JPH08276191A - 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード - Google Patents

水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード

Info

Publication number
JPH08276191A
JPH08276191A JP789296A JP789296A JPH08276191A JP H08276191 A JPH08276191 A JP H08276191A JP 789296 A JP789296 A JP 789296A JP 789296 A JP789296 A JP 789296A JP H08276191 A JPH08276191 A JP H08276191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica
seed
aqueous solution
added
recovering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP789296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kubota
康宏 窪田
Akira Ueda
晃 上田
Yukimitsu Sugawara
幸光 菅原
Takafumi Furukawa
孝文 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP789296A priority Critical patent/JPH08276191A/ja
Publication of JPH08276191A publication Critical patent/JPH08276191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリカ含有水溶液中のシリカを回収する際
に、シリカの回収効率を向上させながら、添加する添加
物の消費量を減少させるとともに、シリカ回収後の上澄
液における清澄性も向上させる。 【解決手段】 シリカ含有水溶液中にシリカ吸着性シー
ドを添加し、水溶液中のシリカをシードに吸着させた
後、シードを含む水溶液を固液分離し、固形分をシリカ
含有物として回収するシリカ回収法において、シードと
して陽イオン担持シリカコロイド、シリカゲル及びこれ
らの混合物からなる群から選択されるシードを用いると
ともに、該シードを添加した水溶液のpHを、水溶液の
シリカの過飽和分の少なくとも60%を該シードに吸着
させるように調整する。また、必要に応じて、反応の生
成物の上澄液に凝集剤を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地熱熱水を始めと
するシリカ(珪酸)含有水溶液中のシリカを吸着、回収
し、前記水溶液の流路におけるシリカスケールの生成を
防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地熱発電は、地中の高温地熱流体を噴出
させ、分離された水蒸気を用いて発電を行うものである
が、この場合、水蒸気とともにシリカを数百ppmの濃度
で含む地熱熱水が噴出する。噴出した地熱熱水は、地下
還元井を経て地中に還流されるが、地熱流体の温度が2
50℃〜350℃であるのに対し、還流される地熱熱水
の温度が97℃〜98℃と低温であるため、地熱熱水に
おけるシリカの溶解度は相対的に低下する。しかも、水
蒸気との分離に伴いシリカが濃縮されることから、地熱
熱水に含まれるシリカの一部は過飽和状態となる。
【0003】この過飽和シリカはシリカスケールとして
地熱発電所内の熱水経路や前記地下還元井の内壁等に析
出、付着しやすいため、熱交換器の熱効率低下や前記熱
水経路の閉塞、あるいは前記地下還元井の容量減少等の
原因となっている。しかも、このシリカスケールは前記
内壁等に強固に付着して除去が困難であるため、シリカ
スケールの付着が進行した場合には、前記熱水経路ある
いは地下還元井の使用を中断し、シリカスケールを除去
しなければならない。このように、地熱熱水中における
シリカの存在は、地熱熱水の利用上大きな障害となって
いる。
【0004】そこで、地熱熱水中に含有されるシリカを
除去し、前記熱水経路あるいは地下還元井に対するシリ
カスケールの付着を防止する目的で、従来より例えば特
開昭第63−1496号公報に開示された方法が知られ
ている。これは、地熱熱水の一部を滞留してシリカコロ
イドを生成させた後、滞留した地熱熱水と残りの地熱熱
水とを接触させることにより前記シリカコロイドに地熱
熱水中のシリカを吸着させ、成長したシリカコロイドを
限外濾過により回収するものである。
【0005】また、地熱熱水にアルミニウムや鉄等の多
価陽イオンを添加してシリカを凝集させ、この凝集シリ
カを核としてシリカコロイドを生成させた後、このシリ
カコロイドを浮上分離等により回収する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法のうち、特開昭第63−1496号公報に開示
の方法では、得られたシリカコロイドの粒径が小さいた
め、濾過膜の細孔径に近似の大きさのコロイドにより濾
過膜が閉塞する恐れがあった。また、多価陽イオンを添
加する方法では、使用する全ての地熱熱水に多価陽イオ
ンを添加する必要があるため、多量の多価陽イオンが必
要となりコストが増大するという問題があった。しか
も、上記方法では、いずれの場合も、シリカ回収後の上
澄液に白色の懸濁物質が浮遊し、その清澄性が低いとい
う点も問題となっていた。
【0007】従って、本発明の主たる目的は、地熱熱水
を始めとするシリカ含有水溶液中のシリカを回収する際
におけるシリカの回収効率の向上と、シリカの回収に際
してシリカ含有水溶液に添加する添加物の消費量の減少
である。本発明の他の目的は、シリカ回収後の上澄液に
おける清澄性の向上である。更に、本発明は、シリカ回
収に際して用いて好適なシードを提供することも目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリカを含有
する水溶液中にシリカ吸着性を有するシードを添加し、
前記水溶液中のシリカを前記シードに吸着させた後、前
記シードを含む水溶液を固液分離し、得られた固形分を
シリカ含有物として回収する水溶液中のシリカ回収方法
を提供する。ここで、予め調製した陽イオン担持シリカ
コロイド、シリカゲルおよびこれらの混合物からなる群
から選択されるシードを用いるとともに、該シードを添
加した水溶液のpHを、水溶液のシリカの過飽和分の少
なくとも60%を該シードに吸着させるように調整す
る。なお、本明細書にあっては、過飽和分に対する除去
割合(%)は、90℃での非晶質シリカの溶解度320
mg/lに基づいて算定したものを意味する。
【0009】上記陽イオン担持シリカコロイドは、シリ
カを含有する地熱熱水等の前記水溶液の一部を加熱濃縮
して得られたシリカコロイドに、多価陽イオンを接触さ
せることにより調製する。この場合、担持される多価陽
イオンは、アルミニウム、マグネシウムまたはカルシウ
ムイオンのいずれかから選択することが望ましい。一
方、シリカゲルは、一般の市販の粒状物で構わないが、
45μm以下の粒径を有するものが好ましい。
【0010】本発明では、このようなシードを添加して
得た水溶液のpHを所定の範囲に調整して、地熱熱水等
の水溶液中のシリカの過飽和部分の少なくとも60%を
該シードに吸着させるものであるが、このようなシリカ
除去割合は、前記水溶液のpHの範囲を、陽イオン担持
シリカコロイドからなるシードのみを用いる場合は7〜
10に、シリカゲルからなるシードを含めて用いる場合
は7〜8に調整することにより、達成することができ
る。また、この場合のシード添加量は、前記水溶液1リ
ットルに対するシリカの添加量が1g以上となる量が好
ましい。
【0011】また、上記の方法で上澄液における清澄性
を向上させるために、前記水溶液のpHの範囲の調整後
に、反応物の上澄液に凝集剤を必要に応じて添加する。
この種の凝集剤としては、例えばポリ塩化アルミニウム
もしくは有機高分子系凝集剤が好適に用いられる。この
ような凝集剤の添加より、上澄液中を浮遊する懸濁物質
が速やかに凝集沈降し、上澄液の清澄性が向上する。ま
た、懸濁物質の凝集沈降に伴い、上澄液中の溶存シリカ
濃度も低下する。
【0012】更に、固液分離により得られた固形分の一
部を再生シードとして再度前記水溶液中に添加してもよ
い。これによって、使用するシードの消費量が減少す
る。また、前記水溶液中における経時的なシリカの重合
を防止し、それに伴うシリカ回収率の低下を防止する目
的で、シードの添加に先立ち、採水直後の前記水溶液を
一旦アルカリ性とした後、前記シードの添加に際して中
性に戻してもよい。
【0013】このように、本発明においては、予め調製
した陽イオン担持シリカコロイド、好ましくは粒径45
μm以下のシリカゲル、およびこれらの混合物からなる
群から選択されるシードを用いるとともに、該シードを
添加した水溶液のpHを、水溶液のシリカの過飽和部分
の少なくとも60%を該シードに吸着させるように、好
ましくは陽イオン担持シリカコロイドシードのみの場合
には7〜10の範囲に、シリカゲルシードを含む場合は
7〜8に調整するようにし、水溶液中のシリカの回収効
率を向上させたものである。ここで、前記シードを多価
陽イオン担持シードとする場合は、その調製に多価陽イ
オンが必要となるが、本発明では、多価陽イオンを前記
水溶液中へ添加するのではなく、前記水溶液に添加する
前のシードにのみ添加するものであるので、多価陽イオ
ンの消費量は少なくて済む。
【0014】また、固液分離により得られた固形分の一
部を再生シードとして再度前記水溶液中に添加すること
によっても、シードの消費量が減少する。更に、前記水
溶液を、前記シードの添加に先立ち一旦アルカリ性とし
た後、前記シードの添加に際して中性に戻すことによ
り、前記水溶液中におけるシリカの重合と、それに伴う
シリカ回収率の低下が防止される。
【0015】更にまた、本発明は、シリカを含有する水
溶液からのシリカ回収に際して、シリカを含有する水溶
液中に添加して、水溶液中のシリカを吸着させるシード
において、シリカ含有水溶液の一部を加熱濃縮してシリ
カをゲル化させてシリカコロイドを生成し、該シリカコ
ロイドに多価陽イオンを担持させて生成されるシードを
提供する。ここで、多価陽イオンはアルミニウム、マグ
ネシウムまたはカルシウムのいずれかから選択される物
質のイオンであることが望ましい。このようなシードと
すると、シリカ含有水溶液自体をシードの原水として有
効利用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
種々の実施形態について更に詳しく説明する。本発明に
係る水溶液中のシリカ回収方法の第一の実施形態を図1
のフローチャートに示す。本実施形態では、まず、地中
より噴出したシリカを多量に含有する地熱熱水(シリカ
を含有する水溶液)1の一部を、図中符号Aで示す経路
を経て濃縮槽2-1内に流入させる。
【0017】濃縮槽2-1内に流入した地熱熱水は、含
有するシリカがコロイド状となるまで加熱濃縮され、シ
リカコロイドが形成される。また、その濃縮の過程で、
多価陽イオン(図中符号T)が例えば塩化物等の状態で
添加され、その結果、濃縮槽2-1内にて、シリカコロ
イドを含有し、かつ多価陽イオンを担持する多価陽イオ
ン担持シード(以下、「担持シード」と略称する。)S
1が調製される。そして、この担持シードS1は、ついで
シード貯槽2-2に移送される。
【0018】ここで、濃縮槽2-1内に多価陽イオンT
を添加し、担持シードS1とする理由は、多価陽イオン
Tの担持により、シリカコロイドのみをシードとした場
合に比べ、シードのシリカ吸着能力が向上するためであ
る。なお、多価陽イオンTは、アルミニウムイオン、マ
グネシウムイオンまたはカルシウムイオンのいずれかか
ら選択されることが望ましい。
【0019】一方、地熱熱水1の大部分は図中符号Bで
示す経路を経て反応槽3に流入され、かつそのpHは、
pH調整装置4から適宜供給されるpH調整剤により、
pH=7〜10、より望ましくは7〜9の範囲内に維持
される。ここで、地熱熱水1のpHを上記範囲内とする
理由は、この範囲内では地熱熱水1中のシリカの重合速
度が速く、シードに対するシリカの吸着が相対的に容易
となり、かつ地熱熱水1のpHが中性に近いため、pH
の調整も容易となるためである。多価陽イオンの種類と
調整pHの関連について言及すると、アルミニウムイオ
ンを用いた場合は、上記のpH範囲でシリカ吸着能力は
殆ど変わらないが、カルシウムイオンの場合は上記の範
囲ではpHが9より大きくなると、シリカ除去効果が高
まる。しかし、カルシウムイオンはアルミニウムイオン
もしくはマグネシウムイオンと比較すると、シリカ除去
効果は低い。一方、マグネシウムイオンは、pHが8よ
り大きくなるとアルミニウムイオンよりもシリカ除去効
果は大きくなるが、最大値は9から10付近で、それ以
上では効果が弱まる。
【0020】地熱熱水1のpH調整後、担持シードS1
を反応槽3に流入させ、反応槽3内にて、担持シードS
1と反応させる。また、反応槽3への担持シードS1の添
加量については、本発明者らの研究によれば、1リット
ルの地熱熱水1に対し、少なくともシリカに換算して1
g相当の担持シードS1が添加されていれば、実用上問
題ない程度のシリカ回収効果が期待できるという結果が
得られている。
【0021】反応後の混合液は反応槽3から固液分離装
置5に流入され、固液分離装置5にて、シリカを主成分
とするスラッジ6(固相)とシリカ含有率の低い低シリ
カ熱水7(液相)とに分離される。ここで、スラッジ6
と低シリカ熱水7との分離に際しては、自然沈降等容易
かつ確実な方法が適用可能である。
【0022】こうして分離されたスラッジ6の一部は、
多価陽イオンTが担持された再生シードS2として、図
中符号Cで示す経路を経て反応槽3内に還流され、再度
地熱熱水1と反応させられる。その結果、再生シードS
2に地熱熱水1中のシリカが吸着され、更に、固液分離
装置5にて、スラッジ6と低シリカ熱水7とに分離され
る。このスラッジ6の一部は再度再生シードS2として
反応槽3に還流、使用される。そして、上記工程を繰り
返すことにより、地熱熱水1中のシリカが、高い回収効
率で連続的に回収される。
【0023】更に、本発明に係る方法では、固液分離に
より得られたスラッジ6の一部を再生シードS2として
再度反応槽2に添加することにより、シードの消費量を
減少させている。地熱熱水1に対する担持シードS1
たは再生シードS2の添加量がシリカに換算して熱水1
リットル当り最低1gと少量で済むことも、シード消費
量の減少に貢献している。
【0024】加えて、本実施形態の場合には、シードS
1として地熱熱水1の一部を加熱濃縮して得られたシリ
カコロイドを用いることにより、地熱熱水1自身をシー
ドS1として有効に利用できる。また、多価陽イオンT
をシードS1とする熱水にのみ添加すればよいため、多
価陽イオンTの消費量が少くて済むという効果もある。
【0025】一方、上記工程において再生シードS2
して使用されないスラッジ6は脱水槽8にて脱水され、
高シリカ産物9として、建設材料等その他に有効利用さ
れる。また、低シリカ熱水7は、脱水槽8から排出され
た水分とともに、図示しない地下還元井あるいは熱交換
器等に送られる。
【0026】図2は、本発明に係る水溶液中のシリカ回
収方法の第二の実施形態を示すフローチャートである。
この実施形態では、シードS1としては粒径45μm以
下のシリカゲルを用い、シード貯槽等を設けず、反応槽
3内にこのシードS1を直接添加して地熱熱水1と反応
させている点のみが第一の実施形態と異なる。ここで、
粒径45μm以下のシリカゲルをシードとして使用する
理由は、このような粒径とすると、シードS1のシリカ
吸着能力が大きく向上し、45μmより大径のシードを
反応させた場合に比べ、反応後の上澄液中のシリカ濃度
がかなり低下するからである。これは、シード粒径の縮
小に伴う比表面積の増大等が原因となっていると考えら
れる。
【0027】また、反応槽3へのシードS1の添加量
は、第一の実施形態の場合と同様であるが、反応槽3内
における地熱熱水1のpHは、シード添加後に7から8
の範囲に調整するのが好ましく、例えばpHが9と高く
なると、粒径を上記範囲とした効果が現れず、またシリ
カが溶解して反応後のシリカ濃度が高くなってしまう。
【0028】図3は、本発明に係る水溶液中のシリカ回
収方法の第三の実施形態を示すフローチャートである。
本実施形態は、固液分離装置5にてシリカを主成分とす
るスラッジ6と上澄液とに分離した後に、上澄液に所定
量の凝集剤Gを添加し、上澄液中を浮遊する懸濁物質を
凝集沈降させる点のみが第一の実施形態と異なる。
【0028】ここで用いる凝集剤Gとしては、ポリ塩化
アルミニウムもしくはポリアクリルアミド系、変性ポリ
アクリルアミド系凝集剤等の有機高分子系凝集剤が好ま
しく、これらを単独でもしくは併用して使用する。凝集
剤の添加量は、上澄液の懸濁度、要求される清澄性の度
合等に応じて、適宜、選択する。このように凝集剤Gを
添加すると、懸濁物質が凝集沈降して上澄液の清澄性が
向上するばかりではなく、上澄液中の溶存シリカ濃度も
低下する。この清澄性が向上した上澄液は、シリカ含有
率の低い低シリカ熱水7として、脱水槽8から排出され
た水分とともに、図示しない地下還元井あるいは熱交換
器等に送られる。
【0029】図4は、本発明に係る水溶液中のシリカ回
収方法の第四の実施形態を示すフローチャートである。
この実施形態では、第二の実施形態における場合と同様
に、シード貯槽等を設けず、所定粒径のシリカゲルから
なるシードS1を反応槽3内に直接添加して地熱熱水1
と反応させるとともに、第三の実施形態における場合と
同様に、固液分離装置5にて分離した上澄液に所定量の
凝集剤Gを添加して上澄液中を浮遊する懸濁物質を凝集
沈降させている。反応槽3へのシードS1の添加量、反
応槽3内における地熱熱水1のpH範囲は、第二の実施
形態の場合と同様であるが、シリカゲルの粒径に依存し
て必要な凝集剤の量は異なる。すなわち、シリカ回収効
率を高めるべく、シリカゲルの粒径をより小さくする
と、一般に上澄液の濁度が増し、必要な凝集剤の添加量
は増大する。一方、シリカゲルの粒径を大径のものとす
ると、逆に上澄液の濁度は低下し、必要な凝集剤の添加
量は減少する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例によって更に詳
細に説明する。実施例1 40リットルの地熱熱水を容器にとり、これを加熱器で
沸騰加熱させて、840ミリリットルになるまで蒸発濃
縮する一方、アルミニウムおよびカルシウムの塩化物試
薬を金属イオン濃度として1000ppmになるように
蒸留水にそれぞれ溶かしたものを、上記濃縮の過程で添
加し、各金属イオンを担持させたシードをそれぞれ調製
した。ここで、塩化物試薬を溶かした蒸留水の添加量
は、金属イオン担持シードとして熱水に添加したときに
金属イオン濃度が50ppmになるように算定されたも
のとした。また、比較のために、上記の蒸発濃縮により
製造したシリカコロイドのみからなる熱水シードを用意
した。
【0031】上記のようにして調製した金属イオン担持
シードを、熱水960ミリリットルに対して金属イオン
担持シード40ミリリットルの割合で地熱熱水に添加し
た。このときのシリカ量は、調整後の熱水シードで2
5.1gシリカ/リットル(原地熱熱水のシリカ濃度5
28ppmの47.6倍)であるので、添加後の溶液中
に1.006gシリカ/リットルとなる。また、シリカ
コロイドのみからなるシードについても同様に地熱熱水
に添加し、両者のシリカ除去効果を比較した。その結果
を次の表1に示す。
【表1】
【0032】この表1から、金属イオン担持シードは、
シリカコロイドのみをシードとした場合に比べ、反応後
の上澄液中のシリカ濃度が、10〜100ppm程度低
下することが分かる。また、表1から、担持シードのシ
リカ吸着能力は、実験を行ったpH7の場合は、アルミ
ニウムイオンを金属イオンとして用いた方が、カルシウ
ムイオンを用いるよりも高くなることが分かる。
【0033】実施例2 シードとして粒径45μm以下のシリカゲルと45μm
より大径のシードを用意し、それぞれ図2の場合のよう
に、地熱熱水と直接反応させ、シリカ除去効果を比較し
た。その結果を表2に示す。なお、表2では、pHは無
調整(約7.2)としている。
【表2】
【0034】この表から明かなように、粒径45μm以
下のシリカゲルシードを用いた場合は、45μmより大
径のシリカゲルシードを反応させた場合に比べ、反応後
の上澄液中のシリカ濃度が約70ppm程度低下した。
この原因としては、シード粒径の縮小に伴う比表面積の
増大等が考えられる。
【0035】さらに、シードの粒径の影響について、更
に5、10、30、50μmの4種類の粒径のシリカゲ
ルシード(和光製薬製「Wakogel LC」)を用いて、地熱
熱水のシリカ回収バッチ試験を行った。試験の手順は前
述したものと同様であるが、シード添加量、反応時間は
表3のように変更した。結果を同じく表3に示す。
【表3】
【0036】これから明らかなように、粒径が5および
10μmの場合は、シリカ除去効果が大きく、518〜
522ppmの初期シリカ濃度を379〜400ppm
まで低減させたが、粒径が30および50μmの場合
は、430ppm程度までしか低減しなかった。一方、
濁度については、粒径が5および10μmの場合は、清
澄性は悪いが、粒径が30および50μmの場合は透明
であった。なお、上記の実験ではpHを無調整とした
が、pHを9とした場合についてもpH以外は上記と同
じ条件とした実験を行った。その結果、反応後のシリカ
濃度は450ppm程度であり、十分な結果は得られな
かった。これは、pHが9と大きくなるとシリカが溶解
してくるためであると考えられる。また、pH9でのシ
リカゲルシードの粒径の差によるシリカ濃度への影響は
ほとんど認められなかった。
【0037】実施例3 図3もしくは図4に示す実施形態を例証すべく、上澄液
に対する凝集剤の添加の影響を調べた。担持シードを用
いた一例から比較的濁っていて浮遊物が認められる上澄
液を用意した。凝集剤としてはポリ塩化アルミニウム
(以下「PAC」と略称する。)と市販のポリアクリル
アミド系凝集剤(三井サイテック社「A130」、以下
「A130」と略称する。)とを併用し、上記上澄液1
mlあたり総量にして0.5〜5mgを添加した。その
結果を次の表4に示す。
【表4】
【0038】表4から明らかなように、凝集剤を添加す
ると、懸濁物質が凝集沈降して上澄液の清澄性が向上す
るばかりではなく、上澄液中の溶存シリカ濃度も低下し
ている。
【0039】実施例4 地熱熱水を採水し、直後にアルカリ性とし、かつそのp
Hを、シードの添加に際して中性に戻してから反応させ
た。結果を表5に示す。
【表5】
【0040】この場合、採水直後に何等処理を行わない
地熱熱水に比べ、地熱熱水中のシリカ回収効率は若干な
がら向上している。これは、地熱熱水を採水直後にアル
カリ性とすることにより、採水から反応までの期間にお
けるシリカの重合と、それに伴うシリカ回収率の低下が
防止されたためと考えられる。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の水溶液中の
シリカ回収方法によれば、予め調製した陽イオン担持シ
リカコロイド及びシリカゲルからなる群から選択される
シードを用いるとともに、該シードを添加した水溶液の
pHを、水溶液のシリカの過飽和部分の少なくとも60
%を該シードに吸着させるように、調整するようにした
ので、水溶液中のシリカの回収効率を十分に向上させる
ことができる。また、シリカの回収に際して使用される
多価陽イオン等の添加物の消費量も少なくて済む。
【0042】また、シードを多価陽イオン担持シードと
する場合は、その調製に多価陽イオンが必要となるが、
本発明では、多価陽イオンを前記水溶液中へ添加するの
ではなく、地熱熱水水溶液に添加する前のシードにのみ
添加するものであるので、多価陽イオンの消費量は少な
くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の第二の実施形態を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の第三の実施形態を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第四の実施形態を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 地熱熱水 2-1 濃縮槽 2-2 シード貯槽 3 反応槽 4 pH調整装置 5 固液分離装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F03G 4/00 551 F03G 4/00 551 E21B 43/00 (72)発明者 古川 孝文 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカを含有する水溶液中にシリカ吸着
    性シードを添加して反応させて、前記水溶液中のシリカ
    を該シードに吸着させ、ついで、得られた前記シードを
    含む水溶液を固液分離し、固形分をシリカ含有物として
    回収する水溶液中のシリカ回収方法において、前記シー
    ドとして陽イオン担持シリカコロイド、シリカゲル及び
    これらの混合物からなる群から選択されるシードを用い
    るとともに、該シードを添加した水溶液のpHを、水溶
    液のシリカの過飽和分の少なくとも60%を該シードに
    吸着させるように調整することを特徴とするシリカ回収
    方法。
  2. 【請求項2】 前記陽イオン担持シリカコロイドは、前
    記シリカ含有水溶液の一部を加熱濃縮してシリカをゲル
    化させてシリカコロイドを生成し、該シリカコロイドに
    多価陽イオンを担持させて生成したものであることを特
    徴とする請求項1記載のシリカ回収方法。
  3. 【請求項3】 前記多価陽イオンがアルミニウム、マグ
    ネシウムまたはカルシウムのいずれかから選択される物
    質のイオンである請求項2記載のシリカ回収方法。
  4. 【請求項4】 陽イオン担持シリカコロイドのみを前記
    シードとして用いる場合、前記水溶液のpHの範囲を7
    〜10に調整して反応させることを特徴とする請求項1
    ないし3の何れか1項に記載の水溶液中のシリカ回収方
    法。
  5. 【請求項5】 シリカゲルのみをシードとして用いる場
    合、該シリカゲルを45μm以下の粒径を有するものと
    し、前記水溶液のpH範囲を7〜8に調整することを特
    徴とする請求項1記載のシリカ回収方法。
  6. 【請求項6】 前記反応の生成物の上澄液に凝集剤を添
    加することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項
    に記載のシリカ回収方法。
  7. 【請求項7】 固液分離により得られた固形分の一部を
    再生シードとして再度前記水溶液中に添加することを特
    徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のシリカ
    回収方法。
  8. 【請求項8】 前記シードが添加される前記水溶液を、
    採水直後にアルカリ性として前記水溶液中におけるシリ
    カの重合を停止させた後、前記シードの添加に際して中
    性に戻すことを特徴とする請求項1ないし7の何れか1
    項に記載のシリカ回収方法。
  9. 【請求項9】 前記シードを、前記水溶液1リットルに
    対するシリカの添加量が1g以上となるよう前記水溶液
    に添加することを特徴とする請求項1ないし8の何れか
    1項に記載のシリカ回収方法。
  10. 【請求項10】 前記凝集剤として、ポリ塩化アルミニ
    ウム、有機高分子系凝集剤から選択される物質を用いる
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 シリカを含有する水溶液からのシリカ
    回収に際して、シリカを含有する水溶液中に添加して、
    水溶液中のシリカを吸着させるシードにおいて、前記シ
    リカ含有水溶液の一部を加熱濃縮してシリカをゲル化さ
    せてシリカコロイドを生成し、該シリカコロイドに多価
    陽イオンを担持させて生成されるシード。
  12. 【請求項12】 前記多価陽イオンがアルミニウム、マ
    グネシウムまたはカルシウムのいずれかから選択される
    物質のイオンである請求項11記載のシード。
JP789296A 1995-02-06 1996-01-19 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード Pending JPH08276191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP789296A JPH08276191A (ja) 1995-02-06 1996-01-19 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-18300 1995-02-06
JP1830195 1995-02-06
JP7-18301 1995-02-06
JP1830095 1995-02-06
JP789296A JPH08276191A (ja) 1995-02-06 1996-01-19 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08276191A true JPH08276191A (ja) 1996-10-22

Family

ID=27277790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP789296A Pending JPH08276191A (ja) 1995-02-06 1996-01-19 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08276191A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11239702A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Mitsubishi Materials Corp 地熱熱水からの懸濁物質回収方法、装置およびこれを用いた地熱発電設備
JPH11244867A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Mitsubishi Materials Corp シリカ含有地熱熱水処理方法
JPH11285602A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Mitsubishi Materials Corp 地熱熱水からの懸濁物質回収装置および方法
JP2001324296A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Kurita Water Ind Ltd 開放循環式冷却設備
JP2004243174A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Kurita Water Ind Ltd シリカ除去装置及びシリカ含有水の処理方法
JP2005334856A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 排水の処理方法
US7691347B2 (en) 2007-09-19 2010-04-06 Freeport-Mcmoran Corporation Silica removal from pregnant leach solutions
JP2011147847A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Kurita Water Ind Ltd シリコンウエハエッチング排水の処理方法及び処理装置
JP2013126619A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Fuji Electric Co Ltd 水処理装置
JP2014210252A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 株式会社ササクラ 水溶液の蒸発処理方法
CN104276707A (zh) * 2013-07-08 2015-01-14 笹仓机械工程有限公司 水溶液的蒸发处理方法
JP2017189777A (ja) * 2017-07-31 2017-10-19 株式会社ササクラ 水溶液の蒸発処理方法
CN120058135A (zh) * 2025-01-24 2025-05-30 西安交通大学 一种用于同步去除废水中钙硅的晶种、其制备方法及核晶造粒工艺

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11239702A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Mitsubishi Materials Corp 地熱熱水からの懸濁物質回収方法、装置およびこれを用いた地熱発電設備
JPH11244867A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Mitsubishi Materials Corp シリカ含有地熱熱水処理方法
JPH11285602A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Mitsubishi Materials Corp 地熱熱水からの懸濁物質回収装置および方法
JP2001324296A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Kurita Water Ind Ltd 開放循環式冷却設備
JP2004243174A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Kurita Water Ind Ltd シリカ除去装置及びシリカ含有水の処理方法
JP2005334856A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 排水の処理方法
US8506673B2 (en) 2007-09-19 2013-08-13 Freeport-Mcmoran Corporation Silica removal from pregnant leach solutions
US7691347B2 (en) 2007-09-19 2010-04-06 Freeport-Mcmoran Corporation Silica removal from pregnant leach solutions
JP2011147847A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Kurita Water Ind Ltd シリコンウエハエッチング排水の処理方法及び処理装置
JP2013126619A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Fuji Electric Co Ltd 水処理装置
JP2014210252A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 株式会社ササクラ 水溶液の蒸発処理方法
US10329166B2 (en) 2013-04-05 2019-06-25 Sasakura Engineering Co., Ltd. Evaporative treatment method for aqueous solution
CN104276707A (zh) * 2013-07-08 2015-01-14 笹仓机械工程有限公司 水溶液的蒸发处理方法
JP2015013268A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 株式会社ササクラ 水溶液の蒸発処理方法
JP2017189777A (ja) * 2017-07-31 2017-10-19 株式会社ササクラ 水溶液の蒸発処理方法
CN120058135A (zh) * 2025-01-24 2025-05-30 西安交通大学 一种用于同步去除废水中钙硅的晶种、其制备方法及核晶造粒工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2913308C (en) Wastewater treatment processes employing high rate chemical softening systems
JPH08276191A (ja) 水溶液中のシリカ回収方法および該方法に用いるシード
CN101801513A (zh) 处理高pH硅石盐水的方法
WO2010021903A1 (en) Method for removing silica from evaporator concentrate
CA2857053C (en) Process for treating water by removing ions and filtering agglomerates through a sorbent bed
JP4223870B2 (ja) 浄水処理方法
JP2010046626A (ja) 固液分離装置
KR960000649B1 (ko) 재생흡착제로부터의 회분분리
JP2010082546A (ja) 水処理装置および水処理方法
NO317246B1 (no) Fremgangsmate for fysikalsk-kjemisk behandling av avlop, spesielt av overflatevann for konsum
CN114988542B (zh) 一种用于化混污泥高速沉降的磁絮凝剂的制备方法
JP5770830B2 (ja) 天然凝集剤を使用するバラスト凝集による水処理法
Xu et al. New insights into membrane fouling in coagulation-ultrafiltration by cake characteristics analysis: A case study with PACl-Al13 and PACl
CN111039480B (zh) 一种矿井水降盐的方法及装置
JPH0724475A (ja) 水溶液中のシリカ回収法
JPH1034161A (ja) SiO2 含有廃水の処理方法
CN211497269U (zh) 一种矿井水降盐的装置
JP3373033B2 (ja) 水中のリン除去方法
CN214167680U (zh) 煤矿矿井水排放系统
JP2002336875A (ja) 水中のリンの回収方法及び装置
JP3496773B2 (ja) 有機性汚水の高度処理方法及び装置
CN209210526U (zh) 一种脱硫废水处理系统重金属污泥减量的设备
JP2018118192A (ja) 水処理システム及び水処理方法
JP2002263640A (ja) 水中のホウ素除去方法
JP2543892B2 (ja) 中空糸膜フィルタ逆洗水の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020205