JPH08284917A - ねじの構造、パイプ、及び掃除具の柄 - Google Patents

ねじの構造、パイプ、及び掃除具の柄

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JPH08284917A
JPH08284917A JP8581895A JP8581895A JPH08284917A JP H08284917 A JPH08284917 A JP H08284917A JP 8581895 A JP8581895 A JP 8581895A JP 8581895 A JP8581895 A JP 8581895A JP H08284917 A JPH08284917 A JP H08284917A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 螺合させた後も緩みにくく、螺合箇所の破損
を抑えることができるねじの構造の提供。 【構成】 軸部2aの外周面に雄ねじ2bを備えた雄ね
じ体2と、筒部3aの内周面に雌ねじ3bを備えた雌ね
じ体3とからなり、上記雄ねじ体2の上記雄ねじ2bを
上記雌ねじ体3の上記雌ねじ3bに螺合させたねじの構
造において、上記雄ねじ体2に上記軸部2aの軸方向に
突出し且つ上記軸部2aの基部を囲繞する円筒状の嵌合
突部2cを設けるとともに、上記雌ねじ体3の上記筒部
3aの開口部3cに上記嵌合突部2cが挿嵌する挿嵌凹
部3dを設け、上記雄ねじ体2と上記雌ねじ体3とを螺
合させたときに、上記嵌合突部2cが上記挿嵌凹部3d
に挿嵌するようになしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじの構造、パイプ、
及び掃除具の柄に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプ等の管体を接続する際に用いられ
るねじの構造に関する従来技術としては、例えば図6に
示すものが知られている。
【0003】図6に示したねじの構造30は、内周面に
雌ねじ31を有する一対の雌ねじ体32、32を対向さ
せて配置し、これら両雌ねじ体32、32の雌ねじ3
1、31に、外周面に雄ねじ33を備えた雄ねじ体34
をを螺合させた構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のねじ
の構造では、雌ねじ体32と雄ねじ体34の螺合に加え
て、雌ねじ体32、32の対向して当接する端面部どう
しの摩擦力で雌ねじ体32、32の緩みを抑えるように
構成されているので、ねじの構造30に対して曲げ方向
となる応力が作用すると、雌ねじ体32どうしの螺合が
緩み易く、また、雌ねじ体32の螺合部分も破損しやす
い問題が合った。後者の問題は、特に雄ねじ体34が金
属製で、雌ねじ体32が樹脂製である場合に著しかっ
た。
【0005】従って、本発明の目的は、螺合させた後も
緩みにくく、螺合箇所の破損を抑えることができるねじ
の構造、該ねじの構造を構成する雄ねじ体及び雌ねじ体
を備えたパイプ、及び該パイプが複数連結された掃除具
の柄を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、軸部の外周面に雄ねじを備えた雄ねじ体と、
筒部の内周面に雌ねじを備えた雌ねじ体とからなり、上
記雄ねじ体の上記雄ねじを上記雌ねじ体の上記雌ねじに
螺合させたねじの構造において、上記雄ねじ体に上記軸
部の軸方向に突出し且つ上記軸部の基部を囲繞する円筒
状の嵌合突部を設けるとともに、上記雌ねじ体の上記筒
部の開口部に上記嵌合突部が挿嵌する挿嵌凹部を設け、
上記雄ねじ体と上記雌ねじ体とを螺合させたときに、上
記嵌合突部が上記挿嵌凹部に挿嵌するようになしてある
ことを特徴とするねじの構造を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のねじの構造において、上記嵌合突部の
外周面に、突起又は溝を設けたことを特徴とするねじの
構造を提供するものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の雄ねじ体及び雌ねじ体のそれぞ
れを両端部に具備していることを特徴とするパイプを提
供するものである。
【0009】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載のパイプが複数連結されてなることを特
徴とする掃除具の柄を提供するものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載のねじの構造において
は、上記雄ねじ体と上記雌ねじ体とを螺合させた状態で
は、上記嵌合突部が上記挿嵌凹部に挿嵌しているので、
雄ねじ体の嵌合突部と雌ねじ体の挿嵌凹部との摩擦によ
っても連結力が得られる。従って、ねじの構造に対して
曲げ方向となる応力が作用しても、雌ねじ体と雄ねじ体
との螺合が緩み難く、また、雄ねじ体及び雌ねじ体の螺
合部分も破損し難い。
【0011】本発明の請求項2に記載のねじの構造にお
いては、上記嵌合突部の外周面に突起又は溝を設けるこ
とによって、該嵌合突部を上記挿嵌凹部へ挿嵌するとき
の摩擦力を調整することができる。
【0012】本発明の請求項3に記載のパイプは、上記
作用を奏する請求項1又は2に記載の雄ねじ体及び雌ね
じ体のそれぞれを両端部に備えているので、当該パイプ
を複数連結することによて、パイプを簡単に長尺のもの
とすることができる。
【0013】本発明の請求項3に記載の掃除具の柄にお
いては、請求項2に記載のパイプが複数連結されてなる
ので、誤って床などに柄を倒したりしても、パイプが分
離するおそれがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るねじの構造の一実施
例を示したものである。図において、符号1はねじの構
造を示している。
【0016】図1に示したように、上記ねじの構造1
は、軸部2aの外周面に雄ねじ2bを備えた雄ねじ体2
と、筒部3aの内周面に雌ねじ3bを備えた雌ねじ体3
とからなり、雄ねじ体2の雄ねじ2bを雌ねじ体3の雌
ねじ3bに螺合させた構造を有している。
【0017】上記雄ねじ体2には、上記軸部2aの軸方
向に突出し且つ軸部2aの基部を囲繞する円筒状の嵌合
突部2cが設けられている。また、上記雌ねじ体3の上
記筒部3aの開口部3cには、上記嵌合突部2cが挿嵌
する挿嵌凹部3dが設けられている。そして、上記雄ね
じ体2と上記雌ねじ体3とを螺合させたときに、上記嵌
合突部2cが上記挿嵌凹部3dに挿嵌するようになして
ある。
【0018】上記雄ねじ体2は、筒状形態を有する本体
部20と、軸状形態を有する継ぎねじ21とから構成さ
れている。
【0019】上記本体部20は、内周面に雌ねじ2dを
備え、一端部にフランジ部2eを備えている。そして、
このフランジ部2eの端面部に、その外方向更に突出す
るように上記嵌合突部2cが設けられている。上記嵌合
突部2cの先端部の外周面には、前方に進むにつれて先
細るテーパー部2fが設けられており、上記挿嵌凹部3
d内にスムーズに挿入できるようになしてある。なお、
本体部20の長さ方向中間部の外周面には、周回りの条
溝(図示せず)が形成されており、本体部20をパイプ
等に装着して固定できるようになしてある。
【0020】上記継ぎねじ21は、外周面に雄ねじ21
aを有する軸体からなり、その一端部には、当該継ぎね
じ21を回転させるための軸断面形状が六角形のレンチ
穴21bを有している。そして、この継ぎねじ21を上
記本体部20の雌ねじ20aに螺合させて一部を本体部
20の嵌合突部の外側に突出させることによって、上記
雄ねじ体2の軸部2aを形成している。
【0021】上記雌ねじ体3は、上記雄ねじ体2のフラ
ンジ部2eと同様に、フランジ部3eを備えており、雌
ねじ体3及び雄ねじ体2を螺合させたときに、こられの
フランジ部2e、3eの端面どうしの摩擦によっても当
該雌ねじ体3及び雄ねじ体2の螺合が緩まないようにな
してある。なお、雌ねじ体3の長さ方向中間部の外周面
には、周回りの条溝(図示せず)が形成されており、雌
ねじ体3をパイプ等に装着して固定できるようになして
ある。
【0022】上記ねじの構造1では、雄ねじ体2の軸部
2aと雌ねじ体3の雌ねじ3bとを螺合させた状態で
は、嵌合突部2cが挿嵌凹部3dに挿嵌しているので、
雄ねじ体2の嵌合突部2cと雌ねじ体3の挿嵌凹部3d
との摩擦によっても連結力が得られる。従って、ねじの
構造1に対して曲げ方向となる応力が作用しても、雄ね
じ体2と雌ねじ体3との螺合が緩み難く、また、雄ねじ
体2及び雌ねじ体3の螺合部分も破損し難い。
【0023】このように、本実施例に係るねじの構造1
は、雄ねじ体2及び雌ねじ体3を螺合させた後も緩みに
くく、螺合箇所の破損も抑えることができる。
【0024】図2は、本発明に係るパイプの一実施例を
示したものである。同図において、符号Pはパイプを示
している。
【0025】図2に示したように、上記パイプPは、ア
ルミ若しくはその合金等の金属からなるパイプ本体10
の両端部に、上記第1実施例の雄ねじ体2及び雌ねじ体
3がそれぞれパイプ本体10の両端面部に上記フランジ
2e及び3eを当接させて挿嵌された構成を有してい
る。雄ねじ体2及び雌ねじ体3は、パイプ本体10の一
部を陥没させ、これを上記図示しない条溝に嵌合させる
ことによって、パイプ本体10に固定されている。
【0026】上記パイプPを複数本連結する場合には、
図3に示すように、パイプPの雄ねじ体2を挿嵌した側
と、連結するパイプPの雌ねじ体3を挿嵌した側とを対
向させ、雄ねじ体2の雄ねじ2bと雌ねじ体3の雌ねじ
3bとを螺合させる。そして、図4に示すように、上記
嵌合突部2cが挿嵌凹部3dにきつく挿嵌し且つフラン
ジ2e、3eが当接するまでパイプP、Pを捩じって当
該パイプP、Pを連結する。
【0027】この状態では、パイプP、P間に、上記第
1実施例のねじの構造1が形成されるので、雄ねじ体2
及び雌ねじ体3を螺合させた後も緩みにくく、螺合箇所
の破損も抑えることができるといった、上記ねじの構造
1の効果を容易に得ることができる。
【0028】図5は、本発明に係る掃除具の柄の一実施
例を備えた掃除具を示している。図において符号Aは掃
除具、11は柄、Sは掃除用シートを示している。
【0029】上記掃除具Aは、柄11と、掃除板12と
を備えており、この掃除板12の裏面を覆うようにシー
トSを装着して床等の拭き掃除を行なうように構成され
ている。
【0030】上記柄11は、上記実施例のパイプP三本
が互いに雄ねじ体2及び雌ねじ体3を螺合させて連結さ
れた柄本体13を主体として構成されており、その後端
部に把持部14が取り付けられている。この柄11は、
上記掃除板12に設けられたジョイント部12aを介し
て掃除板12と連結されている。なお、把持部14は、
その上記雄ねじ体2を備えており、またジョイント12
aは、上記雌ねじ体3と同様の構成の雌ねじ部(図示せ
ず)を有している。
【0031】この柄11は、上記パイプPが連結された
ものであり、上記ねじ構造1を備えているので、使用中
や、使用後に柄11が分離するおそれが全くない。
【0032】本発明に係るねじの構造、パイプ、及び掃
除具の柄は、上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の目的を逸脱しない範囲において、その寸法、形状
等を適宜変更することができる。
【0033】例えば、本発明に係るねじの構造におい
て、雄ねじ体は、上記実施例の雄ねじ体2のように、本
体部20と継ぎねじ21とで構成することが好ましい
が、特に強度を必要としない場合には、一体成形しても
よい。
【0034】本発明に係るねじの構造において、上記雄
ねじ体、雌ねじ体の材質は、特に制限されるものではな
いが、ナイロン、ABS、PP等の材質が好ましく使用
される。また、雄ねじ体を上記実施例の雄ねじ体2よう
に本体部20と継ぎねじ21とで構成する場合には、本
体部をナイロン、ABS、PP等の材質で作製し、継ぎ
ねじ21をクロムモリブデン鋼等の材質で作製すること
が好ましい。
【0035】また、上記実施例のネジの構造1において
は、雄ねじ体2、雌ねじ体3を、断面形状が円筒状のも
のとしたが、正方形、楕円等の他の断面形状とすること
もできる(ただし、これら場合においても、嵌合突部は
円筒状である)。また、図6(a)又は(b)に示す実
施例の雄ねじ体2’のように、雄ねじ体2’の嵌合突部
2c’の外周面に長手方向に伸びる、ナイロン、AB
S、PP等の材質の突起2g’又は溝2g’を形成し、
挿嵌時の摩擦力を調整することもできる(この場合に
も、雌ねじ体の挿嵌凹部は上記実施例1の雌ねじ体3と
同様に構成される)。
【0036】本発明に係るねじの構造において、雄ねじ
体及び雌ねじ体に設けるねじのピッチ、軸部(継ぎね
じ)の長さ、嵌合突部の長さ等は、用途に応じて適宜変
更することができ、具体的には、軸部の雄ねじのピッチ
を、1.0〜4.0mm、軸部の直径dと雄ねじ体の直
径d”との比(図2参照)を、d/d”=0.30〜
0.72、嵌合突部の直径d’と雄ねじ体の直径d”の
比(図2参照)を、d’/d”=0.35〜0.95、
且つ嵌合突部の突出長さL’と軸部の突出長さLとの比
(図2参照)を、L’/L=0.05〜0.90とする
ことが好ましい。また、上記実施例のように、雄ねじ体
を本体部と継ぎねじとで構成した場合には、更に、上記
突出長さLと継ぎねじの全長L”との比(図2参照)
を、L/L”=0.3〜0.5とすることが好ましい。
【0037】さらに、上記パイプPは、円形断面を有す
るものとしたが、上記のように雄ねじ体2及び雌ねじ体
3の形状を変更した場合には、その変更に応じた断面形
状のものとすることができる。また、パイプPは、上記
掃除具の柄への適用に限定されるものでく、例えば、バ
スタブ洗浄具の柄、窓洗浄具の柄等に適用することがで
きる。
【0038】また、上記掃除具の柄2は、パイプの連結
数は三本に限定されるものではなく、パイプ自身の全長
に応じて連結数を変更することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るねじの構造、パイプ、及び
掃除具の柄によれば、以下の効果を奏することができ
る。請求項1に記載のねじの構造は、螺合させた後も緩
みにくく、螺合箇所の破損も抑えることができる。
【0040】請求項2に記載のねじの構造は、請求項1
に記載のねじの構造における効果に加えて、嵌合突部の
外周面に突起又は溝が設けられており、これにより挿嵌
時の摩擦力を調整することができる。
【0041】請求項3に記載のパイプによれば、上記効
果を奏する請求項1又は2に記載の雄ねじ体及び雌ねじ
体のそれぞれを両端部に備えているので、当該パイプを
複数連結することによて、パイプを簡単に長尺のものと
することができる。
【0042】本発明の請求項4に記載の掃除具の柄によ
れば、請求項3に記載のパイプが複数連結されてなるの
で、誤って床などに柄を倒したりしても、パイプが分離
するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじの構造の一実施例を示す側断
面図である。
【図2】本発明に係るパイプの一実施例を示す要部側断
面図である。
【図3】同実施例のパイプ2本を連結させている状態を
示す斜視図である。
【図4】同実施例のパイプを連結させた状態を示す要部
側断面図である。
【図5】本発明に係る掃除具の柄の一実施例を備えた掃
除具の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るねじの構造における雄ねじ体の他
の実施例を具備したパイプの要部を示す図であり、
(a)は嵌合突部の外周面に突起を設けた雄ねじ体を具
備したパイプの要部斜視図、(b)は嵌合突部の外周面
に溝を設けた雄ねじ体を具備したパイプの要部斜視図で
ある。
【図7】従来のねじの構造を備えたパイプの連結部を示
す側断面図である。
【符号の説明】
1 ねじの構造 2、2’ 雄ねじ体 2a 軸部 2b 雄ねじ 2c、2c’ 嵌合突部 2g’ 突起 2g’ 溝 3 雌ねじ体 3a 筒部 3b 雌ねじ 3c 開口部 3d 挿嵌凹部 11 掃除具の柄 P パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部2aの外周面に雄ねじ2bを備えた
    雄ねじ体2と、筒部3aの内周面に雌ねじ3bを備えた
    雌ねじ体3とからなり、上記雄ねじ体2の上記雄ねじ2
    bを上記雌ねじ体3の上記雌ねじ3bに螺合させたねじ
    の構造において、 上記雄ねじ体2に上記軸部2aの軸方向に突出し且つ上
    記軸部2aの基部を囲繞する円筒状の嵌合突部2cを設
    けるとともに、上記雌ねじ体3の上記筒部3aの開口部
    3cに上記嵌合突部2cが挿嵌する挿嵌凹部3dを設
    け、 上記雄ねじ体2と上記雌ねじ体3とを螺合させたとき
    に、上記嵌合突部2cが上記挿嵌凹部3dに挿嵌するよ
    うになしてあることを特徴とするねじの構造。
  2. 【請求項2】 上記嵌合突部2c(2c’)の外周面
    に、突起又は溝2g’を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のねじの構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の雄ねじ体2及び
    雌ねじ体3のそれぞれを両端部に具備していることを特
    徴とするパイプ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のパイプPが複数連結さ
    れてなることを特徴とする掃除具の柄。
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