JPH0827631B2 - 電子楽器のパラメ−タ設定装置 - Google Patents

電子楽器のパラメ−タ設定装置

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JPH0827631B2
JPH0827631B2 JP61025232A JP2523286A JPH0827631B2 JP H0827631 B2 JPH0827631 B2 JP H0827631B2 JP 61025232 A JP61025232 A JP 61025232A JP 2523286 A JP2523286 A JP 2523286A JP H0827631 B2 JPH0827631 B2 JP H0827631B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電子楽器のパラメータ設定装置に係わり、特
に、パラメータの値をスイッチ等を用いて段階的に設定
するものにおいてパラメータ値指定用のスイッチを大幅
に増加させることなく多段階に設定可能にしたパラメー
タ設定装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、電子楽器には楽音制御や各種機能制御のため
に種々のパラメータが用いられており、かかるパラメー
タの値を設定するパラメータ設定装置の一例が実開昭58
−10496号公報に記載されている。この公報に記載され
ているパラメータ設定装置は、設定可能な複数のパラメ
ータ値にそれぞれ対応して複数(第3図の実施例では8
個)の押ボタンスイッチPBO乃至PB7を設け、この押ボタ
ンスイッチPBO乃至PB7のいずれか1つを演奏者が押圧す
ることにより、パラメータが押圧された押しボタンスイ
ッチに割当てられている値に設定されるようになってい
る。
〈発明の解決しようとする問題点〉 上述した従来のパラメータ設定装置は、設定可能なパ
ラメータの各値にそれぞれ対応してスイッチを設けてい
たので、設定可能なパラメータ値を増加させ、パラメー
タ値を細かく設定可能にするには、スイッチの数を大幅
に増加させなければならなかった。かかるスイッチの増
加は、演奏者によるパラメータ値指定操作の操作性を損
うという問題点に加え、スイッチを配設する操作パネル
が複雑かつ大型化することから電子楽器の製造原価が上
昇するという問題点もあった。
したがって、本発明は、パラメータの値を細かく設定
可能にしても良好な操作性を維持でき、しかも操作パネ
ルの複雑化および大型化を必要としない電子楽器のパラ
メータ設定装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明に係わる電子楽器のパラメータ設定装置は、楽
音を制御する楽音制御用または電子楽器の各種機能を制
御する機能制御用の複数種類のパラメータの値を設定す
る電子楽器のパラメータ設定装置において、上記パラメ
ータの種類毎に設けられ、該パラメータの値を第1の所
定値間隔で複数段階に指定可能な複数のパラメータ値指
定操作子と、上記複数種類のパラメータに対して共通に
設けられ、上記パラメータ値指定操作子で指定可能な各
値間を、上記第1の所定値より小さな値の第2の所定値
間隔で指定するパラメータ値変更指定操作子と、上記パ
ラメータ値指定操作子で指定したパラメータの種類を表
すパラメータ種類データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶されたパラメータ種類データを、上記複数
のパラメータ値指定操作子の何れかによってパラメータ
の値が指定される毎に、該指定したパラメータ値指定操
作子に対応するパラメータの種類を表すパラメータ種類
データに更新する記憶制御手段と、操作されたパラメー
タ値指定操作子に対応する種類のパラメータの値を設定
するとともに、上記記憶手段に記憶されたパラメータ種
類データが表す種類のパラメータの値を、上記パラメー
タ値変更指定操作子の指定に基づき設定するパラメータ
値設定手段とを備えたことを要旨とする。
〈作用および効果〉 上記構成に係わる電子楽器のパラメータ設定装置にあ
っては、パラメータの設定にあたり、まず、パラメータ
値指定操作子でパラメータ値を指定する。このパラメー
タ値指定操作子は第1の所定値間隔でパラメータ値を指
定するので、パラメータ値指定操作子では第1の所定値
を単位としてパラメータ値の概数が指定される。
次に、パラメータ値指定操作子で指定したパラメータ
値と該パラメータ値の上方、あるいは下方のパラメータ
値との間の値を安定したいときは、パラメータ値変更指
定操作子でパラメータの変更値を指定する。このパラメ
ータ値変更指定操作子は上記第1の所定値より小さな値
の第2の所定値を単位としてパラメータの変更値を指定
可能なので、パラメータ値変更指定操作子で指定した変
更値に基づきすでにパラメータ値指定操作子で指定され
ているパラメータ値を変更させると、変更後のパラメー
タ値は、パラメータ値指定操作子で指定可能な概数間の
値に設定される。
ここで、パラメータ値指定操作子で指定可能なパラメ
ータ値をm個とするとパラメータ値指定操作子はこのm
に対応した大きさになり、パラメータ値変更指定操作子
で指定可能な変更値をn個とするとパラメータ値変更指
定操作子もこのnに対応した大きさになる。そこで、従
来のパラメータ設定装置において本発明と同じ細かさの
パラメータ値を設定しようとすると、従来のパラメータ
設定装置の大きさは、 {(m−1)・n+m}=m(N+1)−n に対応した大きさになる。これに対して、本発明に係わ
るパラメータ設定装置は、m+nに対応した大きさにし
かならない。すなわち、従来のパラメータ設定装置では
mとnとの積に対応した大きさになるのに対し、本発明
に係わるパラメータ設定装置ではnとnとの和に対応し
た大きさにしかならず、本発明ではパラメータ設定装置
の小型化を図ることができる。
その結果、パラメータを設定するとき、演奏者は小型
化されたパラメータ設定装置を操作すればよく、パラメ
ータ設定時の操作性を向上させることができる。また、
パラメータ設定装置を小型化できるので、操作パネルも
小型化され、電子楽器の製造原価を低下させることがで
きる。
また、本発明に係わるパラメータ設定装置では、複数
のパラメータ値指定操作子に対して、共通のパラメータ
値変更指定操作子を設けている。そして、パラメータ値
指定操作子で指定したパラメータの種類を更新記憶して
いる。このため、パラメータ値指定操作子の指定に対応
した種類のパラメータの値を常に設定することができ
る。
〈実施例〉 以下、図面に基づき発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
この実施例は本発明を電子鍵盤楽器に適用したものであ
る。同図において、1は共通バスを示しており、中央演
算装置(CPU)3はこの共通バス1を介してプログラム
メモリ(ROM)5に記憶されているプログラム命令を所
定の順序で読み出し、該プログラム命令を実行する。こ
のプログラムメモリ5には電子楽器を初期化するための
プログラムの他に、操作パネル100のスイッチ操作状態
やソロ鍵盤(SK)200,上鍵盤(UK)201および下鍵盤(L
K)202の鍵操作状態を検出するためのプログラム等を記
憶している。中央演算装置3は、操作パネル100のスイ
ッチ操作状態の検出結果および各鍵盤200,201,202の鍵
操作状態の検出結果に基づきデータおよびワーキングメ
モリ(データ&ワーキングRAM)300を用いて所定のデー
タ処理を行い、操作パネル100で指定された音色デー
タ,音量データ等のパラメータおよび各鍵盤200,201,20
2で押圧された鍵に関するキーデータをバス1を介して
楽音発生回路(T.G.)400に転送する。楽音発生回路400
は供給されるキーデータおよび音色データ,音量データ
等に基づき所定の楽音信号を形成する。こうして形成さ
れた楽音信号はサウンドシステム(S.S.)500に供給さ
れて発音される。
次に、操作パネル100の詳細な構成を説明する。この
操作パネル100には、ソロ鍵盤200の押鍵により発生する
楽音の音色を選択するためのSK音色選択スイッチ群101
と、上鍵盤201の押鍵により発生するスペシャル系の楽
音の音色を選択するためのUKスペシャル音色選択スイッ
チ群102と、上鍵盤201の押鍵により発生するオーケスト
ラ系の楽音の音色を選択するためのUKオーケストラ音色
選択スイッチ群103と、下鍵盤202の押鍵により発生する
楽音の音色を選択するためのLK音色選択スイッチ群104
とが設けられており、さらに各音色選択スイッチ群101,
102,103,104によって音色が選択される各音群の楽音の
音量レベルを指定するためのSK音群用音量指定スイッチ
群110、UKスペシャル音群用音量指定スイッチ群120、UK
オーケストラ音群用音量指定スイッチ群130、LK音群用
音量指定スイッチ群140がそれぞれ上記各音色選択スイ
ッチ群101,102,103,104に対応して設けられている。こ
れらの音量指定スイッチ群110,120,130,140はそれぞれ
パラメータ値指定操作子を構成しており、したがって本
実施例は複数のパラメータ値指定操作子を有している。
これらの各音量指定スイッチ群110,120,130,140は、
7段階のボリューム値に対応する7個の自己復帰型押ボ
タンスイッチPB1乃至PB7と各押ボタンスイッチPB1乃至P
B7に対応して設けられた7個の発光ダイオード(LED)I
D1乃至ID7とをそれぞれ有しており、いずれかの押ボタ
ンスイッチPB1乃至PB7が押されると対応する発光ダイオ
ードID1乃至ID7が発光し押圧された押ボタンスイッチPB
1乃至PB7を表示する。
操作パネル100はさらにマルチメニュー部150を有して
おり、このマルチメニュー部150はマルチメニューに関
連するその他の操作子群160とともに機能する。しかし
ながら、上記各音量指定スイッチ群110,120,130,140で
すでに指定されたボリューム値の微調整を行うときは、
マルチメニューに関連するその他の操作子群160を操作
する必要はない。
ここでマルチメニュー部150によって上述のボリュー
ム値の微調整を行う場合の概略を説明する。この実施例
においては、各音量指定スイッチ群110,120,130,140に
おける押ボタンスイッチPB1乃至PB7で段階的に設定でき
るボリューム値LVLの間を4等分した値を単位として微
調整が可能となっている。すなわち、押ボタンスイッチ
PB1乃至PB7により指定可能な8段階の各ボリューム値LV
Lを、例えば別表に示したように,「0」,「4」,
「8」,「12」,「16」,「20」,「24」であるとする
と、マルチメニュー部15によって、押ボタンスイッチPB
1乃至PB7により指定される各ボリューム値LVLの間を4
等分した値の、「1,2,3」,「5,6,7」,「9,10,11」,
「13,14,15」,「17,18,19,」,「21,22,23」の変更し
た各ボリューム値SVLが指定可能になる。これらの各ボ
リューム値の指定に際しては、マルチメニュー部15の増
加ボタン151または減少ボタン152を押圧する。増加ボタ
ン151または減少ボタン152が増加または減少させたい段
階数だけ押圧されると、上記ボリューム値LVLは押圧さ
れた数だけ増加または減少し、変更されたボリューム値
SVL(例えば「VOLUME=21」)は、「VOLUME CONTROL」
の表示とともにマルチメニュー部150のディスプレイ153
に表示される。したがって、このマルチメニュー部150
は上記パラメータ値変更指定操作子を構成しており、本
実施例では単一のマルチメニュー部150が4組の音量指
定スイッチ群110,120,130,140に共通して使用される。
その結果、各音量指定スイッチ群110,120,130,140毎に
パラメータ値変更指定操作子を設ける場合に比べて操作
パネル100の簡素化を図ることができる。
なお、ディスプレイ153には上記ボリューム値の表示
に加えて該ボリューム値の設定対象となる音群を表わす
音群データを表示してもよい。また、各音量指定スイッ
チ群110,120,130,140においては、マルチメニュー部150
によりボリューム値LVLが変更されると、変更後のボリ
ューム値SVLに対応した発光ダイオードID1乃至ID7が点
灯するが、この場合に点灯する発光ダイオードID1乃至I
D7とボリューム値SVLとの関係は別表に示されているよ
うに、変更されたボリューム値SVLが変更前の各ボリュ
ーム値LVLの中央値2,6,10,14,18,22を示すときは該中間
値の両側のボリューム値LVLに対応した2つの発光ダイ
オードID1乃至ID7が同時に点灯し、それ以外の中間値の
場合は両側のボリューム値LVLのうち近接している値LVL
に対応した発光ダイオードID1乃至ID7が点灯する。
操作パネル100にはマルチメニューに関連するその他
の操作子群160に加えて、その他の操作子群170が設けら
れており、マルチメニューに関連するその他の操作子と
してはビブラートに関するパラメータ等の設定操作子が
あり、その他の操作子としてはマスタボリューム用操作
子、各種効果のオン、オフスイッチ等がある。
操作パネル100はプリセットスイッチ部(PRSW)180を
さらに有しており、このプリセットスイッチ部180は書
き込み用スイッチMとともに8個のプリセットスイッチ
PR1乃至PR8を具えている。各プリセットスイッチPR1乃
至PR8の上側には各プリセットスイッチPR1乃至PR8に対
応して発光ダイオードID11乃至ID18が配設されており、
これらの発光ダイオードID11乃至ID18は、対応するプリ
セットスイッチPR1乃至PR8が選択されたとき点灯する。
次に、データおよびワーキングメモリ300の記憶構成
について説明する。音色データレジスタ301は各音色選
択スイッチ群101等により選択された音色データTCDATA
(SK),TCDATA(US),TCDATA(UO),TCDATA(LK)をそ
れぞれ記憶するものであり、楽音発生回路400はこれら
の音色データTCDATA(SK)等に基づき対応する鍵盤200,
201,202の鍵操作により発生される楽音の音色が決定さ
れる。
音量データレジスタ302は各音量指定スイッチ群110等
により指定されたボリューム値LVLに対応する音量デー
タVLDATA(SK),VLDATA(US),VLDATA(UO),VLDATA(L
K)またはマルチメニュー部150の操作により指定された
ボリューム値SVLに対応する音量データVLDATA(SK)等
をそれぞれ記憶するものであり、これらの音量データVL
DATA(SK)等も楽音発生回路400に送出され、楽音発生
回路400は対応する鍵盤200,201,202の鍵操作により発生
される楽音の音量を定める。
データおよびワーキングメモリ300は操作中の音量指
定スイッチ群110等に対応する音群データVLTCとボリュ
ームフラグVLFLGとをそれぞれ記憶するためのレジスタ3
03,304を有しており、ボリュームフラグVLFLGが立てら
れていると、マルチメニュー部150はボリューム値LVLの
微調整に使用され、レジスタ303に書き込まれている音
群データVLTCに対応するボリューム値が調整される。
上記各鍵盤200,201,202の押圧された鍵に関するキー
データおよびその他の操作子群170の操作に基づくパラ
メータについてのデータは、キーデータ等に関するレジ
スタ305に記憶され、楽音発生回路400は上記キーデータ
に基づきサウンドシステム500で発音される楽音の音高
を定め、その他の操作子群170の操作に基づくパラメー
タによりトータルボリューム値および各種効果等を制御
する。
これに対して、プリセットレジスタ307は各プリセッ
トスイッチPR1乃至PR8に対応してプリセットされる1組
のパラメータデータ(音色データ、音量データ、その他
操作子群170により指定されたパラメータに関するデー
タ)PRMEMORY(1)乃至プリセットメモリPRMEMORY
(8)をそれぞれ記憶するためのものであり、書き込み
用スイッチMを押圧するか否かにより、各レジスタ30
1、302,305に記憶されているデータ(キーデータを除
く)を1組のパラメータデータとして、プリセットレジ
スタ306に書き込まれているプリセットスイッチPR1乃至
PR8の番号に対応するレジスタに書き込むか、プリセッ
トレジスタ306に書き込まれているプリセットスイッチP
R1乃至PR8の番号に対応する1組のパラメータデータPRM
EMORY(1)乃至プレセットメモリPRMEMORY(8)を各
レジスタ301、302,305に送出する。
次に、かかる構成の操作パネル100を具えた電子楽器
の作用をマルチメニュー部150に注目して説明する。第
2図(A)乃至(E)は上記一実施例のフローチャート
であり、まず、メインプログラムのフローを第2図
(A)に基づき説明する。
電子楽器のメインスイッチがオンになると、中央処理
装置3は、各音群に関する標準的な音色データ、音量デ
ータ等を含む初期化データを図示しないパラメータメモ
リから読出してデータおよびワーキングメモリ300に供
給してこれをレジスタ301,302にそれぞれ書き込むとと
もに、他のレジスタ303乃至307をクリアする(ステップ
P2)。続いて、各音群の音色選択スイッチ群101,102,10
3,104の各スイッチを順次走査し、各スイッチ群101,10
2,103,104においていずれかの音色選択スイッチがオン
操作されたことを検出すると、この音色選択スイッチに
対応する音色データTCDATAをレジスタ301の操作された
音色選択スイッチの音群に対応するアドレスにそれぞれ
書き込とともに、レジスタ301に記憶されている各音群
(SK,US,UO,LK)の音色データTCDATA(SK)乃至TCDATA
(LK)を楽音発生回路400に出力する(ステップP3)。
この各音色選択スイッチ群の走査、処理(ステップP
3)が終了すると、続いて、各音群の音量指定スイッチ
群110,120,130,140の押ボタンスイッチPB1乃至PB7を順
次走査し、各スイッチ群110乃至140においていずれかの
押ボタンスイッチPB1乃至PB7が押圧されたことを検出す
ると、後に第2図(B)に関して詳述するボリュームデ
ータVLDATAの書き込み処理等を行う(ステップP4)。
各音群の音量指定スイッチ群の走査、処理(ステップ
P4)が終了すると、マルチメニュー部150の増加スイッ
チ151および減少スイッチ152を走査し、これらのスイッ
チ151,152が押圧されたことを検知すると、後に第2図
(C),(E)に関して詳述するマルチメニュー部に関
する処理を行う(ステップP5)。
上記マルチメニュー部150に関する走査、処理(ステ
ップP5)が終了すると、プリセットスイッチ部180の走
査を行い、プリセットスイッチPR1乃至PR8、書き込み用
スイッチMが操作されたことを検知すると、第2図
(D)に関して後に詳述するプリセットスイッチ群に関
する処理を行う(ステップP6)。
プリセットスイッチ群に関する走査、処理(ステップ
P6)が終了すると、マルチメニューに関するその他の操
作子群160の走査を行い、いずれかの操作子が操作され
たことを検知すると、操作された操作子160を判別して
上記マルチメニュー部150の走査、処理(ステップP5)
に備える(ステップP7)。
上記マルチメニューに関するその他の操作子群の走
査、処理(ステップP7)が終了すると、その他の操作子
群170を走査し、いずれかのその他の操作子が操作され
たときは、該操作子に関する所定の処理を行う(ステッ
プP8)。
上記その他の操作子群に関する走査、処理が終了する
と、ソロ鍵盤200、上鍵盤201、下鍵盤202の各鍵スイッ
チを走査し、いずれかの鍵盤200,201,202で鍵が押圧さ
れた場合は、該押圧された鍵に関するキーデータを楽音
発生回路400に送出する等の処理を行う(ステップP
9)。
上記各鍵盤の走査、処理(ステップP9)が終了する
と、上記各音色選択スイッチの走査、処理(ステップP
3)に戻り、以後ステップP3乃至ステップP9の各処理を
繰り返す。
次に、各音量指定スイッチ群110,120,130,140の押ボ
タンスイッチPB1乃至PB7が押圧されたときの処理を説明
する。各音量指定スイッチ群110,120,130,140の押ボタ
ンスイッチPB1乃至PB7(以下の説明では音量指定スイッ
チ群110の押ボタンスイッチPB2が押圧された場合を例に
して説明する)が押圧されると、上記ステップP4におい
て検知され、第2図(B)のフローチャートに示された
サブルーチンプログラムに分岐する。すなわち、音量指
定スイッチ群オンイベントにおいては、まず、押圧され
た押ボタンスイッチPB1乃至PB7の属する音量指定スイッ
チ群110に対応するSK鍵盤音群(SK)を表わす音群デー
タVLTCをレジスタ303に書き込み(ステップP12)、続い
て押圧された押ボタンスイッチPB2により指定されたボ
リューム値「4」に対応するボリュームデータVLDATAが
レジスタ302内の上記音群データVLTCが表わす音群(S
K)に対応するアドレスに書き込まれる(ステップP1
3)。この後、上記レジスタ302内に書き込まれたボリュ
ームデータVLDATA(SK)は楽音発生回路400に送出され
(ステップP14)、しかる後、押圧された押ボタンスイ
ッチPB2に対応する発光ダイオードID2が点灯される(ス
テップP15)。発光ダイオードID2の点灯後、レジスタ30
4内のボリュームフラグVLFLGが「1」にセットされ(ス
テップP16)、その後、ディスプレイ153に、「VOLUME C
ONTROL」の表示とともに、上記ボリュームデータVLDATA
(SK)の値が、「VALUE=4」と表示される(ステップP
17)。
次に、上記サブルーチンプログラムにより設定された
ボリュームデータVLDATA(SK)の微調整を行う場合を説
明する。まず、上記ボリュームデータVLDATA(SK)の値
を2段階上昇させてボリューム値(6)に変更する場合
を例にして説明を続ける。
演奏者がマルチメニューに関するその他の操作子群16
0を操作することなく増加スイッチ151を押圧すると、メ
インルーチンのステップP5において増加スイッチオンイ
ベントが検出されて、第2図(C)に示すサブルーチン
が実行される。このサブルーチンにおいては、まず、ボ
リュームフラグVLFLGが「1」か否かが判別される(ス
テップP22)。この場合、ボリュームフラグVLFLGは上記
ステップP16で「1」にセットされているので、ステッ
プP22の判別結果はイエスとなり、レジスタ302内の各音
群に関するボリュームデータVLDATA(SK)乃至VLDATA
(LK)のうちレジスタ303の音群データVLTCが表わす音
群に対応するボリュームデータVLDATA(SK)を読み出
し、このボリュームデータVLDATA(SK)の「4」値に
「1」を加算してをボリューム値「5」を示すボリュー
ムデータVLDATA(SK)に変更した後再びレジスタ302に
記憶する(ステップP23)。なお、ボリューム値の最高
値は「24」としているので、すでにボリュームデータVL
DATAが「24」になっているときには、ボリュームデータ
VLDATAは増加されない。
ボリュームデータVLDATA(SK)の変更後、該変更され
たボリュームデータVLDATA(SK)は楽音発生回路400に
供給され(ステップP24)、続いて別表に示されている
関係にしたがいボリュームデータVLDATA(SK)の値
「5」に対応して発光ダイオードID2が点灯される(ス
テップP25)。この後、ディスプレイ153には、「VLUME
CONTROL」の表示とともに、変更されたボリュームデー
タVLDATA(SK)の値「5」が、「VALUE= 5」と表示
される(ステップP26)。
このように、増加ボタン151を1回押圧すると、ボリ
ュームデータVLDATAの値が「1」だけ増加するので、ボ
リュームデータVLDATA(SK)の値を「6」に変更するた
めにはさらに増加ボタン151を押圧する必要がある。増
加ボタン151が再度押圧されると、上記ステップP22乃至
ステップP26が繰り返され、ボリュームデータVLDATA(S
K)の値が「6」に更新されてディスプレイ153の表示
が、「VOLUME CONTROL」とともに「VALUE= 6」とな
る。
一方、マルチメニューに関するその他の操作子群160
が操作された後増加ボタン151が押圧された場合には、
第2図(D)で詳述されるように、レジスタ304のボリ
ュームフラグVLFLGが「0」にリセットされるので(ス
テップP31)、ステップP22の判別結果はノーとなり、マ
ルチメニューに関するその他の操作子160に対応したパ
ラメータの値を増加させる処理が実行される(ステップ
P27)。
これに対して、上記ボリュームデータVLDATA(SK)の
値を減少させる場合は、マルチメニューに関するその他
の操作子群160を操作することなく、減少ボタン152を押
圧する。減少ボタン152のオンイベントが検出される
と、第2図(C)に示す減少ボタンオンイベントに関す
るサブルーチンが実行され、この減少スイッチオンイベ
ントのサブルーチンにあっても、ボリュームフラグVLFL
Gが「1」か否かがまず判別される(ステップP28)。マ
ルチメニューに関するその他の操作子群160を操作する
ことなく減少ボタン152を押圧した場合はステップP28の
判別結果がイエスとなるので、ステップP29に進む。こ
のステップP29では、上述のステップP28と同様にしてレ
ジスタ302からレジスタ303の音群データVLTCに基づきボ
リュームデータVLDATA(SK)を読み出し、このボリュー
ムデータVLDATA(SK)の値「4」から「1」を減算して
ボリュームデータVLDATA(SK)の値を「3」に変更した
後レジスタ302に記憶する。なお、ボリュームデータVLD
ATAの最低値は「0」としているので、すでにボリュー
ムデータVLDATAが「0」になっているときは、ボリュー
ムデータVLDATAの減算は行われない。この後、上記増加
ボタン151が押圧された場合と同様にステップP24乃至ス
テップP26が実行され、メインプログラムに戻る。この
とき、音量指定スイッチ群110の発光ダイオードは別表
の関係にしたがいID2が点灯し、また、ディスプレイ153
には、「VOLUME CONTROL」とともに、「VALUE= 3」
が表示される。なお、ボリューム値を更に下げる場合
は、減少スイッチ152を再度押圧すればよい。
続いて、マルチメニューに関するその他の操作子が操
作されたときの処理を簡単に説明する。マルチメニュー
に関するその他の操作子のオンイベントが検出される
と、第2図(D)のサブルーチンが実行され、レジスタ
304のボリュームフラグVLFLGが「0」にリセットされ
(ステップP31)、その後オンインベントのあったその
他操作子に関するパラメータの処理が実行されるが(ス
テップP32)、この点はこの発明の要旨には直接関係し
ないので詳しい説明は省略する。なお、マルチメニュー
に関するその他の操作子が操作されたときにも、増加ス
イッチ151または減少スイッチ152を押圧することによ
り、第2図(C)のステップP27,P27′において該操作
子に関するパラメータ値が上述のボリュームデータVLDA
TAの場合と同様にして増加または減少されるとともに、
ディスプレイ153にパラメータ値が表示される。
次に、プリセットスイッチ部180が操作されたときの
処理を説明する。すなわち、プリセットスイッチPR1乃
至PR8のオンイベントが検出されると、第2図(E)に
示すサブルーチンが実行され、まず、押圧されたプリセ
ットスイッチPR1乃至PR8の番号をレジスタ306に書き込
み(ステップP41)、続いて、書き込み用スイッチMが
同時に押圧されているか否かを判別する(ステップP4
2)。ステップP42の判別結果がノーの場合は、レジスタ
306に記憶された番号データに基づきプリセット用メモ
リ307から押圧されたプリセットスイッチPR1乃至PR8に
対応する1組のプリセットメモリデータPRMDATA(1)
乃至PRMDATA(8)を読み出し、該プリセットメモリデ
ータ中の各データ(TCDATA(SK)乃至TCDATA(LK),VLD
ATA(SK)乃至VLDATA(LK),その他の操作子に関する
データ)をそれぞれ対応するレジスタ(301,302,305)
に転送する(ステップP43)。続いて、上記データTCDAT
A(SK)乃至VLDATA(LK)とその他の操作子に関するデ
ータとを楽音発生回路400に送出し(ステップP44)、押
圧されたプリセットPR1乃至PR8対応する発光ダイオード
ID11乃至ID18を点灯する(ステップP45)。しかる後、
ステップP43で各レジスタ301,302,305に転送された上記
各種データにしたがい、これらのデータを設定するため
の各スイッチ群101乃至104,110乃至140,160,170に設け
られた表示素子(発光ダイオードID1乃至ID8等)を点灯
する(ステップP46)。
これに対して、ステップP42の判別結果がイエスのと
きは、各レジスタ301,302,305に書き込まれている各音
群の音色データTCDATAとボリュームデータVLDATAとその
他の操作子に関するデータとを一括してプリセットレジ
スタ307内の押圧されたプリセットスイッチPB1乃至PB8
に対応するアドレスに書き込む(ステップP47)。
以上説明してきたように、上記実施例では本発明を楽
音の音量を制御するパラメータ(ボリュームデータ)の
設定装置に適用した場合につき説明したが、本発明はボ
リュームデータの設定以外にもエンベロープジェネレー
タにおけるADSRの各時間やレベルに関するパラメータの
設定あるいはビブラート等の変調効果のスピードやデプ
スに関するパラメータの設定に適用してもよい。また、
上記実施例ではパラメータ値の制御をソフトウエアで行
ったが、専用のハードウエアで行ってもよい。さらに、
上記実施例では、パラメータ値の微調整をマルチメニュ
ー部150の増加スイッチ151と減少スイッチ152を用いて
行うようにしたが、これに代えて、ホイール操作子や、
テンキート等の任意の操作子を使用することもできる。
また、上記実施例ではパラメータ値の設定を、スイッ
チ群110乃至140によって大まかに設定されたパラメタ値
を増加スイッチ151あるいは減少スイッチ152を押圧する
度に順次上昇または下降させたが、上昇あるいは下降さ
せたい値を予めメモリに複数書き込んでおき、このメモ
リから上昇あるいは下降させたい段階に対応する値を読
み出して大まかに設定されたパラメータ値と演算するよ
うにしてもよい。
さらに本発明は、上記実施例のような楽音制御用のパ
ラメータの設定に限定されず、自動演奏装置あるいは自
動リズム装置におけるリズムテンポ等の機能制御用のパ
ラメータの設定に適用してもよい。
また、上記実施例では、各音量指定スイッチ群110,12
0,130,140により4の倍数にあたるボリューム値LVLを指
定可能にし、マルチメニュー部150によってボリューム
値LVLの間を「1」ずつ補間させたが、各音量指定スイ
ッチ群110,120,130,140によるボリューム値LVLの設定間
隔、あるいはマルチメニュー部150によるボリューム値L
VLの補間間隔は上記値と異ならせてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図(A)乃至(E)は一実施例で実行されるソフトウ
エアを示すフローチャートである。 3……中央処理装置、5……プログラムメモリ、110,12
0,……ボリューム値指定、130,140……スイッチ群、150
……マルチメニュー部。151……増加スイッチ、152……
減少スイッチ、300……データおよびワーキングメモ
リ、PB1乃至PB7……スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音を制御する楽音制御用または電子楽器
    の各種機能を制御する機能制御用の複数種類のパラメー
    タの値を設定する電子楽器のパラメータ設定装置におい
    て、 上記パラメータの種類毎に設けられ、該パラメータの値
    を第1の所定値間隔で複数段階に指定可能な複数のパラ
    メータ値指定操作子と、 上記複数種類のパラメータに対して共通に設けられ、上
    記パラメータ値指定操作子で指定可能な各値間を、上記
    第1の所定値より小さな値の第2の所定値間隔で指定す
    るパラメータ値変更指定操作子と、 上記パラメータ値指定操作子で指定したパラメータの種
    類を表すパラメータ種類データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたパラメータ種類データを、上
    記複数のパラメータ値指定操作子の何れかによってパラ
    メータの値が指定される毎に、該指定したパラメータ値
    指定操作子に対応するパラメータの種類を表すパラメー
    タ種類データに更新する記憶制御手段と、 操作されたパラメータ値指定操作子に対応する種類のパ
    ラメータの値を設定するとともに、上記記憶手段に記憶
    されたパラメータ種類データが表す種類のパラメータの
    値を、上記パラメータ値変更指定操作子の指定に基づき
    設定するパラメータ値設定手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器のパラメータ設定装
    置。
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