JPH08285196A - 地上低温タンクの底板据付け工法 - Google Patents
地上低温タンクの底板据付け工法Info
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- JPH08285196A JPH08285196A JP8500095A JP8500095A JPH08285196A JP H08285196 A JPH08285196 A JP H08285196A JP 8500095 A JP8500095 A JP 8500095A JP 8500095 A JP8500095 A JP 8500095A JP H08285196 A JPH08285196 A JP H08285196A
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Links
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Landscapes
- Foundations (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は底板の昇降方法を改良してそ
の据付け作業を容易、且つ完全に行うことができる新規
な地上低温タンクの底板据付け工法を提供することにあ
る。 【構成】 本発明は浮床式基礎スラブ2上に底部保冷層
3を形成すると共に、この底部保冷層3上に低温液体を
貯蔵する内槽4を立設し、この内槽4底部に底板7を備
えた地上低温タンクにおいて、上記浮床式基礎スラブ2
及び底部保冷層3に、これらを垂直に貫通する貫通孔2
0を複数形成し、これら各貫通孔20内に垂直方向に昇
降自在な昇降ロッド21を備えると共に、この底部保冷
層3上に、鋼板を接合して一体の底板7を形成した後、
上記昇降ロッド21を上記貫通孔20上端部より突出さ
せて上記底板7を上昇させてその接合部7aを検査・補
修した後、上記昇降ロッド21を降下させて上記底板7
を上記底部保冷層3上面に載置し、しかる後、この底板
7を上記内槽4底部に溶接して据え付けることを特徴と
している。
の据付け作業を容易、且つ完全に行うことができる新規
な地上低温タンクの底板据付け工法を提供することにあ
る。 【構成】 本発明は浮床式基礎スラブ2上に底部保冷層
3を形成すると共に、この底部保冷層3上に低温液体を
貯蔵する内槽4を立設し、この内槽4底部に底板7を備
えた地上低温タンクにおいて、上記浮床式基礎スラブ2
及び底部保冷層3に、これらを垂直に貫通する貫通孔2
0を複数形成し、これら各貫通孔20内に垂直方向に昇
降自在な昇降ロッド21を備えると共に、この底部保冷
層3上に、鋼板を接合して一体の底板7を形成した後、
上記昇降ロッド21を上記貫通孔20上端部より突出さ
せて上記底板7を上昇させてその接合部7aを検査・補
修した後、上記昇降ロッド21を降下させて上記底板7
を上記底部保冷層3上面に載置し、しかる後、この底板
7を上記内槽4底部に溶接して据え付けることを特徴と
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LNG(液化天然ガ
ス)やLPG(液化プロパンガス)等の低温液体を貯溜
しておく地上低温タンクに係り、特にその内槽底部に設
けられる鋼板製底板の据付け工法に関するものである。
ス)やLPG(液化プロパンガス)等の低温液体を貯溜
しておく地上低温タンクに係り、特にその内槽底部に設
けられる鋼板製底板の据付け工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地上低温タンクは図4に示すよう
に、地上に立設された複数のコンクリートパイル1…上
に鉄筋コンクリートからなる浮床式基礎スラブ2が設け
られると共に、この浮床式基礎スラブ2上に底部保冷層
3が設けられ、この底部保冷層3上に、円筒状の内槽4
が立設されており、この内槽4内にLNGやLPG等の
低温液体が実質的に貯溜されるようになっている。ま
た、この内槽4の周囲にはこれを囲繞するように所定の
間隔を隔てて外層5が設けられると共に、さらに、この
内槽4と外層5との間には断熱性能を有する保冷層6が
形成されており、内槽側部及びその屋根部側からの外部
入熱を防止してB. O. G(気化ガス)の発生を抑制す
るようになっている。
に、地上に立設された複数のコンクリートパイル1…上
に鉄筋コンクリートからなる浮床式基礎スラブ2が設け
られると共に、この浮床式基礎スラブ2上に底部保冷層
3が設けられ、この底部保冷層3上に、円筒状の内槽4
が立設されており、この内槽4内にLNGやLPG等の
低温液体が実質的に貯溜されるようになっている。ま
た、この内槽4の周囲にはこれを囲繞するように所定の
間隔を隔てて外層5が設けられると共に、さらに、この
内槽4と外層5との間には断熱性能を有する保冷層6が
形成されており、内槽側部及びその屋根部側からの外部
入熱を防止してB. O. G(気化ガス)の発生を抑制す
るようになっている。
【0003】また、図5に示すように、内槽4の底部開
口部には、これを密閉するための底板7が設けられてい
る。この底板7は複数に分割された鋼板を円板状に繋ぎ
合わせてなるものであり、その周縁部が内槽4の下端部
にリング状に設けられたアニュラプレート8の内周縁側
に繋ぎ合わせられることで、内槽4の底部に一体的に据
え付けられるようになっている。尚、このアニュラプレ
ート8はアンカボルト9によって浮床式基礎スラブ2側
に固定されており、内槽4を固定すると共に、ガス圧に
よる内槽側板の変形上昇等の不都合を防止するようにな
っている
口部には、これを密閉するための底板7が設けられてい
る。この底板7は複数に分割された鋼板を円板状に繋ぎ
合わせてなるものであり、その周縁部が内槽4の下端部
にリング状に設けられたアニュラプレート8の内周縁側
に繋ぎ合わせられることで、内槽4の底部に一体的に据
え付けられるようになっている。尚、このアニュラプレ
ート8はアンカボルト9によって浮床式基礎スラブ2側
に固定されており、内槽4を固定すると共に、ガス圧に
よる内槽側板の変形上昇等の不都合を防止するようにな
っている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この底板7
は底部保冷層3の上面に複数に分割された鋼板を順次並
べ、その上面から自動溶接機等を用いて突き合わせ溶接
して全体を円板状に形成された後、アニュラプレート8
側に接続されることになるが、その前にその突き合わせ
溶接状態が良好であるか否か等を確かめるために、底板
7を一旦、底部保冷層3上面から所定の高さ、例えば1
〜2m程度上昇させてその下面からもX線や目視等によ
る検査を行う必要があり、この検査にパスした後に、再
びこの底板7を底部保冷層3上面に降下させてからアニ
ュラプレート8側に接続されるようになっている。
は底部保冷層3の上面に複数に分割された鋼板を順次並
べ、その上面から自動溶接機等を用いて突き合わせ溶接
して全体を円板状に形成された後、アニュラプレート8
側に接続されることになるが、その前にその突き合わせ
溶接状態が良好であるか否か等を確かめるために、底板
7を一旦、底部保冷層3上面から所定の高さ、例えば1
〜2m程度上昇させてその下面からもX線や目視等によ
る検査を行う必要があり、この検査にパスした後に、再
びこの底板7を底部保冷層3上面に降下させてからアニ
ュラプレート8側に接続されるようになっている。
【0005】しかしながら、この底板7の検査を行うに
は、図6に示すように、内槽側板と、底板7上にそれぞ
れ複数のフック11…を取り付けると共に、このフック
11…間にワイヤー12…を架け渡し、これらワイヤー
12…をチェーンブロック13…によって底板7を上昇
させた後、仮設架台10上に設置する必要があるため、
これらフック11…やワイヤー12…及び仮設架台10
等の据付け、撤去等の作業工程が非常に多く、また、安
全性の面からも良い方法とはいえなかった。
は、図6に示すように、内槽側板と、底板7上にそれぞ
れ複数のフック11…を取り付けると共に、このフック
11…間にワイヤー12…を架け渡し、これらワイヤー
12…をチェーンブロック13…によって底板7を上昇
させた後、仮設架台10上に設置する必要があるため、
これらフック11…やワイヤー12…及び仮設架台10
等の据付け、撤去等の作業工程が非常に多く、また、安
全性の面からも良い方法とはいえなかった。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決するため
に案出されたものであり、その目的は、底板の昇降方法
を改良してその据付け作業を容易、且つ完全に行うこと
ができる新規な地上低温タンクの底板据付け工法を提供
することにある。
に案出されたものであり、その目的は、底板の昇降方法
を改良してその据付け作業を容易、且つ完全に行うこと
ができる新規な地上低温タンクの底板据付け工法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一の発明は浮床式基礎スラブ上に底部保冷層を形
成すると共に、この底部保冷層上に低温液体を貯蔵する
内槽を立設し、この内槽底部に底板を備えた地上低温タ
ンクにおいて、上記浮床式基礎スラブ及び底部保冷層
に、これらを垂直に貫通する貫通孔を複数形成し、これ
ら各貫通孔内に垂直方向に昇降自在な昇降ロッドを備え
ると共に、この底部保冷層上に、鋼板を接合してなる底
板を形成した後、上記昇降ロッドを上記貫通孔上端部よ
り突出させて上記底板を上昇させてその接合部を検査・
補修し、その後、上記昇降ロッドを降下させて上記底板
を上記底部保冷層上面に載置し、しかる後、この底板を
上記内槽底部に溶接して据え付けるものであり、第二の
発明は、さらに、その後、上記各昇降ロッドを上記各貫
通孔より抜き出し、これら各貫通孔内に断熱性のプラグ
部材を嵌め込んだものであり、第三の発明は上記各昇降
ロッドを上記浮床式基礎スラブ下部から上記貫通孔内に
挿脱自在に設けた油圧シリンダによって昇降動させるよ
うにしたものである。
に、第一の発明は浮床式基礎スラブ上に底部保冷層を形
成すると共に、この底部保冷層上に低温液体を貯蔵する
内槽を立設し、この内槽底部に底板を備えた地上低温タ
ンクにおいて、上記浮床式基礎スラブ及び底部保冷層
に、これらを垂直に貫通する貫通孔を複数形成し、これ
ら各貫通孔内に垂直方向に昇降自在な昇降ロッドを備え
ると共に、この底部保冷層上に、鋼板を接合してなる底
板を形成した後、上記昇降ロッドを上記貫通孔上端部よ
り突出させて上記底板を上昇させてその接合部を検査・
補修し、その後、上記昇降ロッドを降下させて上記底板
を上記底部保冷層上面に載置し、しかる後、この底板を
上記内槽底部に溶接して据え付けるものであり、第二の
発明は、さらに、その後、上記各昇降ロッドを上記各貫
通孔より抜き出し、これら各貫通孔内に断熱性のプラグ
部材を嵌め込んだものであり、第三の発明は上記各昇降
ロッドを上記浮床式基礎スラブ下部から上記貫通孔内に
挿脱自在に設けた油圧シリンダによって昇降動させるよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】第一の発明は上述したように、底板の底部に位
置する浮床式基礎スラブ及び底部保冷層に垂直に設けら
れた貫通孔内に昇降ロッドを設け、この昇降ロッドによ
り底板を昇降させるようにしたため、従来のような仮設
架台やチェーンブロック等の昇降手段が不要となる。ま
た、第二の発明は、底板を据え付けた後に、昇降ロッド
を貫通孔より抜き出し、この貫通孔内に断熱性のプラグ
部材を嵌め込むようにしたため、貫通孔及び昇降ロッド
からの入熱が防止され、高い断熱効果が得られる。ま
た、第三の発明のように、これら各昇降ロッドを油圧シ
リンダによって昇降動させることにより、底板の昇降を
安全、かつ容易に行うことができる。
置する浮床式基礎スラブ及び底部保冷層に垂直に設けら
れた貫通孔内に昇降ロッドを設け、この昇降ロッドによ
り底板を昇降させるようにしたため、従来のような仮設
架台やチェーンブロック等の昇降手段が不要となる。ま
た、第二の発明は、底板を据え付けた後に、昇降ロッド
を貫通孔より抜き出し、この貫通孔内に断熱性のプラグ
部材を嵌め込むようにしたため、貫通孔及び昇降ロッド
からの入熱が防止され、高い断熱効果が得られる。ま
た、第三の発明のように、これら各昇降ロッドを油圧シ
リンダによって昇降動させることにより、底板の昇降を
安全、かつ容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0010】本発明に係る地上低温タンクを構築するに
は、図1に示すように、先ず、地面上に立設された複数
のコンクリートパイル1…上に鉄筋コンクリート製の基
礎スラブ2aを構築して浮床式基礎スラブ2を形成した
後、この基礎スラブ2上に、パーライト粒とコンクリー
トを混合した断熱材からなる底部保冷層3を形成すると
共に、この底部保冷層3上に内槽4と外層5を形成し、
その間に非常に軽いパーライト粒等の断熱材を充填して
保冷層6を形成する。これによって、外層5の周囲から
内槽4側への入熱と、内槽4下方の地盤の凍結が防止さ
れる。特に、底部保冷層3は単に熱伝導率を下げるだけ
でなく、液圧に対する充分な強度も兼ね備えている。ま
た、この内槽4は、アンカボルト9で基礎スラブ2側に
固定されたリング状のアニュラプレート8の上面に溶接
されることで固定されており、槽内のガス圧などによる
変形が防止されるようになっている。
は、図1に示すように、先ず、地面上に立設された複数
のコンクリートパイル1…上に鉄筋コンクリート製の基
礎スラブ2aを構築して浮床式基礎スラブ2を形成した
後、この基礎スラブ2上に、パーライト粒とコンクリー
トを混合した断熱材からなる底部保冷層3を形成すると
共に、この底部保冷層3上に内槽4と外層5を形成し、
その間に非常に軽いパーライト粒等の断熱材を充填して
保冷層6を形成する。これによって、外層5の周囲から
内槽4側への入熱と、内槽4下方の地盤の凍結が防止さ
れる。特に、底部保冷層3は単に熱伝導率を下げるだけ
でなく、液圧に対する充分な強度も兼ね備えている。ま
た、この内槽4は、アンカボルト9で基礎スラブ2側に
固定されたリング状のアニュラプレート8の上面に溶接
されることで固定されており、槽内のガス圧などによる
変形が防止されるようになっている。
【0011】次に、この底部保冷層3上に複数の鋼板
を、例えば格子状に並べ、これら鋼板同士を自動溶接機
等を用いて突き合わせ溶接して円板上の底板7を形成し
た後、この底板7をアニュラプレート8に接続して内槽
4の底部をシールすることになるが、その前にこの底板
7の溶接状態を検査する必要がある。
を、例えば格子状に並べ、これら鋼板同士を自動溶接機
等を用いて突き合わせ溶接して円板上の底板7を形成し
た後、この底板7をアニュラプレート8に接続して内槽
4の底部をシールすることになるが、その前にこの底板
7の溶接状態を検査する必要がある。
【0012】そのためには、先ず、図1に示すように、
底板7を形成する前に基礎スラブ2a及び底部保冷層3
を一体的に垂直に貫通するように複数の貫通孔20…を
穿孔しておき、これら貫通孔20…内に図2に示すよう
な昇降ロッド21…と、伸縮自在の油圧シリンダ24…
を挿入しておく。この昇降ロッド21は図示するよう
に、その上端部に断面T字状のテーブル22が設けられ
ており、このテーブル22が底板7の下面に当接すると
共に、貫通孔20の上端部に設けられた嵌合溝23に嵌
合され、底部保冷層3の上面を面一とするようになって
いる。また、この油圧シリンダ24…は貫通孔20の下
方から挿出自在に設けられており、図示しない油圧ポン
プから耐圧ホース27を介して圧送される圧力油によっ
て上記各昇降ロッド21…を昇降動させるようになって
いる。尚、これら貫通孔20…の穿孔位置は底板7の突
き合わせ溶接部7aから外れた位置に設定しておくこと
が望ましい。また、上記昇降ロッド21とテーブル22
は螺合結合しており、これらは容易に分離することがで
きるようになっている。
底板7を形成する前に基礎スラブ2a及び底部保冷層3
を一体的に垂直に貫通するように複数の貫通孔20…を
穿孔しておき、これら貫通孔20…内に図2に示すよう
な昇降ロッド21…と、伸縮自在の油圧シリンダ24…
を挿入しておく。この昇降ロッド21は図示するよう
に、その上端部に断面T字状のテーブル22が設けられ
ており、このテーブル22が底板7の下面に当接すると
共に、貫通孔20の上端部に設けられた嵌合溝23に嵌
合され、底部保冷層3の上面を面一とするようになって
いる。また、この油圧シリンダ24…は貫通孔20の下
方から挿出自在に設けられており、図示しない油圧ポン
プから耐圧ホース27を介して圧送される圧力油によっ
て上記各昇降ロッド21…を昇降動させるようになって
いる。尚、これら貫通孔20…の穿孔位置は底板7の突
き合わせ溶接部7aから外れた位置に設定しておくこと
が望ましい。また、上記昇降ロッド21とテーブル22
は螺合結合しており、これらは容易に分離することがで
きるようになっている。
【0013】従って、底板7が形成された後、図示する
ように、各油圧シリンダ24…に同時に圧力油を供給し
て各昇降ロッド21…を押し上げると、底部保冷層3の
上面で形成された底板7が所定高さ上昇することになる
ため、底板7の検査・補修作業を容易に行うことができ
る。また、この状態は、従来のように底板7を複数のワ
イヤによって吊り上げるようなものに比べて、複数の支
柱によって支持されているような非常に安定な状態であ
るため、さらに仮設架台等の支持手段を必要とせず、底
板7の検査作業を直ちに、かつ安全に行うことができ
る。
ように、各油圧シリンダ24…に同時に圧力油を供給し
て各昇降ロッド21…を押し上げると、底部保冷層3の
上面で形成された底板7が所定高さ上昇することになる
ため、底板7の検査・補修作業を容易に行うことができ
る。また、この状態は、従来のように底板7を複数のワ
イヤによって吊り上げるようなものに比べて、複数の支
柱によって支持されているような非常に安定な状態であ
るため、さらに仮設架台等の支持手段を必要とせず、底
板7の検査作業を直ちに、かつ安全に行うことができ
る。
【0014】そして、このような状態で底板7の検査・
補修作業が終了したならば、各油圧シリンダ24…の圧
力油を抜いて縮めると伸縮ロッド21…と共に底板7が
降下し、底部保冷層3上に載置されることになる。そし
て、この底板7の周縁部と、内槽4側のアニュラプレー
ト8を溶接することで内槽4内がシールされ、低温液体
の受け入れが可能となる。尚、上述したように、昇降ロ
ッド21のテーブル22は貫通孔20の嵌合溝23に嵌
合することになるため、底部保冷層3上面は面一とな
り、底板7は底部保冷層3上に直に接触することにな
る。
補修作業が終了したならば、各油圧シリンダ24…の圧
力油を抜いて縮めると伸縮ロッド21…と共に底板7が
降下し、底部保冷層3上に載置されることになる。そし
て、この底板7の周縁部と、内槽4側のアニュラプレー
ト8を溶接することで内槽4内がシールされ、低温液体
の受け入れが可能となる。尚、上述したように、昇降ロ
ッド21のテーブル22は貫通孔20の嵌合溝23に嵌
合することになるため、底部保冷層3上面は面一とな
り、底板7は底部保冷層3上に直に接触することにな
る。
【0015】その後、さらにこの貫通孔20内に挿入さ
れている各昇降ロッド21…及び各油圧シリンダ24…
を抜き出した後、図3に示すように、この貫通孔の下端
から断熱性に優れたプラグ部材25を嵌め込み、ボルト
26で基礎スラブ2側に固定することで、この貫通孔2
0からの入熱を防止することができる。
れている各昇降ロッド21…及び各油圧シリンダ24…
を抜き出した後、図3に示すように、この貫通孔の下端
から断熱性に優れたプラグ部材25を嵌め込み、ボルト
26で基礎スラブ2側に固定することで、この貫通孔2
0からの入熱を防止することができる。
【0016】このように本発明は底板7の底部に位置す
る浮床式基礎スラブ2及び底部保冷層3に複数の貫通孔
20を穿孔し、この貫通孔20内に昇降ロッド21を設
けてこの昇降ロッド21により底板7を昇降させるよう
にしたため、従来のような仮設架台やワイヤー、チェー
ンブロック等の設置、撤去作業が不要となり、底板の検
査・補修作業を容易に、且つ安全に行うことができる。
尚、本実施例では、昇降ロッドや油圧シリンダを貫通孔
から抜き出して、この貫通孔内に断熱性のプラグ体を嵌
め込むようにしたが、これ以外に適当な断熱手段を施し
ておき、このような昇降手段をそのまま貫通孔内に挿入
させたままにしておけば、底板の補修や定期検査などの
際に直ちに使用することも可能となる。
る浮床式基礎スラブ2及び底部保冷層3に複数の貫通孔
20を穿孔し、この貫通孔20内に昇降ロッド21を設
けてこの昇降ロッド21により底板7を昇降させるよう
にしたため、従来のような仮設架台やワイヤー、チェー
ンブロック等の設置、撤去作業が不要となり、底板の検
査・補修作業を容易に、且つ安全に行うことができる。
尚、本実施例では、昇降ロッドや油圧シリンダを貫通孔
から抜き出して、この貫通孔内に断熱性のプラグ体を嵌
め込むようにしたが、これ以外に適当な断熱手段を施し
ておき、このような昇降手段をそのまま貫通孔内に挿入
させたままにしておけば、底板の補修や定期検査などの
際に直ちに使用することも可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、地上低温
タンクの内槽底板の据付け作業に伴う底板の昇降、検査
・補修作業労力を大幅に低減することが可能となるた
め、安全性が向上すると共に、工期の短縮、コストの低
減が達成できる等といった優れた効果を発揮する。
タンクの内槽底板の据付け作業に伴う底板の昇降、検査
・補修作業労力を大幅に低減することが可能となるた
め、安全性が向上すると共に、工期の短縮、コストの低
減が達成できる等といった優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例に係る地上低温タンクを示す
全体図である。
全体図である。
【図2】図1中要部拡大図である。
【図3】貫通孔内に断熱性のプラグ部材を嵌め込んだ状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】従来の地上低温タンクの一例を示す全体図であ
る。
る。
【図5】図4中X−X矢視図である。
【図6】従来の内槽底板の昇降方法の一例を示す全体図
である。
である。
2 浮床式基礎スラブ 3 底部保冷層 4 内槽 7 底板 7a 接合部 20 貫通孔 21 昇降ロッド 24 油圧シリンダ 25 プラグ部材
Claims (3)
- 【請求項1】 浮床式基礎スラブ上に底部保冷層を形成
すると共に、この底部保冷層上に低温液体を貯蔵する内
槽を立設し、この内槽底部に底板を備えた地上低温タン
クにおいて、上記浮床式基礎スラブ及び底部保冷層に、
これらを垂直に貫通する貫通孔を複数形成し、これら各
貫通孔内に垂直方向に昇降自在な昇降ロッドを備えると
共に、この底部保冷層上に、鋼板を接合して底板を形成
した後、上記昇降ロッドを上記貫通孔上端部より突出さ
せて上記底板を上昇させてその接合部を検査・補修し、
その後、上記昇降ロッドを降下させて上記底板を上記底
部保冷層上面に載置した後、この底板を上記内槽底部に
溶接して据え付けることを特徴とする地上低温タンクの
底板据え付け工法。 - 【請求項2】 請求項1の地上低温タンクの底板据付け
工法において、その後、上記各昇降ロッドを上記各貫通
孔より抜き出し、これら各貫通孔内に断熱性のプラグ部
材を嵌め込んだことを特徴とする地上低温タンクの底板
据え付け工法。 - 【請求項3】 上記各昇降ロッドを上記浮床式基礎スラ
ブ下部から上記貫通孔内に挿脱自在に設けた油圧シリン
ダによって昇降動させることを特徴とする請求項1又は
2記載の地上低温タンクの底板据え付け工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8500095A JPH08285196A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 地上低温タンクの底板据付け工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8500095A JPH08285196A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 地上低温タンクの底板据付け工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285196A true JPH08285196A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13846390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8500095A Pending JPH08285196A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 地上低温タンクの底板据付け工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285196A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114526334A (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-24 | 中国石油天然气股份有限公司 | 储罐修复方法 |
| KR20230019021A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 현대중공업 주식회사 | 육상용 저장탱크 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP8500095A patent/JPH08285196A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114526334A (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-24 | 中国石油天然气股份有限公司 | 储罐修复方法 |
| KR20230019021A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 현대중공업 주식회사 | 육상용 저장탱크 |
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