JPH08280814A - 柔軟細管の流通用具およびガイドワイヤ - Google Patents
柔軟細管の流通用具およびガイドワイヤInfo
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- JPH08280814A JPH08280814A JP7093760A JP9376095A JPH08280814A JP H08280814 A JPH08280814 A JP H08280814A JP 7093760 A JP7093760 A JP 7093760A JP 9376095 A JP9376095 A JP 9376095A JP H08280814 A JPH08280814 A JP H08280814A
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Abstract
流れを円滑にできる柔軟細管の流通用具の提供。 【構成】 ワイヤ本体と、ワイヤ本体の先端側に巻回さ
れるコイルスプリング11と、コイルスプリング11の
先端に取り付けられガイドワイヤの先端を形成する金属
製チップとからなる。ワイヤ本体は、血管内壁に対して
治療動作を行う先端側の治療動作部と、治療動作部に操
作力を伝達する後端側の基部とからなる。ワイヤ本体
は、3本のステンレス細線(SuS304WPB)の素
線WをS撚りにした撚線から加工される。基部は撚線に
スエージング加工とセンタレス研削加工を施した後端側
等径部を備える。治療動作部は、基部に接続する中間等
径部と、中間等径部の先端側に接続するテーパ形状の先
端側テーパ部と、先端側テーパ部の先端側に接続した先
端側等径部とからなる。治療動作部は、撚線に伴う隙間
により拡径治療中血液の流れを確保する。
Description
れを円滑にするために用いる用具に関する。
ため、細長い流通用具を細管の中に通しこの流通用具が
貫通する形状を有する円滑化手段を流通用具に嵌めて流
通用具に沿って細管内の所定の位置に移動させ、細管の
内壁の表面から細管内の流れを妨げる障害物質を削り取
る方法がある。
理による拡径治療に応用した流通用具としてつぎのガイ
ドワイヤがある。 1)第1例のガイドワイヤは、操作用の基部および先細
りに形成した末端部を有する中実でステンレス製の線部
材と、線部材の末端部を包被して巻回するコイルスプリ
ングと、線部材の最先端部でコイルスプリングにろう付
け等により結合される金属チップとからなる。またコイ
ルスプリングは末端部の先端部を覆うX線等を通さない
放射線不透過材料製の細線と末端部の先端部以外を覆う
放射線透過材料製の細線とからなり、両端で線部材にろ
う付け等により固定されている。
ドワイヤと相違する点は、基部をスプリングコイル内の
コアとなる撚線を用いて構成していることである。これ
らのガイドワイヤは、基部の操作により血管中を進行ま
たは回転して末端部が所定の治療部に導かれる。そして
円滑化手段である管状のカテーテルをガイドワイヤに基
部側から嵌めてガイドワイヤを通して治療部まで到達さ
せる。続いてバルーンカテーテルを小径のものから大径
のものへと交換しながら順に管状のカテーテルに挿入し
て管状のカテーテルの前方へ送り内膜剥離処理による拡
径治療が行われている。
具は末端部のコアが中実な構造であるため使用中細管の
内部の流れを止めてしまう欠点があった。また末端部を
回転させる回転伝達性と細管の形状に応じて湾曲する柔
軟性とが両立せず操作性が悪いため、作業に高度な技術
と時間を要していた。さらに円滑化手段を順に交換しな
がらの作業は長時間を要していた。
およびバルーンカテーテルを所定の治療部に案内する機
能しかなくガイドワイヤを挿入した血管の血液の流れを
止めるため、複数のバルーンカテーテルを順次交換する
繊細な操作を伴う拡径治療中血液の流れが止まる時間が
長かった。このため患者に極度な体力が要求され、患者
負担の増大ひいては手術の危険性を招来していた。ま
た、上記第1例のガイドワイヤは剛性が高く、基部の回
転を末端部に伝達する回転伝達性が優れているのに比し
血管の形状に応じて湾曲する柔軟性に欠けていた。この
ため他の脈管を複雑に迂回したり分岐が存在する等によ
り急な湾曲や多くの連続した湾曲を伴う等のため血管の
引張り強度が低いとカイドワイヤが血管を突き破る恐れ
があった。
は優れているが回転伝達性に乏しく操作性が悪かった。
これにより第1例、第2例の何れのガイドワイヤも所定
の治療位置にカテーテルを到達させるには高度の治療技
術が必要で治療時間を長くしていた。本発明の目的は、
使用中細管内の流れを止めず容易に細管内の流れを円滑
にできる柔軟細管の流通用具の提供にある。
内部に挿入され流れを円滑化しようとする前記細管の所
定の作業部位に操作力を伝達するため、先端側から後方
側に太さが減少しない複数の線材が撚り合わされている
と共に、長手方向に垂直な断面積が前記長手方向に等し
い等断面積部と前記長手方向に垂直な断面積が前記先端
側から前記後方側に増加する断面積変化部とからなる動
作部と、前記動作部の後方に接続し前記動作部を操作す
るための前記線材より剛性の高い線状の基部と、前記動
作部の少なくとも先端側に巻回され前記動作部の永久変
形を防ぐコイルスプリングとを備える柔軟細管の流通用
具を第1の技術的手段として採用する。
流通用具を血管閉塞の拡径治療に適用したガイドワイヤ
を第1の実施態様として採用する。本発明は、第1の実
施態様のガイドワイヤにおいて、前記動作部は、複数の
等径部を先端に近い等径部程小径になるように設け、隣
り合う後端側の等径部と先端側の等径部との間に前記後
端側の等径部の径から前記先端側の等径部の径へと先端
に向かって縮径するテーパ部を配して形成されているこ
とを特徴とするガイドワイヤを第2の実施態様として採
用する。
イドワイヤにおいて、前記コイルスプリングは、前記動
作部の先端部を隙間を設けて巻回し前記先端部より後方
を隙間なく巻回していることを特徴とするガイドワイヤ
を第3の実施態様として採用する。本発明は、第1ない
し第3の実施態様のガイドワイヤにおいて、前記コイル
スプリングは、前記コイルスプリングを構成する細線の
径が前記ガイドワイヤの後方から先端へと減少する部位
を備えることを特徴とするガイドワイヤを第4の実施態
様として採用する。
しつつ前進移動および回転変位することにより内壁を拡
径すると共に作業中線材の隙間により細管の内部の流れ
を確保できる。また本発明の柔軟細管の流通用具は、細
管との間に介在する拡径手段をコイルスプリングに装着
して使用できるが、動作部の拡径機能により拡径手段へ
の依存度が低い。基部に操作力を加えると、基部は剛性
により動作部に回転力を伝達し、動作部は主として湾曲
による柔軟性を発揮する。このため柔軟細管の流通用具
は、動作部を作業部位に送り回転および移動させる操作
性が良好である。
たガイドワイヤを、図1ないし図6に示す実施例に基づ
き説明する。
1は、図1に示すように操作により治療動作を生ずるワ
イヤ本体2と、ワイヤ本体2の先端側に巻回されるコイ
ルスプリング11と、コイルスプリング11の先端に取
り付けられガイドワイヤ1の先端を形成する金属製チッ
プ13とからなる。
作を行う先端側の治療動作部3(本発明の動作部)と、
治療動作部3に操作力を伝達する後端側の基部8とから
なり、1800mmの全長を有する。このワイヤ本体2
は、3本の直径0.28mmの円形断面のステンレス細
線(SuS304WPB)の素線Wを1〜4mmのピッ
チでS撚りにした撚線から加工される。撚線は素線Wの
直径0.28mmを保ったまま撚り外径0.6mmに成
形された後500±50℃で調質され、さらに撚線に径
を縮小する加工を施してワイヤ本体2が成形される(図
4参照)。基部8は1700mmの後端側等径部9と、
後端側等径部9に接続するテーパ形状で長さ20mmの
後端側テーパ部10とからなる。
に撚線に直径0.50mmとなるようスエージング加工
を施し(図3(a)の9a)さらにセンタレス研削加工
することにより直径0.35mmに形成し一端をガイド
ワイヤ1の後端となるよう成形している。後端側テーパ
部10は、後端側等径部9の他端の撚線にセンタレス研
削加工を施し先端側に向かって直径が0.35mmから
0.6mmまで拡大するよう形成してなる。治療動作部
3は、後端側テーパ部10の先端側に接続する長さ40
mmの中間等径部4と、中間等径部4の先端側に接続す
るテーパ形状で長さ約20mmの先端側テーパ部5と、
先端側テーパ部5の先端側に接続し長さ20mmの先端
側等径部6(本発明の先端部)とからなる。
後端側テーパ部10に続く直径0.6mmの撚線を40
mmに渡ってそのまま残したものである。先端側テーパ
部5は、中間等径部4の先端側に続く撚線にセンタレス
研削加工を施し先端側に直径0.06mmまで縮径する
よう形成してなる。先端側等径部6は、図3(c)に示
すように先端側テーパ部5の先端側に続く撚線の内部に
ろう付けすることにより素線W同士を接着した後センタ
レス研削加工により直径0.06mmに形成され、各素
線Wの断面Waは略半月状を成している。また先端側等
径部6の先端は金属製チップ13をろう付け等で結合す
るため丸みを有する略球面となっている。
からなり、図2に示すように中間等径部4の後端側端部
に一端12がろう付けされている。そして先端側等径部
6の後端に至るまで外面に密着して隙間なく右巻きに巻
回し、先端側等径部6の全体を外面に密着して0.15
mmのピッチで螺旋状に右巻きに巻回している。これに
より、ワイヤ本体2の後端から1720mmの位置L1
と後端から1760mmの位置L2との間に直径0.8
mmのガイドワイヤ1の最大径部Dが形成される。また
コイルスプリング11は、ガイドワイヤ1の先端から後
端側へ約20mmの部分に金、白金等のX線不透過材料
を使用しその他にステンレスを使用している。
部6の略球面と略球面を囲むコイルスプリング11の先
端面とにろう付け等で変形させて結合しガイドワイヤ1
の最先端を球面状に形成するものである。
径が大きく血管への挿入に際し血管を拡径する。治療動
作部3は、円形断面の素線Wの撚線に伴う隙間が生じて
おりこの隙間を血液が流れる。スエージング加工された
後端側等径部9により回転伝達性が生じ、治療動作部3
が柔軟性を生じる。撚線のピッチが外径に比して大きい
ため、基部8を回転させるとコイルスプリング11を血
管内壁に圧接させる中間等径部4の素線Wの圧接部が血
管内壁とコイルスプリング11との間の摩擦力によりピ
ッチ方向に大きく回転変化する。
がピッチ巻きされているため、先端側等径部6が血管の
分岐部において操作力に応じて柔軟に変形することによ
り分岐部を通過したガイドワイヤ1の最先端が所望の血
管へ送られる。後端側テーパ部10には、次の段階で使
用するバルーンカテーテル(図示しない)を挿入してお
き、使用に際し前方の最大径部Dに送り嵌め込む。また
使用済みのバルーンカテーテルは基部8側から外す。
1は、血管に挿入中血流を維持することができるので虚
血による酸素不足を防ぐことができる。また最大径部D
が比較的小径のバルーンカテーテルによる拡径機能を備
えるのでバルーンカテーテルの交換回数が少ない。そし
て次の段階で使用するバルーンカテーテルの装着が容易
である。さらに回転伝達性、柔軟性共に優れ操作性が良
好なためカテーテルを所定の治療部に到達させるのが容
易である。以上より治療中血管を突き破る恐れが小さく
治療時間も短縮でき患者に極度の体力を要求せず治療の
危険性が少ない。
限らず適当な複数本でもよい。スエージング加工の代わ
りにかしめにより加工してもよい。後端側テーパ部10
を設けず中間等径部4まで後端側等径部20とし、次に
使用するバルーンカテーテルBCを挿入して用いてもよ
い(図5、図6参照)。基部8と中間等径部4の長さ割
合を適宜選択して、回転伝達性と柔軟性の兼ね合いを調
整してもよい。適用する症状に応じて中間等径部4はコ
イルスプリング11を巻回しなくてもよい。
ス研削加工を施してもよい。複数の等径部を先端に近い
等径部程小径になるように設け、隣り合う後端側の等径
部と先端側の等径部との間に後端側の等径部の径から先
端側の等径部の径へと先端に向かって縮径するテーパ部
を設けて形成する。これにより、バルーンカテーテルの
交換回数、拡径操作回数を減らすことができる。コイル
スプリングは細線の直径を先端へ向かって減少するよう
にして血管の拡径を容易にすると共に基部8の回転によ
るガイドワイヤの前進速度を増大するようにしてもよ
い。先端側等径部6のコイルスプリングは、所望の柔軟
性を得るため線径、材質によっては隙間なく巻回されて
いてもよい。
図(b)、図2のC−C断面図である。
図(b)、図2のC−C断面図(c)である。
Claims (5)
- 【請求項1】柔軟な細管の内部に挿入され流れを円滑化
しようとする前記細管の所定の作業部位に操作力を伝達
するため、先端側から後方側に太さが減少しない複数の
線材が撚り合わされていると共に、長手方向に垂直な断
面積が前記長手方向に等しい等断面積部と前記長手方向
に垂直な断面積が前記先端側から前記後方側に増加する
断面積変化部とからなる動作部と、 前記動作部の後方に接続し前記動作部を操作するための
前記線材より剛性の高い線状の基部と、 前記動作部の少なくとも先端側に巻回され前記動作部の
永久変形を防ぐコイルスプリングとを備える柔軟細管の
流通用具。 - 【請求項2】請求項1に記載の柔軟細管の流通用具を血
管閉塞の拡径治療に適用したガイドワイヤ。 - 【請求項3】請求項2のガイドワイヤにおいて、 前記動作部は、複数の等径部を先端に近い等径部程小径
になるように設け、隣り合う後端側の等径部と先端側の
等径部との間に前記後端側の等径部の径から前記先端側
の等径部の径へと先端に向かって縮径するテーパ部を配
して形成されていることを特徴とするガイドワイヤ。 - 【請求項4】請求項2または3のガイドワイヤにおい
て、 前記コイルスプリングは、前記動作部の先端部を隙間を
設けて巻回し前記先端部より後方を隙間なく巻回してい
ることを特徴とするガイドワイヤ。 - 【請求項5】請求項2ないし4のガイドワイヤにおい
て、 前記コイルスプリングは、前記コイルスプリングを構成
する細線の径が前記ガイドワイヤの後方から先端へと減
少する部位を備えることを特徴とするガイドワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09376095A JP3630466B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | ガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09376095A JP3630466B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | ガイドワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280814A true JPH08280814A (ja) | 1996-10-29 |
| JP3630466B2 JP3630466B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=14091397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09376095A Expired - Fee Related JP3630466B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | ガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3630466B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539901A (ja) * | 1999-03-29 | 2002-11-26 | クック インコーポレイティド | ガイドワイヤ |
| US7326225B2 (en) | 1997-12-05 | 2008-02-05 | Micrus Endovascular Corporation | Vasoocclusive device for treatment of aneurysms |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP09376095A patent/JP3630466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7326225B2 (en) | 1997-12-05 | 2008-02-05 | Micrus Endovascular Corporation | Vasoocclusive device for treatment of aneurysms |
| JP2002539901A (ja) * | 1999-03-29 | 2002-11-26 | クック インコーポレイティド | ガイドワイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3630466B2 (ja) | 2005-03-16 |
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