JPH08283122A - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
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- JPH08283122A JPH08283122A JP8661495A JP8661495A JPH08283122A JP H08283122 A JPH08283122 A JP H08283122A JP 8661495 A JP8661495 A JP 8661495A JP 8661495 A JP8661495 A JP 8661495A JP H08283122 A JPH08283122 A JP H08283122A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の一般式(1)で表される没食子酸エステ
ルと、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤を含有する
皮膚化粧料。 【化1】 〔Rはヒドロキシ基が置換していてもよいC1〜C24
の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基〕 【効果】 紫外線の照射によって生じるしわや色素沈着
(しみ)の形成抑制作用に優れており、このためしわや
色素沈着の予防用化粧料として有用である。
ルと、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤を含有する
皮膚化粧料。 【化1】 〔Rはヒドロキシ基が置換していてもよいC1〜C24
の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基〕 【効果】 紫外線の照射によって生じるしわや色素沈着
(しみ)の形成抑制作用に優れており、このためしわや
色素沈着の予防用化粧料として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚化粧料に関し、さ
らに詳しくは皮膚のしわ形成および色素沈着を抑制する
作用に優れた皮膚化粧料に関する。
らに詳しくは皮膚のしわ形成および色素沈着を抑制する
作用に優れた皮膚化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
健康で美しい肌を保つことが老若男女を問わず重大な関
心事となっている。ところが、肌は温度、湿度、紫外
線、加齢、疾病、ストレス、食習慣等により微妙な影響
を受け、そのため肌の諸機能の減退、肌の老化等の種々
のトラブルが発生する。皮膚の老化の典型は、「しわ」
や「しみ(色素沈着)」が形成されることであり、これ
らは特に女性にとって美容上の大きな悩みとなってい
る。
健康で美しい肌を保つことが老若男女を問わず重大な関
心事となっている。ところが、肌は温度、湿度、紫外
線、加齢、疾病、ストレス、食習慣等により微妙な影響
を受け、そのため肌の諸機能の減退、肌の老化等の種々
のトラブルが発生する。皮膚の老化の典型は、「しわ」
や「しみ(色素沈着)」が形成されることであり、これ
らは特に女性にとって美容上の大きな悩みとなってい
る。
【0003】これらのうち、真皮のトラブルの一つであ
るしわは、加齢や太陽光線による皮膚の老化(光老化)
により発生する。老化のメカニズムは明らかではない
が、皮膚は生体の最外層に位置して、生体防御の最前線
の役割を担っていることから、環境因子による障害の蓄
積が皮膚加齢現象に大きく作用しているものと考えられ
る。環境因子のうち、とりわけ紫外線は、皮膚加齢およ
びしわ形成に関与する最大の環境因子と考えられてい
る。皮膚に対する紫外線照射により産生されるフリーラ
ジカル(特に活性酸素)は、日焼けなどの急性炎症を誘
発するのみでなく、紫外線照射が慢性的に繰り返される
ことにより皮膚の光老化を誘発することが知られてい
る。また、紫外線により産生される各種フリーラジカル
や活性酸素(スーパーオキシド、ハイドロキシラジカ
ル、一重項酸素等)は、真皮成分のDNA−蛋白クロス
リンク(架橋結合)、コラーゲンやエラスチンなどの蛋
白クロスリンクの障害、変性、SOD(スーパーオキシ
ドジスムターゼ)などの抗酸化酵素の不活化、細胞成分
の膜脂質過酸化とその結果としての細胞機能の劣化など
を惹起し、その結果としてしわが成形されると考えられ
ている(フレグランスジャーナル,11巻,p49−5
4,1992)。
るしわは、加齢や太陽光線による皮膚の老化(光老化)
により発生する。老化のメカニズムは明らかではない
が、皮膚は生体の最外層に位置して、生体防御の最前線
の役割を担っていることから、環境因子による障害の蓄
積が皮膚加齢現象に大きく作用しているものと考えられ
る。環境因子のうち、とりわけ紫外線は、皮膚加齢およ
びしわ形成に関与する最大の環境因子と考えられてい
る。皮膚に対する紫外線照射により産生されるフリーラ
ジカル(特に活性酸素)は、日焼けなどの急性炎症を誘
発するのみでなく、紫外線照射が慢性的に繰り返される
ことにより皮膚の光老化を誘発することが知られてい
る。また、紫外線により産生される各種フリーラジカル
や活性酸素(スーパーオキシド、ハイドロキシラジカ
ル、一重項酸素等)は、真皮成分のDNA−蛋白クロス
リンク(架橋結合)、コラーゲンやエラスチンなどの蛋
白クロスリンクの障害、変性、SOD(スーパーオキシ
ドジスムターゼ)などの抗酸化酵素の不活化、細胞成分
の膜脂質過酸化とその結果としての細胞機能の劣化など
を惹起し、その結果としてしわが成形されると考えられ
ている(フレグランスジャーナル,11巻,p49−5
4,1992)。
【0004】そこで、しわの形成を予防・治療するため
に、これまでにアラントイン、グリチルリチン酸、ビタ
ミンE等の抗炎症剤や抗酸化剤の利用(特開昭61−2
15309号、特開昭62−263110号公報)、各
種植物抽出物の利用(特開昭62−61924号、特開
昭63−174911号、特開平6−65043号公報
等)、コラーゲン等細胞外マトリクス制御剤の利用(特
開平4−74016号、特開平3−20206号公
報)、レチノイン酸やαヒドロキシ酸の利用などが提案
されている。
に、これまでにアラントイン、グリチルリチン酸、ビタ
ミンE等の抗炎症剤や抗酸化剤の利用(特開昭61−2
15309号、特開昭62−263110号公報)、各
種植物抽出物の利用(特開昭62−61924号、特開
昭63−174911号、特開平6−65043号公報
等)、コラーゲン等細胞外マトリクス制御剤の利用(特
開平4−74016号、特開平3−20206号公
報)、レチノイン酸やαヒドロキシ酸の利用などが提案
されている。
【0005】一方、しみのような色素沈着は、メラノサ
イトにより表皮内で合成されるメラニン色素が増加する
ことによって発生するものであり、その発症機序につい
ては紫外線、女性ホルモン、遺伝的要因などの関与が指
摘されているが、未だ十分には解明されていない。その
ため、これまでにメラニンの生成抑制や既成メラニンの
還元などを目的とした薬剤が美白剤として研究されてき
ており、アルブチンやコウジ酸、ビタミンC、カンゾウ
エキス(特開昭63−23809号、特開平1−149
706号公報)、カッコン(特開昭64−16709号
公報)、ヒドロキシスチルベン(特開昭64−3800
9号公報)、3−ヒドロキシクロモン(特開昭55−1
11410号、特開昭55−143908号公報)、イ
ソフラボン(特開昭58−225004号公報)などが
提案されている。しかし、現状においては実際の化粧品
への配合性に優れ、かつ色素沈着抑制効果の高い物質は
ほとんど無く、また、従来のしわ予防改善剤及び美白剤
はその効果が十分ではなかった。
イトにより表皮内で合成されるメラニン色素が増加する
ことによって発生するものであり、その発症機序につい
ては紫外線、女性ホルモン、遺伝的要因などの関与が指
摘されているが、未だ十分には解明されていない。その
ため、これまでにメラニンの生成抑制や既成メラニンの
還元などを目的とした薬剤が美白剤として研究されてき
ており、アルブチンやコウジ酸、ビタミンC、カンゾウ
エキス(特開昭63−23809号、特開平1−149
706号公報)、カッコン(特開昭64−16709号
公報)、ヒドロキシスチルベン(特開昭64−3800
9号公報)、3−ヒドロキシクロモン(特開昭55−1
11410号、特開昭55−143908号公報)、イ
ソフラボン(特開昭58−225004号公報)などが
提案されている。しかし、現状においては実際の化粧品
への配合性に優れ、かつ色素沈着抑制効果の高い物質は
ほとんど無く、また、従来のしわ予防改善剤及び美白剤
はその効果が十分ではなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、皮膚の老化防
止、特にしわ及び色素沈着の予防・改善に有効な皮膚化
粧料を提供することにある。
止、特にしわ及び色素沈着の予防・改善に有効な皮膚化
粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は鋭意検討を行った結果、没食子酸エステ
ルと、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤とを組み合
わせて配合した化粧料が優れたしわ形成抑制作用及び色
素沈着抑制作用を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
て、本発明者は鋭意検討を行った結果、没食子酸エステ
ルと、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤とを組み合
わせて配合した化粧料が優れたしわ形成抑制作用及び色
素沈着抑制作用を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0008】すなわち、本発明は、次の一般式(1):
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、Rはヒドロキシ基が置換していて
もよい炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を示す〕で表される没食子酸エステル
と、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤を含有する膚
化粧料を提供するものである。
もよい炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を示す〕で表される没食子酸エステル
と、紫外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤を含有する膚
化粧料を提供するものである。
【0011】一般式(1)で表される没食子酸エステル
において、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素
数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を示すが、炭素数1〜10のアルキル基が好まし
い。Rとして具体的にはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウ
ンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基、ノナデシル基、イソヘキシル基、
2−エチルヘキシル基、プロペニル基、ブテニル基、ペ
ンテニル基、オレイル基、リノレイニル基、3,5,5
−トリメチルヘキシル基、3,7−ジメチルオクチル
基、3,7,11−トリメチルドデシル基、3−メチル
−2−ブテニル基、3,7−ジメチル−2,6−オクタ
ジエニル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘキシル
エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、8−ヒドロキシ
オクチル基、10−ヒドロキシデシル基、11−ヒドロ
キシウンデシル基、12−ヒドロキシデシル基、12−
ヒドロキシオクタデシル基等を挙げることができる。本
発明においては、このうちメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基が
好ましい。すなわち没食子酸エステルとしては没食子酸
メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル、没食子酸
ブチル、没食子酸ペンチル、没食子酸ヘキシル、没食子
酸ヘプチル、没食子酸オクチル、没食子酸ノニル、没食
子酸デシルが好ましい。
において、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素
数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を示すが、炭素数1〜10のアルキル基が好まし
い。Rとして具体的にはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウ
ンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基、ノナデシル基、イソヘキシル基、
2−エチルヘキシル基、プロペニル基、ブテニル基、ペ
ンテニル基、オレイル基、リノレイニル基、3,5,5
−トリメチルヘキシル基、3,7−ジメチルオクチル
基、3,7,11−トリメチルドデシル基、3−メチル
−2−ブテニル基、3,7−ジメチル−2,6−オクタ
ジエニル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘキシル
エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、8−ヒドロキシ
オクチル基、10−ヒドロキシデシル基、11−ヒドロ
キシウンデシル基、12−ヒドロキシデシル基、12−
ヒドロキシオクタデシル基等を挙げることができる。本
発明においては、このうちメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基が
好ましい。すなわち没食子酸エステルとしては没食子酸
メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル、没食子酸
ブチル、没食子酸ペンチル、没食子酸ヘキシル、没食子
酸ヘプチル、没食子酸オクチル、没食子酸ノニル、没食
子酸デシルが好ましい。
【0012】式(1)の没食子酸エステルの配合量は特
に制限されるものではないが、配合時の色等の観点から
本発明の皮膚化粧料中に0.001〜10重量%とする
ことが好ましく、0.1〜5重量%とすることが特に好
ましい。
に制限されるものではないが、配合時の色等の観点から
本発明の皮膚化粧料中に0.001〜10重量%とする
ことが好ましく、0.1〜5重量%とすることが特に好
ましい。
【0013】本発明で用いる紫外線吸収剤としては、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナト
リウム、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒド
ロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、
テトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系
化合物;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチ
ル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミ
ノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチ
ル等のパラアミノ安息香酸系化合物;パラメトキシケイ
皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸エチル、メト
キシケイ皮酸オクチル、4−メトキシケイ皮酸−2−エ
トキシエチル、パラメトキシケイ皮酸カリウム、パラメ
トキシケイ皮酸ナトリウム等のメトキシケイ皮酸系化合
物;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチ
ル酸ホモメンチル、サリチル酸エチレングリコール、サ
リチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸ミリスチ
ル、サリチル酸メチル等のサリチル酸系化合物;ウロカ
ニン酸、ウロカニン酸エチル、アントラニル酸メチルな
どが挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。本発明においては、
これらのうちパラアミノ安息香酸エステル酸、メトキシ
ケイ皮酸エステル類、オキシベンゾンが好ましい。
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナト
リウム、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒド
ロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、
テトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系
化合物;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチ
ル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミ
ノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチ
ル等のパラアミノ安息香酸系化合物;パラメトキシケイ
皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸エチル、メト
キシケイ皮酸オクチル、4−メトキシケイ皮酸−2−エ
トキシエチル、パラメトキシケイ皮酸カリウム、パラメ
トキシケイ皮酸ナトリウム等のメトキシケイ皮酸系化合
物;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチ
ル酸ホモメンチル、サリチル酸エチレングリコール、サ
リチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸ミリスチ
ル、サリチル酸メチル等のサリチル酸系化合物;ウロカ
ニン酸、ウロカニン酸エチル、アントラニル酸メチルな
どが挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。本発明においては、
これらのうちパラアミノ安息香酸エステル酸、メトキシ
ケイ皮酸エステル類、オキシベンゾンが好ましい。
【0014】紫外線吸収剤の配合量は特に制限されるも
のではないが、効力、感触、安全性、安定性の観点から
本発明の皮膚外用剤中0.0001〜10重量%とする
ことが好ましく、0.01〜5重量%とすることが特に
好ましい。
のではないが、効力、感触、安全性、安定性の観点から
本発明の皮膚外用剤中0.0001〜10重量%とする
ことが好ましく、0.01〜5重量%とすることが特に
好ましい。
【0015】本発明で用いる紫外線防御剤としては酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄などが挙
げられる。これらは、その紫外線防御能を高めるために
微粒子化、シリコン、ジルコニア・アルミナ等による表
面処理や複合化処理を施したものを用いることが好まし
い。
チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄などが挙
げられる。これらは、その紫外線防御能を高めるために
微粒子化、シリコン、ジルコニア・アルミナ等による表
面処理や複合化処理を施したものを用いることが好まし
い。
【0016】紫外線防御剤の配合量は特に制限されるも
のではないが、効力、感触及び安定性の観点から本発明
の皮膚外用剤中に0.0001〜10重量%とすること
が好ましく、0.01〜5重量%とすることが特に好ま
しい。
のではないが、効力、感触及び安定性の観点から本発明
の皮膚外用剤中に0.0001〜10重量%とすること
が好ましく、0.01〜5重量%とすることが特に好ま
しい。
【0017】本発明の皮膚化粧料は上記必須成分の他、
アラントイン、グリチルリチン酸等の公知の抗炎症剤な
どを添加することにより、しわやしみの形成抑制効果の
向上を図ることができる。また、化粧料成分として一般
に使用されている油分、ヒアルロン酸やセラミド等の保
湿剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等を任意に組み合わせて配合す
ることができる。
アラントイン、グリチルリチン酸等の公知の抗炎症剤な
どを添加することにより、しわやしみの形成抑制効果の
向上を図ることができる。また、化粧料成分として一般
に使用されている油分、ヒアルロン酸やセラミド等の保
湿剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等を任意に組み合わせて配合す
ることができる。
【0018】本発明の皮膚化粧料は一般皮膚化粧料に限
定されるものではなく、医薬部外品、薬用化粧料等を包
含するものである。本発明の皮膚化粧料は種々の形態及
び用途、例えば油/水型、水/油型の乳化化粧料、クリ
ーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料、パック剤、ファ
ンデーション等として用いることができる。
定されるものではなく、医薬部外品、薬用化粧料等を包
含するものである。本発明の皮膚化粧料は種々の形態及
び用途、例えば油/水型、水/油型の乳化化粧料、クリ
ーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料、パック剤、ファ
ンデーション等として用いることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の皮膚化粧料は、紫外線の照射に
よって生じるしわや色素沈着(しみ)の形成抑制作用に
優れており、このためしわや色素沈着の予防用化粧料と
して有用である。
よって生じるしわや色素沈着(しみ)の形成抑制作用に
優れており、このためしわや色素沈着の予防用化粧料と
して有用である。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
れらの実施例に限定されるものではない。
【0021】試験例1 ヘアレスマウスによるしわ形成
抑制試験: ヘアレスマウス(HR/ICR、実験開始時6週齢)の
背部に表1に示す没食子酸エステルと、紫外線吸収剤及
び/又は紫外線防御剤を各1%配合したクリームを調製
し、塗布した。1時間後、健康線用ランプ(東芝製、S
E20)を6本用意し、1回の照射量が1MED以下と
なるように調節してUV−B光の照射を行い、週5回の
照射を9週間にわたって行った。照射のエネルギー量は
UV−Radiometer(TOKYO OPTIC
AL社製、UVR−305/365D)を用いて測定し
た。また、コントロールとしてエタノールのみを塗布し
たものを試料と同様に試験した。試験終了後、形成され
たしわの度数を肉眼により下記の基準(しわ指数)で評
価した。結果を表1に示す。
抑制試験: ヘアレスマウス(HR/ICR、実験開始時6週齢)の
背部に表1に示す没食子酸エステルと、紫外線吸収剤及
び/又は紫外線防御剤を各1%配合したクリームを調製
し、塗布した。1時間後、健康線用ランプ(東芝製、S
E20)を6本用意し、1回の照射量が1MED以下と
なるように調節してUV−B光の照射を行い、週5回の
照射を9週間にわたって行った。照射のエネルギー量は
UV−Radiometer(TOKYO OPTIC
AL社製、UVR−305/365D)を用いて測定し
た。また、コントロールとしてエタノールのみを塗布し
たものを試料と同様に試験した。試験終了後、形成され
たしわの度数を肉眼により下記の基準(しわ指数)で評
価した。結果を表1に示す。
【0022】・しわ指数 0:しわが無形成。 1:しわがかすかに形成。 2:しわが微量形成。 3:しわが若干形成。 4:しわが強固に形成。
【0023】
【表1】
【0024】試験例2 褐色モルモットの背部のUV−
Bによる色素沈着に対する効果: 褐色モルモットの背部毛をバリカンとシェーバーにて丁
寧に剃毛した後、1.5cm四方に8分割した。各々の
部位に試験1と同様のクリームを塗布し、2時間後に再
度クリームを塗布し、UV−B領域の紫外線を最小紅斑
量(MED)の2倍量を照射した。以上の操作を3日間
繰り返し、2週間後に色素沈着量を調べた。また、コン
トロールとしてエタノールのみを塗布したものを試料と
同様に試験した。
Bによる色素沈着に対する効果: 褐色モルモットの背部毛をバリカンとシェーバーにて丁
寧に剃毛した後、1.5cm四方に8分割した。各々の
部位に試験1と同様のクリームを塗布し、2時間後に再
度クリームを塗布し、UV−B領域の紫外線を最小紅斑
量(MED)の2倍量を照射した。以上の操作を3日間
繰り返し、2週間後に色素沈着量を調べた。また、コン
トロールとしてエタノールのみを塗布したものを試料と
同様に試験した。
【0025】評価は色差計(村上色彩製、CMS−12
00)を用いて測定を行い、得られたマンセル値からL
*値を算出し、下記式に従ってΔL*を求め、色素沈着の
程度を比較した。−ΔL*の値が大きいほど色素沈着の
程度が強いことを示す。結果を表2に示す。
00)を用いて測定を行い、得られたマンセル値からL
*値を算出し、下記式に従ってΔL*を求め、色素沈着の
程度を比較した。−ΔL*の値が大きいほど色素沈着の
程度が強いことを示す。結果を表2に示す。
【0026】
【数1】 ΔL*=(UV−B照射2週間後のL*値)−(UV−B照射前のL*値)
【0027】
【表2】
【0028】表1及び表2から、没食子酸エステルと紫
外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤とを併用した場合、
没食子酸エステルを単独で用いた場合と比較して、しわ
抑制効果及び色素沈着抑制効果に優れていることが確認
された。
外線吸収剤及び/又は紫外線防御剤とを併用した場合、
没食子酸エステルを単独で用いた場合と比較して、しわ
抑制効果及び色素沈着抑制効果に優れていることが確認
された。
【0029】実施例1〜4に示す化粧料を常法に従って
調製した。
調製した。
【0030】実施例1 クリーム:
【表3】 (成分) (重量%) 没食子酸ペンチル 0.2 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.1 コレステロール 0.5 コレステロールイソステアレート 1 ポリエーテル変性シリコーン 1.5 環状シリコーン 20 メチルフェニルポリシロキサン 2 メチルポリシロキサン 2 硫酸マグネシウム 0.5 55%エタノール 5 カルボキシメチルキチン 0.5 アラントイン 1 香料,色素 微量 精製水 残量
【0031】実施例2 スキンローション:
【表4】 (成分) (重量%) 没食子酸オクチル 1 パラアミノ安息香酸 0.3 グリセリンモノステアレート 1 エタノール 15 プロピレングリコール 4 イソプロピルパルミテート 3 ラノリン 1 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 香料,色素 微量 精製水 残量
【0032】実施例3 クリーム:
【表5】 (成分) (重量%) 没食子酸ペンチル 0.2 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.2 酸化チタン 1 コレステロール 0.5 コレステロールイソステアレート 1 ポリエーテル変性シリコーン 1.5 環状シリコーン 20 メチルフェニルポリシロキサン 2 メチルポリシロキサン 2 硫酸マグネシウム 0.5 55%エタノール 5 カルボキシメチルキチン 0.5 アラントイン 1 香料,色素 微量 精製水 残量
【0033】実施例4 クリーム
【表6】 (成分) (重量%) 没食子酸2−ヒドロキシプロピル 0.2 4−メトキシケイ皮酸−2−エトキシエチル 0.2 コレステロール 0.5 コレステリルイソステアレート 1 ポリエーテル変性シリコーン 1.5 環状シリコーン 20 メチルフェニルポリシロキサン 2 メチルポリシロキサン 2 硫酸マグネシウム 0.5 55%エタノール 5 カルボキシメチルキチン 0.5 精製水 残量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時光 一郎 栃木県宇都宮市竹林町89−28
Claims (3)
- 【請求項1】 次の一般式(1): 【化1】 〔式中、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数
1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル
基を示す〕で表される没食子酸エステルと、紫外線吸収
剤及び/又は紫外線防御剤を含有する皮膚化粧料。 - 【請求項2】 紫外線吸収剤がベンゾフェノン系化合
物、パラアミノ安息香酸系化合物、メトキシケイ皮酸系
化合物、サリチル酸系化合物、ウロカニン酸、ウロカニ
ン酸エチル及びアントラニル酸メチルから選ばれる1種
又は2種以上である請求項1記載の皮膚化粧料。 - 【請求項3】 紫外線防御剤が酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化ジルコニウム、酸化鉄及びこれらの加工処理品から
選ばれる1種又は2種以上である請求項1記載の皮膚化
粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8661495A JPH08283122A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 皮膚化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8661495A JPH08283122A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 皮膚化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08283122A true JPH08283122A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13891904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8661495A Pending JPH08283122A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 皮膚化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08283122A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998042308A1 (en) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Kao Corporation | Preventives for skin aging |
| JP2002522366A (ja) * | 1998-08-01 | 2002-07-23 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | エクトインまたはエクトイン誘導体の化粧品製剤における使用 |
| JP2009269916A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Lvmh Recherche | 植物ダニエリア・オリベリの滲出物の抽出物の、特に抗シワ剤としての化粧品分野での使用 |
| JP2011042601A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Api Co Ltd | 花粉荷を含有する光老化予防改善剤 |
| CN115677506A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-02-03 | 哈尔滨敷尔佳科技股份有限公司 | 一种没食子酸对甲基苯乙酯及其制备方法和应用 |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP8661495A patent/JPH08283122A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998042308A1 (en) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Kao Corporation | Preventives for skin aging |
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| JP2009269916A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Lvmh Recherche | 植物ダニエリア・オリベリの滲出物の抽出物の、特に抗シワ剤としての化粧品分野での使用 |
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| CN115677506A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-02-03 | 哈尔滨敷尔佳科技股份有限公司 | 一种没食子酸对甲基苯乙酯及其制备方法和应用 |
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