JPH08280606A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH08280606A
JPH08280606A JP7095399A JP9539995A JPH08280606A JP H08280606 A JPH08280606 A JP H08280606A JP 7095399 A JP7095399 A JP 7095399A JP 9539995 A JP9539995 A JP 9539995A JP H08280606 A JPH08280606 A JP H08280606A
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孝治 中本
Tatsuya Furukawa
達也 古川
Haruhiko Kaiya
晴彦 海谷
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Hisao Yabe
久雄 矢部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の可動部を駆動操作する操作ワイヤを
着脱可能とした場合にワイヤ接続部における固定力の低
下を防止する。 【構成】 挿入部先端を所望の方向に指向させるための
湾曲部を備えた内視鏡には、湾曲部を牽引して湾曲駆動
操作する湾曲操作ワイヤ16が設けられ、挿入部内を通
り手元側の操作部まで延設されている。この湾曲操作ワ
イヤ16の端部は、ワイヤ接続部材18によってローラ
ーチェーン17を含む湾曲操作機構に着脱可能に接続固
定されている。ワイヤ接続部材18には、湾曲操作ワイ
ヤ16を側方から押圧して固定する固定ビス19が着脱
自在に螺合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿入部に設けられた湾
曲部や処置具起上装置等の可動部を操作部から挿通した
操作ワイヤによって駆動操作する駆動操作手段を備えた
内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡においては、観察部位へ挿入する
細長の挿入部に、挿入部のチャンネル内に挿通した処置
具を起上させる処置具起上装置や、湾曲可能な湾曲部な
どの可動部が設けられているものがある。このような可
動部を駆動操作する手段としては、挿入部手元側の操作
部から挿入部内に挿通され先端が可動部に接続された操
作ワイヤを備え、この操作ワイヤの基端に接続されたレ
バー等の操作部材の操作によって可動部を手元側から遠
隔的に牽引駆動操作するものが一般に用いられている。
【0003】この種の駆動操作手段を備えた内視鏡とし
ては、例えば特開平6−319692号公報には、挿入
部の先端側に起立自在に配設された処置具起立台と、こ
の処置具起立台を牽引操作する操作ワイヤと、この操作
ワイヤを進退操作させるワイヤ駆動手段とを有し、操作
ワイヤとワイヤ駆動手段とを内視鏡の外部に導出させた
状態でビス等の押圧部材により操作ワイヤを押圧固定す
ることによって着脱自在に接続した構成の処置具起立操
作装置を設けたものが開示されている。この公報の構成
によれば、洗浄時等に操作ワイヤを内視鏡本体から取り
外すことができ、洗浄性が良好である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような内視鏡
挿入部の可動部を駆動操作する駆動操作手段において、
可動部に連結された操作ワイヤとワイヤ駆動手段とを内
視鏡の外部で着脱自在に接続したものでは、従来のビス
等の押圧部材により操作ワイヤを押圧固定するようにし
た構成の場合には、操作ワイヤの接続部において固定力
が低下するおそれがある。
【0005】一般にワイヤの素線の断面形状は円形であ
り、円形の断面形状のものは直径方向の押圧力に対して
強固であるため、例えば、ワイヤとワイヤの押圧部材の
材質が同材質かつ同硬度であれば、ワイヤよりも押圧部
材の変形量の方が大きくなり、何回も着脱を繰り返して
いくうちに押圧部材の変形によってワイヤの固定力が低
下するおそれがある。また、押圧部材の硬度をワイヤの
それよりも大きくした場合でも、押圧部材には多少の変
形が生じるため、何回も着脱を繰り返していくうちに押
圧部材の変形量が増大し、やはりワイヤの固定力が低下
するおそれがある。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、内視鏡挿入部等に設けられた可動部を駆動操作
する可動部駆動操作手段を備えた内視鏡において、可動
部に連結された操作ワイヤと操作部に設けられたワイヤ
操作機構とを接続固定する接続部におけるワイヤの固定
力が低下することなく、常に強固な固定力を維持するこ
とが可能な操作ワイヤの押圧固定構造を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡は、
一端が可動部に接続された操作ワイヤを有し、この操作
ワイヤによって前記可動部を駆動操作する可動部駆動操
作手段を備えた内視鏡において、前記操作ワイヤを駆動
するワイヤ駆動機構あるいは前記可動部に操作ワイヤを
固定する押圧部材を着脱自在に設けたものである。
【0008】
【作用】可動部を駆動操作する操作ワイヤをワイヤ駆動
機構あるいは可動部に固定するための押圧部材を着脱自
在に設け、交換可能とすることにより、押圧部材による
操作ワイヤの固定力が低下する前に押圧部材を交換で
き、所望の固定力が維持される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図
1は可動部の駆動操作手段における湾曲操作ワイヤの固
定部の構成を示す一部切り欠き断面図、図2は内視鏡の
全体構成を示す構成説明図、図3は把持部カバーを取り
外した状態での操作部周辺の構成を示す斜視図、図4は
操作部本体に設けられるスイッチ用孔部に蓋部を組み付
けた場合の蓋部の取り付け構造を示す構成説明図、図5
は操作部本体を成型する型構造の構成例を示す断面図、
図6は製品名版部を成型する際に用いる中子と型との組
み合せ構造を示す説明図である。
【0010】第1実施例は、可動部の駆動操作手段とし
て、挿入部先端の湾曲部を駆動操作する湾曲部駆動操作
機構を備えた内視鏡の構成例を示したものである。
【0011】本実施例の内視鏡1は、図2に示すよう
に、細長の挿入部2の基端部に操作部3が連設されて構
成されている。挿入部2は、先端側から対物光学系等を
備えた硬性の先端部4、複数の湾曲駒が連結されて構成
された所望の角度に湾曲可能な湾曲部5、可撓性を有す
る挿入管6、の各部が連結されて構成されている。挿入
部2の手元側の操作部3には、中央部に使用者が把持す
る把持部7が設けられ、把持部7の手元側に湾曲操作ノ
ブ8,送気・送水ボタン9,吸引ボタン10等を配設し
た操作部本体11が連設されている。把持部7の先端側
の操作部3と挿入部2との連結部近傍には、挿入部2内
に配設された処置具チャンネルと連通し外部に開口した
処置具挿入口12が設けられている。
【0012】把持部7には、2つの把持部カバー13が
設けられ、図3に示すように取付ビス14によって把持
部7の2つの側辺部に把持部カバー13が着脱可能に取
付固定されるようになっている。把持部カバー13の内
面側の周縁部には、ゴム等の弾性部材からなるパッキン
15が設けられており、把持部カバー13を取り付けた
際にパッキン15によって把持部7が密閉され、操作部
3内部が水密状態に保たれるようになっている。この把
持部カバー13を取り外すと、操作部3内に配設された
後述の湾曲部駆動操作機構が露呈するようになってい
る。
【0013】操作部3内部には、湾曲部5に一端が接続
され可動部である湾曲部5を牽引駆動する湾曲操作ワイ
ヤ16と、湾曲操作ワイヤ16と連結されるローラーチ
ェーン17と、湾曲操作ワイヤ16とローラーチェーン
17とを連結接続するワイヤ接続部材18と、ワイヤ接
続部材18に着脱自在に螺合して湾曲操作ワイヤ16を
押圧固定する固定ビス19とを含む湾曲部駆動操作機構
が配設されている。ローラーチェーン17は、湾曲操作
ノブ8の回動軸に固設された操作部3内の図示しないス
プロケットに係合しており、スプロケットの回転に連動
して進退するようになっている。
【0014】湾曲操作ノブ8を回動操作すると、駆動力
がローラーチェーン17に伝達されてローラーチェーン
17が進退し、これに伴ってワイヤ接続部材18を介し
て接続された湾曲操作ワイヤ16が進退して湾曲操作ワ
イヤ16先端の湾曲部5が牽引駆動される。この湾曲操
作ノブ8の操作量に応じて、湾曲部5を所望の角度に湾
曲できるようになっている。
【0015】ワイヤ接続部材18は、図1に示すよう
に、一端がローラーチェーン17と回動自在に連結され
ており、他端より湾曲操作ワイヤ16を挿入するワイヤ
挿入穴20が長手方向に穿設されている。一方、湾曲操
作ワイヤ16の端部にはステンレス製の円筒部材21が
ロウ付によって外嵌固定されている。
【0016】湾曲操作ワイヤ16をローラーチェーン1
7と接続する際には、まず把持部7の把持部カバー13
を取り外して操作部3内部の可動部駆動操作機構を露呈
させた状態とした後、湾曲操作ワイヤ16の端部をワイ
ヤ接続部材18のワイヤ挿入穴20に挿入し、ステンレ
ス製の固定ビス19を締め付けて円筒部材21を側方か
ら押圧することによって、湾曲操作ワイヤ16の端部が
円筒部材21と共に固定されるようになっている。
【0017】操作部本体11は、樹脂等の材料を型に流
し込んで成型したもので構成されており、異なる複数種
類の製品で共通に使用できる構造となっている。操作部
本体11には、レリーズ・フリーズ等のスイッチが配設
される部分にスイッチ用孔部22が設けられており、他
の製品にはスイッチが配設されるが当該製品には配設さ
れない箇所、すなわち当該製品において使用しない箇所
のスイッチ用孔部22には図4に示すように蓋部23を
組み付けて孔を塞ぐようにしている。図4中の(a)は
蓋部23が組み付けられた状態でのスイッチ用孔部22
の構造を示す断面図、(b)は(a)をA方向から見た
矢視図である。
【0018】蓋部23は、スイッチ用孔部22との間に
設けられたOリング24によって水密にスイッチ用孔部
22へ取り付けられるようになっている。蓋部23の内
側端部には、抜け止め用の固定ピン25を挿通する挿通
孔26が穿設された係止部材27が略平行に2つ設けら
れている。操作部本体11のスイッチ用孔部22を蓋部
23で塞ぐ場合には、スイッチ用孔部22に蓋部23を
嵌入し、係止部材27の挿通孔26に固定ピン25を挿
通した後、シリコン系の接着剤等によって固定ピン25
を接着固定する。この固定ピン25によって蓋部23は
抜け止めが施されて操作部本体11に固定される。
【0019】前記固定ピン25は、一部に大径部28が
形成されており、固定ピン25を装着する際につかみ易
い構造となっている。また、固定ピン25の大径部28
の側部には、ピン本体29と同一面状の平面部30が形
成されており、蓋部23及び操作部本体11に対してガ
タツキなく当接するようになっている。さらに、固定ピ
ン25は挿通孔26に挿通した状態で蓋部23の対角上
に配置されるようになっており、これらにより操作部本
体11との接触部分の面積を有効的に増やすことがで
き、抜け止めの効果をより向上させることができる。
【0020】このように使用しないスイッチ用孔部22
を蓋部23で塞ぐような構成とすることにより、同一の
操作部本体11を異なる複数種類の製品で共通に使用可
能となる。
【0021】なお、図5に示すような型を用いることに
より、成型用の型を新規に作製することなく、スイッチ
用孔部22を有する操作部本体11(図5の(a)に示
す)と有しない操作部本体11a(図5の(b)に示
す)とを成型することも可能である。本例では、固定型
31及び可動型32を設けると共に、可動型32に対し
て交換可能に組み込む中子33a,33bを設け、目的
の成型品に対応して中子33a,33bを交換する方法
を用いる。
【0022】この方法によれば、固定型31及び可動型
32を共通に使用できるため、組立加工費を上げること
なく、スイッチ用孔部22を有する操作部本体11と有
しない操作部本体11aとを安価に作製できる。
【0023】また、図5に示した成型方法は、把持部7
に取り付けられる製品名版部35の成型においても同様
に適用できる。製品名版部35に製品名等の文字や記号
を刻設する場合には、図6に示すように、可動型32に
対して交換可能に組み込む中子34を製品名毎に用意し
ておき、製品名に対応させて中子34a,34b,34
cを交換して用いることにより、同一の型で複数種類の
製品名を有する製品名版部35を製作することが可能で
ある。
【0024】前述したような本実施例の可動部駆動操作
手段の構成によれば、湾曲操作ワイヤ16の伸びによっ
て生じる湾曲角度の減少を調整したり、所望の湾曲角度
の変更、あるいは用途に応じた湾曲角度の変更などを行
いたい場合に、使用者は取付ビス14を緩めて把持部カ
バー13を把持部7から取り外し、固定ビス19の円筒
部材21に対する押圧位置を変更することによって、容
易に湾曲操作ワイヤ16の長さを調整して湾曲角度を変
更することができる。
【0025】このとき、湾曲操作ワイヤ16の端部に嵌
合固定した円筒部材21の押圧方向の断面形状は円形で
あり、固定ビス19の押圧力に対して強固で変形しにく
い構造となっているため、調整を何度も繰り返すと固定
ビス19の方が変形してしまい、必要な固定力量が維持
できなくなるおそれがある。しかし、本構成では固定ビ
ス19はワイヤ接続部材18に対して着脱可能になって
おり、変形した固定ビス19を取り外して固定ビス19
を新しいものに取り替えることが可能であるので、湾曲
操作ワイヤ16の接続部における固定力量の低下を防止
することができ、常に強固な固定力を維持することが可
能となる。これにより、内視鏡に設けられる湾曲操作ワ
イヤ等の各操作ワイヤの操作時における機能低下を防止
することができる。
【0026】次に、第2実施例として、挿入部先端部に
設けた処置具起上装置を駆動操作する処置具起上操作機
構を備えた内視鏡の構成例を説明する。
【0027】図7ないし図28は本発明の第2実施例に
係り、図7は内視鏡の全体構成を示す構成説明図、図8
は先端カバーを先端部本体から取り外した状態での挿入
部先端部の構成を示す側面図、図9は挿入部先端部の径
方向断面図、図10は挿入部先端部における処置具起上
台の取り付け構造を示す軸方向断面図、図11は先端カ
バーを固定する固定蓋の取り付け構造を示す断面図、図
12ないし図14は先端カバーの固定機構の変形例を示
す構成説明図、図15は先端カバーの変形例を示す斜視
図、図16は処置具起上台の起上操作機構の概略構成を
示す構成説明図、図17は処置具起上操作機構における
駆動力伝達部の構成を示す断面図、図18は処置具起上
操作機構における起上ワイヤ案内管接続部の構成を示す
断面図、図19ないし図21は起上ワイヤ案内管接続部
の変形例を示す断面図、図22は起上ワイヤ案内管接続
部を上方から見た上面外観図、図23は保護カバーを取
り付けた状態での処置具起上ワイヤ接続部の構成を示す
構成説明図、図24は把持部を使用者が手で握った状態
を示す説明図、図25は処置具起上ワイヤ接続部の詳細
構成を示す断面図、図26は処置具起上ワイヤ接続部に
おける駆動軸と接続部本体の嵌合部の構成例を示す断面
図、図27は処置具起上ワイヤ接続部を接続固定する固
定口金とこの固定口金を回転させる固定用冶具の構成を
示す説明図、図28は処置具起上ワイヤの押圧状態を示
す作用説明図である。
【0028】本実施例の内視鏡41は、図7に示すよう
に、細長の挿入部42の基端部に操作部43が連設され
て構成されている。挿入部42は、先端側から対物光学
系等を備えた硬性の先端部44、複数の湾曲駒が連結さ
れて構成された所望の角度に湾曲可能な湾曲部5、可撓
性を有する挿入管6、の各部が連結されて構成されてい
る。先端部44には、図8に示すように先端部本体45
に対して着脱自在に装着される先端カバー46が設けら
れている。
【0029】挿入部42の手元側の操作部43には、中
央部に使用者が把持する把持部47が設けられ、把持部
47の手元側に湾曲操作ノブ8,処置具起上レバー4
8,送気・送水ボタン9,吸引ボタン10等を配設した
操作部本体49が連設されている。把持部47の先端側
の操作部43と挿入部42との連結部近傍には、挿入部
42内に配設された処置具チャンネルと連通し外部に開
口した処置具挿入口12が設けられている。
【0030】先端部本体45には、図8に示すように、
対物レンズ50、照明レンズ51、送気・送水用のノズ
ル52等が設けられている。操作部本体49の送気・送
水ボタン9に対して押し込み等の操作を行って送気・送
水ボタン9を操作することにより、ノズル52より空気
や水等を噴出して体腔内に空気を送気したり、対物レン
ズ50へ向かって洗浄水を送水することができるように
なっている。また、先端部本体45において、前記挿入
部42内に配設された処置具チャンネルの先端側が開口
しており、この処置具チャンネル開口部を含む先端部本
体45の先端及び側周部を覆うように先端カバー46が
取り付けられるようになっている。
【0031】先端カバー46には、前記処置具チャンネ
ル開口部に対応して、処置具挿入口12から挿入されて
処置具チャンネル内を挿通し開口部より突出した鉗子等
の処置具を起上・倒置させる処置具起上台53が配設さ
れ、この処置具起上台53を回動自在に固定する固定ブ
ロック54が先端カバー本体55と一体的に形成されて
設けられている。挿入部42内には、一端が操作部43
の処置具起上レバー48と接続され、処置具起上レバー
48による起上・倒置操作の駆動力を伝達するための処
置具起上ワイヤ56が配設されており、この処置具起上
ワイヤ56の先端側は、固定ブロック54により先端カ
バー46内部へ案内されて処置具起上台53に接続固定
されている。
【0032】また、図9に示すように、処置具起上台5
3の端部には貫通した挿通孔57が設けられ、処置具起
上ワイヤ56が挿通している。処置具起上台53の内側
部には挿通孔57に連通して太径の係止溝58が設けら
れており、プラズマ加工等により形成された処置具起上
ワイヤ56の先端部の球部59が係止溝58に収納され
て係止されている。
【0033】処置具起上ワイヤ56は、先端の球部59
の外径が挿通孔57の内径よりも大きく成形されて処置
具起上台53から抜けないようになっており、先端部の
球部59と係止溝58との係止固定のみで処置具起上台
53に対して回動自在に取り付けられている。そして、
処置具起上ワイヤ56の他方は、固定ブロック54の案
内スロープ部60に沿って操作部43側に延出してい
る。
【0034】処置具起上台53の基部には、図9及び図
10に示すように、一体に成形された係止腕部61が両
側に突設されており、この係止腕部61が固定ブロック
54の係止穴62に嵌挿することで処置具起上台53が
固定ブロック54に対して回動自在に取り付けられてい
る。係止腕部61は両側に設けられているので、処置具
起上ワイヤ56を牽引して処置具起上台53を起上・倒
置させても処置具起上台53が側方に傾かない構造にな
っている。
【0035】また、固定ブロック54における係止穴6
2の下方の外周部には係合溝63が設けられ、先端カバ
ー本体55の内周部には係合溝63に係合する保持突起
64が配設されているため、処置具起上台53を起上・
倒置させたときに処置具起上台53の基部が保持突起6
4によって保持され、図9における下方への移動を防止
するようになっている。さらに、固定ブロック54の係
止穴62近傍の角部には引掛け部65が突設され、この
引掛け部65が先端カバー本体55に設けられたV字状
溝66に係合して保持されることにより、係止穴62の
広がりを防止している。以上の構成により、起上・倒置
操作時における処置具起上台53のガタつきの増加を防
止できる。
【0036】そして、先端カバー本体55と固定ブロッ
ク54とは、先端カバー46の側部より螺合した固定ビ
ス67によって一体的に固定されている。また、先端部
本体45の側辺部には案内溝79が形成され、これに対
応して先端カバー本体55にはL字状の係合凸部80が
設けられており、係合凸部80と案内溝79とが係合す
ることによって、先端カバー46の図9における反時計
回りの回転を防止している。
【0037】先端カバー46より手元側に延出した処置
具起上ワイヤ56は、先端カバー46を先端部本体45
に組み付けた状態で、操作部43のワイヤ接続部104
の位置に合わせて端部が切断されるが、この処置具起上
ワイヤ56の切断を、処置具起上台53を倒置状態で行
うことにより、処置具起上ワイヤ56の長さのバラツキ
を少なくすることができる。
【0038】先端カバー46は、図8の矢印で示すよう
に先端部本体45に組み付けた後、内周部に雌ネジ部が
設けられたキャップ状の固定蓋68を先端部本体45の
端部に突設された雄ネジからなる係止ネジ部69に螺合
することによって、先端部本体45に対して固定される
ようになっている。このとき、図11に示すように、固
定蓋68を係止ネジ部69に螺合し、先端カバー本体5
5の固定蓋収納部70にフランジ状に突設された固定凸
部71を先端部本体45端面と固定蓋68とで挟み込む
ことによって、先端カバー46の固定を行っている。図
11において、(a)は固定蓋68と係止ネジ部69の
螺合状態での軸方向断面を、(b)は(a)のB−B線
断面を示したものである。固定蓋68の先端側にはツマ
ミ72が突設されており、固定蓋68を螺合する際に
は、ツマミ72を指でつまんで回転させることで、固定
作業を容易に行うことができる。
【0039】固定蓋68の基端部内側には、係止ネジ部
69のネジ底部73の外径よりもやや小さい内径を有す
る嵌合穴74が設けられている。この嵌合穴74は、周
方向の2箇所に切り欠き部75を設けることにより弾性
を有した構造となっており、固定蓋68を係止ネジ部6
9に螺合したときに、嵌合穴74はネジ底部73によっ
て外側へ付勢された状態で広げられ、ネジ底部73に嵌
合する。このように、固定蓋68の緩みによる先端部本
体45からの脱落防止のため、固定蓋68は係止ネジ部
69から外れ難い構造となっている。
【0040】また、固定蓋68の後端部には外側にフラ
ンジ部76が突設され、固定蓋収納部70の開口部近傍
には周方向の一部に抜け止め突起部77が突設されてい
るため、仮に固定蓋68が緩んだとしても、フランジ部
76が抜け止め突起部77に引っ掛かることで固定蓋6
8の脱落を防止できる。
【0041】フランジ部76には、抜け止め突起部77
と同位置に切り欠き溝78が設けられているため、固定
蓋68を先端カバー本体55の固定蓋収納部70に嵌め
込む際には、切り欠き溝78と抜け止め突起部77とを
合わせることで固定蓋68を容易に挿入可能である。こ
の抜け止め突起部77及び切り欠き溝78の位置を非対
称に配置することにより、360度回転中1箇所しか抜
け止め突起部77と切り欠き溝78が一致する位置がな
いので、固定蓋68の脱落の発生確率を更に低くするこ
とができる。
【0042】さらに、固定蓋68は、先端カバー46の
先端端面81に配置されており、大部分が固定蓋収納部
70内に収納されて先端に突出する部分がなるべく小さ
くなるような構造となっているため、先端部44を体腔
内へ挿入したときに、固定蓋68が体壁に接しないの
で、体壁を傷つける心配がない。
【0043】先端カバー46を先端部本体45に固定す
る機構の変形例を以下に示す。図12は先端カバー固定
機構の第1の変形例に係り、(a)は固定蓋82の取り
付け構造の軸方向断面を、(b)は(a)のC−C線断
面を示したものである。
【0044】第1の変形例に用いられる固定蓋82は、
固定蓋本体83の基端部外周部に設けられたネジ部に受
け座部84が螺合して接着固定されて構成され、固定蓋
82の内部には圧縮コイルバネ85が収納されている。
この固定蓋82は先端部本体45に突設された係止部8
6に係合し、圧縮コイルバネ85の付勢力によって先端
部本体45に係止され、先端カバー本体55に突設され
た固定凸部71を先端部本体45端面と固定蓋82とで
挟み込むことによって、先端カバー46の固定を行って
いる。
【0045】また、図11の構成と同様に、受け座部8
4の内側に突設されたフランジ部76が係止部86の外
周の一部に突設された抜け止め突起部77に引っ掛かる
ことにより、固定蓋82の脱落を防止している。固定蓋
82を先端カバー本体55の固定蓋収納部70に嵌め込
む際には、フランジ部76に設けられた切り欠き溝78
を抜け止め突起部77と一致させることで固定蓋82を
容易に挿入できる。この抜け止め突起部77及び切り欠
き溝78の位置を非対称に配置することにより、固定蓋
82の脱落の発生確率を低くすることができる。
【0046】このとき、固定蓋82の端部には円弧状の
冶具係合溝87が設けられており、図13に示すように
回転用冶具88を冶具係合溝87に係合させて固定蓋8
2に取り付けることで、回転用冶具88によって容易に
固定蓋82を固定蓋収納部70に装着することができ
る。
【0047】図14に先端カバー固定機構の第2の変形
例を示す。図14において、(a)は固定蓋近傍の先端
カバーを前方から見た平面図、(b)は(a)のD−D
線断面図である。
【0048】先端カバー本体55の固定蓋収納部70底
部には、先端側は係止ネジ部69の外径よりも小さく、
後端側は係止ネジ部69の外径よりも大きく寸法設定さ
れた係止テーパ孔89が設けられている。この係止テー
パ孔89周縁部の固定凸部71の一部を先端部本体45
の係止ネジ部69に係止させることによって、先端カバ
ー46の脱落を防止している。
【0049】この構成では、先端カバー46を先端部本
体45に取り付けるときに、係止テーパ孔89の一部が
弾性変形によって係止ネジ部69を乗り越えて係合する
ようになっている。
【0050】また、先端カバー本体55における固定蓋
68近傍の周縁部には、固定蓋68を取り囲むように先
端カバー46の先端端面81より突出した凸部92が設
けられ、この凸部92により、先端カバー本体55に突
出した固定蓋68のツマミ72等が体壁に直接触れない
ように保護している。この構造によれば、突出した固定
蓋68が体壁に接触する前に、先端カバー46の外周と
滑らかにつながっている凸部92が接触するので、体壁
を傷つける心配がない。
【0051】図15に先端カバー固定機構の第3の変形
例を示す。この変形例では、先端部本体45の側部にカ
ムピン部90が突設され、一方先端カバー本体55の内
面にはカムピン部90が係合するカギ状に屈折したカム
溝部91が設けられており、先端カバー46を先端部本
体45に取り付けたときにカムピン部90とカム溝部9
1とが係合することにより、先端カバー46が固定され
るようになっている。このカムピン部90及びカム溝部
91の係合によって、先端カバー46の脱落を防止して
いる。
【0052】次に、処置具起上操作機構の構成について
説明する。図16は操作部43における処置具起上操作
機構の概略構成を示したものである。
【0053】操作部43に設けられた処置具起上レバー
48は、円環状のレバー本体93が操作部43内におい
て回動自在に取り付けられ、処置具起上レバー48端部
が操作部43より突出している。レバー本体93には、
ピン94によってリンク部95の一端が回動可能に連結
されており、リンク部95の他端にはピン96によって
直方体状の摺動部材97が回動可能に連結されている。
摺動部材97は直線状の案内溝を有する案内部材98の
案内溝に係入している。処置具起上レバー48を操作す
ると、レバー本体93が回動し、この回転運動がリンク
部95を介して摺動部材97に伝達され、案内部材98
によって摺動部材97の往復運動に変換されて、摺動部
材97が案内部材98に沿って摺動するようになってい
る。
【0054】摺動部材97に設けられた係合孔99に
は、図17に示すように、伝達軸100が係合してお
り、さらに伝達軸100の他端にはネジ部が設けられ、
駆動軸101の一端が螺合して取り付けられている。こ
の駆動軸101は、操作部43の把持部47側部に取り
付けられた摺動カバー103内に摺動可能に配設され、
駆動軸101の他端には、図7に示すように、処置具起
上ワイヤ56との接続を行うワイヤ接続部104が設け
られ、処置具起上ワイヤ56の手元側端部が接続されて
いる。
【0055】駆動軸101は、摺動カバー103に固設
された保持リング105を挿通し、保持リング105に
内設された保持ゴム106によって水密的に保持されて
いる。この保持リング105には固定口金A107が螺
嵌されており、保持リング105及び固定口金A107
は摺動カバー103に対して接着によって固定されてい
る。
【0056】摺動カバー103は、把持部本体102に
インサート成形された締付口金108に螺合する固定ビ
ス109によって、把持部本体102に対して固定され
ている。摺動カバー103と把持部本体102との間に
はゴムシート110が設けられており、このゴムシート
110によって把持部47内部の水密が保たれている。
【0057】処置具起上ワイヤ56は、前述のように先
端が先端カバー46の処置具起上台53に接続され、後
端側は図18に示すように、挿入管6内に配設された起
上ワイヤ案内管111,挿入管6基端部の導出カバー1
15内に配設されたS字状の接続パイプ112,導出口
金113を挿通した後、操作部43側に導出される。
【0058】導出口金113の端部外周には固定口金B
114が螺合しており、導出口金113と固定口金B1
14とで把持部本体102を挟み込むことによって、導
出口金113を把持部47に対して固定している。ま
た、導出口金113と接続パイプ112とはロウ付によ
り接続固定されている。把持部本体102と導出口金1
13との間、及び把持部本体102と導出カバー115
との間には、それぞれOリングA116、OリングB1
17が設けられ、これらのOリングA116,B117
によって水密を保持している。
【0059】起上ワイヤ案内管111と接続パイプ11
2との接続部は、それぞれのパイプの端部に口金A11
8,口金B119がハンダによって外嵌固定され、これ
らの端面間にゴム等の高弾性高分子材料からなる水密リ
ング120が配設されて口金A118と口金B119で
挟み込まれた後、外周が熱収縮チューブ121によって
被覆固定された構造となっている。このような接続部の
構成によれば、起上ワイヤ案内管111と接続パイプ1
12の端面の間に水密手段である水密リング120を設
けているので、水密を保ちつつ接続部の占有スペースを
小さくすることができ、少ないスペースでパイプの接続
を行うことが可能になる。
【0060】図19ないし図21に起上ワイヤ案内管接
続部の変形例を示す。図19に示す第1の変形例は、起
上ワイヤ案内管111と接続パイプ112の肉厚が多少
厚い場合における構成例である。この例では、口金A1
18と口金B119を設けずに、起上ワイヤ案内管11
1と接続パイプ112の端面間に直接水密リング120
を配設し、その外周に熱収縮チューブ121を被覆した
構造となっている。
【0061】図20に示す第2の変形例は、水密リング
120の破損を防止した構成例である。この例では、起
上ワイヤ案内管111と接続パイプ112の端部にそれ
ぞれ固定される口金A122,口金B123において、
各パイプの端面を覆う保護部124を設け、これらの保
護部124の間に水密リング120を配設した構造とな
っており、起上ワイヤ案内管111と口金A122、及
び接続パイプ112と口金B123の境目が水密リング
120に接しないようにしている。
【0062】図21に示す第3の変形例は、起上ワイヤ
案内管111と接続パイプ112の着脱を容易に行える
ようにした構成例である。この例では、起上ワイヤ案内
管111の端部にネジ状凸部125を、接続パイプ11
2の端部に係止フランジ部126をそれぞれ設け、ネジ
状凸部125と係止フランジ部126との間に水密リン
グ120を配設し、これらの外周部に、内部にネジ部を
有する係止口金127を装着して、係止口金127をネ
ジ状凸部125に螺合させることにより、係止口金12
7で係止フランジ部126を押圧して固定する構造とな
っている。このように係止口金127を着脱自在とする
ことにより、起上ワイヤ案内管111と接続パイプ11
2の取り付け・取り外しを容易に行うことができる。
【0063】以上の各変形例の構成においても、接続部
の水密を保ちつつ小さなスペースでパイプの接続を行う
ことが可能である。
【0064】挿入管6の手元側端部には、後端口金12
8が取り付けられており、操作部43内に設けられた内
筒129に連結固定されている。この後端口金128は
端部に向かって徐々に外径が大きく形成されたテーパ部
130を有し、一方内筒129にはテーパ部130と係
合するよう端部に向かって徐々に内径が小さく形成され
たテーパ凸部131が設けられている。後端口金128
と内筒129を接続する際には、テーパ部130とテー
パ凸部131とを係合し、固定リング132を後端口金
128に螺合することによって、後端口金128のテー
パ部130を固定リング132で内筒129のテーパ凸
部131に締め付けて固定する。
【0065】ここで、後端口金128の起上ワイヤ案内
管接続部側の一部には、図22に示すように、楕円状の
切り欠き部133が設けられており、この後端口金12
8の構造により開口部が大きくなり、操作部43全長の
短縮化、及び起上ワイヤ案内管111と接続パイプ11
2の接続作業性の向上を図ることができる。
【0066】操作部43側部のワイヤ接続部104に
は、図23に示すように、ワイヤ接続部104を保護す
るためのゴム等の高弾性高分子材料からなる保護カバー
134が着脱自在に設けられている。図23において、
(a)は操作部長手方向の側面図、(b)は(a)のE
−E線断面図を示している。保護カバー134の内面に
は、ステンレス製の保護板135がインサート成形され
ている。また、保護カバー134の両端部には係止孔部
136が設けられており、この係止孔部136を固定口
金A107及び固定口金B114にそれぞれ嵌め込むこ
とによって、保護カバー134を操作部43に対して固
定できるようになっている。
【0067】前記保護カバー134の係止孔部136に
は、端部に向かって大径となるよう切り欠かれた案内テ
ーパ部137と、固定口金A107及び固定口金B11
4の外径よりも小さい小径部138とが設けられている
ため、保護カバー134は、案内テーパ部137のガイ
ドにより装着し易く、かつ、外れ難い構造となってい
る。
【0068】また、図24に示すように、把持部47の
側部には、使用者が指を掛けるための指掛凸部139が
突設されており、摺動カバー103が突出して設けられ
ていても把持し易くなっている。
【0069】ワイヤ接続部104の詳細構成を図25に
示す。図25において、(a)は操作部径方向の断面図
((b)のF−F線断面図)、(b)は操作部長手方向
の断面図である。
【0070】ワイヤ接続部104は、内面にネジ部が設
けられた接続部本体140を有し、上部に押圧部141
が螺合されると共に、内部に押圧部141と対向してワ
イヤ受け部142が収納され、底部にワイヤ受け部14
2を係止する保持部材143が螺合されて構成されてい
る。接続部本体140の上端部には、ネジ部が中断して
内側に突出形成されたあるいは不完全ネジ部からなる係
止凸部144が設けられ、係止凸部144の内径が押圧
部141のフランジ部の外径より小さく形成されてお
り、この係止凸部144によって押圧部141の抜け止
めが施されている。
【0071】ワイヤ受け部142端部の処置具起上ワイ
ヤ56を挿入する挿入口には、処置具起上ワイヤ56を
接続する際にワイヤ接続部104内に挿入し易くするた
めの導入テーパ部145が設けられている。また、ワイ
ヤ受け部142の他端には、処置具起上ワイヤ56の端
部が当接するワイヤ当接部146が設けられ、ワイヤ当
接部146の近傍は外部に露出しており、処置具起上ワ
イヤ56の接続位置を確認し易い構造となっている。
【0072】接続部本体140の側部には、ネジ部を有
する接続凸部148が突設されており、この接続凸部1
48に螺合する固定口金147によって、ワイヤ接続部
104が駆動軸101の端部に着脱自在に接続されるよ
うになっている。このとき、固定口金147を接続凸部
148に螺合し、接続部本体140と固定口金147で
駆動軸101端部のフランジ部149を挟み込むことに
よって、駆動軸101に対してワイヤ接続部104を固
定している。
【0073】接続部本体140の接続凸部148と駆動
軸101端部のフランジ部149との嵌合部(図25の
G−G断面)の構成例を図26に示す。図26の(a)
あるいは(b)に示すように、接続部本体140と駆動
軸101との嵌合構造を円形でない異形のものとするこ
とにより、誤組立の防止、及びワイヤ接続部104と駆
動軸101の回転防止を図ることができる。
【0074】固定口金147の駆動軸101側の内部に
は、駆動軸101の固定時における駆動軸101への傷
つき防止と固定後の駆動軸101のゆるみ防止のため
に、Oリング150が配設されている。また、固定口金
147の外周には、図27に示すように固定用冶具15
1を取り付けるための係合溝部152が設けられてお
り、固定用冶具151を用いることによって固定口金1
47を容易に固定することが可能となっている。
【0075】さらに、ワイヤ接続部104は、駆動軸1
01より取り外した状態でオートクレーブ,ETO等に
よる滅菌処理が可能になっている。
【0076】処置具起上ワイヤ56を接続固定する際に
は、押圧部141を回転させて接続部本体140内に締
め込み、処置具起上ワイヤ56を側方から押圧部141
の端面で押圧することによって、処置具起上ワイヤ56
の固定を行う。
【0077】このとき、図28に示すように、処置具起
上ワイヤ56の押しつぶし量Iは、処置具起上ワイヤ5
6の外径Jに対して、一般的に20〜30%が望ましい
が、処置具起上ワイヤ56の固定力を強固にしたい場合
には30〜40%としても良く、また固定力が少し弱く
ても構わない場合には10〜20%としても良い。
【0078】このような構成のワイヤ接続部104にお
いては、処置具起上ワイヤ56の押圧方向の断面形状は
円形であり、押圧部141の押圧力に対して強固で変形
しにくい構造となっているため、処置具起上ワイヤ56
の着脱を何度も繰り返すと押圧部141の方が変形して
しまい、必要な固定力量が維持できなくなるおそれがあ
る。しかし、本実施例の可動部駆動操作手段の構成で
は、ワイヤ接続部104は駆動軸101に対して着脱可
能になっており、固定口金147を緩めて変形した押圧
部141を有するワイヤ接続部104を駆動軸101か
ら取り外し、ワイヤ接続部104を新しいものに取り替
えることが可能であるので、処置具起上ワイヤ56の接
続部における固定力量の低下を防止することができ、常
に強固な固定力を維持することが可能となる。
【0079】なお、押圧部141の変形をなるべく小さ
くするためには、押圧部141を回動自在に取り付ける
と共に、ワイヤ受け部142に回転防止を施して、処置
具起上ワイヤ56を押圧するような構成が考えられる。
【0080】図29は本発明の第3実施例に係る処置具
起上ワイヤ接続部の構成を示す断面図である。
【0081】第3実施例は、第2実施例における処置具
起上ワイヤ接続部の構成を変更した変形例である。ここ
では第2実施例と異なる部分の構成のみ説明する。図2
9において、(a)は操作部径方向の断面図((b)の
H−H線断面図)、(b)は操作部長手方向の断面図で
ある。
【0082】本実施例のワイヤ接続部160は、円筒状
で内面にネジ部が設けられた接続部本体161を有し、
上部に押圧ビス162が螺合されると共に、内部に押圧
ビス162と対向してワイヤ受け部142が収納され、
底部にワイヤ受け部142を係止する保持部材143が
螺合されて構成されている。
【0083】本実施例では、押圧ビス162として、規
格品であるAHUを使用している。また、押圧ビス16
2の材質は例えばSCM435を、処置具起上ワイヤ5
6の材質は例えばSUS304−WPBをそれぞれ使用
し、処置具起上ワイヤ56の硬度より押圧ビス162の
硬度を大きくすることにより、押圧ビス162が変形し
難いようにしている。
【0084】このような構成のワイヤ接続部160にお
いては、処置具起上ワイヤ56の押圧方向の断面形状は
円形であり、押圧ビス162の押圧力に対して強固で変
形しにくい構造となっているため、処置具起上ワイヤ5
6の着脱を何度も繰り返すと押圧ビス162の方が変形
してしまい、必要な固定力量が維持できなくなるおそれ
がある。しかし、本実施例の構成では、押圧ビス162
が着脱可能になっており、変形した押圧ビス162を取
り外して押圧ビス162を新しいものに取り替えること
が可能であるので、処置具起上ワイヤ56の接続部にお
ける固定力量の低下を防止することができ、常に強固な
固定力を維持することが可能となる。また、このような
交換部品である押圧ビス162に規格品を用いることに
より、市場で入手し易く、コストを低減させることがで
きる。
【0085】なお、本実施例は、前述した湾曲操作ワイ
ヤの接続部や処置具起上ワイヤの接続部に限らず、フォ
ーカス機能を有する内視鏡に設けられるフォーカス用ワ
イヤの接続部において操作手段と接続するための押圧ビ
スを着脱自在にしたものなど、内視鏡に使用されている
ワイヤの固定手段であれば、いかなるものにも適用する
ことが可能である。
【0086】[付記] (1) 観察部位へ挿入する挿入部の先端部に起立自在
に配設された処置具起上台と、前記処置具起上台に一端
が接続された操作ワイヤと、前記操作ワイヤを進退操作
するワイヤ駆動手段とを含む可動部駆動操作手段を備え
た内視鏡において、前記操作ワイヤと前記ワイヤ駆動手
段とを内視鏡の外部に導出させた状態で着脱自在に接続
すると共に、この操作ワイヤとワイヤ駆動手段との接続
部において、前記操作ワイヤを押圧することによって固
定する押圧部材を着脱自在に設けたことを特徴とする内
視鏡。
【0087】(2) 観察部位へ挿入する挿入部に設け
られた湾曲自在な湾曲部と、前記湾曲部に一端が接続さ
れ他端が操作部まで挿通された操作ワイヤと、前記操作
ワイヤを進退操作するワイヤ駆動手段とを含む可動部駆
動操作手段を備えた内視鏡において、前記操作ワイヤと
ワイヤ駆動手段との接続部において、前記操作ワイヤを
押圧することによって固定する押圧部材を着脱自在に設
けたことを特徴とする内視鏡。
【0088】(3) 前記操作ワイヤは、単線、より
線、複より線のいずれかからなるワイヤで構成される請
求項1、付記1または2に記載の内視鏡。
【0089】(4) 前記操作ワイヤは、ワイヤの端部
に円筒部材を外嵌して構成される請求項1、付記1また
は2に記載の内視鏡。
【0090】(5) 前記押圧部材は、螺合して締め付
けるネジ部を有する固定部材またはビスからなる請求項
1、付記1または2に記載の内視鏡。
【0091】(6) 前記押圧部材は、前記操作ワイヤ
を単に押えつけて固定する固定部材からなる請求項1、
付記1または2に記載の内視鏡。
【0092】付記1ないし6の構成のように、押圧部材
を交換可能にすることにより、操作ワイヤの固定力が低
下する前に押圧部材を取り外して交換し、固定力の低下
を防止でき、所望の固定力を維持させることが可能とな
る。
【0093】(7) 挿入部先端に設けられた先端部本
体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カバ
ーとを有する内視鏡において、前記先端部本体に雄ねじ
を螺設し、前記先端カバーに前記雄ねじと螺合する雌ね
じを螺設すると共に、前記先端カバーを滅菌可能部材で
構成したことを特徴とする内視鏡。
【0094】(8) 挿入部先端に設けられた先端部本
体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カバ
ーとを有する内視鏡において、前記先端部本体に雄ねじ
を螺設し、前記先端カバーに前記雄ねじを螺合する雌ね
じを螺設すると共に、前記先端カバーをディスポーザブ
ルとしたことを特徴とする内視鏡。
【0095】(9) 挿入部先端に設けられた処置具起
上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して着
脱自在である先端カバーとを有する内視鏡において、前
記先端部本体に雄ねじを螺設し、前記先端カバーに前記
雄ねじと螺合する雌ねじを螺設すると共に、前記先端カ
バーを滅菌可能部材で構成したことを特徴とする内視
鏡。
【0096】(10) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーとを有する内視鏡において、
前記先端部本体に雄ねじを螺設し、前記先端カバーに前
記雄ねじと螺合する雌ねじを螺設すると共に、前記先端
カバーをディスポーザブルとしたことを特徴とする内視
鏡。
【0097】(11) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーとを有する内視鏡において、前記先端部本体に雄ね
じを螺設し、前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込む係止部材に前記雄ねじと螺合する雌ねじを螺設
すると共に、前記係止部材を滅菌可能部材で構成したこ
とを特徴とする内視鏡。
【0098】(12) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーとを有する内視鏡において、前記先端部本体に雄ね
じを螺設し、前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込む係止部材に前記雄ねじと螺合する雌ねじを螺設
すると共に、前記係止部材をディスポーザブルとしたこ
とを特徴とする内視鏡。
【0099】(13) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーとを有する内視鏡において、
前記先端部本体に雄ねじを螺設し、前記先端カバーを前
記先端部本体との間で挟み込む係止部材に前記雄ねじと
螺合する雌ねじを螺設すると共に、前記係止部材を滅菌
可能部材で構成したことを特徴とする内視鏡。
【0100】(14) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーとを有する内視鏡において、
前記先端部本体に雄ねじを螺設し、前記先端カバーを前
記先端部本体との間で挟み込む係止部材に前記雄ねじと
螺合する雌ねじを螺設すると共に、前記係止部材をディ
スポーザブルとしたことを特徴とする内視鏡。
【0101】(15) 前記滅菌可能部材は、オートク
レーブ、ETOを含む滅菌処理が可能な構成の部材であ
る付記7,9,11,13に記載の内視鏡。
【0102】(16) 前記滅菌可能部材は、ポリスル
ホン、ステンレス、エポキシ系の接着剤のいずれかを含
む滅菌可能材料からなる付記7,9,11,13に記載
の内視鏡。
【0103】付記7,9,11,13,15,16の構
成では、先端部本体側に雄ねじ部を設けているので、ね
じ部が表面に露出するため洗浄ブラシが当て易く、一
方、洗浄ブラシが当て難い雌ねじを有する先端カバーや
係止部材を滅菌可能部材で構成したので、洗浄・滅菌性
が良好である。
【0104】(17) 前記ディスポーザブルの部材
は、ポリスルホン、シリコンゴムのいずれかを含む生体
に対して安全な材料からなる付記8,10,12,14
に記載の内視鏡。
【0105】付記8,10,12,14,17の構成で
は、先端部本体側に雄ねじ部を設けているので、ねじ部
が表面に露出するため洗浄ブラシが当て易く、一方、洗
浄ブラシが当て難い雌ねじを有する先端カバーや係止部
材をディスポーザブルとしたので、洗浄・滅菌性が良好
である。
【0106】(18) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーと、前記先端部本体に着脱自在に固定され前記先端
カバーを前記先端部本体との間で挟み込んで係止する係
止部材と、を有する内視鏡において、前記係止部材にフ
ランジ部を設けると共に、前記先端カバーに少なくとも
1つ以上の抜け止め突起部を設けたことを特徴とする内
視鏡。
【0107】(19) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーと、前記先端部本体に着脱自在に固定され前記先端
カバーを前記先端部本体との間で挟み込んで係止する係
止部材と、を有する内視鏡において、前記先端カバーに
フランジ部を設けると共に、前記係止部材に少なくとも
1つ以上の抜け止め突起部を設けたことを特徴とする内
視鏡。
【0108】(20) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーと、前記先端部本体に着脱自在に固定され前記先端
カバーを前記先端部本体との間で挟み込んで係止する係
止部材と、を有する内視鏡において、前記係止部材にフ
ランジ部を設けると共に、前記先端部本体に少なくとも
1つ以上の抜け止め突起部を設けたことを特徴とする内
視鏡。
【0109】(21) 挿入部先端に設けられた先端部
本体と、前記先端部本体に対して着脱自在である先端カ
バーと、前記先端部本体に着脱自在に固定され前記先端
カバーを前記先端部本体との間で挟み込んで係止する係
止部材と、を有する内視鏡において、前記先端部本体に
フランジ部を設けると共に、前記係止部材に少なくとも
1つ以上の抜け止め突起部を設けたことを特徴とする内
視鏡。
【0110】(22) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーと、前記先端部本体に着脱自
在に固定され前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込んで係止する係止部材と、を有する内視鏡におい
て、前記係止部材にフランジ部を設けると共に、前記先
端カバーに少なくとも1つ以上の抜け止め突起部を設け
たことを特徴とする内視鏡。
【0111】付記18、22の構成のように、係止部材
にフランジ部、先端カバーに抜け止め突起部をそれぞれ
設け、フランジ部が抜け止め突起部に引掛かる構造とす
ることによって、係止部材の脱落を防止できる。
【0112】(23) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーと、前記先端部本体に着脱自
在に固定され前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込んで係止する係止部材と、を有する内視鏡におい
て、前記先端カバーにフランジ部を設けると共に、前記
係止部材に少なくとも1つ以上の抜け止め突起部を設け
たことを特徴とする内視鏡。
【0113】付記19、23の構成のように、先端カバ
ーにフランジ部、係止部材に抜け止め突起部をそれぞれ
設け、抜け止め突起部がフランジ部に引掛かる構造とす
ることによって、係止部材の脱落を防止できる。
【0114】(24) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーと、前記先端部本体に着脱自
在に固定され前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込んで係止する係止部材と、を有する内視鏡におい
て、前記係止部材にフランジ部を設けると共に、前記先
端部本体に少なくとも1つ以上の抜け止め突起部を設け
たことを特徴とする内視鏡。
【0115】付記20、24の構成のように、係止部材
にフランジ部、先端部本体に抜け止め突起部をそれぞれ
設け、フランジ部が抜け止め突起部に引掛かる構造とす
ることによって、係止部材の脱落を防止できる。
【0116】(25) 挿入部先端に設けられた処置具
起上台を有する先端部本体と、前記先端部本体に対して
着脱自在である先端カバーと、前記先端部本体に着脱自
在に固定され前記先端カバーを前記先端部本体との間で
挟み込んで係止する係止部材と、を有する内視鏡におい
て、前記先端部本体にフランジ部を設けると共に、前記
係止部材に少なくとも1つ以上の抜け止め突起部を設け
たことを特徴とする内視鏡。
【0117】付記21、25の構成のように、先端部本
体にフランジ部、係止部材に抜け止め突起部をそれぞれ
設け、抜け止め突起部がフランジ部に引掛かる構造とす
ることによって、係止部材の脱落を防止できる。
【0118】(26) 中空の円筒部材同士を水密に接
続する構造において、第1の円筒部材の端面と第2の円
筒部材の端面との間に水密手段を設けたことを特徴とす
る医療用具。
【0119】(27) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材に第1の口金
部を外嵌し、かつ、第2の円筒部材に第2の口金部を外
嵌すると共に、前記第1の口金部の端面と前記第2の口
金部の端面との間に水密手段を設けたことを特徴とする
医療用具。
【0120】(28) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材に外嵌され前
記第1の円筒部材の端面部まで突出した第1の口金部
と、第2の円筒部材に外嵌され前記第2の円筒部材の端
面部まで突出した第2の口金部とを設けると共に、前記
第1の口金部の端面と前記第2の口金部の端面との間に
水密手段を設けたことを特徴とする医療用具。
【0121】(29) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材の端面側の全
周にわたり径方向に突出した第1の突出部を設け、か
つ、第2の円筒部材の端面側の全周にわたり径方向に突
出した第2の突出部を設けると共に、前記第1の突出部
の端面と前記第2の突出部の端面との間に水密手段を設
けたことを特徴とする医療用具。
【0122】(30) 中空の円筒部材同士を水密に接
続する構造において、第1の円筒部材の端面と第2の円
筒部材の端面との間に水密手段を設けたことを特徴とす
る内視鏡。
【0123】(31) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材に第1の口金
部を外嵌し、かつ、第2の円筒部材に第2の口金部を外
嵌すると共に、前記第1の口金部の端面と前記第2の口
金部の端面との間に水密手段を設けたことを特徴とする
内視鏡。
【0124】(32) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材に外嵌され前
記第1の円筒部材の端面部まで突出した第1の口金部
と、第2の円筒部材に外嵌され前記第2の円筒部材の端
面部まで突出した第2の口金部とを設けると共に、前記
第1の口金部の端面と前記第2の口金部の端面との間に
水密手段を設けたことを特徴とする内視鏡。
【0125】(33) 薄肉の中空円筒部材同士を水密
に接続する構造において、第1の円筒部材の端面側の全
周にわたり径方向に突出した第1の突出部を設け、か
つ、第2の円筒部材の端面側の全周にわたり径方向に突
出した第2の突出部を設けると共に、前記第1の突出部
の端面と前記第2の突出部の端面との間に水密手段を設
けたことを特徴とする内視鏡。
【0126】(34) 付記26ないし33において、
前記中空の円筒部材は、ステンレスを含む金属材料から
なる金属製パイプで構成される。
【0127】(35) 付記26ないし33において、
前記中空の円筒部材は、ポリテトラフルオロエチレンを
含む高分子材料からなる可撓管で構成される。
【0128】(36) 付記26ないし33において、
前記水密手段は、シリコンゴムを含む高分子高弾性材料
からなる、Oリングまたは中空円筒形のパッキンにより
構成される。
【0129】付記26ないし36の構成では、第1の中
空円筒部材の端面側と第2の中空円筒部材の端面側との
間に水密手段を設けているので、水密手段を中空円筒部
材の外周に配設する必要がなくなり、接続部の占有スペ
ースを小さくして中空円筒部材同士の水密を保つことが
可能となる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡挿入部等に設けられた可動部を駆動操作する可動部
駆動操作手段を備えた内視鏡において、可動部に連結さ
れた操作ワイヤと操作部に設けられたワイヤ駆動機構と
を接続固定する接続部におけるワイヤの固定力が低下す
ることなく、常に強固な固定力を維持することが可能な
操作ワイヤの押圧固定構造を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡において、可
動部の駆動操作手段における湾曲操作ワイヤの固定部の
構成を示す一部切り欠き断面図
【図2】第1実施例に係る内視鏡の全体構成を示す構成
説明図
【図3】把持部カバーを取り外した状態での操作部周辺
の構成を示す斜視図
【図4】操作部本体に設けられるスイッチ用孔部に蓋部
を組み付けた場合の蓋部の取り付け構造を示す構成説明
図
【図5】操作部本体を成型する型構造の構成例を示す断
面図
【図6】製品名版部を成型する際に用いる中子と型との
組み合せ構造を示す説明図
【図7】本発明の第2実施例に係る内視鏡の全体構成を
示す構成説明図
【図8】先端カバーを先端部本体から取り外した状態で
の挿入部先端部の構成を示す側面図
【図9】挿入部先端部の径方向断面図
【図10】挿入部先端部における処置具起上台の取り付
け構造を示す軸方向断面図
【図11】先端カバーを固定する固定蓋の取り付け構造
を示す断面図
【図12】先端カバーの固定機構の第1の変形例を示す
断面図
【図13】固定蓋を装着する際に用いる回転用冶具を示
す斜視図
【図14】先端カバーの固定機構の第2の変形例を示す
構成説明図
【図15】先端カバーの変形例を示す斜視図
【図16】第2実施例に係る処置具起上台の起上操作機
構の概略構成を示す構成説明図
【図17】処置具起上操作機構における駆動力伝達部の
構成を示す断面図
【図18】処置具起上操作機構における起上ワイヤ案内
管接続部の構成を示す断面図
【図19】起上ワイヤ案内管接続部の第1の変形例を示
す断面図
【図20】起上ワイヤ案内管接続部の第2の変形例を示
す断面図
【図21】起上ワイヤ案内管接続部の第3の変形例を示
す断面図
【図22】起上ワイヤ案内管接続部を上方から見た上面
外観図
【図23】保護カバーを取り付けた状態での処置具起上
ワイヤ接続部の構成を示す構成説明図
【図24】把持部を使用者が手で握った状態を示す説明
図
【図25】第2実施例に係る処置具起上ワイヤ接続部の
詳細構成を示す断面図
【図26】処置具起上ワイヤ接続部における駆動軸と接
続部本体の嵌合部の構成例を示す断面図
【図27】処置具起上ワイヤ接続部を接続固定する固定
口金とこの固定口金を回転させる固定用冶具の構成を示
す説明図
【図28】処置具起上ワイヤの押圧状態を示す作用説明
図
【図29】本発明の第3実施例に係る処置具起上ワイヤ
接続部の構成を示す断面図
【符号の説明】
2…挿入部 3…操作部 5…湾曲部 7…把持部 8…湾曲操作ノブ 11…操作部本体 13…把持部カバー 16…湾曲操作ワイヤ 17…ローラーチェーン 18…ワイヤ接続部材 19…固定ビス 21…円筒部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が可動部に接続された操作ワイヤを
    有し、この操作ワイヤによって前記可動部を駆動操作す
    る可動部駆動操作手段を備えた内視鏡において、 前記操作ワイヤを押圧することによって該操作ワイヤを
    駆動するワイヤ駆動機構あるいは前記可動部に固定する
    押圧部材を着脱自在に設けたことを特徴とする内視鏡。
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