JPH08272196A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08272196A
JPH08272196A JP7072130A JP7213095A JPH08272196A JP H08272196 A JPH08272196 A JP H08272196A JP 7072130 A JP7072130 A JP 7072130A JP 7213095 A JP7213095 A JP 7213095A JP H08272196 A JPH08272196 A JP H08272196A
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JP
Japan
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surface potential
image forming
forming apparatus
cleaning
potential value
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Application number
JP7072130A
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English (en)
Inventor
Masaki Denda
正樹 伝田
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SEIKO DENSHI KIKI KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KIKI KK
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電線の清掃タイミングを自動判別し、画質
不具合が発生する前に、自らが放電線清掃を実施する画
像形成装置を提供することにより、直接手を触れる事無
く極めて容易に、随時に放電線の自動清掃を実行し、メ
ンテナンスフリーを実現する。 【構成】 感光体を帯電させる放電線と、放電線を清掃
する清掃部材と、清掃部材を支持する保持部材と、清掃
部材を移動させる駆動手段と、感光体の表面電位を検知
する手段と、設定した適正表面電位値を記憶する不揮発
性メモリーと、駆動手段の動作及びタイミングを制御す
る制御回路からなり、表面電位を検知する手段により検
知したデータと設定した適正表面電位値とを比較判定
し、検知データが適正表面電位値外の値である時に清掃
部材を移動させて、放電線を自動清掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等の画像
形成装置に係り、特に像担持体たる感光体上にトナー像
を形成する画像形成装置等にて有効に使用される清掃手
段を設けた帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式等の画像形成装置
においては、装置内に常時トナーや塵埃、他の汚染物質
が浮遊している。これら汚染物質は画像形成を行うに従
い、帯電装置のシールド部材、放電線等に付着する。し
かも、画像形成を長時間行えば行う程付着するため、帯
電装置各部には画像形成の進行と共に前期汚染物質が蓄
積付着する。この付着物質のためにA1用紙で350枚
あるいは記録紙長さ300mあるいは50時間程度の頻
度で、放電効率の低下や放電ムラが発生し、これがため
に印字画質の低下や不具合などが現れてしまうことがあ
った。
【0003】従来、サービスマン等が定期的に画像形成
装置機内から帯電装置を引き出し清掃するか、あるいは
図9に示すように帯電装置に取り付けた清掃用具等を手
動により動かし清掃する等の方法が実施されてきた。し
かしこれらの清掃作業は、放電線の直径が数十μmと非
常に細いため、一寸した弾みで放電線を傷つけたり断線
させたりすることが多かった。また、適切な清掃を何時
も同じように行わないと放電ムラが生じることにも成る
ため、熟練と細心の注意が必要で、ある程度の専門家で
ければ清掃作業が行えなかった。
【0004】上記のような問題点を改善するために、帯
電装置内に放電線に沿って移動自在な清掃部材を設け、
画像形成装置機内の帯電装置を挿抜すれば帯電装置の移
動方向と逆方向に前記清掃部材が移動して、該清掃部材
に直接手を触れることなく随時清掃が行えるように構成
した帯電装置や、前記移動自在な清掃部材を移動させる
ために、図9のように清掃部材の保持部材に取っ手を付
けて側面から指で任意に移動させるとか、モータ等の駆
動手段を設けスイッチ入力等によって任意のタイミング
で清掃する方法等の帯電装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法によれば定期的にメンテナンスを実施して放電効率
の低下や放電ムラ等による印字画質の低下や不具合など
の発生を事前に防止するか、印字画質の不具合が発生し
た後の対応として帯電装置の放電線清掃を実施するかで
あり、サービスマンやユーザによる放電線の清掃作業持
体は無くならない。前者の場合にはメンテナンス費用を
考慮しなければならず、後者の場合には印字出力データ
の画質不具合が発生するなどの問題があり、どちらにし
てもユーザの負担は大きく改善しなければならない課題
であった。
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
なされたものであって、感光体の表面電位を検知する手
段を設け、その検知データと適正表面電位値とを随時比
較判定することで、放電線の清掃タイミングを自動判別
し、画質不具合が発生する前に、自らが放電線清掃を実
施する画像形成層置を提供することを目的とするもので
ある。これにより、直接手を触れることなく極めて容易
に、また随時に放電線の自動清掃が実行されるため、帯
電装置の放電線清掃についてメンテナンスフリーの画像
形成装置を得ることができるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像形成装置において、該感光体を帯電
させる放電線と、該放電線を清掃するために放電線に沿
って移動自在な清掃部材と、該清掃部材を支持する支持
部材と、清掃部材を移動させる駆動手段を有するととも
に、画像形成装置機内の所定の位置に挿抜自在な帯電手
段と、感光体の表面電位値を検知する手段と、該検知デ
ータをアナログデータからディジタルデータに変換する
A/D変換回路と、設定した適正表面電位値を記憶する
不揮発性メモリーと、清掃部材を移動させる駆動手段の
駆動動作及びタイミングを制御する制御回路から成り、
該制御回路は前記AD変換回路によって変換されたデー
タを、不揮発性メモリーに設定した適正表面電位値と比
較判定し、適正表面電位値外の値である時に清掃部材を
移動させて、放電線を自動清掃することを特徴とするも
のであり、放電線清掃を極めて簡単にかつ確実に実行し
て、メンテナンスフリーが図れるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】上記のように構成された画像形成装置におい
て、先ず画像形成装置の電源スイッチがオンされ、装置
のセルフチェックが終了した直後、又はその後に画像印
字命令(以後、プリントリクエストと記述する)が入力
した直後、画像形成装置機内の所定位置に挿入された帯
電装置の放電線に高圧電源が印可され、放電線からのコ
ロナ放電によって感光体表面が帯電する。この感光体表
面電位を検知手段によって測定し、A/D変換した測定
データと不揮発性メモリーに設定した適正表面電位値と
を制御回路で比較判定し、適正表面電位値外の値である
時には、制御回路の駆動信号によって清掃部材を放電線
に沿って移動するよう清掃部材駆動手段を動作させ、放
電線の自動清掃を実行するように作動するものである。
ここで、感光体上の表面電位の測定範囲と測定数や測定
間隔については、適当な感光体長さと測定回数及び間隔
を設定し、測定データの平均化や変動率などによって、
放電線の放電効率の低下や放電ムラを確認し、清掃部材
を動作させるか否かの判定を行うものである。これによ
り、画像形成装置が印字動作を開始する前に、適正な感
光体表面電位を実現し画質の低下や不具合を防止するこ
ととなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の画像形成装置の印字プロセスを実行
するコンポーネントの概略位置関係図、図2は本発明の
概要ブロック図である。ここで1は、図示しない放電線
清掃部材を移動させるDCモータ等の駆動手段(以後、
クリーナモータと記述する)16を搭載した帯電装置
で、図示しないフレームに設けた図示しないガイド内を
レール17をスライドさせて挿抜できる構成になってい
る。
【0010】更に詳細に帯電装置1の構成について、図
3の帯電装置の正面断面図及び図4の側面断面図で説明
すると、帯電装置1は、両端にABS樹脂等を材料とす
る絶縁性のブロック18と19、及び直径80〜100
μmのステンレス線に金メッキした放電線15を囲むよ
うに配置されたシールド部材20から成り、該放電線1
5はブロック18と19間に張設される。21は電極端
子で、ブロック18に設けられ、高電圧を印加してコロ
ナ放電を発生させるため放電線15と接続している。ま
た電極端子21は、図2に示すように高圧電源10に接
続し、制御回路3(以後、CPUと記載する)からの電
圧印可オン/オフ信号に応じて、前記高圧電源10から
高電圧の供給を受ける。清掃部材14は発泡ウレタン等
の絶縁性でかつ弾性を持つ材質で、放電線15をある程
度の押圧力で挟むように、ABS樹脂等を材料とする絶
縁性の支持部材22に支持されている。また支持部材2
2の一部には、クリーナモータ16の回転軸に連結して
モータの回転を伝達するスクリュー23に嵌合する取っ
手部24が有り、クリーナモータの回転に応じて、支持
部材22を放電線15に沿って移動させることができ
る。この移動によって、放電線15に圧接した清掃部材
14が放電線15に付着した汚染物質を取り除き、帯電
装置1の特性低下の防止や性能の回復を計るものであ
る。
【0011】図2に於いて2は、前記帯電装置1により
帯電された後に像が形成される像担持体たる感光体で、
本実施例においてはφ80mmのドラム形状を採用して
おり(以後、感光ドラムと記載する)、図示しないフレ
ーム等にベアリング等を介して軸支され、エンコーダを
内臓したDCモータ等の駆動手段(以後、ドラムモータ
と記述する)25によって回転する。ここでクリーナモ
ータ16とドラムモータ25は、CPU3のモータ駆動
オン/オフ信号や回転方向信号を受けて動作するクリー
ナモータドライバ4及びドラムモータドライバ5によっ
て駆動する構成に成っている。このような構成におい
て、帯電装置1のシールド部材20の開口部側は感光ド
ラム2に対向して配置され、一方向に回転する感光ドラ
ム2の表面を均一に帯電するものである。
【0012】図1の30はLEDヘッドで、LEDの発
光によって感光ドラム2上に静電潜像を形成する露光プ
ロセスを担当する。31は現像装置で、トナー等の現像
剤に相対的な運動による摩擦帯電等で静電荷を付与し、
該現像剤を静電潜像と対向する現像領域まで搬送するよ
う構成され、感光ドラム2上の静電潜像を顕像化する現
像プロセスを担当する。32は転写装置、33は分離装
置で両装置共、帯電装置1と同じように、両端に絶縁性
のブロック、放電線及び放電線を囲むように配置された
シールド部材から成り、ブロック間に張設された放電線
15に高電圧を印加してコロナ放電を発生させる。転写
装置32は、この放電により転写紙34を帯電させて、
静電力により前記現像プロセスで顕像化した現像剤を転
写紙34上に移行させる転写プロセスを担当する。分離
装置33は、転写装置32とは逆極性の放電により転写
紙34の帯電を中和させ、感光ドラム2から転写紙34
が剥離し易くする分離プロセスを担当する。35はクリ
ーナで、転写プロセスで転写紙34に移行せず感光ドラ
ム2上に残った現像剤をブレード等で掻き落とし、感光
ドラム2の表面を清掃する。36は除電器で、LEDの
発光によって感光ドラム2上の帯電を中和して、表面電
位を初期状態に戻す除電プロセスを担当する。
【0013】図2の6は前記帯電装置1による前記感光
ドラム2の帯電時に、該感光ドラム2とフレームグラン
ド間に流れる電流を検知する流れ込み電流検知回路で、
該回路の本実施例での詳細構成は、図5の流れ込み電流
検知回路に示すように感光ドラム2とフレームグランド
間に挿入した抵抗27(本実施例では2.2kΩを使
用)の両端電圧を、ローパスフィルター28、アンプ2
9を通して測定するものである。そしてこの測定データ
は、図2のA/D変換回路8を介してCPU3に入力す
る。7は表面電位センサーで、図示しないセンサー保持
部材(本実施例では、露光プロセスを担当するLEDヘ
ッド30のほぼ中央部付近に設置する)に保持して感光
ドラム2の中央付近の表面電位を直に測定するように構
成され、この測定データは、A/D変換回路9を介して
CPU3に入力する。
【0014】11は、流れ込み電流検知回路6や表面電
位センサー7での測定データを、A/D変換する時に参
照するルックアップテーブルを格納するメモリー(以
後、ROMと記述する)で、ルックアップテーブルは各
々8ビット(測定データを256段階に分割)の分解能
で構成されている。12は、NVーRAMやEP−RO
M等の不揮発メモリー(本実施例ではNV−RAMを使
用しており、以後NV−RAMと記述する)で、図示し
ない操作パネルやビットスイッチ等の入力装置から入力
された適正表面電位値(複数測定データの平均表面電位
値や変動率等で、実験評価等から設定する)が格納され
ている。13は、流れ込み電流検知回路6や表面電位セ
ンサー7でデータ測定を行うときに、測定時間・測定間
隔等をカウントするための基準信号を発生するタイマー
で、ROM11,NV−RAM12等と共にCPUバス
26を介して、A/D変換回路8及び9やCPU3等と
接続し、CPU3の起動信号で作動する。
【0015】次に以上の様な構成で、実際に帯電装置1
の放電線15の自動清掃を実行する場合に於ける、感光
ドラム2の表面電位の測定や、測定データと適正表面電
位値との比較判定シーケンス、清掃部材14の動作と制
御について説明する。通常、装置の立ち上げシーケンス
としては、画像形成装置のメイン電源スイッチがオペレ
ータによってオンされると、先ず装置内各部の初期化,
現在の設定状態・機能動作確認等のセルフチェックが実
行される。この時異常が有れば、ホストコンピュータに
対しトラブル信号を出すと共に、オペレータに対しては
操作パネル上にトラブル発生とトラブル内容等を表示し
て知らせ、異常が無ければレディー信号を返すと共にレ
ディー表示により、画像形成装置がスタンバイ状態であ
ることを知らせるようなシーケンスとなっている。その
後ホストコンピュータは、プリントリクエストに対する
画像形成装置からのレディー信号を受けて印字データを
転送し、画像形成装置は自己の印字シーケンスに基づい
て入力画像の印字動作を実行してプリント出力するもの
である。
【0016】本発明においては、前述の画像形成装置の
セルフチェックが終了した直後に、又はその後にプリン
トリクエストが入力した直後に、(1)感光ドラム2の
表面電位測定シーケンス,(2)適正表面電位値との比
較判定シーケンス,(3)自動清掃実行シーケンス等か
ら成る、放電線15の自動清掃シーケンスを加えること
により、適正な感光ドラム表面電位を実現し画質の低下
や不具合を防止するものである。本発明の一実施例とし
て、プリントリクエストが入力した直後に放電線15の
自動清掃シーケンスを加えた場合について、前述の説明
に用いた図1,図2,図3,図4,5図に加えて図6の
タイミングチャートを用いて詳細に説明する。
【0017】(1)感光ドラム2の表面電位測定シーケ
ンス 図6において、のプリントリクエストがオンすると、
a1時間(本実施例では0.5sec)後にMM01
(画像形成装置のメイン駆動モータで、用紙搬送・現像
装置・定着装置・カッター等を作動させる)オン/オフ
信号、及びMD01(ドラムモータ25)オン/オフ
信号がオンし、用紙の先頭だし動作及び感光ドラム2の
回転動作が実行される。感光ドラム2は、搭載している
エンコーダ出力をフィードバックしてサーボ制御するこ
とで、必要なプロセス速度(本実施例では80mm/s
ecの線速)の安定回転を得る。
【0018】同時に、TM01(タイマー13)出力
がCPU3の起動信号で作動しカウント基準信号を発生
すると共に、VEL(除電バイアス)オン/オフ信号
がオンして感光ドラム2上の表面電位を初期状態に戻
し、VCC(帯電バイアス:帯電装置1の放電線15
に印加される高電圧)オン/オフ信号がオンして、高圧
電源10からCPU3の制御によって、放電線15に高
電圧が印加(本実施例では−5.0kV)される。これ
により放電線15はコロナ放電し、このコロナ放電によ
って帯電装置1の開口部側に対向して配置され感光ドラ
ム2の表面がマイナス帯電して、所望の表面電位(本実
施例では−500V)になるようにする。
【0019】MD01オン,VELオン,VCC
オンの状態を印字前回転動作と呼び、この状態の時に表
面電位の絶対値や安定性等をチェックする。この時、感
光ドラム2の素管はアルミ等の導電性部材から成るた
め、表面に帯電したマイナス電荷と同極性のプラス電荷
(この場合は正孔)はフレームグランド側から引きつけ
られ、反対極性のマイナス電荷(この場合は電子)は反
発してフレームグランド側に逃げ、感光ドラム2には電
流が流れ込んだようになる。これをドラム流れ込み電流
と呼ぶが、この測定に関しては後述する。この流れ込み
電流は、前述のように帯電装置1の開口部側に対向して
配置された部分の感光ドラム表面(以後、対向表面と呼
ぶ)が、放電線15のコロナ放電によってマイナス帯電
する時に流れる過渡応答電流であるので、飽和帯電量或
いはグリッド等何らかの規制手段により帯電規制された
場合の規制帯電量に達してしまえば流れなくなってしま
うが、帯電プロセス手前の除電プロセスで表面電位を初
期状態に戻された感光ドラム2が、一定のプロセス速度
で一方向に安定回転しながら対向表面を順送するように
制御されるので、図7の表面電位と流れ込み電流のモニ
ター図に示すように、帯電プロセス実行中は常にドラム
流れ込み電流も同様に流れ、表面電位値の変化に対応し
て良好に追従する。
【0020】また本実施例の実験によれば、図8の表面
電位・流れ込み電流相関図に示すように、ドラム流れ込
み電流値と表面電位センサー7で感光ドラム2の中央付
近を直に測定した表面電位値とは強い相関関係が認めら
れ、ドラム流れ込み電流値で感光ドラム2の表面電位値
に換算することが可能である。ここでESV(表面電
位観測データ)のモニター及びID(ドラム流れ込み
電流の観測データ)のモニターは、VCCオン/オフ
信号がオンされると同時に可能であるが、表面電位セン
サー7がLEDヘッド30上に設置されているため、表
面電位の測定タイミングは感光ドラム2の対向表面が帯
電装置1からLEDヘッド30に達するまでの遅れ時間
を生じている。
【0021】CPU3はTM01起動からa2後(本実
施例では4.15sec後:感光ドラム2が1.35回
転した後)にa3間隔(本実施例では0.2sec間
隔:感光ドラム2の23.4゜毎)で、ESV観測デ
ータ及びID測定データ各々5点を取り込み、ROM
11に格納されたA/D変換用のルックアップテーブル
を参照して、上記取り込みデータをA/D変換回路8及
び9でA/D変換する。
【0022】ここで、本実施例がTM01起動から4.
15sec後(感光ドラム2が1.35回転した後)に
0.2sec間隔(感光ドラム2の23.4゜毎)で5
点のデータ取り込みを行った理由は、安定した状態で一
定範囲のデータを取り込み広義の判定を行うためであ
る。本実施例の実験評価に於いては、感光ドラム2の1
回転目の帯電状況は不安定で、7図のように2回転目以
降から安定する傾向にある。また、狭視的には細かなリ
ップルがあり測定タイミングによって異なる値を取り込
む危険が考えられる。したがって、2回転目以降の少な
くともドラム1/4周程度の範囲から複数点の測定デー
タを取り込むことにより前述の危険を回避するようにし
たものである。
【0023】表面電位センサー7の観測データの出力
は、測定値の1/200の電圧出力がなされ、0V〜−
1000Vまでの測定値に対して0V〜5Vまでの出力
が極めて強い一次の直線相関を成すため、0V〜5Vま
でを8ビットで256段階に等分割した変換テーブルを
作成した。また、ドラム流れ込み電流については図5に
示すように、感光ドラム2とフレームグランド間に挿入
した抵抗27の両端電圧を、ローパスフィルター28、
アンプ29を通してモニターするもので、本実施例の実
験によれば、8図に示すように、ドラム流れ込み電流値
と表面電位センサー7で感光ドラム2の中央付近を直に
測定した表面電位値とは強い相関関係が認められるた
め、ドラム流れ込み電流値の30μA〜50μAまでを
8ビットで256段階に等分割した変換テーブルを作成
した。
【0024】(2)適正表面電位値との比較判定シーケ
ンス次に、上記のようにA/D変換された各々5点の
ESV観測データ及びID測定データは、CPU3内
部でESV観測データは平均値計算,ID測定デー
タは変動率計算を実施後、これらの値とNV−RAM1
2に格納されている適正表面電位値(複数測定データの
平均表面電位値や変動率等で、実験評価等から設定す
る。)とを比較判定する。
【0025】本実施例の場合、平均表面電位値は−50
0V±20Vを適正,変動率は(Vmax −Vmin )/
(Vma x+Vmin )で規定して0.04以下を適正とし
ている。本実施例では、ESV観測データ(表面電位
センサー7で測定した表面電位値)で平均値計算し、
ID測定データ(流れ込み電流検知回路6で測定した表
面電位値)で変動率計算して、各々適正表面電位値と比
較判定したが、これは表面電位センサー7が高価なため
コスト上複数台の装着が困難なことによる。表面電位セ
ンサー7が1台の場合、感光ドラム2の周方向の帯電ム
ラが確認できても、幅方向の帯電ムラの確認は出来な
い。したがって、本実施例では感光ドラム2について全
体的な帯電ムラが確認できる、流れ込み電流検知回路6
で測定した表面電位値についても併用して用いた。もち
ろん、表面電位センサー7のみ、あるいは流れ込み電流
検知回路6のみによる測定であっても良く、必要な精
度,使えるコスト等事情に応じて使い分けることは問題
ない。
【0026】(3)自動清掃実行シーケンス ここで測定表面電位値と適正表面電位値とを比較判定し
た結果、適正表面電位値内であれば以後印字動作のシー
ケンスに移行し、露光,現像,転写/分離,定着,クリ
ーニング等の各プロセスが実行され、プリント出力して
入力画像の印字動作を終了するものである。しかしなが
ら比較判定した結果適正表面電位値外であった場合、帯
電プロセスが確実に実行されていないことになる。最も
高い確率で考えられる原因は、放電線15に付着した汚
染物質によるの放電効率の低下や放電ムラ等であり、放
電線15の清掃を実行しなければ印字画質の低下や不具
合を発生させてしまうことになるため、清掃実行シーケ
ンスに自動移行する。
【0027】先ず、CM01(クリーナモータ16)
オン/オフ信号がオンしてクリーナモータ16が駆動
し、クリーナモータ16の回転軸に連結してモータの回
転が伝達されるスクリュー23が回転する。この時CP
U3は、クリーナモータ16のオン信号と共に回転方向
信号もクリーナモータドライバ4に出力するため、正・
逆どちらかの回転が図3のスクリュー23に生じ、この
スクリュー23に嵌合する取っ手部24を一部に有する
支持部材22も、クリーナモータ16及びスクリュー2
3の回転に応じて、支持部材22を放電線15に沿って
移動させる。支持部材22には、発泡ウレタン等の絶縁
性でかつ弾性を持つ材質でできた清掃部材14が、放電
線15をある程度の押圧力で挟むように支持されている
ので、支持部材22の移動によって、放電線15に圧接
した清掃部材14が放電線15に付着した汚染物質を取
り除き、帯電装置1の帯電性能低下等の回復を計るもの
である。
【0028】放電線15の清掃時間については本実施例
の場合、清掃部材14が一往復する自動清掃シーケンス
を実行する。詳細に説明すると、クリーナモータ16及
びスクリュー23の回転に応じて支持部材22が放電線
15に沿って移動して、端部の絶縁性のブロック18叉
は19に衝突すると、クリーナモータ16の駆動負荷が
増大しクリーナモータドライバ4に大きなロック電流が
流れる。このロック電流を検知したCPU3は、クリー
ナモータ16の逆回転命令を出して支持部材22を逆向
きに移動させ、再び逆端部のブロック18叉は19に衝
突して負荷増大によるロック電流が流れた時点で、自動
清掃の実行シーケンスを終了するものである。なおロッ
ク電流検知回路については、一般的なためここでは記述
しない。
【0029】本実施例の画像形成装置では自動清掃シー
ケンス実行後、再び(1)感光ドラム2の表面電位測定
シーケンス,(2)適正表面電位値との比較判定シーケ
ンスを実行して、比較判定結果が適正表面電位値外であ
った場合は、(3)自動清掃実行シーケンスを再度行
い、その後も回復しない時初めてトラブルを表示してメ
ンテマン対応に移行するようにている。しかしながら、
評価実験に於いてはほとんどの場合、一回の自動清掃実
行シーケンスのみで放電線15に圧接した清掃部材14
が放電線15に付着した汚染物質を取り除き、帯電装置
1の特性低下の防止や性能の回復を計ることが可能であ
った。そのため、自動清掃シーケンス実行後も適正表面
電位値に回復しない場合は、他の重大な原因が考えられ
トラブルの事前検知という観点からも、本発明は有効で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、感光体の
表面電位を検知する手段を設け、その検知データと適正
表面電位値とを随時比較判定することで、放電線の清掃
タイミングを自動判別し、画質不具合が発生する前に、
自らが放電線清掃を実施する画像形成装置を提供するこ
とが可能になる。これにより、直接手を触れることなく
極めて容易に、また随時に放電線の自動清掃が実行され
るため、帯電装置の放電線清掃についてメンテナンスフ
リーの画像形成装置を得ることができるものであり、装
置信頼性の向上,メンテナンス費用と時間の削減など効
果絶大なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の印字プロセスを実行す
るコンポーネントの概略位置関係を示した説明図であ
る。
【図2】本発明の概要ブロック図である。
【図3】本発明の画像形成装置に於ける帯電装置の正面
断面を示した説明図である。
【図4】本発明の画像形成装置に於ける帯電装置の側面
断面を示した説明図である。
【図5】本発明の画像形成装置に於ける流れ込み電流検
知回路を示した説明図である。
【図6】本発明の画像形成装置に於ける動作タイミング
を示したタイミングチャートである。
【図7】本発明の画像形成装置に於ける表面電位と流れ
込み電流のモニター内容を示した説明図である。
【図8】本発明の画像形成装置に於ける表面電位・流れ
込み電流の相関を示した説明図である。
【図9】帯電装置を清掃する場合に於ける従来の方法の
説明図である。
【符号の説明】
1 帯電装置 2 感光ドラム 3 CPU 6 流れ込み電流検知回路 7 表面電位センサー 14 清掃部材 15 放電線 16 クリーナモータ 22 保持部材 25 ドラムモータ 30 LEDヘッド 31 現像装置 32 転写装置 33 分離装置 34 転写紙 35 クリーナ 36 除電器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上にトナー像を形成する画像形成
    装置に於いて、該感光体を帯電させる放電線と、該放電
    線を清掃するために放電線に沿って移動自在な清掃部材
    と、該清掃部材を支持する支持部材と、前期清掃部材を
    移動させる駆動装置を有し、所定の位置に設けた帯電手
    段と、前記感光体の表面電位値を検知する手段と、該検
    知データをアナログデータからディジタルデータに変換
    するA/D変換回路と、設定した適正表面電位値を記憶
    する不揮発性メモリーと、前記清掃部材を移動させる駆
    動手段の駆動動作及びタイミングを制御する制御回路か
    ら成り、該制御回路は前記A/D変換回路によって変換
    されたデータを、前記不揮発性メモリーに設定した適正
    表面電位値と比較判定し、適正表面電位値外の値である
    時に前記清掃部材を移動させて、前記放電線を清掃する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体の表面電位値を検知する手段
    が、表面電位センサーであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記感光体の表面電位値を検知する手段
    が、前記帯電手段による感光体への帯電時に、該感光体
    とフレームグランド間に流れる電流を検知する回路から
    なることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記感光体の表面電位値を検知するタイ
    ミング及び、前記A/D変換回路によって変換されたデ
    ータを、前記不揮発性メモリーに設定した適正表面電位
    値と比較判定するタイミングは、前記画像形成装置の電
    源スィッチがオンされた直後、又は画像印字命令が入力
    した直後に実行されることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7664423B2 (en) 2004-10-29 2010-02-16 Murata Machinery, Ltd. Image forming device including a cleaning member
JP2010156853A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc 画像形成装置

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