JPH0827873A - スプレーダ付小便器の製造方法 - Google Patents

スプレーダ付小便器の製造方法

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JPH0827873A
JPH0827873A JP19108294A JP19108294A JPH0827873A JP H0827873 A JPH0827873 A JP H0827873A JP 19108294 A JP19108294 A JP 19108294A JP 19108294 A JP19108294 A JP 19108294A JP H0827873 A JPH0827873 A JP H0827873A
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JP
Japan
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urinal
upper wall
sprayer
wall portion
water
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Pending
Application number
JP19108294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kamiya
勝 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】陶磁器製スプレーダ付小便器を製造するに際し
て、小便器本体に対するスプレーダの接合作業を不要化
し、小便器製造を容易なものとするとともに、スプレー
ダの射水機能を高める。 【構成】板状の上壁部18を備えた陶磁器製の小便器本
体12と、上壁部18の下側に配設され、供給された水
道水を射水孔36より分散して射水し、鉢面に流す陶磁
器製のスプレーダ14とを備えた小便器10を製造する
に当り、上壁部18を小便器本体12の他部と別に成形
する一方、スプレーダ14を上壁部18を除く小便器本
体12と一体に成形し、上壁部18を小便器本体12に
対して接合して小便器成形体を得、これを焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスプレーダ付小便器の
製造方法に関し、詳しくはスプレーダが陶磁器製のもの
である小便器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に小便器にあっては、上端の板状の
上壁部の下側にスプレーダを備え、供給された水道水を
このスプレーダで受けてこれを多数の射水孔より分散し
て射水し、鉢面に流してこれを洗浄するようになってい
る。
【0003】図4はその一例を示している。図において
100は陶磁器製の小便器102の本体で、側壁部10
4と後壁部106、及びこれらにて構成される鉢の上端
の上壁部108の前端下側を横方向に延びる横リム11
0を有している。
【0004】112は、上壁部108と側壁部104,
後壁部106,横リム110にて囲まれた空間内部に配
設された陶磁器製のスプレーダであって、このスプレー
ダ112は、図に示しているように上壁部108の給水
口114からの給水を貯溜部116にて一時的に貯溜し
た上、透孔118より外側に流出させ、その一部を横リ
ム110内のリム通水路を経て縦リム120内部のリム
通水路へと流出させる一方、他部を自身の外周部に沿っ
て形成された複数の射水孔122より分散して射水し、
鉢内面を流下させて同部を洗浄するようになっている。
尚、リム通水路に沿って流下した水は底部の噴出孔より
噴出され、底部内面を洗浄する。
【0005】従来、この種陶磁器製のスプレーダ112
付の小便器102は、図(B)に示しているように小便
器本体100とスプレーダ112とをそれぞれ別々に成
形し、そして互いに生素地状態の小便器本体100とス
プレーダ112とを接合して一体化した後、これを焼成
することによって製造していた。
【0006】具体的には、小便器本体100及び/又は
スプレーダ112の接合面(射水孔122の形成されて
いる外周面)に泥漿を接合材として塗り、そしてスプレ
ーダ112を小便器本体100の側壁部104,後壁部
106,上壁部108及び横リム110にて囲まれた狭
い空間内に挿入・セットした上で、その接合面を小便器
本体100の接合面に押し付けるようにして張り付け、
その後これを焼成することによって製造していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら生素地状
態のスプレーダ112、即ち未だ柔らかい状態でありし
かも内部が中空構造のスプレーダ112を、限られた狭
い空間内に挿入して接合する作業は熟練を要する難しい
作業であり、しかもその際にスプレーダ112を強く押
してしまうとスプレーダ112が変形を起こしてしまう
問題があった。
【0008】また接合材が射水孔122の内部に入り込
んでしまって射水孔122が一部閉塞されてしまう恐れ
があるなどの問題を生じていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するために成されたものである。而して本願
の発明は、板状の上壁部を備えた陶磁器製の小便器本体
と、該上壁部の下側に配設され、供給された水道水を射
水孔より分散して射水し、鉢面に流す陶磁器製のスプレ
ーダとを備えた小便器の製造方法であって、前記小便器
本体における板状の上壁部を該小便器本体の他部と別に
成形する一方、前記スプレーダを該上壁部を除く該小便
器本体と一体に成形し、該上壁部を該小便器本体に対し
て接合して小便器成形体を得、これを焼成することを特
徴とする(請求項1)。
【0010】本願の別の発明は、前記小便器本体が、前
記上壁部の前端下側において横方向に延びる横リムを備
えており、該横リムを前記小便器本体の成形時に前記ス
プレーダと一体に成形することを特徴とする(請求項
2)
【0011】本願の更に別の発明は、前記スプレーダが
前記射水孔を前記小便器本体との連結部である外周部に
沿って複数備えていることを特徴とする(請求項3)。
【0012】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、小便器本体における上壁部を他部と別に成形する一
方、スプレーダをこの上壁部を除く小便器本体と一体に
成形し、そして別に成形した上壁部を小便器本体に対し
て接合することによって小便器の成形体を完成し、これ
を焼成するものである。
【0013】本発明によれば、従来困難な作業とされて
いたスプレーダの小便器本体への張付作業を必要とせ
ず、しかも板状の上壁部の接合は簡単に行うことができ
るため、全体として一連の小便器の成形作業を熟練を要
することなく簡単に行うことができる。
【0014】上記のようにスプレーダの接合作業は、上
壁部の前端に下側に横リムを有する場合においてより困
難であり、従って本発明はかかる横リムを有する小便器
に適用して特に効果が大きい(請求項2)。
【0015】また従来の方法の場合前述したようにスプ
レーダの外周部に射水孔が形成されている場合において
その射水孔が接合材で一部閉塞される問題を生じる一
方、本発明によればスプレーダにおける射水孔が接合材
によって一部閉塞されてしまうといった問題を生じない
ので、スプレーダにおける射水機能が高められる利点が
得られる。即ち本発明はスプレーダの外周部に沿って複
数の射水孔が設けられている場合に適用して効果が大き
い(請求項3)。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1,図2において、10は小便器であって
陶磁器製の小便器本体12と、同じく陶磁器製のスプレ
ーダ14とを備えている。小便器本体12は、側壁部1
6と後壁部17と上端の板状の上壁部18とを有してお
り、更に上壁部18下側の横リム20及び左右の縦リム
22を有している。ここで上壁部18には、水道水を受
けるための給水口24が形成されている。
【0017】スプレーダ14は、図1に示しているよう
に底板26と、壁部28にて囲まれた水道水の一時的貯
溜室30と、貯溜室30内の水を外部に流出させる透孔
32と、貯溜室30の外側の放水室34とを有してお
り、更に小便器本体12の側壁部16,後壁部17にて
構成される鉢の内面に接する外周部に沿って複数の射水
孔36が所定間隔で形成されている。
【0018】尚、上記横リム20の内部にはリム通水路
20aが形成されており、このリム通水路20aと貯溜
室30とが透孔38にて連絡されている。
【0019】本例の小便器10においては、給水口24
を通じて供給された水道水は一旦貯溜室30に貯溜され
た上、透孔32を通じて放水室34に流出し、更に複数
の射水孔36より鉢内面に分散して射水され、更に同内
面に沿って流下し、これを洗浄する。
【0020】また一部の水は透孔38を通じて横リム2
0内のリム通水路20a内に流出した後、左右に分かれ
て縦リム22の内部のリム通水路に沿って流下し、そし
て鉢底部の噴出孔より噴出されて鉢底部内面を洗浄す
る。
【0021】本例の小便器10にあっては、小便器本体
12の上壁部18が同本体12の他部と別体に成形され
る一方、スプレーダ14が小便器本体12の上壁部18
を除く部分と一体に成形され、そして上壁部18が上記
他部に接合され、以て小便器10全体が構築されてい
る。
【0022】ここで上壁部18を除く小便器本体12と
スプレーダ14とは、図3に示す方法によって一体成形
することができる。図において39は上型、40は横
型、42は中型、44はこれらとは別体を成す型片であ
る。上型39には上記貯溜室30成形のための成形部4
6,放水室34成形のための成形部48、更に射水孔3
6成形のための突起状の成形部50が下向きに設けられ
ている。尚射水孔36の成形部50は、この例ではウレ
タン棒にて構成されている。
【0023】これら上型39,横型40,中型42,型
片44にて囲まれた空間内に泥漿を流し込み、着肉させ
た後、排泥することによって上壁部18を除く小便器本
体12及びスプレーダ14の一体成形品を得ることがで
きる。そしてその後、別途に成形した上壁部18を接合
することによって小便器10成形体を得ることができ
る。尚板状の上壁部18は、対応する空間を有する型の
内部に泥漿を流し込み、固化させることによって容易に
成形することができる。
【0024】以上のようにして小便器本体12における
上壁部18を他部と別に成形する一方、スプレーダ14
をこの上壁部18を除く小便器本体12と一体に成形
し、そして別途成形した上壁部18を小便器本体12に
対して接合することによって小便器10の成形体を得る
ことができ、これを焼成すると完成品となる。
【0025】本例によれば、従来困難な作業とされてい
たスプレーダ14の小便器本体12への接合作業を必要
とせず、しかも板状の上壁部18の接合は簡単に行うこ
とができるため、全体として一連の小便器10の成形作
業を熟練を要することなく簡単に行うことが可能であ
る。
【0026】また本例によればスプレーダ14の外周部
における射水孔36が接合材によって一部閉塞されてし
まうといった問題を生じないので、スプレーダ14にお
ける射水機能が高められる。
【0027】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法の要部の図である。
【図2】同実施例方法にて得られる小便器を一部切り欠
いて示す図である。
【図3】本発明の実施例方法の、図1とは他の要部を示
す図である。
【図4】スプレーダ付小便器の従来の製造方法の要部を
示す図である。
【符号の説明】
10 小便器 12 小便器本体 14 スプレーダ 16 側壁部 17 後壁部 18 上壁部 20 横リム 22 縦リム 36 射水孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の上壁部を備えた陶磁器製の小便器
    本体と、該上壁部の下側に配設され、供給された水道水
    を射水孔より分散して射水し、鉢面に流す陶磁器製のス
    プレーダとを備えた小便器の製造方法であって、前記小
    便器本体における板状の上壁部を該小便器本体の他部と
    別に成形する一方、前記スプレーダを該上壁部を除く該
    小便器本体と一体に成形し、該上壁部を該小便器本体に
    対して接合して小便器成形体を得、これを焼成すること
    を特徴とするスプレーダ付小便器の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記小便器本体が、前記上壁部の前端下
    側において横方向に延びる横リムを備えており、該横リ
    ムを前記小便器本体の成形時に前記スプレーダと一体に
    成形することを特徴とする請求項1に記載のスプレーダ
    付小便器の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記スプレーダが前記射水孔を前記小便
    器本体との連結部である外周部に沿って複数備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスプレーダ付
    小便器の製造方法。
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