JPH082838B2 - アジピン酸ジアルキルの製造方法 - Google Patents
アジピン酸ジアルキルの製造方法Info
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- JPH082838B2 JPH082838B2 JP62156731A JP15673187A JPH082838B2 JP H082838 B2 JPH082838 B2 JP H082838B2 JP 62156731 A JP62156731 A JP 62156731A JP 15673187 A JP15673187 A JP 15673187A JP H082838 B2 JPH082838 B2 JP H082838B2
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- JP
- Japan
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- mixture
- acid
- pentenoate
- alkanoic acid
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/34—Esters of acyclic saturated polycarboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
- C07C69/44—Adipic acid esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/36—Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates
- C07C67/38—Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates by addition to an unsaturated carbon-to-carbon bond
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ブタジエンのカルボアルコキシル化による
アジピン酸ジアルキルの製造に関するものである。
アジピン酸ジアルキルの製造に関するものである。
コバルト触媒と第三級窒素塩基共触媒、すなわち、ピ
リジン、の存在における一酸化炭素と低級アルキルアル
コールのブタジエンとの反応によるアジピン酸ジアルキ
ルの製造は公知である(たとえば、クンマーら、米国特
許第4,169,956号及びブルーナーら、米国特許第4,570,0
16号参照)。クンマーらの方法は、2段階の反応によつ
て、すなわち、先ずモノエステル、すなわち、3−ペン
テン酸アルキルを製造し、次いでピリジンの一部を分離
したのち、3−ペンテン酸アルキルを反応させてアジピ
ン酸ジアルキルを生成させることによつて、ジエステル
を製造する。ブルーナーらの方法もまた2段階の反応を
用い、且つそれらの反応の間に強酸性イオン交換樹脂と
接触させることによつてコバルト接触を再生する。
リジン、の存在における一酸化炭素と低級アルキルアル
コールのブタジエンとの反応によるアジピン酸ジアルキ
ルの製造は公知である(たとえば、クンマーら、米国特
許第4,169,956号及びブルーナーら、米国特許第4,570,0
16号参照)。クンマーらの方法は、2段階の反応によつ
て、すなわち、先ずモノエステル、すなわち、3−ペン
テン酸アルキルを製造し、次いでピリジンの一部を分離
したのち、3−ペンテン酸アルキルを反応させてアジピ
ン酸ジアルキルを生成させることによつて、ジエステル
を製造する。ブルーナーらの方法もまた2段階の反応を
用い、且つそれらの反応の間に強酸性イオン交換樹脂と
接触させることによつてコバルト接触を再生する。
クンマーらの米国特許第4,169,956号は、第5欄第27
行において、ペンテン酸、エステル、一酸化炭素及びア
ルコールの反応混合物に対して水素を添加することによ
る反応速度の増大を開示している。
行において、ペンテン酸、エステル、一酸化炭素及びア
ルコールの反応混合物に対して水素を添加することによ
る反応速度の増大を開示している。
BASFに対するドイツ特許第1,618,156号は、水の存在
においてコバルト触媒とピリジン共触媒を使用して、3
−ペンテン酸エチルと一酸化炭素及びアルコールを反応
させることによる酸エステルの生成を開示している(ア
ジピン酸ジエチルの生成に対する実施例8参照)。
においてコバルト触媒とピリジン共触媒を使用して、3
−ペンテン酸エチルと一酸化炭素及びアルコールを反応
させることによる酸エステルの生成を開示している(ア
ジピン酸ジエチルの生成に対する実施例8参照)。
発明の要約 本発明は3−ペンテン酸アルキル、コバルト触媒、ピ
リジン共触媒、低級アルキルアルコール及び一酸化炭素
を含有する混合物からのアジピン酸ジアルキルの生成の
間に失なわれるピリジン共触媒の量を、3−ペンテン酸
アルキルのカルボアルコキシル化の間にコバルト触媒の
活性を保つために十分な量にある、3よりも高いpKaを
有するアルカン酸の添加によつて、著るしく低下させる
ことができるという発見に基づいている。
リジン共触媒、低級アルキルアルコール及び一酸化炭素
を含有する混合物からのアジピン酸ジアルキルの生成の
間に失なわれるピリジン共触媒の量を、3−ペンテン酸
アルキルのカルボアルコキシル化の間にコバルト触媒の
活性を保つために十分な量にある、3よりも高いpKaを
有するアルカン酸の添加によつて、著るしく低下させる
ことができるという発見に基づいている。
本発明の使用によつて、反応の両段階において、コバ
ルト触媒の特定の濃度範囲と第三級窒素塩基共触媒の特
定の濃度範囲の使用によつて、及びアジピン酸ジアルキ
ルを与えるべき第二の反応の以前に、第一の反応段階の
生成物混合物、すなわち、3−ペンテン酸アルキルを含
有する混合物に対する特定範囲のアルカン酸の添加によ
つて、ピリジンの分離又は中間的な触媒の再生の必要な
しに、ブタジエンの一酸化炭素及び低級アルキルアルコ
ール、すなわちC1〜C4アルコール、によるカルボアルコ
キシル化により高収率でアジピン酸ジアルキルを製造す
ることができる。場合によつては、第二の反応に進む前
に、第一の反応における成分の濃度を5〜15%ほど低下
させるために十分な量の不活性希釈剤を添加することも
また望ましい。
ルト触媒の特定の濃度範囲と第三級窒素塩基共触媒の特
定の濃度範囲の使用によつて、及びアジピン酸ジアルキ
ルを与えるべき第二の反応の以前に、第一の反応段階の
生成物混合物、すなわち、3−ペンテン酸アルキルを含
有する混合物に対する特定範囲のアルカン酸の添加によ
つて、ピリジンの分離又は中間的な触媒の再生の必要な
しに、ブタジエンの一酸化炭素及び低級アルキルアルコ
ール、すなわちC1〜C4アルコール、によるカルボアルコ
キシル化により高収率でアジピン酸ジアルキルを製造す
ることができる。場合によつては、第二の反応に進む前
に、第一の反応における成分の濃度を5〜15%ほど低下
させるために十分な量の不活性希釈剤を添加することも
また望ましい。
発明の詳細な説明 第一の反応の開始に当りブタジエン含有反応混合物中
にはコバルト触媒を液体反応混合物1リツトル当りに少
なくとも0.5モルの濃度で存在させなければならず、且
つ第三級窒素塩素を液体反合混合物1リツトル当り約2.
3〜2.9モルの範囲でこの液体反応混合物中に存在させな
ければならない。反応の第一段階の開始において、液体
混合物は重量で38〜50部のブタジエン、重量で27〜180
部のアルキルアルコール、重量で180〜230部の第三級窒
素塩基共触媒、及び重量で少なくとも29部のコバルトを
含有しなければならない。
にはコバルト触媒を液体反応混合物1リツトル当りに少
なくとも0.5モルの濃度で存在させなければならず、且
つ第三級窒素塩素を液体反合混合物1リツトル当り約2.
3〜2.9モルの範囲でこの液体反応混合物中に存在させな
ければならない。反応の第一段階の開始において、液体
混合物は重量で38〜50部のブタジエン、重量で27〜180
部のアルキルアルコール、重量で180〜230部の第三級窒
素塩基共触媒、及び重量で少なくとも29部のコバルトを
含有しなければならない。
実質的な量の3−ペンテン酸アルキルが生成したとき
に、すなわち、反応がほとんど完了したときに、3より
大、好ましくは約4乃至約5のpKaを有するアルカン酸
を、なかんずく、3−ペンテン酸アルキル、コバルト触
媒、及び第三級窒素塩基共触媒を含有する混合物に対し
て添加する。加えるアルカン酸の量は、コバルト触媒を
活性に保つためには十分であるが、第一の反応において
生じる液体1リツトル当りに約1モル未満、通常は約0.
05〜0.5モルの量でなければならない。好適なアルカン
酸はアジピン酸、メチルグルタル酸、エチルこはく酸、
プロピルマロン酸、吉草酸、メチル酪酸及びペンテン酸
の任意の異性体である。酢酸もまた満足できる。
に、すなわち、反応がほとんど完了したときに、3より
大、好ましくは約4乃至約5のpKaを有するアルカン酸
を、なかんずく、3−ペンテン酸アルキル、コバルト触
媒、及び第三級窒素塩基共触媒を含有する混合物に対し
て添加する。加えるアルカン酸の量は、コバルト触媒を
活性に保つためには十分であるが、第一の反応において
生じる液体1リツトル当りに約1モル未満、通常は約0.
05〜0.5モルの量でなければならない。好適なアルカン
酸はアジピン酸、メチルグルタル酸、エチルこはく酸、
プロピルマロン酸、吉草酸、メチル酪酸及びペンテン酸
の任意の異性体である。酢酸もまた満足できる。
ペンテン酸アルキルの生成後に、場合によつては、第
二の反応に先立つて、第一の反応の生成物中の成分の濃
度を5〜15%ほど低下させるために不活性希釈剤をも加
えることができる。この添加は、各反応段階に対して、
触媒と共触媒の濃度の調節を可能とする。あまりに大き
な希釈はプロセスの容積を不必要に拡大させる。そのた
めに適する希釈剤は、反応中にも生成するメチルエステ
ル又は炭化水素である。
二の反応に先立つて、第一の反応の生成物中の成分の濃
度を5〜15%ほど低下させるために不活性希釈剤をも加
えることができる。この添加は、各反応段階に対して、
触媒と共触媒の濃度の調節を可能とする。あまりに大き
な希釈はプロセスの容積を不必要に拡大させる。そのた
めに適する希釈剤は、反応中にも生成するメチルエステ
ル又は炭化水素である。
酸の添加は、望ましくない副生物、たとえば吉草酸メ
チルの収量を高めることなく、反応、すなわち、3−ペ
ンテン酸アルキルからアジピン酸ジアルキルの生成、の
速度を増大させる。酸の添加は触媒の不活性化速度に対
比した反応の速度をも増大させ、それによつてピリジン
の消費を低下させる。
チルの収量を高めることなく、反応、すなわち、3−ペ
ンテン酸アルキルからアジピン酸ジアルキルの生成、の
速度を増大させる。酸の添加は触媒の不活性化速度に対
比した反応の速度をも増大させ、それによつてピリジン
の消費を低下させる。
酸の添加は、第三級窒素塩基共触媒、たとえば、ピリ
ジン、及びコバルト触媒、たとえばHCo(CO)4の間に
存在する自然の平衡に影響を与え、且つ活性触媒の量を
増大させる。これは下式によつて表わされる。
ジン、及びコバルト触媒、たとえばHCo(CO)4の間に
存在する自然の平衡に影響を与え、且つ活性触媒の量を
増大させる。これは下式によつて表わされる。
ピリジンのほか、その他の第三級窒素塩基共触媒は、
メチルピリジン、たとえば、3−ピコリン及びイソキノ
リン、並びにトリアルキルアミン、たとえば、トリメチ
ルアミン又はトリエチルアミンである。
メチルピリジン、たとえば、3−ピコリン及びイソキノ
リン、並びにトリアルキルアミン、たとえば、トリメチ
ルアミン又はトリエチルアミンである。
本発明において使用するコバルト触媒は、コバルトカ
ルボニル又はコバルトヒドロカルボニルの何れかであ
る。一般に、コバルト触媒は、コバルト化合物、たとえ
はCo2(CO)8、を窒素雰囲気下に室温において第三級
窒素塩基共触媒及びアルコール中に溶解し且つCOで加圧
することによつて調製する。
ルボニル又はコバルトヒドロカルボニルの何れかであ
る。一般に、コバルト触媒は、コバルト化合物、たとえ
はCo2(CO)8、を窒素雰囲気下に室温において第三級
窒素塩基共触媒及びアルコール中に溶解し且つCOで加圧
することによつて調製する。
実施例1 一連の各実験において、15gのジコバルトカルボニル
を、60gのメタノールと40gのピリジン中に、室温におい
て窒素雰囲気下に溶解した。生成する溶液を、23gのブ
タジエン(0.43モル)と共に、一酸化炭素によつても50
00psigに加圧して、撹拌と共に135℃で3時間保つた。
ペンテン酸メチルの収率は、全実験に対して、99%のブ
タジエンの転化率において、87±1%であつた。次いで
装置を40℃に冷却し、1000psigまで排気し、6gの酢酸
(0.1モル)を含有する、第1表中に示した、14gの不活
性希釈剤を注入したのち、連続的な撹拌と共に175℃に
加熱した。次いで装置をCOによつて3000psigに加圧し、
その圧力で2時間保つた。第1表中に示すような収率と
共に、各実験におけるペンテン酸メチル転化率は52〜87
%で変化した。
を、60gのメタノールと40gのピリジン中に、室温におい
て窒素雰囲気下に溶解した。生成する溶液を、23gのブ
タジエン(0.43モル)と共に、一酸化炭素によつても50
00psigに加圧して、撹拌と共に135℃で3時間保つた。
ペンテン酸メチルの収率は、全実験に対して、99%のブ
タジエンの転化率において、87±1%であつた。次いで
装置を40℃に冷却し、1000psigまで排気し、6gの酢酸
(0.1モル)を含有する、第1表中に示した、14gの不活
性希釈剤を注入したのち、連続的な撹拌と共に175℃に
加熱した。次いで装置をCOによつて3000psigに加圧し、
その圧力で2時間保つた。第1表中に示すような収率と
共に、各実験におけるペンテン酸メチル転化率は52〜87
%で変化した。
実施例1に対する比較−酸を添加しない。
ジコバルトオクタカルボニルの22.2gの試料を、60gの
メタノールと70gのピリジン中に、室温において不活性
雰囲気下に溶解した。生成した溶液を、23.1gのブタジ
エン(0.43モル)と共に、一酸化炭素によつて2600psig
に加圧し且つ2000rpmにおける撹拌と共に135℃に加熱し
た。
メタノールと70gのピリジン中に、室温において不活性
雰囲気下に溶解した。生成した溶液を、23.1gのブタジ
エン(0.43モル)と共に、一酸化炭素によつて2600psig
に加圧し且つ2000rpmにおける撹拌と共に135℃に加熱し
た。
135℃で2時間後に、82.9%の収率のペンテン酸メチ
ルを、ブタジエンの98%の転化率において取得した。
ルを、ブタジエンの98%の転化率において取得した。
生成物を室温に冷却し且つ常圧まで排気して未反応の
ブタジエンを追い出した。COによつて2600psigまで加圧
したのち、溶液を175℃で4時間加熱した。58%のペン
テン酸メチルの転化率において52%のアジピン酸ジメチ
ルの収率を認めた。この収率は第1表中に示した68〜71
%の収率よりも著るしく低いことに注目すべきである。
ブタジエンを追い出した。COによつて2600psigまで加圧
したのち、溶液を175℃で4時間加熱した。58%のペン
テン酸メチルの転化率において52%のアジピン酸ジメチ
ルの収率を認めた。この収率は第1表中に示した68〜71
%の収率よりも著るしく低いことに注目すべきである。
実施例2 この実施例においては、本発明の第二段階のみを例証
する。この実施例に対する出発材料は、ブタジエン、一
酸化炭素、メタノール、コバルトオクタカルボニル及び
ピリジンから典型的な条件下に3−ペンテン酸メチルを
調製した場合に存在する割合に近いと思われる割合で各
成分を混合することによつて調製した。この実施例は、
アルカン酸、すなわち酢酸、の添加によつて、触媒は部
分的に不活性化するのみであることを実証する。
する。この実施例に対する出発材料は、ブタジエン、一
酸化炭素、メタノール、コバルトオクタカルボニル及び
ピリジンから典型的な条件下に3−ペンテン酸メチルを
調製した場合に存在する割合に近いと思われる割合で各
成分を混合することによつて調製した。この実施例は、
アルカン酸、すなわち酢酸、の添加によつて、触媒は部
分的に不活性化するのみであることを実証する。
窒素雰囲気下に、60gのメタノールと30gのピリジン中
に、22.2gのジコバルトオクタカルボニルを溶解した。
生じた溶液をオートクレーブ中で15.5gの酢酸(0.26モ
ル)、20gのスベリン酸ジメチル、及び50gの3−ペンテ
ン酸メチル(0.44モル)と混合した。装置を1000psigの
COで加圧し、175℃に加熱し、2000rpmの撹拌と共にCOに
より5000psigに加圧し、次いでこの条件において45分保
つた。
に、22.2gのジコバルトオクタカルボニルを溶解した。
生じた溶液をオートクレーブ中で15.5gの酢酸(0.26モ
ル)、20gのスベリン酸ジメチル、及び50gの3−ペンテ
ン酸メチル(0.44モル)と混合した。装置を1000psigの
COで加圧し、175℃に加熱し、2000rpmの撹拌と共にCOに
より5000psigに加圧し、次いでこの条件において45分保
つた。
99%のペンテン酸メチルの転化率でアジピン酸ジメチ
ルの収率は65%であつた。示差パルスポーラログラフイ
ーによる触媒の分析は、17%の不活性化を示すのみであ
つた。
ルの収率は65%であつた。示差パルスポーラログラフイ
ーによる触媒の分析は、17%の不活性化を示すのみであ
つた。
実施例3 実施例3 ジコバルトオクタカルボニルの7.4gの試料を、室温に
おいて窒素雰囲気下に60gのメタノールと20gのピリジン
中に溶解した。生成した溶液を50gの3−ペンテン酸メ
チル及び6gの酢酸と混合し、一酸化炭素によつて2500ps
igに加圧し、撹拌と共に175℃で2時間保つた。81%の
ペンテン酸メチルの転化率においてアジピン酸ジメチル
の収率は73%であつた。中間体試料に基づくと、ペンテ
ン酸メチル消費に対する反応半減期は23.2分であつた。
コバルト触媒の3%のみが2時間の実験中に不活性化し
て、当初のピリジンの0.5%の損失を与えるのみであつ
た。
おいて窒素雰囲気下に60gのメタノールと20gのピリジン
中に溶解した。生成した溶液を50gの3−ペンテン酸メ
チル及び6gの酢酸と混合し、一酸化炭素によつて2500ps
igに加圧し、撹拌と共に175℃で2時間保つた。81%の
ペンテン酸メチルの転化率においてアジピン酸ジメチル
の収率は73%であつた。中間体試料に基づくと、ペンテ
ン酸メチル消費に対する反応半減期は23.2分であつた。
コバルト触媒の3%のみが2時間の実験中に不活性化し
て、当初のピリジンの0.5%の損失を与えるのみであつ
た。
実施例3に対する比較 酢酸を加えないほかは、正確に前実施例を繰返した。
42%のペンテン酸エステルの転化率においてアジピン酸
ジメチルの収率は72%であつた。ペンテン酸エステル消
費に対する反応半減期は53.3分であつた。2時間の実験
中に、34%のコバルト触媒が不活性化し6%のピリジン
のN−メチルピリジニウムイオンへの転化を生じた。
42%のペンテン酸エステルの転化率においてアジピン酸
ジメチルの収率は72%であつた。ペンテン酸エステル消
費に対する反応半減期は53.3分であつた。2時間の実験
中に、34%のコバルト触媒が不活性化し6%のピリジン
のN−メチルピリジニウムイオンへの転化を生じた。
Claims (11)
- 【請求項1】3−ペンテン酸アルキル、コバルト触媒、
第三級窒素塩基共触媒、低級アルキルアルコール及び一
酸化炭素を含有する混合物に対して、3よりも高いpKa
を有するアルカン酸を、3−ペンテン酸アルキルのカル
ボアルコキシル化が生じる間にコバルト触媒を活性に保
つために十分な量で、添加することを特徴とする、アジ
ピン酸ジアルキルの製造方法。 - 【請求項2】(a) ブタジエン、一酸化炭素及び低級
アルキルアルコールから成る混合物とコバルト触媒及び
第三級窒素塩基共触媒とを、液体反応混合物1当り少
なくとも約0.5モルのコバルト濃度と液体反応混合物1
リツトル当り約2.3〜2.9モルの第三級窒素塩基共触媒濃
度において反応させて3−ペンテン酸アルキルを含有す
る液体混合物を生成させ、 (b) 段階(a)において生成した混合物に対して、
3よりも高いpKaを有するアルカン酸を、コバルト触媒
を活性に保つためには十分であるが、段階(a)におい
て生成した液体混合物1リツトル当りに約1モル未満の
量で添加し、且つ (c) 段階(b)において生成した混合物を反応させ
てアジピン酸ジアルキルを生成させる、 ことを特徴とする、一酸化炭素と低級アルキルアルコー
ルの連続的添加によつてアジピン酸ジアルキルを生成さ
せるためのブタジエンのカルボアルコキシル化方法。 - 【請求項3】コバルト触媒はコバルトカルボニルであ
り、第三級窒素塩基共触媒はピリジンであり、且つアル
カン酸は2〜8炭素の一又は二酸あるいはそれらの酸の
混合物であり且つ低級アルキルアルコールはメタノール
である、特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項4】段階(b)において反応させる混合物は約
4〜5のpKaを有するアルカン酸を含有する、特許請求
の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項5】アルカン酸は酢酸、アジピン酸、吉草酸、
メチルグルタル酸及びエチルこはく酸から成るグループ
から選択する、特許請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】段階(a)は少なくとも100気圧の圧力に
おいて且つ約80〜150℃の範囲の温度において行なう、
特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項7】段階(a)の反応の完了後に生成した混合
物に対して不活性希釈剤を添加し、該不活性希釈剤の濃
度は混合物の成分の濃度を5〜15%だけ低下させるため
に十分なものとする、特許請求の範囲第6項記載の方
法。 - 【請求項8】段階(b)は少なくとも100気圧の圧力に
おいて且つ約140〜200℃の範囲の温度において行なう、
特許請求の範囲第6項記載の方法。 - 【請求項9】アルカン酸の量は3−ペンテン酸アルキル
を含有する混合物1リツトル当り約0.05乃至1モルであ
る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項10】添加するアルカン酸の量は3−ペンテン
酸アルキルを含有する混合物1リツトル当り約0.05〜0.
5モルである、特許請求の範囲第9項記載の方法。 - 【請求項11】第三級窒素塩基共触媒はピリジンであ
る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US879399 | 1986-06-27 | ||
| US06/879,399 US4692549A (en) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | Carboalkoxylation of butadiene to form dialkyl adipate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638353A JPS638353A (ja) | 1988-01-14 |
| JPH082838B2 true JPH082838B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=25374077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62156731A Expired - Fee Related JPH082838B2 (ja) | 1986-06-27 | 1987-06-25 | アジピン酸ジアルキルの製造方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4692549A (ja) |
| EP (1) | EP0251728B1 (ja) |
| JP (1) | JPH082838B2 (ja) |
| KR (1) | KR950008084B1 (ja) |
| CA (1) | CA1297899C (ja) |
| DE (1) | DE3776430D1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3638220A1 (de) * | 1986-11-08 | 1988-05-11 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von pentensaeurealkylestern und deren verwendung |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2741511C3 (de) * | 1977-09-15 | 1980-06-04 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur Herstellung von Butandicarbonsäureestern |
| DE2802580A1 (de) * | 1978-01-21 | 1979-07-26 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von butandicarbonsaeureestern |
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