JPH0827599A - 液面維持ゲート - Google Patents

液面維持ゲート

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Publication number
JPH0827599A
JPH0827599A JP13903394A JP13903394A JPH0827599A JP H0827599 A JPH0827599 A JP H0827599A JP 13903394 A JP13903394 A JP 13903394A JP 13903394 A JP13903394 A JP 13903394A JP H0827599 A JPH0827599 A JP H0827599A
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JP
Japan
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liquid
gate
gate member
liquid level
liquid tank
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Application number
JP13903394A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Tomioka
辰也 冨岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISHO KOGYO KK
Original Assignee
TAISHO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液面に段差のある隣接する液槽間をワークを
水平に移動させる際に、両液槽間の隔壁を開閉する液面
維持ゲートを、簡単且つ摩耗の少ない構造とすると共
に、開閉の際の液漏れ量を抑制する。 【構成】 液面レベルの異なる第1液槽12と第2液槽
14の隔壁16に設けられた開口を、搬送ライン20に
沿って水平に進行するワーク22が通過する際に、液漏
れ量が少なくでき開閉する液面維持ゲート10であっ
て、有底円筒形状のゲート部材28は、搬送ライン20
方向に形成されたワーク通過切欠き38を有し、ここか
ら内部空間29に入り込んだワーク22が空間29内を
進行している間に、回転し、ワーク通過切欠き38をワ
ーク22の出側位置として、ワークの進行を可能とす
る。この間ゲート部材28とガイド部材34との間はシ
ール部材36によって液密状態にシールされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液面高さの異なる液
槽間の隔壁に形成された開口からワーク等の物体を水平
方向に移動させる際に、前記開口を物体の通過前後に閉
じると共に、通過時には液漏れを最小限にするようにし
た液面維持ゲートに関する。
【0002】この発明は、例えば、めっき、アルマイト
処理、電解研磨、電解酸洗、プリント基板スルーホール
めっき、フロン代替洗浄、治具剥離等の液処理槽にワー
クを浸漬して処理を行う際に、該ワークを液槽から隣接
する液槽に移動するときの通過開口を開閉するゲートに
適用され、通過開口時の液漏れ量を最小にするものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば、めっき処理、電解酸洗等
の工程は、複数種類の液処理槽を並べてワークをエレベ
ータあるいはキャリヤと称される搬送装置(ラック及び
バレル)により吊り下げて、1つの液処理槽に一定時間
浸漬した後、これを上方に吊り上げて、そのまま隣接す
る液処理槽上方に移動した後降下させ、該液処理槽に浸
漬させるという手順で、順次所定の液処理槽に浸漬して
処理を行うものである。このようなワークの搬送方法
は、従来、空中移行と称されている。
【0004】この搬送方法では、ワークの下側ほど処理
液に浸漬する時間が多くなり、例えばめっきでは、めっ
き膜圧が上下で不均一となってしまう。
【0005】又、上記従来の装置は、空中移行するため
にロスタイムが大きく、通常、空中移行の際のワークの
上昇及び下降、水平移動の工程で各々5秒の時間を要
し、液処理時間を8時間とすると、空中での上下動及び
水平移動の時間が10時間となり、非常に作業能率が低
いという問題点があった。
【0006】又、このように空中移行によるロスタイム
を補うために、多くのワークを1つのラックに取付けて
移動させるので、必然的に液処理槽が大きくなり、この
ため、装置スペースが過大となるのみならず、多量の処
理液を必要とするという問題点があった。
【0007】更に、このように液処理槽の容量が大きい
と、処理液を管理する管理槽を別途に設けることが困難
であるため、液処理槽内の処理液を頻繁に検査してその
液質低下を防止しなければならないという問題点があっ
た。
【0008】これらに対して、例えば特開平2−182
895号公報に開示されるように、ワークを水平方向に
連続的に走行させつつめっき処理を行う装置がある。
【0009】しかしながら、この装置は、条体(線材)
等の連続体を処理するものであり、機械部品等の独立し
た形状を有するものは処理できないという問題点があ
る。
【0010】以上に対して、本出願人は、特願平5−3
10158号により、機械部品等であっても、連続的に
水平走行させて液処理することができるようにした水平
走行連続浸漬処理装置を提案した。
【0011】この装置は、隣接する液処理槽の境界壁に
形成された開口を、左右から開閉するシャッタープレー
トを備えたゲートを設け、ワーク通過時にはこのゲート
を開け、通過後にはゲートを閉じて液漏れを防止するよ
うにしたものである。
【0012】更に、本出願人は、特願平6−76898
号により、構造が簡単で、小型且つ軽量であって、摩耗
が少なく、開閉のためのモータ等を不要とし、更に液漏
れ量が少ない液面維持ゲートを提案した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記水
平走行連続浸漬処理装置における前記ゲートは、高い液
圧に抵抗してシャッタープレートを開閉しなければなら
ないので、摩耗が激しく、又開閉にも強力な駆動機構が
必要となると共に、シャッタープレートが開いたときの
液漏れ量が比較的多いという問題点がある。
【0014】又、前記特願平6−76898号の液面維
持ゲートは、ゲート部材がワークに液圧によりワークに
強く接触するので、変形し易いワークや、精密なめっき
を要求されるワークには適用できず、又、めっき治具に
多数吊下げてめっきするような小物のワークにも適用で
きないという問題点がある。
【0015】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、構造が簡単で、小型且つ軽量であって、摩
耗が少なく、又、ワークがゲートを通過する際、ゲート
部材と非接触とすることができ、更に液漏れ量が少ない
液面維持ゲートを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1液槽に
隣接した第2液槽の液面高さが、第1液槽の液面よりも
低いか零とされた両液槽間の隔壁に設けられ、この隔壁
に、上端から下方に一定高さ範囲で形成された開口を開
いたとき、この開口を水平に通る搬送ラインに沿う物体
の通過を許容し、閉じたとき第1液槽から第2液槽への
液体の流出を防止する液面維持ゲートにおいて、前記隔
壁の前記開口に配置され、内部にワークを収納する空
間、及び上端から一定深さで、前記空間から外周の一個
所に至るまで形成され、ワークが前記空間に出入するこ
とを許容するワーク通過切欠きを備えた上端開放有底円
筒状部材であって、前記ワーク通過切欠きの開口方向
を、前記搬送ラインに沿う2方向に180度変換可能と
されたゲート部材と、前記ゲート部材の外周と前記開口
の内周縁との間を液密にシールするシール部材と、を設
けたことにより上記目的を達成するものである。
【0017】又、請求項2のように、前記ゲート部材の
底壁は、二重構造とされ、上側底壁には多数の整流細孔
が形成され、下側底壁には、前記ワーク通過切欠きの開
口の方向の変換に伴って位置が変化され、これによりゲ
ート部材内に第1液槽内の流体を流入させ、又は、流入
した液体を排出するための給排水口を設けてもよい。
【0018】又、請求項3のように、前記ゲート部材
は、その中心軸線が上下方向に配置された有底円筒状部
材であって、前記中心軸線廻りに回動自在とされるよう
にしてもよい。
【0019】又、請求項4のように、前記シール部材
は、前記ゲート部材の中心軸線と平行に、且つ、前記搬
送ラインの左右の第1液槽側の2個所及び第2液槽側の
2個所で、該ゲート部材の円筒形外周に、前記中心軸線
廻りの相対変位可能に接触して配置されたシールロール
と、前記開口の内周縁側に取付けられ、先端縁が前記シ
ールロールの外周に、前記ゲート部材と反対側から相対
変位可能に接触する4個のシール板と、を備えて構成し
てもよい。
【0020】又、請求項5のように、前記シールロール
は、パイプと、このパイプを回動可能に支持し、且つ、
前記パイプの内径に対して径方向の遊び代をもって遊嵌
された支持軸と、を備えて構成してもよい。
【0021】又、請求項6のように、前記第1液槽側
の、前記シールロールの外側に接触して、先端縁が、該
シールロールと前記ゲート部材外周との鉛直方向接線近
傍に延在される軟質の第2シール片を設けてもよい。
【0022】又、請求項7のように、前記ゲート部材の
上端近傍における円筒形の外周には円周方向にチエーン
が固着され、前記隔壁側には、前記チエーンと噛み合う
と共に、該チエーンを介して前記ゲート部材と、前記軸
線廻りに回転駆動するスプロケットホイールが設けられ
るようにしてもよい。
【0023】又、請求項8のように、前記ゲート部材の
下側底壁は、第1液槽及び第2液槽の少なくとも一方の
液槽底壁の上面に対向して配置され、該底壁には、前記
ゲート部材の下側底壁における前記給排水口を、前記ワ
ーク通過切欠きが第2液槽側に閉じてから第1液槽側に
開くまでの間の少なくとも一部の時間に、該第1液槽側
に連通させる給液ポートと、前記給排水口を、ワーク通
過切欠きが第1液槽側に閉じてから第2液槽側に開くま
での間の少なくとも一部の時間に排液系に連通させる排
液ポートと、を設けてもよい。
【0024】請求項9のように、前記開口に、前記ゲー
ト部材のワーク通過切欠きの開口方向を2方向に変換す
る運動軌跡に沿って、その外側を、搬送ラインの両側か
ら、隙間をもって囲んで配置された一対のガイド壁と、
前記ゲート部材の底面に接触し、一定範囲で運動可能に
支持するガイド底壁と、を有してなるガイド部材を設
け、ガイド壁の前記搬送ライン方向両端は、ワークの通
過を許容する間隙をもって対向させてもよい。
【0025】又、請求項10のように、前記シール部材
は、前記ガイド壁に設けられ、前記ゲート部材の外周に
摺設自在とされたシール片を含むようにしてもよい。
【0026】更に、請求項11のように、前記ゲート部
材はその中心軸線が上下方向に配置された有底円筒状部
材であって、前記中心軸線廻りに回動自在としてもよ
い。
【0027】又、請求項12のように、前記ゲート部材
は、その底壁の、前記中心軸線の位置に、前記液槽の底
壁よりも下方に突出する被動軸を備え、該被動軸を介し
て前記中心軸線廻りに回動されるようにしてもよい。
【0028】又、請求項13のように、前記ゲート部材
は、その中心軸線が上下方向に配置され、底部にフラン
ジを備えた有底円筒状部材であって、前記中心軸線廻り
に回動自在とされ、前記一対のガイド部材は、前記フラ
ンジの外周に対して僅かな隙間をもって配置された円弧
状内周面を備え、前記シール部材は、前記ガイド部材に
設けられ、前記ゲート部材の円筒状外周面とフランジの
上面に摺設自在とされたシール片を含んで構成してもよ
い。
【0029】又、請求項14のように、前記ゲート部材
は、長円形状の底壁と、この底壁上に、長円軌道上を周
方向に摺動自在に配置された可撓性周壁部材と、を有し
てなり、該可撓性周壁部材は前記長円軌道の全長より
も、ワーク通過幅程度短くして構成してもよい。
【0030】又、請求項15のように、少なくとも前記
ワークの通過軌跡範囲に相当するワーク通路が形成さ
れ、前記ゲート部材における前記空間内に、上方から着
脱自在とされた挿入部材を設けてもよい。
【0031】更に、請求項16のように、前記第2液槽
の底壁には、ゲート部材の外側に、前記開口の底辺より
も低い高さの仕切壁を立設し、且つ、この仕切壁と前記
隔壁の間に、漏出液回収孔を設けてもよい。
【0032】更に又、請求項17のように、前記仕切壁
の高さ及び漏液回収孔の漏出液排出能力を、前記隔壁の
全開時に、第1液槽から漏出する液体を、前記仕切壁を
越えることなく排出する程度としてもよい。
【0033】
【作用及び効果】請求項1の発明によれば、ゲート部材
が、その空間内にワークを収納した状態のままワーク通
過切欠きの開口方向を搬送ラインの反対方向に180度
変換し、そのとき、ゲート部材の外周と隔壁との開口と
の間はシール部材によって液密状態にシールされるの
で、ワークをゲート部材に接触しない状態のままゲート
を通過させることができる。又このときの液漏れ量は、
前記ゲート部材の空間内に入り込んだ液量に等しいの
で、液漏れを抑制することができる。
【0034】請求項2の発明によれば、ワーク通過切欠
きの開口から液体が流入する前に、給排液口からゲート
部材内に第1液槽内の液体を流入させ、ワーク通過切欠
きの開口から急激に液体が流れ込むことによるワーク吊
り下げ状態の変化、ゲート部材近傍における急激な圧力
上昇による歪等を解消すると共に、給排液口から流入し
た液体が上側底壁の整流細孔を通ることによって、ゲー
ト部材内に流入する液体の乱れを防止することができ
る。
【0035】又、ワーク通過切欠きの開口が第2液槽側
に開く前に、給排液口からゲート部材内の液体を排出す
ることによって、ワーク通過切欠きの開口から第2液槽
内に液体が急激に流出すること及びこれによるワーク吊
り下げ状態の乱れ、液体の飛散を抑制することができ
る。
【0036】請求項3の発明によれば、ゲート部材を有
底円筒状部材とすることによって、構造を簡単とし、又
シール状態を容易に維持した状態で中心軸線廻りに回転
させることができる。
【0037】請求項4の発明によれば、円筒形のゲート
部材の外周に、4個所で接触する4個のシールロールが
シール状態を良好に維持したまま、ゲート部材の摩擦の
少ない回転を許容することができる。
【0038】請求項5の発明によれば、シールロールを
形成するパイプが、液圧によって径方向に変位する円筒
形のゲート部材に対して、該変位に追随して、変位し、
シールを良好に維持することができる。
【0039】請求項6の発明によれば、軟質の第2シー
ル片により、ゲート部材の回転を妨げることなく、更に
確実にシール状態を維持することができる。
【0040】請求項7の発明によれば、ゲート部材の円
筒形外周に設けられたチエーンをスプロケットホイール
により駆動しているので、例えば、ゲート部材下端から
被動軸を下方に突出した場合と比較して、シールが容易
であると共に、底壁を基端とした自由端である上端を回
転駆動しているので、駆動時の摩擦抵抗が少なく、又ス
プロケットホイールからの駆動力を、チエーンが、ゲー
ト部材の円周方向に分散して、応力の集中を防止してい
る。
【0041】請求項8の発明によれば、特別なバルブあ
るいはバルブ制御を必要とすることなく、ゲート部材内
側への給液及び排液をゲート部材のワーク通過切欠きの
開口方向に合わせて行うことができる。
【0042】請求項9の発明によれば、ゲート部材を、
ガイド部材により囲んでいるので、液圧によってゲート
部材が傾いたりすることを防止できると共に、強い液圧
によってゲート部材が流されようとするとき、これが一
対のガイド壁に接触することによってその流出が防止さ
れると同時に、液漏れも防止される。
【0043】請求項10の発明によれば、ゲート部材が
傾いたり、ずれを生じても、シール片が確実にガイド壁
とガイド部材の間のシールをして、液漏れを防止するこ
とができる。
【0044】請求項11の発明によれば、ゲート部材は
有底円筒状部材であるので、その構造が簡単であり、又
その中心軸線廻りに回転させても、容易にシール状態を
維持することができる。
【0045】請求項12の発明によれば、ゲート部材の
ゲート部材と一体の被動軸が液槽の底壁よりも下方に突
出して配置されているので、液槽下方に駆動装置を配置
することによって、ゲート部材を容易に駆動することが
できる。
【0046】請求項13の発明によれば、下段にフラン
ジを備えた有底円筒状のゲート部材の、円筒状外周面と
フランジの上面にシール片が摺設自在とされているの
で、1つシール片によってゲート部材の外周及び底部の
シールを行うことができる。
【0047】請求項14の発明によれば、ゲート部材
が、長円軌道上周方向に摺動する可撓性周壁部材を備え
て構成されているので、長円も長系を大きくすることに
よって、搬送ライン方向に長いワークも処理することが
できる。
【0048】請求項15の発明によれば、ゲート部材の
内側空間が、ワークの通過を妨げることなく挿入部材に
よって充填されるので、ゲート部材の開閉に伴なう液漏
れ量を、挿入部材の体積分だけ低減させることができ
る。
【0049】請求項16の発明によれば、ゲート部材の
開閉に際して発生する漏出液を他の液槽に漏出されるこ
となく回収することができる。
【0050】請求項17の発明によれば、万一、ゲート
部材が破壊されて、第1液槽内の液体が開口から大量に
流出しても、これを他の液槽に漏出されることなく回収
することができる。
【0051】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0052】図1に示されるように、本発明の第1実施
例に係る液面維持ゲート10は、例えばめっきライン
(後述)におけるめっき槽である第1液槽12と出側リ
ザーブ槽である第2液槽14の間の隔壁16に設けら
れ、この隔壁16の開口18を開閉するものであり、開
いたときには前記開口18を水平に通る搬送ライン20
に沿うワーク22の通過を許容し、閉じたときには、第
1液槽12から第2液槽14への液体24の流出を防止
するようにされている。
【0053】ここで、第1液槽内の液体24の液面高さ
は、隔壁16の上端よりも少し低くされ、又第2液槽1
4内の液面は第1液槽12内の液体24の液面よりも大
幅に少ないか、又は零となるようにされている。
【0054】前記液面維持ゲート10は、前記開口18
の中心部で中心軸線が上下方向に配置され、底部にフラ
ンジ26を備えた有底円筒状部材であって、前記中心軸
線前に回動自在とされたゲート部材28と、前記フラン
ジ26の外周に対して僅かな隙間をもって配置され、ゲ
ート部材28の円筒状外周面と同心上に配置された円弧
状内周面30Aを備え、搬送ライン20上にあるゲート
部材28に対して、その両側から隙間をもって囲むよう
にして配置された一対のガイド壁30及び、前記ゲート
部材28の底面に接触して、これを回転自在に支持する
ガイド底壁32を備えてなるガイド部材34と、このガ
イド部材34と前記ゲート部材28との間を液密にシー
ルするシール部材36と、を含んで構成されている。
【0055】前記ゲート部材28、ガイド部材34及び
シール部材36の構成は、図2に拡大して示されるよう
になっている。
【0056】前記隔壁16は、二重構造であり、この二
重構造の隔壁16の間のスリット16A内に、前記ガイ
ド壁30を一体的に支持する支持壁30Bが上方から落
し込まれ、且つボルト30Cにより隔壁16に締付け固
定されるようになっている。ここで、開口18は、第1
液槽12及び第2液槽14の共通の底壁13まで到達す
るように、隔壁16の上端から形成されている。
【0057】前記ゲート部材28は、その円周方向の一
個所に上端から下端フランジ26に到達するまでのワー
ク通過切欠き38が形成されている。このワーク通過切
欠き38の幅は、前記搬送ライン20に沿って進行する
ワーク22の幅よりも僅かに大きくなるようにされてい
る。又前記一対のガイド壁30の、搬送ライン20方向
の両端の間の間隙30Dも、前記ワーク通過切欠き38
と略等しくなるようにされている。
【0058】前記支持壁30Bは、ガイド壁30の円弧
状内周面30Aと反対側に、その円弧の法線方向に一体
的に接続されている。
【0059】前記ゲート部材28は、その底壁の中心位
置に、前記ガイド底壁32を貫通する被動軸28Aを備
え、この被動軸28Aの先端(下端)に取付けられたベ
ベルギヤ40が、駆動シャフト42に取付けられたベベ
ルギヤ44と噛合うことによって、駆動シャフト42に
より回転駆動されるようになっている。
【0060】前記シール部材36は、前記一対のガイド
壁30の、第1液槽12側の端部に沿って、上下方向に
取付けられ、先端が、前記ゲート部材28の円筒状外周
面及びフランジ26の上面26Aに接触するゴム等の可
撓性のシール片から構成されている。
【0061】図2に示されるように、前記第2液槽14
の底壁13上には、前記液面維持ゲート10の第2液槽
14側の出口(間隙30D)側に隣接して、低い高さの
仕切壁46が立設されている。又、この仕切壁46と前
記隔壁16との間の位置での第2液槽14の底壁13に
は、漏出液回収孔48が形成されている。
【0062】この漏出液回収孔48は、前記第1液槽1
2の下側に配置されたリザーブ槽50に連通され、開口
18を通って第1液槽12から漏出した液体をリザーブ
槽50に戻すことができるようにされている。
【0063】前記液面維持ゲート10は、例えば図1に
示されるように連続した処理液槽ライン52において、
各槽の間の隔壁に配置され、各液槽の下方を通る一本の
前記駆動シャフト42によって、図2に示されると同様
にベベルギヤを介して回転駆動されるようになってい
る。図2の符号54はモータ、56はレベルギヤ44と
駆動シャフト42の回転方向の係合をオンオフするため
の電磁クラッチを示す。又符号58は、前記電磁ラッチ
56をプログラムに従ってオンオフ制御するための制御
装置をそれぞれ示す。
【0064】前記ワーク22は、前記処理液槽ライン5
2の上方に配置された搬送装置60のラックに、めっき
治具62を介して吊下げ支持されている。めっき治具6
2はラック60Aと一体のブラケット60Bに引掛け支
持されるようにされている。
【0065】搬送装置60は、処理液槽ライン52の両
端外側で水平面内で回転する、例えばチエーン64A、
スプロケットホイール64Bから構成されている。
【0066】ここで、前記搬送装置60は、めっき治具
62に取付けられた複数のワーク22を、図1において
右上方向から左下方向に搬送ライン20に沿って搬送す
るものであり、ワーク22の吊下げ高さは、第1液槽1
2内の液体24の液面下となるようにされている。
【0067】前記搬送ライン20に沿う複数の液槽は、
例えばめっき処理の場合、図1右上から、水洗槽66、
第1バッファ槽68、めっき層(第1液槽12)、第2
バッファ層(第2液槽14)及び回収槽70の順で配置
されている。なお、水洗槽66よりも上流の前処理系及
び回収槽70よりも下流の後処理系は図示省略されてい
る。
【0068】液面維持ゲートは、水洗槽66の入側壁6
6A、水洗槽66と第1バッファ槽68の間の隔壁6
7、第1バッファ68と第1液槽12の隔壁69、第1
液槽12と第2バッファ層である第2液槽14との前記
隔壁16、第2液槽14と回収槽70の隔壁15及び回
収槽70の出側の隔壁71にそれぞれ符号101〜10
3、10、104、105で示されるように配置されて
いる。
【0069】次に、搬送装置60により、めっき治具6
2を介して吊下げれられたワーク22を、各液槽を通し
て処理する過程について説明する。
【0070】この場合、搬送装置60は、一定速度でワ
ーク22を搬送ライン20に沿って搬送するものであ
り、これに対して、各液面維持ゲートは、ワーク22が
接近したときゲート部材28が、そのワーク通過切欠き
38からワーク22が内側の空間29内に進入できるよ
うにされ、且つワーク22が空間29から出ようとする
ときには、そのワーク通過切欠き38をワーク22の進
行方向に向けるように回転制御されるものである。
【0071】例えば、図3(A)に示されるように、ワ
ーク22が接近してきたときに、ゲート部材28はその
ワーク通過切欠き38が図において右向きに回転され、
搬送ライン20上を進行してきたワーク22は、ワーク
通過切欠き38からゲート部材28の内側の空間29内
に入り込む。
【0072】ワーク22がゲート部材28内側の空間個
29において搬送ライン20上を進行している間に、ゲ
ート部材28はその中心軸線廻りに回転され、図3
(B)に示されるように、ワーク通過切欠き38が右向
きに位置される。従ってワーク22は、ワーク通過切欠
き38を通ってゲート部材28から抜け出すことにな
る。ワーク22が抜出した後は、ゲート部材28が更に
回転され、再び図3(A)に示されるように、次のワー
ク22を受入れる状態となる。
【0073】上記の過程において、ガイド壁30に取付
けられたシール部材36は、常にゲート部材28の円筒
状外周面と、その下端のフランジ26の上面26Aに接
触し、且つ液面の高い側の液槽からの液圧によってゲー
ト部材28に圧接されているので、液漏れを良好に抑制
することができる。
【0074】但し、ゲート部材28内に入り込んでいた
液体は、ゲート部材28の回転により、液面の低い側の
液槽内に、ゲート部材28の1回転毎に排出(漏出)さ
れることになる。
【0075】この漏出液は、前記仕切壁46によって阻
止されるので、他の部分に漏出することがない。又、漏
出液回収孔48から速かにリザーブ槽50に戻される。
【0076】図1において、符号72は第1液槽12の
底面に配置されためっき液の噴流孔、74は第1液槽1
2の側壁に設けられたオーバーフロー孔、76はオーバ
ーフロー孔74から溢出しためっき液をリザーブ槽50
に戻すための戻しパイプを示す。
【0077】リザーブ槽50に、戻しパイプ76及び漏
出液回収孔48から戻されためっき液は、ポンプ(図示
省略)により、前記噴流孔72から再び第1液槽12内
に噴出される。図1の符号78はめっき液槽である第1
液槽12からの薬液の臭気発散を防止するための排気フ
ードを示す。
【0078】上記のように、めっき治具62を介して搬
送装置60により搬送されるワーク22は、水洗槽6
6、第1バッファ層68、第1液槽12、第2液槽14
及び回収槽70を、液面維持ゲート101〜103、1
0、104及び105を経て出入し、めっき処理を終了
する。
【0079】この実施例において、各液面維持ゲート
は、それぞれ各液槽の下方を、搬送ライン20に沿って
縦断して配置された前記駆動シャフト42に対して、ベ
ベルギヤ44、45を介して駆動されるが、ベベルギヤ
44が、制御装置58によってオンオフ制御される電磁
クラッチ56により、駆動シャフト42に対してオンオ
フされるので、搬送装置60によるワーク22の進行速
度及びピッチに応じて、そのワーク通過切欠き38の位
置を変換される。
【0080】次に図4に示される本発明の第2実施例に
係る液面維持ゲート80について説明する。
【0081】この液面維持ゲート80は、前記ワーク2
2の、めっき治具62を含む通過軌跡範囲に相当するワ
ーク通路82Aが形成された挿入部材82を備えたもで
ある。
【0082】この挿入部材82は、前記ゲート部材28
の内側の空間29内に、上方から着脱自在に挿入される
ものであり(但し、ゲート部材28とは非接触)、前記
ワーク通過軌跡範囲を除いて、空間29内を充填するも
のである。
【0083】この実施例の場合、ゲート部材28の、ワ
ーク22の出入りに際する液漏れ量を、挿入部材82の
体積分だけ低減させることができる。
【0084】なお、挿入部材82のワーク通路82A
は、通過するワーク22及びめっき治具62の大きさに
よって異なる通路断面積のものを複数種類用意しておく
とよい。
【0085】次に図5に示される本発明の第3実施例に
ついて説明する。
【0086】この第3実施例は、ゲート部材86が、長
円形状の底壁86Aと、この底壁86A上に、長円軌道
を周方向に摺動自在に配置された例えばジャバラ状部材
からなる可撓性周壁部材86Bと、を有してなり、該可
撓性周壁部材は、前記長円軌道の全長よりもワーク通過
幅程度短くされ、ここに、前記ここがワーク通過切欠き
88となるようにされている。この実施例においては、
搬送ライン20方向に長いワークを通過させることがで
きる。
【0087】次に図6〜図8に示される本発明の第4実
施例について説明する。
【0088】この第4実施例に係る液面維持ゲート90
は、有底円筒形状のゲート部材92を備えた1個の直方
体形状の組立体とされている。このゲート部材92の底
壁は、二重構造とされ、上側底壁94には多数の整流細
孔94Aが形成され、下側底壁96にはワーク通過切欠
き98の開口方向の変換に伴って位置が変化され、これ
により、ゲート部材92内に第1液槽12内の液体を流
入させ、又は流入した液体を排出するための給排水口1
00を備えている。
【0089】前記上側底壁94と下側底壁96との間に
は環状のスペーサ95が配置され、上側底壁94と下側
底壁96の間に液体が流入する空間を形成している。
又、下側底壁96の下側にはPVDF等の耐摩耗性樹脂
シート97が取付けられている。
【0090】前記円筒形状のゲート部材92はその中心
軸線廻りに回動自在とされ、その円周方向の4個所にお
いて、シール部材110により、回転可能な状態でシー
ルされている。
【0091】前記4個のシール部材110は、各々、ゲ
ート部材92の円筒形外周に対して、該ゲート部材92
の回転中心軸線と平行に、円筒形外周の全高さ範囲で、
円周方向相対変位可能に接触して配置されたシールロー
ル112と、前記開口18の内周縁側に取付けられ、先
端縁114Aが前記シールロール112の外周に、前記
ゲート部材92と反対側からシールロール112の全高
さ範囲に亘って相対変位可能に接触する4個のシール板
114とを備えて構成されている。
【0092】前記シールロールは、例えばPVDF等の
耐摩耗樹脂からなるパイプ112Aと、このパイプ11
2Aの上端近傍及び下端近傍に、径方向の遊び代をもっ
て遊嵌された上下一対の支持軸112Bとから構成され
ている。
【0093】前記ゲート部材92の上端近傍における円
筒形の外周には円周方向にチエーン116が固着され、
前記隔壁16側には、前記チエーン116と噛み合うと
共に、該チエーン116を介してゲート部材92を前記
中心軸線廻りに回転駆動するスプロケットホイール11
8が設けられている。
【0094】前記ゲート部材92の、前記チエーン11
6の下側位置の外周に対向する高さ位置に、搬送ライン
20の両側から且つ僅かの隙間をもってゲート部材92
の円筒形外周を挟み込むようにして、対向する一対の円
弧状ガイド部材120が配置されている。前記スプロケ
ットホイール118はこの円弧状ガイド部材120に回
転自在に支持されている。
【0095】前記ゲート部材92の下側の、前記下側底
壁96を支持する組立体底壁122には、給液ポート1
24及び排液ポート126が設けられている。給液ポー
ト124及び排液ポート126は、それぞれその下側の
液槽底壁123に形成された液槽給液ポート125、液
槽排液ポート127に重なって位置されている。
【0096】前記給液ポート124は、ゲート部材92
のワーク通過切欠き98が、第2液槽側に閉じてから第
1液槽側に開くまでの間の一部の時間に、前記給排水口
100と上下方向に重なり、これによって第1液槽内の
液体を給液ポート125、124、給排水口100、ス
ペーサ95の内側空間を経て、上側底壁94の整流細孔
94Aから、ゲート部材92内に流入させるものであ
る。
【0097】このとき、液体は整流細孔94Aを通って
ゆっくりとゲート部材92内に流入するので、ゲート部
材92内での液体の乱流発生が抑制される。
【0098】図8における符号128は給液ポート12
5を第1液槽底面の連通孔129に連通するための連通
パイプ、130は排液ポート127からの液体を外部に
排出するための排出パイプをそれぞれ示す。
【0099】又、図の符号132は、前記シール板11
4の、シールロール112と反対側の先端を突出して形
成した鉛直方向の係合突起を示す。この係合突起132
が、液槽側壁133の内側に形成された鉛直方向の係合
溝134に上方から挿入・係合されることによって、こ
の実施例の液面維持ゲート90は、1つの組立体として
着脱可能とされている。
【0100】この実施例においては、ワーク通過切欠き
98が第1液槽12側に開口する前に、ゲート部材90
の下側底壁96に形成された給排水口100が、給液ポ
ート124、125と重なることによって、第1液槽1
2内の液体が、連通パイプ128、給液ポート125、
124、給排水口100、整流細孔94Aを経て、ゲー
ト部材92内に導入される。
【0101】従って、ワーク通過切欠き98から第1液
槽12内の液体が急激に流入する前にゲート部材92内
に液体が注入されることになり、急激な液体の流入によ
る乱流の発生、ゲート部材92内の急激な圧力上昇、及
びワーク通過切欠き98からゲート部材92内に入ろう
とするワーク22が液流によって落下したりすることが
ない。
【0102】ゲート部材92が更に回転して、そのワー
ク通過切欠き98が、第2液槽14側に開く前に、前記
給排水口100が排液ポート126、127に連通し
て、排出パイプ130から、ゲート部材92内の液体が
排出される。
【0103】このとき、ゲート部材92は、シール部材
110との間において、第1液槽12側の液体が浸入し
ないようにシールしている。
【0104】ワーク通過切欠き38が第2液槽14側に
開口したときは、ゲート部材92内の液体はほとんど排
出されているので、第2液槽14側に液体が急激に流出
して飛散したりすることがない。
【0105】僅かな漏出液あるいはワークから滴り落ち
た液体は、漏出液回収口48から回収される。
【0106】上記の過程において、ゲート部材92は、
液圧によってその中心軸線から偏るが、シールロール1
12を構成するパイプ112Aは、支持軸112Bに遊
嵌されているので、ゲート部材92の径方向の変位に対
して液圧により追随してシールを維持することができ
る。
【0107】又、パイプ112Aは耐摩耗性樹脂から構
成されているので、円筒形状のゲート部材92が回転す
る際に、これに転接したりあるいは摺接するいずれの場
合でも、回転を妨げることなくシールを維持することが
できる。
【0108】なお、上記実施例において、図9に示され
るように、第1液槽12側のシールロール112の外側
に、先端縁136Aが前記シールロール112とゲート
部材92の円周面との接触線近傍にまで到達する第2の
シール片136を設けると、更にシールを良好にするこ
とができ、又、ゲート部材92とシールロール112と
の間に隙間が生じても、第2のシール片136によって
シールを維持することができる。この第2のシール片1
36は、例えば塩化ビニールシートあるいは半割りの塩
化ビニールパイプから構成してもよい。
【0109】更に、上記実施例において、図6で2点鎖
線で示されるように、ゲート部材92における上側底壁
94の外周位置に、前記ワーク通過切欠き98の下端部
を一定高さ範囲で被うように立上げ部138を設ける
と、ワーク通過切欠き98が第2液槽14側に開口した
ときの液漏れ量を低減させることができる。
【0110】なお上記実施例のゲート部材28、92
は、有底円筒形状であり、又ゲート部材86は可撓性周
壁部材86Bから構成されているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、要すれば、開口18側との間にシ
ール状態を維持したまま、搬送ライン20上を搬送され
てくるワーク22を受け入れ、その内側にワーク22が
存在している間に、ワーク通過切欠き98の方向を搬送
ライン20上で180度変換できるものであればよい。
【0111】従って、例えば楕円筒形状等であってもよ
い。
【0112】又、ゲート部材がワーク通過切欠きを備え
た筒状体のとき、その回転は一方向又は往復回転のいず
れでもよい。但し、図6〜図8の実施例の場合、チエー
ン116がワーク通過切欠き98の部分で連続していな
いので、一方向に回転させるときは、スプロケットホイ
ールを2個所以上に設ける必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液面維持ゲートを利用した処理液
槽ラインを示す斜視図
【図2】同実施例の液面維持ゲートを拡大して示す分解
斜視図
【図3】同実施例の液面維持ゲートとワークとの関係を
示す略示平面図
【図4】本発明の第2実施例に係る液面維持ゲートを示
す斜視図
【図5】本発明の第3実施例に係る液面維持ゲートを示
す斜視図
【図6】本発明の第4実施例に係る液面維持ゲートを示
す斜視図
【図7】同実施例のゲート部材を分解して示す斜視図
【図8】同実施例の液槽の一部を示す斜視図
【図9】同実施例のシール部材の他の実施例を示す平面
【符号の説明】
10、80、101〜103、10、104、105…
液面維持ゲート 12…第1液槽 13…底壁 14…第2液槽 15、16、67、69、71…隔壁 18…開口 20…搬送ライン 21…物体 22…ワーク 24…液体 26…フランジ 26A…上面 28…ゲート部材 28A…被動軸 29…空間 30…ガイド壁 30A…円弧状内周面 32…ガイド底壁 34…ガイド部材 36…シール部材 38…ワーク通過切欠き 42…駆動シャフト 46…仕切壁 48…漏出液回収孔 50…リザーブ槽 52…処理液槽ライン 60…搬送装置 62…めっき治具 66…水洗槽 68…第1バッファ槽 70…回収槽 90…液面維持ゲート 92…ゲート部材 94…上側底壁 94A…整流細孔 96…下側底壁 98…ワーク通過切欠き 100…給排水口 110…シール部材 112…シールロール 112A…パイプ 112B…支持軸 114…シール板 114A…先端縁 116…チエーン 118…スプロケットホイール 122…液槽底壁 124…給液ポート 126…排液ポート 128…連通パイプ 130…排出パイプ 136…第2のシール片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1液槽に隣接した第2液槽の液面高さ
    が、第1液槽の液面よりも低いか零とされた両液槽間の
    隔壁に設けられ、この隔壁に、上端から下方に一定高さ
    範囲で形成された開口を開いたとき、この開口を水平に
    通る搬送ラインに沿う物体の通過を許容し、閉じたとき
    第1液槽から第2液槽への液体の流出を防止する液面維
    持ゲートにおいて、前記隔壁の前記開口に配置され、内
    部にワークを収納する空間、及び上端から一定深さで、
    前記空間から外周の一個所に至るまで形成され、ワーク
    が前記空間に出入することを許容するワーク通過切欠き
    を備えた上端開放有底円筒状部材であって、前記ワーク
    通過切欠きの開口方向を、前記搬送ラインに沿う2方向
    に180度変換可能とされたゲート部材と、前記ゲート
    部材の外周と前記開口の内周縁との間を液密にシールす
    るシール部材と、を設けたことを特徴とする液面維持ゲ
    ート。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ゲート部材の底壁
    は、二重構造とされ、上側底壁には多数の整流細孔が形
    成され、下側底壁には、前記ワーク通過切欠きの開口の
    方向の変換に伴って位置が変化され、これによりゲート
    部材内に第1液槽内の流体を流入させ、又は、流入した
    液体を排出するための給排水口を設けたことを特徴とす
    る液面維持ゲート。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記ゲート部材
    はその中心軸線が上下方向に配置された有底円筒状部材
    であって、前記中心軸線廻りに回動自在とされたことを
    特徴とする液面維持ゲート。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記シール部材は、前
    記ゲート部材の中心軸線と平行に、且つ、前記搬送ライ
    ンの左右の第1液槽側の2個所及び第2液槽側の2個所
    で、該ゲート部材の円筒形外周に、前記中心軸線廻りの
    相対変位可能に接触して配置されたシールロールと、前
    記開口の内周縁側に取付けられ、先端縁が前記シールロ
    ールの外周に、前記ゲート部材と反対側から相対変位可
    能に接触する4個のシール板と、を備えて構成されたこ
    とを特徴とする液面維持ゲート。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記シールロールは、
    パイプと、このパイプを回動可能に支持し、且つ、前記
    パイプの内径に対して径方向の遊び代をもって遊嵌され
    た支持軸と、を備えて構成されたことを特徴とする液面
    維持ゲート。
  6. 【請求項6】請求項4又は5において、前記第1液槽側
    の、前記シールロールの外側に接触して、先端縁が、該
    シールロールと前記ゲート部材外周との鉛直方向接線近
    傍に延在される軟質の第2シール片を設けたことを特徴
    とする液面維持ゲート。
  7. 【請求項7】請求項3乃至6のいずれかにおいて、前記
    ゲート部材の上端近傍における円筒形の外周には円周方
    向にチエーンが固着され、前記隔壁側には、前記チエー
    ンと噛み合うと共に、該チエーンを介して前記ゲート部
    材と、前記軸線廻りに回転駆動するスプロケットホイー
    ルが設けられたことを特徴とする液面維持ゲート。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかにおいて、前記
    ゲート部材の下側底壁は、第1液槽及び第2液槽の少な
    くとも一方の液槽底壁の上面に対向して配置され、該底
    壁には、前記ゲート部材の下側底壁における前記給排水
    口を、前記ワーク通過切欠きが第2液槽側に閉じてから
    第1液槽側に開くまでの間の少なくとも一部の時間に、
    該第1液槽側に連通させる給液ポートと、前記給排水口
    を、ワーク通過切欠きが第1液槽側に閉じてから第2液
    槽側に開くまでの間の少なくとも一部の時間に排液系に
    連通させる排液ポートと、を設けたことを特徴とする液
    面維持ゲート。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記開口に、前記ゲー
    ト部材のワーク通過切欠きの開口方向を2方向に変換す
    る運動軌跡に沿って、その外側を、搬送ラインの両側か
    ら、隙間をもって囲んで配置された一対のガイド壁と、
    前記ゲート部材の底面に接触し、一定範囲で運動可能に
    支持するガイド底壁と、を有してなるガイド部材を設
    け、ガイド壁の前記搬送ライン方向両端は、ワークの通
    過を許容する間隙をもって対向されたことを特徴とする
    液面維持ゲート。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記シール部材は、
    前記ガイド壁に設けられ、前記ゲート部材の外周に摺設
    自在とされたシール片を含むことを特徴とする液面維持
    ゲート。
  11. 【請求項11】請求項9又は10において、前記ゲート
    部材はその中心軸線が上下方向に配置された有底円筒状
    部材であって、前記中心軸線廻りに回動自在とされたこ
    とを特徴とする液面維持ゲート。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記ゲート部材
    は、その底壁の、前記中心軸線の位置に、前記液槽の底
    壁よりも下方に突出する被動軸を備え、該被動軸を介し
    て前記中心軸線廻りに回動されることを特徴とする液面
    維持ゲート。
  13. 【請求項13】請求項9において、前記ゲート部材は、
    その中心軸線が上下方向に配置され、底部にフランジを
    備えた有底円筒状部材であって、前記中心軸線廻りに回
    動自在とされ、前記一対のガイド部材は、前記フランジ
    の外周に対して僅かな隙間をもって配置された円弧状内
    周面を備え、前記シール部材は、前記ガイド部材に設け
    られ、前記ゲート部材の円筒状外周面とフランジの上面
    に摺設自在とされたシール片を含んで構成されたことを
    特徴とする液面維持ゲート。
  14. 【請求項14】請求項1において、前記ゲート部材は、
    長円形状の底壁と、この底壁上に、長円軌道上を周方向
    に摺動自在に配置された可撓性周壁部材と、を有してな
    り、該可撓性周壁部材は前記長円軌道の全長よりも、ワ
    ーク通過幅程度短くされたことを特徴とする液面維持ゲ
    ート。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいずれかにおいて、
    少なくとも前記ワークの通過軌跡範囲に相当するワーク
    通路が形成され、前記ゲート部材における前記空間を略
    充填する大きさであって、該空間内に、上方から着脱自
    在とされた挿入部材を設けたことを特徴とする液面維持
    ゲート。
  16. 【請求項16】請求項1乃至15のいずれかにおいて、
    前記第2液槽の底壁には、ゲート部材の外側に、前記開
    口の底辺よりも低い高さの仕切壁を立設し、且つ、この
    仕切壁と前記隔壁の間に、漏出液回収孔を設けたことを
    特徴とする液面維持ゲート。
  17. 【請求項17】請求項16において、前記仕切壁の高さ
    及び漏液回収孔の漏出液排出能力は、前記隔壁の全開時
    に、第1液槽から漏出する液体を、前記仕切壁を越える
    ことなく排出する程度とされたことを特徴とする液面維
    持ゲート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBG20110045A1 (it) * 2011-10-19 2013-04-20 Trasmetal Spa Impianto per il trattamento superficiale di manufatti.

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ITBG20110045A1 (it) * 2011-10-19 2013-04-20 Trasmetal Spa Impianto per il trattamento superficiale di manufatti.

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