JPH08275367A - ケーブル接続部構造 - Google Patents
ケーブル接続部構造Info
- Publication number
- JPH08275367A JPH08275367A JP7099597A JP9959795A JPH08275367A JP H08275367 A JPH08275367 A JP H08275367A JP 7099597 A JP7099597 A JP 7099597A JP 9959795 A JP9959795 A JP 9959795A JP H08275367 A JPH08275367 A JP H08275367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode member
- insulating layer
- conductor
- cable
- insulating block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 絶縁ブロック14の架橋処理時にその溶融部
分の接続端子28、30へ向けての流入を防止するシー
ル機構38を設けると共に、これに関連して、架橋処理
時に絶縁ブロック14に生じる気泡を絶縁層12Aの端
面26と接続端子28、30との間でケーブル12の導
体12Bへ向けて案内するガイド部56を設ける。 【効果】 気泡は、ガイド部56を経て導体12Bの素
線間に逃げることから、ボイドとして残ることなく、絶
縁ブロック14の溶融部分は、導体12Bの素線間に流
れることはなく、接続端子28、30間に流れ込むこと
はない。よって、ケーブル接続部の導通性および耐圧性
の低下を招くことなくケーブル相互を確実に接続するこ
とができる。
分の接続端子28、30へ向けての流入を防止するシー
ル機構38を設けると共に、これに関連して、架橋処理
時に絶縁ブロック14に生じる気泡を絶縁層12Aの端
面26と接続端子28、30との間でケーブル12の導
体12Bへ向けて案内するガイド部56を設ける。 【効果】 気泡は、ガイド部56を経て導体12Bの素
線間に逃げることから、ボイドとして残ることなく、絶
縁ブロック14の溶融部分は、導体12Bの素線間に流
れることはなく、接続端子28、30間に流れ込むこと
はない。よって、ケーブル接続部の導通性および耐圧性
の低下を招くことなくケーブル相互を確実に接続するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブル相互の接
続部を形成するいわゆるBMJ工法(ブロックモールド
形接続部工法)に好適な、ケーブル接続部構造に関す
る。
続部を形成するいわゆるBMJ工法(ブロックモールド
形接続部工法)に好適な、ケーブル接続部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばCV電力ケーブルのような電力ケ
ーブルを相互に接続する方法に、BMJ工法がある。こ
のBMJ工法によれば、ケーブル端末処理により絶縁層
から突出する導体に接続子が圧着されたケーブルは、接
続現場において、予め工場等で形成された未架橋(半架
橋を含む)の筒状の絶縁ブロックに、その両端から挿入
され、両ケーブルの接続端子が絶縁ブロック内に埋設さ
れた筒状の電極部材に覆われた位置で相互に接続され
る。この接続状態で、相互に接続されたケーブルの絶縁
層と、絶縁ブロックとの一体化を図るために、絶縁ブロ
ックは架橋処理を受け、この架橋処理により、接続部を
覆う絶縁体が形成される。
ーブルを相互に接続する方法に、BMJ工法がある。こ
のBMJ工法によれば、ケーブル端末処理により絶縁層
から突出する導体に接続子が圧着されたケーブルは、接
続現場において、予め工場等で形成された未架橋(半架
橋を含む)の筒状の絶縁ブロックに、その両端から挿入
され、両ケーブルの接続端子が絶縁ブロック内に埋設さ
れた筒状の電極部材に覆われた位置で相互に接続され
る。この接続状態で、相互に接続されたケーブルの絶縁
層と、絶縁ブロックとの一体化を図るために、絶縁ブロ
ックは架橋処理を受け、この架橋処理により、接続部を
覆う絶縁体が形成される。
【0003】ところで、このような絶縁ブロックの架橋
処理時、絶縁ブロックは流動性を与えられることから、
筒状の電極部材の内方の隙間を経て、相互に接続された
接続端子間に流入する虞れがある。この流動体の接続端
子間への流入は、接続端子間の導通性の低下を招く。
処理時、絶縁ブロックは流動性を与えられることから、
筒状の電極部材の内方の隙間を経て、相互に接続された
接続端子間に流入する虞れがある。この流動体の接続端
子間への流入は、接続端子間の導通性の低下を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このことから、接続端
子間への流動体の流入を防止するために、接続端子を覆
う筒状の電極部材の端部に、シール機構を設けることが
考えられる。しかしながら、単に、このようなシール機
構で電極部材の内方への隙間を封止すると、架橋処理の
進行に伴って絶縁ブロックの外端部から電極部材が設け
られた中央部へ向けて移動される気泡の逃げ道がなくな
る。その結果、逃げ道のなくなった気泡が絶縁層と絶縁
ブロックとの界面等にボイドとして封じ込められる。こ
のボイドは絶縁破壊の原因となることから、電気接続部
の耐圧性を低下させる。そこで、本発明の目的は、ケー
ブル接続部の導通性および耐圧性の低下を招くことなく
ケーブル相互を接続するケーブル接続部構造を提供する
ことにある。
子間への流動体の流入を防止するために、接続端子を覆
う筒状の電極部材の端部に、シール機構を設けることが
考えられる。しかしながら、単に、このようなシール機
構で電極部材の内方への隙間を封止すると、架橋処理の
進行に伴って絶縁ブロックの外端部から電極部材が設け
られた中央部へ向けて移動される気泡の逃げ道がなくな
る。その結果、逃げ道のなくなった気泡が絶縁層と絶縁
ブロックとの界面等にボイドとして封じ込められる。こ
のボイドは絶縁破壊の原因となることから、電気接続部
の耐圧性を低下させる。そこで、本発明の目的は、ケー
ブル接続部の導通性および耐圧性の低下を招くことなく
ケーブル相互を接続するケーブル接続部構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互に接続さ
れる電力ケーブルの絶縁層の端面から露出する導体に絶
縁層の端面から間隔をおいてそれぞれ固定され、互いに
接続される一対の接続端子と、この接続端子を取り巻い
て配置されこれらに電気的に接続される筒状の電極部材
と、この電極部材を同心的に取り巻いて配置され架橋処
理によりケーブルの絶縁層と一体的に結合される筒状の
絶縁ブロックとを含むケーブル接続部において、絶縁ブ
ロックの架橋処理時に絶縁ブロックの溶融部分が接続端
子へ向けて流入することを防止するシール機構をケーブ
ルの絶縁層の端面と接続端子との間に設けると共に、こ
のシール機構に関連して、架橋処理時に絶縁ブロックに
生じる気泡を絶縁層の端面と接続端子との間でケーブル
の導体へ向けて案内するガイド部を設けたことを特徴と
する。
れる電力ケーブルの絶縁層の端面から露出する導体に絶
縁層の端面から間隔をおいてそれぞれ固定され、互いに
接続される一対の接続端子と、この接続端子を取り巻い
て配置されこれらに電気的に接続される筒状の電極部材
と、この電極部材を同心的に取り巻いて配置され架橋処
理によりケーブルの絶縁層と一体的に結合される筒状の
絶縁ブロックとを含むケーブル接続部において、絶縁ブ
ロックの架橋処理時に絶縁ブロックの溶融部分が接続端
子へ向けて流入することを防止するシール機構をケーブ
ルの絶縁層の端面と接続端子との間に設けると共に、こ
のシール機構に関連して、架橋処理時に絶縁ブロックに
生じる気泡を絶縁層の端面と接続端子との間でケーブル
の導体へ向けて案内するガイド部を設けたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明では、絶縁ブロックあるいはこれと絶縁
層との界面から生じる気泡は、架橋処理の進行に伴って
絶縁ブロックの外端部から電極部材が設けられた中央部
へ向けて移動され、シール機構のガイド部を経て、導体
の素線間に逃げる。他方、絶縁ブロックの溶融部分は、
導体の密着した素線間に流れることはなくまた、シール
機構により接続端子へ向けの流入が確実に阻止される。
層との界面から生じる気泡は、架橋処理の進行に伴って
絶縁ブロックの外端部から電極部材が設けられた中央部
へ向けて移動され、シール機構のガイド部を経て、導体
の素線間に逃げる。他方、絶縁ブロックの溶融部分は、
導体の密着した素線間に流れることはなくまた、シール
機構により接続端子へ向けの流入が確実に阻止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に沿って詳細に
説明する。図1は、本発明に係るケーブル接続部を示す
縦断面である。本発明に係るケーブル接続部10は、例
えばCVケーブルのような一対の電力ケーブル12、1
2の接続に適用され、全体に筒状を呈する絶縁ブロック
14が用いられる。絶縁ブロック14は、電力ケーブル
の絶縁層12Aと同様な例えばポリエチレン材料に架橋
剤を配合した未架橋あるいは半架橋の絶縁材料からな
る。絶縁ブロック14には、その両端へ向けて先細りの
テーパが与えられており、またその内孔14Aには、こ
れと同心的に筒状の電極部材16が埋設されている。
説明する。図1は、本発明に係るケーブル接続部を示す
縦断面である。本発明に係るケーブル接続部10は、例
えばCVケーブルのような一対の電力ケーブル12、1
2の接続に適用され、全体に筒状を呈する絶縁ブロック
14が用いられる。絶縁ブロック14は、電力ケーブル
の絶縁層12Aと同様な例えばポリエチレン材料に架橋
剤を配合した未架橋あるいは半架橋の絶縁材料からな
る。絶縁ブロック14には、その両端へ向けて先細りの
テーパが与えられており、またその内孔14Aには、こ
れと同心的に筒状の電極部材16が埋設されている。
【0008】電極部材16の内方には、従来と同様な一
対の筒状接触子18の各一端が係止される筒状のフック
部20が張り出している。筒状接触子18は、多数の接
触片22およびこれらの接触片22を筒状に連結する環
状コイルスプリング24を備える。筒状接触子18は、
電極部材16の内周に形成されたフック部20に接触片
22の各一端を係止させて電極部材16に組み込まれて
いる。
対の筒状接触子18の各一端が係止される筒状のフック
部20が張り出している。筒状接触子18は、多数の接
触片22およびこれらの接触片22を筒状に連結する環
状コイルスプリング24を備える。筒状接触子18は、
電極部材16の内周に形成されたフック部20に接触片
22の各一端を係止させて電極部材16に組み込まれて
いる。
【0009】相互に接続される電力ケーブル12、12
は、それぞれ接続すべき端部で架橋ポリエチレンからな
る絶縁層12Aおよびこの絶縁層12Aの端面26から
導体12Bが順次露出されており、露出導体12Bに
は、端面26から間隔をおいて接続端子28、30が圧
着によりそれぞれ固定されている。接続端子28、30
は、電極部材16の内方位置で、雄雌の組をなす嵌合部
32、34を介して相互に接続されている。この接続位
置で、各接続端子28、30は、それぞれ形成された径
方向外方に張り出す張出部36で筒状接触子18の他端
に係止されている。
は、それぞれ接続すべき端部で架橋ポリエチレンからな
る絶縁層12Aおよびこの絶縁層12Aの端面26から
導体12Bが順次露出されており、露出導体12Bに
は、端面26から間隔をおいて接続端子28、30が圧
着によりそれぞれ固定されている。接続端子28、30
は、電極部材16の内方位置で、雄雌の組をなす嵌合部
32、34を介して相互に接続されている。この接続位
置で、各接続端子28、30は、それぞれ形成された径
方向外方に張り出す張出部36で筒状接触子18の他端
に係止されている。
【0010】電極部材16は、筒状接触子18を経て各
接続端子28、30に接続されることにより、各接続端
子28、30の外方をこれと等電位の滑らかな面で取り
囲む。これにより、電極部材16は、電界の部分的な集
中を防止し、耐圧性を高める作用をなす。
接続端子28、30に接続されることにより、各接続端
子28、30の外方をこれと等電位の滑らかな面で取り
囲む。これにより、電極部材16は、電界の部分的な集
中を防止し、耐圧性を高める作用をなす。
【0011】両ケーブル12、12の接続端子28、3
0を電極部材16の内方で接続した後、絶縁ブロック1
4が架橋処理を受けてケーブル12の絶縁層12Aに一
体的に結合されるが、このときに軟化する絶縁ブロック
14の溶融部分が接続端子28、30へ向けて流入する
ことを防止するためのシール機構38が電極部材16の
両端部に設けられている。
0を電極部材16の内方で接続した後、絶縁ブロック1
4が架橋処理を受けてケーブル12の絶縁層12Aに一
体的に結合されるが、このときに軟化する絶縁ブロック
14の溶融部分が接続端子28、30へ向けて流入する
ことを防止するためのシール機構38が電極部材16の
両端部に設けられている。
【0012】図2は、本発明に係るケーブル接続部の一
部である一方のシール機構38を拡大して示す部分断面
図である。シール機構38は、電力ケーブル12の導体
12Bに各接続端子28、30を取り付ける前にこの導
体12Bに挿入される封止体40と、封止体40と共働
して電極部材16の内方を封止するための環状のシール
部材42とを備える。
部である一方のシール機構38を拡大して示す部分断面
図である。シール機構38は、電力ケーブル12の導体
12Bに各接続端子28、30を取り付ける前にこの導
体12Bに挿入される封止体40と、封止体40と共働
して電極部材16の内方を封止するための環状のシール
部材42とを備える。
【0013】図示の例では、封止体40は、電力ケーブ
ル12の絶縁層12Aの端面26から間隔Dをおいて導
体12Bに気密的に固定される環状の円盤部44と、こ
の円盤部44に気密的に結合される筒状部46とを備え
る。円盤部44の外周面には雄ねじ溝48が形成されて
おり、筒状部46の基端の内周面には雄ねじ溝48に気
密的に螺合する雌ねじ溝50が形成されている。両ねじ
溝48、50の螺合に先立って、導体12Bに接続端子
28、30がそれぞれ固定され、円盤部44が絶縁層1
2Aの端面26から周方向に均等な間隔Dをおいて導体
12Bに気密的に固定される。この間隔Dは、1mm〜3
mmが好ましい。続いて、この接続端子28、30と円盤
部44との間に、気密性を高めるためのシールテープ5
2を巻き付けることが望ましい。
ル12の絶縁層12Aの端面26から間隔Dをおいて導
体12Bに気密的に固定される環状の円盤部44と、こ
の円盤部44に気密的に結合される筒状部46とを備え
る。円盤部44の外周面には雄ねじ溝48が形成されて
おり、筒状部46の基端の内周面には雄ねじ溝48に気
密的に螺合する雌ねじ溝50が形成されている。両ねじ
溝48、50の螺合に先立って、導体12Bに接続端子
28、30がそれぞれ固定され、円盤部44が絶縁層1
2Aの端面26から周方向に均等な間隔Dをおいて導体
12Bに気密的に固定される。この間隔Dは、1mm〜3
mmが好ましい。続いて、この接続端子28、30と円盤
部44との間に、気密性を高めるためのシールテープ5
2を巻き付けることが望ましい。
【0014】シールテープ52の巻付け後、円盤部44
の雄ねじ溝48に筒状部46の雌ねじ溝50が気密的に
螺合され、これにより封止体40が組み立てられる。こ
の封止体40が組み付けられた状態で、図1に示したよ
うに電力ケーブル12、12の両接続端子28、30が
電極部材16の内方で接続されるように、ケーブル12
の端部が絶縁ブロック14の両端から内孔14Aに挿入
される。
の雄ねじ溝48に筒状部46の雌ねじ溝50が気密的に
螺合され、これにより封止体40が組み立てられる。こ
の封止体40が組み付けられた状態で、図1に示したよ
うに電力ケーブル12、12の両接続端子28、30が
電極部材16の内方で接続されるように、ケーブル12
の端部が絶縁ブロック14の両端から内孔14Aに挿入
される。
【0015】電力ケーブル12の内孔14Aへの挿入に
より、封止体40の筒状部46が電極部材16の両端か
ら、それぞれ電極部材16の内部に挿入される。電極部
材16の各端部の内周面には、凹溝54が形成され、こ
の凹溝54内に収容されたシール部材42が筒状部46
の外周面に密着する。これにより、絶縁層12Aの端面
26から間隔Dをおく封止体40およびシール部材42
によって、電極部材16の両端部が確実に密閉される。
より、封止体40の筒状部46が電極部材16の両端か
ら、それぞれ電極部材16の内部に挿入される。電極部
材16の各端部の内周面には、凹溝54が形成され、こ
の凹溝54内に収容されたシール部材42が筒状部46
の外周面に密着する。これにより、絶縁層12Aの端面
26から間隔Dをおく封止体40およびシール部材42
によって、電極部材16の両端部が確実に密閉される。
【0016】本発明に係るケーブル接続部10では、絶
縁ブロック14の架橋処理時、架橋処理の進行に伴って
絶縁ブロック14が、その肉厚の薄い外端部から電極部
材16が設けられた中央部へ向けて順次溶融されると、
絶縁ブロック14あるいはこれと絶縁層12Aとの界面
から生じる気泡は、この溶融に伴って電極部材16が設
けられた中央部へ向けて移動される。この気泡は、電極
部材16の端部がシール機構38により密封されている
ことから、シール機構38と絶縁層12Aの端面26と
の間の間隔Dをガイド部56として、導体12Bの素線
間に案内される。
縁ブロック14の架橋処理時、架橋処理の進行に伴って
絶縁ブロック14が、その肉厚の薄い外端部から電極部
材16が設けられた中央部へ向けて順次溶融されると、
絶縁ブロック14あるいはこれと絶縁層12Aとの界面
から生じる気泡は、この溶融に伴って電極部材16が設
けられた中央部へ向けて移動される。この気泡は、電極
部材16の端部がシール機構38により密封されている
ことから、シール機構38と絶縁層12Aの端面26と
の間の間隔Dをガイド部56として、導体12Bの素線
間に案内される。
【0017】このために、絶縁ブロック14あるいはこ
れと絶縁層12Aとの間に従来のように気泡が封じ込め
られることはなく、この気泡の封じ込みによって生じる
ボイドに起因した絶縁破壊を防止し、耐圧性を高めるこ
とができる。
れと絶縁層12Aとの間に従来のように気泡が封じ込め
られることはなく、この気泡の封じ込みによって生じる
ボイドに起因した絶縁破壊を防止し、耐圧性を高めるこ
とができる。
【0018】また、絶縁ブロック14の溶融部分は、シ
ール機構38により電極部材16内への流入を阻止され
ていることから、電極部材16内の接続端子28、30
の接続部に流入することはなく、また導体12Bの素線
間に侵入することなく堰止められる。これにより、絶縁
ブロック14の溶融部分の接続部への侵入による導通性
の低下を防止することができる。
ール機構38により電極部材16内への流入を阻止され
ていることから、電極部材16内の接続端子28、30
の接続部に流入することはなく、また導体12Bの素線
間に侵入することなく堰止められる。これにより、絶縁
ブロック14の溶融部分の接続部への侵入による導通性
の低下を防止することができる。
【0019】従って、本発明に係るケーブル接続部10
によれば、ケーブル接続部の導通性および耐圧性の低下
を招くことなくケーブル相互を確実に接続することがで
き、電気的に安定した接続部を得ることができる。
によれば、ケーブル接続部の導通性および耐圧性の低下
を招くことなくケーブル相互を確実に接続することがで
き、電気的に安定した接続部を得ることができる。
【0020】図示の例では、封止体が円盤部44および
筒状部46からなる例を示したが、これに限らず種々の
形態の封止体を適用することができる。また、気泡を導
体の素線間に案内するガイド部56を形成するために、
封止体40をケーブル絶縁層の端面26から周方向に均
等に間隔Dをおいて配置した例を示したが、これに代え
て、封止体40を絶縁層の端面26に当接して配置し、
この封止体40および絶縁層の何れか一方にガイド溝等
を形成し、これによりガイド部を構成することができ
る。しかしながら、図示のとおり、封止体40とケーブ
ル絶縁層の端面26との間隔Dをガイド部とすること
が、製造工程の簡素化の上で、極めて有利である。
筒状部46からなる例を示したが、これに限らず種々の
形態の封止体を適用することができる。また、気泡を導
体の素線間に案内するガイド部56を形成するために、
封止体40をケーブル絶縁層の端面26から周方向に均
等に間隔Dをおいて配置した例を示したが、これに代え
て、封止体40を絶縁層の端面26に当接して配置し、
この封止体40および絶縁層の何れか一方にガイド溝等
を形成し、これによりガイド部を構成することができ
る。しかしながら、図示のとおり、封止体40とケーブ
ル絶縁層の端面26との間隔Dをガイド部とすること
が、製造工程の簡素化の上で、極めて有利である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るケーブル接続構造では、以
上説明したように、絶縁ブロックあるいはこれと絶縁層
との界面から生じる気泡は、シール機構のガイド部を経
て、導体の素線間に逃げ、他方、絶縁ブロックの溶融部
分は、導体の密着した素線間に流れることはなく、シー
ル機構により接続端子へ向けの流入が阻止されることか
ら、気泡が絶縁層と絶縁ブロックとの界面等にボイドと
して残ることなく、また絶縁ブロックの溶融部分が接続
端子間に流れ込むことはない。従って、本発明によれ
ば、ケーブル接続部の導通性および耐圧性の低下を招く
ことなくケーブル相互を確実に接続することができる。
上説明したように、絶縁ブロックあるいはこれと絶縁層
との界面から生じる気泡は、シール機構のガイド部を経
て、導体の素線間に逃げ、他方、絶縁ブロックの溶融部
分は、導体の密着した素線間に流れることはなく、シー
ル機構により接続端子へ向けの流入が阻止されることか
ら、気泡が絶縁層と絶縁ブロックとの界面等にボイドと
して残ることなく、また絶縁ブロックの溶融部分が接続
端子間に流れ込むことはない。従って、本発明によれ
ば、ケーブル接続部の導通性および耐圧性の低下を招く
ことなくケーブル相互を確実に接続することができる。
【図1】本発明に係るケーブル接続部の構造を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明に係るケーブル接続部の一部を拡大して
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
10 ケーブル接続部 12 電力ケーブル 12A 絶縁層 12B 導体 14 絶縁ブロック 16 電極部材 26 端面 28、30 接続端子 38 シール機構 56 ガイド部
Claims (2)
- 【請求項1】 相互に接続される電力ケーブルの絶縁層
の端面から露出する導体に前記端面から間隔をおいてそ
れぞれ固定され、互いに接続される一対の接続端子と、 相互に接続された前記接続端子を取り巻いて配置され該
接続端子に電気的に接続される筒状の電極部材と、 該電極部材を同心的に取り巻いて配置され架橋処理によ
り前記絶縁層と一体的に結合される筒状の絶縁ブロック
と、 前記絶縁層の前記端面と前記接続端子との間に設けら
れ、前記絶縁ブロックの架橋処理時に該絶縁ブロックの
溶融部分が前記導体と前記電極部材の対応する端部との
間から前記接続端子へ向けて流入することを防止するシ
ール機構と、 前記シール機構に関連して設けられ、架橋処理時に前記
絶縁ブロックに生じる気泡を前記絶縁層の前記端面と前
記接続端子との間で前記導体へ向けて案内するガイド部
とを含むケーブル接続部構造。 - 【請求項2】 前記シール機構はそれぞれ前記電力ケー
ブルの前記絶縁層の端面から間隔をおいて配置されてお
り、該間隔が前記ガイド部を構成することを特徴とする
請求項1に記載のケーブル接続部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7099597A JPH08275367A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ケーブル接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7099597A JPH08275367A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ケーブル接続部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08275367A true JPH08275367A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14251513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7099597A Pending JPH08275367A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ケーブル接続部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08275367A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3291378A1 (en) * | 2016-08-30 | 2018-03-07 | Hitachi Metals, Ltd. | Cable connection device |
| CN116387921A (zh) * | 2023-04-13 | 2023-07-04 | 河北鸿宇通信器材有限公司 | 通信线路用钢绞线接头加工方法 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7099597A patent/JPH08275367A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3291378A1 (en) * | 2016-08-30 | 2018-03-07 | Hitachi Metals, Ltd. | Cable connection device |
| CN116387921A (zh) * | 2023-04-13 | 2023-07-04 | 河北鸿宇通信器材有限公司 | 通信线路用钢绞线接头加工方法 |
| CN116387921B (zh) * | 2023-04-13 | 2023-10-24 | 河北鸿宇通信器材有限公司 | 通信线路用钢绞线接头加工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2754487A (en) | T-connectors for coaxial cables | |
| US3718888A (en) | Universal connector for cable conductors | |
| US4734059A (en) | In-line fuse holder | |
| KR950704836A (ko) | 산화물 억제 밀봉제를 사용한 동축 케이블 연결 방법 및 장치(coaxial cable connection method and device using oxide inhibiting sealant) | |
| JP2010532550A (ja) | アダプタ、アダプタを備えるケーブル及びケーブルコネクタアセンブリ | |
| JPH03280365A (ja) | ワイヤハーネスの防水シール構造 | |
| US3622688A (en) | Cable lead bushing | |
| JP3910327B2 (ja) | 電動圧縮機及びその製造方法 | |
| US3932933A (en) | High voltage cable coupler with termination adaptor and method of constructing cable termination | |
| US4159860A (en) | High voltage cable coupler with termination adaptor | |
| US3685006A (en) | Cable connector | |
| GB1591597A (en) | Electrical connector | |
| JP3541032B2 (ja) | 金属製の末端金具と支持ロッドとの間で案内される光ファイバを有する複合碍子 | |
| JPH09274947A (ja) | 機器直結形ケーブル接続部 | |
| KR102046412B1 (ko) | 밀폐형 고전압 전선 조인트 클립 | |
| RU2253192C2 (ru) | Капсула для соединительного или нагрузочного конца электрического кабеля с ленточным нагревателем и способ ее изготовления | |
| US3404363A (en) | Electrical cable connector part | |
| JP4473444B2 (ja) | ケーブル接続部 | |
| JP2022120824A (ja) | シールドスプリングコンタクト、シールドスプリングコンタクトを備えるプラグインコネクタ、およびシールドスプリングコンタクトを備えるプラグインコネクタシステム | |
| JP2001266999A (ja) | コネクタ付きケーブル | |
| JPH028512Y2 (ja) | ||
| JP2666949B2 (ja) | 防水絶縁コネクター | |
| JPH06133443A (ja) | ケーブル接続部 | |
| JP2618601B2 (ja) | 幹線電力ケーブル終端部 | |
| JP3079017B2 (ja) | ケーブルの端末部接続構造 |