JPH08277221A - アルコール吸収抑制剤 - Google Patents

アルコール吸収抑制剤

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JPH08277221A
JPH08277221A JP8140195A JP8140195A JPH08277221A JP H08277221 A JPH08277221 A JP H08277221A JP 8140195 A JP8140195 A JP 8140195A JP 8140195 A JP8140195 A JP 8140195A JP H08277221 A JPH08277221 A JP H08277221A
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JP
Japan
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caffeine
alcohol
absorption
alcohol absorption
absorption inhibitor
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Pending
Application number
JP8140195A
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English (en)
Inventor
Takami Tsunoda
隆巳 角田
Iwao Sakane
巌 坂根
Takanori Takihara
孝宣 瀧原
Shojiro Tsukamoto
昭次郎 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOUEN KK
Ito En Ltd
Original Assignee
ITOUEN KK
Ito En Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カフェインを有効成分とするアルコール吸収
抑制剤。 【効果】 飲酒する前に予め摂取すれば、カフェインの
アルコール吸収抑制作用により、体内特に胃内でのアル
コール吸収を抑制することができ、飲酒による血中アル
コール濃度の上昇を抑制できるから、飲酒による種々の
弊害を予防することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酒、ウィスキー、ビー
ルなどに含まれるアルコールの体内吸収、特に胃内にお
ける吸収を有効に抑制し得るアルコール吸収抑制剤に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】飲酒に
よる弊害である吐き気その他の不快感、悪心、嘔吐、二
日酔い或いはめまいなどの不快な症状を抑制するのに、
体内、特に胃内でのアルコール吸収を抑制することは有
効である。昔から民間療法として、飲酒する前に牛乳な
どの乳脂肪分を摂取すれば悪酔しないと言われているの
も、摂取した乳脂肪分が胃内で膜を形成するために、胃
内でのアルコールの吸収が抑制されるからであると言わ
れている。
【0003】そこで本発明者は、体内、特に胃内でのア
ルコール吸収を有効に抑制することができる成分につい
て、特に天然物に由来する種々成分について研究した結
果、茶などに含まれているカフェインにアルコール吸収
抑制作用があることを発見し、本発明に至ったものであ
る。
【0004】なお、従来カフェインに関しては、その興
奮誘発作用に着目してカフェインを医薬品乃至医薬部外
品に添加した発明(特開平4−32802,特開平6−
263648)や、その末梢神経刺激作用に着目して医
薬品乃至医薬部外品に添加した発明(特開平4−273
814)などは開示されていたものの、カフェイン自体
のアルコール吸収抑制作用に着目した思想は開示されて
いなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、カフェインを有効成分とするアルコール吸
収抑制剤を特徴とするものである。このアルコール吸収
抑制剤を摂取すれば、カフェインの優れたアルコール吸
収抑制作用により、体内特に胃内におけるアルコールの
吸収を有効に抑制することができる。なお、本発明にお
いてカフェインは、カフェイン又はカフェインとカフェ
イン誘導体、すなわちテオフィリンやテオブロミンなど
との混合物を示す。
【0006】また、本発明は、カフェインにペクチン、
乳脂肪、食物繊維のいずれか或いはこれらを任意に組み
合わせて加えたものを有効成分とするアルコール吸収抑
制剤を特徴とするものでもある。上記ペクチン、乳脂
肪、食物繊維はいずれも、既にアルコール吸収抑制作用
の知られた成分であり、これら成分をカフェインに加え
ることにより、アルコール吸収抑制効果を一層高めるこ
とができる。
【0007】さらに、上記本発明の成分に、果糖、ピル
ビン酸、L−システイン、アスパラギン、セリン、オル
ニチン、アラニン、アルギニン、ビタミンC、アスパラ
ギン酸及びグルタミン酸などのアルコール代謝促進作用
の知られた物質を加えれば、アルコール吸収抑制作用と
アルコール代謝促進作用とが相乗的に働き、飲酒による
弊害をより一層抑制することができる。
【0008】本発明におけるカフェイン含有量は、摂取
する人の体重1kg当たり約0.5mg〜約500mg
の範囲で含有するように調整するのが好ましく、特に約
3mg〜約50mgの範囲で含有させるのが好ましい。
すなわち、カフェインを摂取する人に対して体重1kg
当たり約0.5mg以上、好ましくは約3mg以上摂取
すればアルコール代謝促進効果を得ることができること
は、下記の動物投与試験から判明し、一方日本薬局方に
よればカフェイン投与量は体重1kg当たり約500m
g以下とするのが好ましいとされ、特に約50mg以下
程度とするのが望ましいと言われている。
【0009】本発明のアルコール吸収抑制剤の形態とし
ては、上記本発明の有効成分にアルコール代謝促進作用
を有する果糖、L−システインなどのSHアミノ酸、好
ましくは甘味剤、フレーバー等を加え、経口的に内服剤
として簡便に摂取できる液剤、錠剤、カプセル、粉末な
どの形態とすることも、また、飲用物とすることもで
き、この場合には、カフェイン濃度を飲用濃度として好
ましいように約0.05〜5重量%前後に調整し、これ
に甘味剤、香味剤、保存料などを加えるようにする。
【0010】
【実施例】
(実施例1:マウス投与試験)ICR系雄マウスを用い
て、これらを三群に分け、一群には生理食塩水に溶かし
たカフェインを体重1kg当たり50mg/kg経口投
与し(以下、このマウスを50mg投与マウスとい
う)、他の一群にはカフェインを体重1kg当たり30
0mg/kg経口投与し(以下、このマウスを300m
g投与マウスという)、その1時間後にそれぞれのマウ
スに対して体重1kg当たり2g(20%W/V)のエタノ
ールをカテーテルを用いて経口投与した。なお、上記カ
フェインはいずれも市販品(和光純薬工業株式会社製、
純度98.5%)のものを用いた。
【0011】(対比例)また、残りの一群には生理食塩
水のみを経口投与し、同じくその1時間後に体重1kg
当たり2g(20%W/V)のエタノールをカテーテルを用
いて経口投与し、これをコントロールとした。
【0012】(測定方法)いずれのマウスについても、
エタノール投与直前、エタノール投与から1時間後及び
3時間後に血液及び胃を採取し、血液中及び胃内のエタ
ノール濃度を測定した。この時の測定方法は以下の通り
である。
【0013】血液は、0.5mlに30mMのthiourea
と0.1mMのEDTAを含む冷却した0.6Nの perchlo
ric acid(PCA試薬)を加え、ただちに混合して除タ
ンパクした後、これを4℃、3000rpmで10分間
遠心分離した。そして、得られた上清分画を測定試料と
して用いた。胃は、切除後ただちに液体窒素にて凍結さ
せ、乳鉢を用いて粉末状にしたものを0.5gに1.5
mlのPCA試薬を加えて混合して除タンパクした後、
これを上記血液同様、4℃、3000rpmで10分間
遠心分離し、得られた上清分画を測定試料として用い
た。そして、これら測定試料にそれぞれ内部標準物質と
して0.0004% t-butanol0.1mlを加え、65℃で1
5分間加熱した後、これをGCに注入して定量分析を行
った。
【0014】(測定結果)図1は、上記測定方法によっ
て得られた50mg投与マウス、300mg投与マウス
及びコントロールの血液中のエタノール濃度を示したも
のであり、同じく図2は、50mg投与マウス、300
mg投与マウス及びコントロールにおける胃内のエタノ
ール濃度を示したものである。
【0015】この結果、血中及び胃内のエタノール濃度
はともに、いずれのマウスにおいてもエタノール投与後
1時間前後にピークとなるとなる傾向を示した。そこ
で、エタノール投与1時間後のエタノール濃度を考察す
ると、血中エタノール濃度においては、コントロールに
比べて50mg投与マウス、さらには300mg投与マ
ウスの値が低い傾向を示し、胃内エタノール濃度におい
ては、逆にコントロールに比べて50mg投与マウス、
さらには300mg投与マウスの値が高い傾向を示し
た。特に300mg投与マウスの胃内エタノール濃度は
顕著に高い傾向を示した。これより、胃内におけるカフ
ェインによるアルコール吸収抑制が判明した。
【0016】ここで、本発明のアルコール吸収抑制剤に
おけるカフェインの有効量は、人に対するカフェインの
有効量が一般的に医薬品の臨床試験の前例等から動物試
験結果の有効量の100分の1程度とするのが望ましい
とされていることを前提とすれば、摂取する人に対して
体重1kg当たり約0.5mg以上、好ましくは約3m
gを含有させれば十分である。また、上限値は、日本薬
局方に基づき体重1kg当たり極量の500mg、好ま
しくは約50mg以下程度とするのが好ましい。
【0017】(実施例2)全量100ml中、カフェイ
ンを100mg含有するように、つぎの処方のドリンク
剤を製造した。 カフェイン 100mg テアニン 1000mg タウリン 1000mg ローヤルゼリー 200mg イノシトール 50mg ニコチン酸アミド 20mg ビタミンB1硫酸塩 5mg ビタミンB2リン酸エステル 5mg ビタミンB6 5mg 精製水 適量
【0018】(実施例3)全量100ml中、カフェイ
ンを100mg含有し、かつペクチン及び食物繊維を一
定量含有するように、つぎの処方のドリンク剤を製造し
た。 カフェイン 100mg テアニン 1000mg タウリン 1000mg ローヤルゼリー 200mg イノシトール 50mg ニコチン酸アミド 20mg ビタミンB1硫酸塩 5mg ビタミンB2リン酸エステル 5mg ビタミンB6 5mg ペクチン 500mg 食物繊維 1.3g 精製水 適量
【0019】(実施例4)全量100ml中、カフェイ
ンを100mg含有し、かつアスパラギン酸及びグルタ
ミン酸を一定量含有するように、つぎの処方のドリンク
剤を製造した。 カフェイン 100mg テアニン 1000mg タウリン 1000mg ローヤルゼリー 200mg イノシトール 50mg ニコチン酸アミド 20mg ビタミンB1硫酸塩 5mg ビタミンB2リン酸エステル 5mg ビタミンB6 5mg アスパラギン酸 120mg グルタミン酸 100mg 精製水 適量
【0020】
【発明の効果】本発明のアルコール吸収抑制剤をアルコ
ールを飲む前に予め摂取しておけば、カフェインのアル
コール吸収抑制作用によって、体内特に胃内でのアルコ
ールの吸収を抑制することができるから、飲酒による様
々な不快な症状を予防することができる。
【0021】また、カフェインにペクチン、乳脂肪、食
物繊維などを加えた本発明のアルコール吸収抑制剤を摂
取すれば、カフェインのアルコール吸収抑制作用とペク
チン、乳脂肪、食物繊維などのアルコール吸収抑制作用
とが相乗して働き、一層のアルコール吸収抑制効果を得
ることができ、飲酒による不快な症状をより確実に予防
することができる。
【0022】なお、カフェインは、古くから日常的に多
量に摂取されている茶やコーヒーなどの含有成分である
から、その安全性は確認されており、安心して摂取する
ことができ、しかも入手するのが容易であるから安価に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】50mg/Kg マウス、300mg/Kg マウス及びコ
ントロールにおける血中エタノール濃度の経時変化を示
した図である。
【図2】50mg/Kg マウス、300mg/Kg マウス及びコ
ントロールにおける胃内エタノール濃度の経時変化を示
した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 昭次郎 東京都練馬区土支田4−31−36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カフェインを有効成分とするアルコール
    吸収抑制剤。
  2. 【請求項2】 カフェインに、ペクチン、乳脂肪、食物
    繊維のいずれか或いはこれらを任意に組み合わせて加え
    たものを有効成分とするアルコール吸収抑制剤。
JP8140195A 1995-04-06 1995-04-06 アルコール吸収抑制剤 Pending JPH08277221A (ja)

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