JPH08284807A - レシプロ式容積型機械 - Google Patents

レシプロ式容積型機械

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JPH08284807A
JPH08284807A JP9371495A JP9371495A JPH08284807A JP H08284807 A JPH08284807 A JP H08284807A JP 9371495 A JP9371495 A JP 9371495A JP 9371495 A JP9371495 A JP 9371495A JP H08284807 A JPH08284807 A JP H08284807A
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spherical
lever member
piston
spherical pair
displacement machine
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Application number
JP9371495A
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English (en)
Inventor
Isao Hayase
功 早瀬
Shiyunichi Mitsuya
俊一 三津谷
Kensaku Kokuni
小国研作
Yoshikatsu Tomita
富田好勝
Masao Shiibayashi
椎林正夫
Yoshio Haeda
蝿田芳夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レシプロ式容積型機械における摺動部の機械
摩擦損失を低減し、その摺動条件の苛酷度を緩和する。 【構成】 レシプロ式容積型機械において、ピストンを
運動させるかピストンから動力を受ける従来から用いら
れてきたクランクシャフトに代えて、円錐形状の軌跡を
描くように支持拘束されたてこ部材を用い、大きな摺動
荷重が作用する摺動部は摺動速度の小さな揺動摺動と
し、大きな摺動速度となる回転摺動部ではてこの原理に
より摺動荷重を低減する構成とする。 【効果】 本発明によれば、レシプロ式の容積型機械の
効率と信頼性とを向上出来るという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレシプロ式の容積型機械
に係り、特に気体の圧縮に用いるレシプロ式圧縮機や、
車両等の原動機に用いるレシプロ式内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレシプロ式の容積型機械に、例え
ばクランクシャフトの回転によるクランクピン部の公転
運動とピストンの往復運動とを連動させ、ピストン頭部
に形成された作動室の容積が周期的に変化する事を利用
して、作動流体の移送や圧縮あるいは作動流体からの動
力の取り出しを行なう構造のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
ピストン頭部の作動流体の圧力により、クランクピン部
やクランクシャフト軸受部の様に比較的摺動速度の大き
い回転摺動部に比較的大きな荷重が作用するので、機械
摩擦損失が大きく容積型機械としての効率を低下させる
原因となり、また過酷な運転状態においては摺動条件が
厳しくなり、摩耗・焼き付きが発生して容積型機械とし
ての信頼性も低下させるという問題があった。 本発明
の目的は、レシプロ式の容積型機械において、ピストン
の往復運動と入出力軸の回転運動とを連動させる為の機
構の各摺動部で発生する機械摩擦損失を低減して容積型
機械としての効率を向上させ、更に、その各摺動部の摺
動条件を緩和して容積型機械としての信頼性を向上させ
る事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は以下
の様にして達成される。まず、ピストンの往復運動と入
出力軸の回転運動とを連動させる機構の構成要素とし
て、従来のクランクシャフトに代え、固定フレーム部材
により一箇所を球面対偶で支持されたてこ部材を採用す
る。次に、入出力軸に相当する回転部材によりその回転
軸から半径方向に偏位した位置で前記てこ部材を回転支
持し、固定フレーム部材による球面対偶支持部を頂点と
した前記てこ部材の円錐状軌跡の運動と前記回転部材の
回転運動とを連動させる。次に、前記てこ部材上で前記
固定フレーム部材との球面対偶部からの距離が、前記固
定フレーム部材との球面対偶部から前記回転部材による
回転支持部までの距離より十分小さくなる位置で、前記
てこ部と球面対偶連結部材とを球面対偶で連結する。更
に、前記てこ部材の円錐状軌跡の運動の際に前記球面対
偶連結部材が行なう公転運動とピストンの往復運動とを
連動させる。
【0005】
【作用】上記の課題を解決するための手段においては、
まず、ピストン頭部の作動流体の圧力により、球面対偶
連結部材を介して該球面対偶連結部材とてこ部材との球
面対偶部を荷重点として、てこ部材に荷重が作用する。
一方、てこ部材は固定フレーム部材による球面対偶支持
部と回転部材による回転支持部の2ヵ所で支持されてい
るが、その球面対偶支持部を支点とし回転支持部を力点
とすれば、前述の様に支点から荷重点までの距離に比べ
て支点から力点までの距離が十分大きくなるように構成
されているので、てこの原理により、力点に作用する荷
重は荷重点および支点に作用する荷重に比べて十分小さ
くなる。
【0006】すなわち、てこ部材と回転部材との回転対
偶部に作用する荷重は、てこ部材と球面対偶連結部材と
の球面対偶部に作用する荷重やてこ部材と固定フレーム
部材との球面対偶部に作用する荷重に比べて十分小さく
なる。なお、てこ部材から回転部材に作用する荷重が十
分小さくなる事により、回転部材の回転を支える軸受部
に作用する荷重も十分小さくなる。ところで、てこ部材
と相対運動を行なう部材の中で、入出力軸に相当する回
転部材は当然自転運動を行ない、摩擦力によって、てこ
部材に自転させようとする回転駆動トルクを作用する
が、その摩擦力を発生させる回転対偶部荷重が小さいの
で、その回転駆動トルクの大きさは小さい。
【0007】一方、固定フレーム部材や球面対偶連結部
材は連続的な自転運動を行なわず、摩擦力によって、て
こ部材に自転させまいとする回転抵抗トルクを作用する
が、その摩擦力を発生させる球面対偶部荷重が大きい事
等によりその回転抵抗トルクの大きさは大きい。この結
果、てこ部材は自転運動をほとんど行なわない。したが
って、てこ部材は固定フレーム部材と球面対偶連結部材
に対しては、ほぼその円錐運動の頂角を振幅とする揺動
摺動が主体となり、回転部材に対してのみ相対的に連続
な回転摺動を行なう。
【0008】以上の結果、ピストンの往復運動と入出力
軸の回転運動とを連動させる機構の各摺動部において、
てこ部材と回転部材との間の摺動部及び回転部材の軸受
部では回転摺動であるため摺動速度は大きいが摺動荷重
が低減され、てこ部材と固定フレーム部材との間の摺動
部及びてこ部材と球面対偶連結部材との間の摺動部では
摺動荷重は大きいが揺動摺動となる事により摺動速度が
低減される。したがって、それらの摺動部における機械
摩擦損失の総和が小さくなり摺動条件が特に厳しい摺動
部も無くなる事により、容積型機械としての効率と信頼
性の向上が図れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図11に
より説明する。図1は本発明の第1の実施例であるレシ
プロ式圧縮機を示す断面図、図2は図1におけるI−I
断面図、図3は圧縮機駆動軸を90゜ ずつ回転させた場合
の図2における各部品の動きを説明した図、図4および
図5は第1の実施例における各球面支持部材の構成を説
明する斜視図、図6は本発明の第2の実施例である内燃
機関を示す断面図、図7は図6におけるII−II断面図、
図8は本発明の第3の実施例であるレシプロ式圧縮機を
示す断面図、図9は図8における III−III 断面図、図
10は本発明の第4の実施例である内燃機関を示す断面
図、図11は本発明の第5の実施例である内燃機関を示
す断面図である。
【0010】図1ないし図5により本発明の第1の実施
例であるレシプロ式圧縮機を説明する。メインフレーム
1にはシリンダ2が2つ同方向に取り付けられ、シリン
ダ2にはピストンボア部2aが形成されており、そのそ
れぞれにピストン3が往復動可能に挿入されている。メ
インフレーム1は、更に、2つのシリンダ2の取付け部
の中央から延びる軸支持部1aを有している。軸支持部
1aでは、軸状のてこ部材4の球面部4aが球面支持部
材5を介して球面対偶で支持されている。球面支持部材
5は、図4に示す様に内周球面部5aと外周円筒面部5
bを持ち、2つが軸方向から組み合わされて固定ナット
6により前記軸支持部1aに固定されている。なお、図
4は球面支持部材5の概略形状を示すものであり、給油
溝等の詳細部は省略して図示されている。また、実際の
組立ての際は、当然、てこ部材の球面部4aを間に挾ん
で軸方向から組み合わされるものである。てこ部材4に
は、もう2つの球面部4b、4cが球面部4aを挾んで
両側に形成されており、更に、球面部4cの外側又はて
こ部材の一端には円筒面部4dが形成されている。な
お、てこ部材4において、円筒面部4dの球面部4aか
らの距離は、球面部4b、4cの球面部4aからの距離
に比べて、十分大きくなっている。
【0011】てこ部材の円筒面部4dは、駆動用モータ
7の主軸8に固定されて回転する駆動アーム9により、
モータ回転軸から半径方向に偏位した位置で球面ブッシ
ュ10を介して相対的な回転が可能に支持されている。
球面ブッシュ10は外周球面部と内周円筒面部とを持
ち、その外周球面部が球面支持部材11を介して駆動ア
ーム9により球面対偶で支持され、その内周円筒面部で
てこ部材の円筒面部4dを回転可能に支持している。球
面支持部材11は内周球面部と外周円筒面部を持ち、そ
の外周円筒面部が駆動アーム9の半径方向に偏位した位
置に挿入され、固定ナット12により固定されている。
【0012】駆動用モータ7の主軸8は軸受フレーム1
3の軸受部13aと軸受サブフレーム14の軸受部14
aとで回転支持され、それらの間の部分にモータロータ
部7aが固定されている。軸受フレーム13と軸受サブ
フレーム14とは、間にモータステータ部7bを挾ん
で、ボルト15、16によりメインフレーム1に固定さ
れている。その際、軸受部13a、14aの中心軸とス
テータ部7bの内周中心軸がメインフレームの軸支持部
1aにおけるてこ部材4との球面対偶中心を通るよう
に、メインフレーム1に固定されている。
【0013】2つのコンロッド17には、その両端の大
端部17aと小端部17bに内周円筒面部が形成されて
いる。大端部17aはてこ部材の球面部4b、4cに球
面支持部材18を介し球面対偶で連結されており、小端
部17bはピストン3にピストンピン19を介して揺動
可能に連結されている。球面支持部材18は、図5に示
す様に内周球面部18aと外周円筒面部18bを持ち、
2つが半径方向から組み合わさた状態で固定ブッシュ2
0の内周円筒面に焼きばめ等で組み込まれ一体に固定さ
れている。なお、図5は球面支持部材18の概略形状を
示すものであり、給油溝等の詳細部は省略して図示され
ている。また、実際の組立ての際は、当然、てこ部材の
球面部4b、4cを間に挾んで半径方向から組み合わさ
れるものである。固定ブッシュ20の外周円筒面は、コ
ンロッドの大端部17aの内周円筒面部に挿入され、軸
方向に滑動出来る構造としてある。
【0014】各々のコンロッドの大端部17aの軸方向
両端面は、スペーサ21を挾む事により平行な隙間を形
成する2つのガイドプレート22の間で滑動し、その面
外への傾斜が規制される構造となっている。前記ガイド
プレート22とスペーサ21は、メインフレームの軸支
持部1aから突出させて設けたガイド座面1bに、ボル
ト23により固定されている。
【0015】メインフレーム1に取り付けられたシリン
ダ2のピストンボア部2aの外周側開口部は、シリンダ
ヘッド24により閉塞され、その外側に更にカバ25が
取り付けられている。なお、シリンダ2、シリンダヘッ
ド24、カバ25は、いずれもボルト26によりメイン
フレーム1に固定されている。
【0016】シリンダヘッド24には吐出ポート24a
が形成されており、吐出弁27と吐出弁押さえ28とが
取り付けられている。一方、ピストン3には吸入ポート
3aが形成されており、これを開閉する吸入弁29が取
り付けられている。
【0017】上記の構造全体は、上チャンバ30、下チ
ャンバ31で形成される密閉容器内に防振バネ32を介
して支持されている。
【0018】以上の構成で、駆動用モータ7により駆動
アーム9が回転すると、てこ部材4の中心軸は、球面部
4aの中心がメインフレームの軸支持部1aとの球面対
偶中心すなわち定点に拘束され、円筒面部4dが駆動ア
ーム9により公転運動を行なうので、球面部4aの中心
を頂点とする2つの円錐面を軌跡として描く運動を行な
う。その際、てこ部材4の球面部4b、4cのそれぞれ
の中心は、上記円錐面とその中心軸に直角な面との交差
線である円を軌跡として描く運動を行なう。すなわち、
従来のクランクシャフトの回転によりそのクランクピン
部に公転運動が与えられるのと同様に、上記の機構によ
り、てこ部材の球面部4b、4cにも公転運動を与える
事が出来る。
【0019】したがって、大端部17aを球面部4b、
4cに球面対偶で連結された2つのコンロッド17は、
それぞれ、従来のクランクシャフトを用いた機構におけ
るコンロッドと同様な運動を行ない、ピストンピン19
を介してピストン3に往復運動を与える事になる。
【0020】この結果、ピストン3とシリンダのピスト
ンボア部2aとシリンダヘッド24とによって囲まれて
形成される作動室33は、上記ピストン3の往復運動に
より周期的に容積の変化を繰り返す事になり、本実施例
の上記機構が容積型圧縮機のための機構として機能出来
ることがわかる。なお、ピストン3には、作動室33の
気密のためピストンリング34が組み込まれている。
【0021】作動ガスは、まず、低圧配管35の上チャ
ンバ30への取り付け部である吸入口36より密閉容器
内の低圧空間37に流入し、作動室33の容積の増大時
にピストン3の背面部から吸入ポート3a、吸入弁29
を通過して、作動室33の中に吸入される。次に、作動
室33の容積の減少時に圧縮されて吐出圧力に達した
後、シリンダヘッドの吐出ポート24a、吐出弁27を
通過して、シリンダヘッド24とカバ25とで囲まれた
高圧空間38に吐出され、高圧配管39を通ってその下
チャンバ31への取り付け部である吐出口40より圧縮
機外に流出する。
【0022】各摺動部の給油経路は、以下の通りであ
る。下チャンバ31底部に溜められた潤滑油41は駆動
用モータの前記主軸8の下端部で駆動される例えばトロ
コイドポンプ等の給油ポンプ42により、前記主軸8の
内部に形成した給油通路8aを経由して、まず、軸受サ
ブフレームの軸受部14aと軸受フレームの軸受部13
aに給油される。残りの潤滑油41は、更に、軸受フレ
ーム13の内部に形成した給油通路13bとメインフレ
ーム1の内部に形成した給油通路1cと球面支持部材5
の内外周を連絡する給油通路と内周に形成された給油溝
を経由して、てこ部材の球面部4aと球面支持部材5と
の揺動摺動部に給油される。次にその一部が球面部4
a、4b、4cの表面に開口し内部で互いに連通する様
にてこ部材4に形成した給油通路4eを経由して、前記
球面部4b、4cと球面支持部材18との揺動摺動部に
給油され、更にその一部が球面支持部材18の内周に形
成された給油溝と内外周を連絡する給油通路、固定ブッ
シュ20の内外周を連絡する給油通路、および前記コン
ロッド17の大端部17a内周に形成された給油溝と内
部に形成した給油通路17c を経由して、コンロッドの
小端部17bとピストンピン19との揺動摺動部に給油
される。シリンダのピストンボア部2aとピストン3と
の前記往復摺動部には、上記の各摺動部を潤滑したあと
の潤滑油がミスト状となって作動ガスの流れにのり、前
記ピストンボア部2aの内周面に付着する事によって給
油される。てこ部材の球面部4aから給油通路4eに供
給された前記潤滑油の一部は、最後にてこ部材の円筒面
部4dと球面ブッシュ10の内周円筒面部との相対回転
摺動部に給油され、主要摺動部への給油が確保される。
【0023】ここで、本実施例におけるてこ部材4の摺
動部である球面部4a、4b、4cと円筒面部4dのそ
れぞれに作用する摺動荷重の大小関係を考えると以下の
ようになる。まず、2つのピストン3のどちらか一方に
着目すると、その頭部の面積に作動室33の圧力と低圧
空間37の圧力との差圧が作用し、作動室33が圧縮行
程や吐出行程の時にはコンロッド17を介して球面部4
bあるいは4cに比較的大きな荷重が作用する。その荷
重は球面部4aと円筒面部4dの支持部により支えられ
るが、前記した様に球面部4bあるいは4cと球面部4
aとの距離に比べて円筒面部4dと球面部4aとの距離
は十分大きくなっている。すなわち、球面部4bあるい
は4cを荷重点、球面部4aを支点、円筒面部4dを力
点とするてこが構成されているので、てこの原理によ
り、円筒面部4dに作用する摺動荷重は球面部4a、4
bあるいは4cに作用する摺動荷重に比べて十分小さく
なる。もう一方のピストン3からの荷重を考えた場合も
同様である。また、軸受フレームの軸受部13aや軸受
サブフレームの軸受部14aにおける駆動用モータ7の
主軸8の回転摺動荷重は、てこ部材の円筒面部4dに作
用する摺動荷重の反作用力が駆動アーム9に作用する事
により発生するものであるので、やはり十分小さくな
る。
【0024】ところで、てこ部材4にはその円筒面部4
dに対し、連続的に自転運動を行なう駆動アーム9に装
着された球面ブッシュ10との摩擦力により、てこ部材
4をその中心軸まわりに自転させようとする自転駆動ト
ルクが作用するが、一方で球面部4a、4b、4cに対
し、静止部材であるメインフレーム1に装着された球面
支持部材5との摩擦力と、微小角度の揺動のみを行なう
コンロッド17に装着された球面支持部材18との摩擦
力とにより、てこ部材4をその中心軸まわりに連続的な
自転をさせまいとする自転抵抗トルクが作用する。前述
の摺動荷重の大小関係より、自転抵抗トルクが自転駆動
トルクに比べて十分大きくなる事は明白であり、てこ部
材4はその中心軸まわりにほとんど自転しない。この結
果、てこ部材4は円筒面部4dにおいてのみ連続的な相
対回転摺動を行なって比較的大きな摺動速度となり、球
面部4a、4b、4cにおいては、ほぼ、てこ部材4の
中心軸の運動軌跡である前記円錐面の頂角を振幅角度と
する揺動摺動を行なうため十分小さな摺動速度となる。
【0025】したがって、本発明の第一の実施例によれ
ば、レシプロ式圧縮機の主要摺動部のいずれにおいて
も、必ず、摺動荷重と摺動速度の一方が十分小さくなる
ので、まず、各摺動部の機械摩擦損失がいずれも小さく
なり、その事により全体の機械摩擦損失も小さくなって
効率の高いレシプロ式圧縮機を提供出来るという効果が
ある。
【0026】また、本発明の第一の実施例によれば、主
要摺動部のいずれにおいても、必ず、摺動荷重を受圧面
積で除した面圧と摺動速度の一方が十分小さくなるの
で、各摺動部の摺動状態の苛酷度がいずれも緩和され、
信頼性の高いレシプロ式圧縮機を提供出来るという効果
がある。
【0027】図6および図7に本発明の第2の実施例で
ある内燃機関を示す。メインフレーム43には、2個の
シリンダ44がそれぞれのシリンダボア部44aを水平
方向にして互いに逆方向に向けて取り付けられている。
そのシリンダボア部44aのそれぞれにピストン45が
互いに逆方向を向いて往復動可能に挿入されている。メ
インフレーム43は、更に、2つのシリンダ44の取付
け部の中央に軸支持部43aを有している。軸支持部4
3aで、軸状のてこ部材46の球面部46aが球面支持
部材47を介して球面対偶で支持されている。球面支持
部材47は、内周球面部と外周円筒面部を持ち、2つが
軸方向から組み合わされて固定ナット48により前記軸
支持部43aに固定されている。てこ部材46には、も
う2つの球面部46b、46cが球面部46aを挾んで
両側に形成されており、更に、球面部46cの外側には
円筒面部46dが形成されている。なお、てこ部材46
において、円筒面部46dの球面部46aからの距離
は、球面部46b、46cの球面部46aからの距離に
比べて、十分大きくなっている。
【0028】てこ部材の円筒面部46dは、出力軸49
に固定されて回転する従動アーム50により、出力軸4
9の回転軸から半径方向に偏位した位置で球面ブッシュ
51を介して相対的な回転が可能に支持されている。球
面ブッシュ51は外周球面部と内周円筒面部とを持ち、
その外周球面部が球面支持部材52を介して従動アーム
50により球面対偶で支持され、その内周円筒面部でて
こ部材の円筒面部46dを回転可能に支持している。球
面支持部材52は内周球面部と外周円筒面部を持ち、そ
の外周円筒面部が従動アーム50の半径方向に偏位した
位置に挿入され、固定ナット53により固定されてい
る。
【0029】出力軸49は軸受フレーム54の軸受部5
4aで回転支持されており、該軸受部54aを貫通し
て、前記従動アーム50が固定されている側の反対側ま
で延びており、負荷(図示せず)に接続出来る様になっ
ている。軸受フレーム54は、その軸受部54aの中心
軸がメインフレームの軸支持部43aにおけるてこ部材
46との球面対偶中心を通るように、メインフレーム4
3に固定されている。
【0030】コンロッド55には、その両端の大端部5
5aと小端部55bに内周円筒面部が形成されている。
大端部55aはてこ部材の球面部46b、46cに球面
支持部材56を介し球面対偶で連結されており、小端部
55bはピストン45にピストンピン57を介して揺動
可能に連結されている。球面支持部材56は、内周球面
部と外周円筒面部を持ち、2つが半径方向から組み合わ
さた状態で固定ブッシュ58の内周円筒面に焼きばめ等
で組み込まれ一体に固定されている。固定ブッシュ58
の外周円筒面は、コンロッドの大端部55aの内周円筒
面部に挿入され、軸方向に滑動出来る構造としてある。
【0031】各々のコンロッドの大端部55aの軸方向
両端面は、スペーサ59を挾む事により平行な隙間を形
成する2つのガイドプレート60の間で滑動し、その面
外への傾斜が規制される構造となっている。前記ガイド
プレート60とスペーサ59は、メインフレームの軸支
持部43aから突出させて設けたガイド座面43bに、
ボルト61により固定されている。
【0032】2つのシリンダのシリンダボア部44aの
外周側開口部は、それぞれシリンダヘッド62により閉
塞されており、シリンダボア部44aとピストン45と
シリンダヘッド62とにより囲まれた作動室63が形成
されている。なお、ピストン45には、作動室63の気
密のためピストンリング64が組み込まれている。シリ
ンダヘッド62の各々には吸気ポート62aと排気ポー
ト62bが形成されており、それらはそれぞれ吸気弁6
5と排気弁66によって、開閉される構造になってい
る。吸気弁65と排気弁66とを適切なタイミングで駆
動して吸気ポート62aと排気ポート62bを開閉する
ための動弁機構は図示していないが、従来の4サイクル
内燃機関の動弁機構と全く同様に、カムシャフト等を用
い出力軸49の2回転を1周期としてその間に吸気弁6
5と排気弁66に1往復動を与えるものである。シリン
ダヘッド62の各々には、また、点火プラグ67が装着
されており、図示しない点火時期制御装置により、やは
り出力軸49の2回転を1周期として、適当なタイミン
グに作動室63の内部でスパークを発生させる構造であ
る。
【0033】図示していない動弁機構は、まず、ピスト
ン45の往復運動により作動室63の容積が増大する吸
気行程の間、吸気弁65を開いて燃料と空気との混合気
を作動室63内部に導き、これに続き作動室63の容積
が減少・増大する圧縮・膨張行程で混合気が圧縮され点
火プラグ67によって点火され膨張する間、吸気弁65
と排気弁66とを閉じて作動室63を外界と隔離された
空間とし、次に作動室63の容積が減少する排気行程で
排気弁66を開いて燃焼終了ガスが作動室63の外への
排出されるのを可能にする。
【0034】ピストン45に往復運動させるには、図示
しない駆動手段によって始動時のみ出力軸49を外部か
ら回転駆動する必要があるが、作動室63内で混合気の
燃焼が開始されると、それが膨張する際にピストン45
を押して行なう仕事により、自力で往復運動をする様に
なる。まず、膨張行程において作動室63内の燃焼ガス
がピストン45を押す力は、ピストンピン57、コンロ
ッド55、球面支持部材56等を介して、まず、てこ部
材の球面部46b、46cに作用する。
【0035】一方、てこ部材46は、球面部46aの中
心がメインフレームの軸支持部43aとの球面対偶中心
すなわち定点に拘束され、円筒面部46dが従動アーム
50により公転運動を行なう様に拘束されているので、
球面部46b、46cに作用する上記の力により、球面
部46aの中心を頂点とする2つの円錐面を軌跡として
描く運動を行なう。従動アームはフライホイル及びバラ
ンスウェイト機能を兼ねる。前記てこ部材46の円錐状
の運動により、出力軸49が内部から回転駆動され、膨
張行程以外の間も慣性により連続的な回転を継続する。
一般的には燃焼ガスが膨張行程の間にピストン45に対
して行なう仕事は、膨張行程以外の間も含めて各摺動部
で消費される摩擦仕事より大きくできるので、動力を出
力軸49より外部に取り出す事が可能になる。
【0036】各摺動部の給油経路は、以下の通りであ
る。メインフレーム43底部に溜められた潤滑油68
は、まず給油ポンプ69により、軸受フレーム54の内
部に形成した給油通路54bを経由して軸受フレームの
軸受部54aと出力軸49との回転摺動部に給油され、
同時に、メインフレームの軸支持部43aの内部に形成
した給油通路43cと球面支持部材47に形成した給油
通路、給油溝とを経由しててこ部材の球面部46aと球
面支持部材47との揺動摺動部に給油される。その他の
摺動部への給油は、第1の実施例の場合と同様に、てこ
部材46に形成した給油通路46e、球面支持部材56
に形成した給油溝、給油通路、コンロッド55に形成し
た給油溝、給油通路55c等を経由して行なわれる。な
お、本実施例では、軸受部54aから外側に向かって流
出した潤滑油68は、軸受フレーム54の外側のシール
フレーム70に装着されたオイルシール71により外部
に漏洩するのを防止され、軸受フレーム54に設けた油
還流孔54cよりメインフレーム43底部に戻る。
【0037】ところで、本実施例における各摺動部の摺
動荷重と摺動速度の大小関係は、第1の実施例の場合と
全く同様なてこの原理により、てこ部材の円筒面部46
dと球面ブッシュ51の内周円筒面部との回転摺動部や
出力軸49と軸受フレームの軸受部54aとの回転摺動
部の様に比較的摺動速度の大きい摺動部では、摺動荷重
が十分小さくなり、てこ部材の球面部46aと球面支持
部材47との揺動摺動部や球面部46bあるいは46c
と球面支持部材56との揺動摺動部の様に比較的摺動荷
重の大きい摺動部では、摺動速度が十分小さくなる。
【0038】一方、本実施例における2つの作動室63
の容積変化の位相関係は、第一の実施例の場合の2つの
作動室33の容積変化が互いに逆位相であったのと全く
異なり、互いに同位相である。これは、ピストンに連結
されたてこ部材の2つの球面部がてこ部材の傾斜により
必ず互いに逆方向に偏位する点では共通であるものの、
第1の実施例の場合のシリンダの2つのシリンダボア部
2aが互いに同方向に向けて形成されいるのに対し、本
実施例の場合のシリンダの2つのシリンダボア部44a
は互いに逆方向に向けて形成されている点で、構造が異
なるためである。本実施例の4サイクル内燃機関の様
に、作動室の容積変化を利用した吸気行程、圧縮行程、
膨張行程、排気行程の4つの行程がピストンの往復運動
の片道毎に切り替わり2往復で1周期となる場合、2つ
の作動室での行程のずれを交互に等間隔にするには、そ
れらの作動室の容積変化の位相を1往復分だけずらせば
良い。ところが、容積変化の周期は1往復が1周期であ
るので、結局、2つの作動室での行程のずれを交互に等
間隔にするには、容積変化を同位相とする事が必要であ
る。
【0039】以上は4サイクルの例で説明したが、本発
明は2サイクル内燃機関としても実施することができ
る。その場合、作動室の各行程の変化はピストンの1往
復で1周期となるので、2つの作動室での行程のずれを
交互に等間隔にするには、第1の実施例の場合と同じ
く、それらの作動室の容積変化の位相を半往復分だけず
らして逆位相とすれば良く、2つのシリンダは図1の如
く同方向に配列することが好ましい。2サイクルの実施
例は、機械的には図1,2と同様に図示することができ
るので、その図示は省略する。
【0040】したがって、まず、本発明の第2の実施例
によれば、レシプロ式内燃機関の主要摺動部のいずれに
おいても、必ず、摺動荷重と摺動速度の一方が十分小さ
くなるので、まず、各摺動部の機械摩擦損失がいずれも
小さくなり、その事により全体の機械摩擦損失も小さく
なって効率の高いレシプロ式内燃機関を提供出来るとい
う効果がある。
【0041】また、本発明の第2の実施例によれば、主
要摺動部のいずれにおいても、必ず、摺動荷重を受圧面
積で除した面圧と摺動速度の一方が十分小さくなるの
で、各摺動部の摺動状態の苛酷度がいずれも緩和され、
信頼性の高いレシプロ式内燃機関を提供出来るという効
果がある。
【0042】更に、本発明の第2の実施例によれば、2
気筒4サイクルの内燃機関で、2つの作動室での行程の
ずれを交互に等間隔に出来るので、スムースな運転を行
なう低振動のレシプロ式内燃機関を提供出来るという効
果がある。
【0043】図8および図9に本発明の第3の実施例で
あるレシプロ式圧縮機を示す。本実施例は第1の実施例
と共通部分が多いので、全体の説明は省略し本実施例特
有の構造を中心に説明する。本実施例のてこ部材72に
は、第一の実施例におけるてこ部材4の球面部4b、4
cに対応する球面部が無く、円筒面部72b、72cが
形成されている。そして、それらの円筒面部に外周球面
部と内周円筒面部とを持つ球面ブッシュ73がそれぞれ
滑動可能に挿入されている。2つの球面ブッシュ73の
それぞれには、内周球面部を持つコンロッド74の大端
部74aが球面対偶で連結されているが、その大端部7
4aはほぼ半周の内周球面を持つ他の大端部部材75と
ボルト76で結合されて一周のリング形状を形成されて
いる。
【0044】第1の実施例のてこ部材4は、球面部4
b、4cに装着された球面支持部材18の外周部の固定
ブッシュ20がコンロッドの大端部17aの内周円筒面
部に対して滑動できるため、メインフレームの軸支持部
1aによってのみ主軸8の回転軸方向に拘束され、過剰
に拘束される事はない。本実施例のてこ部材72も、円
筒面部72b、72cが球面ブッシュ73に対して滑動
できるので、主軸8の回転軸方向に拘束するのは、やは
りメインフレームの軸支持部1aのみになり、過剰に拘
束される事は無い。本実施例によれば、形状の大きな部
材であるコンロッドを2分割してその内周球面部により
球面ブッシュ73を包囲するので、ボルト76による2
分割球面の固定ができ、真球度を出し易い。
【0045】上記第1、第3実施例では、気体圧縮機の
例で説明したが、本発明は液体の移送に実施することが
でき、その場合吸入弁をシリンダヘッドに設けることが
好ましい。
【0046】図10に本発明の第4の実施例である内燃
機関を示す。本実施例は第2の実施例と共通部分が多い
ので、全体の説明は省略し本実施例特有の構造を中心に
説明する。本実施例のてこ部材77には、第2の実施例
におけるてこ部材46の球面部46bに対応する球面部
が無く、メインフレーム78の軸支持部78aによって
球面対偶支持される球面部77aの片側にのみ球面部7
7bが形成されている。てこ部材の球面部77aは、球
面支持部材79を介してメインフレーム78の軸支持部
78aにより球面対偶で支持されているが、その際、球
面支持部材79は2つが半径方向から組み合わされて状
態で固定ブッシュ80の内周円筒面に焼きばめ等で組み
込まれ一体に固定されている。固定ブッシュ80の外周
円筒面は、メインフレーム78の軸支持部78aに設け
た内周円筒面に挿入され、軸方向に滑動出来る構造にな
っている。球面部77bには、第3の実施例と同様に、
コンロッド81の大端部81aと他の大端部部材82と
がボルトで結合されて一周のリング形状となり、球面対
偶で連結されている。
【0047】本実施例のてこ部材77は、球面対偶で直
接連結されたコンロッド81と大端部部材82がガイド
プレート60により挾まれて軸方向の移動を規制されて
いるので、球面部77bにおいて軸方向の動きを拘束さ
れるが、固定ブッシュ80がメインフレーム78の軸支
持部78aに対して軸方向に滑動出来る構造であるた
め、球面部77aでは軸方向の動きを拘束されず、過剰
に拘束される事は無い。
【0048】図11に本発明の第5の実施例である内燃
機関を示す。本実施例も第2の実施例と共通部分が多い
ので、全体の説明は省略し本実施例特有の構造を中心に
説明する。本実施例のてこ部材83には、第2の実施例
におけるてこ部材の球面部46cに対応する球面部が無
く、第2の実施例における球面部46aの代わりに円筒
面部83aが形成されている。その円筒面部83aに
は、外周球面部と内周円筒面部とを持つ球面ブッシュ8
4が滑動可能に挿入されており、その球面ブッシュ84
は球面支持部材85を介してメインフレーム86の軸支
持部86aにより球面対偶で支持されている。その際、
球面支持部材85は2つが軸方向から組み合わされて固
定ナット87で前記メインフレームの軸支持部86aに
固定されている。球面部83bには第3の実施例と同様
に、コンロッド81の大端部81aと他の大端部部材8
2とがボルトで結合されて一周のリング形状となり、球
面対偶で連結されている。
【0049】本実施例のてこ部材83は、球面対偶で直
接連結されたコンロッド81と大端部部材82がガイド
プレート60により挾まれて軸方向の移動を規制されて
いるので、球面部83bにおいて軸方向の動きを拘束さ
れるが、円筒面部83aでは球面ブッシュ84の内周円
筒面部に対して滑動出来る構造であるため軸方向の動き
を拘束されず、やはり過剰に拘束される事は無い。
【0050】上記第3、第4、第5の実施例では、いず
れもコンロッドの大端部を2分割にしてボルトにより締
結し、それらに直接内周球面部を形成して分解組立てが
可能な構造としているので、前記内周球面部を一体化し
た状態で機械加工する事により全体の真球度を精度良く
加工し、その後、一度分解して内部に相手部材の球面部
を組込む事が可能であり、コンロッドとてこ部材との球
面対偶部の確実で高精度な製作が可能となる。もちろん
第1の実施例や第2の実施例と同様に、てこ部材の効果
によって、機械摩擦損失を低減し、各摺動部における摺
動条件の苛酷度を緩和する事も出来る。
【0051】第2、第4、第5実施例では、ピストンの
駆動力は燃焼ガス膨張により付与されるようにしたが、
圧油等の圧力流体により付与するようにしてもよい。ま
た第4、第5実施例は、第1実施例のような流体の圧縮
や移送に適用することができるが、その図示は省略す
る。また本発明における球面対偶は、上記のような球面
とこれと補完関係の球面凹部による各実施例に限られる
ことなく、これと同様の機能を有する例えばユニバーサ
ルジョイント、カルダン継ぎ手等の手段を包含するもの
である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、レシプロ式容積型機械
における摺動部の機械摩擦損失を低減し、その摺動条件
の苛酷度を緩和する事が可能であり、レシプロ式容積型
機械の効率と信頼性とを向上出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるレシプロ式圧縮機
を示す断面図
【図2】図1におけるI −I 断面図
【図3】圧縮機駆動軸を90゜ ずつ回転させた場合の図2
における各部品の動きを説明した図
【図4】第1の実施例における各球面支持部材の構成を
説明する斜視図
【図5】第1の実施例における各球面支持部材の構成を
説明する斜視図
【図6】本発明の第2の実施例である内燃機関を示す断
面図
【図7】図6におけるII−II断面図
【図8】本発明の第3の実施例であるレシプロ式圧縮機
を示す断面図
【図9】図8におけるIII −III 断面図
【図10】本発明の第4の実施例である内燃機関を示す
断面図
【図11】本発明の第5の実施例である内燃機関を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…メインフレーム、1a…軸支持部、1b…ガイド座
面、1c…給油通路、2…シリンダ、2a…ピストンボ
ア部、3…ピストン、3a…吸入ポート、4…てこ部
材、4a…球面部、4b…球面部、4c…球面部、4d
…円筒面部、4e…給油通路、5…球面支持部材、5a
…内周球面部、5b…外周円筒面部、6…固定ナット、
7…駆動用モータ、7a…ロータ部、7b…ステータ
部、8…主軸、8a…給油通路、9…駆動アーム、10
…球面ブッシュ、11…球面支持部材、12…固定ナッ
ト、13…軸受フレーム、13a…軸受部、13b…給
油通路、14…軸受サブフレーム、14a…軸受部、1
5…ボルト、16…ボルト、17…コンロッド、17a
…大端部、17b…小端部、17c…給油通路、18…
球面支持部材、18a…内周球面部、18b…外周円筒
面部、19…ピストンピン、20…固定ブッシュ、21
…スペーサ、22…ガイドプレート、23…ボルト、2
4…シリンダヘッド、24a…吐出ポート、25…カ
バ、26…ボルト、27…吐出弁、28…吐出弁押さ
え、29…吸入弁、30…上チャンバ、31…下チャン
バ、32…防振バネ、33…作動室、34…ピストンリ
ング、35…低圧配管、36…吸入口、37…低圧空
間、38…高圧空間、39…高圧配管、40…吐出口、
41…潤滑油、42…給油ポンプ、43…メインフレー
ム、43a…軸支持部、43b…ガイド座面、43c…
給油通路、44…シリンダ、44a…シリンダボア部、
45…ピストン、46…てこ部材、46a…球面部、4
6b…球面部、46c…球面部、46d…円筒面部、4
6e…給油通路、47…球面支持部材、48…固定ナッ
ト、49…出力軸、50…従動アーム、51…球面ブッ
シュ、52…球面支持部材、53…固定ナット、54…
軸受フレーム、54a…軸受部、54b…給油通路、5
4c…油還流孔、55…コンロッド、55a…大端部、
55b…小端部、55c…給油通路、56…球面支持部
材、57…ピストンピン、58…固定ブッシュ、59…
スペーサ、60…ガイドプレート、61…ボルト、62
…シリンダヘッド、62a…吸気ポート、62b…排気
ポート、63…作動室、64…ピストンリング、65…
吸気弁、66…排気弁、67…点火プラグ、68…潤滑
油、69…給油ポンプ、70…シールフレーム、71…
オイルシール、72…てこ部材、72a…球面部、72
b…円筒面部、72c…円筒面部、72d…円筒面部、
72e…給油通路、73…球面ブッシュ、74…コンロ
ッド、74a…大端部、74b…小端部、75…大端部
部材、76…ボルト、77…てこ部材、77a…球面
部、77b…球面部、78…メインフレーム、78a…
軸支持部、79…球面支持部材、80…固定ブッシュ、
81…コンロッド、81a…大端部、81b…小端部、
82…大端部部材、83…てこ部材、83a…円筒面
部、83b…球面部、84…球面ブッシュ、85…球面
支持部材、86…メインフレーム、86a…軸支持部、
87…固定ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田好勝 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 椎林正夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 蝿田芳夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定フレーム部材と、前記固定フレーム
    部材により1ヶ所を球面対偶で支持される軸状のてこ部
    材と、それ自身が回転しながらその回転軸から半径方向
    に偏位した位置で前記てこ部材を相対回転が可能に支持
    して前記てこ部材に円錐状の運動軌跡を与える回転駆動
    部材と、前記てこ部材の前記固定フレーム部材との球面
    対偶部からの距離が該球面対偶部から前記回転駆動部材
    による相対回転支持部までの距離に比べて十分小さい位
    置で前記てこ部材と一部が球面対偶で連結される球面対
    偶連結部材と、前記球面対偶連結部材と他の部分で連結
    されて往復運動を行なうピストンと、前記ピストンの往
    復運動の案内となるピストンボア部を有し前記固定フレ
    ーム部材と別体または一体に成形されたシリンダブロッ
    クと、前記シリンダブロックのピストンボア部の一方の
    開口部を閉塞するシリンダヘッドとを構成要素に持ち、
    前記回転駆動部材の回転により前記ピストンを往復運動
    させ、前記シリンダブロックと前記ピストンと前記シリ
    ンダヘッドとに囲まれた作動空間の容積を周期的に変化
    させる事により、流体の移送や圧縮を行なうレシプロ式
    容積型機械。
  2. 【請求項2】 固定フレーム部材と、前記固定フレーム
    部材により1ヶ所を球面対偶で支持される軸状のてこ部
    材と、それ自身が回転可能でありその回転軸から半径方
    向に偏位した位置で前記てこ部材と回転対偶で連結され
    前記てこ部材の円錐状軌跡を描く運動により回転させら
    れる回転従動部材と、前記固定フレーム部材と別体また
    は一体に形成されピストンボア部を有するシリンダブロ
    ックと、前記シリンダブロックのピストンボア部の一方
    の開口部を閉塞するシリンダヘッドと、前記シリンダブ
    ロックのピストンボア部の中で往復運動を行なうピスト
    ンと、前記てこ部材の前記固定フレーム部材との球面対
    偶部からの距離が該球面対偶部から前記回転従動部材と
    の回転対偶部までの距離に比べて十分小さい位置で前記
    てこ部材と一部が球面対偶で連結され他の部分が前記ピ
    ストンと連結された球面対偶連結部材とを構成要素に持
    ち、作動流体の力により前記シリンダブロックと前記ピ
    ストンと前記シリンダヘッドとに囲まれた作動空間の容
    積を変化させて前記ピストンに往復運動を発生させ、前
    記回転従動部材を出力軸として回転駆動し、作動流体か
    ら動力を取り出すレシプロ式容積型機械。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のレシプロ
    式容積型機械において、てこ部材と球面対偶連結部材と
    の球面対偶による連結部は、てこ部材の固定フレーム部
    材による球面対偶支持部の両側に形成されている事を特
    徴とするレシプロ式容積型機械。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
    のレシプロ式容積型機械において、てこ部材と固定フレ
    ーム部材との球面対偶およびてこ部材と球面対偶連結部
    材との球面対偶の少なくとも一つは、球状外周面と球状
    内周面とを滑動可能に当接させて構成した球面対偶であ
    る事を特徴とするレシプロ式容積型機械。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    のレシプロ式容積型機械において、てこ部材と固定フレ
    ーム部材との球面対偶の中心は固定フレーム部材または
    てこ部材に対して移動出来る構造である事を特徴とする
    レシプロ式容積型機械。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    のレシプロ式容積型機械において、てこ部材と球面対偶
    連結部材との球面対偶の中心は球面対偶連結部材または
    てこ部材に対して移動出来る構造である事を特徴とする
    レシプロ式容積型機械。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    のレシプロ式容積型機械において、球面対偶連結部材は
    回転駆動部材あるいは回転従動部材の回転軸に直角な面
    に対する傾斜を規制された構造である事を特徴とするレ
    シプロ式容積型機械。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    のレシプロ式容積型機械において、球面対偶連結部材は
    一端をてこ部材と球面対偶により連結され、他の一端を
    ピストンと回転対偶により連結されたコンロッドである
    事を特徴とするレシプロ式容積型機械。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のレシプロ式容積型機械
    において、コンロッドはてこ部材と球面対偶で連結され
    る一端部が、内周を球面に形成されたリング形状であ
    り、そのリング形状部分はほぼ半周ずつの内周球面を持
    つ2つの部材を結合してリング形状とした事を特徴とす
    るレシプロ式容積型機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506618A (ja) * 1999-08-05 2003-02-18 アール サンダーソン マネージメント インコーポレイテッド ピストン・エンジン釣り合わせ
JP2016017513A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 国立大学法人 東京大学 容積型機械

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