JPH08275956A - レーザ治療装置およびレーザプローブ - Google Patents

レーザ治療装置およびレーザプローブ

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JPH08275956A
JPH08275956A JP7103032A JP10303295A JPH08275956A JP H08275956 A JPH08275956 A JP H08275956A JP 7103032 A JP7103032 A JP 7103032A JP 10303295 A JP10303295 A JP 10303295A JP H08275956 A JPH08275956 A JP H08275956A
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護 熊崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患部などのレーザ光照射部位に対して希望す
る方向に正確にレーザ光を照射することができ、操作性
の向上およびメインテナンス性の向上を図る。 【構成】 プローブ4を第1保持部材7に装着し、この
第1保持部材7を第2保持部材8によってハンドピース
本体3のヘッド部5に着脱自在に装着する。第2保持部
材8はヘッド部5と第1保持部材7とによって挟持さ
れ、第2保持部材8を緩めた状態でプローブ4を第1保
持部材7とともに中心軸11のまわりに回転自在とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患部にレーザ光を照射
して、その患部の治療を行うレーザ治療装置およびレー
ザプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザ光の照射によって患部
の切開、蒸散または温熱治療などを行うレーザ治療装置
が用いられている。このレーザ治療装置は、レーザ光発
生源からのレーザ光を光ファイバなどの導光体を用いて
ハンドピース本体に導き、この本体に着脱自在に装着さ
れたプローブを介して患部などにレーザ光を照射するよ
うに構成されている。
【0003】このような先行技術では、前記プローブが
劣化したときにそのプローブを交換したり、このプロー
ブを外した状態でハンドピース本体から照射されるレー
ザ光の出力を測定する必要があるため、メンテナンス性
の向上が望まれている。また狭い口腔内で臼歯の側部な
どの見にくいレーザ光照射部位にレーザ光を照射しなけ
ればならない場合があり、このような場合であっても、
レーザ光照射部位を術者が外部から明瞭に視認可能な状
態で正確にレーザ光を照射する必要があるため、操作性
の向上が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、メン
テナンス性および操作性の向上されたレーザ治療装置お
よびレーザプローブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ光発生
源からレーザ光が導かれるハンドピース本体と、本体に
導かれたレーザ光をレーザ光照射部位に照射するプロー
ブと、本体のヘッド部に対し着脱自在に装着され、前記
プローブを保持するプローブ保持具とを含み、プローブ
保持具は、第1保持部材と第2保持部材とから成り、プ
ローブは、第1保持部材に保持され、この第1保持部材
をハンドピース本体の先端と第2保持部材との間で挟持
することにより、プローブがヘッド部の長手方向を中心
軸とする任意の角度で固定可能とされ、プローブと第1
保持部材とは、第2保持部材の内周にある弾性リングに
より第2保持部材とともに着脱自在に係合されることを
特徴とするレーザ治療装置である。 また本発明は、レーザ光照射部位に噴射される噴射用流
体を導くための流路が、プローブの外周に形成されるこ
とを特徴とする。 さらに本発明は、第1保持部材が、相互に長手方向に嵌
合可能な2つの部分から成り、その基端部側の部分の内
周に形成されたねじ部に、高分子材料によって被覆され
たプローブの長手方向一端部が着脱可能に装着されるこ
とを特徴とする。 さらに本発明は、プローブが、可撓性を有し、このプ
ローブよりも長手方向に短い第1湾曲パイプに、前記プ
ローブの両端が第1湾曲パイプの両端から突出するよう
にして挿入され、プローブおよび第1湾曲パイプが、第
1湾曲パイプよりも長手方向に短い第2湾曲パイプに、
第1湾曲パイプの両端が第2湾曲パイプの両端から突出
するようにして挿入され、基端部において、第1保持部
材中に開口が設けられた噴射用流体を導くための2本の
流路のそれぞれと、プローブおよび第1湾曲パイプ間の
空隙、ならびに第1湾曲パイプおよび第2湾曲パイプ間
の空隙とを個別に連通させることを特徴とする。 第1保持部材とプローブとの間、第1保持部材と第1湾
曲パイプとの間、第1保持部材と第2湾曲パイプとの間
で、第1保持部材の噴射用流体を導くための2本の流路
の開口と、プローブおよび第1湾曲パイプ間の空隙、な
らびに第1湾曲パイプおよび第2湾曲パイプ間の空隙と
を密閉した状態で連通する手段を設けることを特徴とす
る。 さらに本発明は、プローブの全体または一部に多結晶構
造の導光体または光の散乱を行う導光材料を用いること
を特徴とする。 さらに本発明は、プローブの出光端を、プローブの外周
に丸みを持たせた円錐状の凹面またが凸面もしくは円錐
状の凸面とし、これらの丸みを持たせた円錐状の凹面ま
たは凸面もしくは円錐状の凸面における反射によって照
射光をプローブの長手方向の側方から周方向に照射させ
ることを特徴とする。 さらに本発明は、プローブの出光端を、テーパ状の凹面
とし、該凹面における反射によって照射光をプローブの
長手方向の側方から二方向に照射させることを特徴とす
る。 さらに本発明は、プローブの出光端を、先端に斜面を設
けて先細としたテーパ状とし、該斜面における反射によ
って照射光を該プローブの長手方向に一側方から照射さ
せることを特徴とする。 さらに本発明は、プローブの入光端に凹面を設け、照射
光の散乱効果を高めることを特徴とする。 さらに本発明は、プローブの出光端を、半球面とし、照
射光を集光することを特徴とする。 また本発明は、レーザ光を透過する材料から成るコア
が、その長手方向の全長にわたって、前記コアよりも屈
折率の低い材料から成るクラッドによって被覆され、こ
のクラッドの長手方向両端部間の中間部が、高分子材料
から成るジャケットによって被覆されることを特徴とす
るレーザプローブである。
【0006】
【作用】本発明に従えば、レーザ光発生源からのレーザ
光はハンドピース本体に供給される。この本体には、プ
ローブ保持具によってプローブが着脱自在に装着され
る。前記プローブ保持具は第1および第2保持部材から
成り、前記プローブは第1保持部材に保持されている。
プローブが保持された第1保持部材は、ハンドピース本
体の先端と第2保持部材との間で挟持され、したがって
第2保持部材を前記本体から緩めた状態では、前記プロ
ーブは本体のヘッド部の長手方向の中心軸のまわりに任
意の角度に回転させることができる。これによって術者
が希望する方向にプローブを向けて、前記第2保持部材
を締付けることによって、プローブがハンドピース本体
の先端に希望する角度で固定される。このようにしてプ
ローブが第1保持部材と第2保持部材とによってハンド
ピース本体に固定された状態では、第2保持部材の内周
にある弾性リングによって着脱自在に係合しているの
で、プローブとプローブ保持具との離脱が防止される。
【0007】また本発明に従えば、前記プローブの外周
には噴射用流体を導くための流路が形成される。このよ
うな流路を介してレーザ光を照射部位に噴射用流体を噴
射して、治療を支援することができる。このようにプロ
ーブの外周に流路が設けられる構成であっても、前述し
たようにプローブがハンドピース本体に着脱自在に設け
られるので、このようなプローブの交換および減菌処理
などを容易に行うことができる。
【0008】さらに本発明に従えば、第2保持部材を2
つの部分から構成し、その一方の基端部側の部分の内周
にねじ部を形成し、高分子材料によって被覆されたプロ
ーブを連結するようにしたので、このプローブを前記基
端部側の部分にねじ込むことによって容易に螺着するこ
とができ、またこのプローブを前記螺着方向とは逆方向
に回転させることによって螺退させ、容易にプローブを
外すことができる。このようにしてハンドピース本体か
らプローブとともにプローブ保持具が着脱自在とし、こ
のプローブ保持具からプローブだけを着脱自在とするこ
とができ、メンテナンス性が向上される。また、プロー
ブと第1保持部材との保持状態をより確実なものとする
ことができる。
【0009】さらに本発明に従えば、第1湾曲パイプに
はプローブが挿入され、これらの第1湾曲パイプおよび
プローブには第2湾曲パイプが挿入される。前記湾曲パ
イプはプローブよりも長手方向に短く、また第2湾曲パ
イプは第1湾曲パイプよりも長手方向に短く形成され
る。プローブと第1湾曲パイプとの間には空隙が形成さ
れ、また第1湾曲パイプと第2湾曲パイプとの間には空
隙が形成される。これらの空隙は、第1保持部材の2本
の流路に連通孔を介してそれぞれ個別に連通し、ハンド
ピース本体から供給される水または空気などの噴射用流
体を各空隙を介して前記プローブの先端部付近から噴射
することができる。
【0010】さらに本発明に従えば、前記第1保持部材
とプローブとの間、第1保持部材と第1湾曲パイプとの
間、および第1保持部材と第2湾曲パイプとの間が前記
2つの連通を各流路に連通孔を介して連通させた状態で
密閉する手段が設けられるので、前記各流路から供給さ
れる噴射用流体が外部へ漏洩することを確実に防止する
ことができる。
【0011】さらに本発明に従えば、前記プローブの全
体または一部に多結晶構造の導光体または光の散乱を行
う導光材料が用いられる。これによってプローブの出光
端から照射される照射光を均一に拡散することができ
る。また前記多結晶構造の導光体または光の散乱を行う
導光材料に代えて、前記プローブの出光端を凹面として
も、同様に照射光を均一に拡散することができる。
【0012】さらに本発明に従えば、プローブの出光端
は、プローブの外周との境界に丸みを持たせた円錐状の
凹面または凸面もしくは円錐状の凸面に形成されるの
で、これらの丸みを持たせた円錐状の凹面または凸面も
しくは円錐状の凸面によってレーザ光を反射し、照射光
をプローブの長手方向の側方から周方向に照射すること
ができる。
【0013】さらに本発明に従えば、プローブの出光端
がテーパ状の凹面とされる。このような凹面によってレ
ーザ光を反射して、照射光をプローブの長手方向の側方
から2方向に照射することができる。
【0014】さらに本発明に従えば、プローブの出光端
はその先端に斜面を設けて先細としたテーパ状に形成さ
れる。このような斜面によってレーザ光を反射し、反射
光をプローブの長手方向の一側方から照射することがで
きる。
【0015】さらに本発明に従えば、プローブの入射端
は凹面に形成される。このような凹面によって入射光を
分散し、前述のプローブの全体または一部に多結晶構造
の導光体または光の散乱を行う導光材料を用い、あるい
はプローブの出光端を凹面とした構成において、照射光
の散乱効果を高めることができる。
【0016】さらに本発明に従えば、プローブの出光端
には半球面が形成される。これによって照射光を集光す
ることができる。
【0017】さらにまた本発明に従えば、レーザ光を透
過するコアがクラッドによって被覆され、このクラッド
は、その長手方向両端部間の中間部だけがジャケットに
よって被覆される。したがってレーザプローブの長手方
向両端部においては、ジャケットが剥離されており、ク
ラッドが露出している。このようなレーザプローブによ
ってレーザ光を長手方向一端部から患部などに照射した
とき、この照射によって発生する熱や飛散物ならびに衝
撃力などの作用によって、前記ジャケットが損傷して、
その破片などが口腔内などに飛散し、あるいは落下して
しまうことを防止することができる。またレーザプロー
ブの長手方向両端部には前記ジャケットが存在しないの
で、たとえばレーザ光が導かれるハンドピース本体にプ
ローブ保持具などを用いて装着することができ、レーザ
プローブの交換時などにおける交換作業を容易に行うこ
とが可能となるとともに第1保持部材との保持状態をよ
り確実なものとすることができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のレーザ治療装置
を示す断面図である。本実施例のレーザ治療装置は、レ
ーザ光発生源1からレーザ光が供給されるハンドピース
本体3と、本体3に供給されたレーザ光をレーザ光照射
部位、たとえば患部に照射するプローブ4と、本体3の
ヘッド部5に対し、着脱自在に装着され、前記プローブ
4を保持するプローブ保持具6とを含む。
【0019】前記プローブ保持具6は、第1保持部材7
と第2保持部材8とから成り、前記プローブ4は第1保
持部材7に装着されて保持される。この第1保持部材7
を、ハンドピース本体3の前記ヘッド部5の先端9と第
2保持部材8の端部10との間で挟持することによって
プローブ4がヘッド部5の長手方向中心軸11とする任
意の角度で固定される。プローブ4と第1保持部材7と
は、第2保持部材の内周に装着されるゴムあるいは合成
樹脂から成るOリングまたは金属製のばね座金などから
成る弾性リング13によって第2保持部材8と一体的に
回転自在に係合される。
【0020】前記ハンドピース本体3およびプローブ保
持具6は、たとえばステンレス鋼などの金属から成り、
ハンドピース本体3は、前記ヘッド部5と把持部15が
ビス14によって固定されて成り、ヘッド部5は把持部
15の軸線に対して屈曲して形成される。前記レーザ光
発生源1はハンドピース本体3のヘッド部5に内蔵さ
れ、半導体レーザ発生素子によって実現される。このよ
うなレーザ光発生源1から出射されたレーザ光は、集光
レンズ16によって前記プローブ4の入光端17に集光
され、出光端18から照射される。
【0021】ハンドピース本体3の下端部には、ゴムな
どの可撓性材料から成るホース19の長手方向一端部が
接続され、ホース19の他端部は流体供給装置20に接
続される。流体供給装置20には、噴射用流体である水
を圧送するための水供給源21と、噴射用流体である空
気を圧送する空気供給源23とが設けられ、各供給源2
1,23からそれぞれ圧送される水および空気は、可撓
性チューブ24,25を介してハンドピース本体3内に
設けられる2本の案内管26,27に導かれ、ヘッド部
5に吸収される2つの流路28,29を経てプローブ4
の出光端18付近から噴射することができるように構成
される。
【0022】ハンドピース本体3の把持部15にはスイ
ッチ30が設けられ、カバー片31によって覆われた操
作片33を押圧操作することによってレーザ光発生源1
が能動化され、レーザ光が出射される。
【0023】前記ハンドピース本体3のヘッド部5に
は、前記流路28,29が形成された挿入部材34が挿
入され、この挿入部材34の開口端部の内周には、内ね
じ35が刻設され、この内ねじ35には第2保持部材8
の外ねじ部36が螺着される。こうして第2保持部材8
は、挿入部材34に着脱自在に装着される。第2保持部
材8によって挟持される前記第1保持部材7は、前述し
たように先端9と端部10とによって挟持され、この先
端9は前記挿入部材34の中央孔37に挿入されたホル
ダ38の軸線方向一端部に形成されている。挿入部材3
4を外囲するヘッド部5の筒状部分39には外ねじ部4
0が形成され、この外ねじ部40にはキャップ41の内
ねじ部43が螺合し、キャップ41の前記内ねじ部43
とは反対側の端部に形成される内向き凸部44によって
抜け止めされる。
【0024】このような構成によって、第2保持部材8
を緩めた状態では、前記端部10は先端9から離反し、
これによって第1保持部材7の挟持状態が解除される。
したがって湾曲するプローブ4を希望する方向に中心軸
11のまわりに回動させた状態で、再び第2保持部材8
を締め付けることによってプローブ4はその位置で固定
される。このようにしてプローブ4を任意の方向に取付
けることができるので、把持部15を把持する位置を変
えることなしにプローブ4の向きだけを変更することが
可能となり、これによって出光端18を希望するレーザ
光照射部位に向けてレーザ光を照射することができ、治
療を支援することができる。また第1および第2保持部
材7,8をハンドピース本体3から自在に離脱すること
ができるので、プローブ4を外した状態におけるレーザ
出力の測定や滅菌処理を容易に行うことができ、メイン
テナンス性が向上される。
【0025】本発明の他の実施例として、図2に示され
るように、前述の流体供給装置20内にレーザ光発生源
1を設けて導光用ファイバ45を介してレーザ光を集光
レンズ16に導き、図1に示される実施例と同様にプロ
ーブ4の入光端17に集光して入射し、出光端18から
レーザ光発生源1のレーザ光を照射させるようにしても
よい。
【0026】このような構成においてもまた、プローブ
4、第1保持部材7、第2保持部材8はハンドピース本
体3のヘッド部1に着脱可能である。
【0027】本発明のさらに他の実施例として、図3
(1)に示されるように、前記弾性リング13が嵌まり
込む環状の凹溝46を形成するようにしてもよく、また
図3(2)に示されるように、弾性リング13が摩擦接
触する直円筒状の摺動面47を形成するようにしてもよ
い、これらの凹溝46または摺動面47を設けることに
よって、第2保持部材8をハンドピース本体3から外し
たときに、第1保持部材7がプローブ4とともに落下し
て汚損してしまうことを防止することができる。
【0028】これらの図4(1)および図4(2)に示
されるようなプローブ4の外周に、図4(1)および図
4(2)に示されるように、第1および第2湾曲パイプ
48,49によってプローブ4と第1湾曲パイプ48と
の間に第1の空隙50を形成し、また第1湾曲パイプ4
8と第2湾曲パイプ49との間に第2の空隙51を形成
し、第1保持部材7に形成される開口53,54を介し
て前記2つの流路28,29を介して供給されてくる空
気および水をプローブ4の出光端18付近から噴射させ
るようにしてもよい。
【0029】図5は、本発明のさらに他の実施例のヘッ
ド部5付近の拡大断面図である。前記第1保持部材7の
基端部側の内周には、内ねじが刻設されたねじ部55が
形成される。一方、前記プローブ4は、石英ガラスなど
のレーザ光を透過する材料から成るコア56と、コア5
6を被覆し、コア56よりも屈折率の低い材料から成る
クラッド57と、クラッド57を被覆する高分子材料か
ら成るジャケット58とによって構成され、このように
して高分子材料によって被覆されたプローブ4が前記ね
じ部55にねじ込まれて、着脱可能に連結される。
【0030】本発明の他の実施例として、図6に示され
るように、第1保持部材7を、前記ねじ部55が形成さ
れた嵌合片59と、この嵌合片59が同軸に嵌着される
本体部分60とによって形成するようにしてもよい。
【0031】また本発明の他の実施例として、図7に示
されるように、プローブ4の外周に第1および第2湾曲
パイプ48,49によって第1および第2の空隙50,
51が形成される場合には、本体部分60に前述した各
開口53,54を形成すればよい。本実施例において第
1および第2保持部材7,8にプローブ4を装着するに
あたっては、図8に示されるように、まず嵌合片59に
プローブ4の入光端17側の端部をねじ込んで、プロー
ブ4を嵌合片59に螺着し、第1および第2湾曲パイプ
48,49が嵌着された本体部分60に第1保持部材7
を装着し、こうして第2保持部材8が装着された本体部
分60内にプローブ4を出光端18側の端部から挿入
し、本体部分60の内周に形成される嵌合凹所61に嵌
合片59に形成される嵌合凸部63を嵌合させ、このよ
うにして本体部分60に嵌合片59を接続して、プロー
ブ4を第1保持部材7に抜け止めされた状態で組み立て
ることができる。
【0032】再び図7をも参照して、前記第1湾曲パイ
プ48はプローブ4よりも長手方向に短く、また前記第
2湾曲パイプ49は、第1湾曲パイプ48よりも長手方
向に短く形成される。これらの第1および第2湾曲パイ
プ48,49が前記プローブ4に装着された状態では、
プローブ4の両端部は、第1湾曲パイプ48から突出
し、また第1湾曲パイプ48の両端部は、第2湾曲パイ
プ49から突出している。なお、この実施例では、第1
湾曲パイプ48の両端部を第2湾曲パイプ49から突出
させたが、略同一寸法または、短く形成されていてもよ
い。
【0033】このような構成によって、プローブ4と第
1湾曲パイプ48との間、および第1湾曲パイプ48と
第2湾曲パイプ49との間にそれぞれ形成される第1お
よび第2の空隙50,51は、それらの長手方向両端部
で開口している。第1保持部材8および本体部分60に
形成される各開口53,54から供給される噴射用流体
は、第1および第2の空隙50,51に個別に供給され
る。そのため、図9に示されるように、第1保持部材8
の内周部に環状凹溝を形成して、環状凹溝にゴムなどの
可撓性および弾発性を有する材料から成る環状のシール
部材64を嵌着し、基端部側(図9の左方)のシール部
材64によって第1湾曲パイプ48と第1保持部材7と
の気密性および水密性を達成し、また第2湾曲パイプ4
9と第1保持部材7との気密性および水密性を達成し、
このようにして前記2つの空隙50,51を密閉した状
態で2つの開口53,54にそれぞれ連通させ、空気お
よび水の漏洩を防止している。
【0034】本発明の他の実施例として、図10に示さ
れるように、前記シール部材64に代えて、第1保持部
材7に透孔66,67をそれぞれ形成し、これらの透孔
66,67内に接着剤68,69を充填して、基端部側
の接着剤68をプローブ4の外周面と第1保持部材7の
内周面との間を周方向全周にわたって塞ぎ、また先端部
側の接着剤69によって第1湾曲パイプ48の外周面
と、第1保持部材7の内周面との間を周方向全周にわた
って塞ぐようにしてもよい。また第1保持部材7の内周
面にパイプ48,49の外径を圧入してもよい。
【0035】図11は本発明の他の実施例のプローブ4
aを示す断面図であり、図12はプローブ4aの出光端
18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ4a
は、コア56の出光端18付近に光散乱粉70が混合さ
れており、出光端18からレーザ光を散乱して照射する
ことができる。出光端18の端面は、この出光端18の
軸線に対して垂直である。また前記光散乱粉70は、た
とえば粉末状のアルミニウムなどが用いられる。このよ
うな光散乱粉70は、コア56の全体に混入するように
してもよく、また前記光散乱粉70に代えてコア56の
全体または一部を多結晶構造の導光体によって形成する
ようにしてもよい。
【0036】図13は本発明の他の実施例のプローブ4
bを示す断面図であり、図14はプローブ4bの出光端
18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ4b
は、コア56の出光端18がクラッド57の軸線方向一
端部の端面71から内方に退避して形成され、この出向
端18付近には前述の実施例と同様な光散乱粉70が混
入される。したがって出向端18から散乱して出射され
た出射光は、クラッド57の一端部71における内周面
によってその拡散が抑制され、クラッド57の端面71
で外方に拡がり、図11および図12に示されるプロー
ブ4aに比べてビーム径を小さくすることができる。
【0037】このようなプローブ4bにおいても、コア
56の全体に光散乱粉70を分散して混合するようにし
てもよい。
【0038】図15は、本発明の他の実施例のプローブ
4cを示す断面図であり、図16はプローブ4cの出光
端18付近の拡大断面図であり、図17はプローブ4c
の入光端17付近の拡大断面図である。本実施例のプロ
ーブ4cは、クラッド57の出光端18付近において、
クラッド57から露出する予め定める軸線方向長さL1
の範囲にわたって前記光散乱粉70が混入されている。
したがって長さL1の光散乱層74とクラッド57との
間の領域L2で臨界角を越えたレーザ光の一部は外部へ
出射し、また散乱層74aに入射したレーザ光の一部は
散乱して出光端18から照射される。またコア56の入
光端17には球面状の凹面75が形成され、この凹面7
5を介して入射したレーザ光はコア56内で大きな拡が
り角でコア内を導光する。このようにして散乱効果を高
めることができる。
【0039】図18は本発明のさらに他の実施例のプロ
ーブ4dを示す断面図であり、図19はプローブ4dの
出光端18付近の拡大断面図である。本実施例のプロー
ブ4dは、そのコア56の出光端18に球面状の凹面7
6が形成される。この凹面76によってもまた、レーザ
光を拡散して照射することができる。
【0040】図20は本発明の他の実施例のプローブ4
eを示す断面図であり、図21はプローブ4eの出光端
18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ4e
は、そのコア56の出光端18付近に円錐状の凹面77
が形成され、この凹面77の周縁部78は、その軸線を
含む断面において丸みを有し、矢符79で示されるよう
に広範囲に出射光を拡散することができる。
【0041】図22は本発明の他の実施例のプローブ4
fを示す断面図であり、図23はプローブ4fの出光端
18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ4f
は、その出光端18において円錐状の凸面80が形成さ
れる。このような凸面80における反射によって照射光
をプローブ4fの長手方向から周方向に放散させて照射
することができる。
【0042】図24は本発明の他の実施例のプローブ4
gを示す断面図であり、図25はそのプローブ4gの出
光端18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ
4gはその出光端18に円錐状の凸面81が形成され、
突面81と外周面83とが交差する周縁部84は、丸み
を帯びて形成される。このように円錐状の突面81の周
縁部84を丸く形成することによって、プローブ4gの
側方から周方向に大きな角度で出射光を屈曲させて照射
することができる。
【0043】図26は本発明の他の実施例のプローブ4
hを示す断面図であり、図27はそのプローブ4hの出
光端18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ
4hは、その出光端18に円錐状の突面85が形成され
るとともに、コア56が前記出光端18を含む第1部分
86と、第1部分86と軸線方向に間隔L3をあけて離
間する第2部分87とによって構成される。第1部分8
6の前記出光端18と反対側の端部には、球面状の凹面
88が形成される。第2部分87の長手方向両端部の各
端面は、中心軸線に対して垂直に形成される。このよう
な構成によって第2部分87から第1部分86からのレ
ーザ光は凹面88によって屈曲され、さらに突面85に
よって屈曲されるので、出射光の散乱効果を高めること
ができ、出光端18における軸線に関して垂直な仮想平
面よりも矢符89で示されるように反対側に出射するこ
とができ、これによって出射光の拡散をさらに高めるこ
とができる。
【0044】図28は本発明の他の実施例のプローブ4
iを示す断面図であり、図29はそのプローブ4iの出
光端18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ
4iは、その出光端18にV字状の凹面89が形成され
る。このような凹面89によって矢符90で示される軸
線方向の出射光よりも矢符91で示される側方への出射
光を強く照射することができ、根管の内周面などに効率
よくレーザ光を照射することができる。また、図28お
よび図29の構成は、図21および図22の円錐形凹面
の形成加工よりも簡単に加工できるメリットがある。
【0045】図30は本発明の他の実施例のプローブ4
jを示す断面図であり、図31はそのプローブ4jの出
光端18付近の拡大斜視図である。本実施例のプローブ
4jは、その出光端18に2つのテーパー状の凹面9
3,94が形成される。一方の凹面93は他方の凹面9
4よりも出光端18における軸線に対して大きな角度を
有し、これによって他方の凹面94によって反射された
レーザ光を一方の凹面93から出射することができる。
これらの凹面93,94を形成することによって、プロ
ーブ4j全体をレーザ光照射部位に対して大きな角度で
傾斜させる必要がなく、一方の凹面93から特定の方向
に方向付けられて出射される照射光によって、歯間隣接
面などに広い範囲のレーザ光照射部位に均一にレーザ光
を照射することができる。
【0046】図32は本発明の他の実施例のプローブ4
kを示す断面図であり、図33はそのプローブ4kの出
光端18付近の拡大断面図である。本実施例のプローブ
4kはその出光端18に半球状の凸面95が形成され
る。このような凸面95によってレーザ光を集光して局
部的に大きなエネルギでレーザ光を照射することができ
る。また凹面95が半球状であることによって、根管内
への挿入が容易である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、プローブは本体のヘッ
ド部の長手方向の中心軸のまわりに任意の角度に回転さ
せることができる。これによって術者が希望する方向に
プローブを向けて、前記第2保持部材を締付けることに
よってプローブがハンドピース本体の先端に希望する角
度で固定される。
【0048】また本発明によれば、前記プローブの外周
には噴射用流体を導くための流路が形成される。このよ
うな流路を介してレーザ光を照射部位に噴射用流体を噴
射して、治療を支援することができる。このようにプロ
ーブの外周に流路が設けられる構成であっても、前述し
たようにプローブがハンドピース本体に着脱自在に設け
られるので、このようなプローブの交換および減菌処理
などを容易に行うことができる。
【0049】さらに本発明によれば、第2保持部材を2
つの部分から構成し、その一方の基端部側の部分の内周
にねじ部を形成し、高分子材料によって被覆されたプロ
ーブを連結するようにしたので、このプローブを前記基
端部側の部分にねじ込むことによって容易に螺着するこ
とができ、またこのプローブを前記螺着方向とは逆方向
に回転させることによって螺退させ、容易にプローブを
外すことができる。このようにしてハンドピース本体か
らプローブとともにプローブ保持具が着脱自在とし、こ
のプローブ保持具からプローブだけを着脱自在とするこ
とができ、メンテナンス性が向上される。
【0050】さらに本発明によれば、第1湾曲パイプに
はプローブが挿入され、これらの第1湾曲パイプおよび
プローブには第2湾曲パイプが挿入される。前記湾曲パ
イプはプローブよりも長手方向に短く、また第2湾曲パ
イプは第1湾曲パイプよりも長手方向に短く形成され
る。プローブと第1湾曲パイプとの間には空隙が形成さ
れ、また第1湾曲パイプと第2湾曲パイプとの間には空
隙が形成される。これらの空隙は、第1保持部材の2本
の流路に連通孔を介してそれぞれ個別に連通し、ハンド
ピース本体から供給される水または空気などの噴射用流
体を各空隙を介して前記プローブの先端部付近から噴射
することができる。
【0051】さらに本発明によれば、前記第1保持部材
とプローブとの間、第1保持部材と第1湾曲パイプとの
間、および第1保持部材と第2湾曲パイプとの間が前記
2つの連通を各流路に連通孔を介して連通させた状態で
密閉する手段が設けられるので、前記各流路から供給さ
れる噴射用流体が外部へ漏洩することを確実に防止する
ことができる。
【0052】さらに本発明によれば、前記プローブの全
体または一部に多結晶構造の導光体または光の散乱を行
う導光材料が用いられる。これによってプローブの出光
端から照射される照射光を均一に拡散することができ
る。また前記多結晶構造の導光体または光の散乱を行う
導光材料に代えて、前記プローブの出光端を凹面として
も、同様に照射光を均一に拡散することができる。
【0053】さらに本発明によれば、プローブの出光端
は、プローブの外周との境界に丸みを持たせた円錐状の
凹面または凸面もしくは円錐状の凸面に形成されるの
で、これらの丸みを持たせた円錐状の凹面または凸面も
しくは円錐状の凸面によってレーザ光を反射し、照射光
をプローブの長手方向の側方から周方向に照射すること
ができる。
【0054】さらに本発明によれば、プローブの出光端
がテーパ状の凹面とされる。このような凹面によってレ
ーザ光を反射して、照射光をプローブの長手方向の側方
から2方向に照射することができる。
【0055】さらに本発明によれば、プローブの出光端
はその先端に斜面を設けて先細としたテーパ状に形成さ
れる。このような斜面によってレーザ光を反射し、反射
光をプローブの長手方向の一側方から照射することがで
きる。
【0056】さらに本発明によれば、プローブの入射端
は凹面に形成される。このような凹面によって入射光を
分散し、前述のプローブの全体または一部に多結晶構造
の導光体または光の散乱を行う導光材料を用い、あるい
はプローブの出光端を凹面とした構成において、照射光
の散乱効果を高めることができる。
【0057】さらに本発明によれば、プローブの出光端
には半球面が形成される。これによって照射光を集光す
ることができる。
【0058】さらにまた本発明によれば、レーザプロー
ブの長手方向両端部間の中間部だけにジャケットが形成
されるので、前記両端部ではクラッドが露出しており、
これによってレーザ光照射時の熱および飛散物によるジ
ャケットの損傷を防ぎ、このジャケットが口腔内などに
飛散しあるいは落下してしまうことを防止することがで
きる。しかも、レーザプローブの長手方向両端部にはジ
ャケットを形成しないようにしたので、いずれの端部か
らもレーザ光を照射し、あるいはハンドピース本体など
に装着することができ、レーザプローブ交換時における
交換作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレーザ治療装置を示す断面
図である。
【図2】本発明の他の実施例のレーザ治療装置を示す断
面図である。
【図3】第1保持部材7と第2保持部材8との取付構造
を示す断面図であり、図3(1)は第1保持部材7に弾
性リング13が嵌まり込む凹溝46が形成された断面図
であり、図3(2)は第1保持部材7に弾性リング13
が摩擦接触する構造を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の第1保持部材7と第2保
持部材8との取付構造を示す断面図であり、図4(1)
は凹溝46および開講53が形成される第1保持部材7
を示す断面図であり、図4(2)は摺動面47および開
口54が形成される第1保持部材7を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例のハンドピースのヘッド部
5付近の拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の第1保持部材7とプロー
ブ4との取付構造を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の第1保持部材7とプロー
ブ4との取付構造を示す断面図である。
【図8】第1保持部材7とプローブ4との組立手順を示
す分解した断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の第1および第2保持部材
7,8とプローブ4との取付構造を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施例の第1および第2保持部
材7,8とプローブ4との取付構造を示す断面図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例のプローブ4aを示す断
面図である。
【図12】プローブ4aの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図13】本発明の他の実施例のプローブ4bを示す断
面図である。
【図14】プローブ4bの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図15】本発明の他の実施例のプローブ4cを示す断
面図である。
【図16】プローブ4cの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図17】プローブ4cの入光端17付近の拡大断面図
である。
【図18】本発明の他の実施例のプローブ4dを示す断
面図である。
【図19】プローブ4dの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図20】本発明の他の実施例のプローブ4eを示す断
面図である。
【図21】プローブ4eの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図22】本発明の他の実施例のプローブ4fを示す断
面図である。
【図23】プローブ4fの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図24】本発明の他の実施例のプローブ4gを示す断
面図である。
【図25】プローブ4gの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図26】本発明の他の実施例のプローブ4hを示す断
面図である。
【図27】プローブ4hの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図28】本発明の他の実施例のプローブ4iを示す断
面図である。
【図29】プローブ4iの出光端18付近の拡大断面図
である。
【図30】本発明の他の実施例のプローブ4jを示す断
面図である。
【図31】プローブ4jの出光端18付近の拡大斜視図
である。
【図32】本発明の他の実施例のプローブ4kを示す断
面図である。
【図33】プローブ4kの出光端18付近の拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 レーザ光発生源 3 ハンドピース本体 4,4a〜4k プローブ 5 ヘッド部 6 プローブ保持具 7 第1保持部材 8 第2保持部材 11 中心軸 13 弾性リング 17 入光端 18 出光端 46 凹溝 47 摺動面 48 第1湾曲パイプ 49 第2湾曲パイプ 50 第1の空隙 51 第2の空隙 53,54 開口 55 ねじ部 56 コア 57 クラッド 58 ジャケット 59 嵌合片 60 本体部分 64 シール部材 70 光散乱粉 75,76,77,88,89,93,94 凹面 80,81,85,95 凸面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光発生源からレーザ光が導かれる
    ハンドピース本体と、本体に導かれたレーザ光をレーザ
    光照射部位に照射するプローブと、本体のヘッド部に対
    し着脱自在に装着され、前記プローブを保持するプロー
    ブ保持具とを含み、プローブ保持具は、第1保持部材と
    第2保持部材とから成り、プローブは、第1保持部材に
    保持され、この第1保持部材をハンドピース本体の先端
    と第2保持部材との間で挟持することにより、プローブ
    がヘッド部の長手方向を中心軸とする任意の角度で固定
    可能とされ、プローブと第1保持部材とは、第2保持部
    材の内周にある弾性リングにより第2保持部材とともに
    着脱自在に係合されることを特徴とするレーザ治療装
    置。
  2. 【請求項2】 レーザ光照射部位に噴射される噴射用流
    体を導くための流路が、プローブの外周に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 第1保持部材は、相互に長手方向に嵌合
    可能な2つの部分から成り、その基端部側の部分の内周
    に形成されたねじ部に、高分子材料によって被覆された
    プローブの長手方向一端部が着脱可能に装着されること
    を特徴とする請求項1または2記載のレーザ治療装置。
  4. 【請求項4】 プローブは、可撓性を有し、このプロー
    ブよりも長手方向に短い第1湾曲パイプに、前記プロー
    ブの両端が第1湾曲パイプの両端から突出するようにし
    て挿入され、プローブおよび第1湾曲パイプが、第1湾
    曲パイプよりも長手方向に短い第2湾曲パイプに、第1
    湾曲パイプの両端が第2湾曲パイプの両端から突出する
    ようにして挿入され、基端部において、第1保持部材中
    に開口が設けられた噴射用流体を導くための2本の流路
    のそれぞれと、プローブおよび第1湾曲パイプ間の空
    隙、ならびに第1湾曲パイプおよび第2湾曲パイプ間の
    空隙とを個別に連通させることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載のレーザ治療装置。
  5. 【請求項5】 第1保持部材とプローブとの間、第1保
    持部材と第1湾曲パイプとの間、第1保持部材と第2湾
    曲パイプとの間で、第1保持部材の噴射用流体を導くた
    めの2本の流路の開口と、プローブおよび第1湾曲パイ
    プ間の空隙、ならびに第1湾曲パイプおよび第2湾曲パ
    イプ間の空隙とを密閉した状態で連通する手段を設ける
    ことを特徴とする請求項4記載のレーザ治療装置。
  6. 【請求項6】 プローブの全体または一部に多結晶構造
    の導光体または光の散乱を行う導光材料を用いることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ治療
    装置。
  7. 【請求項7】 プローブの出光端を、プローブの外周に
    丸みを持たせた円錐状の凹面または凸面もしくは円錐状
    の凸面とし、これらの丸みを持たせた円錐状の凹面また
    は凸面もしくは円錐状の凸面における反射によって照射
    光をプローブの長手方向の側方から周方向に照射させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレー
    ザ治療装置。
  8. 【請求項8】 プローブの出光端を、テーパ状の凹面と
    し、該凹面における反射によって照射光をプローブの長
    手方向の側方から二方向に照射させることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ治療装置。
  9. 【請求項9】 プローブの出光端を、先端に斜面を設け
    て先細としたテーパ状とし、該斜面における反射によっ
    て照射光を該プローブの長手方向に一側方から照射させ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレ
    ーザ治療装置。
  10. 【請求項10】 プローブの入光端に凹面を設け、照射
    光の散乱効果を高めることを特徴とする請求項6記載の
    レーザ治療装置。
  11. 【請求項11】 プローブの出光端を、半球面とし、照
    射光を集光することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載のレーザ治療装置。
  12. 【請求項12】 レーザ光を透過する材料から成るコア
    が、その長手方向の全長にわたって、前記コアよりも屈
    折率の低い材料から成るクラッドによって被覆され、こ
    のクラッドの長手方向両端部間の中間部が、高分子材料
    から成るジャケットによって被覆されることを特徴とす
    るレーザプローブ。
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