JPH082741Y2 - 盲人用キーボード及びキーボードの盲人用アタッチメント - Google Patents

盲人用キーボード及びキーボードの盲人用アタッチメント

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JPH082741Y2
JPH082741Y2 JP1992070396U JP7039692U JPH082741Y2 JP H082741 Y2 JPH082741 Y2 JP H082741Y2 JP 1992070396 U JP1992070396 U JP 1992070396U JP 7039692 U JP7039692 U JP 7039692U JP H082741 Y2 JPH082741 Y2 JP H082741Y2
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パーソナルコンピュー
タへ点字入力キーにより入力を行う盲人用キーボード及
びキーボードの盲人用アタッチメントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、盲人がパーソナルコンピュータを
使用する場合、JIS規格等の標準の通常文字(墨字)
入力用文字キー中のアルファベットのSDF及びJKL
の横1列6個の墨字用文字キーが指定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これにより、ホームポ
ジションのF及びJを手で感知したり、凸部の付いた粘
着テープをホームポジションに貼着する等によりキー位
置を確認している。したがって、多数の文字キー中でこ
れらの特定のキーを操作するのは簡単でなく、特に英文
タイプに慣れない者の場合、入力ミスが生じ易い問題が
あった。
【0004】よって、本考案は、パーソナルコンピュー
タの通常のキーボードを改造して文字キーの配列部分に
点字入力キーのみが配列されているパーソナルコンピュ
ータの盲人用キーボードを提供することを目的とする。
別の目的は、パーソナルコンピュータの通常のキーボー
ドを盲人用として使用するためのキーボードの盲人用ア
タッチメントを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるパーソナル
コンピュータの盲人用キーボードは、周囲を動作キー群
で囲まれた通常文字入力用の文字キー群の各配列位置
に、原位置復帰可能に弾性を呈する突起が設けられ、各
突起に所属のキートップの裏面がそれぞれ係合可能にな
ったパーソナルコンピュータのキーボードにおいて、請
求項1により少なくとも点字1マスのドットに対応する
個数の特定位置の突起に、上下に隣接する突起に接近す
るようにキートップよりも縦幅を拡大した表面積の点字
入力用キートップを係合させ、これらの点字入力用キー
トップを突出させる切欠部分を形成されたカバープレー
トで特定位置以外の突起群をカバーするか、請求項3に
より少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特
定位置の突起の上方部分を切欠かれたカバープレートで
突起群をカバーし、切欠部分に、所属の突起を下方へ押
圧する点字入力用キートップを原位置復帰可能に弾性体
を介してそれぞれ取付けるか、請求項5により点字1マ
スのドットに対応する個数の特定位置の突起にキートッ
プを点字入力用キートップとして係合させると共に、こ
れらのキートップを突出させる切欠部分を形成されたカ
バープレートで特定位置以外の突起群をカバーする。
【0006】本考案によるキーボードの盲人用アタッチ
メントは、周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入力用
の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾性を
呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップの裏
面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュータ
のキーボードを盲人用として使用するためのキーボード
の盲人用アタッチメントであって、請求項2により、少
なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定位置
の突起に係合される1組の点字入力用キートップと、キ
ートップが係脱されている突起群をカバーするように突
起群の周囲の基面に着脱自在に装着され、かつ点字入力
用キートップを表面から突出させるように切欠かれたカ
バープレートとからなるか、請求項4により、キートッ
プを係脱された突起群をカバーするように突起群の周囲
の基面に着脱自在に装着され、かつ少なくとも点字1マ
スのドットに対応する個数の特定位置の突起の上方に形
成された切欠部分に、所属の突起を下方へ押圧する点字
入力用キートップが原位置復帰可能に弾性体を介してそ
れぞれ取付けたカバープレートとして構成するか、請求
項6により、少なくとも点字1マスのドットに対応する
個数の特定位置のキートップを点字入力用キートップと
して表面から突出させるように切欠かれ、かつ特定位置
以外のキートップは係脱されている突起群をカバーする
ように突起群の周囲の基面に着脱自在に装着されるカバ
ープレートとして構成する。
【0007】
【作用】請求項1、3及び5の場合、点字1マスのドッ
トに対応した点字入力用キートップを操作することによ
り、パーソナルコンピュータへ点字を入力する。点字入
力用キートップの周囲は、カバープレートでカバーされ
ていることにより、使用しない通常文字のキーは操作不
能になっている。
【0008】請求項2、4及び6の場合、通常のパーソ
ナルコンピュータのキーボードを盲人用として使用する
場合、使用しないキートップを係脱して、カバープレー
トを装着する。請求項2の場合、点字入力用キートップ
も装着する。これにより、周囲をカバーされた点字入力
用キートップを操作することにより、パーソナルコンピ
ュータへ点字を入力することが可能となる。カバープレ
ートを外し、キートップも装着することにより、通常の
キーボードに復元される。
【0009】
【実施例】図1乃至図3は本考案の第1の実施例による
パーソナルコンピュータの盲人用キーボードを示す。1
は、文字キー群の周囲に動作キー群が配列されている通
常のキーボード、例えばASkeyboard de
SEシリーズのものを部分的に改造して構成した盲人用
キーボードである。2は点字1マスの6ドットに対応す
る点字入力用キートップであり、JIS規格等のアルフ
ァベット、かな、数字及び記号に対する通常文字(墨字
用)の文字キー中のS、D、F、J、K、Lの位置に配
置されている。文字キー群は、図2及び図3Aに示すよ
うに、通常文字用の各キートップ5の裏面の突起5e
が、基部5aに原位置に復帰可能にばね付勢されて突設
されている突起5bの溝5cにそれぞれ係合されて構成
されている。点字入力用キートップ2は、例えば横幅1
8mm、縦幅が上下に隣接する基部5aに近接するよう
に延びて27mmで、隆起した中央部分の高さは通常の
キートップ5よりも高く形成されている。そして、裏面
に形成された同様な突起が、突起5bの溝5cに係合さ
れている。
【0010】3は突起5bをカバーするカバープレート
であり、文字キー群の配列面に対応した形状に形成され
ると共に、その表面3aにはアルファベットS、D、F
及びJ、K、Lの位置において3個の点字入力用キート
ップ2の形状に対応して2個の切欠部分2aを形成され
ている。また、図3Bに示すように、その周辺を曲げた
周辺部3bを形成され、さらに表面3aの裏面には周辺
部3bに対応した高さのリブ3cが適宜配列されてい
る。このカバープレート3は、通常文字用のキートップ
5を全て係脱させると共に、前述の特定位置の突起5b
に点字入力用キートップ2を係合させ、文字キー群の周
囲の基面5dに周辺部3b及びリブ3cの下縁を粘着さ
せて装着されている。即ち、周辺部3bは周囲の動作キ
ー群との境界の基面5dに粘着される。
【0011】これにより、点字入力に際しては、通常の
文字キーよりも大きな形状のキーで操作することがで
き、しかも周囲の通常文字キーはカバーされていること
により、探し易く、誤操作することもなくなる。
【0012】尚、点字入力用キートップ2及びカバープ
レート3は製造過程で前述の着脱自在又は場合によって
は固定的に装着して盲人専用のキーボードとして製造す
る代りに、点字入力用キートップ2が、基部5aに前述
のような溝係合等で着脱自在であり、かつカバープレー
ト3は通常のキートップ5を係脱させて文字キー群の配
列面に前述のような粘着等で着脱自在であることによ
り、6個1組の点字入力用キートップ2及びカバープレ
ート3をパーソナルコンピュータ用キーボードの盲人用
アタッチメントにすることもできる。
【0013】図4は第2の実施例による盲人用キーボー
ドを示す。通常文字用の突起5bは、切欠部分を除いて
前述のカバープレート3と同じ構造のカバープレート3
1でカバーされると共に、横幅及び縦幅が前述の点字入
力用キートップ2に相当する点字入力用キートップ20
が、基部5aに係合させることなく、それぞれカバープ
レート31に形成された切欠部分21の周囲に接着され
たロの字形の弾性体22に接着されている。さらに、点
字入力用キートップ20の裏面中央部には突起23が下
設され、非操作時には所属の下方の突起5bの近接位置
を占め、入力操作されると突起5bを下方へ押圧する。
【0014】このような点字入力キー付カバープレート
31は、通常のキートップ5を係脱させて文字キー群の
配列面に前述のような粘着等で着脱自在であることによ
り、同様に盲人用アタッチメントにすることもできる。
【0015】図5は本考案のパーソナルコンピュータの
盲人用キーボードの第3の実施例を示す。通常文字用の
キートップ用の突起群中の点字1マスのドットに対応す
る少なくとも6個の突起5bにキートップ5を係合させ
ると共に、これらのキートップ用の切欠部分を除いて前
述のカバープレート3と同じ構造のカバープレート32
が、文字キー群の周囲の基面5dに周辺部3b及びリブ
3cの下縁を粘着させている。これにより、カバープレ
ート32が6個のキートップ5を突出させるように下方
位置を占め、特定位置以外の突起5bをカバーしてい
る。これにより、周囲をカバーされて僅かに突出した6
個のキートップ5により入力操作を行うことができる。
【0016】このようなキートップ用切欠付カバープレ
ート32は、通常のキートップ5を係脱させて文字キー
群の配列面に前述のような粘着等で着脱自在であること
により、盲人用アタッチメントにすることもできる。
【0017】
【考案の効果】請求項1、3及び5の考案によれば、パ
ーソナルコンピュータの通常のキーボードに対するキー
トップの変更及びカバーの追加装着のみの簡単な改造に
より、点字入力キー式の盲人用キーボードが実現可能と
なる。点字入力キーの周囲の本来のキートップがカバー
されるために、誤操作が少なく、かつ入力操作も容易に
なる。特に英文タイプに慣れない盲人の練習用としても
最適である。通常のキーボードの製造工程の簡単な変更
で容易に盲人用として製造される。
【0018】特に請求項1によれば、キートップの表面
積が大きくなり、入力操作も一層容易になる。請求項3
によれば、製造工程において通常のキートップの取付け
に代えて点字入力キー付カバープレートの装着だけで済
む。請求項5によれば、不要のキートップを係脱させて
カバープレートを装着するだけで盲人用に変更できる。
【0019】請求項2、4及び6の考案によれば、盲人
用に転用できるキーボードの盲人用アタッチメントが実
現可能となり、また通常のキーボードへの復元も容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例によるパーソナルコンピ
ュータの盲人用キーボードの斜視図である。
【図2】同キーボードの内部構造を示す部分斜視図であ
る。
【図3】同キーボードの詳細構造を示すもので、同図A
は点字キーの側面図、同図Bはカバープレートの部分斜
視図である。
【図4】本考案の第2の実施例による盲人用キーボード
のキートップの断面図である。
【図5】本考案の第3の実施例による盲人用キーボード
のカバープレート部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 盲人用キーボード 2、20 点字入力用キートップ 2a、21 切欠部分 3、31、32 カバープレート 5 キートップ 5b、5e 突起 5d 基面 22 弾性体

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードにおいて、 少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定位
    置の前記突起に、上下に隣接する前記突起に接近するよ
    うに前記キートップよりも縦幅を拡大した表面積の点字
    入力用キートップを係合させ、 これらの点字入力用キートップを突出させる切欠部分を
    形成されたカバープレートで前記特定位置以外の前記突
    起群をカバーしたことを特徴とするパーソナルコンピュ
    ータの盲人用キーボード。
  2. 【請求項2】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードを盲人用として使用するためのキーボ
    ードの盲人用アタッチメントであって、 少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定位
    置の前記突起に係合される1組の点字入力用キートップ
    と、前記キートップが係脱されている前記突起群をカバ
    ーするように前記突起群の周囲の基面に着脱自在に装着
    され、かつ前記点字入力用キートップを表面から突出さ
    せるように切欠かれたカバープレートとからなることを
    特徴とするパーソナルコンピュータ用キーボードの盲人
    用アタッチメント。
  3. 【請求項3】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードにおいて、 少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定位
    置の前記突起の上方部分を切欠かれたカバープレートで
    前記突起群をカバーし、 前記切欠部分に、所属の前記突起を下方へ押圧する点字
    入力用キートップを原位置復帰可能に弾性体を介してそ
    れぞれ取付けたことを特徴とするパーソナルコンピュー
    タの盲人用キーボード。
  4. 【請求項4】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードを盲人用として使用するためのキーボ
    ードの盲人用アタッチメントであって、 前記キートップを係脱された前記突起群をカバーするよ
    うに前記突起群の周囲の基面に着脱自在に装着され、か
    つ少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定
    位置の前記突起の上方に形成された切欠部分に、所属の
    前記突起を下方へ押圧する点字入力用キートップが原位
    置復帰可能に弾性体を介してそれぞれ取付けたカバープ
    レートとして構成されたことを特徴とするキーボードの
    盲人用アタッチメント。
  5. 【請求項5】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードにおいて、 点字1マスのドットに対応する個数の特定位置の前記突
    起に前記キートップを点字入力用キートップとして係合
    させると共に、これらのキートップを突出させる切欠部
    分を形成されたカバープレートで前記特定位置以外の前
    記突起群をカバーしたことを特徴とするパーソナルコン
    ピュータの盲人用キーボード。
  6. 【請求項6】 周囲を動作キー群で囲まれた通常文字入
    力用の文字キー群の各配列位置に、原位置復帰可能に弾
    性を呈する突起が設けられ、各突起に所属のキートップ
    の裏面がそれぞれ係合可能になったパーソナルコンピュ
    ータのキーボードを盲人用として使用するためのキーボ
    ードの盲人用アタッチメントであって、 少なくとも点字1マスのドットに対応する個数の特定位
    置の前記キートップを点字入力用キートップとして表面
    から突出させるように切欠かれ、かつ前記特定位置以外
    の前記キートップが係脱されている前記突起群をカバー
    するように前記突起群の周囲の基面に着脱自在に装着さ
    れるカバープレートとして構成されたことを特徴とする
    キーボードの盲人用アタッチメント。
JP1992070396U 1992-09-16 1992-09-16 盲人用キーボード及びキーボードの盲人用アタッチメント Expired - Lifetime JPH082741Y2 (ja)

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