JPH08274101A - 半導体装置の配線構造の形成方法 - Google Patents

半導体装置の配線構造の形成方法

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JPH08274101A
JPH08274101A JP9778395A JP9778395A JPH08274101A JP H08274101 A JPH08274101 A JP H08274101A JP 9778395 A JP9778395 A JP 9778395A JP 9778395 A JP9778395 A JP 9778395A JP H08274101 A JPH08274101 A JP H08274101A
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forming
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interlayer insulating
layer
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JP9778395A
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Yukiyasu Sugano
幸保 菅野
Hidenori Kenmotsu
秀憲 監物
Kazuhiro Hoshino
和弘 星野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高い信頼性を有するスタックトコンタクトプラ
グ構造を高い歩留まりで形成し得る半導体装置の配線構
造の形成方法を提供する。 【構成】半導体装置の配線構造の形成方法は、(イ)基
体10上に第1の層間絶縁層20を形成した後、高融点
金属材料から第1の接続孔23を形成し、(ロ)第1の
層間絶縁層20上に、アルミニウム系合金から成る平坦
化された第1の配線31を形成し、(ハ)第1の配線3
1上を含む第1の層間絶縁層20上に、第2の層間絶縁
層40を形成した後、第1の接続孔23の上方の第2の
層間絶縁層40に第2の開口部41を形成し、(ニ)第
2の開口部41を高融点金属材料で埋め込んで第2の接
続孔43を形成し、次いで、第2の層間絶縁層40上に
第2の配線51を形成する各工程から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線構造
の形成方法に関し、更に詳しくは、半導体装置における
所謂スタックトコンタクトプラグ構造の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高密度化に伴い、寸法
ルールは着実に微細化しつつある。その結果、コンタク
トホールやビヤホール(以下、これらを総称してコンタ
クトプラグあるいは接続孔と呼ぶ)のアスペクト比が急
激に増加している。例えば、0.5μmルールの場合、
接続孔の径は0.8μm、接続孔の高さ(深さ)は0.
8μmであり、アスペクト比は1である。然るに、0.
35μmルールにおいては、接続孔の径は0.4μm、
接続孔の高さ(深さ)は0.8μmとなり、アスペクト
比は2にもなる。
【0003】通常、導体領域が形成された基体上に層間
絶縁層を形成した後、導体領域上の層間絶縁層に開口部
を設け、次いで、この開口部内を含む層間絶縁層上にア
ルミニウム系合金から成る金属配線材料層をスパッタ法
にて成膜する。然るに、このような従来の方法で高アス
ペクト比の接続孔の形成を試みた場合、所謂シャドウイ
ング効果によってスパッタ粒子が開口部の底部や側壁下
方に到達しない現象が生じ、その結果、接続孔の信頼性
が乏しくなる。
【0004】そのため、図10に模式的な一部断面図を
示すように、例えばソース・ドレイン領域から成る導体
領域101が形成された基体100上に層間絶縁層10
2を形成した後、導体領域101上の層間絶縁層102
に開口部103を設け(図10の(A)参照)、次い
で、例えばCVD法にてこの開口部103を含む層間絶
縁層102上にタングステン層104を形成し(図10
の(B)参照)、次いで、層間絶縁層102上のタング
ステン層104をエッチバックしてタングステンから成
る高融点金属材料で開口部103内を埋め込み(図10
の(C)参照)、接続孔105を形成した後、接続孔1
05上を含む層間絶縁層102上にアルミニウム系合金
から成る配線層106をスパッタ法にて形成する(図1
0の(D)参照)方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなブランケットタングステンCVD法による接続孔の
形成とスパッタ法による配線層の形成を組み合わせた場
合、以下のような問題が生じる。即ち、層間絶縁層10
2上のタングステン層104をエッチバックする際、層
間絶縁層102上のタングステン層104を完全に除去
しようとした場合、タングステン層104を不可避的に
オーバーエッチングする必要がある。その結果、開口部
103の上方のタングステン層104に凹部107が形
成される。このような凹部107の深さが例えば0.1
μm程度となるようにエッチバックの条件を制御する
が、場合によっては0.2μm程度になることもある。
接続孔105の上部にこのような深い凹部107が形成
されると、アルミニウム系合金から成る配線層106を
スパッタ法にて形成した際、接続孔105の上方の配線
層106にも凹部108が形成される(図10の(D)
参照)。
【0006】半導体集積回路の高密度化に伴い、接続孔
の占める面積の割合を小さくするため、所謂スタックト
コンタクトプラグ構造が形成される傾向にある。このス
タックトコンタクトプラグ構造は、接続孔の上方に別の
接続孔が形成された構造を有する。即ち、図10の
(D)に示した配線構造における配線上を含む層間絶縁
層上に、第2の層間絶縁層110を形成した後、接続孔
105の上方の第2の層間絶縁層110に第2の開口部
111を形成する(図11の(A)参照)。そして、第
2の開口部111内にブランケットタングステンCVD
法にて第2の接続孔112を形成し、更には、第2の接
続孔112上を含む第2の層間絶縁層110上に第2の
配線層113を形成する(図11の(B)参照)。
【0007】このようなスタックトコンタクトプラグ構
造を形成する場合、図10の(D)に示すように、接続
孔105の上方の配線層106にも凹部108が形成さ
れると、接続孔105の上方の配線層106に凹部10
8が形成されていない部分と比較して、第2の開口部1
11を形成する部分の第2の層間絶縁層110の厚さが
相対的に厚くなる。その結果、例えば、第2の開口部1
11の底部に第2の層間絶縁層110が部分的に残存
し、第2の開口部111を確実に形成することができな
くなるという問題がある。また、第2の開口部111の
アスペクト比が大きくなり、ブランケットタングステン
CVD法でタングステン層を成膜したとき、第2の開口
部111内のタングステン層にボイドが発生し、高い信
頼性を有する第2の接続孔112を形成できなくなると
いう問題もある。
【0008】その結果、スタックトコンタクトプラグ構
造を採用できなくなり、接続孔105と第2の接続孔1
12を形成する位置をずらさざるを得ず、半導体集積回
路の高密度化が達成できなくなるという問題を生じる。
【0009】従って、本発明の目的は、高い信頼性を有
するスタックトコンタクトプラグ構造を有する配線構造
を高い歩留まりで形成し得る半導体装置の配線構造の形
成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置の配線構造の形成方法は、
(イ)導体領域が形成された基体上に第1の層間絶縁層
を形成した後、導体領域上の第1の層間絶縁層に第1の
開口部を設け、次いで、該第1の開口部を高融点金属材
料で埋め込んで第1の接続孔を形成する工程と、(ロ)
該第1の層間絶縁層上に、該第1の接続孔と電気的に接
続されそしてアルミニウム系合金から成る平坦化された
第1の配線層を形成し、次いで、該第1の配線層をパタ
ーニングして第1の配線を形成する工程と、(ハ)第1
の配線上を含む第1の層間絶縁層上に、第2の層間絶縁
層を形成した後、第1の接続孔の上方の第2の層間絶縁
層に第2の開口部を形成する工程と、(ニ)該第2の開
口部を高融点金属材料で埋め込んで第2の接続孔を形成
し、次いで、該第2の層間絶縁層上に、該第2の接続孔
と電気的に接続された第2の配線を形成する工程、から
成ることを特徴とする。
【0011】本発明の半導体装置の配線構造の形成方法
においては、前記工程(ニ)に代えて、第2の開口部内
を含む第2の層間絶縁層上に金属配線材料から成る第2
の配線層を形成した後、該第2の配線層をパターニング
して第2の配線を形成する工程を含むことができる。
【0012】本発明の半導体装置の配線構造の形成方法
においては、高融点金属材料として、タングステンある
いは銅を例示することができ、開口部の高融点金属材料
での埋め込みは例えばCVD法にて行うことができる。
尚、TiN等の高融点金属化合物材料も、本明細書では
高融点金属材料に包含される。
【0013】更に、本発明の半導体装置の配線構造の形
成方法においては、前記工程(ロ)における第1の配線
層の形成は、基体を250乃至450゜Cに加熱した状
態でアルミニウム系合金をスパッタ法にて成膜する方法
にて行うことができる。アルミニウム系合金をスパッタ
法にて成膜する場合、基体の温度をT゜Cに設定して
も、スパッタ時の基体の温度は(T+T’)゜Cに上昇
する。T’の値は、アルミニウム系合金の膜厚や成膜速
度等の成膜条件、あるいは又、基体を加熱する機構によ
って異なるが、70゜C程度である。一方、基体の温度
が520゜Cを越えると、導体領域がアルミニウム系合
金から成る場合、導体領域の熱膨張によって第1の層間
絶縁層にクラックが生じるといった問題がある。従っ
て、基体の加熱温度の上限は、成膜条件やスパッタ装置
に依存して決定すればよいが、450゜C(=520−
70゜C)とすることが好ましい。基体の加熱温度の下
限は、第1の層間絶縁層上に堆積したアルミニウム系合
金が流動状態となる温度であればよく、成膜条件やスパ
ッタ装置に依存して決定すればよいが、第1の層間絶縁
層上に堆積したアルミニウム系合金が確実に流動状態と
なる温度である250゜Cとすることが好ましい。
【0014】あるいは又、本発明の半導体装置の配線構
造の形成方法においては、前記工程(ロ)における第1
の配線層の形成は、アルミニウム系合金をスパッタ法に
て成膜した後、基体を250乃至520゜Cに加熱する
方法にて行うことができる。基体を加熱する際の雰囲気
は常圧あるいは高圧とすることができる。基体の加熱温
度の上限及び下限は、加熱処理装置等に依存して上述し
たと同様に決定すればよいが、520゜C及び250゜
Cとすることが好ましい。
【0015】第1の接続孔の中心と第2の接続孔の中心
とのずれ(Δ)は、第1の接続孔の上方の第1の配線の
厚さをtとしたとき、Δ≦tを満足することが好まし
い。即ち、この条件を満足するように、第1の接続孔の
上方の第2の層間絶縁層に第2の開口部を形成すること
が望ましい。
【0016】基体/導体領域との組み合わせとしては、
シリコン半導体基板等の半導体基板/ソース・ドレイン
領域等の拡散領域や配線、基板の上方に形成された下層
絶縁層/下層絶縁層の上に形成された下層配線、基板の
上方に形成された下層絶縁層/下層絶縁層に埋め込まれ
た下層配線、基板上に形成された半導体層/半導体層の
上に形成された拡散領域や配線、を例示することができ
る。
【0017】アルミニウム系合金としては、例えば、純
アルミニウム、Al−Si、Al−Cu、Al−Si−
Cu、Al−Ge、Al−Si−Ge等の種々のアルミ
ニウム合金を挙げることができる。第1の層間絶縁層及
び第2の層間絶縁層として、SiO2、BPSG、PS
G、BSG、AsSG、PbSG、SbSG、NSG、
SOG、LTO(Low Temperature Oxide、低温CVD
−SiO2)、SiN、SiON等の公知の絶縁材料、
あるいはこれらの絶縁材料を積層したものを用いること
ができる。
【0018】
【作用】本発明においては、第1の層間絶縁層上に、第
1の接続孔と電気的に接続されそしてアルミニウム系合
金から成る平坦化された第1の配線層を形成する。その
結果、第1の接続孔の上方の第2の層間絶縁層に第2の
開口部を形成する際、第2の開口部を形成すべき第2の
層間絶縁層の部分の厚さの均一化を図ることができ、第
2の開口部を確実に且つ高い歩留まりで形成することが
できる。また、第2の開口部のアスペクト比が増加する
ことを抑制でき、高い信頼性を有する第2の接続孔を形
成することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
【0020】(実施例1)実施例1の半導体装置の配線
構造の形成方法においては、第2の層間絶縁層に設けら
れた第2の開口部を高融点金属材料で埋め込んで第2の
接続孔を形成し、次いで、第2の層間絶縁層上に、第2
の接続孔と電気的に接続された第2の配線を形成する。
高融点金属材料はタングステンから成り、CVD法で成
膜する。また、第1の配線層の形成は、基体を250乃
至450゜Cに加熱した状態でアルミニウム系合金をス
パッタ法にて成膜する方法にて行う。基体は、シリコン
半導体基板から成り、導体領域はソース・ドレイン領域
から成る。
【0021】以下、基体等の模式的な一部断面図である
図1〜図4を参照して、実施例1の半導体装置の配線構
造の形成方法を説明する。
【0022】[工程−100]先ず、シリコン半導体基
板から成る基体10に、例えば、LOCOS構造を有す
る素子分離領域11を公知の方法で形成した後、基体1
0の表面を熱酸化法にて酸化し、厚さ10nm程度のゲ
ート酸化膜12を形成する。その後、全面にポリシリコ
ン層を例えばCVD法にて形成し、その上に例えばタン
グステンシリサイド層をCVD法等で形成し、タングス
テンシリサイド層、ポリシリコン層をパターニングす
る。こうして、ポリサイド構造を有するゲート電極13
を形成することができる。尚、ゲート電極13の構造
は、如何なる構造としてもよい。次に、LDD構造形成
のためのイオン注入を行った後、例えばCVD法にて酸
化シリコン層を全面に堆積させ、かかる酸化シリコン層
をエッチバックする。こうして、ゲート電極13の側壁
にゲートサイドウオール14を形成することができる。
その後、イオン注入を行い、ソース・ドレイン領域15
を形成する(図1の(A)参照)。実施例1において
は、ソース・ドレイン領域15が導体領域に相当する。
【0023】[工程−110]次に、導体領域であるソ
ース・ドレイン領域15が形成された基体10上に第1
の層間絶縁層20を形成した後、導体領域であるソース
・ドレイン領域15上の第1の層間絶縁層20に第1の
開口部21を設ける(図1の(B)参照)。具体的に
は、全面にCVD法にてSiO2から成る第1の層間絶
縁層20を堆積させる。その後、レジストマスクを用い
て、反応性イオンエッチング法(RIE法)にて、ソー
ス・ドレイン領域15上の第1の層間絶縁層20に第1
の開口部21を設ける。
【0024】[工程−120]次いで、第1の開口部2
1を高融点金属材料で埋め込んで第1の接続孔23を形
成する。具体的には、先ず、第1の開口部21内を含む
第1の層間絶縁層20上に、Ti層及びTiN層を、例
えば以下の条件のスパッタ法にて順次成膜する。Ti層
及びTiN層を形成する理由は、オーミックな低コンタ
クト抵抗を得ること、タングステンをCVD法にて成膜
する際の基体10の損傷発生の防止、タングステンの密
着性向上のためである。尚、場合によっては、Tiある
いはTiNの1層構成とすることもできる。 Ti層(厚さ:30nm) プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基体加熱温度:150゜C TiN層(厚さ:70nm) プロセスガス:N2/Ar=80/30sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基体加熱温度:150゜C
【0025】TiN層の成膜後、TiN層のバリア性向
上のために、以下に例示する条件のアニール処理を施す
ことが望ましい。 雰囲気:窒素ガス100% 温度 :450゜C 時間 :30分
【0026】その後、TiN層上にタングステン層22
をCVD法にて成膜する(図1の(C)参照)。尚、T
iN層及びTi層の図示は省略した。タングステン層2
2の成膜条件を、以下に例示する。第1の層間絶縁層2
0上のタングステン層22の厚さを0.5μmとした。 使用ガス:WF6/H2/Ar=75/500/2800
sccm 圧力 :1.06×104Pa 成膜温度:450゜C
【0027】次に、第1の層間絶縁層20上のタングス
テン層22、TiN層、Ti層をエッチバックして除去
する。エッチバックの条件を以下に例示する。 使用ガス :SF6/Cl2=25/20sccm 圧力 :1Pa マイクロ波電力:950W RF電力 :50W(2MHz)
【0028】こうして、第1の開口部21をタングステ
ンから成る高融点金属材料で埋め込み、第1の接続孔2
3を形成することができる。この状態を図2の(A)に
示す。尚、第1の層間絶縁層20上のタングステン層2
2等をエッチバックする際、第1の層間絶縁層20上の
タングステン層22等を完全に除去しようとした場合、
タングステン層22を不可避的にオーバーエッチングす
る必要がある。その結果、第1の開口部21の上方のタ
ングステン層22に凹部24が形成される。
【0029】[工程−130]次に、第1の層間絶縁層
20上に、第1の接続孔23と電気的に接続されそして
アルミニウム系合金から成る平坦化された第1の配線層
30を形成する。具体的には、先ず、第1の層間絶縁層
20上での第1の配線層の濡れ性改善のために、全面に
厚さ0.1μmのTiから成る濡れ性改善層(図示せ
ず)を[工程−120]と同様の条件のスパッタ法にて
成膜する。
【0030】次いで、基体を250乃至450゜C(実
施例1においては、300゜C)に加熱した状態でアル
ミニウム系合金(実施例1においては、Al−0.5%
Cu)をスパッタ法にて成膜することで、第1の配線層
30を形成する(図2の(B)参照)。第1の層間絶縁
層20上の第1の配線層30の厚さを0.4μmとし
た。第1の配線層のスパッタ条件を以下に例示する。 ターゲット :Al−0.5%Cu プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基体加熱温度:300゜C
【0031】基体10を300゜Cに加熱することによ
って、第1の層間絶縁層20上(より具体的には、濡れ
改善層上)に堆積したアルミニウム系合金から成る第1
の配線層30は流動状態となり、タングステン層22に
形成された凹部24は第1の配線層30で確実に埋め込
まれ、しかも、第1の配線層30が平坦化される。アル
ミニウム系合金の流動化は、アルミニウム原子が拡散す
るのではなく、アルミニウム系合金膜が、エネルギーの
高い表面の面積を縮小させようとして、全体の形状を変
化させることに起因する。従って、第1の配線層30を
確実に平滑化することができる。
【0032】その後、フォトリソグラフィ工程における
レジスト露光光の第1の配線層30による反射を防止す
るために、第1の配線層30の全面に厚さ20nmのT
iNから成る反射防止層(図示せず)を成膜することが
望ましい。
【0033】次いで、フォトリソグラフィ技術及びRI
E技術を用いて、第1の配線層30をパターニングして
第1の配線31を形成する。こうして、図3の(A)に
示す構造を得ることができる。RIE条件を以下に例示
する。 使用ガス:BCl3/Cl2=60/90sccm 圧力 :2Pa RF電力:1.2kW
【0034】[工程−140]その後、第1の配線31
上を含む第1の層間絶縁層20上に、第2の層間絶縁層
40を形成し、次いで、第1の接続孔23の上方の第2
の層間絶縁層40に第2の開口部41を形成する(図3
の(B)参照)。第1の接続孔の上方の第1の配線の厚
さ(但し、第1の層間絶縁層20の頂面を基準とする厚
さである)をtとしたとき、第1の接続孔の中心と第2
の接続孔の中心とのずれ(Δ)が、Δ≦tを満足するよ
うに、第1の接続孔23の上方の第2の層間絶縁層40
に第2の開口部41を形成することが望ましい。第2の
層間絶縁層40の形成及び第2の開口部41の形成は、
[工程−110]と同様とすればよい。
【0035】[工程−150]次いで、第2の開口部4
1をタングステンから成る高融点金属材料で埋め込んで
第2の接続孔43を形成する(図4の(A)参照)。第
2の接続孔43の形成は、[工程−120]と同様とす
ることができるので、詳細な説明は省略する。
【0036】[工程−160]次いで、第2の層間絶縁
層40上に、第2の接続孔43と電気的に接続された第
2の配線51を形成する。第2の配線51の形成は、
[工程−130]と同様とすることができるので、詳細
な説明は省略する。こうして、図4の(B)に示す所謂
スタックトコンタクトプラグ構造を有する半導体装置の
配線構造を形成することができる。
【0037】尚、[工程−140]、[工程−15
0]、[工程−160]を繰り返すことによって、より
多数の接続孔が重ねられたスタックトコンタクトプラグ
構造を形成することもできる。
【0038】(実施例2)実施例2の半導体装置の配線
構造の形成方法が実施例1と相違する点は、第1の配線
層30の形成を、アルミニウム系合金をスパッタ法にて
成膜した後、基体を250乃至520゜Cに加熱する方
法により行う点にある。また、基体が、半導体基板の上
方に形成された下層絶縁層から成り、導体領域が下層配
線から成る点も、実施例1と相違する。
【0039】以下、基体等の模式的な一部断面図である
図5〜図8を参照して、実施例2の半導体装置の配線構
造の形成方法を説明する。
【0040】[工程−200]先ず、導体領域である下
層配線61が形成された下層絶縁層である基体60上に
第1の層間絶縁層20を形成した後、導体領域であるソ
ース・ドレイン領域15上の第1の層間絶縁層20に第
1の開口部21を設ける(図5の(A)参照)。具体的
には、全面にCVD法にてSiO2から成る第1の層間
絶縁層20を堆積させる。その後、レジストマスクを用
いて、RIE法にて、下層配線61上の第1の層間絶縁
層20に第1の開口部21を設ける。下層配線61が下
層絶縁層である基体60に埋め込まれた構造としたが、
このような下層絶縁層の上に下層配線が設けられた構造
としてもよい。尚、基体60は、例えば半導体基板(図
示せず)上に形成されている。
【0041】[工程−210]次いで、例えば実施例1
の[工程−120]と同様の方法で、第1の開口部21
を高融点金属材料で埋め込んで第1の接続孔23を形成
する。この状態を図5の(B)に示す。
【0042】[工程−220]次に、第1の層間絶縁層
20上に、第1の接続孔23と電気的に接続されそして
アルミニウム系合金から成る平坦化された第1の配線層
30を形成する。具体的には、先ず、実施例1の[工程
−130]と同様に濡れ性改善層(図示せず)をスパッ
タ法にて成膜する。
【0043】その後、アルミニウム系合金(実施例2に
おいては、Al−0.5%Cu)をスパッタ法にて全面
に成膜する(図6の(A)参照)。第1の層間絶縁層2
0上の第1の配線層30の厚さを0.4μmとした。第
1の配線層30のスパッタ条件を以下に例示する。 ターゲット :Al−0.5%Cu プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基体加熱温度:150゜C
【0044】第1の配線層30の成膜後、真空状態を破
らずに、基体を250乃至520゜C(実施例2におい
ては、400゜C)に加熱する。これによって、第1の
層間絶縁層20上に堆積したアルミニウム系合金から成
る第1の配線層30は流動状態となり、第1の接続孔2
3の上に流入し、第1の接続孔23の上部に形成された
凹部24はアルミニウム系合金で確実に埋め込まれ、一
方、第1の層間絶縁層20の上の第1の配線層30は平
坦化される(図6の(B)参照)。加熱条件を、例えば
以下のとおりとすることができる。尚、プロセスガス圧
力を高圧としてもよい。 加熱方式 : 基板裏面ガス加熱 加熱温度 : 400゜C 加熱時間 : 3分 プロセスガス : Ar=100sccm プロセスガス圧力: 1.1×103Pa
【0045】ここで、基板裏面ガス加熱方式とは、基板
の裏面に配置したヒーターブロックを所定の温度(加熱
温度)に加熱し、ヒーターブロックと基板の裏面の間に
プロセスガスを導入することによって基板を含む全体を
加熱する方式である。加熱方式としては、この方式以外
にもランプ加熱方式等を用いることができる。
【0046】その後、第1の配線層30の全面に厚さ2
0nmのTiNから成る反射防止層(図示せず)を成膜
することが望ましい。
【0047】次いで、フォトリソグラフィ技術及びRI
E技術を用いて、第1の配線層30をパターニングして
第1の配線31を形成する。こうして、図7の(A)に
示す構造を得ることができる。RIE条件は、実施例1
の[工程−130]と同様とすることができる。
【0048】[工程−230]その後、第1の配線31
上を含む第1の層間絶縁層20上に、第2の層間絶縁層
40を形成し、次いで、第1の接続孔23の上方の第2
の層間絶縁層40に第2の開口部41を形成する(図7
の(B)参照)。この工程は実施例1の[工程−14
0]と同様とすることができる。
【0049】[工程−240]次いで、実施例1の[工
程−150]と同様に、第2の開口部41をタングステ
ンから成る高融点金属材料で埋め込んで第2の接続孔4
3を形成する(図8の(A)参照)。
【0050】[工程−250]その後、実施例1の[工
程−160]と同様に、第2の層間絶縁層40上に、第
2の接続孔43と電気的に接続された第2の配線51を
形成する。こうして、図8の(B)に示す所謂スタック
トコンタクトプラグ構造を有する半導体装置の配線構造
を形成することができる。
【0051】尚、[工程−230]、[工程−24
0]、[工程−250]を繰り返すことによって、より
多数の接続孔が重ねられたスタックトコンタクトプラグ
構造を形成することもできる。
【0052】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例1に示した基体及び導体領域の構造に対
して、実施例2で説明した配線構造の形成方法を適用す
ることができるし、実施例2に示した基体及び導体領域
の構造に対して、実施例1で説明した配線構造の形成方
法を適用することができる。
【0053】実施例1の[工程−150]若しくは実施
例2の[工程−240]においては、第2の開口部41
をタングステンから成る高融点金属材料で埋め込んで第
2の接続孔43を形成した。その代わりに、実施例1の
[工程−130]若しくは実施例2の[工程−220]
と同様の方法で、第2の開口部41内を含む第2の層間
絶縁層40上に、金属配線材料(例えば、アルミニウム
系合金)から成る第2の配線層を形成し、併せて、第2
の開口部41を金属配線材料で埋め込んで第2の接続孔
70を形成する。その後、この第2の配線層をパターニ
ングして第2の配線71を形成することもできる。こう
して形成された半導体装置の配線構造の図9の(A)及
び(B)に模式的な一部断面図で示す。
【0054】実施例においては、所謂ブランケットタン
グステンCVD法で接続孔を形成した。その代わりに、
CVD法で銅層を形成することによって、銅から成る高
融点金属材料で開口部を埋め込み、接続孔を形成するこ
ともできる。CVD法による銅層の形成条件を以下に例
示する。尚、HFAとは、ヘキサフルオロアセチルアセ
トネートの略である。 銅のCVD成膜条件 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/100
0sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W
【0055】
【発明の効果】本発明においては、第1の層間絶縁層上
に、第1の接続孔と電気的に接続されそしてアルミニウ
ム系合金から成る平坦化された第1の配線層を形成する
ので、第2の開口部を確実に且つ高い歩留まりで形成す
ることができる。また、第2の開口部のアスペクト比が
増加することを抑制できるので、高い信頼性を有する第
2の接続孔を形成することができる。その結果、高い信
頼性を有するスタックトコンタクトプラグ構造を高い歩
留まりで確実に作製することができ、半導体集積回路の
集積度を大幅に上げることができ、半導体集積回路の製
造コストの低減を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体装置の配線構造の形成方法の
各工程を説明するための基体等の模式的な一部断面図で
ある。
【図2】図1に引き続き、実施例1の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図3】図2に引き続き、実施例1の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、実施例1の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図5】実施例2の半導体装置の配線構造の形成方法の
各工程を説明するための基体等の模式的な一部断面図で
ある。
【図6】図5に引き続き、実施例2の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図7】図6に引き続き、実施例2の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図8】図7に引き続き、実施例2の半導体装置の配線
構造の形成方法の各工程を説明するための基体等の模式
的な一部断面図である。
【図9】実施例1及び実施例2の半導体装置の配線構造
の形成方法の変形によって形成された半導体装置の配線
構造を示す模式的な一部断面図である。
【図10】従来のブランケットタングステンCVD法に
よる接続孔の形成とスパッタ法による配線層の形成を組
み合わせた方法を説明するための基体等の模式的な一部
断面図である。
【図11】従来のスタックトコンタクトプラグ構造の形
成方法を説明するための基体等の模式的な一部断面図で
ある。
【符号の説明】
10,60 基体 11 素子分離領域 12 ゲート酸化膜 13 ゲート電極 14 ゲートサイドウオール 15 ソース・ドレイン領域 20 第1の層間絶縁層 21 第1の開口部 22 タングステン層 23 第1の接続孔 24 凹部 30 第1の配線層 31 第1の配線 40 第2の層間絶縁層 41 第2の開口部 43,70 第2の接続孔 50 第2の配線層 51,71 第2の配線 61 下層配線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)導体領域が形成された基体上に第1
    の層間絶縁層を形成した後、導体領域上の第1の層間絶
    縁層に第1の開口部を設け、次いで、該第1の開口部を
    高融点金属材料で埋め込んで第1の接続孔を形成する工
    程と、 (ロ)該第1の層間絶縁層上に、該第1の接続孔と電気
    的に接続されそしてアルミニウム系合金から成る平坦化
    された第1の配線層を形成し、次いで、該第1の配線層
    をパターニングして第1の配線を形成する工程と、 (ハ)第1の配線上を含む第1の層間絶縁層上に、第2
    の層間絶縁層を形成した後、第1の接続孔の上方の第2
    の層間絶縁層に第2の開口部を形成する工程と、 (ニ)該第2の開口部を高融点金属材料で埋め込んで第
    2の接続孔を形成し、次いで、該第2の層間絶縁層上
    に、該第2の接続孔と電気的に接続された第2の配線を
    形成する工程、から成ることを特徴とする半導体装置の
    配線構造の形成方法。
  2. 【請求項2】前記工程(ニ)に代えて、第2の開口部内
    を含む第2の層間絶縁層上に金属配線材料から成る第2
    の配線層を形成した後、該第2の配線層をパターニング
    して第2の配線を形成する工程を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置の配線構造の形成方法。
  3. 【請求項3】高融点金属材料はタングステン若しくは銅
    から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の半導体装置の配線構造の形成方法。
  4. 【請求項4】前記工程(ロ)における第1の配線層の形
    成は、基体を250乃至450゜Cに加熱した状態でア
    ルミニウム系合金をスパッタ法にて成膜する方法にて行
    われることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の半導体装置の配線構造の形成方法。
  5. 【請求項5】前記工程(ロ)における第1の配線層の形
    成は、アルミニウム系合金をスパッタ法にて成膜した
    後、基体を250乃至520゜Cに加熱する方法にて行
    われることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の半導体装置の配線構造の形成方法。
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