JPH08287478A - フォーカス制御装置 - Google Patents

フォーカス制御装置

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Publication number
JPH08287478A
JPH08287478A JP7094878A JP9487895A JPH08287478A JP H08287478 A JPH08287478 A JP H08287478A JP 7094878 A JP7094878 A JP 7094878A JP 9487895 A JP9487895 A JP 9487895A JP H08287478 A JPH08287478 A JP H08287478A
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JP
Japan
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error signal
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focus error
noise
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Pending
Application number
JP7094878A
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English (en)
Inventor
Masaya Kuwabara
雅弥 桑原
Yasuhiro Tai
康裕 田井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7094878A priority Critical patent/JPH08287478A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも2種類以上の光学式記録媒体を情
報の記録あるいは再生のいずれかをする装置のフォーカ
ス制御装置において安定なフォーカス引き込み動作およ
び制御特性に優れ、且つ安定なフォーカス制御ループを
実現するフォーカス制御装置を実現することを目的とす
る。 【構成】 少なくとも2種類以上の雑音除去特性を有
し、特性切り替え信号により雑音除去特性を切り替える
雑音除去手段17−1、17ー2を備え、2種類以上の
記録媒体の種類を識別する記録媒体識別手段16の出力
に応じて特性切り替え信号とすることにより、フォーカ
スエラー信号に重畳される雑音成分をフォーカスエラー
信号を減衰させることなく取り除き、正確にフォーカス
エラー信号を測定することにより安定なフォーカス引き
込み動作することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2種類以上
の再生専用と記録再生可能型の光ディスクに代表される
光学式記録媒体(以下ディスクと示す)を少なくとも記
録あるいは再生のいずれかをする装置におけるフォーカ
ス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年光ディスクは、記録密度が高い、非
接触で記録再生ができるため媒体の寿命が長い、ランダ
ムアクセスがテープなどの媒体に比べ格段に早い等の性
能を有し、再生専用機としてのCD、VLPや、記録再
生機としての、画像ファイル、データファイル、文書フ
ァイルなど数多くの提案がなされている。
【0003】上記した装置における従来のフォーカス制
御装置の構成図を図5に示す。図5を用いて従来のフォ
ーカス制御装置の動作を説明する。図5において50は
光ビームをディスク上に照射する光学ヘッドであり、駆
動信号により対物レンズを駆動し光ビームの焦点位置を
移動させ、かつ焦点位置の偏差をフォーカスエラー信号
として出力するものである。また51は光学ヘッドから
出力されるフォーカスエラー信号のゲインを変化させる
ゲイン可変手段、52はフォーカス制御のループを安定
にする補償手段、53は光学ヘッドの対物レンズを上下
させる信号を生成するアップダウン信号生成手段、54
は補償手段52とアップダウン信号生成手段53の出力
を切り替える切り替え手段、55は切り替え手段54の
出力を増幅し光学ヘッドを駆動する駆動手段、57はゲ
イン可変手段51の出力に含まれる雑音を除去する雑音
除去手段、58は雑音除去手段57の出力振幅を測定す
るフォーカスエラー信号振幅測定手段、59は切り替え
手段54に切り替え信号を出力する引き込みタイミング
生成手段である。
【0004】まず、引き込みタイミング生成手段59が
切り替え手段54に指令を出し、アップダウン信号生成
手段53の出力を選択する。アップダウン信号生成手段
53は光学ヘッド50の対物レンズを上下に移動させる
ための指令信号、例えば三角波信号あるいは矩形波信号
等を出力し、その指令信号は切り替え手段54を通って
駆動手段55に入力され、駆動手段で電力増幅された後
光学ヘッドへ入力される。光学ヘッド50の対物レンズ
はアップダウン信号生成手段53の出力信号に応じて上
下に動き、光ビームの焦点位置の偏差をフォーカスエラ
ー信号として出力する。フォーカスエラー信号は図3
(a)に示す信号であり、ディスク上のアドレス部やデ
ータピット等の影響によりノイズが重畳されている。光
学ヘッド50の出力であるフォーカスエラー信号はゲイ
ン可変手段51を通り、雑音除去手段57で雑音成分が
減衰させられ、引き込みタイミング生成手段59及びフ
ォーカスエラー信号振幅測定手段58に入力される。フ
ォーカスエラー信号振幅測定手段58ではフォーカスエ
ラー信号の信号振幅を測定し、この測定結果をゲイン可
変手段51に入力し、フォーカスエラー信号の振幅が適
切なレベルとなるように測定したフォーカスエラー信号
振幅に応じてゲイン可変手段51のゲインを変更する。
また、フォーカスエラー信号振幅測定手段58の出力は
引き込みタイミング生成手段59に入力され、フォーカ
ス制御ループを閉じるタイミングを生成するフォーカス
引き込みレベルを設定する。同様にアップダウン信号生
成手段53から再度アップダウン指令信号を出力し、切
り替え手段54、駆動手段55を通して光学ヘッド50
に加えられ、光学ヘッド50の焦点位置が移動する。フ
ォーカスエラー信号はゲイン可変手段51、雑音除去手
段57を通り引き込みタイミング生成手段59へ入力さ
れ、先に設定されたフォーカス引き込みレベルと比較さ
れ、所定のレベルに達した時引き込みタイミング生成手
段59より引き込み指令が切り替え手段54に出力され
アップダウン信号生成手段53の出力が切り放され、補
償手段52の出力が選択されフォーカス制御ループが閉
じられる。光ビームの焦点位置の偏差であるフォーカス
エラー信号はゲイン可変手段51、補償手段52、切り
替え手段54、駆動手段55を順次通って光学ヘッド5
0に入力され焦点位置の偏差がなくなるよう対物レンズ
を移動させる。以上の動作により、フォーカス制御ルー
プが閉じられ、光ビームの焦点がディスク上に合焦す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のフォーカス制御装置では、ディスク上のアドレス部
やデータピット等の影響により雑音が重畳されているフ
ォーカスエラー信号から雑音成分を取り除く雑音除去手
段の特性がディスクの種類によらず同じであるため、複
数の種類のディスクを使用する場合に、ディスク種類に
よってフォーカスエラー信号に重畳する雑音成分の周波
数が異なったり、ディスクの面振れ量が異なる場合にお
いて十分に雑音成分を除去できなかったり、あるいはフ
ォーカスエラー信号の基本成分を減衰させてしまい、正
確なフォーカスエラー信号の振幅測定をできないことが
ある。例えば、ディスクとして記録再生可能な光ディス
クと、CD等の再生専用の光ディスクを使用する場合で
は、一般に記録再生可能な光ディスクは記録動作に対応
するため再生専用光ディスクに対し、面振れ量が小さく
抑えられている。しかし、ディスク上にはアドレス情報
が刻まれており、比較的低い成分の雑音成分がフォーカ
スエラー信号に重畳する。一方CD等の再生専用光ディ
スクではフォーカスエラー信号に重畳するノイズ成分は
ディスク上のピットによるものが主でありその周波数成
分は比較的高い。しかし記録再生可能な光ディスクに対
し、面振れ量の規格値は大きくなっている。この場合、
記録再生可能な光ディスクに含まれる雑音成分を十分除
去できるように、雑音除去手段のカットオフ周波数を低
く設定すると再生専用光ディスクにおいては面振れ量が
大きいため光ビームの焦点位置が変動する速度が大き
く、図3に示すようにS字状に出力されるフォーカスエ
ラー信号の基本成分の周波数が高くなり、カットオフ周
波数の低い雑音除去手段ではフォーカスエラー信号の基
本成分自身を減衰させてしまい、正確なフォーカスエラ
ー信号振幅を測定することはできない。逆に再生専用デ
ィスクにおいてフォーカスエラー信号の基本成分が減衰
しないよう、雑音除去手段のカットオフ周波数を高く設
定すると、記録再生光ディスクのアドレス部によるフォ
ーカスエラー信号への雑音を十分減衰させることができ
ず、正確なフォーカスエラー信号の測定ができない。
【0006】従って、従来のフォーカス制御装置では、
複数の種類のディスクを使用する場合、正確にフォーカ
スエラー信号の振幅を測定することができず、フォーカ
スエラー信号振幅により設定する引き込みレベルやゲイ
ン可変手段の設定に誤差が発生し、安定なフォーカス制
御の引き込み動作ができなかったり、フォーカス制御ル
ープのゲインを適切にすることができずに制御性能が劣
化したり制御系が不安定になってしまう問題を有してい
た。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、少なくとも2種類以上の再生専用と記録再生型の光
ディスクに代表される光学式記録媒体を少なくとも記録
あるいは再生のいずれかをする装置の安定なフォーカス
引き込み動作及び制御特性に優れ、且つ安定なフォーカ
ス制御ループを実現するフォーカス制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のフォーカス制御装置は、少なくとも2種類以
上の再生専用と記録再生型の光ディスクに代表される光
学式記録媒体を少なくとも情報の記録あるいは再生のい
ずれかをする装置において、光ビームを記録媒体上に照
射し対物レンズを駆動し光ビームの焦点位置を移動さ
せ、かつ焦点位置の偏差をフォーカスエラー信号として
出力する光学ヘッドと、フォーカス制御のループを安定
にする補償手段と、光学ヘッドの対物レンズを上下させ
る指令信号を生成するアップダウン信号生成手段と、前
記補償手段あるいは前記アップダウン信号生成手段の出
力のいずれかを切り替える切り替え手段と、前記切り替
え手段の出力を増幅し光学ヘッドを駆動する駆動手段
と、前記フォーカスエラー信号の少なくとも2種類以上
の雑音を除去する特性を有し、特性切り替え信号により
雑音除去特性を切り替える雑音除去手段と、フォーカス
エラー信号と一定の電圧値を比較する比較手段と、前記
比較手段のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、パ
ルス幅の測定値に応じて特性切り替え信号を発生する演
算手段と前記演算手段の出力あるいは2種類以上の光学
式記録媒体の種類を識別する記録媒体識別手段を有し、
前記記録媒体識別手段の出力を前記特性切り替え信号と
し、雑音を除去したフォーカスエラー信号によりフォー
カス引き込み位置を決定し、フォーカス引き込みタイミ
ングを生成するタイミング生成手段を備えることを特徴
とする。
【0009】
【作用】上記構成によって、複数の種類の記録媒体を使
用する場合においても、記録媒体の種類を記録媒体識別
手段により識別あるいはフォーカスエラー信号と一定の
電圧値を比較し比較手段の出力であるパルス幅の測定値
に応じて雑音除去手段の特性を変化させるので異なる種
類の記録媒体によってフォーカスエラー信号に重畳する
雑音成分の周波数が異なったり、フォーカスエラー信号
の基本周波数成分が異なる場合においても、フォーカス
エラー信号の基本成分を減衰させることなく十分に雑音
成分を除去することができる。
【0010】例えば、ディスクとして記録再生可能な光
ディスクと、CD等の再生専用の光ディスクを使用する
場合では、記録再生可能な光ディスクを使用する場合は
雑音除去手段のカットオフ周波数を低く設定することに
より十分にディスク上のアドレス部による雑音を除去す
ることができ、また面振れ量が少ないため光ビームの焦
点位置の移動する速度は大きくなく、S字状のフォーカ
スエラー信号の基本成分が雑音除去手段により減衰させ
られることがなく正確にフォーカスエラー信号振幅が測
定でき、また再生専用光ディスクを使用する場合は雑音
除去手段のカットオフ周波数を高く設定することにより
フォーカスエラー信号の基本成分が減衰せず、またフォ
ーカスエラー信号に重畳する雑音成分の周波数帯域が高
いため十分に雑音を除去することができ正確なフォーカ
スエラー信号振幅の測定ができる。
【0011】従って、複数のディスクを使用する場合に
おいても正確にフォーカスエラー信号の振幅を測定する
ことができるので、フォーカスエラー信号振幅により設
定する引き込みレベルやゲイン可変手段の設定を正確に
行うことができる。その結果、安定なフォーカス制御の
引き込み動作や、適切なフォーカス制御ループのゲイン
設定によって安定で優れた制御性能を実現できる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1は本発明に係るフォーカス制御装置の
構成図、図2は図1に示す雑音除去手段17−1、17
−2および雑音除去特性切り替え手段の回路図、図3は
フォーカスエラー信号の波形図、図4は実施例における
フォーカス引き込みタイミング図である。
【0014】図1において、10は光ビームをディスク
上に照射する光学ヘッドであり、駆動信号により対物レ
ンズ10aを駆動し光ビームの焦点位置を移動させ、か
つ焦点位置の偏差であるフォーカスエラー信号を出力す
るものである。また11は光学ヘッドから出力されるフ
ォーカスエラー信号のゲインを変化させ、フォーカスエ
ラー信号振幅を適切なレベルにし、フォーカス制御ルー
プのゲインを調節するためのゲイン可変手段、12はフ
ォーカス制御のループを安定にする補償手段、13は光
学ヘッドの対物レンズを上下させる信号を生成するアッ
プダウン信号生成手段、14は補償手段12とアップダ
ウン信号生成手段13の出力を切り替える切り替え手
段、15は切り替え手段14の出力を増幅し光学ヘッド
を駆動する駆動手段、16はディスクの種類を識別する
ディスク識別手段、17−1および17−2はゲイン可
変手段11の出力に含まれる雑音を除去する雑音除去手
段、20はディスク識別手段16の出力により適切な雑
音除去手段を切り替える雑音除去特性切り替え手段、1
8は適切な雑音除去手段により雑音除去されたフォーカ
スエラー信号の出力振幅を測定するフォーカスエラー信
号振幅測定手段、19は切り替え手段14に切り替え信
号を出力する引き込みタイミング生成手段である。
【0015】まず、ディスク識別手段16により、使用
されるディスクの種類が識別される。ディスク識別手段
の識別結果に応じて雑音除去手段17−1あるいは17
−2のいずれかが雑音除去特性切り替え手段20により
雑音除去特性が適切になるよう設定される。例えば、記
録再生光ディスクのようにディスク上に刻まれたアドレ
ス部により比較的低い周波数成分の雑音がフォーカスエ
ラー信号に重畳され、またディスク面振れ量が大きくな
いためディスクの面振れによる光ビームの焦点移動の速
度が小さい、すなわちフォーカスエラー信号の基本成分
の周波数成分が低い光ディスクの場合は雑音除去手段1
7のカットオフ周波数を低く設定する。また、CD等の
再生専用光ディスクのように、フォーカスエラー信号に
重畳される雑音成分は既に記録されている情報ピットに
よるもので周波数帯域は高いが、ディスクの面振れ量が
大きいため光ビームの焦点位置の移動速度が大きく、S
字状のフォーカスエラー信号の基本成分の周波数が高い
場合は雑音除去手段のカットオフ周波数を高く設定す
る。具体的な回路例として図2に示す様な抵抗R1コン
デンサC1、バッファアンプA1と同様の構成で値の異
なる抵抗R2コンデンサC2、バッファアンプA2と、
さらにA1とA2の信号をディスク識別手段の出力に応
じて切り替える切り替え手段のスイッチで構成すること
ができるが、これに限定されるものではない。
【0016】次に、引き込みタイミング生成手段19が
切り替え手段14に指令を出し、アップダウン信号生成
手段13の出力を選択する。アップダウン信号生成手段
13は光学ヘッド10の対物レンズ10aを上下に移動
させるための指令信号、例えば図4(b)に示すような
三角波信号あるいは矩形波信号等を出力し、その指令信
号は切り替え手段14を通って駆動手段15に入力さ
れ、駆動手段で電力増幅された後光学ヘッドへ入力され
る。光学ヘッド10の対物レンズ10aはアップダウン
信号生成手段13の出力信号に応じて上下に動き、光ビ
ームの焦点位置の偏差を図4(e)の様なフォーカスエ
ラー信号として出力する。フォーカスエラー信号は拡大
すると図3(a)に示す様な波形の信号であり、ディス
ク1上のアドレス部やデータピット等の影響によりノイ
ズが重畳されている。光学ヘッド10の出力であるフォ
ーカスエラー信号はゲイン可変手段11を通り、雑音除
去手段17−1、17−2で雑音除去され、適切な雑音
除去手段を切り替える雑音除去特性切り替え手段20に
よりフォーカスエラー信号の基本成分が減衰させられる
ことなく雑音成分が減衰され、引き込みタイミング生成
手段19及びフォーカスエラー信号振幅測定手段18に
入力される。フォーカスエラー信号振幅測定手段18で
はフォーカスエラー信号の信号振幅を測定し、この測定
結果をゲイン可変手段11に入力し、フォーカスエラー
信号の振幅が適切なレベルとなるように測定したフォー
カスエラー信号振幅に応じてゲイン可変手段11のゲイ
ンを変更する。また、フォーカスエラー信号振幅測定手
段18およびディスク識別手段16の出力は引き込みタ
イミング生成手段19に入力され、引き込み動作切り替
え時の時間遅れ等を考慮したフォーカス制御ループを閉
じるタイミングを生成するフォーカス引き込みレベルを
設定する。同様にアップダウン信号生成手段13から再
度アップダウン指令信号を出力し、切り替え手段14、
駆動手段15を通して光学ヘッド10に加えられ、光学
ヘッド10の焦点位置が移動する。フォーカスエラー信
号はゲイン可変手段11、雑音除去手段17を通り引き
込みタイミング生成手段19へ入力され、先に設定され
たフォーカス引き込みレベルと比較され、所定のレベル
に達した時引き込みタイミング生成手段19より引き込
み指令が切り替え手段14に出力されアップダウン信号
生成手段13の出力が切り放され、補償手段12の出力
が選択されフォーカス制御ループが閉じられる。光ビー
ムの焦点位置の偏差であるフォーカスエラー信号はゲイ
ン可変手段11、補償手段12、切り替え手段14、駆
動手段15を順次通って光学ヘッド10に入力され焦点
位置の偏差がなくなるよう対物レンズを移動させる。以
上の動作により、フォーカス制御ループが閉じられ、光
ビームの焦点がディスク上に合焦し、以降情報の記録再
生動作が行われる。
【0017】上記実施例でのディスクの識別手段の具体
例は示さなかったが、ディスクを納めたカートリッジの
識別孔を利用しカートリッジ入りのものを記録再生型、
カートリッジ無しのものをCD等再生専用ディスクと識
別したり、光学ヘッドの対物レンズアップダウン中の反
射光量を検出するかホトカプラ等を用いてディスク記録
面の反射率を測定し、一定の反射率より低いものを記録
再生型、高い反射率のものを再生専用型として識別する
等の方法がある。その他の方法としてS字状フォーカス
エラーを適当な特定の電圧レベル、例えば0Vをクロス
する点でパルス化し、そのパルス幅を測定演算すること
によって識別手段に代えることができる。これは、ディ
スクの種類では無く、その面振れ量の大きさに着目した
方法でありパルス幅が短い場合は短時間でS字検出距離
を通過している為に面振れが大きく、逆に長い場合は面
振れが少ないことを意味し一定のパルス幅以下の場合に
は雑音除去手段の遮断周波数が高いものに切り替えるこ
とでディスクの識別手段に代えることができるものであ
る。
【0018】以上のように複数の種類のディスクを使用
する場合においても、ディスクの種類をディスク識別手
段により識別し、雑音除去手段の特性を変化させるの
で、異なる種類のディスクによってフォーカスエラー信
号に重畳する雑音成分の周波数が異なったり、ディスク
の面振れ量が異なる場合においてもフォーカスエラー信
号の基本成分を減衰させることなく十分に雑音成分を除
去することができる。
【0019】例えば、ディスクとして記録再生可能な光
ディスクと、CD等の再生専用の光ディスクを使用する
場合では、記録再生可能な光ディスクを使用する場合は
雑音除去手段のカットオフ周波数を低く設定することに
より十分にディスク上のアドレス部による雑音を除去す
ることができ、また面振れ量が少ないため光ビームの焦
点位置の移動する速度は大きくなく、S字状のフォーカ
スエラー信号の基本成分が雑音除去手段により減衰させ
られることがなく正確にフォーカスエラー信号振幅が測
定でき、また再生専用光ディスクを使用する場合は雑音
除去手段のカットオフ周波数を高く設定することにより
フォーカスエラー信号の基本成分が減衰せず、またフォ
ーカスエラー信号に重畳する雑音成分の周波数帯域が高
いため十分に雑音を除去することができ正確なフォーカ
スエラー信号振幅の測定ができる。
【0020】従って、複数のディスクを使用する場合に
おいても正確にフォーカスエラー信号の振幅を測定する
ことができるので、フォーカスエラー信号振幅により設
定する引き込みレベルやゲイン可変手段の設定を正確に
行うことができる。その結果、安定なフォーカス制御の
引き込み動作や、適切なフォーカス制御ループのゲイン
設定によって安定で優れた制御性能を実現できる。
【0021】なお上記のように雑音除去特性を切り替え
た場合は除去手段の特性により検出遅れ時間が少し変化
するため切り替えと連動して、引き込みタイミング生成
手段内でS字をパルス化するコンパレートレベルを変更
し引き込み検出時間の遅れを吸収することは、引き込み
の安定化に有効な手段である。
【0022】さらに本実施例では光ディスク装置を用い
て説明したが、光カード等に情報を記録再生するための
多数のトラックを有し、かつこれを光を用いて記録再生
する装置等に応用することが可能なことも自明である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の種
類のディスクを使用する場合においても、ディスクの種
類をディスク識別手段により識別し、雑音除去手段の特
性を変化させるので、異なる種類のディスクによってフ
ォーカスエラー信号に重畳する雑音成分の周波数が異な
ったり、ディスクの面振れ量が異なる場合においてもフ
ォーカスエラー信号の基本成分を減衰させることなく十
分に雑音成分を除去することができ、複数のディスクを
使用する場合においても正確にフォーカスエラー信号の
振幅を測定することができるので、フォーカスエラー信
号振幅により設定する引き込みレベルやゲイン可変手段
の設定を正確に行うことができるものであり、安定なフ
ォーカス制御の引き込み動作や、適切なフォーカス制御
ループのゲイン設定によって安定で優れた制御性能を実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるフォーカス制御
装置の構成図
【図2】図1に示す雑音除去手段17−1、17−2お
よび雑音除去特性切り替え手段の回路図
【図3】フォーカスエラー信号の波形図
【図4】第一の実施例におけるフォーカス引き込みタイ
ミング図
【図5】従来のフォーカス制御装置の構成図
【符号の説明】
10 光学ヘッド 11 ゲイン可変手段 12 補償手段 13 アップダウン信号生成手段 14 切り替え手段 15 駆動手段 16 ディスク識別手段 17−1 雑音除去手段1 17−2 雑音除去手段2 18 フォーカスエラー信号振幅測定手段 19 引き込みタイミング生成手段 20 雑音除去特性切り替え手段 50 光学ヘッド 51 ゲイン可変手段 52 補償手段 53 アップダウン信号生成手段 54 切り替え手段 55 駆動手段 57 雑音除去手段 58 フォーカスエラー信号振幅測定手段 59 引き込みタイミング生成手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを記録媒体上に照射し対物レンズ
    を駆動し光ビームの焦点位置を移動させ、かつ焦点位置
    の偏差をフォーカスエラー信号として出力する光学ヘッ
    ドと、フォーカス制御のループを安定にする補償手段
    と、光学ヘッドの対物レンズを上下させる指令信号を生
    成するアップダウン信号生成手段と、前記補償手段ある
    いは前記アップダウン信号生成手段の出力のいずれかを
    切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段の出力を
    増幅し光学ヘッドを駆動する駆動手段と、前記フォーカ
    スエラー信号の少なくとも2種類以上の雑音を除去する
    特性を有し、特性切り替え信号により雑音除去特性を切
    り替える雑音除去手段と、雑音を除去したフォーカスエ
    ラー信号によりフォーカス引き込み位置を決定し、フォ
    ーカス引き込みタイミングを生成する引き込みタイミン
    グ生成手段を備えることを特徴とするフォーカス制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記雑音除去手段によって雑音除去された
    フォーカスエラー信号の振幅を測定するフォーカスエラ
    ー信号振幅測定手段と、前記光学ヘッドと前記補償手段
    の間にゲイン可変手段を備え、前記フォーカスエラー信
    号振幅測定手段の出力によってフォーカス引き込み位置
    を決定することを特徴とする請求項1記載のフォーカス
    制御装置。
  3. 【請求項3】2種類以上の光学式記録媒体の種類を識別
    する記録媒体識別手段を有し、前記記録媒体識別手段の
    出力を特性切り替え信号としたことを特徴とする請求項
    1記載のフォーカス制御装置。
  4. 【請求項4】前記記録媒体識別手段の出力が記録再生光
    学式記録媒体あるいは再生専用光学式記録媒体により決
    定される請求項3記載のフォーカス制御装置。
  5. 【請求項5】前記記録媒体識別手段の出力が記録フォー
    マットにより決定される請求項3記載のフォーカス制御
    装置。
  6. 【請求項6】前記記録媒体識別手段の出力が光学式記録
    媒体の反射率により決定される請求項3記載のフォーカ
    ス制御装置。
  7. 【請求項7】前記記録媒体識別手段の出力が光学式記録
    媒体の有する雑音の周波数帯域により決定される請求項
    3記載のフォーカス制御装置。
  8. 【請求項8】フォーカスエラー信号と一定の電圧値を比
    較する比較手段と、前記比較手段のパルス幅を測定する
    パルス幅測定手段と、パルス幅の測定値に応じて特性切
    り替え信号を発生する演算手段を有し、前記演算手段の
    出力を前記特性切り替え信号としたことを特徴とする請
    求項1から7のいずれかに記載のフォーカス制御装置。
  9. 【請求項9】雑音除去手段の出力のフォーカスエラー信
    号と一定の電圧値を比較する比較手段と、前記比較手段
    のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、パルス幅の
    測定値に応じて特性切り替え信号を発生する演算手段を
    有し、前記パルス幅測定結果が得られるまでは一方の雑
    音除去特性に固定し、パルス幅測定結果が得られた後に
    前記演算手段の出力を前記特性切り替え信号とし、測定
    結果に応じて雑音除去特性を切り替えることを特徴とす
    る請求項1から7のいずれかに記載のフォーカス制御装
    置。
  10. 【請求項10】前記フォーカス引き込み位置が前記記録
    識別手段の出力および前記フォーカスエラー信号振幅測
    定手段によって決定される請求項2から9のいずれかに
    記載のフォーカス制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005071398A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Pioneer Electronic Corp 光ピックアップ装置及び光記録媒体再生装置
US6870801B2 (en) 2001-05-31 2005-03-22 Fujitsu Limited Track servo control method, track servo controller and optical storage device
JP2010097657A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Kenwood Corp 光ディスク装置、光ディスクの面振れ判定方法及びプログラム

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