JPH082711A - 新聞への自動広告折り込み装置 - Google Patents

新聞への自動広告折り込み装置

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JPH082711A
JPH082711A JP15525494A JP15525494A JPH082711A JP H082711 A JPH082711 A JP H082711A JP 15525494 A JP15525494 A JP 15525494A JP 15525494 A JP15525494 A JP 15525494A JP H082711 A JPH082711 A JP H082711A
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JP15525494A
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Hiroshi Maeda
博 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新聞に広告を折り込むコンパクトで音の静か
な装置を提供する。 【構成】 広告(100)と、4つ折りした新聞(10
1)を、同じ方向に傾斜して積み重ねたものの上端が、
傾斜した同一平面上にほぼ一致していて、広告(10
0)の方が高い位置にあって、新聞開き用吸盤(31)
で新聞を4つ折り目から開いてその開口部に広告用吸盤
(30)で持ち上げた広告を傾斜に沿って滑り込ませて
折り込み、この折り込み済新聞(102)を折り込み済
新聞用吸盤(32)で持ち上げて、同様に傾斜に沿って
滑らせて、折り込み済新聞置場(6)に積み重ねるもの
で、これら各吸盤用の負圧源として電動機によりピスト
ンが往復動するエアシリンダ(65)の負圧側を利用す
ることにより、負圧源から発生する騒音を大幅に軽減し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4つ折した新聞(以下
単に新聞と呼ぶ)への自動広告折り込み装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】新聞販売店において、新聞に広告を折り
込む作業は夜明け前の人が寝静まっている時刻に行われ
るもので、従来は殆ど手作業で行われていたが、大変手
数のかかる仕事であり、これを機械化したものも一部で
使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の機械化したもの
は装置が大型で高価であり、一般の小規模な販売店では
設置できないといった問題と、例えば特開平3−205
261号公報に示されているように新聞を開くのと、新
聞に挿入するために広告を掴むための動力に真空を利用
する場合が多いが、この真空発生源である真空ポンプ等
がかなりの騒音を発するため近所の安眠妨害となると言
った問題があって、広く普及されていないのが現状であ
る。
【0004】本発明は、前記した従来の問題点に鑑みて
これを解消するコンパクトで音の静かな新聞への自動広
告折り込み装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するため
の本発明に係わる新聞への自動広告折り込み装置は、本
体の正面に、適当な間隔をもって平行して直立または斜
立する広告ガイドと、この広告ガイドよりも丈の低い新
聞ガイドを立設し、この広告ガイドの反新聞ガイド側の
側面を広告当て面とし、上記新聞ガイドの上記広告ガイ
ドに対向する側面を新聞当て面とし、この新聞ガイドの
反新聞ガイド側の側方に、折り込み済新聞置場を設けて
いる。
【0006】上記広告ガイドの上端を、上記広告当て面
の頂部から上記新聞当て面の頂部近傍に向かって下降傾
斜した広告滑落面とし、上記新聞ガイドの上端を、上記
新聞当て面の頂部から上記折り込み済新聞置場方向に下
降傾斜した折り込み済新聞滑落面としている。
【0007】上記広告当て面と上記新聞当て面にそれぞ
れ沿って昇降する広告載置板と新聞載置板を設け、この
広告載置板と新聞載置板上に積み重ねられた広告および
新聞の最上部を、上記広告当て面及び新聞当て面のそれ
ぞれ頂部近くに常に位置させるための、上記広告載置板
と新聞載置板を昇降させる昇降手段を備えている。
【0008】上記広告当て面の頂部近傍に広告用吸盤
を、上記新聞当て面の頂部近傍に新聞開き用吸盤と折り
込み済新聞用吸盤を、それぞれ真空源に連なりかつ可動
アームの先端に取り付けて設けている。
【0009】上記広告用吸盤と、新聞開き用吸盤と、折
り込み済新聞用吸盤のための真空源に、電動機によりピ
ストンを往復動させるエアシリンダの負圧側を利用する
構成としている。
【0010】上記広告載置板を上記広告当て面に対して
鋭角に配置し、上記新聞載置板を上記新聞当て面に対し
て、最下位において直角に位置し引き上げる時直角から
鋭角に変化する構成としている。
【0011】また、前記広告滑落面及び折り込み済新聞
滑落面近傍に、上下一対のロールの一方または両方を動
力により駆動して、広告および折り込み済新聞を繰り落
とすピンチロールを設ける場合もある。
【0012】
【作用】広告載置板上に広告当て面に沿って広告を積み
重ね、同様に新聞載置板上に新聞当て面に沿って新聞を
積み重ねると、その広告と新聞は最上部のものが一部減
る毎に常に広告当て面と新聞当て面の上端部に位置させ
るべく広告載置板と新聞載置板が上昇するように制御さ
れる。
【0013】新聞開き用吸盤で最上部の新聞の反折り目
側近くを吸着して折り目から開いた状態とし、広告用吸
盤で最上部の広告を吸着し少し持ち上げて広告滑落面の
上方で吸引を開放すると、広告は広告滑落面に落下した
のち滑落して開いた新聞の開口部に滑り込む。
【0014】続いて新聞開き用吸盤の吸引を開放して新
聞を閉じた後、折り込み済新聞用吸盤で折り込み済新聞
の折り目側近くを吸着し少し持ち上げて折り込み済新聞
滑落面の上方で吸引を開放すると、この折り込み済新聞
は折り込み済新聞滑落面上に落下したのち滑落して落下
部に形成されている折り込み済新聞置場に落ちて一部の
新聞に広告折り込みが完了する。この動作を繰り返し連
続することで折り込み済新聞が折り込み済新聞置場に順
次積み重ねられる。
【0015】この一連の真空吸着の真空源に、電動機に
よりピストンを往復動させる空圧シリンダーの負圧側を
利用するため、従来の真空ポンプを使用するものに比べ
て騒音の発生が殆ど無くて静かな運転ができる。
【0016】
【実施例】以下この発明を、例示図面に基づいて詳細説
明する。図1は本発明に係わる新聞への自動広告折り込
み装置の正面図、図2は図1をA−A線方向に見た側面
図、図3は前側上部のカバー部を除いた平面図であっ
て、箱型の本体(1)の前側に直立した広告ガイド
(2)と、新聞ガイド(3)が平行に形成され、それぞ
れの右側面が広告当て面(4)及び新聞当て面(5)と
なっていて、新聞に折り込もうとする広告の折り目側を
広告当て面(4)に当て、新聞の折り目側を新聞当て面
(5)に当てて積み重ねられる。本体(1)の上端部に
はカバー部(1a)が前方に突出して設けてあり、この
カバー部(1a)には正面にスイッチ盤(1b)が取り
付けてある。
【0017】新聞ガイド(3)の反新聞当て面側の側方
に、折り込み済新聞置場(6)を設けてあり、この折り
込み済新聞置場には、本体(1)から跳ね出し式の折り
込み済新聞当て板(7)が設けてあり、不使用時には本
体(1)内にたたみ込んで形態を小型化するようにして
ある。
【0018】広告ガイド(2)の高さは新聞ガイド
(3)よりも高く、広告ガイド(2)の上端は広告当て
面(4)の頂部から新聞ガイド(3)の頂部に向かって
下降傾斜した広告滑落面(8)が形成され、さらに新聞
ガイド(3)の上端は新聞当て面の頂部から折り込み済
新聞置場(6)に向かって下降傾斜した折り込み済新聞
滑落面(9)が形成されている。
【0019】(10)は広告載置板で、広告滑落面
(8)とほぼ平行する角度に傾斜していて、広告当て面
(4)に沿って昇降するもので、図5及び図6に詳細を
示す如く正面壁(12)と平行して本体(1)の内部に
設けてある機器取付板(13)に広告当て面(4)と平
行に取り付けた第1リニアモーションレール(14)に
第1リニアモーションブロック(15)が移動自在に嵌
装され、この第1リニアモーションブロック(15)か
ら突出する広告載置板軸(16)が、正面壁(12)に
設けた広告当て面(4)と平行する第1長孔(17)を
貫通して正面壁(12)から突出していて、この広告載
置板軸(16)に正面壁(12)の外側で広告載置板
(10)が取り付けられている。
【0020】そして、第1昇降モーター(18)により
駆動される第1昇降チェーン(19)が、機器取付板
(13)に第1リニアモーションレール(14)と平行
に張設され、この第1昇降チェーン(19)に第1リニ
アモーションブロック(15)が取り付けてあって、こ
の第1昇降チェーン(19)の駆動により第1リニアモ
ーションブロック(15)が第1リニアモーションレー
ル(14)に沿って移動して広告載置板(10)を昇降
させ、この広告載置板(10)上に傾斜状態で積み重ね
られている広告(100)の最上端が常に広告当て面
(4)の最上端部に位置せしめるように、広告(10
0)が一部減る毎にその広告の厚み分だけ広告載置板
(10)を持ち上げるように第1昇降モーター(18)
が制御される。
【0021】(11)は新聞載置板で、図5、図6に詳
細を示す如く、広告ガイド(2)と新聞ガイド(3)の
間にあって、折り込み済新聞滑落面(9)とほぼ平行す
る角度に傾斜して、新聞当て面(5)に沿って昇降する
ものであるが、最下位において図5に仮想線にて示す如
く水平状態になっており、この水平状態から傾斜状態に
変化したのち昇降するように構成されている。この昇降
の制御は従来から一般に行われている公知技術によるも
のであり、詳細を省略する。
【0022】この新聞載置板(11)の構成は、新聞
(101)を載せる場合の広告載置板(10)に広告
(100)を載せる場合と異なる条件として、右側に広
告ガイド(4)が高く立っていて開放されていないので
新聞を傾斜して積み重ねることが困難なために、最初は
水平状態で積むことで積み重ねやすくし、新聞載置板
(11)を機械力により強制的に傾斜させて積み重ねた
新聞(101)を傾斜させるものである。
【0023】このような機能をもたせるために、機器取
付板(13)に新聞当て面(5)と平行に取り付けた第
2リニアモーションレール(20)に沿って移動する第
2リニアモーションブロック(21)が嵌装され、この
第2リニアモーションブロック(21)に回転自在に支
持されている新聞載置板軸(22)が、正面壁(12)
に設けた新聞当て面(5)と平行する第2長孔(23)
を貫通して正面壁(12)から突出していて、この新聞
載置板軸(22)に正面壁(12)の外側で新聞載置板
(11)が取り付けられるとともに、正面壁(12)の
内側に新聞載置板(11)と平行する連結アーム(2
4)の一端が固定されている。
【0024】第2リニアモーションレール(20)に
は、さらに第3リニアモーションブロック(25)が第
2リニアモーションブロック(21)より上方に位置し
て移動自在に嵌装されており、この第3リニアモーショ
ンブロック(25)には新聞当て面(5)と直交する方
向に延びるブロックアーム(25a)が延設してあっ
て、このブロックアーム(25a)の先端と連結アーム
(24)の先端とが連結リンク(26)により回動自在
に連結されている。
【0025】また、この第3リニアモーションブロック
(25)の一側面から垂下し、先端にフック(25c)
持つ連動バー(25b)が設けてあり、さらに第2昇降
モーター(27)により駆動される第2昇降チェーン
(28)が、機器取付板(13)に第2リニアモーショ
ンレール(20)と平行に張設され、この第2昇降チェ
ーン(28)に第3リニアモーションブロック(25)
から延設されているブロックアーム(25a)の先端が
取り付けてある。
【0026】今、図5に仮想線で示す如く新聞載置板
(11)が最下部あって、新聞当て面(5)と直交する
方向の水平状態で、新聞(101)が水平に積み重ねて
あり、第2リニアモーションブロック(21)と第3リ
ニアモーションブロック(25)が重なりあっている状
態から、第2昇降モーター(27)を起動して第2昇降
チェーン(28)が駆動され第3リニアモーションブロ
ック(25)が引上げられると、先ず第3リニアモーシ
ョンブロック(25)が引き上げられ連結リンク(2
6)と連結アーム(24)を経て新聞載置板軸(22)
が回動し、新聞載置板(11)が徐々に傾斜して、その
上に積まれている新聞(101)を傾斜させる。
【0027】かくして、新聞載置板(11)が折り込み
済新聞滑落面(9)と同じ角度まで傾斜したとき、第3
リニアモーションブロック(24)から垂下している連
動バー(25b)の下端のフック(25c)が図1およ
び図5に破線で示す如く第2リニアモーションブロック
(21)の下端に引っ掛かって、この第2リニアモーシ
ョンブロック(21)を一緒に引き上げるため、新聞載
置板(11)の傾斜は以後一定して上昇する。
【0028】この新聞(101)の上昇も前記した広告
の場合と同様に、最上部のものが新聞当て面(5)の上
端と常にほぼ一致しているように第2昇降モーター(2
7)の回転を制御するもので、上端の新聞(101)の
1部が除かれる毎にその新聞の厚み分だけ新聞載置板
(11)を引き上げるものであり、その制御も前記した
広告(100)の場合と同様である。
【0029】続いて広告(100)の吸引と、新聞(1
01)の開きと、折り込み済新聞(102)の吸引に関
する構造を説明すると、(30)は広告用吸盤、(3
1)は新聞開き用吸盤、(32)は折り込み済新聞用吸
盤で、それぞれが正面壁(12)と平行する第1可動ア
ーム(30a)、第2可動アーム(31a)、第3可動
アーム(32a)から下向きに突出した第1吸管(30
b)、第2吸管(31b)、第3吸管(32b)の先端
に下向きに取り付けてある。
【0030】第1可動アーム(30a)、第2可動アー
ム(31a)、第3可動アーム(32a)はそれぞれが
正面壁(12)の方向に90°折れ曲がって、正面壁
(12)に設けた第1円弧長孔(33)、第2円弧長孔
(34)、第2円弧長孔(35)を貫通して、正面壁
(12)の裏側で下向きに再び90°折れ曲がってその
下端が、機器取付板(13)に取り付けた第1軸受(3
6)、第2軸受(37)、第3軸受(38)に支持され
ている第1回動軸(39)、第2回動軸(40)、第3
回動軸(41)に固定されている。
【0031】この第1可動アーム(30a)と第3可動
アーム(32a)は、広告(100)および折り込み済
新聞(102)を持ち上げたときの折り目側端近傍の直
下は広告滑落面(8)および折り込み済新聞滑落面
(9)の上方に位置するように配置されていて、そのま
ま吸引を開放すると、折り目側端は直下の広告滑落面
(8)および折り込み済新聞滑落面(9)に載せられ
て、傾斜に沿って滑落するものである。
【0032】第1回動軸(39)、第2回動軸(4
0)、第3回動軸(41)の他端は、機器取付板(1
3)の裏側で、第1カム用アーム(42)、第2カム用
アーム(43)、第3カム用アーム(44)の一端が固
定してあり、この第1カム用アーム(42)、第2カム
用アーム(43)、第3カム用アーム(44)の他端に
は第1カムフォロア(42a)、第2カムフォロア(4
3a)、第3カムフォロア(44a)が取り付けてあっ
て、それぞれが機器取付板(13)に取り付けた軸受に
回転自在に支持されている第1カム軸(45)、第2カ
ム軸(46)、第3カム軸(47)に固定した第1扇形
カム(48)、第2扇形カム(49)、第3扇形カム
(50)が当接している。
【0033】また、第1カム軸(45)、第2カム軸
(46)、第3カム軸(47)には、機器取付板(1
3)に取り付けてある第1エアバルブ(51)、第2エ
アバルブ(52)、第3エアバルブ(53)を開閉する
ための別の第1バルブ開閉カム(54)、第2バルブ開
閉カム(55)、第3バルブ開閉カム(56)と、第1
スプロケット(57)、第2スプロケット(58)、第
3スプロケット(59)が取り付けてあって、機器取り
付け板(13)に取り付けてある駆動モーター(60)
に取り付けられる駆動スプロケット(61)から第1ス
プロケット(57)、第2スプロケット(58)、第3
スプロケット(59)と、2個のアイドルスプロケット
(62),(63)にカム駆動チェーン(64)が懸回
されていている。
【0034】、このカム駆動チェーン(64)の駆動に
より第1扇形カム(48)、第2扇形カム(49)、第
3扇形カム(50)が回動して、第1カムフォロア(4
2a)、第2カムフォロア(43a)、第3カムフォロ
ア(44a)、第1カム用アーム(42)、第2カム用
アーム(43)、第3カム用アーム(44)、第1回動
軸(39)、第2回動軸(40)、第3回動軸(4
1)、第1可動アーム(30a)、第2可動アーム(3
1a)、第3可動アーム(32a)、第1吸管(30
b)、第2吸管(31b)、第3吸管(32b)を経
て、広告用吸盤(30)、新聞開き用吸盤(31)、折
り込み済新聞用吸盤(32)が図9,図10に示す実践
の位置から仮想線の位置まで下向きに回動し、再び実線
の位置まで復帰させる。
【0035】(65)はエアシリンダで、機器取付板
(13)の裏側にあって後端を軸支(66)し、ピスト
ンロッド(65a)の先端には、駆動モーター(60)
からシリンダ駆動チェン(67)により駆動されるクラ
ンク軸(68)に一端を固定したクランクアーム(6
9)の他端が回動自在に連結ピン(65c)により連結
され、このクランクアーム(69)の回転によりピスト
ン(65b)が往復動して、このピストン(65b)の
前後に交互に生じる負圧を、広告用吸盤(30)と、新
聞開き用吸盤(31)と、折り込み済新聞用吸盤(3
2)に供給するもので、負圧の反対側に生じる正圧は逆
止弁(図示省略)経て大気に放出する。
【0036】(70)は第1エア回路、(71)は第2
エア回路、(72)は第3エア回路で、図4に示すごと
く第1エア回路(70)は、エアシリンダ(65)の一
端から第1エアバルブ(51)を経て第1吸管(30
b)結んで広告用吸盤(30)に吸引のための負圧空気
をタイミングを計って供給し、第2エア回路(71)
は、同じくエアシリンダ(65)の一端から第2エアバ
ルブ(52)を経て第2吸管(31b)結んで新聞開き
用吸盤(31)に吸引のための負圧空気をタイミングを
計って供給し、第3エア回路(72)は、エアシリンダ
(65)の他端から第3エアバルブ(53)を経て第3
吸管(32b)を結んで折り込み済新聞用吸盤(32)
に吸引のための負圧空気をタイミングを計って供給す
る。
【0037】広告滑落面(8)と、折り込み済新聞滑落
面(9)に、広告(100)および折り込み済新聞(1
02)の滑落を助勢して早めるための図7、図8に示す
上下一対の第1ピンチロール(73),(73a)と第
2ピンチロール(74),(74a)を設ける場合があ
り、下側の第1ピンチロール(73)、第2ピンチロー
ル(74)は広告滑落面(8)および折り込み済新聞滑
落面(9)の下側にあって、広告滑落面(8)および折
り込み済新聞滑落面(9)に設けたピンチロール窓(7
5),(76)に円弧面を臨ませてあり、その軸は機器
取付板(13)に固定した軸受(77)に支持され、軸
端に歯付プーリ(78)が取り付けてあって、別の場所
に取り付けられているピンチロール用モーター(79)
により駆動される歯付ベルト(80)を懸回して回転さ
せている。
【0038】そして上側の第1ピンチロール(73
a)、第2ピンチロール(74a)は、軸端がピンチロ
ールアーム(81),(81a)の先端に取り付けてあ
って、このピンチロールアーム(81),(81a)の
他端の支持点(82),(82a)を起点として自重に
より下側のピンチロール(73),(74)に当接して
いる。
【0039】次に広告(100)を新聞(101)に折
り込む動作を説明する。図9に示す如く、広告用吸盤
(30)と新聞開き用吸盤(31)が実線の状態にあっ
て、操作盤(1b)を操作して運転状態に入ると、第1
扇形カム(48)、第2扇形カム(49)が回転して第
1可動アーム(30a)、第2可動アーム(31a)が
下向きに回動して仮想線で示す如く広告(100)の折
り目近くと新聞(101)の反折り目側の端近くに広告
用吸盤(30)と、新聞開き用吸盤(31)が当接して
吸引し、再び元の実線で示す位置に戻すことにより、広
告(100)の折り目側を持ち上げるとともに、新聞
(101)を4つ折り目から開く。
【0040】続いて広告用吸盤(30)の吸引を止める
と広告の折り目側の端部が自重で落下して、折り目側端
近くが広告滑落面(8)に乗ることとなり、広告(10
0)の傾斜と広告滑落面(8)の傾斜はほぼ一致してい
るため広告(100)がP矢印に示す如く滑落して、開
いている新聞(101)の開口部に滑り込み、続いて新
聞開き用吸盤(31)の吸引を止めて、新聞(101)
閉じる。
【0041】こうして新聞の最上部の一部のみに広告
(100)が折り込まれると、次に図10に示す如く実
線の状態にある第3可動アーム(32a)が下向きに回
動して仮想線で示す如く折り込み済新聞(102)の折
り目近くに折り込み済新聞吸盤(32)を当接させて吸
引し、再び元の実線で示す位置に戻すことにより、折り
込み済新聞(102)の折り目近く持ち上げる。
【0042】続いて折り込み済新聞吸盤(32)の吸引
を止めると、折り込み済新聞(102)の折り目側の端
部が自重で落下して折り込み済新聞滑落面(9)に乗る
こととなり、折り込み済新聞(102)の傾斜と折り込
み済新聞滑落面(9)の傾斜がほぼ一致しているため、
折り込み済新聞(102)がQ矢印の方向に滑落して折
り込み済新聞置場(6)に積み上げられる。
【0043】かくして積み重なっている広告(100)
と新聞(101)の最上部の一部が取り除かれると、前
記した如く積み重なっている広告(100)と新聞(1
01)が取り除かれた一部の厚み分だけ自動的に持ち上
げられて、連続して同じ動作を自動的に順次繰り返すも
のである。
【0044】なお、広告滑落面(8)および折り込み済
新聞滑落面(9)上での滑落を助勢する前記した第1ピ
ンチロール(73)と第2ピンチロール(74)を設け
た場合は作業速度を高めて能率の向上を果たすことがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した本発明に係わる新聞への自
動広告折り込み装置によれば、広告と新聞を平行して傾
斜に積み重ね、その上端の傾斜面が広告の方が高い位置
にあってほぼ一直線となるようにし、さらに広告と新聞
の間にこの傾斜面とほぼ一致する広告滑落面を形成し、
さらに傾斜して積み重なっている新聞の背後にもこの傾
斜面とほぼ一致する折り込み済新聞滑落面を形成したこ
とにより、広告及び折り込み済新聞を吸引して持ち上げ
た状態で吸引を止めるのみで自然落下して広告は広告滑
落面上に落下し滑落して、折り込み済新聞の開口部に滑
り込むとともに、折り込み済新聞も同様に折り込み済新
聞滑落面上に落下し滑落して、折り込み済新聞置場に積
み重なる新聞への広告折り込みの自動化を簡単でコンパ
クトな装置により果たすことができる。
【0046】また、広告の持ち上げと、新聞の開きと、
折り込み済新聞の持ち上げを果たす吸盤の吸引源に、駆
動用モーターにより往復動するエアシリンダの負圧側を
利用したことにより、騒音を発する真空ポンプを不要と
し騒音を大幅に軽減して、深夜作業を可能にすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部欠截正面図であ
る。
【図2】図1をA−A矢方向に見た側面図である。
【図3】図1の前側上部のカバー部を取り除いた状態を
示す平面図である。
【図4】吸盤関係の構造を示す正面図である。
【図5】広告載置板と新聞載置板関係を示す部分正面図
である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】広告滑落面と折り込み済新聞滑落面にピンチロ
ールを設けた例を示す一部欠截正面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】広告を新聞に折り込む動作の説明図である。
【図10】折り込み済新聞を折り込み済新聞置場に送る
動作の説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 広告ガイド 3 新聞ガイド 4 広告当て面 5 新聞当て面 6 折り込み済新聞置場 7 折り込み済新聞当て板 8 広告滑落面 9 折り込み済新聞滑落面 10 広告載置板 11 新聞載置板 13 機器取付板 14 第1リニアモーションレール(昇降手段) 15 第1リニアモーションブロック(昇降手段) 16 広告載置板軸(昇降手段) 17 第1長孔(昇降手段) 18 第1昇降モーター(昇降手段) 19 第1昇降チェーン(昇降手段) 20 第2リニアモーションレール(昇降手段) 21 第2リニアモーションブロック(昇降手段) 22 新聞載置板軸(昇降手段) 23 第2長孔(昇降手段) 24 連結アーム(昇降手段) 25 第3リニアモーションブロック(昇降手段) 25a ブロックアーム(昇降手段) 25b 連動バー(昇降手段) 25c フック(昇降手段) 26 連結リンク(昇降手段) 27 第2昇降モーター(昇降手段) 28 第2昇降チェーン(昇降手段) 30 広告用吸盤 30a 第1可動アーム 31 新聞開き用吸盤 31a 第2可動アーム 32 折り込み済新聞用吸盤 32a 第3可動アーム 60 駆動用モーター 65 エアシリンダ(真空源) 73 第1ピンチロール 73a 第1ピンチロール 74 第2ピンチロール 74a 第2ピンチロール 100 広告 101 新聞 102 折り込み済新聞

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の正面に、適当な間隔をもって平行
    して直立または斜立する広告ガイドと、該広告ガイドよ
    りも丈の低い新聞ガイドを立設し、該広告ガイドの反新
    聞ガイド側の側面を広告当て面とし、上記新聞ガイドの
    上記広告ガイドに対向する側面を新聞当て面とし、この
    新聞ガイドの反新聞ガイド側の側方に折り込み済新聞置
    場を設け、上記広告ガイドの上端を、上記広告当て面の
    頂部から上記新聞当て面の頂部近傍に向かって下降傾斜
    した広告滑落面とし、上記新聞ガイドの上端を、上記新
    聞当て面の頂部から上記折り込み済新聞置場方向に下降
    傾斜した折り込み済新聞滑落面とし、上記広告当て面と
    上記新聞当て面にそれぞれ沿って昇降する広告載置板と
    新聞載置板を設け、該広告載置板と新聞載置板上に積み
    重ねられた広告及び4つ折りされた新聞の最上部を、上
    記広告当て面及び新聞当て面のそれぞれ頂部近くに常に
    位置させるための、上記広告載置板と新聞載置板を昇降
    させる昇降手段を備えているとともに、上記広告当て面
    の頂部近傍に広告用吸盤を、上記新聞当て面の頂部近傍
    に新聞開き用吸盤と折り込み済新聞用吸盤を、それぞれ
    真空源に連なりかつ可動アームの先端に取り付けて設け
    たことを特徴とする新聞への自動広告折り込み装置。
  2. 【請求項2】 前記広告用吸盤と、新聞開き用吸盤と、
    折り込み済新聞用吸盤のための真空源に、電動機により
    ピストンを往復動させるエアシリンダの負圧側を利用し
    た、請求項1記載の新聞への自動広告折り込み装置。
  3. 【請求項3】 前記広告載置板を前記広告当て面に対し
    て鋭角に配置し、前記新聞載置板を前記新聞当て面に対
    して最下位において、直角から鋭角に変更可能に構成し
    た、請求項1記載の新聞への自動広告折り込み装置。
  4. 【請求項4】 前記広告滑落面及び折り込み済新聞滑落
    面近傍に、上下一対のロールの一方または両方を動力に
    より駆動して、広告および折り込み済新聞を繰り落とす
    ピンチロールを設けた、請求項1記載の新聞への自動広
    告折り込み装置。
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