JPH08276159A - 気流分級方法及び装置 - Google Patents
気流分級方法及び装置Info
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- JPH08276159A JPH08276159A JP8133195A JP8133195A JPH08276159A JP H08276159 A JPH08276159 A JP H08276159A JP 8133195 A JP8133195 A JP 8133195A JP 8133195 A JP8133195 A JP 8133195A JP H08276159 A JPH08276159 A JP H08276159A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】分級エッジを分級気流の流れ方向に沿って配置
して分級気流の乱れを防止することにより、分級性能を
向上させることが可能で、更に分級された産物の粒度分
布を任意に調整することが可能な気流分級装置を提供す
る。 【構成】分級室13の分級気流流入側に、流れ方向に沿
って複数の整流板16が設けられ、分級室13の排出側
に、流れ方向に沿って複数の分級エッジ17が設けられ
ている。また、分級エッジ17の粉体出口19を所定数
だけ組み合わせて吸引することにより、微粉、中間粉、
粗粉が得られる。したがって、分級気流の流れ方向に対
して分級エッジを傾斜させることなく分級ができるの
で、分級気流の乱れが発生せず、分級効率及び分級精度
が向上する。粉体出口20、21、22の組合せを変え
ることにより、粒度分布を調整することができる。
して分級気流の乱れを防止することにより、分級性能を
向上させることが可能で、更に分級された産物の粒度分
布を任意に調整することが可能な気流分級装置を提供す
る。 【構成】分級室13の分級気流流入側に、流れ方向に沿
って複数の整流板16が設けられ、分級室13の排出側
に、流れ方向に沿って複数の分級エッジ17が設けられ
ている。また、分級エッジ17の粉体出口19を所定数
だけ組み合わせて吸引することにより、微粉、中間粉、
粗粉が得られる。したがって、分級気流の流れ方向に対
して分級エッジを傾斜させることなく分級ができるの
で、分級気流の乱れが発生せず、分級効率及び分級精度
が向上する。粉体出口20、21、22の組合せを変え
ることにより、粒度分布を調整することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分級気流中に供給され
た被分級原料をコアンダ効果に基づいて粒子径別に分級
する気流分級方法及び装置に関し、特に分級気流の乱れ
を防止して分級精度を向上させることが可能な気流分級
方法及び装置に関するものである。
た被分級原料をコアンダ効果に基づいて粒子径別に分級
する気流分級方法及び装置に関し、特に分級気流の乱れ
を防止して分級精度を向上させることが可能な気流分級
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の産業分野において微粒
子化した原材料が使用されている。そして、例えば粉砕
処理により微粒子化した原材料は、通常、粗い粒子のも
のから非常に細かい粒子のものまで混ざった状態にあ
る。従って、工業的に利用する場合には、一般に、粉砕
処理後の原材料に対していわゆる分級処理を実施して、
所望の範囲の粒子径別に分類することが行われている。
子化した原材料が使用されている。そして、例えば粉砕
処理により微粒子化した原材料は、通常、粗い粒子のも
のから非常に細かい粒子のものまで混ざった状態にあ
る。従って、工業的に利用する場合には、一般に、粉砕
処理後の原材料に対していわゆる分級処理を実施して、
所望の範囲の粒子径別に分類することが行われている。
【0003】なお、ここで云う分級とは、流体中を重力
や遠心力または慣性力で運動する粒子には、その粒子径
により沈降速度あるいは粒子経路に差ができることを利
用して、粉粒体を粒子径の大きさで分別する操作であ
る。例えば、複写機用のトナーを製造する場合には、種
々の粒子径の粒子が混在するトナー原料を気流中に噴射
して、コアンダ効果による粒子径に対応した湾曲線状の
飛散降下作用を利用して、被分級原料を粒子径別に分類
する気流分級装置が広く用いられている。
や遠心力または慣性力で運動する粒子には、その粒子径
により沈降速度あるいは粒子経路に差ができることを利
用して、粉粒体を粒子径の大きさで分別する操作であ
る。例えば、複写機用のトナーを製造する場合には、種
々の粒子径の粒子が混在するトナー原料を気流中に噴射
して、コアンダ効果による粒子径に対応した湾曲線状の
飛散降下作用を利用して、被分級原料を粒子径別に分類
する気流分級装置が広く用いられている。
【0004】このような気流分級装置では、流入した分
級気流中に含まれる被分級原料を、複数の分級エッジで
分級するのが普通である。分級エッジには固定式と可動
式がある。このうち、可動式の分級エッジを用いた気流
分級装置には、図3に示すようなエルボージェット方式
がある。このエルボージェット方式の気流分級装置5
は、コアンダブロック51と粗粉側ブロック52の間に
分級室53が設けられ、分級室53の側方に原料供給ノ
ズル54が設けられている。分級室53の上部側には、
分級気流の流入口55、56が設けられている。分級室
53の下部側には、第一分級エッジ57と第二分級エッ
ジ58が設けられ、これによって、微粉排出通路59、
中間粉排出通路60及び粗粉排出通路61が形成されて
いる。各分級エッジ57、58の先端は、位置調整可能
になっている。各排出通路59、60、61には、それ
ぞれ配管62、63、64を介して集麈機(図示せず)
が接続されている。
級気流中に含まれる被分級原料を、複数の分級エッジで
分級するのが普通である。分級エッジには固定式と可動
式がある。このうち、可動式の分級エッジを用いた気流
分級装置には、図3に示すようなエルボージェット方式
がある。このエルボージェット方式の気流分級装置5
は、コアンダブロック51と粗粉側ブロック52の間に
分級室53が設けられ、分級室53の側方に原料供給ノ
ズル54が設けられている。分級室53の上部側には、
分級気流の流入口55、56が設けられている。分級室
53の下部側には、第一分級エッジ57と第二分級エッ
ジ58が設けられ、これによって、微粉排出通路59、
中間粉排出通路60及び粗粉排出通路61が形成されて
いる。各分級エッジ57、58の先端は、位置調整可能
になっている。各排出通路59、60、61には、それ
ぞれ配管62、63、64を介して集麈機(図示せず)
が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この気流分
級装置5においては、被分級原料の分級点を調整(粒度
分布を調整)する方法として、原料供給ノズル54から
噴出される被分級原料の噴出速度を変えることにより、
粒子の飛行軌跡を変える方法と、各分級エッジ57、5
8を回転させてその先端の位置を変える方法とがある。
級装置5においては、被分級原料の分級点を調整(粒度
分布を調整)する方法として、原料供給ノズル54から
噴出される被分級原料の噴出速度を変えることにより、
粒子の飛行軌跡を変える方法と、各分級エッジ57、5
8を回転させてその先端の位置を変える方法とがある。
【0006】しかし、被分級原料の噴出速度を変える方
法では、噴出速度を遅くした場合には、被分級原料の分
散性が悪くなり、分級性能が低下するという問題があっ
た。また、噴出速度を速くした場合には、被分級原料が
コアンダブロック51から離れてしまい、粒子に十分な
遠心力が働なくなり、これまた分級性能が低下してしま
うという問題があった。
法では、噴出速度を遅くした場合には、被分級原料の分
散性が悪くなり、分級性能が低下するという問題があっ
た。また、噴出速度を速くした場合には、被分級原料が
コアンダブロック51から離れてしまい、粒子に十分な
遠心力が働なくなり、これまた分級性能が低下してしま
うという問題があった。
【0007】一方、分級エッジ57、58の先端の位置
を変える方法では、各分級エッジ57、58の根元側を
中心として回転させることにより先端の位置を変えるよ
うになっている。そのため、場合によっては図4に示す
ように、例えば微粉排出通路59の分級エッジ57先端
側の隙間a1が極端に狭くなり、局部的な圧力損失の上
昇が起き、これによって分級気流が乱れてしまい、分級
性能が低下するという問題があった。
を変える方法では、各分級エッジ57、58の根元側を
中心として回転させることにより先端の位置を変えるよ
うになっている。そのため、場合によっては図4に示す
ように、例えば微粉排出通路59の分級エッジ57先端
側の隙間a1が極端に狭くなり、局部的な圧力損失の上
昇が起き、これによって分級気流が乱れてしまい、分級
性能が低下するという問題があった。
【0008】更に、この方法では図5に示すように、分
級気流の流れ方向に対して分級エッジ57、58が傾斜
することがあり、この傾斜角αが大きくなると、被分級
原料によって分級エッジ57、58が磨耗したり、或い
は被分級原料が分級エッジ57、58に付着し易くなる
などの問題があった。したがって、分級エッジ57、5
8は、図6に示すように、可能な限り分級気流の流れ方
向に沿って配置するのが良いとされている。
級気流の流れ方向に対して分級エッジ57、58が傾斜
することがあり、この傾斜角αが大きくなると、被分級
原料によって分級エッジ57、58が磨耗したり、或い
は被分級原料が分級エッジ57、58に付着し易くなる
などの問題があった。したがって、分級エッジ57、5
8は、図6に示すように、可能な限り分級気流の流れ方
向に沿って配置するのが良いとされている。
【0009】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、分級エッジを分級気流の流れ方向に沿っ
て配置して分級気流の乱れを防止することにより、分級
性能を向上させることが可能で、更に分級された産物の
粒度分布を任意に調整することが可能な気流分級装置を
提供するものである。
ることにあり、分級エッジを分級気流の流れ方向に沿っ
て配置して分級気流の乱れを防止することにより、分級
性能を向上させることが可能で、更に分級された産物の
粒度分布を任意に調整することが可能な気流分級装置を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、分
級気流中に含まれた被分級原料をコアンダ効果に基づく
粉体の飛行軌跡を利用して分級する気流分級方法におい
て、前記被分級原料の分級室に流入した分級気流を、複
数の整流板で前記分級気流の流入方向に沿って整流し、
前記分級室から排出される分級気流を、複数の分級エッ
ジで前記分級気流の流出方向に沿って整流し、前記分級
エッジで分級された粒度分布の異なる産物を、前記分級
室の分級気流排出側の産物組合せ吸引手段によって所定
数だけ組み合わせて吸引することにより、産物の粒度分
布を調節可能とすることを特徴とする気流分級方法によ
って達成することができる。
級気流中に含まれた被分級原料をコアンダ効果に基づく
粉体の飛行軌跡を利用して分級する気流分級方法におい
て、前記被分級原料の分級室に流入した分級気流を、複
数の整流板で前記分級気流の流入方向に沿って整流し、
前記分級室から排出される分級気流を、複数の分級エッ
ジで前記分級気流の流出方向に沿って整流し、前記分級
エッジで分級された粒度分布の異なる産物を、前記分級
室の分級気流排出側の産物組合せ吸引手段によって所定
数だけ組み合わせて吸引することにより、産物の粒度分
布を調節可能とすることを特徴とする気流分級方法によ
って達成することができる。
【0011】本発明の上記目的は、前記産物組合せ吸引
手段の吸引力は調整可能であることを特徴とする気流分
級方法によって達成することができる。本発明の上記目
的は、分級気流中に含まれた被分級原料をコアンダ効果
に基づく粉体の飛行軌跡を利用して分級する気流分級装
置において、前記被分級原料が供給される分級室の分級
気流流入側に、前記分級気流の流入方向に沿って複数の
整流板が固定され、前記分級室の分級気流排出側に、前
記分級気流の流出方向に沿って前記整流板に対応する分
級エッジが固定され、前記分級エッジで分級された粒度
分布の異なる産物を所定数だけ組み合わせて吸引する産
物組合せ吸引手段が設けられたことを特徴とする気流分
級装置によって達成することができる。
手段の吸引力は調整可能であることを特徴とする気流分
級方法によって達成することができる。本発明の上記目
的は、分級気流中に含まれた被分級原料をコアンダ効果
に基づく粉体の飛行軌跡を利用して分級する気流分級装
置において、前記被分級原料が供給される分級室の分級
気流流入側に、前記分級気流の流入方向に沿って複数の
整流板が固定され、前記分級室の分級気流排出側に、前
記分級気流の流出方向に沿って前記整流板に対応する分
級エッジが固定され、前記分級エッジで分級された粒度
分布の異なる産物を所定数だけ組み合わせて吸引する産
物組合せ吸引手段が設けられたことを特徴とする気流分
級装置によって達成することができる。
【0012】また、本発明の上記目的は、前記産物組合
せ吸引手段には、前記分級エッジで分級された各産物の
吸引力を調整する吸引力調整手段が設けられたことを特
徴とする気流分級装置によって達成することができる。
せ吸引手段には、前記分級エッジで分級された各産物の
吸引力を調整する吸引力調整手段が設けられたことを特
徴とする気流分級装置によって達成することができる。
【0013】
【作用】本発明の気流分級装置においては、流入した分
級気流が分級気流の流れ方向に沿って設けられた整流板
によって整流される。整流された流入気流中に被分級原
料が噴出され、これが分級気流の流れ方向に沿って設け
られた分級エッジによって分級される。分級された産物
は、所定数だけ組み合わせて吸引される。したがって、
整流板及び分級エッジを分級気流に対して傾斜させる必
要がないので、分級気流に乱れが発生するのを防止でき
る。また、産物の組合せを変えることにより、又は産物
の吸引力を変えることにより、産物の粒度分布を容易に
調整することが可能になる。
級気流が分級気流の流れ方向に沿って設けられた整流板
によって整流される。整流された流入気流中に被分級原
料が噴出され、これが分級気流の流れ方向に沿って設け
られた分級エッジによって分級される。分級された産物
は、所定数だけ組み合わせて吸引される。したがって、
整流板及び分級エッジを分級気流に対して傾斜させる必
要がないので、分級気流に乱れが発生するのを防止でき
る。また、産物の組合せを変えることにより、又は産物
の吸引力を変えることにより、産物の粒度分布を容易に
調整することが可能になる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係わる気流分級方法及び装置
の実施例について、図1及び図2を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による気流分級装置の断面図、図2
は別の実施例を示す断面図である。図1に示すように、
本発明による気流分級装置1は、被分級原料をコアンダ
効果に基づく粒子の飛行軌跡を利用して分級するもの
で、コアンダブロック11と粗粉側ブロック12の間に
分級室13が設けられている。分級室13の側方には、
原料供給ノズル14が設けられ、分級室13の上部側に
は、分級気流の流入口15が設けられている。流入口1
5には、流入配管28が接続されている。分級室13と
流入口15との間には、複数個、本例では8個の整流板
16が設けられている。整流板16は、流入した分級気
流の流れ方向に沿って設けられている。更に、分級室1
3の原料供給ノズル14との反対側には、超粗粉の排出
通路26が設けられ、ここに配管27が接続されてい
る。
の実施例について、図1及び図2を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による気流分級装置の断面図、図2
は別の実施例を示す断面図である。図1に示すように、
本発明による気流分級装置1は、被分級原料をコアンダ
効果に基づく粒子の飛行軌跡を利用して分級するもの
で、コアンダブロック11と粗粉側ブロック12の間に
分級室13が設けられている。分級室13の側方には、
原料供給ノズル14が設けられ、分級室13の上部側に
は、分級気流の流入口15が設けられている。流入口1
5には、流入配管28が接続されている。分級室13と
流入口15との間には、複数個、本例では8個の整流板
16が設けられている。整流板16は、流入した分級気
流の流れ方向に沿って設けられている。更に、分級室1
3の原料供給ノズル14との反対側には、超粗粉の排出
通路26が設けられ、ここに配管27が接続されてい
る。
【0015】分級室13の下部側には、分級気流の流れ
方向に沿って複数個、本例では、整流板16と同数の8
個の分級エッジ17が設けられている。この分級エッジ
17は薄板状であり、分級気流の流れ方向に沿って湾曲
している。分級エッジ17の間には、複数の粉体排出通
路18が形成されている。原料供給ノズル14から供給
された粉体は、コアンダ効果によって飛行軌跡が拡大さ
れ、粒子径の小さな粉体ほどコアンダブロック11に近
い粉体排出通路18に流れこむ。すなわち、分級エッジ
17によって、粉体が分級される。分級エッジ17が多
いほど、分級された各粉体の粒度分布が密になる。
方向に沿って複数個、本例では、整流板16と同数の8
個の分級エッジ17が設けられている。この分級エッジ
17は薄板状であり、分級気流の流れ方向に沿って湾曲
している。分級エッジ17の間には、複数の粉体排出通
路18が形成されている。原料供給ノズル14から供給
された粉体は、コアンダ効果によって飛行軌跡が拡大さ
れ、粒子径の小さな粉体ほどコアンダブロック11に近
い粉体排出通路18に流れこむ。すなわち、分級エッジ
17によって、粉体が分級される。分級エッジ17が多
いほど、分級された各粉体の粒度分布が密になる。
【0016】粉体排出通路18の粉体出口19は所定
数、本例では3個ずつ組み合わせられ、各組合せに対し
て例えば微粉用配管20、中間粉配管21、粗粉配管2
2が接続されている。各配管20、21、22には、集
麈機23及びバルブ24を介して吸引ブロワ25が接続
されている。つまり、微粉用配管20、中間粉用配管2
1、粗粉用配管22と、各配管20、21、22に接続
された集麈機23、バルブ24、及び吸引ブロワ25
は、所定数の産物を組み合わせて吸引する産物組合せ吸
引手段となっている。
数、本例では3個ずつ組み合わせられ、各組合せに対し
て例えば微粉用配管20、中間粉配管21、粗粉配管2
2が接続されている。各配管20、21、22には、集
麈機23及びバルブ24を介して吸引ブロワ25が接続
されている。つまり、微粉用配管20、中間粉用配管2
1、粗粉用配管22と、各配管20、21、22に接続
された集麈機23、バルブ24、及び吸引ブロワ25
は、所定数の産物を組み合わせて吸引する産物組合せ吸
引手段となっている。
【0017】この気流分級装置1においては、ブロワ2
5が動作することによって、流入口15から分級室13
に分級気流が流れこむ。このとき、分級気流は整流板1
6によって整流されるので、気流の乱れが発生しにくく
なる。この分級室13には、原料供給ノズル14から被
分級原料が噴出される。この被分級原料は、分級気流に
よって分級エッジ17側に送られる。但し、超粗粉は遠
心力が大きいので分級エッジ17側には流されず、超粗
粉排出通路26を通って配管27から排出される。
5が動作することによって、流入口15から分級室13
に分級気流が流れこむ。このとき、分級気流は整流板1
6によって整流されるので、気流の乱れが発生しにくく
なる。この分級室13には、原料供給ノズル14から被
分級原料が噴出される。この被分級原料は、分級気流に
よって分級エッジ17側に送られる。但し、超粗粉は遠
心力が大きいので分級エッジ17側には流されず、超粗
粉排出通路26を通って配管27から排出される。
【0018】また、分級エッジ17側に送られた被分級
原料は、上述のようにコアンダ効果によって飛行軌跡が
拡大され、粒子径の小さな粉体ほどコアンダブロック1
1に近い粉体排出通路18に送られる。これによって、
被分級原料が粒子径毎に分級される。ここで、分級エッ
ジ17は、分級気流の流れ方向に沿って湾曲しており、
分級エッジ17が分級気流の流れ方向に対して傾斜する
ことがないので、分級気流に乱れが発生するのを抑制で
きる。したがって、粒子の軌跡が安定し、分級性能が向
上する。
原料は、上述のようにコアンダ効果によって飛行軌跡が
拡大され、粒子径の小さな粉体ほどコアンダブロック1
1に近い粉体排出通路18に送られる。これによって、
被分級原料が粒子径毎に分級される。ここで、分級エッ
ジ17は、分級気流の流れ方向に沿って湾曲しており、
分級エッジ17が分級気流の流れ方向に対して傾斜する
ことがないので、分級気流に乱れが発生するのを抑制で
きる。したがって、粒子の軌跡が安定し、分級性能が向
上する。
【0019】分級エッジ17で分級された被分級原料
は、粉体排出通路18を通って粉体出口19から排出さ
れる。ここで、粉体出口19は3個を一組として、微粉
用配管20、中間粉用配管21、粗粉用配管22に接続
されており、これによって、産物である微粉、中間粉、
粗粉を得ることができる。粉体出口19の組合せ個数
は、分級点、すなわち、産物として得られる粉体の粒度
分布に応じて任意に設定することができる。つまり、例
えば中間粉21が必要産物の場合、産物として得ようと
する粉体の粒度分布が広い場合は、粉体出口21の組合
せ個数を多くし、産物として得ようとする粉体の粒度分
布が狭い場合は、粉体出口21の組合せ個数を少なくす
ればよい。
は、粉体排出通路18を通って粉体出口19から排出さ
れる。ここで、粉体出口19は3個を一組として、微粉
用配管20、中間粉用配管21、粗粉用配管22に接続
されており、これによって、産物である微粉、中間粉、
粗粉を得ることができる。粉体出口19の組合せ個数
は、分級点、すなわち、産物として得られる粉体の粒度
分布に応じて任意に設定することができる。つまり、例
えば中間粉21が必要産物の場合、産物として得ようと
する粉体の粒度分布が広い場合は、粉体出口21の組合
せ個数を多くし、産物として得ようとする粉体の粒度分
布が狭い場合は、粉体出口21の組合せ個数を少なくす
ればよい。
【0020】上述の実施例では、粉体出口19を直接組
合せて吸引する場合について説明したが、図2に示すよ
うに各粉体出口19にそれぞれバルブ30を接続し、こ
のバルブ30の出口を所定数だけ組み合わせて集麈機2
3に接続することもできる。この場合は、バルブ30の
開度を変えて気流の流れを乱さない程度に吸引力を変え
ることにより、産物の粒度分布を調整することができ
る。
合せて吸引する場合について説明したが、図2に示すよ
うに各粉体出口19にそれぞれバルブ30を接続し、こ
のバルブ30の出口を所定数だけ組み合わせて集麈機2
3に接続することもできる。この場合は、バルブ30の
開度を変えて気流の流れを乱さない程度に吸引力を変え
ることにより、産物の粒度分布を調整することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の気流分級方法及び装置は、分級
室の流入側に複数の整流板が設けられ、分級室の排出側
に分級気流の流れに沿った複数の分級エッジが設けら
れ、分級エッジの粉体出口が所定数だけ組み合わせられ
て吸引されるようにしたものである。
室の流入側に複数の整流板が設けられ、分級室の排出側
に分級気流の流れに沿った複数の分級エッジが設けら
れ、分級エッジの粉体出口が所定数だけ組み合わせられ
て吸引されるようにしたものである。
【0022】したがって、本発明によれば、粉体出口の
組合せ数を変えることにより任意の粒度分布の産物を得
ることができるので、分級エッジの先端の位置を変える
必要がなく、分級気流に対して分級エッジが傾斜するこ
とがない。そのため、分級気流に乱れが発生することが
ないので、分級性能が向上し、また、分級エッジに粉体
が付着するのを防止することができる。更に、各粉体出
口にはバルブが設けられており、このバルブの開度を変
えて吸引力を変えることによって、産物の粒度分布を調
整することが可能になる。
組合せ数を変えることにより任意の粒度分布の産物を得
ることができるので、分級エッジの先端の位置を変える
必要がなく、分級気流に対して分級エッジが傾斜するこ
とがない。そのため、分級気流に乱れが発生することが
ないので、分級性能が向上し、また、分級エッジに粉体
が付着するのを防止することができる。更に、各粉体出
口にはバルブが設けられており、このバルブの開度を変
えて吸引力を変えることによって、産物の粒度分布を調
整することが可能になる。
【図1】本発明に係わる気流分級装置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】別の実施例の断面図である。
【図3】従来の気流分級装置を示す断面図である。
【図4】従来の分級エッジの拡大図である。
【図5】従来の分級エッジを気流に対して傾斜させた状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図6】従来の分級エッジを気流と平行にした状態を示
す図である。
す図である。
1、5 気流分級装置 11 コアンダブロック 12 粗粉側ブロック 13 分級室 14 原料供給ノズル 15 流入口 16 整流板 17 分級エッジ 19 粉体出口 30 バルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 分級気流中に含まれた被分級原料をコア
ンダ効果に基づく粉体の飛行軌跡を利用して分級する気
流分級方法において、 前記被分級原料の分級室に流入した分級気流を、複数の
整流板で前記分級気流の流入方向に沿って整流し、 前記分級室から排出される分級気流を、複数の分級エッ
ジで前記分級気流の流出方向に沿って整流し、 前記分級エッジで分級された粒度分布の異なる産物を、
前記分級室の分級気流排出側の産物組合せ吸引手段によ
って所定数だけ組み合わせて吸引することにより、産物
の粒度分布を調節可能とすることを特徴とする気流分級
方法。 - 【請求項2】 前記産物組合せ吸引手段の吸引力を調整
することを特徴とする請求項1記載の気流分級方法。 - 【請求項3】 分級気流中に含まれた被分級原料をコア
ンダ効果に基づく粉体の飛行軌跡を利用して分級する気
流分級装置において、 前記被分級原料が供給される分級室の分級気流流入側
に、前記分級気流の流入方向に沿って複数の整流板が固
定され、 前記分級室の分級気流排出側に、前記分級気流の流出方
向に沿って分級エッジが固定され、 前記分級エッジで分級された粒度分布の異なる産物を所
定数だけ組み合わせて吸引する産物組合せ吸引手段が設
けられたことを特徴とする気流分級装置。 - 【請求項4】 前記産物組合せ吸引手段には、前記分級
エッジで分級された各産物の吸引力を調整する吸引力調
整手段が設けられたことを特徴とする請求項3記載の気
流分級装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133195A JPH08276159A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 気流分級方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133195A JPH08276159A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 気流分級方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276159A true JPH08276159A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13743406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8133195A Pending JPH08276159A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 気流分級方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276159A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090283452A1 (en) * | 2006-11-30 | 2009-11-19 | Palo Alto Research Center Incorporated | Method and apparatus for splitting fluid flow in a membraneless particle separation system |
| JP2017209613A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | Ckd株式会社 | 気流分級装置、及び気流分級装置に用いられる1次流路モジュール |
| KR20220055583A (ko) * | 2020-10-27 | 2022-05-04 | 동산파우텍(주) | 비대칭의 곡관형 가이드를 통해 효율성을 향상시킨 입자 분급기 |
| CN114746191A (zh) * | 2019-10-03 | 2022-07-12 | 凡留艾什技术股份有限公司 | 用于分选粉末颗粒的装置 |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP8133195A patent/JPH08276159A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090283452A1 (en) * | 2006-11-30 | 2009-11-19 | Palo Alto Research Center Incorporated | Method and apparatus for splitting fluid flow in a membraneless particle separation system |
| US8931644B2 (en) * | 2006-11-30 | 2015-01-13 | Palo Alto Research Center Incorporated | Method and apparatus for splitting fluid flow in a membraneless particle separation system |
| JP2017209613A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | Ckd株式会社 | 気流分級装置、及び気流分級装置に用いられる1次流路モジュール |
| CN114746191A (zh) * | 2019-10-03 | 2022-07-12 | 凡留艾什技术股份有限公司 | 用于分选粉末颗粒的装置 |
| KR20220055583A (ko) * | 2020-10-27 | 2022-05-04 | 동산파우텍(주) | 비대칭의 곡관형 가이드를 통해 효율성을 향상시킨 입자 분급기 |
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