JPH0828540A - 埋め込みナットの施工方法および当該施工方法で得られた建築資材 - Google Patents

埋め込みナットの施工方法および当該施工方法で得られた建築資材

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JPH0828540A
JPH0828540A JP19203194A JP19203194A JPH0828540A JP H0828540 A JPH0828540 A JP H0828540A JP 19203194 A JP19203194 A JP 19203194A JP 19203194 A JP19203194 A JP 19203194A JP H0828540 A JPH0828540 A JP H0828540A
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JP
Japan
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nut
diameter
embedded nut
synthetic resin
resin sheet
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Withdrawn
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JP19203194A
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English (en)
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Masahiko Nakamura
眞彦 中村
Takazo Ebina
隆蔵 海老名
Tetsushi Matsumura
哲志 松村
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Mitsubishi Chemical Corp
Japan Drive It Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Japan Drive It Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】薄い金属シートに対してその意匠面側への歪み
の発生を伴わずに施工し得る様に改良された埋め込みナ
ットの施工方法を提供する。 【構成】厚さ0.2〜1mmの金属シート4,5の間に
合成樹脂シート6を接合させた後、一方の金属シート表
面側から埋め込み加工孔を形成し、次いで、当該加工孔
に埋め込みナット1を圧入加工する埋め込みナットの施
工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋め込みナットの施工
方法に関するものであり、詳しくは、薄い金属シートに
対してその意匠面側への歪みの発生を伴わずに施工し得
る様に改良された埋め込みナットの施工方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】埋め込みナットは、ネジ加工困難な金属
シート等にボルトを係止するための締着材であり、各種
の分野で広く用いられている。埋め込みナットの施工
は、例えば、ドリルによって埋め込み加工孔を形成し、
当該加工孔に埋め込みナットを圧入加工することにより
行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、埋め込
みナットを施工する金属シートの厚さが薄くなるに従
い、埋め込み加工孔の形成時や埋め込みナットの圧入加
工時、金属シートの裏面側(意匠面側)に歪みが発生す
ると言う問題がある。斯かる歪みの発生は、特に、意匠
面側に平滑な塗装を行なう場合などに著く不利である。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、その
目的は、薄い金属シートに対してその意匠面側への歪み
の発生を伴わずに施工し得る様に改良された埋め込みナ
ットの施工方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、金属シートの間
に合成樹脂シートを接合させた後に埋め込みナットの施
工方法を行なうならば、従来限界とされていた1mm以
下の厚さの金属シートであっても、合成樹脂シートが緩
衝材として作用し、金属シートの意匠面側への歪みの発
生を防止して埋め込みナットの施工を行い得るとの知見
を得た。
【0005】本発明は、上記の知見に基づき完成された
ものであり、その第1の要旨は、厚さ0.2〜1mmの
金属シートの間に合成樹脂シートを接合させた後、一方
の金属シート表面側から埋め込み加工孔を形成し、次い
で、当該加工孔に埋め込みナットを圧入加工することを
特徴とする埋め込みナットの施工方法に存し、第2の要
旨は、合成樹脂シートの両面に厚さ0.2〜1mmの金
属シートを接合して成り、一方の金属シート表面側から
合成樹脂シートに至るまでの深さに埋め込みナットを備
えて成ることを特徴とする建築資材に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、金属シートとしては、アルミニウム、ステンレ
ス、鉄、銅、チタン、錫、ニッケル等の金属または各種
の合金が挙げられる。これらの金属シートは、0.2〜
1mmの厚さで用いられる。金属シートの厚さが1mm
より大きい場合は、意匠面側の歪みの発生は本来的に少
なく本発明の真価が発揮され難い。一方、金属シートの
厚さが0.2mm未満の場合は、埋め込まれたナットの
引張強度およびトルクが小さくなり実用的ではない。金
属シートの好ましい厚さは、0.5〜1mmである。
【0007】本発明において、上記の金属シートは、2
枚の金属シートの間に合成樹脂シートを接合させた後に
埋め込みナットの施工に供される。合成樹脂としては、
具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリスチレン、ポリヒドロキシルエーテル、酢酸
ビニル等の熱可塑性樹脂が好適に用いられる。合成樹脂
シートは、好ましくは1〜10mmの厚さで用いられ
る。
【0008】合成樹脂シートの厚さが1mm未満の場合
は、合成樹脂シートの緩衝材としての作用が不充分であ
って本発明の目的を達成することが困難となり、合成樹
脂シートの厚さが10mmを超える場合は、合成樹脂シ
ートの緩衝材としての作用が頭打ちとなり経済的ではな
い。合成樹脂シートの特に好ましい厚さは、1〜5mm
である。
【0009】金属シートと合成樹脂シートとの接合は、
接着剤を用いることにより容易に行なうことが出来る。
斯かる接着剤としては、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−グリシ
ジルアクリレート共重合体、エチレン−無水マレイン酸
共重合体、ポリオレフイン(ポリエチレン等)の不飽和
カルボン酸またはその無水物のグラフト変性物などが挙
げられる。
【0010】上記のグラフト変性物における不飽和カル
ボン酸またはその無水物のグラフト率は、通常10-4
3重量%とされ、また、当該グラフト変性物は、1〜3
0重量%の炭化水素系エラストマー、例えば、エチレン
−プロピレンゴム、ポリイソブチレン等を配合した接着
材組成物として用いることも出来る。接着剤は、通常、
合成樹脂シートの表面に接着性フィルムとして積層して
用いられるが、合成樹脂シートに配合して用いてもよ
い。接着性フィルムとして用いる場合、その厚さは、通
常10〜100μmの範囲から選択される。
【0011】合成樹脂シートの両面に金属シートを接合
した複合材料は、例えば、三菱化成社製の商品「アルポ
リック」として、建材分野を初めとして各種の分野で広
く用いられている。斯かる複合材料は、そのまま、本発
明に利用することが出来る。上記の複合材料は、回転ロ
ールの間に上記の積層体(金属シート/ポリオレフィン
樹脂シート/金属シート)を通過させて製造され、金属
シートと熱可塑性樹脂シートとが強固に密着された優れ
た複合材料である。
【0012】本発明において、埋め込みナットの施工
は、従来公知の方法と同様に行なわれる。すなわち、例
えば、ドリルによって埋め込み加工孔を形成し、当該加
工孔に埋め込みナットを圧入加工する。圧入加工には、
油圧プレス等を利用することが出来る。
【0013】図1は、埋め込みナットの施工後の状態を
示す断面図であるが、埋め込みナットとしては、ナット
本体(1)と、その上部に形成され且つナット本体
(1)の外径より小径のくびれ部(2)と、その上部に
形成され且つ周面にローレット加工が施された鍔部
(3)から成る埋め込みナットが好適に用いられる。な
お、図1において、符号(4)及び(5)は金属シート
を示し、符号(6)は合成樹脂シートを示す。
【0014】図2は、埋め込みナットの施工前の状態を
示す一部断面説明図であるが、ナット本体(1)の直径
を(a)、くびれ部(2)の直径を(b)、鍔部(3)
の最大直径を(c)とした場合、これらは、(c)>
(a)>(b)の関係を満足し、また、同図に示す様
に、埋め込み加工孔の直径を(x)とした場合、ナット
本体(1)の直径(a)および鍔部(3)の最大直径
(c)との関係は、(c)>(x)≧(a)となる。金
属シート(4)の厚さ(t)と鍔部(3)の高さ(l)
とは、何れが大きくてもよい。
【0015】埋め込みナットの種類は、図示した例に制
限されず、くびれ部(2)がないもの、ナット本体
(1)の周面にネジ山加工やローレット加工が施された
もの等を適宜用いることが出来る。また、図示した例に
おいて、ローレット加工は、軸線方向に施されている
が、ヘリカル状に施してもよい。
【0016】図3は、図1及び図2に示す埋め込みナッ
トの一部省略平面図である。ローレット加工は、図3に
示す様に、山部の頂角(α)が50〜70°、山部のピ
ッチ(p)が鍔部(3)の最大直径の10〜15%、山
部の高さ(h)が鍔部(3)の最大直径の8〜12%と
なる様に施すのが好ましい。
【0017】特に、ナット本体(1)と、その上部に形
成され且つナット本体(1)の外径より小径のくびれ部
(2)と、その上部に形成され且つ周面にローレット加
工が施された鍔部(3)から成り、くびれ部(2)の直
径を(b)、鍔部(3)の最大直径を(c)とした場
合、これらは、(c)>(a)>(b)の関係を満足
し、ローレット加工の山部の頂角(α)が50〜70
°、山部のピッチ(p)が鍔部(3)の最大直径の10
〜15%、山部の高さ(h)が鍔部(3)の最大直径の
8〜12%である埋め込みナットを用いた場合、埋め込
まれたナットの引張強度およびトルクが大きくなるので
好ましい。
【0018】本発明方法によれば、合成樹脂シートの両
面に厚さ0.2〜1mmの金属シートを接合して成り、
一方の金属シート表面側から合成樹脂シートに至るまで
の深さに埋め込みナットを備えて成る製品が得られる。
斯かる製品は、意匠面側への歪みの発生が殆どなく、特
に、建築資材として有用である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1 厚さ5mmのポリエチレンシートの両面に厚さ0.5m
mのアルミニウムシートを接着剤によって密着させた積
層体(三菱化成社製の商品「アルポリック」)を固定台
の上に載置し、アルミニウムシート表面から、深さ4.
5mm、直径6.2mmの埋め込み加工孔をドリルで形
成し、次いで、当該加工孔に油圧プレスにて埋め込みナ
ットを圧入加工した。
【0021】埋め込みナットとしては、図2及び図3に
示す形状を備え、ナット本体(1)の直径(a)が6.
15mm、くびれ部(2)の直径(b)が5.4mm、
くびれ部(2)の長さが0.5mm、鍔部(3)の最大
直径(c)が7.0mm、鍔部(3)の高さ(l)が
0.5mm、ローレット加工の山部の数が24個、山部
の頂角(α)が60°、山部のピッチ(p)が0.92
mm(鍔部(3)の最大直径の13%相当)、山部の高
さ(h)が0.5mm(鍔部(3)の最大直径の7%相
当)である埋め込みナット(日本ドライブイット株式会
社の商品「セルスペーサー」)を用いた。埋め込まれた
ナットの引張強度およびトルクを測定した結果、それぞ
れ、53Kg・f、34Kg・fであり、また、意匠面
側には問題となる歪みは発生していなかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、薄い金属
シートに対してその意匠面側への歪みの発生を伴わずに
施工し得る様に改良された埋め込みナットの施工方法が
提供され、本発明の工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋め込みナットの施工後の状態を示す断面図で
ある。
【図2】埋め込みナットの施工前の状態を示す一部断面
説明図である。
【図3】図1及び図2に示す埋め込みナットの一部省略
平面図である。
【符号の説明】
1:ナット本体 2:くびれ部 3:鍔部 4:金属シート 5:金属シート 6:合成樹脂シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 哲志 東京都大田区田園調布南8番10号 日本ド ライブイット株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ0.2〜1mmの金属シートの間に
    合成樹脂シートを接合させた後、一方の金属シート表面
    側から埋め込み加工孔を形成し、次いで、当該加工孔に
    埋め込みナットを圧入加工することを特徴とする埋め込
    みナットの施工方法。
  2. 【請求項2】 ナット本体(1)と、その上部に形成さ
    れ且つナット本体(1)の外径より小径のくびれ部
    (2)と、その上部に形成され且つ周面にローレット加
    工が施された鍔部(3)から成り、くびれ部(2)の直
    径を(b)、鍔部(3)の最大直径を(c)とした場
    合、これらは、(c)>(a)>(b)の関係を満足
    し、ローレット加工の山部の頂角(α)は50〜70
    °、山部のピッチ(p)は鍔部(3)の最大直径の10
    〜15%、山部の高さ(h)は鍔部(3)の最大直径の
    8〜12%である埋め込みナットを用いる請求項1に記
    載の埋め込みナットの施工方法。
  3. 【請求項3】 合成樹脂シートの両面に厚さ0.2〜1
    mmの金属シートを接合して成り、一方の金属シート表
    面側から合成樹脂シートに至るまでの深さに埋め込みナ
    ットを備えて成ることを特徴とする建築資材。
  4. 【請求項4】 ナット本体(1)と、その上部に形成さ
    れ且つナット本体(1)の外径より小径のくびれ部
    (2)と、その上部に形成され且つ周面にローレット加
    工が施された鍔部(3)から成り、くびれ部(2)の直
    径を(b)、鍔部(3)の最大直径を(c)とした場
    合、これらは、(c)>(a)>(b)の関係を満足
    し、ローレット加工の山部の頂角(α)は50〜70
    °、山部のピッチ(p)は鍔部(3)の最大直径の10
    〜15%、山部の高さ(h)は鍔部(3)の最大直径の
    8〜12%である埋め込みナットを用いる請求項3に記
    載の建築資材。
JP19203194A 1994-07-22 1994-07-22 埋め込みナットの施工方法および当該施工方法で得られた建築資材 Withdrawn JPH0828540A (ja)

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JP (1) JPH0828540A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540938A (ja) * 2005-02-08 2008-11-20 ピーイーエム マネージメント,インコーポレイテッド クリンチ/ブローチコネクタ
JP2020035715A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 日東精工株式会社 電池用外部端子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540938A (ja) * 2005-02-08 2008-11-20 ピーイーエム マネージメント,インコーポレイテッド クリンチ/ブローチコネクタ
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Effective date: 20011002