JPH08271978A - 投写型ディスプレイ装置 - Google Patents

投写型ディスプレイ装置

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JPH08271978A
JPH08271978A JP7076054A JP7605495A JPH08271978A JP H08271978 A JPH08271978 A JP H08271978A JP 7076054 A JP7076054 A JP 7076054A JP 7605495 A JP7605495 A JP 7605495A JP H08271978 A JPH08271978 A JP H08271978A
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projection unit
mounting
housing
projection
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Mitsuya Nakao
三也 中尾
Daichi Hotsuta
大地 堀田
Keiichiro Tanaka
圭一郎 田中
Hiroki Furukawa
裕記 古川
Shinichi Furugane
真一 古金
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Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立・調整作業の安全性を向上させ、保守作
業を大巾に改善する。 【構成】 透過式のスクリーン1a,1bに夫々、投写
ユニット4a,4bの映像が投写される。下段の投写ユ
ニット4aは搭載台5aに底板2cから高さhで角度θ
で傾斜して搭載され、上段の投写ユニット4bも、同様
に、搭載台5aに昇降板2eから高さhで角度θで傾斜
して搭載されている。昇降板2eは昇降装置2dによっ
て上下に搬送される。これら搭載台5a,5bは3個の
キャスタ6a,6bが設けられ、夫々底板2c,昇降板
2eに3点支持されている。また、搭載台5が底板2c
上の搭載台5aの設置位置に置かれ、これに搭載されて
いる投写ユニット4bの映像が下段のスクリーン1aに
正確に映像を投写されるように調整すると、搭載台5b
が昇降板2eの規定の位置に設定されたとき、投写ユニ
ット4bの映像は上段のスクリーン1bに正しく投写さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の投写ユニット夫
々毎に映像が投写される複数の透過式のスクリーンが多
段多列に配列されてなる投写型ディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイ装置として、例え
ば、実開昭61−171042号公報や特開昭63−8
8976号公報、特開平1−134491号公報などに
記載のように、複数の透過式スクリーンを多段多列に配
置して1つの大画面のスクリーンを構成し、各スクリー
ン毎にミラーや投写ユニットを配設して、夫々の投写ユ
ニットの映像をミラーを介して対応するスクリーンに投
写するようにした投写型ディスプレイ装置が一般に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、上段に配置されるスクリーンに映像を投写する
ユニットが高所にあるため、その映像性能を調整すると
き、高所作業となって危険を伴なうものであり、また、
作業者が高所でも安全に作業ができるようにするために
は、ディスプレイ装置本体内にしっかりとした足場を確
保する必要性があった。しかし、このような足場を確保
するためには、物理的にスペースが必要であり、その結
果、投写型ディスプレイ装置の奥行き寸法が大きくな
る。
【0004】また、投写型ディスプレイ装置の内部に配
設する投写ユニットの支持構造が考慮されていないこと
から、この装置が設置される床面に凹凸などがあると、
その影響により、筐体に歪みが生ずることがある。そこ
で、このような筐体の歪みがあると、保守作業時などで
投写ユニットを筐体から一旦外へ引き出し、その後再び
設置する場合、投写ユニットを正確にもとの位置に戻す
ことができず、投写ユニットに光学的な位置ズレが生じ
てしまう。これを防止するためには、投写ユニットの出
し入れ毎に、その映像性能を調整する必要がある。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、投
写ユニットの調整などの作業を容易かつ安全にすること
ができるようにした投写型ディスプレイ装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明の他の目的は、筐体の歪みによる影
響をなくし、投写ユニットの取付け作業を簡略化できる
ようにした投写型ディスプレイ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各スクリーンに映像を投写する各ユニッ
トを同一の傾斜角で配設したものである。
【0008】また、本発明は、上記各投写ユニットをデ
ィスプレイ装置筐体に3点で支持せしめる。
【0009】
【作用】全てが同一傾斜角の搭載台夫々に投写ユニット
を保持させ、下段のスクリーンに映像合焦可能となり得
るように配設して映像性能を調整後、これら投写ユニッ
トのうちの上段の投写ユニットは、上段のスクリーンに
対して投写する位置に移設しても、上段のスクリーンに
映像合焦する。これにより、上段の投写ユニットを高所
で映像性能を調整する作業が不要となり、安全面で効果
がある。
【0010】また、各投写ユニットを搭載台で保持し、
その搭載台を筐体に対して3点支持としているため、保
守作業時など、幾度投写ユニット搭載台を筐体から出し
入れしても、その設置面は常に一平面である。即ち、筐
体の歪みに影響されることなく、光学的な位置ズレはほ
とんどない。
【0011】
【実施例】以下、発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0012】まず、図2により、本発明による投写型デ
ィスプレイ装置の外観について説明する。但し、1は大
画面スクリーン、1a〜1dは透過式のスクリーン、2
は筐体、2aは正面パネル、2bは側面パネルである。
【0013】同図において、筐体2の全面には、縦横2
個ずつの透過式のスクリーン1a〜1dからなる大画面
スクリーン1が設けられ、この大画面スクリーン1の下
方に正面パネル2aが、これと同じ高さで筐体2の側面
に側面パネル2bが夫々取外し可能に取り付けられてい
る。また、後述するように、筐体2内には、各透過式の
スクリーン1a〜1d毎に、それらに映像を投写する投
写ユニットが設けられている。
【0014】なお、ここでは、大画面スクリーン1を2
段2列の透過式スクリーンで構成したものとしている
が、これに限るものではなく、任意の多段多列に配置さ
れてなる透過式スクリーンで構成できる。
【0015】図1は本発明による投写型ディスプレイ装
置の一実施例を示す縦断側面図であって、2cは底板、
2dは昇降装置、2eは張出し部、3a,3bはミラ
ー、4a,4bは投写ユニット、5a,5bは搭載台、
6a,6bはキャスタであり、図2に対応する部分には
同一符号を付けている。
【0016】同図において、下段の透過式スクリーン1
aに映像を投写する投写ユニット(下段投写ユニット)
4aが搭載台5aに搭載され、上段の透過式スクリーン
1bに映像を投写する投写ユニット(上段投写ユニッ
ト)4bが搭載台5bに搭載されている。搭載台5aの
底部には3個のキャスタ6aが取り付けられ(ここで
は、2個のみを示す)、これらキャスタ6aによって筐
体2の底板2c上を移動できるようにしている。
【0017】また、搭載台5bの底部にも3個のキャス
タ6bが取り付けられ(ここでは、2個のみを示す)、
これらキャスタ6bによって底板2c上を移動できるよ
うにしている。昇降装置2dは上段投写ユニット4bを
搭載した搭載台5bを上下に搬送するものである。
【0018】下段投写ユニット4aは搭載台5aに所定
の高さh,所定の傾斜角θで搭載されており、同様に、
上段投写ユニット4bは搭載台5bに下段投写ユニット
4aと同じ高さh,傾斜角θで搭載されている。
【0019】下段投写ユニット4aに映出される映像は
ミラー3aで反射されて、透過式スクリーン1aに投射
され、上段投写ユニット4bに映出される映像はミラー
3bで反射されて、透過式スクリーン1bに投射され
る。このようにして、図2における各透過式スクリーン
1a〜1dに映像が投射されて、大画面スクリーン1上
に1つの画像を拡大表示することができる。
【0020】図3(a)は搭載台5bの外観斜視図、同
図(b)はその底面図であって、7aは位置決め部材、
7bはローラであり、図1に対応する部分には同一符号
を付けている。
【0021】同図(a),(b)において、搭載台5b
の底面の異なる3点にキャスタ6bが取り付けられてい
る。このように配置されたキャスタ6aにより、搭載台
5bを図1の底板2c上に3点で支持されている。下段
投写ユニット4aを搭載する搭載台5aも同様である。
【0022】また、搭載台5bの側面には、キャスタ6
bの近傍毎に位置決め部材7aが設けられ、さらに、対
向する両側面に、底面2cに対して垂直方向に並んで2
つずつローラ7bが設けられている。
【0023】図2に示す正面パネル2aや側面パネル2
bを取りはずすことにより、搭載台5a,5bを下段投
写ユニット4aや上段ユニット4bを搭載したまま筐体
2から取り出すことができる。搭載台5a,5bには夫
々キャスタ6a,6bが取り付けられているので、底板
2c上に置かれている搭載台5aを筐体2の外側に引き
出すことができるし、搭載台5bは、図4に示すよう
に、昇降装置2dによって筐体2の底部まで降下させ、
昇降装置2dを通過するようにして、もしくは、昇降装
置2dを周り込むようにして、底板2c上を引き出せば
よい。
【0024】図5は上蓋部や大画面スクリーン1,パネ
ル2a,2bを取り除いて筐体2の内部を示す斜視図で
あって、2eは張出し部、2fは隔壁、2gはスクリー
ン取付部、2hはパネル取付部、17aは昇降装置2d
のガイドレールである。
【0025】同図において、筐体2内では、内部を横方
向に区分する隔壁2fが設けられており、この隔壁2f
によって区分される空間には、上段と下段の投写ユニッ
トが1つずつ配置される。例えば、図1における上段の
スクリーン1bに映像を投写する投写ユニット4bと、
このスクリーン1bの真下にあるスクリーン1aに映像
を投写する投写ユニット4aとが隔壁2fで区分される
空間内に配置される。
【0026】これら各空間内には、夫々昇降装置2dが
設けられ、この昇降装置2dを構成するガイドレール1
7aが隔壁2fとこれに対向する筐体2の内壁面とに、
夫々垂直方向に、平行に取り付けられている。図4で説
明したように搭載台5bを取り付けあるいは取りはずす
場合には、このガイドレール17aに図3で示したロー
ラ7bを嵌め込み、このガイドレール17a沿って上昇
あるいは降下させられる。
【0027】図4から明らかなように、搭載台5bはガ
イドレール17aよりも奥部に配置される。搭載台5b
が配置されるこの奥部には、隔壁2fとこれに対向する
筐体2の内壁面との同じ所定の高さに、水平の張出し部
2eが設けられており、この張出し部2eの高さが搭載
台5bが設定される高さに応じたものとなっている。そ
して、この張出し部2eには、後述するように、搭載台
5bに設けられた位置決め部材7a(図3)と作用して
搭載台5bを所定の位置に規定する手段が設けられてい
る。
【0028】図6は図4における昇降装置2dの一具体
例を示す概略構成図であって、7cはアイボルト、17
a1は切欠部、17bはウインチ、17cはワイヤ、1
7dは滑車、17eはフック、18は梁であり、前出図
面に対応する部分には同一符号をつけている。
【0029】同図において、両側のガイドレール17a
には、搭載台5bがこれらガイドレール17aの間を通
るときに、この搭載台5bに設けられたローラ7bがカ
イドレール17a内に入り込むことができるように、ま
た、搭載台5bに設けられている位置決め部材7aがガ
イドレールに突き当たらないように、切欠部17a1が
形成されている。また、搭載台5bの上面には、アイボ
ルト7cが固定あるいは取外し可能に取り付けられてい
る。
【0030】2つのガイドレール17a間には、搭載台
5bの入口側(ガイドレール17aの図面上手前側の
面)に梁18が渡されており、この梁18にガイドレー
ル17a側への張出部2eが設けられている。この張出
部2eは、図1や図5に示す隔壁2fや筐体2の内壁面
に設けられている張出部2eと同じ高さとなるようにし
ている。勿論、上段投写ユニット4bを搭載した搭載台
5bは、この梁18を潜り抜けることができる。
【0031】上段投写ユニット4bを搭載した搭載台5
bを筐体2内の規定の位置に取り付ける場合には、搭載
台5bを図示とは向きを逆にして矢印A方向に押し込
み、搭載台5bのローラ7cがガイドレール17aに嵌
まり込むようにする。そして、搭載台5bに取り付けら
れているアイボルト7cにフック17eを引き掛け、ウ
インチ17bを操作することにより、滑車17dを介し
てワイヤ17cをひっぱり、搭載台5bを引き上げる。
搭載台5bの両側に夫々上下に2つずつローラ7bが設
けられ、これらがガイドレール17aに嵌まり込んで搭
載台5bが引き上げられるので、搭載台5bは水平な状
態に保たれる。
【0032】このようにして、搭載台5bは、図5での
張出し部2eのところまで上昇すると、後述するように
して3点支持されて位置決めされ、フック17eがアイ
ボルト7cからはずされる。そして、ウインチ17bは
他の上段の搭載台を同様に持ち上げるのに使用される。
また、搭載台5bを筐体2から取りはずす場合には、フ
ック17eをアイボルト7cに引掛け、搭載台5bの位
置決めを解除し、ウインチ17bを操作して降下させ、
底板2cまで降ろす。そして、フック17eをアイボル
ト7cからはずし、この搭載台5bを矢印Aとは逆方向
に引っ張り出せばよい。
【0033】搭載台5a,5bは全く同じ構成,形状,
大きさをなしており、また、下段投写ユニット4aと上
段投写ユニット4bも同様である。そして、下段投写ユ
ニット4aからの映像を正しく下段の透過式スクリーン
1aに投写できる搭載台5aの底板2c上の規定の位置
を第1の設置位置とし、上段投写ユニット4bからの映
像を正しく上段の透過式スクリーン1bに投写できる搭
載台5bの規定の高さでの規定の位置を第2の設置位置
とすると、搭載台5bが底板2c上の上記第1の設置位
置に正しく置かれたときも、この搭載台5b上の上段投
写ユニット4bからの映像が正しく下段の透過式スクリ
ーン1aに投写されるように、夫々の投写ユニット4
a,4bの設定高さhや傾斜角θ、搭載台5bの規定の
高さ、ミラー3a,3bの傾きや位置などが設定されて
いる。
【0034】そこで、下段投写ユニット4aを搭載した
搭載台5aや上段投写ユニット4bを搭載した搭載台5
bを筐体2内に取り付けるに際しては、図4に示すよう
に、まず、上段投写ユニット4bを搭載した搭載台5b
を筐体2内に挿入して底板2c上の上記第1の設置位置
に仮設し、上段投写ユニット4bの映像性能調整作業を
行なう。しかる後、搭載台5bの向きを反転し、昇降装
置2dによって上昇させて上記第2の設置位置に配置す
る。これにより、上段投写ユニット4bは、その映像を
正しく上段の透過式スクリーン1bに投写する状態に設
定される。
【0035】かかる上段投写ユニット4bの設置作業が
終わると、次に、下段投写ユニット4aを搭載した搭載
台5aを筐体2内に挿入して底板2c上の上記第1の設
置位置に設定し、下段投写ユニット4aの映像性能調整
作業を行なう。しかる後、正面パネル2aや側面パネル
2bを筐体2に取り付けて作業が終了する。
【0036】このようにして、この実施例では、上段投
写ユニット4bの映像性能調整作業を下段投写ユニット
4aが設定される上記第1の設置位置、即ち、筐体2の
下部手前側で行なうことができ、高所作業を必要としな
いから調整作業用に足場を確保する必要がないし、ま
た、下段投写ユニット4aの投写映像のミラー3なども
邪魔にならず、作業が非常にし易く安全なものとなる。
【0037】また、搭載台5a,5b夫々にはキャスタ
6a,6bが設けられているので、筐体2での搭載台5
a,5bの出し入れが非常に容易である。
【0038】筐体2は、それが設置される床面の凹凸の
影響を受けて歪みが生じる。この筐体2の歪みによって
底板2cに歪みが生ずると、大画面スクリーン1(図
1)の裏面やミラー3a,3bの清掃や投写ユニット4
a,4bの部品交換のために搭載台5a,5bを筐体2
から出し入れする場合、投写ユニット4a,4bをもと
の位置に精度良く戻すことができないと、投写ユニット
4a,4bからの映像の透過式スクリーン2a,2bへ
の投写位置ずれなど投写状態が変化し、従って、投写ユ
ニット4a,4bの出し入れ毎にそれらの映像性能の作
業が必要となって作業性が低下する。
【0039】これに対し、この実施例では、搭載台5
a,5b夫々はキャスタ6a,6bによって3点で底板
2cに接しているので、筐体2が歪んで底板2cが歪ん
でいても、キャスタ6a,6bは同一平面上に接するこ
とになる。従って、筐体2の歪みの影響をなくすことが
できる。このため、搭載台5a,5bを一旦筐体2から
引き出して再び筐体2内に設置する場合、これら搭載台
5a,5bを夫々上記第1,第2の設置位置に正確に戻
すことができ、これにより、搭載台5a,5bの出し入
れ毎に投写ユニット4a,4bの映像性能を調整すると
いういうようなことは必要なくなり、作業性が向上す
る。
【0040】また、この実施例では、図3(a),
(b)に示すように、搭載台5bの3つの側面のキャス
タ6bの近くに位置決め部材7aが設けられ、これによ
り、搭載台5bが筐体2の内面に位置固定される。この
位置決め部材7aは搭載台5bの側面から遠ざかるにつ
れて下方に傾斜する壁面や、貫通穴が設けられた底面と
からなっている。
【0041】一方、図5に示した筐体2内の隔壁2fや
これに対向する内壁面に形成された張出し部2e、図6
に示した梁18の張出し部2eに、図7に示すように、
開閉ヒンジ付きの蝶番8が取り付けられており、この蝶
番8の先端にフランジ付きのテーパ状ピン8aが設けら
れている。これら蝶番8に設けられたピン8aは、昇降
装置2dによって上記のように搭載台5bが矢印方向に
上昇するときの夫々の位置決め部材7aの上下方向の移
動軌跡上にあり、位置決め部材7aに設けられている貫
通穴に係合する位置にある。
【0042】ここで、蝶番8は、通常水平に保たれてお
り、上方に回動可能である。
【0043】そこで、搭載台5bが昇降装置2dによっ
て上昇すると、充分上昇した位置で位置決め部材7aの
テーパ上の側壁が蝶番8を当接して搭載台5bの上昇と
ともに押し上げていき、さらに上昇すると蝶番8が位置
決め部材7aから外れてもとの水平な状態に戻る。しか
る後、搭載台5bは規定の高さまで降下させられる。こ
れにより、位置決め部材7aの底部の上記貫通穴にピン
8aが嵌まり込む。3ヵ所の位置決め部材7aが同様に
ピン8aに係合し、これによって、搭載台5bが上記第
2の設置位置に3点支持されて安定に位置付けられるこ
とになる。
【0044】以上のように、搭載台5bは、位置決め部
材7aが蝶番8のピン8aに係合するので、一旦筐体2
から取りはずされて再度筐体2内に取り付ける場合で
も、搭載台5bをもとの上記第2の設置位置に正確に戻
すことができ、取付け毎の上段投写ユニット4bの映像
性能の調整作業を省くことが可能となる。
【0045】また、下段投写ユニット4aを搭載した搭
載台5aも、搭載台5bと同様に、3つのキャスタ6a
によって異なる3点で底板2c上に支持されている。こ
のため、搭載台5bは3点で底板2cに支持され、底板
2cの歪みによる影響が除かれる。従って、搭載台5a
も、筐体2からの出し入れがあっても、もとの上記第1
の設置位置に正確に戻すことができ、出し入れ毎の映像
性能調整作業を省略できる。
【0046】なお、図7に示すように位置決め部材7a
が蝶番8のピン8aに係合した状態で搭載台5bを取り
はずすときには、一旦搭載台5bを上昇させてピン8a
を位置決め部材7aからはずし、蝶番8を上方に回動さ
せて位置決め部材7aとぶつからないようにし、しかる
後、搭載台5bを降下させればよい。このようにして搭
載台5bを取りはずした後、蝶番8をもとの水平な状態
に戻しておく。
【0047】なお、図8に示すように、上記の張出し部
2eに金具8bが固定されており、この金具8bに蝶番
8が取り付けられている。蝶番8の水平状態はこの金具
8bによって保持され、このため、この蝶番8の取付け
部分に切欠部8cが設けられて、上下動する搭載台5b
の位置決め部材7aがこの金具8bに突き当たらないよ
うにしている。また、このように蝶番8が金具8bによ
って水平に支持されるから、上記の搭載台5bの3点支
持が可能となる。
【0048】図9及び図10は本発明による投写型ディ
スプレイ装置の他の実施例を示す縦断面図であって、図
1に対応する部分には同一符号を付けている。
【0049】これら実施例は、すべての投写ユニットの
投写方向を同一方向とするものである。図9に示す実施
例は、上段投写ユニット4b,下段投写ユニット4aの
投写方向を図1における下段投写ユニット4aの投写方
向と同一にしたものであり、図10に示す実施例は、こ
れら投写ユニット4a,4bの投写方向を図1における
上段投写ユニット4bの投写方向と同一にしたものであ
る。これ以外の構成は、図1に示した実施例と同様であ
る。
【0050】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はかかる実施例のみに限定されるものではなく、本発
明の精神を逸脱していない範囲で種々の変形が可能であ
ることはいうまでもない。
【0051】例えば、図11は下段投写ユニット4aを
搭載する搭載台4aの3点支持方法を示すものであり、
図3(a),(b)で示したキャスタ6aによる3点支
持とは異なる方法である。
【0052】即ち、底板2c上にストッパ9を取り付
け、このストッパ9に位置決めと支持とを兼ねたテーパ
ピン9を1つ設ける。また、搭載台4aを筐体2内に取
り付ける場合のその搬送方向を矢印Bの方向とすると、
ストッパ9の手前側(矢印Bとは逆方向)に2つの支持
台10を設ける。これら支持台10は、頂面が底板2c
に平行な平面であって、前後の端部がテーパ状となって
いる。さらに、搭載台5aの矢印Bの進行方向に対して
左右の側面にローラ7dが取り付けられている。
【0053】いま、搭載台5aを、筐体2内に取り付け
るために、矢印B方向に押し込むとすると、搭載台5a
は支持台10の手前側のテーパ状の端部から支持台10
に乗り上げ、そのままキャスタ6aが底板2cから浮い
た状態で進行する。そして、搭載台5aの前面がストッ
パ9に当接すると、このストッパ9に設けられているテ
ーパピン9aが搭載台5aの前面に設けられた穴(図示
せず)に嵌入し、これとともに、搭載台5aの左右両面
に設けられているローラ7dが支持台10の平坦な頂面
に乗っている。
【0054】このようにして、搭載台5aは支持台10
とテーパピン9aによって3点支持され、キャスタ6a
を底板2cから高さHだけ浮かせるようにする。このた
め、キャスタ6aは単に搬送を容易にするためのものと
することができ、その寸法精度を低くすることができ
る。
【0055】なお、上記のように、搭載台5bを筐体内
に取り付ける場合の上段投写ユニット4bの映像性能調
整の際も、同様にして3点支持され、かかる調整が完了
すると、搭載台5bを一旦矢印Bとは逆方向に戻し、ス
トッパ9を取りはずすことにより、図6に示した昇降装
置2dのところまで搭載台を搬送することができる。
【0056】また、下段投写ユニット4aを搭載する搭
載台5aを、図3に示すように、上段投写ユニット4b
を搭載する搭載台5bと同様、3ヵ所に位置決め部材7
aを設け、これとともに、図12に示すように、バネで
付勢されかつ抜け止め保持された転がりボール体11a
が取り付けられた支持体11を位置決め部材7a夫々に
対応して底板2cに設け、搭載台5aの各位置決め部材
7aの上記貫通穴に支持台11の転がりボール体11a
を嵌め込むようにして、この搭載台5aの位置決めをす
るように構成してもよい。この場合も、図11に示した
ように、キャスタ6aを底板2cから浮かせて3点支持
するようにしてもよい。
【0057】さらにまた、上段投写ユニット4bの搭載
台5bの3点支持方法として、図13に示すように、搭
載台5bの3方向の側面にナット12を1点ずつ固定し
て設け、筐体2の内壁面や先の隔壁2fに3ヵ所取付部
2iを固定し、これらでボルト13をナット12に螺合
して締め付けることにより、搭載台5bを筐体2内で3
点支持することができる。
【0058】さらにまた、図14に示すように、搭載台
5bの3つの側面に穴14を設け、かつ、筐体2の内壁
面や先の隔壁2fに3ヵ所取付部2iを固定して、夫々
の取付部2iにバネで付勢されかつ保持されたテーパピ
ン16(ねじ15を操作することによって出し入れ可能
とする)を取り付け、このテーパピン16を穴14に嵌
合させることにより、搭載台5bを3点支持するように
してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筐体内での各投写ユニットを、筐体の歪みに影響されず
に、所定の位置に安定した設定することができるし、こ
れら投写ユニットの調整作業や各部の保守作業を安全に
かつ容易に行なうことが可能となり、作業性が大幅に改
善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投写型ディスプレイ装置の一実施
例を示す縦断面図である。
【図2】本発明による投写型ディスプレイ装置の外観斜
視図である。
【図3】図1における投写ユニットを搭載した搭載台の
一具体例を示す図である。
【図4】図1に示した実施例での上段投写ユニットを搭
載した搭載台の出し入れを説明するための図である。
【図5】図2における筐体の内部を示す斜視図である。
【図6】図1における昇降装置の一具体例を示す概略構
成図である。
【図7】図1における上段投写ユニットを搭載した搭載
台の位置決め手段の一具体例を示す断面図である。
【図8】図7での蝶番の取付け部を示す分解斜視図であ
る。
【図9】本発明による投写型ディスプレイ装置の他の実
施例を示す縦断面図である。
【図10】本発明による投写型ディスプレイ装置のさら
に他の実施例を示す縦断面図である。
【図11】図1における下段投写ユニットを搭載する搭
載台の位置決め手段の一具体例を示す図である。
【図12】図1における下段投写ユニットを搭載する搭
載台の位置決め手段の他の具体例を示す図である。
【図13】上段投写ユニットを搭載する搭載台の位置決
め手段の他の具体例を示す図である。
【図14】上段投写ユニットを搭載する搭載台の位置決
め手段のさらに他の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 大画面スクリーン 1a〜1d 透過式スクリーン 2 筐体 2a 前面パネル 2b 側面パネル 2c 底板 2e 張出し部 2d 昇降装置 3a,3b ミラー 4a 下段投写ユニット 4b 上段投写ユニット 5a,5b 搭載台 6a,6b キャスタ 7a 位置決め部材 7b ローラ 8 蝶番 8a フランジ付きテーパピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 圭一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内 (72)発明者 古川 裕記 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内 (72)発明者 古金 真一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の透過式のスクリーンを多段多列に
    配置してなる投写型ディスプレイ装置において、 該スクリーン夫々に映像を投写する投写ユニットを同一
    の傾斜角で配設したことを特徴とする投写型ディスプレ
    イ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記投写ユニット夫々をディスプレイ装置筐体に3点で
    支持せしめたことを特徴とする投写型ディスプレイ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6059413A (en) * 1998-02-27 2000-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Projection-type display device
US6491401B2 (en) 2000-05-31 2002-12-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Projection type picture display apparatus

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US6059413A (en) * 1998-02-27 2000-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Projection-type display device
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