JPH08279123A - 固定ヘッドクリーニング装置 - Google Patents

固定ヘッドクリーニング装置

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JPH08279123A
JPH08279123A JP7688695A JP7688695A JPH08279123A JP H08279123 A JPH08279123 A JP H08279123A JP 7688695 A JP7688695 A JP 7688695A JP 7688695 A JP7688695 A JP 7688695A JP H08279123 A JPH08279123 A JP H08279123A
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JP
Japan
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fixed head
tape
head
cleaning
cleaning device
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Application number
JP7688695A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Mizuguchi
浩之 水口
Yuzo Tsuchiya
雄三 土屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で、効果的なヘッドクリーニング
動作を実現し得る固定ヘッドクリーニング機構を提供す
ること。 【構成】 ローディング時に移動するスライダ3,4の
ガイド溝7,8に交差するようにクリーナレバ9,10
のクリーナレバ9c,10cを延設する。このクリーナ
レバ9c,10cを蹴飛ばし、固定ヘッド1,2の表面
の湾曲と合うように設定された軸を中心にクリーナブラ
シ9の部分9aを回動する。この回動により固定ヘッド
1,2の表面を清掃し、さらにアンローディングのスラ
イダ3,4の戻りを用いてもう一度清掃する。VTR使
用前および使用後にヘッド表面を必ず清掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープへ記録ある
いは磁気テープから再生を行う磁気記録・再生装置の固
定ヘッドのクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRなどの記録媒体となる磁気テープ
に記録・再生を行う磁気ヘッドは、ビデオヘッドの他、
制御信号を記録するためのコントロールヘッド、音声信
号を記録するためのオーディオヘッド、記録されたすべ
ての信号を消去するための全幅消去ヘッド(以下、FE
ヘッドという)、記録された音声信号のみを消去する音
声消去ヘッドなどがある。コントロールヘッドあるいは
オーディオヘッドは、音声消去ヘッドと一体にまとめら
れて、ACEヘッド(オーディオ、コントロール、イレ
ーズヘッド)として、磁気テープ走行経路における回転
シリンダの後方位置でシャーシに固定されている。ま
た、テープ走行経路の回転シリンダの前方には、FEヘ
ッドがシャーシに固定されている。
【0003】使用されるヘッドの内、回転ヘッド(上述
のビデオヘッドなど)には、既に自動的に磁気ヘッドの
表面を掃除するクリーニング機構が設けられており、未
然にヘッドの目づまりなどを防止できるようになってい
る。
【0004】ところが、固定ヘッド(上述のACEヘッ
ドあるいはFEヘッドなど)には、このようなクリーニ
ング機構が無く、サービスマンあるいはユーザが再生不
良が起きたときなど、綿棒などを用いてその都度掃除す
るようになっているのが現状である。
【0005】回転ヘッドでは、磁気テープと当接、回送
を繰り返すため、圧力により磁気ヘッドの空隙部などに
堆積した磁性粉などをある程度除去できるが、固定ヘッ
ドでは、固定されているため、磁性粉などが堆積しやす
くなっている。したがってクリーニングを行う機会も頻
繁となり、クリーニングを怠ると、動作不良のまま使用
することも出てきてしまう。さらに固定ヘッドが増える
ほど、固定ヘッドの自動的なクリーニング機構が必要と
なってくる。以下固定ヘッドの使用例を図10に示し、
説明を加える。ここでは、スライダ式のローディング機
構を例にとり説明を加える。
【0006】図10は、スライダ式のローディング機構
を説明するための図であり、図10に用いられている固
定ヘッドの部分を拡大した図をさらに図11、図12に
示してある。図10に示すように、左右に設けられたロ
ーディングガイド溝7,8を滑るように移動するスライ
ダ3,4により、図10(a)の状態から図10(b)
に示すように回転シリンダ23へテープを巻き付けるよ
うになっている。このスライダ3,4は、磁気テープ2
1を回転シリンダ23に設けられた回転ヘッドとシリン
ダ外部に離設された固定ヘッド(FEヘッド1、ACE
ヘッド2)の間にテープ21を配置する。スライダ3,
4は、図11(a),図12(a)に示すようにガイド
ローラ3a、4aと、ローディングガイドの溝7,8に
嵌入されるベース部3b,4bとから成る。ローディン
グガイド7,8は,左右に回転シリンダ23を挟んで、
ほぼ対称に設けられており、ローディング時には、スラ
イダ3,4が溝を移動しながらテープ21を回転シリン
ダ23と固定ヘッド1,2の間に装着する。また、アン
ローディング時には、スライダ3,4が移動しながらテ
ープ21を回転シリンダ23から外す構成となってい
る。
【0007】なお、固定ヘッド1,2は、回転シリンダ
23外に離設されており、磁気テープ21の所定の領域
へ記録が行えるように固定されている。一方の固定ヘッ
ド2は、ACEヘッドであり、音声および制御信号を磁
気テープの所定の領域へ記録し、記録された音声信号を
音声トラックから消去ヘッドにより、消去できるように
なっている。このACEヘッド2を図11(b)に示
す。この図11(b)は、ACEヘッド2を正面から見
た図であり、Aの部分が音声ヘッド、Cの部分が制御ヘ
ッド、Eの部分が音声消去ヘッドである。これらのヘッ
ドは、磁気テープの走行経路に位置するように保持部材
により保持されている。
【0008】また、FEヘッド1がACEヘッド2と対
向する側に設けられており、この固定ヘッドにより、記
録された信号をテープの幅すべてに渡って、消去できる
ようになっている。この消去ヘッドを正面から見た図を
図12(b)に示す。中央の部分がヘッド部分であり、
このヘッド部分が磁気テープの走行経路に位置するよう
にACEヘッドと同様、保持機構が設けられている。こ
のようにVTRには、その用途によって多数の固定ヘッ
ドが使用されている。
【0009】しかしながら、上述の如く、固定ヘッドに
ついては、出力が低下して、不具合が発生するまで、目
づまりなどが検出できず、動作不良のまま、続けて使用
せざるを得ない。したがって、出力低下などの動作不良
が起きてから、事後にてユーザあるいはサービスマンが
処理を行う以外、現状では固定ヘッドの目づまりなどに
よる動作不良に対処することができないという問題があ
る。これらの問題に対処するため、通常、ビデオヘッド
には自動的なクリーニング機構が設けられるが、固定ヘ
ッドには、設けられていないというのが現状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、通常ビデ
オヘッドには設けられている自動的なクリーニング装置
が、固定ヘッドには設けられていないという問題があっ
た。
【0011】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
簡易な構成で、効果的なヘッドクリーニング動作を実現
し得る固定ヘッドのクリーニング機構を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による固定ヘッドクリーニング機構は、磁気ヘッドが搭
載された回転シリンダを有し、シャーシに固定されたシ
リンダ装置と、前記シャーシに対して移動自在に設けら
れ、磁気テープを前記シリンダ装置に巻き付け、且つ巻
き付けを解除するように移動するテープローディング部
材と、前記磁気テープが前記シリンダ装置に巻き付けら
れた状態で該テープに接触するように前記シャーシに固
定さえた固定磁気ヘッドと、前記テープローディング部
材によって駆動され、該テープローディング部材の移動
動作の途中で前記固定磁気ヘッドに接触してその清掃を
行う清掃手段と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2に記載の本発明による固定ヘッド
クリーニング装置は、請求項1に記載の固定ヘッドクリ
ーニング装置において、前記清掃手段は、弾性体を介し
て支持されており、前記テープローディング部材によっ
て駆動されることにより、前記固定ヘッドに前記弾性体
によって弾性的に接触するように構成されたことを特徴
とするものである。
【0014】請求項3に記載の本発明による固定ヘッド
クリーニング装置については、請求項1に記載の固定ヘ
ッドクリーニング装置において、前記清掃手段は、テー
プを巻き付ける際に磁気テープが固定ヘッドに接触する
前にその清掃を行い、テープ巻き付けを解除する際に磁
気テープが固定ヘッドから離れた後にその清掃を行うよ
うに構成されていることを特徴とするものである。
【0015】請求項4に記載の本発明による固定ヘッド
クリーニング装置については、請求項1に記載の固定ヘ
ッドクリーニング装置において、前記清掃手段は、テー
プローディング部材と共に移動し、該テープローディン
グ部材によるテープ巻き付け動作及び巻き付け解除動作
の各移動の途中で前記固定ヘッドに接触し、該固定ヘッ
ドの清掃をするものであることを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項5に記載の本発明によるクリーニン
グ装置に関しては、請求項2乃至4に記載の固定ヘッド
クリーニング装置において、前記清掃手段は、前記固定
ヘッドに接触する部分がブラシ状に形成されていること
を特徴とするものである。
【0017】請求項6に記載の本発明によるクリーニン
グ装置に関しては、請求項1に記載のクリーニング装置
において、前記清掃手段は、前記固定ヘッドに対して回
動自在に支持され、前記テープローディング部材によっ
て回動駆動され、回動の際に前記固定ヘッドに接触して
該固定ヘッドの清掃をするものであることを特徴とする
ものである。
【0018】請求項7に記載の本発明によるクリーニン
グ装置に関しては、請求項6に記載の固定ヘッドクリー
ニング装置において、前記清掃手段は、前記固定ヘッド
を保持する部材に回動自在に支持される支持部材とこの
支持部材に設けられたブラシ状部材と、さらに前記支持
部材に取り付けられた被駆動レバーとを有し、前記テー
プローディング部材が移動する際に前記被駆動部に当接
して支持部材が回動され、前記ブラシ状部材によって前
記固定ヘッドの清掃が行われるように構成されたことを
特徴とするものである。
【0019】請求項8に記載の本発明によるクリーニン
グ装置に関しては、請求項6に記載のクリーニング装置
において、前記清掃手段は、前記固定ヘッドを保持する
部材に回動自在に支持される支持部材とこの支持部材に
設けられたブラシ状部材と、さらに前記支持部材の一部
に形成された被駆動部とを有し、前記テープローディン
グ部材が移動する際に前記被駆動部に当接して支持部材
が回動され、前記ブラシ状部材によって前記固定ヘッド
の清掃が行われるように構成されたことを特徴とするも
のである。
【0020】請求項9に記載の本発明によるクリーニン
グ装置に関しては、請求項1に記載のクリーニング装置
において、前記清掃手段は、側面周囲に清掃部材が設け
られて回動自在に軸支され、前記テープローディング部
材と共に移動する円柱体でなり、該テープローディング
部材によるテープ巻き付け動作および巻き付け解除動作
の各移動の途中で前記固定ヘッドに接触し該固定ヘッド
の清掃をするものであることを特徴とするものである。
【0021】請求項10に記載の本発明によるクリーニ
ング装置に関しては、請求項1に記載のクリーニング装
置において、前記清掃手段は、側面周囲に清掃部材が設
けられて回動自在に軸支され、前記テープローディング
部材と共に移動する複数の円柱体でなり、該テープロー
ディング部材によるテープ巻き付け動作および巻き付け
解除動作の各移動の途中で前記固定ヘッドに接触し該固
定ヘッドの清掃をするものであることを特徴とするもの
である。
【0022】請求項11に記載の本発明によるクリーニ
ング装置に関しては、請求項9または10に記載のクリ
ーニング装置において、前記円柱体が前記テープローデ
ィング部材の移動途中で前記回転シリンダに接して回転
駆動されてから前記固定ヘッドに接触するように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0023】請求項12に記載の本発明によるクリーニ
ング装置に関しては、請求項9または10に記載のクリ
ーニング装置において、前記円柱体が前記テープローデ
ィング部材の移動途中で前記回転シリンダに接して回転
駆動されてから前記固定ヘッドに接触するように構成さ
れ、前記回転シリンダに搭載された磁気ヘッドをも清掃
するものであることを特徴とするものである。
【0024】
【作用】本発明においては、テープローディング部材の
移動に伴って、固定ヘッドの表面に適度な圧力を加え
て、表面を自動的に清掃することができる。
【0025】また、請求項2の本発明によれば、清掃部
材を弾性体を介して支持することにより、清掃部材を適
度な圧力で固定ヘッドに接触させて清掃を行うことがで
きる。
【0026】また、請求項3または4の発明において
は、テープローディング部材によるテープ巻き付け動作
および解除動作を行う度に自動的に固定ヘッドの清掃を
行うことができる。
【0027】請求項5の発明によれば、ブラシ部材によ
り固定ヘッドの清掃を行うことができる。
【0028】請求項6の発明によれば、清掃部材が固定
ヘッドに回動自在に設けられ、テープローディング部材
の移動によって、ブラシ部材が回動駆動されて固定ヘッ
ドの清掃が行われる。
【0029】請求項7、8の発明によれば、ブラシ部材
が固定ヘッドに回動自在に設けられ、テープローディン
グ部材によるテープ巻き付け動作および解除動作を行う
度に自動的に固定ヘッドの清掃を行うことができる。
【0030】請求項11、12の発明によれば、側面周
囲に清掃部材が設けられた円柱体を回転シリンダと固定
ヘッドに接触させることにより、回転ヘッドと固定ヘッ
ドの清掃を行うことができる。
【0031】
【実施例】図1は本発明の固定ヘッドクリーニング装置
の一実施例を示す模式図である。図1(a) は、ローディ
ング時のテープロードを説明するための図であり、図1
(b)は、アンローディング時の構成を説明するための
図である。固定ヘッド1,2にクリーナ部材(清掃部
材)を付加した以外、図と同様の構成であり、図と同様
の構成要素には同様に符号を付してある。
【0032】また、図2(a)には図1のFEヘッド1
とスライダ3の部分を拡大した図を、図2(b)には、
FEヘッド1を正面から見た図をそれぞれ示してある。
さらに図3(a)には、図1のACEヘッド2とスライ
ダ4部分の拡大した図を、図3(b)にはACEヘッド
部分を正面から見た図を、それぞれ示してある。
【0033】図1(a)に示すように、回転シリンダ2
3と固定ヘッド1,2の間にガイド溝7,8が設けられ
ている。また、スライダ(ローディング部材)3,4が
この溝を移動できるようになっており、このスライダ
3,4の移動方向にローディングされる前の磁気テープ
21が配設されている。この図1(a)は、たとえばカ
セットテープをVTRに装填した後、なにも操作を行わ
ない場合の磁気テープ21とスライダ3,4の配置を示
すものであり、この後たとえば操作子で再生(たとえば
PLAYなど)などが選択されると、テープが自動的にロー
ディングされるようなっている。
【0034】スライダ3,4は、図2(a)、図3
(a)に示すように回転自在なローラ部3a、4aと溝
にそって移動できるように、ガイド溝7,8に嵌入され
るベース部3b,4bとを有しており、このベース部3
b,4bがガイド溝7,8を移動するようになってい
る。このベース部3b,4bは、たとえば操作子の入力
信号に応じて、モータあるいはソレノイド(図示せず)
などの駆動源により駆動されるような構成となってい
る。
【0035】また、スライダ3,4は、回転シリンダ2
3に所定の巻き付け角度で磁気テープ21を巻き付ける
とともにシリンダ外に離設されたFEヘッド1およびA
CEヘッド2と磁気テープ21が接して適度な張力にて
走行できるように、磁気テープ21を配置している。な
お、キャプスタンなどのテープ搬送機構などは省略して
ある。
【0036】これらのスライダ3,4により、磁気テー
プ21がローディングされた後は、スライダ3,4は、
図1(b)に示す如く、ローディングエンドにてキャッ
チャ31,41などにより保持されたままとなる。
【0037】以上のようなスライダ式のVTRに設けら
れたFEヘッド1,ACEヘッド2に図1(a),図1
(b)に示すようなクリーナブラシ9,10から成るク
リーナ部材が設けられている。この構成を図2,図3,
図4を用いて説明する。なお、図4は、クリーナ部材と
固定ヘッドの結合部分に使用されるねじりコイルを説明
するための図であり、(a)は平面図、(b)は側面図
である。
【0038】図2(a)に示す如く、FEヘッド1の上
部に、ヘッドの中心軸に略円柱状の突出部が設けられて
いる。一方、クリーナブラシ9は、ブラシ9の柄の部分
がコの字状9bに折り曲げられており、この柄の端部が
略円板状9aを成すようになっている。また、クリーナ
ブラシ9には、クリーナレバ9cが設けられており、こ
のクリーナレバ9cがローディングガイドの溝7,8と
交差するように、配設される。このクリーナレバ9cが
ローディングあるいはアンローディング時に回動付勢さ
れるようになっている。
【0039】一方、先の突出部と合うように、この略円
板状の部分の中心に突出部と略同形で大きな径を持つ内
空の突起部9eが設けられている。この円板部9eとF
Eヘッド1との間にトーションスプリングたとえばねじ
りコイル11が立設されている(図4参照)。このねじ
りコイル11の一端を固定ヘッド1側に固定し、他端を
円板側9aに配置してある。円板側に配置されたばねの
引き出し部を時計方向あるいは反時計方向、どちらか一
方に付勢するため、円板の固定ヘッド側に突起部が設け
られ、クリーナレバ9aが回動付勢されると連動してこ
の突起部がスプリングにねじり力を加えるようになって
いる。このようにしてローディングエンドまで、クリー
ナブラシ9dが回動するようになっている。また、クリ
ーナレバ9cの反対方向への回動を抑止するため、スト
ッパ13が設けられている。
【0040】また、図3に示すようにACEヘッド2部
分も同様な構成となっている。
【0041】図1の作用を説明する。まず、テープロー
ディングの動作を図を用いて説明する。図1(a)の如
く磁気テープ21が装填され、操作子から再生指示など
があると、図1(b)に示すローディングエンドまでス
ライダが移動する。このとき、磁気テープ21がスライ
ダ3,4にシリンダ23に巻き付けられる。さらにスラ
イダ3,4が移動するガイド溝7,8と交差するように
配設されているクリーナブラシ9,10のクリーナレバ
9c,10cがスライダ3,4により蹴飛ばされる。
【0042】したがって、クリーナレバ9cが回動付勢
され、FEヘッド1およびACEヘッド2に設けられた
突出部9e、10eを軸としてクリーナレバ9c,10
cとともにブラシ部分9d,10dが回動する。このよ
うにスライダ3,4により回動付勢されたクリーナブラ
シ9d,10dにより、ヘッド表面を摺動するようにし
て清掃する。このとき、FEヘッド1およびACEヘッ
ド2に設けられている回動の中心軸は、ヘッドの表面の
曲率に合うように設定されているため、接触圧が一定に
保たれ、過圧状態による擦過傷を防止することができる
ようになっている。また、ローディングエンドでは図1
(b)に示すように、スライダ3,4のベース部により
クリーナレバ9c,10cはガイドされたままとなる。
なお、ねじりばね11,12により戻り方向へ力を加え
られているため、クリーナブラシ9,10はそのままの
姿勢が保たれる。なお、クリーナブラシ9,10は、磁
気テープ21の走行に影響を与えないようにローディン
グ完了後は、磁気テープ21の走行経路からは、遠く離
れるようになっている。
【0043】次にアンローディング時の動作を図1を用
いて説明する。たとえば、磁気テープ21の走行停止が
指示されるか、あるいは磁気テープ21の終了とともに
アンローディングが行われ、図1(b)から図1(a)
の位置へスライダ3,4が移動する。この移動とともに
磁気テープ21が回転シリンダから外される。ローディ
ング時には、テープ21の装着に先行して、固定ヘッド
の清掃が行われるため、磁性粉などをテープが走行する
前に除去することができる。これに加え、アンローディ
ング時には、テープに対して後行して、固定ヘッドの表
面を清掃することができ、テープの終了とともに固定ヘ
ッドの表面を清掃して次回、使用されるまで、ヘッドの
表面をクリーンに保つことができるようになっている。
【0044】以上のような構成にすることにより、ロー
ディング時には、必ず表面を清掃してからテープの走行
が始まるため、常に固定ヘッドの表面をきれいにしてか
らテープを走行させることができるようになる。さらに
アンローディング時には、もう一度固定ヘッドの表面を
清掃するため、さらに汚れの除去効果を高めることがで
きるようになる。
【0045】図5に本発明の他の実施例を示す。図1で
は、固定ヘッド1側にクリーナブラシを設けたが、本実
施例では、図5に示すようにスライダ側にクリーナブラ
シを設けている。図5で(a)はテープローディング前
の状態を示し、(b)はローディング後の状態を示す。
他の構成は同様である。 クリーナ部材が設けられた部
分を拡大した図6にて詳しく説明する。
【0046】図6(a)は、FEヘッド側のスライダを
拡大した図であり、図6(b)は、ACEヘッド側のス
ライダを拡大した図である。図6(a)の如く、クリー
ナブラシ19の柄がほぼ直角に折り曲げられており、こ
の折りまげれた部分がスライダ3のローラの下方に回動
自在に装着されている。スライダ3のローラ部3aとベ
ース部3bとの間は、略円柱形状を為しており、この円
柱形状の径よりも大きな径の穴を有する腕部の端部とが
この部分で結合されるようになっている。さらに、ねじ
りばね11がこの円柱部に立設されており、ねじりばね
の引き出し部の一方がベース部3bに、他方がクリーナ
レバ側に配置されている。このクリーナレバ19側の引
き出し部をクリーナレバ19bの中空円板状の部分に設
けられた突起部19cにより付勢できるようになってい
る。また基部3bには、クリーナレバ19bの反対方向
への回動を抑止するため、ストッパ16が設けられてい
る。ACEヘッド側も図6(b)に示すように同様の構
成である。以上のような構成にすることにより、図1と
同様の効果が得られる。
【0047】図7に本発明の他の実施例を示す。固定ヘ
ッド1,2の表面に必要以上の圧力が加わらないよう
に、図5のクリーナレバに改良を加えた例である。図7
に示すようにクリーナレバ1に回動自在な連結部を設け
た以外、図5と同様の構成である。
【0048】図7(a)はACEヘッドの拡大図であ
り、図7(b)はFEヘッドの拡大図である。また図7
(c)、(d)は、連結部分を拡大した図であり、
(c)は側面図、(d)は平面図である。
【0049】図7(c)に示すように、連結部50は、
ねじりばね51と、スライダ4側の腕部20fの端部と
固定ヘッド側の腕部20gの端部とにそれぞれ設けられ
ている円筒形状を為す結合部分20hと、この結合部分
の円筒部20hとねじりばね51を貫通して、これらを
挟持するための係止部を持つ略円柱状の支持部材とから
成る。この連結部50にて適度な圧力をヘッド表面に加
えられるようになっている。ばねの両端から延設された
引き出し部の一方53をスライダ側の腕部20fへ固定
し、他端をブラシ側の腕部20gへ配置する。クリーナ
ブラシ20が回動付勢されると、ねじりコイル51へね
じり力を加えながら、固定ヘッドに当接するような構成
を図5の例に加えている。また、ブラシ側の円板状の結
合部分には、外周縁にスライダ側の腕部20fに回動が
抑止できるように固定ヘッド側に突出するようにストッ
パ52が設けられている。
【0050】図7の動作を説明する。ローディング時に
は、スライダ3,4の移動とともにブラシ部分19a,
20aが固定ヘッド1,2の表面に接触する。このと
き、当接時に必要以上の圧力が加わらないように連結部
50のスプリングによりブラシがたわむようにしてあ
る。これは、スライダ3,4とブラシ部分19a,20
aの初期当接時の位置関係によるもので、ローディング
時にはブラシが深く表面をこするようになるためこれを
調整するために、連結部50を設けている。
【0051】また、アンローデイング時には、そのま
ま、表面をこするようにしてあり、必要以上に回動しな
いようにストッパ52にて回動が抑止されるようになっ
ている。
【0052】以上のような構成にすることにより、さら
に過圧状態を防止でき適度な圧力にて表面を清掃するこ
とができるようになる。
【0053】本実施例では、円柱状の支持部材を用いて
いるが、ねじりばねを支持部材として円筒部の穴を貫通
するようにし、円板部分にねじりばねの引き出し部を固
定しても良い。
【0054】図8に本発明の他の実施例を示す。図8
(a)に示すようにクリーナブラシに代えて回転自在な
クリーニングパッドをスライダに設けた以外、図1と同
様の構成である。また図8(b)には、ローディング時
における略円柱形状の回転パッドの軌跡を示してある。
【0055】このクリーニングパッド60は、固定ヘッ
ド2と回転シリンダ23間の長さを直径とする円柱状の
クリーナ部材で構成されており、このパッド60は、シ
リンダ23の移動に伴って回転シリンダ23と固定ヘッ
ド2双方に接触するようになっている。クリーナパッド
60の外周部分は、弾性体たとえばゴムなどが用いら
れ、接触面に傷がつかないようになっている。スライダ
3の移動とともに回転シリンダにより回転力が付与さ
れ、パッド60は固定ヘッドの表面を回転しながら清掃
するようになっている。
【0056】したがって、固定ヘッド2の表面の汚れを
適度な摩擦力にて除去できるようになっている。このよ
うに、回転パッド60を回転させるための駆動源を設け
ることなく、十分な回転力が得られる。
【0057】また、図9はクリーナパッド60a,60
bを2個設けて構成した例であり、(a)、(b)は図
8の(a)、(b)にそれぞれ対応している。
【0058】図9(b)に示すようにこれらのパッドが
外周にて接触するように配置して、シリンダ側に配置さ
れたパッド60bの回転を固定ヘッド側のクリーナパッ
ド60aに伝えるようにしている。このような構成にす
ることにより回転力を得るための駆動源を必要とせず、
固定ヘッドの表面との摩擦力が得られる。
【0059】なお本実施例では、クリーナパッドを2個
としているが本発明はこれに限定されず、固定ヘッドと
の接触回数を複数のパッドを設けることにより増やし、
さらに清掃効果を高めるようにしても良い。
【0060】また、十分回転力を得るため、ベルト伝動
機構あるいは回転ギアなどを設け、回転シリンダの回転
力をパッドへ付与するようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡易
な構造の部品を追加するだけで、テープローディングお
よびアンローディング時に固定ヘッドのクリーニング動
作を自動的に行うことが可能となる。また、スプリング
あるいは弾性体などを用いて、磁気ヘッドの表面への過
圧あるいは摩擦力の調整を行うことができる。さらに動
作不良のまま、使用することがなくなり、信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固定ヘッドクリーニング機構の一
実施例を示す図。
【図2】図1のFEヘッドとスライダ部分の拡大図およ
びFEヘッドを正面から見た図。
【図3】図1のACEヘッドとスライダ部分の拡大図お
よびACEヘッドを正面から見た図。
【図4】図1のクリーナ部材とスライダの結合部分に用
いられるトーションスプリングを説明するための図。
【図5】本発明による固定ヘッドクリーニング装置の他
の実施例を示す図。
【図6】図5のスライダ部分の拡大図。
【図7】本発明による固定ヘッドクリーニング装置の他
の実施例を示す図。
【図8】本発明による固定ヘッドクリーニング装置の他
の実施例を示す図。
【図9】本発明による固定ヘッドクリーニング装置の他
の実施例を示す図。
【図10】スライダ式のローディング機構を説明するた
めの図。
【図11】図10のスライダとACEヘッドの部分を拡
大した図およびヘッド部分を正面から見た図。
【図12】図10のスライダとFEヘッドの部分を拡大
した図およびヘッド部分を正面から見た図。
【符号の説明】
1,2…固定ヘッド 3,4…スライダ 7,8…ガイド溝 9,10,19,20…クリーナブラシ 60,60a,60b…クリーナパッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドが搭載された回転シリンダを有
    し、シャーシに固定されたシリンダ装置と、 前記シャーシに対して移動自在に設けられ、磁気テープ
    を前記シリンダ装置に巻き付け、且つ巻き付けを解除す
    るように移動するテープローディング部材と、 前記磁気テープが前記シリンダ装置に巻き付けられた状
    態で該テープに接触するように前記シャーシに固定され
    た固定磁気ヘッドと、 前記テープローディング部材によって駆動され、該テー
    プローディング部材の移動動作の途中で前記固定磁気ヘ
    ッドに接触してその清掃を行う清掃手段と、 を具備したことを特徴とする固定ヘッドクリーニング装
    置。
  2. 【請求項2】前記清掃手段は、弾性体を介して支持され
    ており、前記テープローディング部材によって駆動され
    ることにより、前記固定ヘッドに前記弾性体によって弾
    性的に接触するように構成されたことを特徴とする請求
    項1記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  3. 【請求項3】前記清掃手段は、テープを巻き付ける際に
    磁気テープが固定ヘッドに接触する前にその清掃を行
    い、テープ巻き付けを解除する際に磁気テープが固定ヘ
    ッドから離れた後にその清掃を行うように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の固定ヘッドクリー
    ニング装置。
  4. 【請求項4】前記清掃手段は、テープローディング部材
    と共に移動し、該テープローディング部材によるテープ
    巻き付け動作及び巻き付け解除動作の各移動の途中で前
    記固定ヘッドに接触し、該固定ヘッドの清掃をするもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の固定ヘッドク
    リーニング装置。
  5. 【請求項5】前記清掃手段は、前記固定ヘッドに接触す
    る部分がブラシ状に形成されていることを特徴とする請
    求項2乃至4のいずれかに記載の固定ヘッドクリーニン
    グ装置。
  6. 【請求項6】前記清掃手段は、前記固定ヘッドに対して
    回動自在に支持され、前記テープローディング部材によ
    って回動駆動され、回動の際に前記固定ヘッドに接触し
    て該固定ヘッドの清掃をするものであることを特徴とす
    る請求項1記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  7. 【請求項7】前記清掃手段は、前記固定ヘッドを保持す
    る部材に回動自在に支持される支持部材とこの支持部材
    に設けられたブラシ状部材と、さらに前記支持部材に取
    り付けられた被駆動レバーとを有し、前記テープローデ
    ィング部材が移動する際に前記被駆動レバーに当接して
    支持部材が回動され、前記ブラシ状部材によって前記固
    定ヘッドの清掃が行われるように構成されたことを特徴
    とする請求項6に記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  8. 【請求項8】前記清掃手段は、前記固定ヘッドを保持す
    る部材に回動自在に支持される支持部材とこの支持部材
    に設けられたブラシ状部材と、さらに前記支持部材の一
    部に形成された被駆動部とを有し、前記テープローディ
    ング部材が移動する際に前記被駆動部に当接して支持部
    材が回動され、前記ブラシ状部材によって前記固定ヘッ
    ドの清掃が行われるように構成されたことを特徴とする
    請求項6に記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  9. 【請求項9】前記清掃手段は、側面周囲に清掃部材が設
    けられて回動自在に軸支され、前記テープローディング
    部材と共に移動する円柱体でなり、該テープローディン
    グ部材によるテープ巻き付け動作および巻き付け解除動
    作の各移動の途中で前記固定ヘッドに接触し該固定ヘッ
    ドの清掃をするものであることを特徴とする請求項1に
    記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  10. 【請求項10】前記清掃手段は、側面周囲に清掃部材が
    設けられて回動自在に軸支され、前記テープローディン
    グ部材と共に移動する複数の円柱体でなり、該テープロ
    ーディング部材によるテープ巻き付け動作および巻き付
    け解除動作の各移動の途中で前記固定ヘッドに接触し該
    固定ヘッドの清掃をするものであることを特徴とする請
    求項1に記載の固定ヘッドクリーニング装置。
  11. 【請求項11】前記円柱体が前記テープローディング部
    材の移動途中で前記回転シリンダに接して回転駆動され
    てから前記固定ヘッドに接触するように構成されている
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の固定ヘッ
    ドクリーニング装置。
  12. 【請求項12】前記円柱体が前記テープローディング部
    材の移動途中で前記回転シリンダに接して回転駆動され
    てから前記固定ヘッドに接触するように構成され、前記
    回転シリンダに搭載された磁気ヘッドをも清掃するもの
    であることを特徴とする請求項9または10に記載の固
    定ヘッドクリーニング装置。
JP7688695A 1995-03-31 1995-03-31 固定ヘッドクリーニング装置 Pending JPH08279123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942423A3 (en) * 1998-03-13 2000-03-01 Hewlett-Packard Company Head cleaner for linear tape drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942423A3 (en) * 1998-03-13 2000-03-01 Hewlett-Packard Company Head cleaner for linear tape drive

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