JPH08280412A - 靴用インサートとしての水密性ラミネート成形部材及びそれを有する防水靴 - Google Patents

靴用インサートとしての水密性ラミネート成形部材及びそれを有する防水靴

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JPH08280412A
JPH08280412A JP8085538A JP8553896A JPH08280412A JP H08280412 A JPH08280412 A JP H08280412A JP 8085538 A JP8085538 A JP 8085538A JP 8553896 A JP8553896 A JP 8553896A JP H08280412 A JPH08280412 A JP H08280412A
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watertight
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JP8085538A
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Liviu-Mihai Pavelescu
パヴェレスク リヴィウ−ミハイ
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Akzo Nobel NV
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
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    • A43B7/125Special watertight footwear provided with a vapour permeable member, e.g. a membrane

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水密ラミネート成形部材及び靴中でのその使
用 【解決手段】 靴型に形成されており、外張り層とイン
ソールと内張り層と機能層及び場合により支持層を有す
る水密性透湿性ラミネートとを有する糊を間挿された形
態での靴用インサートとしての水密性ラミネート成形部
材において、ラミネートの底部端部のへり部分を、機能
層を有する面の方に折り返し、かつ接着し、内張り層
を、ラミネートの折り返された底部端部のへりのエッジ
に接せしめ、かつラミネートの底部端部のへり部分を、
接着層でインソールと接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴型に形成され、
外張り層(Aussenlage)とインソール(Brandsoh
le)と内張り層(Futterschicht)と機
能層及び場合により支持層を有する水密透湿性ラミネー
トとを有する糊を間挿された形態での靴用インサートと
しての水密性ラミネート成形部材及び靴中でのその使用
に関する。
【0002】外張り層として、例えば皮革又は織布及び
内側の内張り層を有する靴には、水性環境中で、水が靴
の内部に漏入しうることは公知であり;従って、防水性
の靴が求められる。更に、足が発汗する際に生じる湿気
を、靴の内部から外へ移動させるために、水密性ではあ
るが、透湿性である靴内部層を使用することが望まし
い。この難問を解消するために、内張り層の靴内部に面
していない側の上に、コポリエーテルエステルをベース
とするポリマー、延伸されたポリテトラフルオルエチレ
ンからなるシート、ポリエステル膜及び/又は微孔性ポ
リウレタン層を含む少なくとも1つの層(機能層と称さ
れる)を有する靴が製造される。
【0003】しかし、機能層を使用する場合には、永続
的な水密性が可能であるように、これらをインソールと
アウトソールとに結合させることが必要である。その
際、他方で、殊に、水密透湿性機能層とインソール、ア
ウトソール及び/又は外張り層とを縫い合わせる場合
に、水が、縫い目を介して、毛細管引力により外側から
靴内部に漏入しうることが判明している。この欠点を除
くために、ドイツ特許公開(DE−OS)第38216
02号明細書は、射出の際に液状のプラスチックソール
材料により浸透されうる、底部域で多孔性に形成されて
いるアッパー材料を使用することを提案している。
【0004】もう1つの形態では、アッパー材料は、内
張り層の底部端部から離れて終局し、かつアッパー材料
の終局は、射出の際に液状のプラスチックソール材料に
より浸透されうる多孔性間隔保持材を介して合わされて
いる。間隔保持材及びアッパー材料の底部端部の形成に
より、確かに、液状プラスチックソール材料を空隙の中
に浸透させることが可能になるが、これにより、水毛細
管引力に基づくアッパー−ソール領域からの水の漏入に
対する充分な改良は、決して達成することはできない。
それというのも、ローリングアウト(Abrollen)及び歩行
の際の靴の高い機械的負荷は、長い間には、空隙壁の破
れ又は少なくとも間隔保持材の空隙からの接着されたプ
ラスチックソール材料の剥離をもたらし、その際、これ
により、プラスチックソール材料と間隔保持材との間の
なお無傷で残留する結合への負担は、物理的に高くな
り、更に、空隙の懸念される破裂又はプラスチックソー
ル材料の空隙からの不利な剥離をもたらしうる。
【0005】破れもしくは剥離により生じる間隔保持材
及びアッパー材料中の分離及び裂け目により、結果的
に、外張り層の充分な水吸収に基づき、アウトソールの
方に移動する水が、アウトソールの側面部もしくはシー
ルリップ(Dichtlippe)の間隔保持材及び機能層の範囲に
漏入しうる。この作用は、印刷物により述べられている
ように、ストローベルシーム(Strobelnaht)が、外部層
又は外張り層の多孔性底部端部、間隔保持材、機能層及
び内張り層との間にある場合には、更に、強まる。ソー
ルとアッパーとの間の結合が、特に、歩行の際のアウト
ソールの衝撃性の負担により高い負担にさらされている
と強調するドイツ特許公開(DE−OS)第21069
84号明細書が、当然に、この状況を指摘しているよう
に、アッパーのソールへの移行域が、著しい負担を受け
るという危険性を従来技術は、完全に見過ごしている。
従って、確かに、靴内部の当初の水密性は、この慣用の
靴により可能であるが、慣用の靴に通常の負担をかける
と、既に、永続的でかつ充分な水密性は保証されない。
【0006】更に、外部層が、しばしば皮革又は皮革様
織物であるので、アッパー材料の底部端部に細孔を穿孔
する場合には、繊維が、空隙空間内部に残留し、かつ液
状プラスチックソール材料による空隙内部の充填にも関
わらず、残留した繊維が、理想的な水のための橋として
水を靴内部に漏入させうることを、これらの繊維が、プ
ラスチックソール材料の接着を少なくとも制限すること
を度外視しても観察することができる。
【0007】ソールを接着するための接着剤は、伸ばさ
れる外張り層の多孔性部に、不完全に侵入するのみで、
その限りで侵入する水に抵抗を示すことができないの
で、接着されたソールを有する靴には、ドイツ特許(D
E−OS)第3821602号明細書中に記載のラミネ
ート成形部材は、不適当である。
【0008】更に、このように靴を製造する場合には、
より簡単でかつ少ない工程で製造を、時間的に短縮し
て、製造コストを下げることが望ましい。
【0009】本発明は、前記の欠点を除くことを課題と
する。特に、接着されたソールを有する水密性、透湿性
の靴を製造するために好適なラミネート成形部材を提供
すべきである。
【0010】この課題は、靴の形に形成され、外張りと
インソールと内張り層と機能層及び場合により支持層を
有する水密透湿性ラミネートとを有する糊を間挿された
形態での靴用インサートとしての水密性ラミネート成形
部材により解決され、これは、ラミネート2の底部端部
のへり部分12は、機能層4を有する面の方に向かって
折り返され、かつ接着されているおり、内張り層3が、
ラミネート2の折り返された底部端部のふちのエッジに
接しており、かつラミネート2の底部端部のへり部分1
2は、接着層17によりインソール6と接着されている
ことを特徴とする。
【0011】本発明は、本発明のラミネート成形部材を
有する防水靴にも関する。
【0012】従来の靴の場合には、水は、皮革又は皮革
様織物からなる外張り層による毛細管引力により、外張
り層とソールとの間の底部範囲に、かつ外張り層そのも
のを越えて移動する。この際、ここから、水が、その底
部端部が、アウトソール底面に平行に設置されているラ
ミネートの底面とアウトソールの上面との間に、ラミネ
ートの底部端部の外へりまで沿って、先ず侵入すること
を認めることができる。この際、水は、外へりとプラス
チックソール材料との欠陥のある結合に基づき、外へり
に沿って靴内部に侵入する。ラミネートの外周縁とは、
靴の長手方向の中心線に向けられたへりである。
【0013】本発明の水密性ラミネート成形部材を靴中
で使用する場合には、ラミネート2の底部端部のへり部
分12は、靴内部の方に折り返されており、かつラミネ
ート2の底部端部の基材部9の上面上に平らに位置す
る。基材部9と折り返されたへり部分12との間に、内
張り層3が存在しないのが有利である。内張り層3が存
在しないことにより、へり部分12を、ラミネート2の
基材部9に、折り返されたへり部分12が、平らにラミ
ネート2の底部端部の基材部9の上面に、接着層に接し
て、又は接着層により設置されているように接着するこ
とができる。折り返しにより、支持層5は、ラミネート
2の外へり20の領域にも配置されており、これによ
り、外へり20の領域は、切断面ではなく、従って、不
所望な粒子、例えば繊維及び織物の残りを含まない。付
加的に、内張り層3の終局部及びそれに続く、へり部分
12が、インソールに接着されていると、水が、場合に
よりなお、外へり20に侵入した場合にも、この水は、
靴の内部に侵入することはできない。
【0014】これにより、均質、即ち粒子不含で、かつ
水の橋となる粒子の不在により水密性であるラミネート
2の外へり20と接着されたアウトソール13又は液状
プラスチックソール材料との従来技術と異なる密接な接
着が達成される。
【0015】更に、ラミネート2の底部端部のへり部分
12及び基材部9を、有利に透湿性接着剤で接着するの
で、使用者の足の裏から生じる湿気は、ラミネート2に
沿って、本発明の靴の側面の方向に拡散し、かつ外へ放
出されることを観察することができる。
【0016】形態中では、ラミネート2は、支持層5、
例えば、有利に、水密透湿性物質で被覆又は含浸されて
いてよい布の平面形成体、例えばフリース、フェルト、
メリヤス、織物、編み物(Gewirke)であってよい。ラミ
ネート2は、1つ以上の支持層5と並んで、水密透湿性
物質からなる少なくとも1つの機能層4、例えば膜を有
していてよい。
【0017】水密透湿性物質の製造のために、ポリオレ
フィン、例えばポリエチレン−プロピレン−コポリマ
ー、ポリエチレン、テレフタレート、ポリカプロラクタ
ム、ポリビニリデンフルオリド、ポリブチレンテレフタ
レート、ポリエステルコポリマー及びポリテトラフルオ
ルエチレンを含む微孔性ポリマーマトリックスの形成の
ために好適なポリマーを使用することができる。水密透
湿性物質は、コポリエーテルエステルをベースとするポ
リマーを有する被覆物、含浸物又は膜(Sympatex)であっ
てよいか、又は微孔性ポリウレタン−被覆を有する延伸
されたポリテトラフルオルエチレン(Gore-tex)に由来
してよい。
【0018】この際、その高い透湿特性及び高い水密性
及び耐久性の故に、物質として、コポリエーテルエステ
ル(Sympatex)をベースとするポリマーが、非常に優れて
いることが判明している。
【0019】水密透湿性物質として、コポリエーテルエ
ステルをベースとするポリマーを使用するのが有利であ
る。コポリエーテルエステルは、統計的にエステル結合
により頭部と後部とが結合している数多くの内部線状長
鎖及び短鎖のエステル繰り返し単位からなっていてよ
く、その際、式:
【0020】
【化1】
【0021】の長鎖エステル単位及び式:
【0022】
【化2】
【0023】の短鎖エステル単位に相応し、式中のG
は、600〜6000の平均分子量及び炭素と酸素との
原子比2.0〜4.3の少なくとも1種の長鎖グリコー
ルからの末端ヒドロキシル基の除去の後に残留する二価
の基であり、その際、少なくとも20重量%の長鎖グリ
コールが、炭素と酸素との原子比2.0〜2.4を有
し、かつコポリエーテルエステルの15〜50重量%を
形成し、Rは、少なくとも1種の300を下回る分子量
のジカルボン酸からのカルボキシル基の除去の後に残留
する二価の基であり、かつDは、少なくとも1種の25
0を下回る分子量のジオールからのヒドロキシル基の除
去の後に残留する二価の基であり、その際、使用ジカル
ボン酸の少なくとも80モル%が、テレフタル酸又はそ
のエステル形成性等価物から、かつ低分子量を有するジ
オールの少なくとも80モル%が、1,4−ブタンジオ
ール又はそのエステル形成性等価物からなり、テレフタ
ル酸又はそのエステル形成性等価物ではないジカルボン
酸と、1,4ブタンジオール又はそのエステル形成性等
価物ではない低分子量のジオールとのモル%の合計は、
高くても20%であり、かつ短鎖エステル単位は、コポ
リエーテルエステルの40〜80重量%である。
【0024】有利に、ポリマーは、完全に又は部分的に
コポリエーテルエステルであってよく、その際、使用ジ
カルボン酸の少なくとも70モル%が、2,6−ナフタ
リンジカルボン酸又はそのエステル形成性等価物であ
り、かつその際、低分子量を有する使用ジオールの少な
くとも70モル%が、1,4−ブタンジオール又はその
エステル形成性等価物であり、かつ2,6−ナフタリン
ジカルボン酸又はそのエステル形成性等価物ではないジ
カルボン酸と、1,4−ブタンジオール又はそのエステ
ル形成性等価物ではない低分子量を有するジオールとの
モル%の合計は、高くても30%であり、かつ短鎖を有
するこのエステル単位は、コポリエーテルエステルの3
5〜80重量%を形成する。
【0025】数多くの内部線状長鎖及び短鎖エステル繰
り返し単位からなり、統計的にエステル結合により頭部
と末端とが結合されており、その際、式:
【0026】
【化3】
【0027】の長鎖エステル単位及び式:
【0028】
【化4】
【0029】の短鎖エステル単位が相応し、式中、G
は、少なくとも1種の600〜4000の平均分子量及
び炭素と酸素との原子比2〜4.3の長鎖グリコールか
らの末端ヒドロキシル基の除去の後に残留する二価の基
であり、その際、長鎖グリコールの少なくとも20重量
%が、炭素と酸素との原子比2.0〜2.4を有し、か
つコポリエーテルエステルの15〜50重量%を形成
し、Rは、300を下回る分子量の少なくとも1種のジ
カルボン酸からのカルボキシル基の除去の後に残留する
二価の基であり、かつDは、250未満の分子量の少な
くとも1種のジオールからのヒドロキシル基の除去の後
に残留する二価の基であり、その際、使用ジカルボン酸
の少なくとも70モル%が、2,6−ナフタリンジカル
ボン酸又はそのエステル形成性等価物からなり、かつ低
分子量を有するジオールの少なくとも70モル%が、
1,4−ブタンジオール又はそのエステル形成性等価物
からなり、かつ2,6−ナフタリンジカルボン酸又はそ
のエステル形成性等価物ではないジカルボン酸と、1,
4−ブタンジオール又はそのエステル形成性等価物では
ない低分子量を有するジオールとのモル%の合計は、高
くても30%であり、かつ短鎖を有するエステル単位
は、コポリエーテルの35〜80重量%であるコポリエ
ーテルエステルであるポリマーが、なお更に有利であ
る。
【0030】もう1つの形態中で使用されるコポリエー
テルエステルポリマー膜は、10μm又は15μmの厚
さを有し、かつ2700g/m2の高い透湿性で優れて
いる(24時間、ASTME9666法Bで変性)。
【0031】支持層5は、少なくとも部分的に、例えば
点−、線−、格子状に、機能層4及び/又はもう1つの
前記の物質で被覆もしくは含浸されている支持層5と、
有利に透湿性の接着剤で接着することができる。この場
合、親水性の接着剤、例えばポリウレタン−又はアクリ
レートをベースとする親水性発泡接着剤は、水蒸気移動
を妨げないので、有利である。同様に、へり部分12と
ラミネート2の底部端部の基材部9との熱接着も非常に
有利であると判明している。
【0032】本発明の水密性ラミネート成形部材の高い
適合精度(Passgenauigkeit)を保証するために、外張り
層1の底部端部7を、アウトソール13の底面に平行に
設置しておくことが可能である。外張り層1は、少なく
ともその端部即ち、シールリップの領域及びその底部端
部7で、接着層8により、ラミネート2と接着すること
ができる。
【0033】本発明のラミネート成形部材を靴中で使用
する場合には、ラミネート2の底部端部を、アウトソー
ル13の底面に平行に設置し、ラミネート2の底部端部
のへり部分12を、靴内部範囲に向かって折り返し、か
つ靴内部に向けられるラミネート2の底部端部の基材部
9の上面上に、接着剤で、折り返されたへり部分12
が、本質的にラミネートの底部端部の基材部9の上面上
に平らに接しているように接着する、有利に熱−又はラ
スティング接着(Zwickverkleben)する。
【0034】ラミネート2の底部端部のへり部分12
を、機能層4を有する面に折り返すと、支持層5は、外
側を向く。ラミネート2のへり領域20が、接着可能な
アウトソール13及び接着可能なインソール6に、優れ
た結合−又は接着ベースであるという点で、この態様
は、特に好適である。それというのも、これは、そうで
なければ、慣用の靴の接着部分に発見することができる
接着の障害となる繊維又は織物残留物を含まないためで
ある。
【0035】有利に、外張り層1の底部端部7が、アウ
トソール13の底面に平行に設置されている場合には、
ラミネート2の折り返された底部端部のへり部分12
が、アウトソール13の底面に平行に設置された外張り
層1の底部端部7のエッジを越えてはみ出してよい。し
かし、同様に、外張り層1の底部端部7のエッジが、ラ
ミネート2のへり領域20を越えていることも可能であ
る。
【0036】更に、ラミネート2の折り返された底部端
部のへり部分12に接着された基材部9及び折り曲げら
れて、アウトソールの底面に平行に設置された内張り層
3の端部上及びラミネート2のへり部分12上に接着さ
れたインソールを有する、既に予め用意された本発明の
水密性ラミネート成形部材を有するアッパーを、ラスト
上に置くことができる。その際、高いスプレー圧力下
に、液状プラスチックソール材料を噴出するのが、ラス
ト上で分離層が生じずに有利である。外張り層1、ラミ
ネート2及びアウトソール13を相互に固く固定するこ
とによる歩行安定性及び側面安定性により、本発明の靴
の安定な静力学的が達成される。それというのも、足の
確実なローリングアウトが保証され、かつ非多孔性のア
ッパー材料の使用が無い故に、従来技術と異なり、その
内部構造中での作用がなく、殊に、アウトソール13の
迅速な衝撃性の負荷の場合に、高い荷重性が可能であ
る。
【0037】有利な形態では、外張り層1は、その底部
範囲でアウトソール13の材料により外側で、射出型の
シールリップの形成下に覆われる。その際、外張り層1
の靴内部に対して反対側面、即ち外側の表面処理は、少
なくとも、プラスチックソール材料の射出又はプラスチ
ックソール13の接着の際に、覆われる領域で役に立
つ。外張り層1として使用される皮革又は織物層を、機
械的又は化学的に毛羽立てることにより、外張り層1と
アウトソール13との密着又は接着が高まるだけではな
く、同様に、これにより接着されないあれ(Fehlstelle
n)の数の減少により、外張り層1とアウトソール13と
の結合の水密性が高まる。同様に、皮革又は織物は、外
張り層1上で又は外張り層1とラミネート2との間で、
本発明の靴の安定性を有用に支持することができる。
【0038】本発明の靴の全ての形態の場合に、その側
面安定性は、側面で接着された又は射出されたアウトソ
ール13のより良好な接着及び例えば、かかと保護物(F
ersenkappen)の取り付けと共働すると、本発明の靴は、
歩行の際、例えば外側から又は内側からの変形により、
内側の長手方湾曲の沈降の故に、外反扁平足の場合に観
察される踵骨のヒビ、引いては、踵骨の剥離を、有意義
に支持するのに充分であることを確認することができ
る。
【0039】内張り層3としては、テリー層、ヤギ−、
羊−、ウシ−、豚皮内張り層、ビロード層、ラクダ毛
層、網状又は織物状皮革層、有利に、木綿、フリースウ
ール、合成繊維及び/又は再生及び/又は変性セルロー
スからなる織物層を使用することができる。
【0040】外張り層1は、少なくとも皮革層、布層、
布様層及び織物を含む類の少なくとも1種であってよ
い。表面材としての外張り層1に、キャンバス、生地、
チンツ、エバーグレーズ、テリー織り物、ビロード、マ
ンチェスター物、コールテン、ベルベット、ノルゾン(N
orzon)、皮革布、皮革ビロード、デユベルテイン(Duver
tine)、網状又は織られた布、サテン、毛皮、擬毛皮、
未処理−(Rauh-)、つや出し−(Glatt-)、エナメル皮又
は磨かれた、型押しされた、しわ寄せされた又は粒起さ
れた皮が可能である。
【0041】プラスチックソール材料としては、水密性
の好適な、例えばゴム、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
及びその誘導体及びこれらの混合物である。
【0042】
【実施例】本発明を、実施例に基づき詳述する。
【0043】これは、図1 本発明の靴の底面図 図2 本発明の靴の靴先端範囲の図1の断面A−A上の
図を示す。
【0044】これらの図は、図的な簡略化に基づき、模
式の著しい拡大で、尺度に合った模造に関する要求に適
さない形態である。本発明の靴は、外張り層1として、
ウシ皮を用いている。外張り層1の底部端部7は、アウ
トソール13の底部に平行に延びている。その際、外張
り層1の端部は、接着層8により、ラミネート2と結合
されている。外張り層1のへりは、斜接(Schraegstoss)
として終局する。ラミネート成形部材として、水密透湿
性材料(Sympatex)からなる10μm厚の膜4を使用す
る。支持織物5として、織り目の粗いポリエステル織物
を使用する。ラミネート2の底部端部は、ポリウレタン
からなるアウトソール13の底部と平行であり、その
際、支持層5の底部端部のへり部分14及び膜4のへり
部分15は、一緒に、靴内部に折り返され、かつ膜4の
基材部11の表面に平らに位置する。基材部15と基材
部11との間の接着剤としては、高周波加熱システムに
より活性化されるポリウレタン接着剤を使用する。皮か
らなるインソール6を、接着層17により、折り変えら
れた内張り層3の底部端部上、及びへり部分14上に接
着する。この場合、内張り層3を、この有利な形態中で
は、その底部端部で、アウトソール13の底面に平行に
設置する。
【0045】アッパー及びラミネート成形部材で包まれ
たラストの所での5atでのポリウレタンからなる液状
プラスチックソール材料の射出により、支持層5、イン
ソール6及びプラスチックソール材料の間の密接な結合
を堅固にすることができる。ラミネート2の底部端部の
折り返されたへり領域20の表面から、アウトソール上
面の表面への変わり目は平滑で、かつさもなければ使用
者の足の裏にあたる不所望な隆起、膨張又は窪みを示さ
ない。従って、更に、アウトソールの射出を、加圧下で
行うので、変わり目は平滑で、かつ一様な平面を形成す
る。
【0046】もう1つの形態では、内張り層3の底部端
部を、主としてアウトソール13に垂直に設置すること
ができ、その結果、ラミネート2の底部端部のへり部分
12は、靴内部に面する内張り層3の表面に突き当た
る。アッパーに面するへり部分12のへりは、主として
ラミネート2の上部端部の方向に向いているのが有利で
ある。ラミネート2、外張り層1及び内張り層3の上部
端部は、本発明の防水靴の滑り込み開口部を形成する。
これにより、本発明の靴のインソール部のへりと足との
付加的に確実な側面接触が生ずる。
【0047】綿密な試験で、靴部材の煩雑かつ正確な方
向合わせが無い本発明の靴のかなり簡単な製法にも関わ
らず、靴内部範囲の充分な緊密性(Dichtigkeit)を観察
することができることが判明しており、生じたこの環境
は、支持層5のアウトソール13に面する面もしくは外
縁20が、プラスチックソール材料を接着又は射出する
際に、接着の障害となる粒子の不存在に基づき、永続
的、緊密かつ水密性の接着を保証するためである。履き
心地、殊に、本発明の靴のローリングアウト及び−オン
は、靴内部域へのラミネート2の底部端部の縁部12の
折り返し及びそれとラミネート2の底部端部の基材部9
との接着により制限されず、むしろ、逆に、制限される
柔軟性、不充分なローリングアウト特性、高い製造コス
ト及び製造の際の多大な時間の浪費が、当業者に意外に
も、調和のとれた方法で除去されるということも判明し
ている。同様に、圧力下での液状プラスチックソール材
料の射出により、本質的に使用者の足に解剖学的に合っ
たインソール部を、付加的に履き心地が高まる価格的に
有利でかつ簡単な方法で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴の底面図の1実施形を示す図
【図2】本発明の靴の靴先端範囲の図1の断面A−A上
を示す図
【符号の説明】
1 外張り層、 2 ラミネート、 3 内張り層、
4 機能層、 5 支持層、 6 インソール、 8
接着層、 9 基材部、 12 へり部分、13 アウ
トソール、 17 接着層、 20 へり領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴型に形成され、かつ外張り層とインソ
    ールと内張り層と機能層及び場合により支持層を有する
    水密性透湿性ラミネートとを有する糊を間挿された形態
    での靴用インサートとしての水密性ラミネート成形部材
    において、ラミネート(2)の底部端部のへり部分(1
    2)が、機能層(4)を有する面の方に折り返され、か
    つ接着されており、内張り層(3)が、ラミネート
    (2)の折り返された底部端部のへりのエッジに接して
    おり、かつラミネート(2)の底部端部のへり部分(1
    2)が、接着層(17)によりインソール(6)と接着
    されていることを特徴とする、靴用インサートとしての
    水密性ラミネート成形部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水密性ラミネート成形
    部材を有する、防水靴。
  3. 【請求項3】 外張り層(1)の底部端部(7)が、ア
    ウトソール(13)の底面に平行に設置されている、請
    求項2に記載の防水靴。
  4. 【請求項4】 外張り層(1)の底部端部(7)が、接
    着層(8)を用いてラミネート(2)と、少なくとも部
    分的に接着されている、請求項3に記載の防水靴。
  5. 【請求項5】 アウトソールが、インソール(6)、ラ
    ミネート(2)の基材部(9)及び外張り層(1)の底
    部端部(7)と接着されている、請求項4に記載の防水
    靴。
  6. 【請求項6】 アウトソール材料が、インソール
    (6)、ラミネート(2)の基材部(9)及び外張り層
    (1)の底部端部(7)上に射出されていることを特徴
    とする、請求項4に記載の防水靴。
JP8085538A 1995-04-08 1996-04-08 靴用インサートとしての水密性ラミネート成形部材及びそれを有する防水靴 Pending JPH08280412A (ja)

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