JPH08274583A - ブースト型等化回路 - Google Patents

ブースト型等化回路

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JPH08274583A
JPH08274583A JP7078002A JP7800295A JPH08274583A JP H08274583 A JPH08274583 A JP H08274583A JP 7078002 A JP7078002 A JP 7078002A JP 7800295 A JP7800295 A JP 7800295A JP H08274583 A JPH08274583 A JP H08274583A
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transfer
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circuit
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/18Automatic control in untuned amplifiers
    • H03G5/22Automatic control in untuned amplifiers having semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

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  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置及びハードディスク装置等の
記憶装置の信号再生回路に使用される等化回路に関し、
高周波数域の遮断特性が良いブースト型等化回路の提
供。 【構成】 ブースト部4,6を備えて、情報記録媒体の
再生信号に生じる歪みを補償し、再生信号の周波数特性
を補償するために使用されるブースト型等化回路。ブー
スト部4,6は、伝達関数の分子がラプラス演算子sの
4乗以上の偶数次項を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置及びハ
ードディスク装置等の記憶装置の信号再生回路に使用さ
れる等化回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置及びハードディスク装置
等の記憶装置は、マルチメディアの進展により、ますま
す記憶容量の増大が要請されている。光ディスクの記憶
容量の増大には、記録情報の高密度化が必要であり、ピ
ット(ハードディスク装置ではビット)長を短くせざる
を得なくなって来ている。しかし、光スポットの径及び
磁気ヘッドのギャップ長は無限に小さくはできないの
で、高密度化を進めると、分解能(再生信号の周波数成
分の最高周波数と最低周波数との振幅比)が低下してし
まう問題がある。分解能が低下すると、高周波数成分の
減少により再生信号の振幅が不揃いになり、振幅低下部
分が脱落したりノイズの影響を受け易くなるなど、振幅
検出マージンが減少して再生誤りが増大する。
【0003】このようなことを防止するために、等化回
路により再生信号の高周波数部を強調して、再生信号の
各周波数部の振幅が一定になるよう補正しているが、従
来使用されているコサイン等化回路等では、ブースト特
性が緩やかなため、分解能の低下を補償しようとして高
周波数域を強調すると、信号帯域外の不必要な部分まで
も強調してしまうため、却って、ノイズによるジッタが
増え、エラーが増加する問題があった。
【0004】そこで、近年は、エラー率改善のために、
PRML(Partial Response Maximum Likelyhood )が
採用されるようになって来ているが、PRMLは信号波
形の振幅をデータ判別の基準にしているため、信号周波
数全体に亘ってレベル均一性が重要である。このため、
各周波数毎に細かいブースト量の調整が可能な高度な等
化回路の実現が求められている。なお、近年、LSI化
の観点から、できるだけインダクタンスL(コイル)を
使用せずに実現すること、さらに、記憶容量を高めるた
めに、記憶媒体を幾つかのゾーンに分割し、各ゾーン毎
に記録再生周波数を変えることができる(フィルタのカ
ットオフ周波数も変える)ことなどの諸条件により、電
圧電流変換利得を変えることにより周波数特性が変化す
るgmフィルタの価値が高まっている(例えば、“VOLT
AGE TUNABLE LINEAR FILTER MOVE ONTO A CHIP”ELECTR
ONIC DESIGN FEBRUARY 8,1990)。
【0005】従来、使用されているブースト型等化回路
の1例として、伝達関数の分子が1−K1 ・s2 (K1
は任意の係数)であるブースト型等化回路がある。この
周波数特性を求めるために、s=jω(ω=2πf,j
2 =−1)を代入すると、ブースト特性は1+K1 ・ω
2 となる。図27は、その代表的(K1 =1)な周波数
特性を示す特性図である。
【0006】図28は、このような周波数特性を持つブ
ースト型等化回路の1例の構成を示すブロック図であ
る。このブースト型等化回路は、入力信号が、伝達関数
ω1 2/(s2 +ω1 /Q・s+ω1 2 )の伝達要素1
22と伝達関数K・s2 /(s 2 +ω1 /Q・s+ω1
2 )の伝達要素124とへ与えられ、伝達要素122の
出力信号と伝達要素124の出力信号とは、差し引き点
126で差が求められる。求められた差は、伝達関数T
(s)のローパスフィルタを通じて、ブースト型等化回
路の出力信号として出力される。
【0007】ここで、このブースト型等化回路の全体の
伝達関数は、{1−K(s/ω1 2 }・{ω1 2
(s2 +ω1 /Q・s+ω1 2 )}・T(s)となる。
この内、{1−K(s/ω1 2 }がブースト特性であ
り、s=jωを代入すると、1+K・ω2 /ω1 2 とな
り、ωの2乗特性(sの2乗特性)である。{ω1 2
(s2 +ω1 /Q・s+ω1 2 )}・T(s)は、ベッ
セル特性などの低域フィルタ等の一定遅延特性となるよ
うに構成する。
【0008】図29は、このようなブースト型等化回路
の、LC回路を使用した1例を示す回路図である(ハー
ドディスク等に使用されている。実際は差動回路構
成)。このブースト型等化回路は、入力信号が、電圧電
流利得gm=1を有する電圧電流変換器130と電圧電
流利得gm=Aを有する電圧電流変換器132とへ与え
られる。電圧電流変換器130の出力電流は、インダク
タンスLとキャパシタンスCとの梯子型回路の初段のL
1及びC1の接続点へ与えられ、電圧電流変換器132
の入力電流は、梯子型回路の初段のL1と2段目のC2
とL2との接続点から与えられる。2段目のL2の出力
側は、他方が接地されたC3と抵抗Rとが接続され、ブ
ースト型等化回路の出力端子となっている。
【0009】このようなブースト型等化回路の伝達関数
T(s)は以下のようになる。 T(s)={−A(L1・C1)s2 +(1−A)}/
{Cs5 +Ds4+Es3 +Fs2 +Gs+1} 但し、C=R・L1・L2・C1・C2・C3 D=L1・L2・C1・C2 E=R(L1・C1・C3+L2・C1・C3+L1・
C2・C3+L2・C2・C3) F=L1・C1+L2・C1+L2・C2 G=R(C1+C2+C3)
【0010】図30は、ωの2乗特性を持つブースト型
等化回路の1例の微分加算型の構成を示すブロック図で
ある(大容量磁気テープ装置などに使用された)。この
ブースト型等化回路は、入力信号が、伝達関数a・sの
伝達要素134へ与えられ、入力信号と伝達要素134
の出力信号とは加え合わせ点136で加算される。加算
された信号は伝達関数b・sの伝達要素138へ与えら
れ、加算された信号と伝達要素138の出力信号とは差
し引き点140で差が求められる。求められた差は、ロ
ーパスフィルタを通じて、ブースト型等化回路の出力信
号として出力される。このブースト型等化回路のローパ
スフィルタ142を除く部分の伝達関数は、T(s)=
1+(a−b)s−abs2 となり、a=bとすると、
sの項が消えてs2 のみの高周波ブースト特性となる。
これにs=jωを代入すると、1+abω2 となり、こ
れはωの2乗特性である。
【0011】図31は、ブースト型等化回路の1例のデ
ィレイラインを使用したコサインイコライザの構成を示
すブロック図である(LSI化される前は多用され
た)。このブースト型等化回路は、入力信号が、遅れ時
間Tdのディレイライン144とゲインkのブースト回
路150とへ与えられ、ディレイライン144の出力
は、さらに、遅れ時間Tdのディレイライン146へ与
えられる。ディレイライン146の出力はゲインkのブ
ースト回路148へ与えられる。
【0012】ディレイライン144の出力とブースト回
路148の出力とブースト回路150の出力とは差し引
き点152へ与えられ、ディレイライン144の出力か
らブースト回路148の出力とブースト回路150の出
力とが差し引かれる。差し引き点152の出力は、ロー
パスフィルタ154を通じて、ブースト型等化回路の出
力信号として出力される。このブースト型等化回路のロ
ーパスフィルタ154を除く部分の伝達特性は、T
(ω)=1−2k・cos(ω・Td) (ω=2π
f)となり、直接にはsの2乗の項は現れないが、ブー
スト特性は1+ω2 程度である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】これらのブースト型等
化回路の目的は、下記のようにまとめることができる。 (a)信号振幅を一定の周波数範囲に亘って均一にする
こと。 (b)ビット間干渉が最小限になるように、孤立波形を
修正すること(パルススリミング)。 (c)信号帯域を必要最小限に制限し、ノイズを低減す
る(不要なスペクトルは積極的に遮断する)。
【0014】再生信号は、ランダムなビット列であるた
め、その周波数成分はスペクトルと呼ばれ一定の帯域内
に広く分布している。ブースト型等化回路は、記録過程
に発生した高周波数域の劣化及び再生ピックアップの周
波数特性を、その逆の周波数特性によって補正すると共
に、必要最小限の帯域に制限するのが主な役割である。
従って、上述の目的(a)は、中間的な周波数域での理
想化特性へのマッチングが重要であり、目的(b)は高
周波数域の強調が、目的(c)は必要帯域以上を急激に
遮断する特性が重要である。
【0015】一般的には、目的(b)と目的(c)とは
対立関係にあるが、ブースト型等化回路は、実際には、
適用する回路方式に制約(コスト、スペース及びLSI
化の適不適等)がある。そのうえ、従来のブースト型等
化回路は、ブースト特性がω 2 でしかないため、目的
(b)と目的(c)との条件(ある程度まで高周波数域
を強調して、スパッと遮断する)を同時に満足すること
は難しくなっており、特に高密度記録になって分解能が
さらに低下すると、高周波数域の低下が急激になるの
で、ブースト型等化回路の効果が薄れてしまう。
【0016】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、第1〜4発明では、伝達関数の分子が
ラプラス演算子sの4乗以上の偶数次項を有するブース
ト部を設けることにより、高周波数域の遮断特性が良い
ブースト型等化回路を提供することを目的とする。第5
〜8発明では、ラプラス演算子sの2乗、sの4乗及び
sの6乗の項のブースト係数をそれぞれ独立に変化させ
るブースト係数制御手段を備えるブースト部を設けるこ
とにより、等化特性設計の自由度が増し、高周波数域の
遮断特性が良いブースト型等化回路を提供することを目
的とする。第9発明では、複数の差動増幅回路を備えた
ブースト部を設けることにより、ノイズが少なく、高周
波数域の遮断特性が良いブースト型等化回路を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブースト型
等化回路は、高周波数域のキレ(遮断特性)を良くする
ために、ブースト型等化回路のブースト特性にω(ω=
2πf)の高次の項を導入する(ブースト特性は、ωが
高次になる程、その傾向(傾斜角度等)が強調され
る)。ここで、伝達関数の分子が、遅延特性に影響を与
えないようにするには、sは偶数次であることが必要で
ある(s=jωを代入したときに、j(j2=−1)が
残らないようにするため)。従って、ωの次数も必然的
に偶数次のみとなり、本発明に係るブースト型等化回路
は、ブースト特性にωの4乗以上の偶数次項を有するこ
とを特徴とする。
【0018】図32は、ω2 (s2 )を含む周波数特性
の例とω4 (s4 )を含む周波数特性の例とを示す特性
図である。ω4 を含む周波数特性は、遮断周波数付近で
の変化が、ω2 を含む周波数特性に較べて鋭くなってお
り、キレの良いブーストが可能で、また、必要帯域以上
を急激に遮断できることが分かる。例えば、図32にお
いて、1+ω4 特性が理想化特性(等化後の全ての周波
数の振幅が一定になる特性)であると仮定した場合、1
+ω2 特性は、高周波数域での強調度合いが不足してい
るので、理想化特性(1+ω4 特性)に合致させること
ができない。
【0019】この場合、例えば、a,b,cの各点の周
波数において、a,bの各点では、理想化特性と1+ω
2 特性とは振幅が略一致するが、c点では、1+ω2
性の振幅は理想化特性の振幅までは補正することができ
ない。これをc点において強引に一致させようとする
と、a,bの各点での1+ω2 特性の振幅が理想化特性
の振幅より大きくなり過ぎ、また、遮断周波数付近での
変化が緩やかになって遮断特性が悪くなる。従って、1
+ω4 特性は、1+ω2 特性に較べて、高周波数域のキ
レ(遮断特性)を良くすることが分かる。
【0020】
【作用】本発明の第1〜4発明に係るブースト型等化回
路では、ブースト部は、伝達関数の分子がラプラス演算
子sの4乗以上の偶数次項を有しているので、遮断周波
数付近での変化が鋭く、必要帯域以上を急激に遮断す
る。
【0021】第5〜8発明に係るブースト型等化回路で
は、ブースト係数制御手段が、ブースト部の、ラプラス
変換のsの2乗、sの4乗及びsの6乗の項のブースト
係数をそれぞれ独立に変化させるので、等化特性の調整
が容易である。従って、等化特性設計の自由度が増し、
高周波数域の遮断特性が良いブースト型等化回路を実現
できる。
【0022】第9発明に係るブースト型等化回路では、
ブースト部が複数の差動増幅回路を備え、内部で互いに
逆位相の信号を処理すべくなされているので、ノイズを
消去でき、ノイズが少なく、高周波数域の遮断特性が良
いブースト型等化回路を実現できる。
【0023】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面を参
照しながら説明する。 実施例1.図1は、第1,2発明に係るブースト型等化
回路の1実施例の構成を示す回路図である。このブース
ト型等化回路は、入力信号が、例えば電圧電流利得gm
=1を有する電圧電流変換器2と、電圧電流利得gm=
Aを有する電圧電流変換器4と、電圧電流利得gm=B
を有する電圧電流変換器6とへ与えられる。
【0024】電圧電流変換器2の出力電流は、インダク
タンスLとキャパシタンスCとの梯子型回路の初段のL
1及びC1の接続点へ与えられる。また、電圧電流変換
器4の出力電流は、梯子型回路の初段のL1と2段目の
C2とL2との接続点へ与えられ、電圧電流変換器6の
出力電流は、梯子型回路の2段目のL2と3段目のC3
とL3との接続点へ与えられる。インダクタンスLとキ
ャパシタンスCとの梯子型回路のn段目のLnの出力側
は、他方が接地されたCn+1と抵抗Rとが接続され、
ブースト型等化回路の出力端子となっている。尚、フィ
ルタの次数(段数)が偶数のときは、Cn+1は省かれ
る。
【0025】図2(a)は、このブースト型等化回路の
遅延特性を示す特性図であり、横軸が正規化周波数を縦
軸が遅延の割合を示している。遮断周波数以下の周波数
帯では、位相の遅延は一定である。図2(b)は、この
ブースト型等化回路の群遅延特性を示す特性図であり、
横軸が正規化周波数を縦軸が群遅延の割合を示してい
る。遮断周波数以下の周波数帯では、群遅延は略一定で
ある。図3(a)は、このブースト型等化回路の周波数
特性を示し、電圧電流変換器6の電圧電流利得B=0
で、電圧電流変換器4の電圧電流利得Aが0から4まで
0.5間隔で変化するときの特性図である。横軸が正規
化周波数を縦軸がブースト比を示している。電圧電流利
得Aが大きい程、高周波数域のブースト特性は良いが、
遮断特性は変わらない。
【0026】図3(b)は、電圧電流変換器6の電圧電
流利得B=−0.5で、電圧電流変換器4の電圧電流利
得Aが0から4まで0.5間隔で変化するときの特性図
である。電圧電流利得Aが大きい程、高周波数域のブー
スト特性は良く、また、遮断特性も良い。また、電圧電
流利得Aが小さいときは、ブースト型等化回路には適さ
ない。図4は、電圧電流変換器6の電圧電流利得B=−
1.0で、電圧電流変換器4の電圧電流利得Aを0から
4まで0.5間隔で変えたときの特性図である。電圧電
流利得Aが大きい程、高周波数域のブースト特性は良
く、また、遮断特性も良い。また、電圧電流利得Aが小
さいときは、ブースト型等化回路には適さない。
【0027】実施例2.図5は、第3発明に係るブース
ト型等化回路の他の実施例の構成を示す回路図である。
このブースト型等化回路は、入力信号が、ゲインAを有
する増幅器8(ブースト回路)と、ゲインBを有する増
幅器10(ブースト回路)と、インダクタンスLとキャ
パシタンスCとの梯子型回路の初段のL1とへ与えられ
る。
【0028】増幅器8の出力電圧は、梯子型回路の初段
のC1へ与えられ、増幅器10の出力電圧は、梯子型回
路の2段目のC2へ与えられる。梯子型回路のn段目の
Lnの出力側は、他方が接地された抵抗Rが接続され、
ブースト型等化回路の出力端子となっている。このブー
スト型等化回路及び増幅器8,10の出力インピーダン
スは0とする。尚、フィルタの次数(段数)が偶数のと
きは、Cnは省かれる。
【0029】このようなブースト型等化回路のブースト
特性は、ωの2乗(sの2乗)と4乗(sの4乗)とを
含み、ωの奇数乗(sの奇数乗)は含まない。図6
(a)は、このブースト型等化回路の遅延特性を示す特
性図であり、横軸が正規化周波数を縦軸が遅延の割合を
示している。遮断周波数以下の周波数帯では、位相の遅
延は一定である。図6(b)は、このブースト型等化回
路の群遅延特性を示す特性図であり、横軸が正規化周波
数を縦軸が群遅延の割合を示している。遮断周波数以下
の周波数帯では、群遅延は略一定である。図7(a)
は、このブースト型等化回路の周波数特性を示し、増幅
器10のゲインB=0で、増幅器8のゲインAを0から
4まで0.5間隔で変えたときの特性図である。横軸が
正規化周波数を縦軸がブースト比を示している。ゲイン
Aが大きい程、高周波数域のブースト特性は良いが、遮
断特性は変わらない。
【0030】図7(b)は、増幅器10のゲインB=−
0.5で、増幅器8のゲインAが0から4まで0.5間
隔で変化するときの特性図である。ゲインAが大きい
程、高周波数域のブースト特性は良く、また、遮断特性
も良い。また、ゲインAが小さいときは、ブースト型等
化回路には適さない。図8は、増幅器10のゲインB=
−1.0で、増幅器8のゲインAを0から4まで0.5
間隔で変えたときの特性図である。ゲインAが大きい
程、高周波数域のブースト特性は良く、また、遮断特性
も良い。また、ゲインAが小さいときは、ブースト型等
化回路には適さない。
【0031】実施例3.図9は、第4発明に係るブース
ト型等化回路の他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。このブースト型等化回路は、ベッセル特性低域フィ
ルタ又は一定遅延リップルフィルタ等の高次ローパスフ
ィルタの一部にブースト回路を付加したもので、LSI
化に適している。このブースト型等化回路は、入力信号
が、伝達関数1/T1 (s)の伝達要素12と伝達関数
A・s/T1 (s)の伝達要素14と伝達関数B・s2
/T1 (s)の伝達要素16とへ与えられ、これらの伝
達要素12,14,16の各出力は加え合わせ点18で
加え合わされる。
【0032】加え合わせ点18の出力は、伝達関数1/
2 (s)の伝達要素20と伝達関数−A・s/T
2 (s)の伝達要素22と伝達関数B・s2 /T
2 (s)の伝達要素24とへ与えられ、これらの伝達要
素20,22,24の各出力は加え合わせ点26で加え
合わされる。加え合わせ点26の出力は、高次伝達関数
1/T3 (s)を有する高次ローパスフィルタ28を通
じて、ブースト型等化回路の出力信号として出力され
る。このブースト型等化回路のブースト特性(伝達関数
の分子)は、{1−(A2−2B)s2 +B2 ・s4
/T1 (s)・T2 (s)の分子で表される。また、T
1 (s)1 ・T2 (s)・T3 (s)全体で、ベッセル
特性低域フィルタ等の一定遅延特性の分母となるよう
に、伝達関数を配分する。
【0033】このブースト型等化回路の具体的な回路
は、図10に示す状態変数形回路(バイカッド形回路)
を2段従続接続することで構成できる。この状態変数形
回路は、加算器30(加え合わせ点及び又は差し引き
点)を通過した入力信号が、伝達関数ω1 /sの伝達要
素32と、ハイパスフィルタの出力として、ゲインBの
増幅器38とへ与えられる。伝達要素32の出力は、加
算器30へ負帰還されると共に、伝達関数ω2 /sの伝
達要素34と、バンドパスフィルタの出力として、ゲイ
ンA又は−Aの増幅器36とへ与えられる。
【0034】伝達要素34の出力は、加算器30へ負帰
還されると共に、ローパスフィルタの出力として、加算
器40へ与えられる。加算器40は、増幅器36,38
及び伝達要素34からの各入力を加算して、状態変数形
回路の出力信号として出力する。この状態変数形回路
は、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタ及びハイパ
スフィルタの各出力を同時に取り出すことができる。
【0035】図11は、この状態変数形回路の実際の回
路を示す回路図であり、電圧電流変換利得に応じて周波
数特性が変化するgm型積分器を使用している。この状
態変数形回路は、加算器42を通過した入力信号が、電
圧電流変換利得gm1を有する電圧電流変換器44(g
mアンプ)とゲインBの増幅器50とへ与えられる。電
圧電流変換器44の出力電流は、加算器42へ負帰還さ
れると共に、他方が接地されたキャパシタンスC1と、
電圧電流変換利得gm2を有する電圧電流変換器46
(gmアンプ)と、ゲインAの増幅器48とへ与えられ
る。
【0036】電圧電流変換器46の出力電流は、加算器
42へ負帰還されると共に、他方が接地されたキャパシ
タンスC2と加算器52とへ与えられる。加算器52
は、増幅器36,38及び電圧電流変換器46からの各
入力を加算して、状態変数形回路の出力信号として出力
する。尚、この回路図と図10に示したブロック図と
は、加算器42と加算器30と、電圧電流変換器44及
びキャパシタンスC1と伝達要素32と、電圧電流変換
器46及びキャパシタンスC2と伝達要素34と、増幅
器48と増幅器36と、増幅器50と増幅器38と、加
算器52と加算器40とがそれぞれ対応している。ま
た、この回路は、図10に示したブロック図とは、ω1
=gm1/C1,ω 2 =gm2/C2の関係がある。
【0037】実施例4.図12は、第5,6発明に係る
ブースト型等化回路の1実施例の構成を示すブロック図
である。このブースト型等化回路は、加算器54を通過
した入力信号が、伝達関数ω1 /sの伝達要素56と、
ハイパスフィルタの出力として、ゲインBの増幅器66
とへ与えられる。伝達要素56の出力は、加算器54へ
負帰還されると共に、伝達関数ω2 /sの伝達要素58
へ与えられる。伝達要素58の出力は、加算器54へ負
帰還されると共に、伝達関数ω3 /sの伝達要素60
と、バンドパスフィルタの出力として、ゲインAの増幅
器64とへ与えられる。伝達要素60の出力は、加算器
54へ負帰還されると共に、伝達関数ω4 /sの伝達要
素62へ与えられる。
【0038】伝達要素62の出力は、加算器54へ負帰
還されると共に、ローパスフィルタの出力として加算器
68へ与えられる。加算器68は、増幅器64,66及
び伝達要素34からの各入力を加算して、ブースト型等
化回路の出力信号として出力する。増幅器64,66の
ゲインA,Bは、利得制御部67からそれぞれ独立に制
御される、sの2乗、sの4乗のブースト係数である。
このブースト型等化回路は、ローパスフィルタ、バンド
パスフィルタ及びハイパスフィルタの各出力を同時に取
り出すことができる。
【0039】このブースト型等化回路のブースト特性
は、(1−A・s2 +B・s4 )・ω a 2 ・ωb 2
(s2 +Qa /ωa ・s+ωa 2 )・(s2 +Qb /ω
b ・s+ωb 2 ) 但し、ω1 =ωa /Qa +ωb /Qb ω2 ={ωa 2 +ωb 2 +(ωa /Qa )・(ωb /Q
b )}/ω1 ω3 ={ωa ・ωb 2 /Qa +ωb ・ωa 2 /Qb }/
ω1 /ω2 ω4 =(ωb 2 ・ωa 2 )/ω1 /ω2 /ω3 の分子で表される。
【0040】実施例5.図13は、第7発明に係るブー
スト型等化回路の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。このブースト型等化回路は、バイカッドフィルタ
を2段使用しており、このバイカッドフィルタは、ロー
パスフィルタ及びハイパスフィルタ(バンドパスフィル
タも)の出力を同時に取り出すことができる。また、入
力点を変えることにより、ローパスフィルタ及びハイパ
スフィルタ(バンドパスフィルタも)の出力の何れをも
選ぶことができる。
【0041】このブースト型等化回路は、入力信号が、
バイカッドフィルタ74へ入力される。バイカッドフィ
ルタ74内の伝達関数1/T1 (s)(T1 (s)は任
意の2次伝達関数)の伝達要素70からは、ローパスフ
ィルタの出力が、バイカッドフィルタ82内のローパス
フィルタ部である伝達関数1/T2 (s)(T2 (s)
は任意の2次伝達関数)の伝達要素78と、加算器76
内のゲインAの増幅部へ与えられる。
【0042】バイカッドフィルタ74内の伝達関数s2
/T1 (s)の伝達要素72からは、ハイパスフィルタ
の出力が、加算器76内のゲインBの増幅部へ与えられ
る。加算器76では、ゲインBで増幅された伝達要素7
2からの入力とゲインAで増幅された伝達要素70から
の入力との差が求められ、求められた差は、バイカッド
フィルタ82内のハイパスフィルタ部である伝達関数s
2 /T2 (s)の伝達要素80へ与えられる。バイカッ
ドフィルタ82は伝達要素78,80の合成された出力
をブースト型等化回路の出力信号として出力する。加算
器76のゲインA,Bは、利得制御部77からそれぞれ
独立に制御される、sの2乗、4乗のブースト係数であ
る。このブースト型等化回路のブースト特性は、{1/
1 (s)}・{1/T2(s)}・(1−A・s2
B・s4 )の分子で表される。
【0043】図14は、このブースト型等化回路の実際
の回路を示す回路図であり、電圧電流変換利得に応じて
周波数特性が変化するgm型フィルタを使用している。
このブースト型等化回路は、加算器84を通過した入力
信号が、電圧電流変換利得gm1を有する電圧電流変換
器86(gmアンプ)とゲインBの増幅器92とへ与え
られる。電圧電流変換器86の出力電流は、加算器84
へ負帰還されると共に、他方が接地されたキャパシタン
スC1と、電圧電流変換利得gm2を有する電圧電流変
換器88(gmアンプ)とへ与えられる。
【0044】電圧電流変換器88の出力電流は、加算器
84へ負帰還されると共に、他方が接地されたキャパシ
タンスC2と、ゲインAの増幅器90と、加算器96と
へ与えられる。加算器96の出力は、電圧電流変換利得
gm3を有する電圧電流変換器98(gmアンプ)へ与
えられ、電圧電流変換器98の出力電流は、他方が接地
されたキャパシタンスC3と加算器100とへ与えられ
る。増幅器92の出力と増幅器90の出力とは、加算器
94でその差が求められる。
【0045】加算器100の出力は、電圧電流変換利得
gm4を有する電圧電流変換器102(gmアンプ)へ
与えられ、電圧電流変換器102の出力電流は、加算器
100と加算器96とへ負帰還されるとともに、他方が
加算器94の出力端子に接続されたキャパシタンスC4
へ与えられ、ブースト型等化回路の出力信号として出力
される。増幅器90,92のゲインA,Bは、利得制御
部93からそれぞれ独立に制御される、sの2乗、4乗
のブースト係数である。
【0046】図15は、このブースト型等化回路の他の
実際の回路を示す回路図である。このブースト型等化回
路は、加算器94の出力が加算器104へ与えられる。
また、電圧電流変換器102の出力電流は、加算器10
0と加算器96とへ負帰還されるとともに、他方が接地
されたキャパシタンスC4と加算器104とへ与えられ
る。加算器104では、加算器94及び電圧電流変換器
102からの入力が加算されて、ブースト型等化回路の
出力信号として出力される。その他の構成は、上述の図
14に示したブースト型等化回路と同様であるので、説
明を省略する。
【0047】図16(a),(b)、図17(a),
(b)、図18(a),(b)は、図13に示したブー
スト型等化回路の周波数特性を示し、加算器76の2個
のゲインが、B=0で、Aを0から2.5まで0.5間
隔で変えたときの特性図である。横軸が正規化周波数を
縦軸がブースト比を示している。ゲインAが大きい程、
高周波数域のブースト特性は良くなると共に、遮断特性
も変化角度が鋭くなり改善されている。図19(a),
(b)、図20(a),(b)、図21(a),(b)
は、加算器76の2個のゲインが、A=0で、Bを0か
ら2.5まで0.5間隔で変えたときの特性図である。
ゲインBが大きい程、高周波数域のブースト特性は良く
なっている。
【0048】実施例6.図22は、第8発明に係るブー
スト型等化回路の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。このブースト型等化回路は、実施例4及び実施例
5のそれぞれのブースト型等化回路を組み合わせて、ω
の6乗のブースト特性を実現したもので、バイカッドフ
ィルタを2段使用している。このバイカッドフィルタ
は、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタ(バンドパ
スフィルタも)の出力を同時に取り出すことができる。
また、入力点を変えることにより、ローパスフィルタ及
びハイパスフィルタ(バンドパスフィルタも)の出力の
何れをも選ぶことができる。
【0049】このブースト型等化回路は、入力信号が、
バイカッドフィルタ112へ入力される。バイカッドフ
ィルタ112内の伝達関数1/T1 (s)・T2 (s)
(T 1 (s),T2 (s)は任意の2次伝達関数)の伝
達要素106からは、ローパスフィルタの出力が、バイ
カッドフィルタ120内のローパスフィルタ部である伝
達関数1/T3 (s)(T3 (s)は任意の2次伝達関
数)の伝達要素116と、加算器114内のゲインAの
増幅部へ与えられる。
【0050】バイカッドフィルタ112内の伝達関数s
2 /T1 (s)・T2 (s)の伝達要素108からは、
ハイパスフィルタの出力が、加算器114内のゲインB
の増幅部へ与えられる。バイカッドフィルタ112内の
伝達関数s4 /T1 (s)・T2 (s)の伝達要素11
0からの出力は、加算器114内のゲインCの増幅部へ
与えられる。
【0051】加算器114では、ゲインBで増幅された
伝達要素108からの入力から、ゲインAで増幅された
伝達要素106からの入力と、ゲインCで増幅された伝
達要素110からの入力とが差し引かれる。加算器11
4の出力は、バイカッドフィルタ120内のハイパスフ
ィルタ部である伝達関数s2 /T3 (s)の伝達要素1
18へ与えられる。バイカッドフィルタ120は伝達要
素116,118の合成された出力をブースト型等化回
路の出力信号として出力する。加算器114のゲイン
A,B,Cは、利得制御部115からそれぞれ独立に制
御される、sの2乗、4乗、6乗のブースト係数であ
る。
【0052】このブースト型等化回路のブースト特性
は、{1/T1 (s)}・{1/T2(s)}・{1/
3 (s)}・(1−A・s2 +B・s4 −Cs6 )の
分子で表される。図23(a),(b)、図24
(a),(b)、図25(a),(b)は、図22に示
したブースト型等化回路の周波数特性を示し、加算器1
14の3個のゲインが、A=0,B=0で、Cを0から
2.5まで0.5間隔で変えたときの特性図である。横
軸が正規化周波数を縦軸がブースト比を示している。ゲ
インCが大きい程、高周波数域のブースト特性は良くな
っている。また、図16〜図21、図23〜図25か
ら、ゲインA,B,Cの順で遮断特性の変化角度が鋭く
なり、遮断特性の改善への貢献度が高いことが分かる。
【0053】実施例7.図26は、第9発明に係るブー
スト型等化回路の1実施例の構成を示す回路図である。
このブースト型等化回路は、図1に示したブースト型等
化回路を差動回路構成にしたもので、入力信号が入力端
子in1,in2間に加えられ、入力端子in1の電圧
は、電圧電流利得gm=1を有する電圧電流変換器2
と、電圧電流利得gm=Aを有する電圧電流変換器4
と、電圧電流利得gm=Bを有する電圧電流変換器6と
へ与えられる。
【0054】電圧電流変換器2の出力電流は、梯子の横
木部のキャパシタンスCと両辺に並べられたインダクタ
ンスLとで構成される梯子型回路の初段の一方のL1及
びC1/2(キャパシタンスは図1の場合の1/2にす
る)の接続点へ与えられる。また、電圧電流変換器4の
出力電流は、梯子型回路の初段の一方のL1と2段目の
一方のC2/2とL2との接続点へ与えられ、電圧電流
変換器6の出力電流は、梯子型回路の2段目の一方のL
2と3段目の一方のC3/2とL3との接続点へ与えら
れる。
【0055】また、入力端子in2の電圧は、電圧電流
利得gm=1を有する電圧電流変換器3と、電圧電流利
得gm=Aを有する電圧電流変換器5と、電圧電流利得
gm=Bを有する電圧電流変換器7とへ与えられる。電
圧電流利得gm=1を有する電圧電流変換器2と電圧電
流変換器3とは、1つの差動増幅回路で構成され、同様
に、電圧電流利得gm=Aを有する電圧電流変換器4及
び電圧電流変換器5、電圧電流利得gm=Bを有する電
圧電流変換器6及び電圧電流変換器7は、それぞれ1つ
の差動増幅回路で構成されている。
【0056】電圧電流変換器3の出力電流は、梯子の横
木部のキャパシタンスCと両辺に並べられたインダクタ
ンスLとで構成される梯子型回路の初段の他方のL1及
びC1/2の接続点へ与えられる。また、電圧電流変換
器5の出力電流は、梯子型回路の初段の他方のL1と2
段目の他方のC2/2とL2との接続点へ与えられ、電
圧電流変換器7の出力電流は、梯子型回路の2段目の他
方のL2と3段目の他方のC3/2とL3との接続点へ
与えられる。
【0057】梯子の横木部のキャパシタンスCと両辺に
並べられたインダクタンスLとで構成される梯子型回路
のn段目の一方のLnの出力側と、他方のLnの出力側
との間にはCn+1/2が接続され、Cn+1/2の両
端は、それぞれ他方が共通接地されたそれぞれの抵抗R
が接続されている。一方のLnの出力側は一方の出力端
子out1に接続され、他方のLnの出力側は他方の出
力端子out2に接続され、出力端子out1と出力端
子out2とからは互いに逆位相の信号が、ブースト型
等化回路の出力信号として出力される。このブースト型
等化回路は、差動回路構成になっており、外部雑音の影
響が、一方と他方とで互いに打ち消されて出力に現れな
いので、ノイズの影響が小さくなる。周波数特性等は、
図1に示したブースト型等化回路と同様であるので、説
明を省略する。
【0058】
【発明の効果】第1〜4発明に係るブースト型等化回路
によれば、高周波数域の遮断特性が良いブースト型等化
回路を実現できる。
【0059】第5〜8発明に係るブースト型等化回路に
よれば、等化特性設計の自由度が増し、高周波数域の遮
断特性が良いブースト型等化回路を実現できる。
【0060】第9発明に係るブースト型等化回路によれ
ば、ノイズの影響が小さく、高周波数域の遮断特性が良
いブースト型等化回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,2発明に係るブースト型等化回路の1実
施例の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図3】図1に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図4】図1に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図5】第3発明に係るブースト型等化回路の1実施例
の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図7】図5に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図8】図5に示すブースト型等化回路の特性を示す特
性図である。
【図9】第4発明に係るブースト型等化回路の1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図10】状態変数形回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図11】状態変数形回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図12】第5,6発明に係るブースト型等化回路の1
実施例の構成を示すブロック図である。
【図13】第7発明に係るブースト型等化回路の1実施
例の構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示すブースト型等化回路の1回路例
を示す回路図である。
【図15】図13に示すブースト型等化回路の他の回路
例を示す回路図である。
【図16】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図17】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図18】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図19】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図20】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図21】図13に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図22】第8発明に係るブースト型等化回路の1実施
例の構成を示すブロック図である。
【図23】図22に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図24】図22に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図25】図22に示したブースト型等化回路の特性を
示す特性図である。
【図26】第9発明に係るブースト型等化回路の1実施
例の構成を示す回路図である。
【図27】従来のブースト型等化回路の特性を示す特性
図である。
【図28】従来のブースト型等化回路の1例の構成を示
すブロック図である。
【図29】図29に示したブースト型等化回路の構成を
示す回路図である。
【図30】従来のブースト型等化回路の他の1例の構成
を示すブロック図である。
【図31】従来のブースト型等化回路の他の1例の構成
を示すブロック図である。
【図32】ωの4乗のブースト特性とωの2乗のブース
ト特性との相違を説明するための特性図である。
【符号の説明】
4,5,6,7,44,46,86,88,98,10
2 電圧電流変換器 8,9,36,38,48,50,64,66,90,
92 増幅器 12,14,16,20,22,24,32,34,5
6,58,60,62,70,72,78,80,10
6,108,110,116,118 伝達要素 18,26,30,40,42,52,54,68,7
6,84,94,98,100,104,114 加算
器 28 高次ローパスフィルタ 74,82,112,120 バイカッドフィルタ 67,77,93,115 利得制御部(ブースト係数
制御部)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高域強調のためのブースト部を備え、情
    報記録媒体の再生信号に生じる歪みを補償し、再生信号
    の周波数特性を補償するために使用されるブースト型等
    化回路において、 前記ブースト部は、伝達関数の分子がラプラス演算子s
    の4乗以上の偶数次項を有することを特徴とするブース
    ト型等化回路。
  2. 【請求項2】 入力信号が与えられる第1電圧電流変換
    器、第2電圧電流変換器及び第3電圧電流変換器と、イ
    ンダクタンスとキャパシタンスとの梯子型回路とを備
    え、第1電圧電流変換器の出力電流は、前記梯子型回路
    の初段のインダクタンス及びキャパシタンスの接続点へ
    与えられ、第2電圧電流変換器の出力電流は、前記梯子
    型回路の初段のインダクタンスと2段目のキャパシタン
    スとの接続点へ与えられ、第3電圧電流変換器の出力電
    流は、前記梯子型回路の2段目のインダクタンスと3段
    目のキャパシタンスとの接続点へ与えられ、前記梯子型
    回路のn段目(nは3以上の自然数)から出力信号が出
    力される請求項1記載のブースト型等化回路。
  3. 【請求項3】 入力信号が与えられる第1増幅器及び第
    2増幅器と、インダクタンスとキャパシタンスとの梯子
    型回路とを備え、第1増幅器の出力電圧は、前記梯子型
    回路の初段のキャパシタンスへ与えられ、第2増幅器の
    出力電圧は、前記梯子型回路の2段目のキャパシタンス
    へ与えられ、前記梯子型回路のn段目(nは3以上の自
    然数)から出力信号が出力される請求項1記載のブース
    ト型等化回路。
  4. 【請求項4】 入力信号が与えられる、伝達関数が1/
    1 (s)(T1 (s)は任意の伝達関数)である第1
    伝達要素、伝達関数がA・s/T1 (s)(Aは任意の
    実数)である第2伝達要素及び伝達関数がB・s2 /T
    1 (s)(Bは任意の実数)である第3伝達要素と、第
    1伝達要素、第2伝達要素及び第3伝達要の各出力を加
    え合わせる第1加え合わせ点と、第1加え合わせ点の出
    力が与えられる、伝達関数が1/T2 (s)(T
    2 (s)は任意の伝達関数)である第4伝達要素、伝達
    関数が−A・s/T2 (s)である第5伝達要素及び伝
    達関数がB・s2 /T2 (s)である第6伝達要素と、
    第4伝達要素、第5伝達要素及び第6伝達要の各出力を
    加え合わせる第2加え合わせ点と、第2加え合わせ点の
    出力が与えられる、高次伝達関数1/T3 (s)を有す
    る高次ローパスフィルタとを備え、高次ローパスフィル
    タから出力信号が出力される請求項1記載のブースト型
    等化回路。
  5. 【請求項5】 前記ブースト部は、ラプラス演算子sの
    2乗、sの4乗及びsの6乗の項のブースト係数をそれ
    ぞれ独立に変化させるブースト係数制御手段を備える請
    求項1記載のブースト型等化回路。
  6. 【請求項6】 入力信号が与えられる第1加算器と、第
    1加算器の出力が与えられる第3増幅器及び伝達関数が
    ω1 /s(ω1 は任意の実数)である第7伝達要素と、
    第7伝達要素の出力が与えられる、伝達関数がω2 /s
    (ω2 は任意の実数)である第8伝達要素と、第8伝達
    要素の出力が与えられる第4増幅器及び伝達関数がω3
    /s(ω3 は任意の実数)である第9伝達要素と、第9
    伝達要素の出力が与えられる、伝達関数がω4 /s(ω
    4 は任意の実数)である第10伝達要素と、第3増幅器
    の出力と第10伝達要素の出力と第4増幅器の反転出力
    とを加算する第2加算器と、第3増幅器及び第4増幅器
    の各ブースト係数をそれぞれ独立に制御するブースト係
    数制御手段とを備え、第7伝達要素、第8伝達要素、第
    9伝達要素及び第10伝達要素の各出力が第1加算器へ
    負帰還され、第2加算器から出力信号が出力される請求
    項5記載のブースト型等化回路。
  7. 【請求項7】 伝達関数が1/T1 (s)(T1 (s)
    は任意の2次伝達関数)であり入力信号が入力される第
    11伝達要素と伝達関数がs2 /T1 (s)である第1
    2伝達要素とを有する第1バイカッドフィルタと、伝達
    関数が1/T 2 (s)(T2 (s)は任意の2次伝達関
    数)である第13伝達要素と伝達関数がs2 /T
    2 (s)である第14伝達要素とを有する第2バイカッ
    ドフィルタと、第12伝達要素からの入力を第1ブース
    ト係数でブーストした信号と、第11伝達要素からの入
    力を第2ブースト係数でブーストした反転信号とを加算
    する第3加算器と、第3加算器が有する第1ブースト係
    数及び第2ブースト係数をそれぞれ独立に制御するブー
    スト係数制御手段とを備え、第11伝達要素の出力は第
    13伝達要素へ与えられ、第3加算器の出力は第14伝
    達要素へ与えられ、第13伝達要素から出力信号が出力
    される請求項5記載のブースト型等化回路。
  8. 【請求項8】 伝達関数が1/T1 (s)・T2 (s)
    (T1 (s),T2(s)は任意の2次伝達関数)であ
    り入力信号が入力される第15伝達要素と伝達関数がs
    2 /T1 (s)・T2 (s)である第16伝達要素と伝
    達関数がs4/T1 (s)・T2 (s)である第17伝
    達要素とを有する第3バイカッドフィルタと、伝達関数
    が1/T3 (s)(T3 (s)は任意の2次伝達関数)
    である第18伝達要素と伝達関数がs2 /T3 (s)で
    ある第19伝達要素とを有する第4バイカッドフィルタ
    と、第15伝達要素からの入力を第3ブースト係数でブ
    ーストした反転信号と第16伝達要素からの入力を第4
    ブースト係数でブーストした信号と第17伝達要素から
    の入力を第5ブースト係数でブーストした反転信号とを
    加算する第4加算器と、第4加算器が有する第3ブース
    ト係数と第4ブースト係数と第5ブースト係数とをそれ
    ぞれ独立に制御するブースト係数制御手段とを備え、第
    15伝達要素の出力は第18伝達要素へ与えられ、第4
    加算器の出力は第19伝達要素へ与えられ、第18伝達
    要素から出力信号が出力される請求項5記載のブースト
    型等化回路。
  9. 【請求項9】 前記ブースト部は複数の差動増幅回路を
    備え、互いに逆位相の信号を処理すべくなされた請求項
    1又は5記載のブースト型等化回路。
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