JPH082855A - 流体圧エレベータ - Google Patents
流体圧エレベータInfo
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- JPH082855A JPH082855A JP13873594A JP13873594A JPH082855A JP H082855 A JPH082855 A JP H082855A JP 13873594 A JP13873594 A JP 13873594A JP 13873594 A JP13873594 A JP 13873594A JP H082855 A JPH082855 A JP H082855A
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- cylinder
- holding arm
- pulley
- fluid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建屋の荷重負担を軽減し、流体圧制御装置を
小型化する。 【構成】 昇降路上部のプーリ架台16に設置したプー
リ4、5と、ピストンロッド15頂部のプーリ枠11に
設置したプーリ1と、ロープ6とを利用して乗りかごを
引き上げるにあたり、プーリ架台16とシリンダ取付プ
レート38との間に中空構造のシリンダ保持腕17を設
け、圧縮荷重に対抗して内部の加圧室27に高圧流体を
封入する。 【効果】 シリンダ保持腕の座屈強度が向上されかつ小
型軽量化される。
小型化する。 【構成】 昇降路上部のプーリ架台16に設置したプー
リ4、5と、ピストンロッド15頂部のプーリ枠11に
設置したプーリ1と、ロープ6とを利用して乗りかごを
引き上げるにあたり、プーリ架台16とシリンダ取付プ
レート38との間に中空構造のシリンダ保持腕17を設
け、圧縮荷重に対抗して内部の加圧室27に高圧流体を
封入する。 【効果】 シリンダ保持腕の座屈強度が向上されかつ小
型軽量化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧シリンダに給排
する圧力流体流量を変化させて乗りかごの速度を制御す
るエレベータに係り、特に流体圧シリンダを固定するシ
リンダ保持腕の座屈強度を向上するのに好適な流体圧エ
レベータに関する。
する圧力流体流量を変化させて乗りかごの速度を制御す
るエレベータに係り、特に流体圧シリンダを固定するシ
リンダ保持腕の座屈強度を向上するのに好適な流体圧エ
レベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体圧エレベータにおいては、主
に下記の2通りの駆動手段が用いられている。 (a)流体圧シリンダに圧力流体を供給して乗りかごを上
昇させ、乗りかごの自重を利用して流体圧シリンダより
圧力流体を排出し乗りかごを下降させる。このときの乗
りかご速度は、流量制御弁の開度を調節して流体圧シリ
ンダへ給排する圧力流体流量を変化させて制御する。な
お、この種の装置として関連するものは、例えば特開昭
49-116475号公報等が挙げられる。 (b)流体圧ポンプの圧力を用いて、流体圧シリンダに圧
力流体を給排して乗りかごを上昇又は下降させる。この
ときの乗りかご速度は、流体圧ポンプの回転速度を調節
して流体圧シリンダへ給排する圧力流体流量を変化させ
て制御する。なお、この種の装置として関連するもの
は、例えば特開平4-277172号公報等が挙げられる。
に下記の2通りの駆動手段が用いられている。 (a)流体圧シリンダに圧力流体を供給して乗りかごを上
昇させ、乗りかごの自重を利用して流体圧シリンダより
圧力流体を排出し乗りかごを下降させる。このときの乗
りかご速度は、流量制御弁の開度を調節して流体圧シリ
ンダへ給排する圧力流体流量を変化させて制御する。な
お、この種の装置として関連するものは、例えば特開昭
49-116475号公報等が挙げられる。 (b)流体圧ポンプの圧力を用いて、流体圧シリンダに圧
力流体を給排して乗りかごを上昇又は下降させる。この
ときの乗りかご速度は、流体圧ポンプの回転速度を調節
して流体圧シリンダへ給排する圧力流体流量を変化させ
て制御する。なお、この種の装置として関連するもの
は、例えば特開平4-277172号公報等が挙げられる。
【0003】また最近では、前記(b)の手段をさらに発
展させたものとして、次の手段が提案されている。 (c)流体圧シリンダとエネルギ貯蔵装置とを、流体圧ポ
ンプと流体圧制御弁を含む流体圧制御装置を経由して連
結し、流体圧ポンプの圧力を用いて、流体圧シリンダと
エネルギ貯蔵装置との間で圧力流体を給排して、乗りか
ごを上昇又は下降させる。このときの乗りかご速度は、
流体圧ポンプの回転速度を調節して流体圧シリンダへ給
排する圧力流体流量を変化させて制御する。なお、この
種の装置として関連するものは、例えば特開平4-277180
号公報等が挙げられる。
展させたものとして、次の手段が提案されている。 (c)流体圧シリンダとエネルギ貯蔵装置とを、流体圧ポ
ンプと流体圧制御弁を含む流体圧制御装置を経由して連
結し、流体圧ポンプの圧力を用いて、流体圧シリンダと
エネルギ貯蔵装置との間で圧力流体を給排して、乗りか
ごを上昇又は下降させる。このときの乗りかご速度は、
流体圧ポンプの回転速度を調節して流体圧シリンダへ給
排する圧力流体流量を変化させて制御する。なお、この
種の装置として関連するものは、例えば特開平4-277180
号公報等が挙げられる。
【0004】前記構造の流体圧エレベータは、流体圧シ
リンダのプランジャにより乗りかごを直接又は間接的に
押し上げる方式と、プランジャ頂部と昇降路上部に各々
プーリを設置し、両プーリにかけ渡したロープを用いて
乗りかごを駆動することにより、プランジャの運動方向
と乗りかごの運動方向が反対となるようにして、乗りか
ごを引き上げる方式とに分けられる。
リンダのプランジャにより乗りかごを直接又は間接的に
押し上げる方式と、プランジャ頂部と昇降路上部に各々
プーリを設置し、両プーリにかけ渡したロープを用いて
乗りかごを駆動することにより、プランジャの運動方向
と乗りかごの運動方向が反対となるようにして、乗りか
ごを引き上げる方式とに分けられる。
【0005】プランジャにより乗りかごを押し上げる方
式の場合、プランジャと乗りかごとが直接連結されてい
る方式、及びプーリとロープとにより間接的に連結され
ている方式のどちらにおいても、乗りかご質量及び乗り
かごの負荷質量に働く重力と慣性力との合力は全てプラ
ンジャに対する圧縮荷重として作用する。ところがプラ
ンジャはその構造上、両端支持の長柱となるため、座屈
条件よりプランジャ長に対するプランジャ径が定まって
いた。従って、プランジャ径は乗りかごのストロークが
長くなるほど大きくなるため、低圧かつ大流量の流体圧
ポンプを使用しなければならない。このことが、流体圧
エレベータの製造コストの増大、装置の大型化及び大重
量化を招いている。
式の場合、プランジャと乗りかごとが直接連結されてい
る方式、及びプーリとロープとにより間接的に連結され
ている方式のどちらにおいても、乗りかご質量及び乗り
かごの負荷質量に働く重力と慣性力との合力は全てプラ
ンジャに対する圧縮荷重として作用する。ところがプラ
ンジャはその構造上、両端支持の長柱となるため、座屈
条件よりプランジャ長に対するプランジャ径が定まって
いた。従って、プランジャ径は乗りかごのストロークが
長くなるほど大きくなるため、低圧かつ大流量の流体圧
ポンプを使用しなければならない。このことが、流体圧
エレベータの製造コストの増大、装置の大型化及び大重
量化を招いている。
【0006】一方、プランジャにより乗りかごを引き上
げる方式の場合、乗りかご質量及び乗りかごの負荷質量
に働く重力と慣性力との合力は全てプランジャに対する
引っ張り荷重として作用するため、座屈条件を考慮する
必要がない。従って、プランジャ径の大幅な縮小が可能
であり、高圧かつ小流量の流体ポンプを用いて駆動で
き、また装置の小型化と軽量化とが図られるという利点
がある。しかし一方では、プランジャの運動方向と乗り
かごの運動方向が反対となるようにしなければならない
ため、プランジャ頂部と昇降路上部とにそれぞれプーリ
を設置し、両プーリにかけ渡したロープを用いて乗りか
ごを駆動する必要がある。このため、昇降路上部のプー
リ固定部及び昇降路下部のシリンダ固定部に引っ張り荷
重が働くため、建屋に負担がかかり、建屋建造コストの
増大を招いている。
げる方式の場合、乗りかご質量及び乗りかごの負荷質量
に働く重力と慣性力との合力は全てプランジャに対する
引っ張り荷重として作用するため、座屈条件を考慮する
必要がない。従って、プランジャ径の大幅な縮小が可能
であり、高圧かつ小流量の流体ポンプを用いて駆動で
き、また装置の小型化と軽量化とが図られるという利点
がある。しかし一方では、プランジャの運動方向と乗り
かごの運動方向が反対となるようにしなければならない
ため、プランジャ頂部と昇降路上部とにそれぞれプーリ
を設置し、両プーリにかけ渡したロープを用いて乗りか
ごを駆動する必要がある。このため、昇降路上部のプー
リ固定部及び昇降路下部のシリンダ固定部に引っ張り荷
重が働くため、建屋に負担がかかり、建屋建造コストの
増大を招いている。
【0007】このプランジャにより乗りかごを引き上げ
る方式の欠点を克服するため、特開昭63-242886号公報
では、昇降路上部にプーリを固定する架台を設け、この
架台より伸ばしたシリンダ保持腕にシリンダを固定する
方式が提案されている。この方式によれば、シリンダ側
プーリと架台側プーリとの間に働く荷重をシリンダ保持
腕に支持させることにより、建屋への荷重負担を減少さ
せることができる。しかし今度はシリンダ保持腕に圧縮
荷重が作用するため、座屈に耐えるようにシリンダ保持
腕の構造を強化しなければならず、シリンダ保持腕の重
量は非常に大きなものとなる。一方建屋は依然、架台側
プーリ、シリンダ保持腕及びシリンダ等の重量を昇降路
上部で支持しなければならない。このため、建屋の荷重
負担軽減効果が減殺される結果となっている。従って、
座屈しない範囲内でシリンダ保持腕の重量を極力軽量化
することが課題となっている。
る方式の欠点を克服するため、特開昭63-242886号公報
では、昇降路上部にプーリを固定する架台を設け、この
架台より伸ばしたシリンダ保持腕にシリンダを固定する
方式が提案されている。この方式によれば、シリンダ側
プーリと架台側プーリとの間に働く荷重をシリンダ保持
腕に支持させることにより、建屋への荷重負担を減少さ
せることができる。しかし今度はシリンダ保持腕に圧縮
荷重が作用するため、座屈に耐えるようにシリンダ保持
腕の構造を強化しなければならず、シリンダ保持腕の重
量は非常に大きなものとなる。一方建屋は依然、架台側
プーリ、シリンダ保持腕及びシリンダ等の重量を昇降路
上部で支持しなければならない。このため、建屋の荷重
負担軽減効果が減殺される結果となっている。従って、
座屈しない範囲内でシリンダ保持腕の重量を極力軽量化
することが課題となっている。
【0008】また、前記特開平4-277180号公報で提案さ
れている方式の流体圧エレベータは、流体圧シリンダと
エネルギ貯蔵装置との間で流体を往復させることによ
り、流体圧制御装置の小型化及び昇降路スペースの縮小
を図るものである。ここで、昇降路スペースの縮小のた
めにはエネルギ貯蔵装置を含めた装置全体を小型化する
ことが望ましいが、一方では、流体圧ポンプやポンプ駆
動用モータの小型化のためにはエネルギ貯蔵装置の大容
量化が望ましいことが分かっている。このため、エネル
ギ貯蔵装置の容量を大きく保ったまま、エネルギ貯蔵装
置を含めた装置全体を小型化することが課題となってい
る。この問題に対しては既に、特開平4-333484号公報に
おいて、シリンダとアキュムレ−タ型エネルギ貯蔵装置
とを一体化して二重筒構造とすることにより装置全体の
小型化を図る手段が提案されている。しかしこの手段に
よっても、エネルギ貯蔵装置の容量を増していくと二重
筒の外径が大きくなり、昇降路スペ−スの縮小を妨げる
という問題点が生じる。
れている方式の流体圧エレベータは、流体圧シリンダと
エネルギ貯蔵装置との間で流体を往復させることによ
り、流体圧制御装置の小型化及び昇降路スペースの縮小
を図るものである。ここで、昇降路スペースの縮小のた
めにはエネルギ貯蔵装置を含めた装置全体を小型化する
ことが望ましいが、一方では、流体圧ポンプやポンプ駆
動用モータの小型化のためにはエネルギ貯蔵装置の大容
量化が望ましいことが分かっている。このため、エネル
ギ貯蔵装置の容量を大きく保ったまま、エネルギ貯蔵装
置を含めた装置全体を小型化することが課題となってい
る。この問題に対しては既に、特開平4-333484号公報に
おいて、シリンダとアキュムレ−タ型エネルギ貯蔵装置
とを一体化して二重筒構造とすることにより装置全体の
小型化を図る手段が提案されている。しかしこの手段に
よっても、エネルギ貯蔵装置の容量を増していくと二重
筒の外径が大きくなり、昇降路スペ−スの縮小を妨げる
という問題点が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の流体圧エレベー
タにあっては、昇降路上部のプーリを固定する架台より
伸ばしたシリンダ保持腕にシリンダを固定する方式は、
建屋への荷重負担を減少させることができるがシリンダ
保持腕に圧縮荷重が作用するため、座屈に耐えるように
シリンダ保持腕の構造を強化しなければならず重量が増
大し、建屋の荷重負担軽減効果が減殺される問題があ
る。
タにあっては、昇降路上部のプーリを固定する架台より
伸ばしたシリンダ保持腕にシリンダを固定する方式は、
建屋への荷重負担を減少させることができるがシリンダ
保持腕に圧縮荷重が作用するため、座屈に耐えるように
シリンダ保持腕の構造を強化しなければならず重量が増
大し、建屋の荷重負担軽減効果が減殺される問題があ
る。
【0010】また、エネルギ貯蔵装置の容量を大きく保
ったまま、エネルギ貯蔵装置を含めた装置全体を小型化
するため、シリンダとアキュムレ−タ型エネルギ貯蔵装
置とを一体化して二重筒構造とすることにより装置全体
の小型化を図り、エネルギ貯蔵装置の容量を増していく
と二重筒の外径が大きくなり、昇降路スペ−スの縮小を
妨げるという問題点が生じる。
ったまま、エネルギ貯蔵装置を含めた装置全体を小型化
するため、シリンダとアキュムレ−タ型エネルギ貯蔵装
置とを一体化して二重筒構造とすることにより装置全体
の小型化を図り、エネルギ貯蔵装置の容量を増していく
と二重筒の外径が大きくなり、昇降路スペ−スの縮小を
妨げるという問題点が生じる。
【0011】本発明の目的は、シリンダ保持腕の座屈に
対する耐性を向上しかつ重量を軽減することのできる流
体圧エレベータを提供することにある。
対する耐性を向上しかつ重量を軽減することのできる流
体圧エレベータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る流体圧エレベータは、上部及び下部の
それぞれのプーリにロープをかけ渡すとともに該ロープ
の一端で乗りかごを吊り、下部のプーリを昇降させる流
体圧シリンダの流体流量を変化させて乗りかごの速度を
制御する流体圧エレベータにおいて、上部のプーリを軸
支するプーリ架台に流体圧シリンダを固定するシリンダ
保持腕を垂設し、シリンダ保持腕に、圧縮荷重に対抗す
る圧力発生手段を付設した構成とする。
め、本発明に係る流体圧エレベータは、上部及び下部の
それぞれのプーリにロープをかけ渡すとともに該ロープ
の一端で乗りかごを吊り、下部のプーリを昇降させる流
体圧シリンダの流体流量を変化させて乗りかごの速度を
制御する流体圧エレベータにおいて、上部のプーリを軸
支するプーリ架台に流体圧シリンダを固定するシリンダ
保持腕を垂設し、シリンダ保持腕に、圧縮荷重に対抗す
る圧力発生手段を付設した構成とする。
【0013】そして流体圧シリンダにより昇降するプー
リを経由して乗りかごにロープをかけ渡し、流体圧シリ
ンダに供給又は流体圧シリンダより排出する流体流量を
変化させて乗りかごの速度を制御する流体圧エレベータ
において、昇降路上部に架設したプーリ架台で少なくと
も一つのプーリを軸支し、プーリ架台に流体圧シリンダ
を固定するシリンダ保持腕を垂設し、シリンダ保持腕
に、乗りかごの昇降時に生じる圧縮荷重に対抗して流体
により内部圧力を発生させる少なくとも一つの中空部を
形成した構成でもよい。
リを経由して乗りかごにロープをかけ渡し、流体圧シリ
ンダに供給又は流体圧シリンダより排出する流体流量を
変化させて乗りかごの速度を制御する流体圧エレベータ
において、昇降路上部に架設したプーリ架台で少なくと
も一つのプーリを軸支し、プーリ架台に流体圧シリンダ
を固定するシリンダ保持腕を垂設し、シリンダ保持腕
に、乗りかごの昇降時に生じる圧縮荷重に対抗して流体
により内部圧力を発生させる少なくとも一つの中空部を
形成した構成でもよい。
【0014】また昇降路上部に架設したプーリ架台で少
なくとも一つのプーリを軸支し、プーリ架台に流体圧シ
リンダを固定するシリンダ保持腕を垂設し、シリンダ保
持腕に、乗りかごの昇降時に生じる圧縮荷重に対抗して
流体により内部圧力を発生させかつシリンダ保持腕の少
なくとも一部を共有するエネルギ貯蔵手段を付設し、流
体圧シリンダと前記エネルギ貯蔵手段とを、流体圧ポン
プ及び制御弁を有する流体圧制御手段を経由して接続し
た構成でもよい。
なくとも一つのプーリを軸支し、プーリ架台に流体圧シ
リンダを固定するシリンダ保持腕を垂設し、シリンダ保
持腕に、乗りかごの昇降時に生じる圧縮荷重に対抗して
流体により内部圧力を発生させかつシリンダ保持腕の少
なくとも一部を共有するエネルギ貯蔵手段を付設し、流
体圧シリンダと前記エネルギ貯蔵手段とを、流体圧ポン
プ及び制御弁を有する流体圧制御手段を経由して接続し
た構成でもよい。
【0015】さらにエネルギ貯蔵手段は、少なくとも一
つのアキュムレータである構成でもよい。
つのアキュムレータである構成でもよい。
【0016】そしてシリンダ保持腕は、それぞれのアキ
ュムレータの高圧気体室の一部として使用する少なくと
も一つの中空部を備えている構成でもよい。
ュムレータの高圧気体室の一部として使用する少なくと
も一つの中空部を備えている構成でもよい。
【0017】またシリンダ保持腕は、それぞれのアキュ
ムレータの流体室と連通する少なくとも一つの中空部を
備えている構成でもよい。
ムレータの流体室と連通する少なくとも一つの中空部を
備えている構成でもよい。
【0018】さらにアキュムレータを複数備え、それぞ
れのアキュムレータの高圧気体室及び流体室のそれぞれ
と、シリンダ保持腕のそれぞれの中空部とを連通した構
成でもよい。
れのアキュムレータの高圧気体室及び流体室のそれぞれ
と、シリンダ保持腕のそれぞれの中空部とを連通した構
成でもよい。
【0019】
【作用】本発明によれば、シリンダ保持腕に中空部等の
圧力発生手段を付設したため、内部に圧縮荷重に対抗す
る流体圧力をかけることにより、シリンダ保持腕の座屈
に対する耐性が向上され、シリンダ保持腕が軽量化され
て建屋の荷重負担が軽減される。
圧力発生手段を付設したため、内部に圧縮荷重に対抗す
る流体圧力をかけることにより、シリンダ保持腕の座屈
に対する耐性が向上され、シリンダ保持腕が軽量化され
て建屋の荷重負担が軽減される。
【0020】またシリンダ保持腕の一部もしくは全体を
エネルギ貯蔵装置と共用させることにより、エネルギ貯
蔵装置の大容量化とエネルギ貯蔵装置を含めた装置全体
の小型化とが両立され、同時にシリンダ保持腕の座屈に
対する耐性が向上されるため、シリンダ保持腕が軽量化
して建屋の荷重負担が軽減され、さらにエネルギ貯蔵装
置を大容量化することにより流体圧ポンプやポンプ駆動
用モータが小型化される。
エネルギ貯蔵装置と共用させることにより、エネルギ貯
蔵装置の大容量化とエネルギ貯蔵装置を含めた装置全体
の小型化とが両立され、同時にシリンダ保持腕の座屈に
対する耐性が向上されるため、シリンダ保持腕が軽量化
して建屋の荷重負担が軽減され、さらにエネルギ貯蔵装
置を大容量化することにより流体圧ポンプやポンプ駆動
用モータが小型化される。
【0021】そして、シリンダ保持腕に複数の中空部を
形成し複数のエネルギ貯蔵装置を用いる場合は、各高圧
気体室又は各流体室を連通させることにより、シリンダ
保持腕内部の圧力管理が一括して行える。
形成し複数のエネルギ貯蔵装置を用いる場合は、各高圧
気体室又は各流体室を連通させることにより、シリンダ
保持腕内部の圧力管理が一括して行える。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照しながら説明
する。図1に示すように、上部及び下部のそれぞれのプ
ーリ1,4,5にロープ6をかけ渡すとともにロープ6
の一端で乗りかご7を吊り、下部のプーリ1を昇降させ
る流体圧シリンダ12の流体流量を変化させて乗りかご
7の速度を制御する流体圧エレベータであって、上部の
プーリ4,5を軸支しかつロープ6の他端を固定したプ
ーリ架台16に流体圧シリンダ12を固定するシリンダ
保持腕17を垂設し、シリンダ保持腕17に、圧縮荷重
に対抗し座屈強度を向上させる圧力発生手段を付設し、
圧力発生手段は、逆止弁33を経由して流体圧ポンプ3
1と連通し乗りかご7の上昇時に流体圧ポンプ31によ
り加圧される加圧室(中空部)27、図9に示す高圧気
体室14と流体室10とよりなるアキュムレータ(エネ
ルギ貯蔵手段)9、又は図10に示す共用されたアキュ
ムレータ9と連通する高圧気体室(中空部)14及び流
体室(中空部)10等で形成されている構成とする。
する。図1に示すように、上部及び下部のそれぞれのプ
ーリ1,4,5にロープ6をかけ渡すとともにロープ6
の一端で乗りかご7を吊り、下部のプーリ1を昇降させ
る流体圧シリンダ12の流体流量を変化させて乗りかご
7の速度を制御する流体圧エレベータであって、上部の
プーリ4,5を軸支しかつロープ6の他端を固定したプ
ーリ架台16に流体圧シリンダ12を固定するシリンダ
保持腕17を垂設し、シリンダ保持腕17に、圧縮荷重
に対抗し座屈強度を向上させる圧力発生手段を付設し、
圧力発生手段は、逆止弁33を経由して流体圧ポンプ3
1と連通し乗りかご7の上昇時に流体圧ポンプ31によ
り加圧される加圧室(中空部)27、図9に示す高圧気
体室14と流体室10とよりなるアキュムレータ(エネ
ルギ貯蔵手段)9、又は図10に示す共用されたアキュ
ムレータ9と連通する高圧気体室(中空部)14及び流
体室(中空部)10等で形成されている構成とする。
【0023】すなわち昇降路の上部にはプーリ架台16
が、建屋側固定部8により建屋に両端支持され、プーリ
架台16にプーリ4,5が回転自在に取り付けられてい
る。プーリ架台16からはシリンダ保持腕17が下方に
伸びており、シリンダ保持腕17の下部にシリンダ取付
プレート38を介してシリンダ(流体圧シリンダ)12
が固定されている。シリンダ12内にはピストン19及
びピストンロッド15が上下動自在に挿入されており、
ピストンロッド15の頂部にプーリ枠11を介してプー
リ1が取り付けられている。エレベータの乗りかご7は
ロープ6の一端に固定されて吊られており、ロープ6の
他端はプーリ5,4及びプーリ1を経て、プーリ架台1
6に固定されている。
が、建屋側固定部8により建屋に両端支持され、プーリ
架台16にプーリ4,5が回転自在に取り付けられてい
る。プーリ架台16からはシリンダ保持腕17が下方に
伸びており、シリンダ保持腕17の下部にシリンダ取付
プレート38を介してシリンダ(流体圧シリンダ)12
が固定されている。シリンダ12内にはピストン19及
びピストンロッド15が上下動自在に挿入されており、
ピストンロッド15の頂部にプーリ枠11を介してプー
リ1が取り付けられている。エレベータの乗りかご7は
ロープ6の一端に固定されて吊られており、ロープ6の
他端はプーリ5,4及びプーリ1を経て、プーリ架台1
6に固定されている。
【0024】乗りかご7を上昇させるには、モータ24
により流体圧ポンプ31を回転させて、油タンク28よ
り逆止弁32を経由してシリンダ12に油等の圧力流体
を供給する。するとピストン19が流体圧を受け、ピス
トンロッド15を介してプーリ1を下方に移動させる。
このプーリ1によりロープ6が下方に引っ張られ、ロー
プ6の一端に固定された乗りかご7が上昇する。このと
き乗りかご速度は、制御弁29により油タンク28に還
流する流体量を調節して制御する。
により流体圧ポンプ31を回転させて、油タンク28よ
り逆止弁32を経由してシリンダ12に油等の圧力流体
を供給する。するとピストン19が流体圧を受け、ピス
トンロッド15を介してプーリ1を下方に移動させる。
このプーリ1によりロープ6が下方に引っ張られ、ロー
プ6の一端に固定された乗りかご7が上昇する。このと
き乗りかご速度は、制御弁29により油タンク28に還
流する流体量を調節して制御する。
【0025】反対に乗りかご7の下降時には、制御弁3
0を開き、乗りかご7の自重を利用してシリンダ12内
の流体を排出する。このとき乗りかご速度は、制御弁3
0によりシリンダ12より油タンク28に排出する流体
流量を調節して制御する。
0を開き、乗りかご7の自重を利用してシリンダ12内
の流体を排出する。このとき乗りかご速度は、制御弁3
0によりシリンダ12より油タンク28に排出する流体
流量を調節して制御する。
【0026】乗りかご7の上昇時及び下降時ともにプー
リ架台16とシリンダ12との間に圧縮荷重が発生する
が、この圧縮荷重はシリンダ保持腕17により支えられ
る。従って建屋側固定部8に、乗りかご7、プーリ架台
16、シリンダ保持腕17、シリンダ取付プレート3
8、シリンダ12、その他の部品の重量及び慣性力の一
部が働く構造となっている。シリンダ保持腕17は中空
構造に形成されており、内部に加圧室27を有する。加
圧室27は逆止弁33を介して流体圧ポンプ31と連通
し、乗りかご7の上昇時に流体圧ポンプ31が流体圧を
発生すると加圧され、流体圧ポンプ31の停止時には逆
止弁33により加圧状態が保持される。
リ架台16とシリンダ12との間に圧縮荷重が発生する
が、この圧縮荷重はシリンダ保持腕17により支えられ
る。従って建屋側固定部8に、乗りかご7、プーリ架台
16、シリンダ保持腕17、シリンダ取付プレート3
8、シリンダ12、その他の部品の重量及び慣性力の一
部が働く構造となっている。シリンダ保持腕17は中空
構造に形成されており、内部に加圧室27を有する。加
圧室27は逆止弁33を介して流体圧ポンプ31と連通
し、乗りかご7の上昇時に流体圧ポンプ31が流体圧を
発生すると加圧され、流体圧ポンプ31の停止時には逆
止弁33により加圧状態が保持される。
【0027】加圧室27内の流体圧がシリンダ保持腕1
7の座屈強度を高めるため、加圧していない状態と比較
してシリンダ保持腕17の外殻を薄くすることができ、
このため重量が低減して建屋への荷重負担が小さくな
る。
7の座屈強度を高めるため、加圧していない状態と比較
してシリンダ保持腕17の外殻を薄くすることができ、
このため重量が低減して建屋への荷重負担が小さくな
る。
【0028】図2は図1の実施例の機械構造部をより具
体的に説明する他の実施例を示す図である。また図3は
その側面図である。図1に示す構成では簡単化のためシ
リンダ保持腕17の加圧室27を一つとしていたが、図
2に示す構成ではプーリ架台16及びシリンダ取付プレ
ート38が片持梁とならないように、シリンダ保持腕1
7の加圧室27を両側に2個に分割してある。また2個
の加圧室27は流体配管13により連通してあり、圧力
源へと接続される。
体的に説明する他の実施例を示す図である。また図3は
その側面図である。図1に示す構成では簡単化のためシ
リンダ保持腕17の加圧室27を一つとしていたが、図
2に示す構成ではプーリ架台16及びシリンダ取付プレ
ート38が片持梁とならないように、シリンダ保持腕1
7の加圧室27を両側に2個に分割してある。また2個
の加圧室27は流体配管13により連通してあり、圧力
源へと接続される。
【0029】図4は本発明の他の実施例を示す図であ
り、図5はその側面図を示す。シリンダロッド15の頂
部にプーリ枠11を介してプーリ1,3が設置され、プ
ーリ架台16にもプーリ2及びプーリ4,5が設置され
ている。ロープ6の一端はプーリ1、プーリ2、プーリ
3、プーリ4及びプーリ5を経て乗りかご7に接続さ
れ、ロープ6の他端はプーリ架台16に固定される。ま
た2個の加圧室27は流体配管13により連通してあ
り、圧力源へと接続される。この構成により乗りかご7
の速度はピストンロッド15の速度の4倍に増幅される
ことになるが、このようにロープ及びプーリの構成が変
化しても本実施例は汎用的に適用できる。
り、図5はその側面図を示す。シリンダロッド15の頂
部にプーリ枠11を介してプーリ1,3が設置され、プ
ーリ架台16にもプーリ2及びプーリ4,5が設置され
ている。ロープ6の一端はプーリ1、プーリ2、プーリ
3、プーリ4及びプーリ5を経て乗りかご7に接続さ
れ、ロープ6の他端はプーリ架台16に固定される。ま
た2個の加圧室27は流体配管13により連通してあ
り、圧力源へと接続される。この構成により乗りかご7
の速度はピストンロッド15の速度の4倍に増幅される
ことになるが、このようにロープ及びプーリの構成が変
化しても本実施例は汎用的に適用できる。
【0030】図6はさらに本発明の他の実施例を示す図
である。シリンダ保持腕17の両側の2本の側板のうち
の一方側に加圧室27を形成し、他方側は両端支持長柱
としたものであり、各プーリは図2に示す配置でもよ
い。このように本実施例においては、加圧室を形成する
複数のシリンダ保持腕の側板と単純梁を形成する複数の
側板とを組み合わせたシリンダ保持腕を用いることが可
能である。
である。シリンダ保持腕17の両側の2本の側板のうち
の一方側に加圧室27を形成し、他方側は両端支持長柱
としたものであり、各プーリは図2に示す配置でもよ
い。このように本実施例においては、加圧室を形成する
複数のシリンダ保持腕の側板と単純梁を形成する複数の
側板とを組み合わせたシリンダ保持腕を用いることが可
能である。
【0031】次に図7に本発明の他の実施例を示す。本
実施例の加圧室27は、逆止弁33及びジョイント34
を経由して、モータ36により駆動される流体圧ポンプ
35に接続されている。すなわち、加圧室27への圧力
の供給をエレベータ駆動用の流体圧源に頼らず、別置き
の流体圧ポンプ35に依存していることが特徴である。
モータ36及び流体圧ポンプ35をジョイント34で切
離すことができるため、設置時及び維持整備時のみ接続
して流体圧ポンプ35で加圧することにより、複数台の
エレベータに対して1つの加圧装置、つまり流体圧ポン
プ35があればよいことになる。またこの場合、加圧室
27に供給する流体は液体でも気体でもよく、例えば空
気を利用することにより維持管理の低コスト化を図るこ
とができる。
実施例の加圧室27は、逆止弁33及びジョイント34
を経由して、モータ36により駆動される流体圧ポンプ
35に接続されている。すなわち、加圧室27への圧力
の供給をエレベータ駆動用の流体圧源に頼らず、別置き
の流体圧ポンプ35に依存していることが特徴である。
モータ36及び流体圧ポンプ35をジョイント34で切
離すことができるため、設置時及び維持整備時のみ接続
して流体圧ポンプ35で加圧することにより、複数台の
エレベータに対して1つの加圧装置、つまり流体圧ポン
プ35があればよいことになる。またこの場合、加圧室
27に供給する流体は液体でも気体でもよく、例えば空
気を利用することにより維持管理の低コスト化を図るこ
とができる。
【0032】図8は本発明の他の実施例を示す図であ
る。シリンダ保持腕17の加圧室27は、逆止弁33及
び制御弁37を経由して、モータ24により駆動される
双方向流体圧ポンプ23に接続されている。エレベータ
上昇時には制御弁37を閉じたまま双方向流体圧ポンプ
23によりシリンダ12に流体を供給し、エレベータ下
降時には制御弁37を開いて双方向流体圧ポンプ23及
び乗りかご7の自重によりシリンダ12より流体を排出
する。このとき、乗りかご7の速度は双方向流体圧ポン
プ23の回転数を調節してシリンダ12へ給排する流体
量を変化させて制御する。この方式による駆動装置(流
体圧制御手段)を用いた場合でも本発明を適用でき、加
圧室27はエレベータ上昇時に双方向流体圧ポンプ23
が流体圧を発生すると加圧され、双方向流体圧ポンプ2
3の停止時には逆止弁33により加圧状態が保持され
る。
る。シリンダ保持腕17の加圧室27は、逆止弁33及
び制御弁37を経由して、モータ24により駆動される
双方向流体圧ポンプ23に接続されている。エレベータ
上昇時には制御弁37を閉じたまま双方向流体圧ポンプ
23によりシリンダ12に流体を供給し、エレベータ下
降時には制御弁37を開いて双方向流体圧ポンプ23及
び乗りかご7の自重によりシリンダ12より流体を排出
する。このとき、乗りかご7の速度は双方向流体圧ポン
プ23の回転数を調節してシリンダ12へ給排する流体
量を変化させて制御する。この方式による駆動装置(流
体圧制御手段)を用いた場合でも本発明を適用でき、加
圧室27はエレベータ上昇時に双方向流体圧ポンプ23
が流体圧を発生すると加圧され、双方向流体圧ポンプ2
3の停止時には逆止弁33により加圧状態が保持され
る。
【0033】また図9は本発明の他の実施例を示す図で
ある。本実施例は、エネルギ貯蔵装置を用いる方式の流
体圧エレベータに対して、本発明を適用したものであ
る。すなわち、まずアキュムレータ9は、制御弁21を
経由して、モータ24により駆動される双方向流体圧ポ
ンプ23の一端に接続されており、双方向流体圧ポンプ
23の他端は制御弁22を介してシリンダ12に接続さ
れている。エレベータの上昇時には制御弁21を開いて
双方向流体圧ポンプ23によりアキュムレータ9よりシ
リンダ12に流体を供給し、エレベータの下降時には制
御弁22を開いて双方向流体圧ポンプ23によりシリン
ダ12よりアキュムレータ9へ流体を排出する。アキュ
ムレータ9は、ブラダ18もしくはピストンにより圧力
調整ガスを封入する高圧気体室14と流体室10とに分
離されており、またその構造の一部又は全部をシリンダ
保持腕17と共用している。この構成により、アキュム
レータ9内の圧力によりシリンダ保持腕17の座屈強度
を高めるとともに、装置全体の小型化とアキュムレータ
9の大容量化の同時実現が可能となる。
ある。本実施例は、エネルギ貯蔵装置を用いる方式の流
体圧エレベータに対して、本発明を適用したものであ
る。すなわち、まずアキュムレータ9は、制御弁21を
経由して、モータ24により駆動される双方向流体圧ポ
ンプ23の一端に接続されており、双方向流体圧ポンプ
23の他端は制御弁22を介してシリンダ12に接続さ
れている。エレベータの上昇時には制御弁21を開いて
双方向流体圧ポンプ23によりアキュムレータ9よりシ
リンダ12に流体を供給し、エレベータの下降時には制
御弁22を開いて双方向流体圧ポンプ23によりシリン
ダ12よりアキュムレータ9へ流体を排出する。アキュ
ムレータ9は、ブラダ18もしくはピストンにより圧力
調整ガスを封入する高圧気体室14と流体室10とに分
離されており、またその構造の一部又は全部をシリンダ
保持腕17と共用している。この構成により、アキュム
レータ9内の圧力によりシリンダ保持腕17の座屈強度
を高めるとともに、装置全体の小型化とアキュムレータ
9の大容量化の同時実現が可能となる。
【0034】図10は図9に示す実施例の機械構造部を
より具体的に説明する図である。本実施例は、アキュム
レータ9の構造全体がシリンダ保持腕と共用になってい
る。また、プーリ架台16及びシリンダ取付プレート3
8の荷重負担を軽減するため、アキュムレータ9が複数
個に分割されている。シリンダ保持腕の加圧室を単純に
加圧する場合と異なり、アキュムレータ9とシリンダ保
持腕17の構造とを共用するため内部にピストン20が
設けられており、高圧気体室14と流体室10とが分離
されている。
より具体的に説明する図である。本実施例は、アキュム
レータ9の構造全体がシリンダ保持腕と共用になってい
る。また、プーリ架台16及びシリンダ取付プレート3
8の荷重負担を軽減するため、アキュムレータ9が複数
個に分割されている。シリンダ保持腕の加圧室を単純に
加圧する場合と異なり、アキュムレータ9とシリンダ保
持腕17の構造とを共用するため内部にピストン20が
設けられており、高圧気体室14と流体室10とが分離
されている。
【0035】図11は本発明の他の実施例を示す図であ
る。本実施例は、アキュムレータ9の構造の一部がシリ
ンダ保持腕と共用になっている。このような構造とする
ことにより、既存のアクチュエータと構造材とを用いて
シリンダ保持腕を形成することが可能となる。
る。本実施例は、アキュムレータ9の構造の一部がシリ
ンダ保持腕と共用になっている。このような構造とする
ことにより、既存のアクチュエータと構造材とを用いて
シリンダ保持腕を形成することが可能となる。
【0036】図12は、複数個のアキュムレータ9の高
圧気体室14を連通管25で連通させ、さらに連通管2
5に給気口26を設置する他の実施例である。この構成
により、アキュムレータ9が複数個に分割された場合で
も各アキュムレータ内の圧力を一致させることができる
とともに、アキュムレータ9の高圧気体室14への給気
を一括して行うことができる。
圧気体室14を連通管25で連通させ、さらに連通管2
5に給気口26を設置する他の実施例である。この構成
により、アキュムレータ9が複数個に分割された場合で
も各アキュムレータ内の圧力を一致させることができる
とともに、アキュムレータ9の高圧気体室14への給気
を一括して行うことができる。
【0037】図13は、シリンダ保持腕の加圧室をアキ
ュムレータの高圧気体室として用いる他の実施例であ
る。外置きのアキュムレータ9は、ブラダ18により分
離される高圧気体室14と流体室10とを有し、高圧気
体室14とシリンダ保持腕17の加圧室27とを連通管
25により接続している。この構成では、シリンダ保持
腕17内にピストンを設ける必要がなく、シリンダ保持
腕17の内面部を切削もしくは研削せずに用いることが
可能である。したがって装置製作の困難さを回避しなが
らアキュムレ−タ9の高圧気体室14の大容量化を図る
ことができる。
ュムレータの高圧気体室として用いる他の実施例であ
る。外置きのアキュムレータ9は、ブラダ18により分
離される高圧気体室14と流体室10とを有し、高圧気
体室14とシリンダ保持腕17の加圧室27とを連通管
25により接続している。この構成では、シリンダ保持
腕17内にピストンを設ける必要がなく、シリンダ保持
腕17の内面部を切削もしくは研削せずに用いることが
可能である。したがって装置製作の困難さを回避しなが
らアキュムレ−タ9の高圧気体室14の大容量化を図る
ことができる。
【0038】図14は、シリンダ保持腕17の加圧室2
7を外置きのアキュムレータ9の流体室10と連通させ
る他の実施例である。この構成でも加圧室27に流体圧
がかかるため、シリンダ保持腕17の座屈強度を向上さ
せる効果は望めるが、装置全体の小型化とアキュムレー
タの大容量化とを両立させる効果はない。しかし、シリ
ンダ保持腕内にピストンを設ける必要がなく、また既存
のアキュムレータをそのまま流用できるため製造コスト
が低いので、昇降路スペースに余裕があり装置の小型化
が重要でない場合には有効な構成となる。
7を外置きのアキュムレータ9の流体室10と連通させ
る他の実施例である。この構成でも加圧室27に流体圧
がかかるため、シリンダ保持腕17の座屈強度を向上さ
せる効果は望めるが、装置全体の小型化とアキュムレー
タの大容量化とを両立させる効果はない。しかし、シリ
ンダ保持腕内にピストンを設ける必要がなく、また既存
のアキュムレータをそのまま流用できるため製造コスト
が低いので、昇降路スペースに余裕があり装置の小型化
が重要でない場合には有効な構成となる。
【0039】本発明によれば、シリンダ保持腕を中空構
造として内部に気体あるいは液体により流体圧力をかけ
ることにより、シリンダ保持腕構造の座屈に対する耐性
を向上させることができ、シリンダ保持腕の軽量化及び
建屋負担の軽減、さらには建屋建造コストの低減という
効果をもたらす。
造として内部に気体あるいは液体により流体圧力をかけ
ることにより、シリンダ保持腕構造の座屈に対する耐性
を向上させることができ、シリンダ保持腕の軽量化及び
建屋負担の軽減、さらには建屋建造コストの低減という
効果をもたらす。
【0040】またエネルギ貯蔵装置を備えた方式の流体
圧エレベータについては、シリンダ保持腕の一部もしく
は全体部をエネルギ貯蔵装置と共用させることにより、
エネルギ貯蔵装置の大容量化とエネルギ貯蔵装置を含め
た装置全体の小型化を両立させ、同時にシリンダ保持腕
構造の座屈に対する耐性を向上させることができるた
め、シリンダ保持腕の軽量化及び建屋の荷重負担の軽減
が図れる。このことは、エレベータの小型かつ軽量化、
エレベータ製造コスト及び建屋建造コストの低減、とい
う効果をもたらす。またエネルギ貯蔵装置と保持腕構造
の共用化により、エレベータ駆動装置全体における部品
点数の低減が図れるため、装置の信頼性向上という効果
が得られる。
圧エレベータについては、シリンダ保持腕の一部もしく
は全体部をエネルギ貯蔵装置と共用させることにより、
エネルギ貯蔵装置の大容量化とエネルギ貯蔵装置を含め
た装置全体の小型化を両立させ、同時にシリンダ保持腕
構造の座屈に対する耐性を向上させることができるた
め、シリンダ保持腕の軽量化及び建屋の荷重負担の軽減
が図れる。このことは、エレベータの小型かつ軽量化、
エレベータ製造コスト及び建屋建造コストの低減、とい
う効果をもたらす。またエネルギ貯蔵装置と保持腕構造
の共用化により、エレベータ駆動装置全体における部品
点数の低減が図れるため、装置の信頼性向上という効果
が得られる。
【0041】さらに、保持腕及びエネルギ貯蔵装置を複
数個用いる場合について、各装置の高圧気体室又は流体
室を連通させることにより、内部の圧力管理又は加圧を
一括して行うことができ、設置後の維持整備の容易化と
いう効果が得られる。
数個用いる場合について、各装置の高圧気体室又は流体
室を連通させることにより、内部の圧力管理又は加圧を
一括して行うことができ、設置後の維持整備の容易化と
いう効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダ保持腕に圧力
発生手段を付設したため、座屈強度が向上して軽量化に
よる建屋の荷重負担が軽減され、またエネルギ貯蔵手段
の大容量化と駆動装置の小型化とが図られてエレベータ
装置が小型軽量化され、そして駆動装置の部品点数が低
減するため、維持整備が容易となりかつ信頼性が向上す
る効果がある。
発生手段を付設したため、座屈強度が向上して軽量化に
よる建屋の荷重負担が軽減され、またエネルギ貯蔵手段
の大容量化と駆動装置の小型化とが図られてエレベータ
装置が小型軽量化され、そして駆動装置の部品点数が低
減するため、維持整備が容易となりかつ信頼性が向上す
る効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すシリンダ保持腕の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図8】本発明の他の実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図9】本発明の他の実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図10】本発明の他の実施例を示すシリンダ保持腕の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すシリンダ保持腕の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図12】本発明の他の実施例を示すシリンダ保持腕の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図13】本発明の他の実施例を示すシリンダ保持腕の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図14】本発明の他の実施例を示すシステム構成図で
ある。
ある。
1〜5 プーリ 6 ロープ 7 乗りかご 9 アキュムレータ 10 流体室 12 流体圧シリンダ 14 高圧気体室 15 ピストンロッド 16 プーリ架台 17 シリンダ保持腕 19 ピストン 25 連通管 27 加圧室 38 シリンダ取付プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 首藤 克治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 荒川 淳 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 簀河原 準 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 佐々木 英一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 上部及び下部のそれぞれのプーリにロー
プをかけ渡すとともに該ロープの一端で乗りかごを吊
り、前記下部のプーリを昇降させる流体圧シリンダの流
体流量を変化させて前記乗りかごの速度を制御する流体
圧エレベータにおいて、前記上部のプーリを軸支するプ
ーリ架台に前記流体圧シリンダを固定するシリンダ保持
腕を垂設し、該シリンダ保持腕に、圧縮荷重に対抗する
圧力発生手段を付設したことを特徴とする流体圧エレベ
ータ。 - 【請求項2】 流体圧シリンダにより昇降するプーリを
経由して乗りかごにロープをかけ渡し、前記流体圧シリ
ンダに供給又は該流体圧シリンダより排出する流体流量
を変化させて前記乗りかごの速度を制御する流体圧エレ
ベータにおいて、昇降路上部に架設したプーリ架台で少
なくとも一つのプーリを軸支し、前記プーリ架台に前記
流体圧シリンダを固定するシリンダ保持腕を垂設し、該
シリンダ保持腕に、前記乗りかごの昇降時に生じる圧縮
荷重に対抗して流体により内部圧力を発生させる少なく
とも一つの中空部を形成したことを特徴とする流体圧エ
レベータ。 - 【請求項3】 流体圧シリンダにより昇降するプーリを
経由して乗りかごにロープをかけ渡し、前記流体圧シリ
ンダに供給又は該流体圧シリンダより排出する流体の流
量を変化させて前記乗りかごの速度を制御する流体圧エ
レベータにおいて、昇降路上部に架設したプーリ架台で
少なくとも一つのプーリを軸支し、前記プーリ架台に前
記流体圧シリンダを固定するシリンダ保持腕を垂設し、
該シリンダ保持腕に、前記乗りかごの昇降時に生じる圧
縮荷重に対抗して流体により内部圧力を発生させかつ前
記シリンダ保持腕の少なくとも一部を共有するエネルギ
貯蔵手段を付設し、前記流体圧シリンダと前記エネルギ
貯蔵手段とを、流体圧ポンプ及び制御弁を有する流体圧
制御手段を経由して接続したことを特徴とする流体圧エ
レベータ。 - 【請求項4】 エネルギ貯蔵手段は、少なくとも一つの
アキュムレータであることを特徴とする請求項3記載の
流体圧エレベータ。 - 【請求項5】 シリンダ保持腕は、それぞれのアキュム
レータの高圧気体室の一部として使用する少なくとも一
つの中空部を備えていることを特徴とする請求項4記載
の流体圧エレベータ。 - 【請求項6】 シリンダ保持腕は、それぞれのアキュム
レータの流体室と連通する少なくとも一つの中空部を備
えていることを特徴とする請求項4又は5記載の流体圧
エレベータ。 - 【請求項7】 アキュムレータを複数備え、それぞれの
アキュムレータの高圧気体室及び流体室のそれぞれと、
シリンダ保持腕のそれぞれの中空部とを連通したことを
特徴とする請求項3〜6のいずれか1項記載の流体圧エ
レベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873594A JPH082855A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 流体圧エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873594A JPH082855A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 流体圧エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082855A true JPH082855A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15228950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13873594A Pending JPH082855A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 流体圧エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082855A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103979388A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-13 | 马健勇 | 无机房无底坑无障碍电梯 |
| CN115750247A (zh) * | 2022-12-10 | 2023-03-07 | 杭州玖聚能源科技有限公司 | 一种利用重力势能储能和发电的装置 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP13873594A patent/JPH082855A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103979388A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-13 | 马健勇 | 无机房无底坑无障碍电梯 |
| CN115750247A (zh) * | 2022-12-10 | 2023-03-07 | 杭州玖聚能源科技有限公司 | 一种利用重力势能储能和发电的装置 |
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