JPH0827241A - 防振・緩衝材 - Google Patents

防振・緩衝材

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JPH0827241A
JPH0827241A JP6164080A JP16408094A JPH0827241A JP H0827241 A JPH0827241 A JP H0827241A JP 6164080 A JP6164080 A JP 6164080A JP 16408094 A JP16408094 A JP 16408094A JP H0827241 A JPH0827241 A JP H0827241A
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JP
Japan
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vibration
molecular weight
low
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polyol
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Application number
JP6164080A
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English (en)
Inventor
Noriko Masayama
典子 正山
Shigeaki Iwasaki
成彰 岩崎
Koichiro Hara
浩一郎 原
Yukinori Hanzaka
征則 半坂
Naoto Mifune
直人 御船
Hiroshi Kumazaki
弘 熊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Railway Technical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低バネ定数化が図られ、防振性、繰り返し圧
縮に対する耐久性などにすぐれた防振・緩衝材を提供す
ること。 【構成】 ポリイソシアネートが数平均分子量が400 〜
4000のポリオキシプロピレングリコールとジフェニルメ
タンジイソシアネートとからなるNCO基含有量が5〜
30重量%の変性イソシアネートであり、ポリオールが数
平均分子量が4000〜8000のポリオキシプロピレントリオ
ールと分子量が150 以下の短鎖長ジオールとを混合した
ものであり、発泡剤が水および低沸点脂肪族ハロゲン化
物から選ばれた少なくとも1種であり、ポリイソシアネ
ートとポリオールとをイソシアネートインデックスが80
〜120 となるように反応させてえられた嵩密度が0.4 〜
1.0g/cm3 の低発泡ポリウレタンエラストマーから
なることを特徴とする防振・緩衝材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防振・緩衝材に関す
る。さらに詳しくは、繰り返し圧縮に対して耐久性が要
求される、たとえば車輌用防振材、軌道パッド、枕木パ
ッド、スラブマットなどの鉄道用緩衝材、防振材などと
して好適に使用しうる防振・緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌走行時の振動を低減させた
り、遮断するための防振・緩衝材には、天然ゴム、スチ
レン−ブタジエン共重合ゴムなどのゴムが用いられてい
る。
【0003】一般に、車輌などにおいては、振動を低減
化させるために、低バネ定数化が行なわれているが、前
記ゴムを材質とする防振・緩衝材で低バネ定数化を図ろ
うとしたばあいには、繰り返し圧縮に対する耐久性やゴ
ム強度が充分でなかったり、その形状が複雑になるなど
の問題や、荷重(応力)が加わったときに横方向に歪
み、防振材がずれるなどの問題があり、さらにゴムを用
いる関係上、加硫時間が長くなるので、生産性におとる
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、低バネ定数化が図ら
れ、防振性、繰り返し圧縮に対する耐久性などにすぐれ
た防振・緩衝材を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ポ
リイソシアネート、ポリオールおよび発泡剤を反応させ
てえられた防振・緩衝材であって、(A)前記ポリイソ
シアネートが、数平均分子量が400 〜4000のポリオキシ
プロピレングリコールとジフェニルメタンジイソシアネ
ートとからなるNCO基含有量が5〜30重量%の変性イ
ソシアネートであり、(B)前記ポリオールが、数平均
分子量が4000〜8000のポリオキシプロピレントリオール
と分子量が150 以下の短鎖長ジオールとを混合したもの
であり、(C)前記発泡剤が、水および低沸点脂肪族ハ
ロゲン化物から選ばれた少なくとも1種であり、(D)
前記ポリイソシアネートと前記ポリオールとをイソシア
ネートインデックスが80〜120 となるように反応させて
えられた嵩密度が0.4 〜1.0 g/cm3 の低発泡ポリウ
レタンエラストマーからなることを特徴とする防振・緩
衝材に関する。
【0006】
【作用および実施例】本発明の防振・緩衝材は、前記し
たように、(A)ポリイソシアネートが、数平均分子量
が400 〜4000のポリオキシプロピレングリコールとジフ
ェニルメタンジイソシアネートとからなるNCO基含有
量が5〜30重量%の変性イソシアネートであり、(B)
ポリオールが、数平均分子量が4000〜8000のポリオキシ
プロピレントリオールと分子量が150 以下の短鎖長ジオ
ールとを混合したものであり、(C)発泡剤が、水およ
び低沸点脂肪族ハロゲン化物から選ばれた少なくとも1
種であり、(D)ポリイソシアネートとポリオールとを
イソシアネートインデックスが80〜120 となるように反
応させてえられた嵩密度が0.4 〜1.0 g/cm3の低発
泡ポリウレタンエラストマーからなることを特徴とした
ものである。
【0007】このように、特定のポリイソシアネート、
ポリオールおよび発泡剤を用い、イソシアネートインデ
ックスが特定の値となるように反応させ、さらに低発泡
ポリウレタンエラストマーの嵩密度が特定の値となるよ
うにすることにより、低バネ定数化が図られ、繰り返し
圧縮に対する耐久性にすぐれた防振・緩衝材がえられ
る。
【0008】本発明に用いられる(A)ポリイソシアネ
ートは、数平均分子量が400 〜4000のポリオキシプロピ
レングリコールとジフェニルメタンジイソシアネートと
からなるNCO基含有量が5〜30重量%の変性イソシア
ネートである。
【0009】前記ポリオキシプロピレングリコールの数
平均分子量は、あまりにも低いばあいには、変性イソシ
アネートを調製した際にゲル化を招きやすくなるので、
400以上、好ましくは1000以上であり、またあまりにも
高いばあいには、成形時の離型の際に長時間を要するよ
うになるので、4000以下、好ましくは3000以下である。
【0010】前記ジフェニルメタンジイソシアネートと
しては、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート
(以下、純MDIという)、ポリメリック4,4´−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(以下、ポリメリック
MDIという)があげられる。これらのなかでも純MD
Iは、えられる低発泡ポリウレタンエラストマーの耐屈
曲性がすぐれるので、とくに好ましい。
【0011】前記ポリオキシプロピレングリコールとジ
フェニルメタンジイソシアネートとの割合は、えられる
変性イソシアネートのNCO基含有量が5〜30重量%と
なるように調整される。かかるNCO基含有量があまり
にも少ないばあいには、えられる変性イソシアネートの
粘度が高くなって取扱い性が低下し、また低発泡ポリウ
レタンエラストマーの剛性が不足するようになるので、
5重量%以上、好ましくは15重量%以上となるように
調整し、またあまりにも多いばあいには、後述するポリ
オールとの反応において粘度上昇が早すぎて、混合、成
形などの作業性がわるく、またえられる低発泡ポリウレ
タンエラストマーの機械的強度などの物性も不安定にな
るようになるので、30重量%以下、好ましくは25重量%
以下となるように調整する。
【0012】本発明に用いられるポリオールは、数平均
分子量が4000〜8000のポリオキシプロピレントリオール
と分子量が150 以下の短鎖長ジオールとを混合した混合
ポリオールである。かかる混合ポリオールを用いること
によって低発泡ポリウレタンエラストマーが網目構造と
なり、結晶化しにくくなっているので、えられる防振・
緩衝材は、低バネ定数化が図られ、繰り返し圧縮に対す
る耐久性にすぐれたものとなる。
【0013】前記ポリオキシプロピレントリオールの数
平均分子量は、あまりにも低いばあいには、えられる低
発泡ポリウレタンエラストマーのバネ定数が高くなるの
で、4000以上、好ましくは4500以上であり、またあまり
にも高いばあいには、えられる低発泡ポリウレタンエラ
ストマーの引張強度や引裂強度が低下し、しかも成形時
には離型時間が長くなって生産性が低下するようになる
ので、8000以下、好ましくは6000以下である。
【0014】前記短鎖長ジオールの分子量は、あまりに
も高いばあいには、えられる低発泡ポリウレタンエラス
トマーが柔軟になりすぎ、引張速度が小さく、圧縮永久
歪が大きくなるので、150 以下、好ましくは134 以下と
される。
【0015】前記短鎖長ジオールの具体例としては、た
とえばエチレングリコール、ジエチレングリコール、
1,4−ブタンジオール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、トリエチレングリコールなどがあ
げられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0016】前記ポリオキシプロピレントリオールと短
鎖長ジオールとの混合割合は、とくに限定がなく、要求
される物性に応じて適宜調整すればよい。その一例とし
て、たとえば繰り返し圧縮に対する耐久性などの物性を
向上せしめるためには、ポリオキシプロピレントリオー
ル100 重量部に対して短鎖長ジオールが10〜20重量部程
度となるようにすることが好ましい。
【0017】前記ポリイソシアネートとポリオールとの
配合割合は、ポリイソシアネート中のイソシアネート基
とポリオール中の活性水素との当量比(イソシアネート
基/活性水素)の値、すなわちイソシアネートインデッ
クスが通常80〜120 となるように調整する。かかるイソ
シアネートインデックスがあまりにも小さいばあいに
は、吸水しやすくなるほか、えられる低発泡ポリウレタ
ンエラストマーの機械的強度が低下するようになるの
で、80以上、好ましくは100 以上となるように調整し、
またあまりにも大きいばあいには、低発泡ポリウレタン
エラストマーがきわめて硬くなり、低バネ定数化が図ら
れにくくなるので、120 以下、好ましくは105 以下とな
るように調整する。
【0018】本発明の防振・緩衝材は、ポリウレタンが
有する特性に加えて、発泡によって特定の嵩密度が低発
泡ポリウレタンエラストマーに付与されるので、その低
バネ定数化が図られたものであり、本発明においては、
発泡剤として、水および低沸点脂肪族ハロゲン化物から
選ばれた少なくとも1種が用いられる。
【0019】前記低沸点脂肪族ハロゲン化物としては、
たとえばジフルオロクロロメタンなどのハイドロクロロ
フルオロカーボン、テトラフルオロメタンなどのハイド
ロフルオロカーボン、メチレンクロライド、エチレンク
ロライドなどの塩化アルキレンなどがあげられる。
【0020】前記発泡剤の使用量は、えられる低発泡ポ
リウレタンエラストマーの嵩密度が0.4 〜 1.0g/cm
3 となるように調整される。なお、前記低発泡ポリウレ
タンエラストマーの嵩密度があまりにも小さいばあいに
は、機械的強度および剛性が不充分となるので、 0.4g
/cm3 以上、好ましくは0.55g/cm3 以上となるよ
うに調整し、またあまりにも大きいばあいには、発泡体
とはいえないような高硬度のものとなり、低バネ定数化
が困難となるので、 1.0g/cm3 以下、好ましくは0.
75g/cm3 以下となるように調整する。
【0021】本発明において、前記ポリイソシアネー
ト、ポリオールおよび発泡剤を反応させる際には、触媒
を適宜配合してもよい。
【0022】前記触媒の代表例としては、たとえばトリ
エチレンジアミン、トリエチルアミン、N−メチルモル
ホリン、テトラメチルブタンジアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミンなどのアミン系触媒をはじめ、たと
えばスタナスオクトエートなどのスズ系触媒などがあげ
られ、これらの触媒は、単独でまたは2種以上を混合し
て用いられる。
【0023】本発明に用いられる低発泡ポリウレタンエ
ラストマーは、ポリイソシアネート、ポリオールおよび
発泡剤を反応させることによってえられる。その一例と
して、たとえばポリオールに水および必要に応じて触媒
を配合して均一な組成となるまで混合し、これにポリイ
ソシアネートを混合したのち、約20〜70℃に加熱するな
どすればよい。なお、これらの成分を混合する際には、
たとえばプロペラ式攪拌機などを用いて回転数1500〜50
00rpm程度で混合してもよい。
【0024】かくしてえられた低発泡ポリウレタンエラ
ストマーは、嵩密度が0.4 〜1.0 g/cm3 のものであ
るが、該低発泡ポリウレタンエラストマーには、必要に
応じて、たとえば鉄粉などの金属粉、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウムなどの無機微粉末などのフィラー;
カーボンブラックなどの着色剤;シリコーンなどの消泡
剤;紫外線吸収剤;光安定化剤;酸化防止剤などの添加
剤を添加することができる。
【0025】反応後、えられた低発泡ポリウレタンエラ
ストマーを、たとえば50〜120 ℃程度に加熱された所定
の形状を有する成形型内に適量注入し、50〜120 ℃程度
の温度で5〜30分間1次硬化させたのち、えられた成形
品を離型し、必要により、90〜120 ℃程度の温度で8〜
24時間2次硬化させることにより、防振・緩衝材がえら
れる。
【0026】かくしてえられた防振・緩衝材は、低バネ
定数化が図られたものであり、防振性、繰り返し圧縮に
対する耐久性などにすぐれたものであるので、繰り返し
圧縮に対して耐久性が要求される、たとえば車輌用防振
材、軌道パッド、枕木パッド、スラブマットなどの鉄道
用緩衝材、防振材などとして好適に使用しうるものであ
る。
【0027】つぎに、本発明の防振・緩衝材を軌道パッ
ドおよび間挿弾性材として用いたレール締結装置の一実
施態様の概略説明図を図1に示す。図1に示されたレー
ル締結装置において、レール2と、たとえば金属などか
らなる調整パッキン4とのあいだには、本発明の防振・
緩衝材からなる軌道パッド1が設けられ、上タイプレー
ト6とベースプレート7とのあいだには、本発明の防振
・緩衝材からなる間挿弾性材5が設けられている。これ
ら上タイプレート6、間挿弾性材5およびベースプレー
ト7は、支承体8中に埋め込まれたアンカーTボルト9
によって固定され、この上タイプレート6上にレール2
が板バネ3によって固定されている。
【0028】このように、かかるレール締結装置におい
ては、軌道パッド1および間挿弾性材5には、本発明の
防振・緩衝材が用いられているので、鉄道車輌通過時の
振動がこれら軌道パッド1および間挿弾性材5によって
充分に吸収され、すぐれた防振性および緩衝性が発現さ
れる。
【0029】つぎに、本発明の防振・緩衝材を実施例に
もとづいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実
施例のみに限定されるものではない。
【0030】製造例1 純MDI100 重量部に対してポリオキシプロピレングリ
コール(数平均分子量:2000、OH価:56)56.2重量部
を配合し、これらを反応させてNCO基含有量が20重量
%の変性イソシアネート(以下、変性イソシアネート−
1という)をえた。
【0031】製造例2 製造例1において、ポリオキシプロピレングリコールの
配合量を96.9重量部に変更したほかは製造例1と同様に
してNCO基含有量が15重量%の変性イソシアネート
(以下、変性イソシアネート−2という)をえた。
【0032】製造例3 製造例1において、ポリオキシプロピレングリコールと
して数平均分子量が1000、OH価が112 のものを用い、
その配合量を47.9重量部に変更したほかは製造例1と同
様にしてNCO基含有量が19.8重量%の変性イソシアネ
ート(以下、変性イソシアネート−3という)をえた。
【0033】製造例4 製造例1において、ポリオキシプロピレングリコールと
して数平均分子量が3000、OH価が37のものを用い、そ
の配合量を83.8重量部に変更したほかは製造例1と同様
にしてNCO基含有量が17重量%の変性イソシアネート
(以下、変性イソシアネート−4という)をえた。
【0034】比較製造例1 製造例1において、ポリオキシプロピレングリコールの
かわりにポリテトラメチレングリコール(数平均分子
量:3000、OH価:37)を用い、その配合量を83.8重量
部に変更したほかは製造例1と同様にしてNCO基含有
量が20重量%の変性イソシアネート(以下、変性イソシ
アネート−5という)をえた。
【0035】比較製造例2 製造例1において、ポリオキシプロピレングリコールの
かわりに比較製造例1で用いたものと同じポリテトラメ
チレングリコールを用い、その配合量を29.5重量部に変
更したほかは製造例1と同様にしてNCO基含有量が25
重量%の変性イソシアネート(以下、変性イソシアネー
ト−6という)をえた。
【0036】実施例1 ポリオキシプロピレントリオール(数平均分子量:600
0、OH価:27.6)100重量部とエチレングリコール16重
量部とを混合してポリオールを調製し、これにトリエチ
レンジアミン0.8 重量部および水0.7 重量部を配合し、
均一な組成となるまで混合して約60℃に保った。
【0037】つぎに、えられた混合物と約35℃に保たれ
た変性イソシアネート−1とを、イソシアネートインデ
ックスが101 となるように配合し、プロペラ式攪拌機を
用いて回転数約3000rpmで約60秒間撹拌混合し、つい
で約60℃に予熱した金型内に注入した。
【0038】注型後約3分間経過後に内容物を取り出
し、110 ℃の熱風オーブン中で24時間にわたって後硬化
させ、防振・緩衝材(140 ×180 ×10mm)をえた。
【0039】えられた防振・緩衝材の各種物性を以下の
方法にしたがって調べた。その結果を表1に示す。
【0040】(イ)嵩密度 JIS Z 8807「体積からの測定方法」に準拠
し、嵩密度(g/cm3)を測定した。
【0041】(ロ)引張強度 JIS K 6301「3.引張試験の方法」に準拠
し、ダンベル状3号試験片を用いて500 mm/分の引張
速度での引張強度(MPa)を測定した。
【0042】(ハ)伸び 前記(ロ)引張強度と同様にして伸び(%)を測定し
た。
【0043】(ニ)引裂強度 JIS K 6301「7.引裂試験の方法」に準拠
し、ダンベル状B型試験片を用いて500 mm/分の引張
速度で引裂強度(kN/m)を測定した。
【0044】(ホ)耐熱性 JIS K 6301「6.老化試験」の「6.3空気
加熱老化試験」に準拠し、ダンベル状3号試験片を70℃
で96時間熱老化させたのち、室温下で1時間放冷し、前
記(ロ)引張強度と同様にしてすみやかに引張試験を行
ない、熱老化させる前の前記(ロ)引張強度の値を基準
として保持率(%)を求めた。
【0045】(ヘ)圧縮永久歪 ASTM D395 Method(A)に準拠し、定荷重圧
縮試験装置を用いて25×25×10mmの試験片に1.5 kN
の負荷をかけ、70℃で48時間処理したのち、室温下で約
24時間放冷して試験片の厚さを測定し、試験前の厚さを
基準として変化率(%)を求めた。
【0046】(ト)圧縮疲労 疲労試験機を用い、50×50×10mmの試験片に対して9
kNの負荷をかけ、周波数5Hzで±6kNの正弦波を
100 万回疲労処理後、室温下で約24時間放冷して試験片
の厚さを測定し、試験前の厚さを基準として変化率
(%)を求めた。
【0047】(チ)バネ定数 圧縮試験機を用い、140 ×180 ×10mmの試験片に対し
て2回予備圧縮後、荷重を300 kNまで加え、求められ
た荷重−たわみ曲線の10〜50kNのあいだのたわみ量よ
りバネ定数(MN/m)を算出した。
【0048】実施例2 実施例1において、混合物と変性イソシアネート−1と
をイソシアネートインデックスが105 となるように配合
したほかは実施例1と同様にして防振・緩衝材をえた。
【0049】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0050】実施例3 実施例2において、エチレングリコールの使用量を16重
量部から12重量部に変更したほかは実施例2と同様にし
て防振・緩衝材をえた。
【0051】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0052】実施例4 実施例1において、変性イソシアネート−1のかわりに
変性イソシアネート−2を用いたほかは実施例1と同様
にして防振・緩衝材をえた。
【0053】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0054】実施例5 実施例2において、変性イソシアネート−1のかわりに
変性イソシアネート−3を用いたほかは実施例2と同様
にして防振・緩衝材をえた。
【0055】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0056】実施例6 実施例2において、ポリオキシプロピレントリオールと
して数平均分子量が4800、OH価が35のものを用い、変
性イソシアネート−1のかわりに変性イソシアネート−
4を用いたほかは実施例2と同様にして防振・緩衝材を
えた。
【0057】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0058】実施例7 実施例6において、変性イソシアネート−4のかわりに
変性イソシアネート−1を用いたほかは実施例6と同様
にして防振・緩衝材をえた。
【0059】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0060】比較例1 ポリオキシプロピレントリオール(数平均分子量:300
0、OH価:56)100 重量部とエチレングリコール27.6
重量部とを混合してポリオールを調製し、これにトリエ
チレンジアミン1重量部および水5.2 重量部を配合し、
均一な組成となるまで混合して約60℃に保った。
【0061】つぎに、えられた混合物と約35℃に保たれ
た変性イソシアネート−5とを、イソシアネートインデ
ックスが105 となるように配合し、実施例2と同様にし
て防振・緩衝材をえた。
【0062】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0063】比較例2 比較例1において、ポリオキシプロピレントリオールと
して数平均分子量が600 、OH価が273 のものを用い、
水の配合量を1.5 重量部に、トリエチレンジアミンの配
合量を0.7 重量部にそれぞれ変更したほかは比較例1と
同様にして防振・緩衝材をえた。
【0064】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0065】比較例3 比較例1において、エチレングリコールの配合量を67.5
重量部に、水の配合量を5重量部に、トリエチレンジア
ミンの配合量を2.5 重量部にそれぞれ変更し、変性イソ
シアネート−5のかわりに変性イソシアネート−6を用
いたほかは比較例1と同様にして防振・緩衝材をえた。
【0066】えられた防振・緩衝材の各種物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】表1に示された結果から、実施例1〜7で
えられた防振・緩衝材は、いずれも引張強度、引裂強度
などの機械的強度にすぐれ、伸びが大きいので防振性に
すぐれるとともに、バネ定数が20MN/m程度以下、圧
縮永久歪が10%未満、かつ圧縮疲労が10%未満であり、
低バネ定数化が図られ、繰り返し圧縮に対する耐久性に
すぐれたものであることがわかる。
【0069】
【発明の効果】本発明の防振・緩衝材は、低バネ定数化
が図られ、防振性、繰り返し圧縮に対する耐久性などに
すぐれたものであるので、たとえば車輌用防振材、軌道
パッド、枕木パッド、スラブマットなどの鉄道用緩衝
材、防振材などとして好適に使用しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振・緩衝材が軌道パッドおよび間挿
弾性材に用いられたレール締結装置の一実施態様を示す
概略説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 浩一郎 兵庫県神戸市兵庫区明和通三丁目2番15号 バンドー化学株式会社内 (72)発明者 半坂 征則 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 御船 直人 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 熊崎 弘 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソシアネート、ポリオールおよび
    発泡剤を反応させてえられた防振・緩衝材であって、
    (A)前記ポリイソシアネートが、数平均分子量が400
    〜4000のポリオキシプロピレングリコールとジフェニル
    メタンジイソシアネートとからなるNCO基含有量が5
    〜30重量%の変性イソシアネートであり、(B)前記ポ
    リオールが、数平均分子量が4000〜8000のポリオキシプ
    ロピレントリオールと分子量が150 以下の短鎖長ジオー
    ルとを混合したものであり、(C)前記発泡剤が、水お
    よび低沸点脂肪族ハロゲン化物から選ばれた少なくとも
    1種であり、(D)前記ポリイソシアネートと前記ポリ
    オールとをイソシアネートインデックスが80〜120 とな
    るように反応させてえられた嵩密度が0.4 〜1.0 g/c
    3 の低発泡ポリウレタンエラストマーからなることを
    特徴とする防振・緩衝材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2636491A2 (en) 2012-03-06 2013-09-11 Jtekt Corporation Calibration method and calibration system for robot
EP2636492A2 (en) 2012-03-06 2013-09-11 Jtekt Corporation Calibration method and calibration system for robot
JP2021130265A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 バンドー化学株式会社 ポリウレタン構造体、防音材、ポリウレタン構造体の製造方法及びポリウレタン膜形成用液状組成物

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