JPH08276267A - 自動溶接装置のトーチ角度調整装置 - Google Patents
自動溶接装置のトーチ角度調整装置Info
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- JPH08276267A JPH08276267A JP7881495A JP7881495A JPH08276267A JP H08276267 A JPH08276267 A JP H08276267A JP 7881495 A JP7881495 A JP 7881495A JP 7881495 A JP7881495 A JP 7881495A JP H08276267 A JPH08276267 A JP H08276267A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 100
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 22
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 10
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 description 1
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層盛溶接用の自動溶接装置に設置され溶接
用トーチの角度を変更する自動溶接装置のトーチ角度調
整装置において、溶接用トーチの角度調整を容易にし、
更に溶接用トーチ自体の固定と、狙いとするトーチ角度
への調整とを可能とする自動溶接装置のトーチ角度調整
装置を提供する。 【構成】 扇状に湾曲されその外周部分に円弧ラック9
を備えた扇状ガイド部7と、このガイド部にその円弧に
沿って移動化可能に係合し溶接トーチ15を保持するト
ーチ取付部材10と、このトーチ取付部材10に取り付
けられ円弧ラック9に噛合するピニオン12と、トーチ
取付部材10におけるガイド部7の内周部に接触する部
分に設けられた銅板11とを有する。この銅板11がガ
イド部7の内周面に摺動し、ピニオン12がその回転に
より円弧ラック9に沿って移動することにより、トーチ
取付部材10がガイド7に沿って移動する。
用トーチの角度を変更する自動溶接装置のトーチ角度調
整装置において、溶接用トーチの角度調整を容易にし、
更に溶接用トーチ自体の固定と、狙いとするトーチ角度
への調整とを可能とする自動溶接装置のトーチ角度調整
装置を提供する。 【構成】 扇状に湾曲されその外周部分に円弧ラック9
を備えた扇状ガイド部7と、このガイド部にその円弧に
沿って移動化可能に係合し溶接トーチ15を保持するト
ーチ取付部材10と、このトーチ取付部材10に取り付
けられ円弧ラック9に噛合するピニオン12と、トーチ
取付部材10におけるガイド部7の内周部に接触する部
分に設けられた銅板11とを有する。この銅板11がガ
イド部7の内周面に摺動し、ピニオン12がその回転に
より円弧ラック9に沿って移動することにより、トーチ
取付部材10がガイド7に沿って移動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開先のある厚鋼板(厚
さ16mm〜25mm程度)の溶接部において、開先角
度0°〜50°の範囲で多層盛溶接を行う場合に使用さ
れる自動溶接装置に好適のトーチ角度調整装置に関し、
特に、種々の開先条件に左右されずに各層毎に溶接用ト
ーチの角度を変更することによって溶接部への狙い位置
を決定することができる自動溶接装置のトーチ角度調整
装置に関する。
さ16mm〜25mm程度)の溶接部において、開先角
度0°〜50°の範囲で多層盛溶接を行う場合に使用さ
れる自動溶接装置に好適のトーチ角度調整装置に関し、
特に、種々の開先条件に左右されずに各層毎に溶接用ト
ーチの角度を変更することによって溶接部への狙い位置
を決定することができる自動溶接装置のトーチ角度調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接用トーチ角度調整装置はトー
チ支持部の近傍を回転させており、捩り位置回転のた
め、上下・前後調整代を大きくとる必要があった。
チ支持部の近傍を回転させており、捩り位置回転のた
め、上下・前後調整代を大きくとる必要があった。
【0003】また、多層盛溶接用の自動調整装置におけ
る溶接用トーチの角度調整機構としては、予め溶接ワイ
ヤの開先部への狙い位置を中心とし、溶接用トーチの移
動角度(0°〜50°)を満たしている専用の扇状ガイ
ドを設けたものがある。
る溶接用トーチの角度調整機構としては、予め溶接ワイ
ヤの開先部への狙い位置を中心とし、溶接用トーチの移
動角度(0°〜50°)を満たしている専用の扇状ガイ
ドを設けたものがある。
【0004】図7は従来のトーチ角度調整装置を示す模
式図である。溶接対象の垂直に対向する鋼板16の溶接
ワイヤの狙い位置8に向けて溶接用トーチ15が配置さ
れている。このトーチ15は溶接用トーチ取付部材10
に支持されており、このトーチ取付部材10は扇状に湾
曲したガイド7に係合し、ガイド7に沿って移動可能に
なっている。溶接用トーチ取付部材10に対するトーチ
位置は垂直方向トーチ調整部4aと、水平方向トーチ調
整部4bとにより調整することができるようになってい
る。
式図である。溶接対象の垂直に対向する鋼板16の溶接
ワイヤの狙い位置8に向けて溶接用トーチ15が配置さ
れている。このトーチ15は溶接用トーチ取付部材10
に支持されており、このトーチ取付部材10は扇状に湾
曲したガイド7に係合し、ガイド7に沿って移動可能に
なっている。溶接用トーチ取付部材10に対するトーチ
位置は垂直方向トーチ調整部4aと、水平方向トーチ調
整部4bとにより調整することができるようになってい
る。
【0005】図8に示す従来の他のトーチ角度調整装置
は、垂直方向トーチ調整部4a及び水平方向トーチ調整
部4bにより位置調整可能に支持されたトーチ支持部1
8に、トーチ15が揺動可能に支持されている。
は、垂直方向トーチ調整部4a及び水平方向トーチ調整
部4bにより位置調整可能に支持されたトーチ支持部1
8に、トーチ15が揺動可能に支持されている。
【0006】この従来のトーチ角度調整装置において
は、この扇状ガイド7上を滑らせて所定の角度に調整
し、位置決め後、調整部4a、4bの固定ボルトを締め
ることにより、扇状ガイドの任意の位置で溶接トーチ取
付部材0を固定することができる。
は、この扇状ガイド7上を滑らせて所定の角度に調整
し、位置決め後、調整部4a、4bの固定ボルトを締め
ることにより、扇状ガイドの任意の位置で溶接トーチ取
付部材0を固定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来装置においては、移動動作と固定の作業動作が必要で
ある。また、トーチの固定については半自動溶接用トー
チを固定する場合、位置決めが難しく、これが著しく作
業性を阻害していた。
来装置においては、移動動作と固定の作業動作が必要で
ある。また、トーチの固定については半自動溶接用トー
チを固定する場合、位置決めが難しく、これが著しく作
業性を阻害していた。
【0008】上述のボルト締め方式での溶接用トーチ角
度調整では、ボルトのみで溶接用トーチ固定部材を固定
し、また移動させているために、操作上の不具合な点が
生じていた。
度調整では、ボルトのみで溶接用トーチ固定部材を固定
し、また移動させているために、操作上の不具合な点が
生じていた。
【0009】それは溶接用トーチを完全に固定させるた
めに、ボルト締めを確実にする必要があるため、余分な
負荷を必要とし、なお且つ固定自体も嵌め込み部分のガ
タのため不完全であり、溶接時に溶接ワイヤの送袷不安
定を生じたり、溶接ビード形状にも影響を及ぼす虞があ
る。
めに、ボルト締めを確実にする必要があるため、余分な
負荷を必要とし、なお且つ固定自体も嵌め込み部分のガ
タのため不完全であり、溶接時に溶接ワイヤの送袷不安
定を生じたり、溶接ビード形状にも影響を及ぼす虞があ
る。
【0010】また、溶接用トーチの移動に対しても溶接
用トーチ取付部材と扇状ガイドとの嵌め込み部分の干渉
から円滑な回転移動は得られず、更に狙いとするトーチ
角度に合わせにくいという欠点があり、操作時間のロス
にも波及していた。
用トーチ取付部材と扇状ガイドとの嵌め込み部分の干渉
から円滑な回転移動は得られず、更に狙いとするトーチ
角度に合わせにくいという欠点があり、操作時間のロス
にも波及していた。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、溶接用トーチの角度調整を容易にし、更に
溶接用トーチ自体の固定と、狙いとするトーチ角度への
調整とを可能とする自動溶接装置のトーチ角度調整装置
を提供することを目的とする。
のであって、溶接用トーチの角度調整を容易にし、更に
溶接用トーチ自体の固定と、狙いとするトーチ角度への
調整とを可能とする自動溶接装置のトーチ角度調整装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動溶接装
置のトーチ角度調整装置は、多層盛溶接用の自動溶接装
置に設置され溶接用トーチの角度を変更する自動溶接装
置のトーチ角度調整装置において、扇状に湾曲されその
外周部分に円弧ラックを備えたガイド部と、このガイド
部にその円弧に沿って移動可能に係合し溶接トーチを保
持するトーチ保持部と、このトーチ保持部に取り付けら
れ前記円弧ラックに噛合するピニオンと、前記トーチ保
持部における前記ガイド部の内周部に接触する部分に設
けられた摺動板とを有し、この摺動板がガイド部内周面
に摺動し前記ピニオンがその回転により前記円弧ラック
に沿って移動することにより、前記トーチ保持部が前記
ガイドに沿って移動することを特徴とする。
置のトーチ角度調整装置は、多層盛溶接用の自動溶接装
置に設置され溶接用トーチの角度を変更する自動溶接装
置のトーチ角度調整装置において、扇状に湾曲されその
外周部分に円弧ラックを備えたガイド部と、このガイド
部にその円弧に沿って移動可能に係合し溶接トーチを保
持するトーチ保持部と、このトーチ保持部に取り付けら
れ前記円弧ラックに噛合するピニオンと、前記トーチ保
持部における前記ガイド部の内周部に接触する部分に設
けられた摺動板とを有し、この摺動板がガイド部内周面
に摺動し前記ピニオンがその回転により前記円弧ラック
に沿って移動することにより、前記トーチ保持部が前記
ガイドに沿って移動することを特徴とする。
【0013】この場合に、前記トーチ保持部には、前記
溶接トーチの相対的位置を調整するトーチ位置調整手段
が設けられていることが好ましい。また、前記摺動板と
しては、銅板を使用することができる。
溶接トーチの相対的位置を調整するトーチ位置調整手段
が設けられていることが好ましい。また、前記摺動板と
しては、銅板を使用することができる。
【0014】
【作用】本発明においては、溶接ワイヤの狙い位置を中
心とする溶接用トーチの移動角度(0°〜50°)を満
足する扇状ガイド部を使用し、この扇状ガイド部の外周
部分に扇状ガイド部の円弧に沿って円弧ラックを備えて
いる。溶接用トーチ保持部には扇状ガイドとの間に銅板
等の摺動板を嵌め込み、この摺動板と溶接用トーチ保持
部とは一体組み付けし、摺動板が扇状ガイド部と接触す
るようになっている。そして、溶接用トーチ保持部には
扇状ガイドに形成している弧状ラックと同一ピッチの小
型ピニオンを設けている。
心とする溶接用トーチの移動角度(0°〜50°)を満
足する扇状ガイド部を使用し、この扇状ガイド部の外周
部分に扇状ガイド部の円弧に沿って円弧ラックを備えて
いる。溶接用トーチ保持部には扇状ガイドとの間に銅板
等の摺動板を嵌め込み、この摺動板と溶接用トーチ保持
部とは一体組み付けし、摺動板が扇状ガイド部と接触す
るようになっている。そして、溶接用トーチ保持部には
扇状ガイドに形成している弧状ラックと同一ピッチの小
型ピニオンを設けている。
【0015】これにより、小型ピニオンは適度な負荷を
加えるだけで回転が自由であり、ピニオン軸には回転用
ノブを配し、この回転ノブを廻すことにより扇状ガイド
外周上を円滑に且つ安定的に移動することができる。こ
のようにして、溶接用トーチの固定と、トーチ角度の調
整とが可能である。
加えるだけで回転が自由であり、ピニオン軸には回転用
ノブを配し、この回転ノブを廻すことにより扇状ガイド
外周上を円滑に且つ安定的に移動することができる。こ
のようにして、溶接用トーチの固定と、トーチ角度の調
整とが可能である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
る自動溶接装置のトーチ角度調整装置を示す正面図、図
2は同じくその右側面図である。また、図3はトーチ角
度調整装置を拡大して示す正面図、図4は同じくその右
側面図である。
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
る自動溶接装置のトーチ角度調整装置を示す正面図、図
2は同じくその右側面図である。また、図3はトーチ角
度調整装置を拡大して示す正面図、図4は同じくその右
側面図である。
【0017】図2、3に示すように、溶接すべき鋼板1
6が垂直に対向するように配置されており、上方の鋼板
16に1対の走行レール2がマグネット17により固定
されている。この走行レール2は水平に延びるパイプで
あって、鋼板16間の開先(溶接狙い位置8)に平行に
配置されている。
6が垂直に対向するように配置されており、上方の鋼板
16に1対の走行レール2がマグネット17により固定
されている。この走行レール2は水平に延びるパイプで
あって、鋼板16間の開先(溶接狙い位置8)に平行に
配置されている。
【0018】台車部1には上下に対向する位置に複数対
のレール走行車輪6が装着されていて、この各対のレー
ル走行車輪6が走行レール2を挟むようにして走行レー
ル2に係合し、これにより台車部1が走行レール2に支
持されるようになっている。走行車輪6は駆動モータ
(図示せず)から動力を伝達されて回転駆動され、その
回転により台車がレール2に沿って左右方向に移動す
る。
のレール走行車輪6が装着されていて、この各対のレー
ル走行車輪6が走行レール2を挟むようにして走行レー
ル2に係合し、これにより台車部1が走行レール2に支
持されるようになっている。走行車輪6は駆動モータ
(図示せず)から動力を伝達されて回転駆動され、その
回転により台車がレール2に沿って左右方向に移動す
る。
【0019】台車部1には制御部3が設置されており、
この制御部3は各種溶接施行条件の変更及び切替えを実
行できる各種操作スイッチ類も具備している。
この制御部3は各種溶接施行条件の変更及び切替えを実
行できる各種操作スイッチ類も具備している。
【0020】また、台車部1の下方には倣い部5が台車
部1に固定されて設置されており、この倣い部5にはロ
ーラ20が適宜のアームを介して取り付けられており、
溶接中に自動溶接装置が所定の開先部分から外れないよ
うにするために、溶接鋼板にローラ20を転動させるよ
うになっている。
部1に固定されて設置されており、この倣い部5にはロ
ーラ20が適宜のアームを介して取り付けられており、
溶接中に自動溶接装置が所定の開先部分から外れないよ
うにするために、溶接鋼板にローラ20を転動させるよ
うになっている。
【0021】走行台車部1は走行レール2と倣いローラ
20の組合せにより溶接箇所から外れずに追随すること
ができる。
20の組合せにより溶接箇所から外れずに追随すること
ができる。
【0022】溶接用トーチ角度調整装置においては、扇
状ガイド7は溶接用ワイヤの狙い位置8を中心とする円
弧状をなし、その円弧長は角度90°未満である。実際
の溶接施工においては、溶接用トーチ角は0°〜50°
程度で行うことができるので、円弧長は90°未満で十
分である。しかも、円弧長を90°以上にすると溶接せ
んとする鋼板16との干渉が生じる虞がある。
状ガイド7は溶接用ワイヤの狙い位置8を中心とする円
弧状をなし、その円弧長は角度90°未満である。実際
の溶接施工においては、溶接用トーチ角は0°〜50°
程度で行うことができるので、円弧長は90°未満で十
分である。しかも、円弧長を90°以上にすると溶接せ
んとする鋼板16との干渉が生じる虞がある。
【0023】台車部1に固定された溶接倣い部5には、
その上方に円弧状に湾曲して延びる扇状ガイド7が固定
されている。そして、この扇状ガイド7には溶接トーチ
取付部材10が係合している。扇状ガイド7の外周部分
には、移動用の円弧ラック9が取り付けられている。ま
た、扇状ガイド7の内周部分には、トーチ取付部材10
をガイド7に沿って案内移動させるための溝21が形成
されている。
その上方に円弧状に湾曲して延びる扇状ガイド7が固定
されている。そして、この扇状ガイド7には溶接トーチ
取付部材10が係合している。扇状ガイド7の外周部分
には、移動用の円弧ラック9が取り付けられている。ま
た、扇状ガイド7の内周部分には、トーチ取付部材10
をガイド7に沿って案内移動させるための溝21が形成
されている。
【0024】図5はトーチ取り付け部材10と扇状ガイ
ド7との係合状態を示す背面図であり、図6は図5の底
面図である。トーチ取り付け部材10における扇状ガイ
ド7の内周部側には、溶接用トーチ取付部材10を扇状
ガイド7に保持するための摺動部材としての銅板11が
嵌め込まれている。この銅板11は溶接用トーチ取付部
材10が扇状ガイド7上を円滑に移動できるようにする
ためのものであり、扇状ガイド7との間の抵抗が極力小
さいものであれば、銅板以外の材質の摺動部材を使用す
ることもできる。この銅板11は扇状ガイド7の内面部
の溝21に嵌合している。
ド7との係合状態を示す背面図であり、図6は図5の底
面図である。トーチ取り付け部材10における扇状ガイ
ド7の内周部側には、溶接用トーチ取付部材10を扇状
ガイド7に保持するための摺動部材としての銅板11が
嵌め込まれている。この銅板11は溶接用トーチ取付部
材10が扇状ガイド7上を円滑に移動できるようにする
ためのものであり、扇状ガイド7との間の抵抗が極力小
さいものであれば、銅板以外の材質の摺動部材を使用す
ることもできる。この銅板11は扇状ガイド7の内面部
の溝21に嵌合している。
【0025】溶接用トーチ取付部材10における扇状ガ
イド7の外面部側には、円弧ラック9に噛合するピニオ
ン12が取り付けられており、このピニオン12は円弧
ラック9と同一のピッチを有する。この小型ピニオン1
2は回転自由であり、端部にはピニオン12を回転させ
るためのノブ13が設けられている。
イド7の外面部側には、円弧ラック9に噛合するピニオ
ン12が取り付けられており、このピニオン12は円弧
ラック9と同一のピッチを有する。この小型ピニオン1
2は回転自由であり、端部にはピニオン12を回転させ
るためのノブ13が設けられている。
【0026】また、溶接トーチ取り付け部材10におけ
る扇状ガイド7の外面部側には、薄い銅板14が配置さ
れており、この薄い銅板14と銅板11とで扇状ガイド
7を挟み、これらの銅板11、14が扇状ガイド7に摺
動して取付部材10が移動する。
る扇状ガイド7の外面部側には、薄い銅板14が配置さ
れており、この薄い銅板14と銅板11とで扇状ガイド
7を挟み、これらの銅板11、14が扇状ガイド7に摺
動して取付部材10が移動する。
【0027】取付部材10には溶接トーチ15が所定の
角度をなすように配設されている。即ち、取付部材10
が扇状ガイド7の円弧の垂直接線が接する位置に位置し
ているときに、トーチ15は水平方向に向いている。そ
して、このとき、トーチ15は鋼板16間の溶接狙い位
置8に整合している。扇状ガイド7の円弧は、取付部材
10がガイド7に沿って移動したときに、このトーチ1
5の延長線が常に狙い位置8を通るような曲率を有して
いる。トーチ15の取付部材10に対する相対位置は、
上下方向等に適宜調整できるようになっている。
角度をなすように配設されている。即ち、取付部材10
が扇状ガイド7の円弧の垂直接線が接する位置に位置し
ているときに、トーチ15は水平方向に向いている。そ
して、このとき、トーチ15は鋼板16間の溶接狙い位
置8に整合している。扇状ガイド7の円弧は、取付部材
10がガイド7に沿って移動したときに、このトーチ1
5の延長線が常に狙い位置8を通るような曲率を有して
いる。トーチ15の取付部材10に対する相対位置は、
上下方向等に適宜調整できるようになっている。
【0028】次に、このように構成された自動溶接装置
のトーチ角度調整装置の動作について説明する。小型ピ
ニオン12に連結されている回転ノブ13を回転させる
ことにより、小型ピニオン12が円弧ラック9上を回転
してトーチ取り付け部材10がガイド7に沿って移動す
る。これにより溶接用トーチ15が溶接狙い位置8を中
心として回転移動できることとなる。
のトーチ角度調整装置の動作について説明する。小型ピ
ニオン12に連結されている回転ノブ13を回転させる
ことにより、小型ピニオン12が円弧ラック9上を回転
してトーチ取り付け部材10がガイド7に沿って移動す
る。これにより溶接用トーチ15が溶接狙い位置8を中
心として回転移動できることとなる。
【0029】また、溶接用トーチ15の保持は回転ノブ
13を廻し終えた位置で保持される。これは溶接用トー
チ取付部材10と円弧ラック9との間に薄銅板14を挟
んでいるために、緊密に密着されているからである。そ
のために、位置決め精度も向上し、溶接時に溶接用トー
チの振れが発生することも抑制される。
13を廻し終えた位置で保持される。これは溶接用トー
チ取付部材10と円弧ラック9との間に薄銅板14を挟
んでいるために、緊密に密着されているからである。そ
のために、位置決め精度も向上し、溶接時に溶接用トー
チの振れが発生することも抑制される。
【0030】このように、溶接用トーチ取付部材10と
扇状ガイド7との間に薄銅板14を挟み、銅板14の押
付け力を調整することにより、取付部材10を扇状ガイ
ド7の外周上の任意の位置で確実に固定できる。
扇状ガイド7との間に薄銅板14を挟み、銅板14の押
付け力を調整することにより、取付部材10を扇状ガイ
ド7の外周上の任意の位置で確実に固定できる。
【0031】また、銅板11は溶接用トーチ取付部材1
0と扇状ガイド7との間に嵌め込むのであるが、このこ
とにより双方の結合部材としての役割を果たす。また、
溶接用トーチ取付部材10の側面方向より銅板に対して
止めネジ19で押し付け、この押し付け力の加減により
ガイド7に対する密着性を高め、更に円滑な移動を促進
することもできる。
0と扇状ガイド7との間に嵌め込むのであるが、このこ
とにより双方の結合部材としての役割を果たす。また、
溶接用トーチ取付部材10の側面方向より銅板に対して
止めネジ19で押し付け、この押し付け力の加減により
ガイド7に対する密着性を高め、更に円滑な移動を促進
することもできる。
【0032】薄銅板14は銅板11と同様に溶接用トー
チ取付部材10と扇状ガイド7との間に嵌め込み、銅板
11側の止めネジの押し付け力を吸収して密着性を高
め、更に移動抵抗を軽減する役割を果たす。
チ取付部材10と扇状ガイド7との間に嵌め込み、銅板
11側の止めネジの押し付け力を吸収して密着性を高
め、更に移動抵抗を軽減する役割を果たす。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る溶接
用トーチ角度調整装置によれば、溶接用トーチの角度調
整が容易であり、特に開先のある厚鋼板の突き合わせ溶
接については、自動溶接装置による多層盛溶接が可能に
なる。また、溶接用トーチの角度変更が容易に行えるよ
うになることから、溶接品質についても溶接用トーチの
振れが極めて小さいため、安定した溶接ビード外観が得
られ、溶接作業性も向上する。
用トーチ角度調整装置によれば、溶接用トーチの角度調
整が容易であり、特に開先のある厚鋼板の突き合わせ溶
接については、自動溶接装置による多層盛溶接が可能に
なる。また、溶接用トーチの角度変更が容易に行えるよ
うになることから、溶接品質についても溶接用トーチの
振れが極めて小さいため、安定した溶接ビード外観が得
られ、溶接作業性も向上する。
【図1】本発明の実施例に係る自動溶接装置のトーチ角
度調整装置の正面図である。
度調整装置の正面図である。
【図2】同じくその右側面図である。
【図3】本実施例のトーチ角度調整装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】同じくその右側面図である。
【図5】トーチ取付部材及び扇状ガイドの係合状態を示
す背面図である。
す背面図である。
【図6】図5の底面図である。
【図7】従来のトーチ角度調整装置を示す図である。
【図8】従来の他のトーチ角度調整装置を示す図であ
る。
る。
1:自動溶接台車 2:走行レール 3:制御部 4a:垂直方向トーチ調整部 4b:水平方向トーチ調整部 5:倣い部 6:レール走行車輪 7:扇状ガイド 9:円弧ラック 10:溶接用トーチ取付部材 11:銅板 12:小型ピニオン 13:回転ノブ 14:薄銅板 15:溶接用トーチ 16:鋼板 17:レール固定マグネット 18:トーチ支持部 19:押し付け止めネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 多層盛溶接用の自動溶接装置に設置され
溶接用トーチの角度を変更する自動溶接装置のトーチ角
度調整装置において、扇状に湾曲されその外周部分に円
弧ラックを備えたガイド部と、このガイド部にその円弧
に沿って移動可能に係合し溶接トーチを保持するトーチ
保持部と、このトーチ保持部に取り付けられ前記円弧ラ
ックに噛合するピニオンと、前記トーチ保持部における
前記ガイド部の内周部に接触する部分に設けられた摺動
板とを有し、この摺動板がガイド部内周面に摺動し前記
ピニオンがその回転により前記円弧ラックに沿って移動
することにより、前記トーチ保持部が前記ガイドに沿っ
て移動することを特徴とする自動溶接装置のトーチ角度
調整装置。 - 【請求項2】 前記トーチ保持部には、前記溶接トーチ
の相対的位置を調整するトーチ位置調整手段が設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の自動溶接装置
のトーチ角度調整装置。 - 【請求項3】 前記摺動板は、銅板であることを特徴と
する請求項1又は2に記載の自動溶接装置のトーチ角度
調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078814A JP3011868B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 自動溶接装置のトーチ角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP7078814A JP3011868B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 自動溶接装置のトーチ角度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276267A true JPH08276267A (ja) | 1996-10-22 |
| JP3011868B2 JP3011868B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13672318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078814A Expired - Lifetime JP3011868B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 自動溶接装置のトーチ角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3011868B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-04-04 JP JP7078814A patent/JP3011868B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP3011868B2 (ja) | 2000-02-21 |
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