JPH082709Y2 - 経文用札 - Google Patents

経文用札

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JPH082709Y2
JPH082709Y2 JP1989012648U JP1264889U JPH082709Y2 JP H082709 Y2 JPH082709 Y2 JP H082709Y2 JP 1989012648 U JP1989012648 U JP 1989012648U JP 1264889 U JP1264889 U JP 1264889U JP H082709 Y2 JPH082709 Y2 JP H082709Y2
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光治 越山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、祭礼用具として用いられる経文用札に係
り、詳しくは、神、仏に対する宗教活動において信徒が
奉する宗教上の聖典、例えば仏像画やのりとを表示部に
記載し、お経などは音声で記憶させて祭礼を一層効果的
なものとしたものである。
〔従来の技術〕
種々の葬祭に用いられる祭礼用具として、経文用札が
広く知られる。一般に、このような経文用札は信仰の対
象となる神像,仏像などの本尊や高僧像その他仏閣のほ
かに聖典などを印刷その他の手段で表示したものが用い
られ、信徒などの使用者が記憶したものを口で唱えた
り、表示文章を見ながら声を出して読み取るものが用い
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような経文用札では、信仰対象のみが
表示記録されているだけで、看者に視覚のみに訴えるも
ののために単純であり、重厚さに乏しいと共に、霊験に
よる感応が少なく信仰高揚並びに教理養成のためにも限
界があって問題であった。
本発明では、これら従来の欠点を排除しようとするも
ので信仰対象のほかに信仰の真髄を高揚できる聖典名文
句,祈誓文などを音声として再現化し、かつ玄人の肉声
を発生させて視覚と聴覚とに訴え重厚さや祈誓に対する
効験をも大幅に増加できる経文用札を構成簡単で安価に
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、内表面に信仰対象となる像又は文字若しく
は符号を表示できる表記欄を形成した札台座と、該札台
座の縁部に折畳可能に設けられて前記表記欄を被覆可能
な扉部と、経文および伴奏の音声信号をデジタル信号で
記憶した音声データ用のICメモリ素子と、該ICメモリ素
子の記憶データを音声変換する音声合成部とを含み、電
池、アンプ、スピーカおよび制御部とスイッチ手段とか
らなる音声制御回路を前記ICメモリ素子および前記音声
合成部とともに前記札台座に内設するとともに、前記ス
イッチ手段を前記扉部の開閉によって操作するようにし
たことを特徴とする経文用札である。
〔作用〕
本発明の経文用札は、仏壇等に使用される祭礼用具に
適用される。そして、祭礼用具として用いる場合は、仏
壇などで礼拝する際に扉部を開いて表記欄を臨ませ、表
記欄の仏像画などを見ながら読教又は念仏を唱えるが、
扉部を開くことでスイッチ手段により電源がONとされ、
音声データのROM及び音声合成部でメモリ使用効率よく
アンプを介してアンプからの電気信号を音波に交換する
スピーカから読教音又は伴奏メロディを流し、神仏の御
真言又は経文句に合わせて合掌することができ、信仰高
揚を著しく良好にすることが可能であって、経文用札と
しての霊験あらたかな感応や効験による有難みや価値観
を大幅に高めることができて使用することができるもの
である。
〔実施例〕
本考案の実施例を祭礼用具として使用する経文用札の
例で図面を参照して説明すると、仏像画等の信仰対象を
表示できる表記欄1を内表面に有する略平板状の札台座
2に音声合成ユニットとして音声信号をデジタル信号と
して入力したICメモリ素子3と音声合成部4とを含み電
源5とアンプ6のあるスピーカ7,ローパスフィルタ及び
DAコンバータとパラレル・シリアルコンバータなどの制
御部8とスイッチ手段9とからなる音声制御回路を備
え、この札台座2又はプレートに前記表記欄1を被覆す
る扉部10,10を折曲線11で開閉自在に配備してある。
この場合、前記扉部10は片側のみで二つ折りにしたカ
ード状物でもよいが、札台座2の両側縁に設けた折曲線
11,11を介して開閉自在の扉部10,10をそれぞれ備えて両
開きカード状物としてもよく、経文の音声制御回路が形
成されたプリント基板12を札台座2内の扉部10との重合
部分に組込み、このプリント基板12に扉部10の開閉によ
って操作されるスイッチ手段9を設けた経文用札とする
のがよい。
また該扉部10の内面又は外面若しくは内外両面に御真
言,経文,名文句その他寺社,家紋など必要な表示事項
13,14,15,16を適宜選んで付設表示することができる。
また、本願経文用札2を封入袋に入れておみくじ類とす
ることもできる。
前記音声制御回路にメロディ記録素子31を備え、伴奏
発生器21及び変調器23とを設けて主旋律に従って伴奏音
声を前記札台座2の両側に隔てて配備したスピーカ7,7
から出すようにして立体感を出すようにするのも効果的
である。即ち、音声合成ユニットを札台座2の上方中央
部に配置し、隔てて二つのスピーカを配備してステレオ
効果をあげるようにする。
なお、音声合成ユニットとしては、必要に応じ外部か
ら音声合成ユニットの制御が可能なように音声データ又
はメロディデータをICメモリ素子3に書き込む場合に用
いる外部コントロール端子101群と外部にスピーカをつ
ける場合に用いる外部出力端子102とを備えてあるが、
前記音声合成ユニットを札台座の上方中央部に配置し、
札台座の両側に隔てて二つの扉部にスピーカを配備して
もよいし、高僧その他専門家の肉声、若しくは、メロデ
ィでの音声信号としてのアナログ信号をデジタル信号と
して入力しうるICメモリ素子3で音声制御回路を備える
ように構成してもよい。
前記音声合成部4はADM,ADPCM,PARCORなどによるメモ
リ使用効率のよい音声合成用LSIを用い、また前記ICメ
モリ素子3としては、音声データROM,EPROM,EEPROM,OTP
ROMなどが用いられ、前記電源5としてはスピーカ7を
駆動するのに十分な容量を持ったリチウム電池,酸化銀
などのマイクロ電池を用い回路中に設けられる導電性ソ
ケット機構、例えば+−ターミナルが絶縁態様下にあっ
て電池を嵌合保持できる構成に電池が着脱自在に備えら
れて電源部としてある。
また、前記スイッチ手段9は折曲線11で折畳自在の札
台座2を開いたときに起動するメカニカルスイッチのほ
かに光センサ、例えばCDSセルなどが選んで用いられ
る。
なお前記光センサを用いた場合には、光が当たると、
回路全体に電源が供給され、再生がスタートできるよう
にし、かつ光を遮ると、電源は無条件に切れ、待機状態
になると共に再生が終了した後も遮光されない時は、オ
ートストップ機能により、電源を切る機構とするのがよ
い。例えば光センサによる起動回路としては、第5〜6
図に示すように、CDSセル30及びCDS及びバイアス設定用
抵抗RR1には常に電流が流れている(RR1を大きくすると
感度が高くなる)。このCDSセル30に光が当たるとイン
バータNS1の出力が“H"となりコンデンサCC1と通してQ1
のエミッタはVCCレベルに引き上げられる。そしてイン
バータNS2出力“L"となり、トランジスタTR1がオンし、
電源が供給され、同時に第6図(A)の音声合成ユニッ
トのコンデンサC12によりACLにリセットがかけられ、音
声合成がスタートする。
トランジスタQ1のベースとGND間の電位はVCCレベルで
あるが、CC1の放電に比例して次第に低下してゆき、イ
ンバータNS2のスレッショルドレベルに達すると、イン
バータNS2の出力は“H"となるのでトランジスタTR1はオ
フとなり、電源供給がストップする。
音声合成の再スタートのためには、CDSセル30の光を
遮断し、インバータNS1出力を“H"にし、コンデンサCC1
をプリチャージ可能状態としなければならない。
DMA=“H"すなわちプログラム時はインバータNS2出力
=“H"、インバータNS3=“H"となり、無条件にDMAモー
ドにセットされる(RED=“H"、PD=“L"、WR=
“L")。
この場合、光センサと抵抗とコンデンサによる静電容
量による時間をコントロール5〜60secするオートスト
ップ機構31を備えるのがよい。即ち第6図(A)(B)
のように音声ユニットの変更点を得る構成と、タイマは
CRによる時定数回路で構成し、トランジスタを使用して
見かけ上の時定数を大きくするのが好ましい。
また時間のみでなく、繰り返し発音回路をIC素子を組
み込んでコントロールする形態とすることもできる。
前記札台座2は、所定厚みのある台紙又はプレート類
を用いてあるが、偏平状のケース、その他重厚さのある
感じのでるのに適した形状のものが用いられ、必要に応
じて単板又は複合板として包袋にはいるような形態とし
たり、その他の材料のプレートを選んで用いられる。
なお前記スピーカーシステム,及びスイッチ手段9を
含む前記音声制御回路が、即ち、メロディユニットとし
ては第4図例のように主旋律発生器20と伴奏発生器21を
内蔵し、各スピーカ7,7をオーディオ用ハイファイスピ
ーカとして用い、音の広がり臨場感を増し、かつ音源の
左右,遠近がはっきりとして方向定位が可能となる特性
を生かすようにしてある。
図4中、22はコントローラ、23は変調器、24はテンポ
発生器、25はビート発生器、26は発振器、27はラッチ回
路である。
そして、これらスピーカシステム等を含む制御回路は
プリント基板12に備えつけられたものであって、該プリ
ント基板12を前記札台座2に貼着重合又は嵌合組込み、
カバーシートで被覆定着して、前記スイッチ手段9を光
センサを用いる場合には該部分を窓孔とすることが考慮
される。また扉部又はカバーシートは札台座又はプリン
ト基板の形態によっては省略してもよく、またプリント
基板を用紙中にサイドウイッチ状に封入した形態ではカ
バー又は扉部は必要がない。
なお前記札台座の表面又は内面には表記欄を設けたり
図柄模様にしたり、他のデザイン図形を印刷したりその
他例えば押しばなやしおりの付属品を貼着したり、表記
欄は記入又は不記入とすることが選んでできる。
また、前記ICメモリ素子3への音声を入力する際には
磁気テープにアナログ量のまま録音したのち変調器でデ
ルタ変調(DM)または適応形デルタ変調(ADM)してデ
ジタル量に変化して符号化し、専用のROMライタによりR
OMカードに書き込めばよい。例えば、外部より音声をプ
リアンプ、ローパスフィルタ及びA/Dコンバータを経て
デジタル信号処理部と音声データ圧縮部及びメモリ制御
部からRAMをもって電気的に符号化変換して前記ICメモ
リ素子3のROMに書き込むことができ、この場合、この
符号化変換方式はクロック発振部とアドレスカウンタが
活用されるが、PCM,DPCM,ADPCM等、その他適切なもので
よい。
さらに前記ICメモリ素子3としては不揮発性メモリ
(ROM)を用いるが、例えばメモリ容量(キロビット)
はサンプリング周波数、使用ビット数によって決まるの
で、16〜512或いは1M、それ以上のもののEPROMを用いる
のもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、信仰対象となる像又は文字若しくは符号を
表示できる表記欄を形成した札台座で経文用札を構成
し、該札台座の縁部に折畳可能に設けられて前記表記欄
を被覆可能な扉部と、経文または伴奏を音声信号として
アナロク信号をデジタル信号として入力した音声データ
用のICメモリ素子と、該ICメモリ素子のメモリで音声変
換する音声合成部とを含み、電源、アンプ、スピーカお
よび制御部とスイッチ手段とからなる音声制御回路を札
台座に内設し、前記スイッチ手段を前記扉部の開閉によ
って操作するようにしたことにより、祭礼用具として用
いた場合、礼拝の際に扉部を開くことで立体感ある音声
を経文用札から聴取することができ、リアルな感情をも
そのまま再現化されて伝えられ、信仰対象のほかに信仰
の真髄を高揚できる聖典各文句,祈誓文などを音声とし
て再現化し、かつ玄人の肉声を発生させて視覚と聴覚と
に訴え重厚さや祈誓に対する効験をも大幅に増加できる
径文用札とでき、音色もよく感覚的に違和感を生ずるこ
となく聴取でき信仰への効用を大幅に向上できるもので
あり、しかも専用設備の必要性もなくどこの場所におい
ても活用できる便利さもある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は展開斜視図、第
2図は折畳状態の斜視図、第3図は音声合成ユニットの
回路ブロック図、第4図はメロディ用LSIの回路ブロッ
ク図、第5図は光センサによる起動回路図、第6図A・
Bは音声ユニット回路図である。 1……表示欄、2……札台座、3……ICメモリ素子、4
……音声合成部、5……電源、6……アンプ、7……ス
ピーカ、8……制御部、9……スイッチ手段、10……扉
部、101……外部コントロール端子、102……外部出力端
子、11……折曲線、12……プリント基板、13,14,15,16
……表記事項。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関山 哲夫 東京都足立区保木間町3―24―14 (56)参考文献 特開 昭62−277920(JP,A) 実開 昭60−141272(JP,U) 実開 昭61−71476(JP,U) 実開 昭61−19276(JP,U) 実公 昭60−39266(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内表面に信仰対象となる像又は文字若しく
    は符号を表示できる表記欄を形成した札台座と、該札台
    座の縁部に折畳可能に設けられて前記表記欄を被覆可能
    な扉部と、経文の音声信号をデジタル信号で記憶した音
    声データ用のICメモリ素子と、該ICメモリ素子の記憶デ
    ータを音声変換する音声合成部とを含み、電池、アン
    プ、スピーカおよび制御部とスイッチ手段とからなる音
    声制御回路を前記ICメモリ素子および前記音声合成部と
    ともに前記札台座に内設するとともに、前記スイッチ手
    段を前記扉部の開閉によって操作するようにしたことを
    特徴とする経文用札。
JP1989012648U 1989-02-07 1989-02-07 経文用札 Expired - Lifetime JPH082709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989012648U JPH082709Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 経文用札

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989012648U JPH082709Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 経文用札

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104392U JPH02104392U (ja) 1990-08-20
JPH082709Y2 true JPH082709Y2 (ja) 1996-01-29

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ID=31222273

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JP1989012648U Expired - Lifetime JPH082709Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 経文用札

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039266U (ja) * 1983-08-25 1985-03-19 日本電気株式会社 イオンレ−ザ管
JPS60141272U (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 株式会社 タカラ メツセ−ジカ−ド
JPS6119276U (ja) * 1984-07-06 1986-02-04 正博 吉川 音声発声カタログ
JPS6171476U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15

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