ、火
災の発生している織機にだけ粉末消火剤が供給されるよ
うにした場合には、さらに低コスト化が図れ、鎮火後の
復旧作業も容易となる。さらに空気供給管または消火剤
供給管の粉末消火剤タンクとの接続部、あるいは消火剤
供給管の消火剤噴射口に、外界とタンク内部空間との連
通を遮断する密閉部材を設けた場合には、外界からの湿
気による粉末消火剤の凝固が防止され、火災発生時にお
ける消火剤噴射を確実にすることができる。また、粉末
消火剤タンクを、弾性体を介して織機に支持させた場合
には、織機運転時の振動を利用して消火剤の凝固を防止
することができる。
存の空気供給源から供給される圧力空気を使用して火災
発生場所に粉末消火剤を噴射するようにしたため、地球
環境上問題のあるようなガスを使用することなく、また
新たに工場内に消火設備用スペースを確保したり織機自
体を大型化することがなく低コストな消火装置を提供す
ることができる。なお、本発明の消火装置を空気の噴射
式織機に用いた場合には、緯入れ用空気供給源を粉末消
火剤圧送用として兼用することで、消火装置が、コンパ
クトになり、さらに低コストが図れる。また、複数台の
織機の消火装置を1台の消火剤タンクで受け持たせ、火
災の発生している織機にだけ粉末消火剤が供給されるよ
うにした場合には、さらに低コスト化が図れ、鎮火後の
復旧作業も容易となる。さらに空気供給管または消火剤
供給管の粉末消火剤タンクとの接続部、あるいは消火剤
供給管の消火剤噴射口に、外界とタンク内部空間との連
通を遮断する密閉部材を設けた場合には、外界からの湿
気による粉末消火剤の凝固が防止され、火災発生時にお
ける消火剤噴射を確実にすることができる。また、粉末
消火剤タンクを、弾性体を介して織機に支持させた場合
には、織機運転時の振動を利用して消火剤の凝固を防止
することができる。
【図1】本発明による消火装置の概略構成図である。
【図2】図1に示す織機の平面図である。
【図3】図2の織機の前面図である。
【図4】図3のVI−VI線に沿う織機断面図である。
【図5】図2の織機に付設される火災センサの部分拡大
図である。
図である。
【図6】粉末消火剤タンクの部分断面図である。
【図7】織機上に載置される消火剤タンクを示す外観図
である。
である。
【図8】噴射ノズルの各種形態を示す図である。
【図9】1つの消火剤タンクから複数台の織機の粉末消
火剤を供給する消火装置の概略図である。
火剤を供給する消火装置の概略図である。
【図10】火災発生から鎮火までの本消火装置の一作動
例を示すタイムチャート図である。
例を示すタイムチャート図である。
1 消火装置 2 織機 3 消火剤タンク 4 消火剤供給管 6 粉末消火剤 7 コンプレッサ 8 空気供給管 10 開閉弁 11 制御装置 12 火災検知手段(火災センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 裕弘 東京都渋谷区幡ヶ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内 (72)発明者 松本 侃 東京都渋谷区幡ヶ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 織機内部に発生した火災を検知して、前
記織機内部の所定方向に向けて粉末消火剤を噴射ノズル
から噴射して消火する織機の消火装置であって、 織機に設けられた火災検知手段と、 前記粉末消火剤を収容して織機内部またはその近傍に設
置される粉末消火剤タンクと、 前記粉末消火剤タンクにその一端を接続し、前記タンク
内部の粉末消火剤を前記噴射ノズルに供給する消火剤供
給管と、 火災検知時、前記織機を設置している工場内空気供給源
からの圧力空気を前記粉末消火剤タンクに給気して、粉
末消火剤を粉末消火剤タンクより前記消火剤供給管を介
して前記噴射ノズルへと圧送する給気制御手段とを有す
ることを特徴とする織機の消火装置。 - 【請求項2】 前記織機は、噴射空気によって緯入れを
行う空気噴射式織機であって、前記工場内空気供給源
は、工場内に設置された緯入れ用空気供給源であること
を特徴とする請求項1に記載の織機の消火装置。 - 【請求項3】 前記消火剤供給管は、1つの粉末消火剤
タンクより複数台の織機へと配管され、前記給気制御手
段は、空気供給源からの空気を粉末消火剤タンクに導く
空気供給管と、各織機に対応して配管された消火剤供給
管に設けられ消火剤供給管を連通・遮断する開閉弁と、
火災検知手段からの信号を入力して火災発生下にある特
定の織機の開閉弁のみを選択して作動させる制御装置と
を有することを特徴とする請求項2に記載の織機の消火
装置。 - 【請求項4】 前記空気供給管または消火剤供給管の粉
末消火剤タンクとの接続部、または消火剤供給管の消火
剤噴射ノズルには、外界とタンク内部空間との連通を遮
断する密閉部材が設けられることを特徴とする請求項3
に記載の織機の消火装置。 - 【請求項5】 前記粉末消火剤タンクは、弾性体を介し
て織機に支持されることを特徴とする請求項4に記載の
織機の消火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7343095A JPH08269847A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 織機の消火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7343095A JPH08269847A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 織機の消火装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08269847A true JPH08269847A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13518030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7343095A Pending JPH08269847A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 織機の消火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08269847A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101041946B1 (ko) * | 2008-12-31 | 2011-06-20 | 김민기 | 온수를 이용한 소화장치 |
| JP2017530810A (ja) * | 2014-10-12 | 2017-10-19 | キー セーフティー システムズ、 インコーポレイテッドKey Safety Systems, Inc. | 高圧消火器 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7343095A patent/JPH08269847A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101041946B1 (ko) * | 2008-12-31 | 2011-06-20 | 김민기 | 온수를 이용한 소화장치 |
| JP2017530810A (ja) * | 2014-10-12 | 2017-10-19 | キー セーフティー システムズ、 インコーポレイテッドKey Safety Systems, Inc. | 高圧消火器 |
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