JPH08281907A - 画像形成装置およびコ−ティング装置 - Google Patents

画像形成装置およびコ−ティング装置

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JPH08281907A
JPH08281907A JP7119393A JP11939395A JPH08281907A JP H08281907 A JPH08281907 A JP H08281907A JP 7119393 A JP7119393 A JP 7119393A JP 11939395 A JP11939395 A JP 11939395A JP H08281907 A JPH08281907 A JP H08281907A
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heating
image forming
forming apparatus
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image
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JP7119393A
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English (en)
Inventor
Tomio Ando
冨雄 安藤
Tomoyuki Marukame
知之 丸亀
Shigeru Fukai
茂 深井
Michio Shinozaki
巳知夫 篠崎
Minoru Inagaki
実 稲垣
Nobuaki Honma
信明 本間
Hiroyuki Kuroki
広幸 黒木
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像情報に基づいて中間転写媒体30に画像
を書き込み、中間転写媒体30を加熱加圧手段により被
転写体31に加熱加圧して、被転写体31に該画像を転
写する画像形成装置において、加熱加圧手段が、自己温
度調節発熱体25、その上に設けられた伝熱層26、伝
熱層26上に設けられた金属板27および金属板27上
に設けられたフッ素樹脂層により構成され、フッ素樹脂
層が加熱加圧部29であり、且つ金属板27がフレーム
グランドにアースされている画像形成装置およびこの加
熱加圧手段を用いたコーティング装置。 【効果】 低コストで、様々な種類の被転写体に良好な
画像を形成することのできる画像形成装置およびコーテ
ィング装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置およびコ
ーティング装置に関するものであり、さらに詳しくは本
発明は、中間転写媒体に書き込まれた画像を被転写体に
加熱加圧して該画像を被転写体に転写する画像形成装
置、および画像保護材を有するフィルム状転写媒体を、
加熱加圧手段により被転写体に加熱加圧して、該被転写
体の表面に該画像保護材を転写するコーティング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】転写リボンに昇華性染料を全面均一にコ
ーティングし、画像データに基づいて転写リボンの局所
をサーマルヘッドにより選択的に加熱し、被転写体に所
望の画像を転写する方法は、従来から知られている。と
ころが、この方法の被転写体として利用できる材料は、
例えばポリエステル、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹
脂等に限られているのが実情である。
【0003】しかしながら、被転写体として利用できる
材質としては、上記以外の合成樹脂以外に、一般に昇華
性染料に対して染色性のない合成樹脂、金属、紙、ガラ
ス等様々なものがある。
【0004】そこで、被転写体として利用可能な材料の
選択範囲を広げるために、昇華性染料を有する転写リボ
ンおよびサーマルヘッドを含む画像書き込み部におい
て、まず、接着層を有するフィルム状の中間転写媒体に
画像を書き込み、次に、転写部において中間転写媒体上
の画像を転写ローラを用いて前記接着層と共に被転写体
に加熱加圧して前記画像を被転写体に転写する方法が提
案されている(特開昭63−81093号公報)。この
方法によれば、接着層を適宜選択することにより、被転
写体の材質に関係なく、画像を転写形成することができ
るとされている。
【0005】一方、被転写体、例えば熱可塑性樹脂カー
ドに印刷を行った後、これに耐候性、熱可塑性、耐光
性、耐摩擦性を付与するために、カード表面に画像保護
材、例えば樹脂材料等をコーティング装置を用いてコー
ティングすることが一般的に知られている。とくに昇華
性染料は印刷耐久性が悪く、耐久性向上のためにはコー
ティングは必須である。コーティングの方法としては、
画像保護材を有するフィルム状転写媒体を転写ローラを
用いて加熱加圧して、カードにこれを転写する方法が広
く採用されている。また、細紋や社章等のエンボス加工
を画像保護材に施す場合は、コーティング加工後の後工
程で行うことが多い。あるいは、転写ローラ表面にエン
ボス用の型を設けて転造加工されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の画像形成装置またはコーティング装置に用いられる
転写ローラは、その全周を加熱する円筒形の円筒ヒート
ローラであるため、被転写体との非接触箇所が存在しな
い。そのため、中間転写媒体またはフィルム状転写媒体
の所定の場所に非接触箇所を設けることの必要な、例え
ばサインパネルやICチップ等への用途には不利であ
る。また、円筒ヒートローラの一部を掘り込んで非接触
部を設けても、円筒ヒートローラの回転周期を被転写体
のサイズに合わせる必要があり、さらに、被転写体のサ
イズが大きくなれば、それに応じた直径の円筒ヒートロ
ーラが必要になり、装置がとても大型化してしまうだけ
でなく、円筒ヒートローラ周辺への熱対策も必要とな
る。さらにまた、巨大なヒートローラを高精度に作成し
なければならないという問題点がある。また、加熱加圧
時に円筒円弧に沿った反りを被転写体に与えてしまうと
いう問題点もあった。
【0007】そして、このような円筒ヒートローラを使
用する従来の方法においては、円筒ヒートローラの加熱
加圧部を均一な温度にするために、ハロゲンランプ等の
発熱体の発熱分布を最適化したり、温度を均一にするた
めに温調機を設けたり、また一部だけ温度が極端に違う
場合の対策として温度を検出するための温度センサーを
複数個配置したりする必要があるなど、装置のコストア
ップにつながる大きな問題点がある。
【0008】さらにまた、従来のコーティング装置を用
いて細紋、社章、文字等のエンボス加工を行う場合、位
置合わせが困難であるとともに、エンボス型を円筒ヒー
トローラの円筒面において転造や放電等によって加工す
るため、製品の精度が悪かった。
【0009】本発明は上記のような従来の課題を解決
し、低コストで、様々な種類の被転写体に良好な画像を
形成することのできる画像形成装置およびコーティング
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、画像情報に基づいて中間転写媒
体に画像を書き込み、該中間転写媒体を加熱加圧手段に
より被転写体に加熱加圧して、該被転写体に該画像を転
写する画像形成装置において、該加熱加圧手段が、自己
温度調節発熱体、該自己温度調節発熱体上に設けられた
伝熱層、該伝熱層上に設けられた金属板および該金属板
上に設けられたフッ素系樹脂層により構成され、該フッ
素系樹脂層が加熱加圧部であり、且つ該金属板がフレー
ムグランドにアースされていることを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
【0011】また本発明は、金属板とフッ素系樹脂層と
の間に、シリコンゴム層が設けられた前記の画像形成装
置を提供するものである。
【0012】さらに本発明は、シリコンゴム層に、導電
性のシリコンゴムを使用した前記の画像形成装置を提供
するものである。
【0013】さらにまた本発明は、被転写体に面する加
熱加圧部の直交する2軸のうち、少なくとも1軸が円弧
状である前記の画像形成装置を提供するものである。
【0014】また本発明は、フッ素系樹脂層が、ポリテ
トラフルオロエチレンまたはテトラフルオロエチレン・
パーフルオロアルキルビニルエーテル・コポリマーであ
る前記の画像形成装置を提供するものである。
【0015】さらに本発明は、シリコンゴム層に、加熱
加硫型シリコンゴムを使用した前記の画像形成装置を提
供するものである。
【0016】さらにまた本発明は、画像保護材を有する
フィルム状転写媒体を、加熱加圧手段により被転写体に
加熱加圧して、該被転写体の表面に該画像保護材を転写
するコーティング装置において、該加熱加圧手段が、前
記の画像形成装置に用いられる加熱加圧手段であること
を特徴とするコーティング装置を提供するものである。
【0017】また本発明は、被転写体が熱可塑性樹脂カ
ードである前記のコーティング装置を提供するものであ
る。
【0018】さらに本発明は、フッ素系樹脂層の下部に
箔が設けられ、被転写体の表面が所望の形状にホットエ
ンボス加工される前記のコーティング装置を提供するも
のである。
【0019】さらにまた本発明は、フィルム状転写媒体
に対する加熱加圧手段の接触面が、転写範囲に応じた大
きさおよび形状をなしている前記のコーティング装置を
提供するものである。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の画像形成
装置およびコーティング装置を実施例により説明する。
まず、画像形成装置およびコーティング装置の双方に用
いられる加熱加圧手段の一部分である自己温度調節発熱
体について説明する。自己温度調節発熱体は、例えば別
名PTCサーミスタヒータ(Positive Temperature Coe
fficient Thermister Heater:温度の上昇に対して正の
抵抗変化をするサーミスタヒータ)といい、例えばチタ
ン酸バリウム等の半導体セラミックまたはカーボンとポ
リマーとからなるPTC有機発熱体等を利用することが
できる。
【0021】図1は、自己温度調節発熱体の一例を示す
もので、チタン酸バリウム3を電極4、5で挟み、さら
にアルミナのセラミック1、2でサンドイッチした平面
ヒータである。
【0022】電極4、5間の電気抵抗は、その近傍温度
によって変化し、温度が規定温度よりも高めになると、
その微小箇所での電極間抵抗が急激に上昇して温度が低
下する方向に自己制御され、逆に温度が低下すると、微
小箇所での電極間抵抗が低下するために熱量が増えて温
度を上昇させるよう自己制御される。よって、自己温度
調節発熱体のどこの箇所でも、ほぼ規定の温度に保持さ
れ、低温時の温度抵抗が低いことから規定温度までのウ
オーミングアップタイムも短縮される。
【0023】図2は、自己温度調節発熱体の電極6、
7、8の方向を、厚さ方向と直交する方向に櫛形に配置
したもので、この方式のヒータの場合、櫛形電極のピッ
チ間の変更により、大発熱量ヒータを細かな自己温度制
御で実現することができる。
【0024】図3は、先に説明した自己温度調節発熱体
を用いた加熱加圧手段の概略断面図である。自己温度調
節発熱体10は、伝熱セメント等による伝熱層11を介
して、例えばアルミニウム、銅、銅合金のような金属板
12に接続されている。金属板12はフレームグランド
に接続されることによってアースされている。そして被
転写体に直接接触する加熱加圧部13は、PTFE(ポ
リテトラフルオロエチレン)のコーティング層であり、
円滑なる2次転写と耐汚れ性を得ている。この加熱加圧
部13には、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
のほかにも、例えばPFA(テトラフルオロエチレン・
パーフルオロアルキルビニルエーテル・コポリマー)を
用いることができる。加熱加圧部から被転写体への熱の
伝熱量を考慮する指標となる熱授受率は、PTFE(ポ
リテトラフルオロエチレン)またはPFA(テトラフル
オロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル・
コポリマー)が、1152J/deg・m2 ・sec
0.5 であり、PET(ポリエチレンテレフタレート)の
546J/deg・m2 ・sec0.5 やPI(ポリイミ
ド)の398J/deg・m2 ・sec0.5 等よりも断
然大きい。従って、被転写体としてPET(ポリエチレ
ンテレフタレート)を用い、かつ加熱加圧部13として
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)またはPFA
(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル・コポリマー)を用いた場合、これらの接触
境界温度は、117℃にもなるが、PI(ポリイミド)
を用いた場合の接触境界温度は、82℃にしかならな
い。よって非常に効率のよい伝熱が可能となる。
【0025】なお、画像形成装置において、自己温度調
節発熱体10が厚さ約5mmで、40mm角あたり20〜4
0wの平均電力印加を行え、金属板12が厚さ3mmの銅
合金であり、加熱加圧部13が厚さ約80μm のPTF
E(ポリテトラフルオロエチレン)である場合、加熱加
圧部13の表面温度は160〜170℃になり、中間転
写媒体から被転写体への良好な加熱加圧転写が可能であ
ることが判明した。
【0026】図4は、図3の加熱加圧手段において、金
属板12と加熱加圧部13との間に、シリコンゴム層1
4を設けたものである。このシリコンゴム層14を設け
たことにより、被転写体に対する接触加圧圧力がソフト
かつ均一になり、被転写体への接触面のどこか特定の箇
所に応力が集中しないので、被転写体に対して非常に安
定した転写が可能となる。とくに画像形成装置におい
て、中間転写媒体にZnSやTiO2 等の無機質を蒸着
して形成されるホログラム層を設けた場合、転写中に応
力集中を受けるとZnSやTiO2 等の無機質周辺のク
リープ変形に耐えられず、ホログラム層が破壊され、画
像の白化現象等不具合が発生するのであるが、シリコン
ゴム層14を設けるとホログラム層を破壊させることな
く、良好な画像形成を行うことができる。
【0027】上述のシリコンゴム層14を加熱加硫型シ
リコンゴム(HTV)の厚さ1〜2mmのものにした結
果、加熱加圧部13の表面温度は135〜160℃にな
り、ホログラムをウレタン樹脂に形成し、さらにZnS
を蒸着した透明ホログラムを内部にもった中間転写媒体
の画像が、なんらホログラム部を破壊することなく被転
写体に加熱加圧転写され得た。
【0028】図5は、非接触部が設けられた加熱加圧手
段の概略斜視図である。加熱加圧部に非接触部Aが設け
られ、中間転写媒体またはフィルム状転写媒体に接触し
ないようにくりぬかれている。加熱加圧手段の構成は、
自己温度調節発熱体15、伝熱層16、金属板17、シ
リコンゴム層18および加熱加圧部19からなってい
る。図5に示されるような加熱加圧手段を用いれば、非
接触部Aの部分に対応する中間転写媒体またはフィルム
状転写媒体の部分が被転写体に転写されず、良好な選択
転写が可能となる。
【0029】図6は、以上説明してきた加熱加圧手段を
用いた転写部分を示す画像形成装置の概略断面図であ
る。自己温度調節発熱体25、伝熱層26、金属板2
7、シリコンゴム層28および加熱加圧部29からなる
加熱加圧手段は、断熱性のあるスタッド23によりバネ
24を介して、サブフレーム71に接続され、図示しな
いベアリングでb方向に可動できるようにしている。な
お、シリコンゴム層28は、ゴム硬度50゜(JIS−
A)の導電性加熱加硫シリコンゴムで、金属板27を介
して静電気はアースされている。また、加熱加圧部29
は、厚さ100μm 以下のPTFE(ポリテトラフルオ
ロエチレン)であり、導電性を付与しなくても、加熱加
圧部で発生した静電気は導電側である金属板27、シリ
コンゴム層28側にその高電圧ゆえ、逃げて行くが、加
熱加圧部29を導電性のPFA(テトラフルオロエチレ
ン・パーフルオロアルキルビニルエーテル・コポリマ
ー)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)にして
おくこともできる。
【0030】サブフレーム71はさらにバネ22を介し
てメインフレーム20にスタッド21で接続されてお
り、やはり図示していないベアリングによりa方向に可
動できる。よって、サブフレーム71は、偏芯カム72
の回転により、a方向に加熱加圧手段を上下運動させる
ことができる。
【0031】あらかじめ1次転写によって、画像が形成
されている中間転写媒体30と、シリコンゴムもしくは
シリコンスポンジによるベースシート32上におかれた
被転写体31が矢印c方向より加熱加圧手段の下部まで
運ばれてくると、先の偏芯カム72が図示していないロ
ータリアクチュエータによって回転し、加熱加圧部29
が中間転写媒体30を被転写体31に加熱加圧する。こ
のときの加圧力は、バネ24と偏芯カム43のストロー
クによって決定される。
【0032】数秒〜数十秒の加熱時間によって良好な転
写が本発明の画像形成装置によって実現できる。また、
加熱加圧部29の中間転写媒体に対する接触箇所を自由
に設計して、被転写体上に非転写部分を容易に設けるこ
とが可能である。したがって、従来の技術のように、ヒ
ートパターンの設計変更をする必要がない。
【0033】図7は、基本的には図6と同じ構造の画像
形成装置であるが、中間転写媒体30の進行方向である
c方向を副走査方向とすれば、加熱加圧部29を副走査
方向に円弧状(r)に形成し、中間転写媒体30と加熱
加圧部29との接触時に“張り" をもたせることによて
皺等の発生を防止し、被転写体31も含めて空気の混入
による転写不良等を防止している。
【0034】なお、 この円弧rは、若干円弧状になって
いればよいのであって、円弧によって発生する中央部と
端部との段差は、副走査方向100mm分に対して数10
μmら数100μm 程度で十分である。
【0035】また本実施例では、副走査方向にのみ円弧
rを形成したが、副走査方向に直交する主走査方向に円
弧を設けてもよく、主走査方向と副走査方向の両方に円
弧形成を行ってもよい。そしてこの場合、円弧の形状は
同じでもよく、また条件によって、形状を変えてトーリ
ック面とすることも可能である。さらには円弧の形状は
凸状だけでなく凹形状でも先の“張り”が形成できる
し、円弧形状も双曲線形状にした方が条件がよくなる場
合もある(なお、この円弧形状は、以下に詳述するコー
ティング装置にも適用できる)。
【0036】図8は、コーティング装置の一例を示す概
略図である。コーティング装置は、加熱加圧手段、フィ
ルム状転写媒体搬送手段および被転写体搬送手段から主
に構成されている。まず、加熱加圧手段は、自己温度調
節発熱体25、伝熱層26、金属板27、シリコンゴム
層28および加熱加圧部29からなっている。そして加
熱加圧手段は、取り付け板60に固定され、接続するス
ライドシャフト61とスライドガイド34、35によっ
て垂直方向に動きを規制され、止め輪62と加圧板33
によって支持されている。加圧板33は、ベアリング4
1で支持された加圧シャフト36が回転運動すること
で、ねじ部36’より力が伝達され垂直方向に移動す
る。駆動モータ37はモータ支持台39に固定され、モ
ータ支持台39はフレーム40に固定されている。ここ
で駆動モータ37が動作すると、カップリング38を介
して加圧シャフト36は回転するとともに、加圧板33
は上下方向に動作し、加圧バネ42、取り付け板60を
介して加熱加圧手段を押し下げる、または止め輪62、
スライドシャフト61、取り付け板60を介して加熱加
圧手段を引き上げることができる。なお、シリコンゴム
層28は、導電性加熱加硫型シリコンゴムで、接触面で
発生する静電気は金属板27、フレーム40を経由して
アースされる。
【0037】次にフィルム状転写媒体の搬送手段である
が、フィルム転写媒体である、供給ロール50から供給
される画像保護材を有する転写フィルム49を、ガイド
ピン51に沿って配置し、搬送ローラ52と圧着ローラ
53間を経由した後、巻取ロール54に巻き取られる。
転写フィルム49は搬送ローラ52とそれに接続される
アクチュエータ(図示せず)により所望量だけ搬送でき
る。
【0038】被転写体搬送手段は、ベルト形状の被転写
体支持部材55が搬送プーリ57、従動プーリ57につ
ながるアクチュエータにより所望量だけ被転写体を移動
できる。また加圧を支持する部材、加圧支持台56を加
熱加圧部の接触面に対向し、かつ被転写体支持部材55
に対して反対の位置に配置する。図8においては被転写
体としてICチップを有したJIS規格の熱可塑性樹脂
カードが被転写体支持部材55上に載っている。また加
熱加圧手段は金属板27と加熱加圧部29との間にシリ
コンゴム層28があるもので、ICチップの大きさ、位
置に併せて一部削除されている(A部)。また箔のエン
ボス型も有している(B部)。
【0039】一連の動作としては、まず、転写フィルム
49の未使用部分を加熱加圧手段の直下まで搬送を行う
とともに、被転写体であるカードも前述の被転写体搬送
手段により加熱加圧手段直下に位置合わせする。その
後、駆動モータ37を作動させ、加熱加圧手段を押し下
げると、160〜170℃に自己温度調節された加熱加
圧部29が、転写フィルム49とともにカードに押し付
けられる。数秒から数十秒の加熱加圧時間を経て加熱加
圧手段を解離することで良好な転写が行える。
【0040】ところで、本実施例において、自己温度調
節発熱体は、温調機を必要としないので、本実施例では
温調機を用いてないが、温調機を併用すればさらに高度
な加熱加圧部の温度コントロールが可能になることは言
うまでもない。また、この場合でも、温調機は高価なP
ID制御方式は必要でなく、安価な差動式やバイメタル
によるサーモスタット等で十分な性能を発揮する。
【0041】また、安全対策は、基本的には先の自己温
度制御により必要としないが、万一のために温度ヒュー
ズや電流ヒューズを設けておけばさらに安全性が向上す
る事は言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1の画像形成装置によれ
ば、加熱加圧手段の発熱体に自己温度調節発熱体を用い
ており、さらに伝熱層を介して金属板に一度伝熱させて
から加熱加圧部に伝熱させているために、金属の伝熱効
果と、金属板の熱容量による均熱効果により加熱加圧部
表面を短時間で一定温度に昇温できる。そして、加熱加
圧部には、フッ素系樹脂層を設けているので、フッ素系
樹脂層の離型・潤滑効果によって、熱によって受けるゴ
ミ等の融着が発生せず、加熱加圧時も円滑なる加熱加圧
が実現できる。さらに金属板は、フレームグランドに接
続されていることによってアースできるため、加熱加圧
面等で生じた静電気を匡体やフレームグランドライン等
に逃すことができ、静電気発生による様々な問題が発生
しにくい。そして、加熱加圧手段は基本的に板状である
ので、もしも被転写体上にサインパネル等の中間転写媒
体を転写させたくない箇所が存在する場合は、加熱加圧
部のフッ素系樹脂層と金属板とを掘りこみ等によって削
除しておけばその箇所が非接触部となり、希望の箇所に
中間転写媒体を転写させないですむ。さらに板上の加熱
加圧手段のメリットとして、非転写部(非接触部)と被
転写体との位置合わせが非常に容易かつ確実である。そ
れから、基本的にヒータそのものが、自己温度調節発熱
体であるので、ヒータパターンを特別に考慮する必要も
なく、高精度の加熱加圧部温度を必要としなければ温調
機さえも必要でないことから、装置のローコスト化、簡
略化が可能となる。さらに、一定以上に温度が上昇しな
いために、火災などの万一のトラブルも発生しにくい。
さらには、円筒ヒートローラによる加熱加圧を用いてい
ないために、ローラを用いたときに発生するローラニッ
プ幅による速度差・位置ずれといった問題が発生しな
い。
【0043】本発明の請求項2の画像形成装置によれ
ば、金属板と加熱加圧部(フッ素系樹脂層)との間にシ
リコンゴム層を設けたため、加熱加圧面における加圧圧
力がソフトかつ均一になり、とくに中間転写媒体にZn
SやTiO2 等の無機質を蒸着して形成されているホロ
グラム層を設けた場合、ホログラム層を破壊させること
なく、良好な画像形成ができる。
【0044】また、本発明の請求項3の画像形成装置に
よれば、金属板とフッ素系樹脂層との間に設けたシリコ
ンゴム層のシリコンゴムを、導電性のシリコンゴムにし
てあるので、加熱加圧面等で生じた静電気を匡体やフレ
ームグランドライン等に逃すことができ、静電気発生に
よる様々な問題が発生しにくい。
【0045】また、本発明の請求項4の画像形成装置に
よれば、加熱加圧部の形状を、被転写体に面する加熱加
圧部の直交する2軸のうち、少なくとも1軸を円弧状に
してあるので、中間転写媒体や、被転写体に皺が発生し
たり、中間転写媒体と被転写体もしくは加熱加圧部との
間に空気が混入することによって発生する転写不良がお
きにくい。
【0046】また、本発明の請求項5の画像形成装置に
よれば、フッ素系樹脂を、ポリテトラフルオロエチレン
もしくはテトラエチレン・パーフルオロアルキルビニル
エーテルコポリマーの何れかにしてあるので、加熱加圧
部の離型・潤滑性がさらに高く、耐熱温度も高く、中間
転写媒体側に高熱流量で伝熱することができるので、加
熱加圧面温度を低くしても安定した転写が可能となる。
【0047】また、本発明の請求項6の画像形成装置に
よれば、シリコンゴムが、加熱加硫型シリコンゴム(H
TV)であるので、耐熱性が高く、より高寿命な画像形
成装置にすることができる。
【0048】さらに、本発明の請求項7ないし10のコ
ーティング装置によれば、加熱加圧手段が請求項1ない
し6のいずれか1項に記載された加熱加圧手段であるた
め、上記の効果がすべて奏され、従来のコーティング装
置としての課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱加圧手段における自己温度調節発熱体の一
例を示す断面図である。
【図2】加熱加圧手段における自己温度調節発熱体の電
極を櫛形に配置した例を説明するための図である。
【図3】加熱加圧手段の概略断面図である。
【図4】シリコンゴム層が設けられた加熱加圧手段の概
略断面図である。
【図5】非接触部が設けられた加熱加圧手段の概略斜視
図である。
【図6】本発明の画像形成装置の一例を示す概略断面図
である。
【図7】本発明の画像形成装置の別の例を示す概略断面
図である。
【図8】本発明のコーティング装置の一例を示す概略図
である。
【符号の説明】
1,2 アルミナセラミック 3 チタン酸バリウム 4,5,6,7,8 電極 10,15,25 自己温度調節発熱体 11,16,26 伝熱層 12,17,27 金属板 13,19,29 加熱加圧部 14,18,28 シリコンゴム層 30 中間転写媒体 31 被転写体 A 非接触部 B エンボス型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 巳知夫 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 稲垣 実 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 本間 信明 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 黒木 広幸 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいて中間転写媒体に画像
    を書き込み、該中間転写媒体を加熱加圧手段により被転
    写体に加熱加圧して、該被転写体に該画像を転写する画
    像形成装置において、 該加熱加圧手段が、自己温度調節発熱体、該自己温度調
    節発熱体上に設けられた伝熱層、該伝熱層上に設けられ
    た金属板および該金属板上に設けられたフッ素系樹脂層
    により構成され、該フッ素系樹脂層が加熱加圧部であ
    り、且つ該金属板がフレームグランドにアースされてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 金属板とフッ素系樹脂層との間に、シリ
    コンゴム層が設けられた請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 シリコンゴム層に、導電性のシリコンゴ
    ムを使用した請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 被転写体に面する加熱加圧部の直交する
    2軸のうち、少なくとも1軸が円弧状である請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 フッ素系樹脂層が、ポリテトラフルオロ
    エチレンまたはテトラフルオロエチレン・パーフルオロ
    アルキルビニルエーテル・コポリマーである請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シリコンゴム層に、加熱加硫型シリコン
    ゴムを使用した請求項2ないし5のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像保護材を有するフィルム状転写媒体
    を、加熱加圧手段により被転写体に加熱加圧して、該被
    転写体の表面に該画像保護材を転写するコーティング装
    置において、該加熱加圧手段が、請求項1ないし6のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置に用いられる加熱加圧
    手段であることを特徴とするコーティング装置。
  8. 【請求項8】 被転写体が熱可塑性樹脂カードである請
    求項7に記載のコーティング装置。
  9. 【請求項9】 フッ素系樹脂層の下部に箔が設けられ、
    被転写体の表面が所望の形状にホットエンボス加工され
    る請求項7または8に記載のコーティング装置。
  10. 【請求項10】 フィルム状転写媒体に対する加熱加圧
    手段の接触面が、転写範囲に応じた大きさおよび形状を
    なしている請求項7ないし9のいずれか1項に記載のコ
    ーティング装置。
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