JPH0827659B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0827659B2
JPH0827659B2 JP1096571A JP9657189A JPH0827659B2 JP H0827659 B2 JPH0827659 B2 JP H0827659B2 JP 1096571 A JP1096571 A JP 1096571A JP 9657189 A JP9657189 A JP 9657189A JP H0827659 B2 JPH0827659 B2 JP H0827659B2
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current 
    • G05F1/12Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is AC
    • G05F1/14Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is AC using tap transformers or tap changing inductors as final control devices
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    • GPHYSICS
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    • G05F1/563Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC using semiconductor devices in series with the load as final control devices including two stages of regulation at least one of which is output level responsive, e.g. coarse and fine regulation

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明は一般的には電源に関し、より詳しくは整流
されたDC出力電圧を発生するために可変AC線電圧を処理
するのに適合した電圧調節(voltage regulating)回路
に関する。
B.従来技術 たいていの電源、特にコンピュータなどの精密電子装
置に使用される電源は、一定電流で一定電圧を与えるも
のでなくてはならない。通常、最大負荷での許容される
偏差は±5%の範囲内にある。好適には、電源は低価格
で比較的わずかの電力しか消費しないものであるべきで
ある。
典型的な電源はAC入力線電圧に接続された1次巻線
と、1次巻線に相関して配置された2次巻線を有する。
そして2次巻線には整流回路が接続されている。整流回
路は2次巻線にあらわれるAC電圧を処理して、キヤパシ
タの両端に所望のDC電圧を供与する。
さて、設計者が直面する問題の1つに、入力AC電圧が
広い範囲に亘って変動する、ということがある。それに
対する自明な解決策は、比較的大きい電力を消費する調
節回路を設計することである。こうすれば、入力AC線電
圧が最小から最大へ変動するにつれて調節回路内でより
多くの電力が消費されて所与の電流で所望の電圧を与え
る訳である。しかし、比較的多量のエネルギを消費する
調節装置はそのコストも比較的大きいものになるがゆえ
に、そのような設計は許容できない。一般に信じられて
いるところによれば、そのような大きいコストは、装置
が出力する電力よりもむしろ、放散しなくてはならない
高エネルギに整合するように、装置に使用される素子を
選択しなくてはならないという事実に由来する。また、
たいていの設計において、装置のコストと電力の定格に
はかなりの相関があるというのが常識である。このた
め、電力定格が増大するにつれて、装置のコストも増大
する。従つて、回路が非効率であるがゆえの高電力に定
格する素子を有するのではなく、出力電圧定格に近い放
熱を行う素子を有する装置を設計することが望ましい。
従来技術は上述の設計に関連する問題を既に認識して
おり、いくつかの代替設計回路を提示するに至つてい
る。米国特許第3921059号はそのような従来技術の一例
である。この特許では、電力トランスの2次巻線に接続
された複数のトライアツク・タツプが、ある範囲の出力
電圧を与えるためにスイツチされる。トライアツクをス
イツチするためには、シフトレジスタと光アイソレータ
をもつ制御回路が使用される。
米国特許第4454466号には、スイツチされた1次巻線
が可変電圧を与え、これが、負荷に対する一定電圧を供
与するために直列調節回路によつて処理される電源につ
いて述べられている。また、所望の出力電圧を与えるた
めに必要な1次巻線を選択するスイツチを駆動するため
にアツプ・ダウン・カウンタ回路が使用される。
IBM テクニカル・デイスクロジヤ・ブルテイン(Tec
hnical Disclosure Bulletin)Vol.13、No.6、1970年11
月、pp.1516−1517及び米国特許第4090234号には、電力
トランスの2次巻線の巻線比を効率的に変更するために
ダイオードとSCRのタツプが選択的に導通される電圧調
節回路が記載されている。
上述の装置はそれらめいめいが意図した目的には良好
に動作するけれども、それらは、その用途を阻害してし
まうような問題によつて困窮している。すなわち、おそ
らく最も主要な問題は自動タツプ設定機能をラツチしな
くてはならないということである。このことは、コイル
を選択するためのスイツチングを瞬間的に行うことがで
きないということを意味する。なぜなら、ラツチ機能を
与えるカウンタまたはラツチを瞬間的に変化させること
ができないからである。言いかえると、ラツチ素子が変
化される速度は、コイルをスイツチすることができる速
度である。また、カウンタやその他のラツチ素子は、各
クロツク・サイクル毎に変化させることができるにすぎ
ない。このため、コイルはクロツク・サイクルに基づい
て1かスイツチすることができない。そして、クロツク
・サイクルの間にコイルをスイツチさせようとするいか
なる試みも禁止される。しかし、コイルを瞬間的にスイ
ツチさせなくてはならないような調節回路を必要とする
いくつかの高感度の装置(コンピユータなど)が存在す
る。これらの装置については、従来技術の調節回路や電
源を使用することができない。
ここで、上述のテクニカル・デイスクロジヤ・ブルテ
インや米国特許第4090234号が、ラツチでなくSCRを使用
していることに留意されたい。しかしSCRの本質的な特
性の1つに、SCRを変化させ得るようになる前にSCRは所
望の状態(導通または非導通)にとどまつていなくては
ならない、ということがある。この点ではSCRはラツチ
として動作する。また、米国特許第4090234号は、SCRを
駆動するための個別の電源を必要とする。このことは回
路をより複雑にしコストを上昇させる。前述の米国特許
第4454466号もまたコストの上昇からまぬがれない。な
ぜなら、スイツチングはトランスの1次側で行なわれ、
その結果、1次巻線で高電流高電圧を処理するために素
子の定格が大きいものになる。また、いくつかの従来技
術はスイツチング回路に光アイソレーシヨンまたはトラ
イアツクを使用しているが、これらの素子は高価であつ
て電源の全体のコストを増大させる。
C.発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は、従来可能であつたよりも効率的な
電源及び調節回路を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 本発明の電源は、大型キヤパシタにより接続された線
型調節回路(レギユレータ)を有し、その大型キヤパシ
タは、電力トランスの2次巻線の割当てられたタツプ上
の電圧レベルをモニタする複数のスイツチ回路によつて
チヤージされる。そして、めいめいの巻線上で電圧レベ
ルが変化するにつれて、異なる巻線比の2次巻線によっ
て大型キヤパシタがチヤージされるように、複数のスイ
ツチング回路のうちの1つが自動的に選択される。線型
レギユレータの出力端子に亘つて出力キヤパシタが接続
されている。大型キヤパシタの両端の電圧範囲は、2次
巻線上のタツプの数と、スイツチ回路の数によつて制御
される。このようにタツプとスイツチ回路の数が増大す
るにつれて、大型キヤパシタ両端の電圧の窓が減少し、
線型レギユレータ中で発散される電力もまた減少する。
タツプは、2次巻線の選択された点に接続された複数
のダイオードから形成される。中心タツプ導体が2次巻
線の中心タツプをアース電位へと接続する。各ダイオー
ドは、ダイオードと直列に接続されたスイツチ・トラン
ジスタを有するスイツチ回路に接続されている。スイツ
チ・トランジスタには差動増幅器が接続され、差動増幅
器には基準電圧発生手段が接続される。
B本発明に従う電源回路は、 (イ)可変入力電源に接続された一次巻線、並びに直列
に接続された少なくとも第1、第2及び第3の二次巻線
を有し、該第3の二次巻線のうち上記第2の二次巻線に
接続された端子(H)と反対の端子(6)は大地電位に
接続され、上記第2及び第3の二次巻線の間の接続点
(H)に低レベルの電圧を発生し、上記第1及び第2の
二次巻線の接続点(M)に中レベルの電圧を発生し、上
記第1の二次巻線の他端(L)に高レベルの電圧を発生
する電力トランスと、 (ロ)上記第1の二次巻線の他端(L)に第1ダイオー
ド(CR1)を介して入力が接続された第1のタップ選択
回路(10)と、 (ハ)上記第1及び第2の二次巻線の接続点(M)に第
2ダイオード(CR2)を介して入力が接続された第2の
タップ選択回路(12)と、 (ニ)上記第2及び第3の二次巻線の接続点(H)に第
3ダイオード(CR3)を介して一端が結合され、他端が
上記大地電位に接続されたキャパシタ(C1)と、 (ホ)該キャパシタ(C1)に接続された線形レギュレー
タ(LR1)とを備え、 上記第1タップ選択回路(10)は、 上記第1の二次巻線の他端(L)の電圧に比例した第
1制御電圧(Q4のベースへの電圧)を発生する第1回路
(R5,R6)、 上記第1ダイオード(CR1)及び上記キャパシタ(C
1)の一端の間に結合された第1スイッチング素子(Q
1)、並びに 上記第1回路(R5,R6)に接続され、上記第1制御電
圧が基準電圧(Q3のベースへの5Vの基準電圧)よりも低
いことを検出した間だけ上記スイッチング素子(Q1)を
導通させて上記キャパシタ(C1)を充電し、該検出をし
ないときは上記第1スイッチング素子(Q1)を非導通に
する第1制御回路(Q3,Q4,R4)を有し、そして 上記第2タップ選択回路(12)は、 上記第1及び第2の二次巻線の接続点(M)の電圧に
比例した第2制御電圧(Q6のベースへの電圧)を発生す
る第2回路(R7,R8)、 上記第2ダイオード(CR2)及び上記キャパシタ(C
1)の一端の間に接続された第2スイッチング素子(Q
2)、並びに 上記第2回路(R7,R8)に接続され、上記第2制御電
圧が上記基準電圧(Q5のベースへの5Vの基準電圧)より
も低いことを検出した間だけ上記第2スイッチング素子
(Q2)を導通させて上記キャパシタ(C1)を充電し、該
検出をしないときは上記第2スイッチング素子(Q2)を
非導通にする第2制御回路(Q5,Q6,R3)を有する。
上記第1回路は、上記第1ダイオード及び上記大地電
位の間で直列に接続された少なくとも2つの抵抗を有
し、該2つの抵抗の接続点に上記第1制御電圧を発生
し、そして、上記第2回路は、上記第2ダイオード及び
上記大地電位の間で直列に接続された少なくとも2つの
抵抗を有し、該2つの抵抗の接続点に上記第2制御電圧
を発生する。
上記第1制御回路は2つのトランジスタを有する差動
増幅器であり、一方のトランジスタのベースに上記基準
電圧が印加され、他方のトランジスタのベースに上記第
1制御電圧が印加され、上記一方のトランジスタのコレ
クタは上記第1スイッチング素子を制御し、上記他方の
トランジスタは上記第1ダイオード及び上記大地電位の
間に接続されており、そして 上記第2制御回路は、2つのトランジスタを有する差
動増幅器であり、一方のトランジスタのベースに上記基
準電圧が印加され、他方のトランジスタのベースに上記
第2制御電圧が印加され、上記一方のトランジスタのコ
レクタは上記第2スイッチング素子を制御し、上記他方
のトランジスタは上記第2ダイオード及び上記大地電位
の間に接続されている。
上記第1タップ選択回路の入力及び上記大地電位の間
にキャパシタが接続され、そして上記第2タップ選択回
路の入力及び上記大地電位の間にキャパシタが接続され
ている。
E.実施例 第1図は、本発明の教示に従う電源回路の回路図であ
る。その構成と動作原理は次のとおりである。すなわ
ち、電力トランスの2次巻線には複数のダイオード・タ
ツプ(CR1ないしCR6)が配置されている。これらのダイ
オードは、複数のタツプ選択回路に接続され、タツプ選
択回路は、AC線電圧が電圧トランスの1次巻線で変動す
るにつれて、キヤパシタC1をチヤージするために異なる
グループの2次コイルを選択する。線形回路LR1は、キ
ヤパシタC1に発生された電圧を処理して、キヤパシタC2
における所望の電流での一定電圧Voutを与える。
第1図を参照すると、この電源回路の主要な構成部分
は、出力キヤパシタC2と、線形レギユレータ回路LR1
と、窓キヤパシタC1と、1次巻線1−2及び2次巻線3
−4、4−5、5−6、6−7、7−8、8−9、9−
Nを有する電力トランスと、複数のダイオード・タツプ
(CR1ないしCR6)と、複数のタツプ選択回路10、12、14
・・・Nからなる。
出力キヤパシタC2は出力電圧の濾過を行う。本発明の
好適な実施例では、一定出力電圧は5V±5%であり、電
流は最大負荷で0.5アンペアである。
尚、本発明の教示から逸脱することなく他の出力電力
定格を与えることが当業者の能力の範囲内であることは
勿論である。線形レギユレータ回路はキヤパシタC1の両
端の電圧を入力してそれを調節して所望の電圧を発生す
る。この線形レギユレータは、入力電圧を調節するため
の必要な回路を有する慣用的な常備モジユールである。
この発明の好適な実施例では、SGSコーポレーシヨンに
よつて製造された線形レギユレータ・モジユールL7800
が使用された。尚勿論、本発明の範囲から逸脱すること
なく他のタイプのレギユレータ回路を使用することがで
きる。
タツプ選択回路10、12、14−Nは同一である。その機
能は、2次巻線上の割当てられたタツプまたは点をモニ
タして、端子ACH及びACN間の入力AC線電圧が予め割当て
られた電圧範囲内で変動するにつれて、キヤパシタC1を
チヤージする異なる2次コイルの組の選択するものであ
る。
予め割当てられた電圧範囲は、複数のグループに分割
され、そのおのおののグループが割当てられた電圧範囲
をカバーする。同様に、2次巻線も複数の異なる巻線あ
るいはコイルに分割される。好適には、入力電圧範囲の
グループ分けの数と2次コイルのグループ分けの数は同
一であるべきである。すなわち、もし可変入力電圧範囲
がn個のグループに分けられるなら、2次巻線もn個の
グループに分けられるべきである。さらに、巻線の異な
るグループは、入力AC線電圧がその割当てられた範囲内
で変動するにつれてキヤパシタC1をチヤージするように
選択すべきである。
この発明の好適な実施例では、入力AC線電圧は交流70
Vと交流259Vの間で変動する。入力AC線電圧は等しい3
つの電圧範囲、すなわち70〜107V、107〜163V及び163〜
259Vに分けられる。同様に2次コイルは、アルフアベツ
ト文字LL、MM及びHHで識別されるグループとして配列さ
れている。この実施例では、AC線電圧と巻線は同一のグ
ループ分けとなつている。また、中心タツプ導体16が2
次巻線の中心タツプをアース電位に接続する。尚、ここ
では入力AC電圧を処理するために3つのタツプ巻線が使
用されているけれども、このことは本発明の技術的範囲
を限定するものとして解釈されるべきでない。なぜな
ら、本発明の範囲を逸脱することなく2次巻線タツプの
数あるいは入力線電圧の分割数を当業者なら容易に増減
できるからである。また後で説明するが、タツプの数が
増加するにつれて、キヤパシタC1上の電圧の窓が小さく
なり従つて出力に一定電圧を与えるために線形レギユレ
ータでよりわずかのエネルギを放散するだけでよくな
る。また、第1図のNという文字は、ダイオード・タツ
プをもつ2次コイルと選択回路をさらに多く使用しても
よいことを意味していることに注意されたい。
第1図をさらに参照すると、各コイルのグループの両
端の電圧は整流され、キヤパシタC1をチヤージするため
にタツプ選択回路のうちの1つによつてスイツチされ
る。すなわち、L6(第1図において「L」で示される点
と「6」で示される点を併せてこのように記すことにす
る)にあらわれる電圧は、素子CR1、CR6、及びC3によつ
て整流される。同様に、端子M6にあらわれる電圧は、ダ
イオードCR2、CR5とキヤパシタC4によつて整流される。
最後に、端子H6にあらわれる電圧は、ダイオードCR3、C
R4及びC1において整流される。尚、入力AC電圧が低い範
囲にあるとき(すなわち交流の70ないし107V)、端子L6
の電圧がキヤパシタC1をチヤージするように選択され
る。同様に、入力電圧が中間範囲、すなわち交流の107
ないし163Vであるとき、M6の電圧がキヤパシタC1をチヤ
ージするために選択される。
上述のように、キヤパシタC1をチヤージするために使
用されるコイルの組を選択する選択回路は同一である。
このため、番号10で識別される回路の1つの回路のみし
か詳細に図示されていない。しかし、番号12で識別され
るようなほかの回路も構成と機能が統一である事を理解
されたい。
第1図をさらに参照すると、各タツプ選択回路は、ト
ランジスタQ3及びQ4によつて形成される差動増幅器に接
続されるQ1などのスイッチング・トランジスタを有して
いる。簡単のために、回路12内の素子を識別するため
に、回路10の素子と対応させて参照符号Q2、Q5などが使
用されている。差動増幅器トランジスタのエミッタ端子
は、抵抗R4を介してアース即ち大地電位に接続されてい
る。回路18によつて形成された定電流源にはツェナー・
ダイオードCR11が接続されている。このツェナー・ダイ
オードとそれに接続された定電流源は、Q3のベースと、
ノード20に接続された差動増幅器の対応するトランジス
タのベースに約5Vの基準電圧を与える。
第1図をさらに参照して、本発明の電源回路のより詳
しい説明を行う。素子CR11は、ノード20上に基準信号を
与える5Vツェナー・ダイオードである。素子CR9、CR1
0、R1、R2及びQ7は、ツェナー・ダイオードCR11の電力
消費を制限する6ミリアンペアの定電流源を構成する。
端子L6に与えられた高いトランス出力電圧は、素子CR
1、CR6、及びC3によつて整流される。素子Q3、Q4及びR4
は差動増幅器を構成する。R5及びR6は、電圧分割器を形
成し、VC3が11.5Vに達した時にQ4のベースが5.0Vに達す
るように選択される。Q1のエミッタ・コレクタ電圧は、
1ボルトである。VC3が11.5Vより小さい場合、Q4はオフ
でありQ3はオンである。VC3が11.5Vよりも大きい場合、
Q4はオンで、Q3はオフであり、Q1はオフである。尚、Q3
がオンのときはQ1は必ずオンであり、その結果C1がチヤ
ージされることに留意されたい。CR7は7.4Vのツェナー
・ダイオードであり、これは、Q3のエミツタからベース
への降伏を防止するために必要である。また、CR7がな
いと、VINが交流で約259Vに達した時に、Q4のベース電
圧が約17Vまで上昇することに注目されたい。
端子M6の中間トランス電圧は、素子CR2、CR5及びC4に
よって整流される。差動増幅器は、素子Q5、Q6、及びR3
によつて形成される。R7およびR8は、電圧分割器を形成
する。これらの抵抗の値は、VC4(C4の両端の電圧)が1
1.5Vに達したときQ6のベース上の電圧が5Vに達するよう
に選択される。そのとき、Q2のエミツタ・コレクタ電圧
も、1Vである。もしVC4が11.5Vよりも低いなら、Q6はオ
フであり、Q5はオンである。もしVC4が11.5Vよりも高い
なら、Q6はオンでありQ5はオフである。Q5がオンのと
き、Q2もまたオンであつてC1をチャージする。CR8は、Q
5のエミッタからベースへの降伏を防止するためのツェ
ナー・ダイオードである。このツェナー・ダイオードが
ないと、VINが交流で約259Vに達した時にQ5のベース電
圧が約10.5Vまで上昇することに注目されたい。
AC入力電圧が163V(交流)よりも大きいとき、VC3とV
C4がともに11.5Vよりも高くなる。こうして、Q1とQ2が
ともにオフになり、C1がダイオードCR3及びCR4を介して
チヤージされる。換言すると、端子H6の電圧がC1をチヤ
ージする。
F.作用 作用においては、ツエナー・ダイオードCR11及びそれ
に接続された電流源18が、素子Q5とQ3のベースの電圧を
それぞれ約5Vに設定する。これにより、素子Q5とQ3は同
時に導通する。その結果、Q1とQ2も導通する。1次巻線
の電圧が低範囲、すなわち70Vと107V(交流)の間にあ
るとき、端子L6のコイルの両端に高電圧が得られる。そ
して、選択回路10のスイツチング・トランジスタQ1が導
通し、C1をチヤージする。ダイオードCR2乃至CR5は逆バ
イアスされ、その結果、M6とH6の電圧がC1をチヤージし
ない。Q4のベース上の電圧が5Vを超えるとき、Q1とQ3が
ターンオフされ、Q4が導通する。同様に、入力電圧VIN
が107乃至163V(交流)の範囲にあるとき、M6の両端に
発生された電圧が、Q2に電流を流れさせ、C1をチヤージ
する。最後に、入力電圧がその最大範囲、すなわち163
乃至259V(交流)にあるなら、H6の電源がC1をチヤージ
する。
ここで、出力コイルを、電子的にスイツチされる複数
の中心タツプ出力に配列し、AC入力線電圧が変動するに
つれて適当なタツプとコイルのグループを選択するタツ
プ選択回路を与えることにより、線形レギユレータ回路
LR1に亙つて最小量の電力しか消費しない電流が提供さ
れる、ということに留意されたい。また、好適な実施例
では、入力のAC線電圧が、高、中、低の3つの電圧範囲
に分割されることに注意されたい。しかし、このことは
飽く迄も説明の便宜上のことであつて、いかなる意味で
も本発明を限定するものではない。また、本発明は、全
波整流と半波整流回路のどちらで実施してもよい。
図示されている特定の実施例では、キヤパシタC1の両
端の電圧は、各AC入力線電圧範囲に対して、5.7Vと10.5
Vの間にある。C1の両端の電圧は、トランスの巻線を適
切に選択することによつて達成される。すなわち、AC70
Vと259Vの間の範囲にある入力電圧に対しては、その入
力電圧がAC70V乃至107Vであるとき、C1の両端の電圧が
5.7Vと10.5Vの間で変動する。同様に、その入力電圧がA
C107Vと163Vの間にあるとき、C1の両端の電圧が5.7Vと1
0.5Vの間で変動し、その入力電圧がAC163Vと259Vの間に
あるとき、C1の両端の電圧が5.7Vと10.5Vの間にある。
このように、C1の両端の電圧振幅は比較的小さい(5.7V
から10.5V)ので、線形レギユレータ回路LR1中で消費さ
れる最大電力もまた比較的小さい。このことは、数式で
は次のようにあらわすことができる。
P=VI、このときVIは電力、 V=電圧、 I=電流、 第1図を参照して、 PLR1=Io(VC1−Vo) ……式1 ここで、PLR1は、線形レギユレータによつて消費され
る電力をあらわし、VC1は、C1上の電圧をあらわし、Vo
は、Voutをあらわし、Ioは、出力電流をあらわす。する
と、VC1=5.7ボルト、Vo=5ボルト、Io=1アンペアを
代入すると、線形レギユレータ中で0.7ワツトしか消費
されないことがわかる。同様に、C1上で10.5ボルトが発
生されるなら、線形レギユレータ中で5.5ワツトしか消
費されない。
尚、第1図の回路にコイルと選択回路がさらに追加さ
れるなら、線形レギユレータ中で消費される電力はさら
に小さくなることに留意されたい。
ところで、トランスのタツプで切換を行わないなら、
C1の両端の電圧は、5.7Vと20.1Vの間で変動する。もしC
1の両端の電圧が20.1Vなら、線形レギユレータ中で15.1
ワツトが消費される。このワツト値は、式1でVC1に20.
1を代入することにより得られる。同様に、電力消費を
タツプ切換ありとタツプ切換なしのそれぞれの場合で比
較してみると、タツプ切換ありは、9.6ワツトの節約を
もたらすことが見て取れる。換言するなら、ここで開示
されているタツプ切換方式を採用することにより、相当
量のエネルギが節約できるのである。
G.発明の効果 本発明の効果を列挙すると、次のとおりである。
(1)電力消費が小さい。
(2)電子の電力定格が比較的小さいので、素子のコス
トが低い。
(3)高周波スイツチングを必要としないので、遮蔽が
不要である。
(4)タツプ選択のためのラツチがなく、従ってスイツ
チング回路が、AC入力線電圧に発生する瞬間的な変化に
応答可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の回路図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)可変入力電源に接続された一次巻
    線、並びに直列に接続された少なくとも第1、第2及び
    第3の二次巻線を有し、該第3の二次巻線のうち上記第
    2の二次巻線に接続された端子と反対の端子は大地電位
    に接続され、上記第2及び第3の二次巻線の間の接続点
    に低レベルの電圧を発生し、上記第1及び第2の二次巻
    線の接続点に中レベルの電圧を発生し、上記第1の二次
    巻線の他端に高レベルの電圧を発生する電力トランス
    と、 (ロ)上記第1の二次巻線の他端に第1ダイオードを介
    して入力が接続された第1のタップ選択回路と、 (ハ)上記第1及び第2の二次巻線の接続点に第2ダイ
    オードを介して入力が接続された第2のタップ選択回路
    と、 (ニ)上記第2及び第3の二次巻線の接続点に第3ダイ
    オードを介して一端が結合され、他端が上記大地電位に
    接続されたキャパシタと、 (ホ)該キャパシタに接続された線形レギュレータとを
    備え、 上記第1タップ選択回路は、 上記第1の二次巻線の他端の電圧に比例した第1制御電
    圧を発生する第1回路、 上記第1ダイオード及び上記キャパシタの一端の間に結
    合された第1スイッチング素子、並びに 上記第1回路に接続され、上記第1制御電圧が基準電圧
    よりも低いことを検出した間だけ上記スイッチング素子
    を導通させて上記キャパシタを充電し、該検出をしない
    ときは上記第1スイッチング素子を非導通にする第1制
    御回路を有し、そして 上記第2タップ選択回路は、 上記第1及び第2の二次巻線の接続点の電圧に比例した
    第2制御電圧を発生する第2回路、 上記第2ダイオード及び上記キャパシタの一端の間に接
    続された第2スイッチング素子、並びに 上記第2回路に接続され、上記第2制御電圧が上記基準
    電圧よりも低いことを検出した間だけ上記第2スイッチ
    ング素子を導通させて上記キャパシタを充電し、該検出
    をしないときは上記第2スイッチング素子を非導通にす
    る第2制御回路を有することを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】上記第1回路は、上記第1ダイオード及び
    上記大地電位の間で直列に接続された少なくとも2つの
    抵抗を有し、該2つの抵抗の接続点に上記第1制御電圧
    を発生し、そして、上記第2回路は、上記第2ダイオー
    ド及び上記大地電位の間で直列に接続された少なくとも
    2つの抵抗を有し、該2つの抵抗の接続点に上記第2制
    御電圧を発生することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の電源回路。
  3. 【請求項3】上記第1制御回路は2つのトランジスタを
    有する差動増幅器であり、一方のトランジスタのベース
    に上記基準電圧が印加され、他方のトランジスタのベー
    スに上記第1制御電圧が印加され、上記一方のトランジ
    スタのコレクタは上記第1スイッチング素子を制御し、
    上記他方のトランジスタは上記第1ダイオード及び上記
    大地電位の間に接続されており、そして 上記第2制御回路は、2つのトランジスタを有する差動
    増幅器であり、一方のトランジスタのベースに上記基準
    電圧が印加され、他方のトランジスタのベースに上記第
    2制御電圧が印加され、上記一方のトランジスタのコレ
    クタは上記第2スイッチング素子を制御し、上記他方の
    トランジスタは上記第2ダイオード及び上記大地電位の
    間に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の電源回路。
  4. 【請求項4】上記第1タップ選択回路の入力及び上記大
    地電位の間にキャパシタが接続され、そして上記第2タ
    ップ選択回路の入力及び上記大地電位の間にキャパシタ
    が接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の電源回路。
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