JPH08277575A - 増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造 - Google Patents
増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造Info
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Abstract
て堅固な接合が行え、かつ構成部材が少なく施工の容易
な柱脚部無溶接接合を提供する。 【構成】 柱脚部材2のベースプレート2a上に設けた
厚肉の立上り部2bと鋼管柱1の下端とを、添え板3,
4を重ねてボルト接合する。鋼管柱1の下端は加熱処理
による増肉加工部1aとする。
Description
造建物等に応用される増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構
造に関する。
無溶接で接合する構造として、図9に示す構造が提案さ
れている(実公平3−48001号)。これは、柱脚部
材51のベースプレート51aに突設された厚肉の立ち
上り部51bと鋼管柱50の下端とを突き合わせ、鋼管
柱50と前記立ち上り部51bとの肉厚差に相当するラ
イナプレート52を鋼管柱50の裏面に重ねて、内外の
添え板53,54と共にボルト60,61で接合するも
のである。ベースプレート51aの中央には開口51c
を設け、ボルト締め時に作業者の手や工具を挿入できる
ようにしておく。
脚部材51側は立ち上がり部51bを厚肉としているた
めに強度の強いものとなる。しかし、鋼管柱50の下端
は肉厚が薄く、ボルト60の挿通孔の形成による断面欠
損のため、満足のできる堅固な接合が難しいという問題
点がある。ライナプレート52を重ねていても、肉厚差
を解消してボルト接合を容易にする効果が得られるだけ
であり、鋼管柱50の下端の強度の向上にはあまり貢献
できない。また、ライナプレート52が必要なために、
部材点数が多くなって構造が複雑になり、接合に手間も
かかるという問題点がある。
肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造を提供することであ
る。この発明の他の目的は、構成部材が少なく施工が容
易な増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造を提供すること
である。
工柱の柱脚部無溶接接合構造は、柱脚部材のベースプレ
ート上に設けた立上り部と鋼管柱の下端とを、添え板を
重ねてボルト接合する接合構造において、前記鋼管柱の
下端を加熱処理による増肉加工部とし、前記柱脚部材の
立上り部を前記増肉加工部と同径で同肉厚としたもので
ある。前記添え板と柱脚部材の立上り部とを接合するボ
ルトは、ワンサイドボルトであっても良い。この明細書
で言う「ワンサイドボルト」とは、一端側からの操作で
他端に頭部が拡径状態に塑性変形で形成されて締め付け
が行える軸状締め付け金具の総称であり、ブラインドボ
ルトとも呼ばれている。請求項3の発明の増肉加工柱の
柱脚部無溶接接合構造は、ベースプレート上に鋼管柱を
立て、この鋼管柱の下端を加熱処理による増肉加工部と
し、前記鋼管柱の増肉加工部とベースプレートの上面と
に両フランジを各々沿わせてアングル材を設け、このア
ングル材の両フランジを前記増肉加工部およびベースプ
レートに各々ボルト接合したものである。アングル材
は、L形鋼に限らず、鉄板等の平板をL字形に屈曲させ
たものであっても良い。ベースプレートとアングル材と
を接合するボルトはワンサイドボルトであっても良い。
請求項5の発明の増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造
は、請求項1の発明の柱脚部無溶接接合構造において、
増肉加工部を前記柱脚部材の立上り部と同径で同肉厚と
する代わりに、前記立上り部よりも薄肉とし、前記増肉
加工部と前記添え板との間に前記増肉加工部と前記立上
り部との肉厚差を埋めるライナプレートを介在させたも
のである。この場合も、添え板と柱脚部材の立上り部と
を接合するボルトは、ワンサイドボルトであっても良
い。
増肉加工部とするため、ボルト孔の形成による断面欠損
が補え、構造的に満足のできる堅固な接合ができる。請
求項1の発明の構成の場合、柱脚部材のベースプレート
上の立上り部も鋼管柱の増肉加工部と同じく肉厚を厚く
してあるため、一層堅固な接合が行える。また、前記立
上り部と増肉加工部とを同じ肉厚としたため、肉厚差を
補う部材を介在させることが不要で、部材点数が削減さ
れ、簡素な接合構造となる。請求項3の発明の構成の場
合、鋼管柱の増肉加工部をアングル材でベースプレート
にボルト接合するため、ベースプレートに立上り部を設
けることが不要で、簡素な構造となる。請求項5の構成
の場合は、増肉加工部にライナプレートを介在させるの
で、製造上の都合等から増肉加工部を柱脚部材の立上り
部と同じ厚さまで増肉させられない場合や、同じ厚さま
で増肉させることが不経済である場合にも、堅固な接合
が行える。これらの接合構造において、ワンサイドボル
トを使用した場合は、ベースプレートや鋼管柱に開口部
分が無くても接合作業が行える。ワンサイドボルトに
は、強固な締め付け力が得られるものが近年開発されて
おり、そのような種類のワンサイドボルトを選択するこ
とで、増肉加工部と相まって、非常に簡素で堅固な接合
構造とすることができる。
明する。この実施例は、主に剛接合の柱脚とする場合に
適用される。この実施例に係る増肉加工柱の柱脚部無溶
接接合構造は、角形の鋼管柱1の下端を加熱処理により
増肉加工部1aとし、この増肉加工部1aと、柱脚部材
2のベースプレート2aに設けた立上り部2bとを、内
外の添え板3,4を重ねてボルト5で接合したものであ
る。増肉加工部1aは、図示の例では厚みが内外に膨ら
むものとしてあるが、内側または外側のみに膨らむのも
のであっても良い。ボルト5には高力ボルト等を用い
る。
ト挿通孔7を形成する。柱脚部材2の立上り部2bは、
鋼管柱1の増肉加工部1aと同径で同肉厚の筒状部と
し、この立上り部2bにも複数のボルト挿通孔8を形成
する。柱脚部材2は、鋳鉄または鋳鋼により一体に成形
したものであるが、鋼板製のベースプレート2aに厚肉
角形鋼管からなる立上り部2bを溶接したものであって
も良い。また、立上り部2bは、必ずしも連続した筒状
としなくても良く、例えば4側壁を個別の立上り板で構
成しても良い。内側添え板3は鋼管柱1のボルト挿通孔
7に整合する複数のボルト挿通孔9aと、立上り部2b
のボルト挿通孔8に整合する複数のボルト挿通孔9bと
を設けておく。外側添え板4も鋼管柱1のボルト挿通孔
7に整合する複数のボルト挿通孔10aと、立上り部2
bのボルト挿通孔8に整合する複数のボルト挿通孔10
bとを設けておく。
列のボルト挿通孔10aの幾つかから、対応する鋼管柱
1のボルト挿通孔7および内側添え板3のボルト挿通孔
9aにわたってボルト5を挿通させ、このボルト5にナ
ット6を螺着することにより、内外の添え板3,4を鋼
管柱1の下端の増肉加工部1aに仮止めする。上記のよ
うに内外の添え板3,4を仮止めした鋼管柱1の下端と
柱脚部材2の立上り部2bの上端とを、図1(B),
(C)のように突き合わせる。図1(C)において11
はステーであり、これを両添え板3,4の例えば3列目
のボルト挿通孔9b,10b間に係脱可能に掛け渡すこ
とにより、両添え板3,4の下側が開き状態となり、鋼
管柱1の下端と柱脚部材2の立上り部2bの接合作業が
容易に行える。ついで、外側添え板4の残るボルト挿通
孔10a,10bから、対応する鋼管柱1のボルト挿通
孔7および内側添え板3のボルト挿通孔9a,9bにわ
たってボルト5を挿通させ、このボルト5にナット6を
螺着することにより、鋼管柱1の下端と柱脚部材2の立
上り部2bとをボルト接合する。前記の仮止め状態のボ
ルト5とナット6とは本締めする。
立上り部2bの内側でのボルト5へのナット6の螺着
は、柱脚部材2のベースプレート2aの中央に形成した
開口2cから手を差し込むことにより行う。なお、上記
実施例では、外側添え板4の表側からボルト5を差し込
み、裏側でボルト5にナット6を螺着する場合を示した
が、裏側から外側に向けてボルト5を差し込み、外側添
え板4の表側でボルト5にナット6を螺着するようにし
てもよい。
示す。この実施例に係る増肉加工柱の柱脚部無溶接接合
構造は、前記第1の実施例における高力ボルト5をワン
サイドボルト12に置き換えたものである。外側添え板
4のボルト挿通孔10a,10bから、鋼管柱1のボル
ト挿通孔7あるいは立上り部2bのボルト挿通孔8、お
よび内側添え板4のボルト挿通孔9a,9bにわたって
ワンサイドボルト12を挿通させる。この場合、柱脚部
材2の立上り部2bや鋼管柱1の内側に手を差し込む必
要がないため、柱脚部材2のベースプレート2aの開口
2cは省略している。その他の構成は第1の実施例の場
合と同様である。なお、この実施例では使用ボルトを全
てワンサイドボルト12としたが、鋼管柱1側と立上り
部2b側とのいずれか片方のボルトのみをワンサイドボ
ルト12とし、もう片方のボルトを通常の高力ボルト5
(図1)としても良い。例えば、図1のような接合方法
で添え板3,4を先に鋼管柱1側に仮止めする場合は、
添え板3,4と鋼管柱1とを接合するボルトに高力ボル
ト5を使用し、立上り部2b側のボルトをワンサイドボ
ルト12とする。鋼管柱1に添え板3,4を接合すると
きは、鋼管柱1の下方が開放した状態でボルト締め作業
が行えるので、高力ボルト5であっても支障がない。前
記と逆に、立上り部2b側に先に添え板3,4を仮止め
し、後で鋼管柱1と接合する場合は、立上り部2b側の
ボルトを高力ボルト5とし、鋼管柱1側のワンサイドボ
ルト12とする。図2(B)はこの発明の第3の実施例
を示す。この例は、図1の例において、鋼管柱1の増肉
加工部1aを柱脚部材2の立上り部2bよりも薄肉と
し、肉厚差を埋めるライナプレート45,46を増肉加
工部1aの両側で内外の添え板3,4との間に介在させ
たものである。図2(C)はこの発明の第4の実施例を
示す。この例は、図1の例において、鋼管柱1の増肉加
工部1aを柱脚部材2の立上り部2bよりも薄肉とし、
肉厚差を埋めるライナプレート45を増肉加工部1aの
外面側で添え板4との間に介在させたものである。増肉
加工部1aは内径側のみに膨らむものとしてある。これ
ら図2(B),(C)の例の場合、増肉加工部1aの肉
厚よりもさらに厚く柱脚部材2の立上り部2bを形成
し、一層堅固な固定を行える。あるいは、製造上の都合
で増肉加工部1aをあまり厚くできない場合や、厚くす
ることが不経済な場合でも、堅固な接合が行える。
ボルト12の一例を示す。このワンサイドボルト12
は、ピン37と、このピン37の外周にピン頭部37a
側から順に並んで被さったバルブスリーブ38,グリッ
プスリーブ39,シェア座金40,受け座金41,およ
びナット42を有するものとする。ピン37は、丸軸部
37eに続くねじ部37bのの中間に破断溝37dを有
し、かつ先端にピン径よりも若干大径のピン頭部37a
を有する。また、ねじ部37bに続いて短いピンテール
37cが設けられる。ピンテール37cは、外径面を滑
り止め用の凹凸面に形成してあり、例えば軸方向に並ぶ
歯の列を円周方向に多数形成した凹凸面としてある。バ
ブルスリーブ38は、グリップスリーブ39よりも軟質
の材料で形成されて軸方向力の負荷で外側へ鍔状に塑性
変形可能なものとする。例えば、グリップスリーブ39
は硬質の鋼合金とし、バブルスリーブ38は軟質の鋼合
金とする。受け座金41は、グリップスリーブ39の進
入可能な内径に形成し、かつピン頭部側の側面にシェア
座金40の外周部が嵌合する環状溝41aを設ける。シ
ェア座金40は内周部がグリップスリーブ39の端面に
係合して所定軸力で剪断するものとする。また、この例
ではピン37の丸軸部37eの先端側部分37e1 を基
端側部分37e2 よりも段差部37fを介して僅かに大
径とし、グリップスリーブ39の内径を前記先端側部分
37e1 よりも小径としてある。なお、丸軸部37eは
全長にわたって同径としてもよい。
回転式の電動締付工具(図示せず)を用いて行うことが
できる。すなわち、締付工具でピンテール37cを把持
した状態で、同工具のボックス状のナット係合部でナッ
ト42を締め付ける。これにより、ピン頭部37aとシ
ェア座金40の間に圧縮力が作用してグリップスリーブ
39およびバルブスリーブ38が挟み付けられ、まず先
端のバルブスリーブ38が外側へ鍔状に塑性変形し始め
る。すなわちバルビングが生じる。ピン37の丸軸部3
7eが段付きである場合は、その段差部37fにグリッ
プスリーブ39が係合するまで前記のバルビングが生じ
る。さらにナット42の締め付けを行うと、シェア座金
40が剪断し、グリップスリーブ39がシェア座金40
内に進入する。これによりバルブスリーブ38の鍔状変
形部分38aが内側添え板3の内面に係合すると、ナッ
ト42と鍔状変形部分38aとの間で、外側添え板4,
鋼管柱1(あるいは立上げ部2b),および内側添え板
3に締付軸力が導入される。ナット42をさらに締め付
け回転させると、所定の軸力が導入された状態で、ピン
テール37cが破断溝37dで破断する(図3
(B))。
合、次のように強固な接合が行える。すなわち、シェア
座金40の剪断のため、ナット42とバルブスリーブ3
8の鍔状変形部分38aとの間の締め付け力が、そのま
ま外側添え板4,鋼管柱1(または立上げ部2b),お
よび内側添え板3を挟む締め付け力となり、強固な締め
付け力が得られる。また、このワンサイドボルト12の
場合は、次の各利点が得られる。まず、ボルト頭部とな
るバルブスリーブ38の鍔状変形部分38aが大きく拡
がるので、内側添え板3との接触圧が小さくなり、ボル
ト孔径にも比較的許容幅が得られる。例えば、ボルト挿
通孔9a,9bの縁が接触圧で変形してボルト頭が嵌ま
り込むような問題が生じ難い。それに伴い、鍔状変形部
分38aからなるボルト頭部の耐荷力が向上し、ワンサ
イドボルト12の締め付け力が向上して効率がよくな
る。しかも、ナット42を回して締め付ける形式である
ため、二度締めや、締め直しが行える。
主にピン接合の柱脚とする場合に適用される。この実施
例に係る増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造は、鋼管柱
1の下端を加熱処理により増肉加工部1aとし、この鋼
管柱1をベースプレート23上に立て、前記増肉加工部
1aとベースプレート23の上面とに内外のアングル材
13,14の両フランジ13a,13b,14a,14
bを各々沿わせる。これらアングル材13,14を介し
て鋼管柱1とベースプレート23とをボルト24,26
およびナット25,27で接合する。ボルト24,26
には高力ボルト等を使用する。アングル材13,14
は、L形鋼の切片であっても、また平板状の鉄板をL字
形に屈曲させた部材であっても良い。また、内側のアン
グル材13は、図4(C)に示すように、両端を45°
のテーパ状に切断して隣のアングル材13との干渉を避
けながら、長さを十分に得られるようにしてある。
ト挿通孔15を形成する。ベースプレート23には複数
のボルト挿通孔16a,16bと、複数のアンカー孔1
7と、中央の開口23aとを形成する。内側アングル材
13は、その縦フランジ13aに鋼管柱1のボルト挿通
孔15に整合する複数のボルト挿通孔19を、横フラン
ジ13bにベースプレート23のボルト挿通孔16aに
整合する複数のボルト挿通孔20をそれぞれ有するもの
とする。外側アングル材14は、その縦フランジ14a
に鋼管柱1のボルト挿通孔15に整合する複数のボルト
挿通孔21を、横フランジ14bにベースプレート23
のボルト挿通孔16bに整合する複数のボルト挿通孔2
2をそれぞれ有するものとする。
挿通されたアンカーボルト(図示せず)で柱脚基礎上に
固定される。接合作業に際して、各アングル材13,1
4は、先に鋼管柱1に取付けておき、後に基礎上のベー
スプレート23にボルト接合しても良く、また先にベー
スプレート23に取付けておいて、後に鋼管柱1に接合
しても良い。ベースプレート23の開口23aは、鋼管
柱1の内部でのボルト止め時に作業者の手や工具を差し
込む場合に用いる。内側のアングル材13のボルト24
は、下側から挿入するようにし、これにより施工時に柱
脚基礎上の中央に配置されるモルタル台(いわゆるモル
タル饅頭)にボルト24が干渉することを避けている。
なお、このボルト24は、ベースプレート23の施工時
の支持構造によっては、前記と上下逆にしてもよい。
うに、ベースプレート2a上に立上り部2bを一体形成
する必要がなく、アングル材13,14をボルト接合す
るだけで柱脚部材を構成できる。また、内アングル材1
3のボルト24の頭部が施工時に前記柱脚基礎のモルタ
ル台に当たることにより、鋼管柱1を建てるときの鋼管
柱1の滑り止めおよび位置決めとなる。
3,14の両フランジ13a,13b,14a,14b
を同じ長さ寸法としたが、例えば図5のように外側アン
グル材14の縦フランジ14aを横フランジ14bより
も長くしても良い。この場合、縦フランジ14aの上端
部は、単独で鋼管柱1の下端の増肉加工部1aにボルト
26Aで接合する。この例においても、内側のアングル
材13は、図4(C)の例と同様に両端をテーパ状にカ
ットしてある。
ングル材13,14を鋼管柱1の下端にボルト接合する
のに、ベースプレート23に形成した開口23aから手
を差し込んで行うようにしたが、図6のようにワンサイ
ドボルト12で内外のアングル材13,14を鋼管柱1
の下端にボルト接合することによって、ベースプレート
23の開口23aを省略するようにしてもよい。すなわ
ち、図6(A)の構成は、図4の実施例において内外の
アングル材13,14を鋼管柱1の下端にボルト接合す
る高力ボルト26をワンサイドボルト12に置き換えた
ものであり、ベースプレート23には開口23aを形成
しない。図6(B)の構成は、図5の構成において内外
のアングル材13,14を鋼管柱1の下端にボルト接合
する高力ボルト26,26Aをワンサイドボルト12に
置き換え、ベースプレート23の開口23aを省略した
ものである。これら図6の例のようにワンサイドボルト
12を使用する場合、鋼管柱1は下端に増肉加工部1a
を有しないものとしてもよい。
す。この接合構造は、下端を増肉加工しない通常の角形
鋼管柱1Aをベースプレート23上に立て、前記鋼管柱
1Aの下端とベースプレート23の上面とに両フランジ
13a,13bおよび14a,14bを各々沿わせた内
外のアングル材13,14を設け、これらアングル材1
3,14を介して鋼管柱1Aとベースプレート23とを
高力ボルト24,26,26Aにより接合したものであ
る。その他の構成は図4,図5の実施例と同様である。
すなわち、図7(A)の例は、図4の構成における鋼管
柱1を増肉加工しない通常の鋼管柱1Aに置き換えたも
のである。また、図7(B)の例は図5の構成における
鋼管柱1を通常の鋼管柱1Aに置き換えたものである。
これらの提案例の場合も、図4,図5の例と同様に、ベ
ースプレート23上に立上り部を一体形成することな
く、容易に柱脚部材を構成することができる。
を示す。この接合構造は、図7の構成において角形鋼管
柱1Aと内外のアングル材13,14とを接合する高力
ボルト23,23Aをワンサイドボルト12に置き換え
たものである。この場合も、柱脚部材2の立上げ部2b
の内側に手を差し込むことが不要なため、柱脚部材2の
ベースプレート2aの開口2cを省略する。その他の構
成は図7の例と同様である。すなわち、図8(A)の例
は図7(A)の構成において内外のアングル材13,1
4を鋼管柱1の下端に接合する高力ボルト23をワンサ
イドボルト12に置き換えたものであり、ベースプレー
ト23には開口23aを形成しない。図8(B)の例
は、図7(B)の構成において内外のアングル材13,
14を鋼管柱1Aの下端に接合する高力ボルト23,2
3Aをワンサイドボルト12に置き換え、ベースプレー
ト23の開口23aを省略したものである。
柱である場合につき説明したが、この発明は丸形鋼管柱
の場合にも適用することができる。
部無溶接接合構造は、柱脚部材のベースプレート上に設
けた立上り部と鋼管柱の下端とを、添え板を重ねてボル
ト接合する接合構造において、前記鋼管柱の下端を加熱
処理による増肉加工部とし、前記柱脚部材の立上り部を
前記増肉加工部と同径で同肉厚としたため、鋼管柱のボ
ルト挿通孔の形成による断面欠損を増肉加工部で補え
て、堅固な接合が行え、しかも増肉加工部によって柱脚
部材の厚肉の立上り部と厚みを合わすことができて、厚
み合わせ用の補助材が不要となり、構造が簡素化されて
施工も容易となる。請求項3の発明の柱脚部無溶接接合
構造は、ベースプレート上に鋼管柱を立て、この鋼管柱
の下端を加熱処理による増肉加工部とし、前記鋼管柱の
増肉加工部とベースプレートの上面とに両フランジを沿
わせてアングル材を設け、このアングル材の両フランジ
を前記増肉加工部およびベースプレートに各々ボルト接
合したため、この場合も構成部材が少なく施工が容易
で、かつ堅固な接合を行うことができる。請求項5の発
明の柱脚部無溶接接合構造は、増肉加工部にライナプレ
ートを介在させるので、製造上の都合等から増肉加工部
を柱脚部材の立上り部と同じ厚さまで増肉させられない
場合や、同じ厚さまで増肉させることが不経済である場
合にも、堅固な接合が行える。これら請求項1、請求項
3および請求項5の接合構造において、前記接合ボルト
としてワンサイドボルトを使用した場合には、外側から
の作業だけでボルト接合できるので、施工が一層容易に
なる。
工柱の柱脚部無溶接接合構造の縦断面図、(B)は同分
解斜視図、(C)は同要部縦断面図である。
施例に係る増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造の縦断面
図である。
示す断面図である。
加工柱の柱脚部無溶接接合構造の縦断面図、(B)は同
斜視図、(C)は同破断平面図である。
る。
ある。
図である。
である。
2a…ベースプレート、2b…立上り部、3…内側添え
板、4…外側添え板、5,24,26,26A…高力ボ
ルト、12…ワンサイドボルト、13,14…アングル
材、13a〜14b…フランジ、23…ベースプレー
ト、45,46…ライナプレート
Claims (6)
- 【請求項1】 柱脚部材のベースプレート上に設けた立
上り部と鋼管柱の下端とを、添え板を重ねてボルト接合
する接合構造において、前記鋼管柱の下端を加熱処理に
よる増肉加工部とし、前記柱脚部材の立上り部を前記増
肉加工部と同径で同肉厚とした増肉加工柱の柱脚部無溶
接接合構造。 - 【請求項2】 前記添え板と柱脚部材の立上り部とを接
合するボルトをワンサイドボルトとした請求項1記載の
増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造。 - 【請求項3】 ベースプレート上に鋼管柱を立て、この
鋼管柱の下端を加熱処理による増肉加工部とし、前記鋼
管柱の増肉加工部とベースプレートの上面とに両フラン
ジを各々沿わせてアングル材を設け、このアングル材の
両フランジを前記増肉加工部およびベースプレートに各
々ボルト接合した増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造。 - 【請求項4】 前記ベースプレートとアングル材とを接
合するボルトをワンサイドボルトとした請求項3記載の
増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造。 - 【請求項5】 柱脚部材のベースプレート上に設けた立
上り部と鋼管柱の下端とを、添え板を重ねてボルト接合
する接合構造において、前記鋼管柱の下端を加熱処理に
よる増肉加工部とし、この増肉加工部を前記柱脚部材の
立上り部よりも薄肉とし、前記増肉加工部と前記添え板
との間に前記増肉加工部と前記立上り部との肉厚差を埋
めるライナプレートを介在させた増肉加工柱の柱脚部無
溶接接合構造。 - 【請求項6】 請求項5記載の増肉加工柱の柱脚部無溶
接接合構造において、前記添え板と柱脚部材の立上り部
とを接合するボルトをワンサイドボルトとした増肉加工
柱の柱脚部無溶接接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10830795A JP2702089B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10830795A JP2702089B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08277575A true JPH08277575A (ja) | 1996-10-22 |
| JP2702089B2 JP2702089B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=14481394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10830795A Expired - Fee Related JP2702089B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 増肉加工柱の柱脚部無溶接接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2702089B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11343667A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-12-14 | Daiwa House Ind Co Ltd | 鉄骨コンクリ―ト造地中梁による柱脚固定構造 |
| JP2005320720A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Artes Corp | 柱脚構造 |
| WO2014055534A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Valmont Industries, Inc. | Base angle attachment assemblies |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP10830795A patent/JP2702089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11343667A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-12-14 | Daiwa House Ind Co Ltd | 鉄骨コンクリ―ト造地中梁による柱脚固定構造 |
| JP2005320720A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Artes Corp | 柱脚構造 |
| WO2014055534A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Valmont Industries, Inc. | Base angle attachment assemblies |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2702089B2 (ja) | 1998-01-21 |
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