JPH08287694A - 書込動作後でのプレート線の多重パルシングによる強誘電性コンデンサの補償削減回路及び方法 - Google Patents

書込動作後でのプレート線の多重パルシングによる強誘電性コンデンサの補償削減回路及び方法

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JPH08287694A
JPH08287694A JP8088097A JP8809796A JPH08287694A JP H08287694 A JPH08287694 A JP H08287694A JP 8088097 A JP8088097 A JP 8088097A JP 8809796 A JP8809796 A JP 8809796A JP H08287694 A JPH08287694 A JP H08287694A
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plate
line
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ferroelectric memory
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JP8088097A
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Donald J Verhaeghe
ドナルド・ジェイ・ヴァーヘイゲ
Steven D Traynor
スティーヴン・ディー・トレイナー
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Ramtron International Corp
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来型の強誘電性メモリ装置を改善する多重
プレート・パルシング方式を提供する。 【解決手段】 メモリ提供するアレー(12)のセル
(140〜14n)における強誘電性コンデンサの補償を
削減する回路及び方法を与えることにより、この強誘電
性コンデンサのヒステリシス・ループが補償されていな
い位置に再び配置することができる。これは、メモリ・
アレーのプレート線を介して、1回又は数回に亘り、メ
モリ・アレーへの書込みが生じる際に、メモリ・セル・
コンデンサの電極をパルシングすることによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、強誘電性
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)装置の分野に関
する。更に詳しくは、本発明は、「書込」動作後の多重
プレート線パルシングを介して強誘電性コンデンサの補
償を削減する回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国コロラド州コロラド・スプリングズ
のラムトロン・インターナショナル・コーポレーション
から入手可能な、ソリッドステートRAM集積回路(I
C)のFRAM(登録商標)ファミリーなどの強誘電性
メモリ装置は、2進(バイナリ)値を記憶するために1
つの方向又は別の方向に分極され得る強誘電性の絶縁材
料を用いることによって、不揮発性のデータ記憶を提供
する。強誘電効果によって、その絶縁性材料におけるP
erovskite結晶の内部の内部ダイポールの整列
に起因する、印加された電場の不存在の際の安定した分
極の保持が可能になる。この整列は、材料の保磁電場
(coercive field)を超える電場を印加
することによって、選択的に達成され得る。逆に、印加
された電場の反転によって、内部ダイポールは反転す
る。
【0003】ヒステリシス曲線は、縦軸と横軸とが印加
された電圧と結果的に生じる分極とをそれぞれ表すもの
であるが、図1に付随する実線の曲線11に示されてい
るように、印加された電圧に対する強誘電性コンデンサ
の分極の応答を表すようにプロットされ得る。この特性
ヒステリシス曲線の更に完全な説明は、例えば、本発明
の譲受人に譲渡されている米国特許第4914627号
及び第4888733号に開示されており、これらの米
国特許における開示は、本明細書において、全体を援用
する。
【0004】
【発明が解決すべき課題】強誘電性メモリ・セルに記憶
されたデータは、電場をセル・コンデンサに印加するこ
とによって、読み出される。この電場が内部ダイポール
を切り換える方向に印加される場合には、ダイポールが
反転しない場合よりも、より多くの電荷が移動される。
結果的に、センス増幅器がセル・ビット線に印加された
電荷を測定し、IC出力ピンにおいて、論理「1」と論
理「0」とのどちらかを生じることができる。従来型の
2トランジスタ/2コンデンサ(2T/2C)型の強誘
電性メモリ・セルでは、それぞれが反対の方向に分極し
た2つのデータ記憶素子から成る対が用いられる。2T
/2Cメモリ・セルの状態を読み出すためには、両方の
素子は同じ方向に分極され、センス増幅器は、セルから
1対の相補的なビット線に移動された電荷の量の間の差
を測定する。いずれの場合にも、強誘電性メモリへの読
出しは破壊的な動作であるから、正しいデータは、予め
の充電(プリチャージ)動作の間にセルに保存される。
【0005】単純な書込み動作においては、電場がセル
・コンデンサに印加され、それを所望の状態に分極す
る。簡単には、2T/2Cメモリ・セルのための従来型
の書込みのメカニズムは、一方のセル・コンデンサ上の
ダイポールを反転し、電極又はプレートを公称(ノミナ
ル)で100ナノ秒の間だけ図1に示されている保磁電
場よりも大きな正の電位に保持することを含む。電極
は、次に、付加的な公称で100ナノ秒の間、書き込ま
れる他方のセル・コンデンサのために、回路接地点に戻
される。しかし、強誘電性コンデンサは、「補償され
る」傾向にある(図1の破線の曲線13によって示され
るように、ヒステリシス・ループは、電荷の蓄積に起因
して、記憶された状態を保護するようにシフトするよう
に見える)ので、そのような補償の結果として、以後の
読出し動作の実行の際にセンス増幅器に提供される信号
がはるかに小さくなり、よって、試験の間に、装置故障
を指示し得る。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明の回路及び方法によれ
ば、書込みがアレーに生じる際には常に、1回又は複数
回だけ、メモリ・アレー・プレート線を介してメモリ・
セル・コンデンサの電極にパルシングすることにより、
ヒステリシス・ループが、その補償されない位置に向か
って再配置されることが可能になる。そうすることによ
り、強誘電性コンデンサは、以後の読出動作の際に、よ
り強い信号をセンス増幅器に運ぶことになる。更に、プ
レート線はデータを変更せずにパルシングされるので、
そうでない場合にICの全体的な読出動作耐性を損なう
傾向にある疲労サイクルが生じない。本明細書において
開示される補償削減技術を用いることにより、著しい歩
留まりの改善が観察されている。
【0007】本発明による多重プレート・パルシング回
路及び方法は、プレート線に結合されているメモリ・セ
ル・コンデンサの電極又はプレートを、書込動作の後
で、ハイに戻し、更に、新たに書き込まれた反対のデー
タを強化する。他のパルス幅及び反復速度が用いられ得
るが、これは、例えば、公称で100ナノ秒の間になさ
れ得る。ここで説明される特定の実施例では、この付加
的なプレート・パルシングは、ICのマスク・プログラ
ミングに依存して、パルスの間の間隔は同等である25
〜300ナノ秒の間のパルスを用いて、1回から8回、
生じ得る。プログラムされた数の付加的なプレート・パ
ルスの後で、ICのプリチャージ動作が、従来の態様で
継続し得る。
【0008】広くは、開示されているのは、書込動作の
後で電極の多重パルシングをすることによって、強誘電
性コンデンサの補償を削減する回路及び方法である。本
発明によれば、それぞれがその中の個々のデータ・ビッ
トを表す第1又は第2のダイポールの内の少なくとも1
つを維持するメモリ・セルのアレーを備えた強誘電性メ
モリ装置が開示される。このメモリ・セルは、ビット線
とプレート線との間に選択的に結合されることが可能で
ある。このメモリ装置は、第1及び第2の端子を有する
少なくとも1つの強誘電性コンデンサを含み、この強誘
電性コンデンサは、各メモリ・セルに付随して、その中
の第1又は第2のダイポールの記憶された状態を維持す
る。コンデンサの第1の端子は、プレート線に結合され
る。第1の、第2の及び制御端子を有する少なくとも1
つのトランジスタが提供され、このトランジスタの第1
及び第2の端子は、それぞれ、ビット線とコンデンサの
第2の端子とに結合されている。制御端子はワード線に
結合され、トランジスタを選択的に付勢して、コンデン
サをビット線とプレート線との間に結合する。多重プレ
ート・パルシング・セクションが提供され、強化電位
を、反対の状態の書込動作に続いて、1回又は数回、ダ
イポールの方向にプレート線に選択的に印加することに
よって、ダイポールの記憶された状態を強化する。
【0009】本発明の方法によって、その中に維持され
た所定の記憶されたダイポール状態を有する少なくとも
1つの強誘電性コンデンサと、そのトランジスタの制御
端子に結合されたワード線に応答してプレート線とビッ
ト線との間に選択的に結合される直列接続のトランジス
タと、を有する強誘電性メモリ・セルにデータを書き込
む方法が開示される。この方法は、第1に、電位を前記
ワード線に印加して、前記トランジスタをイネーブルす
るステップと、第2に、第1の電位を前記プレート線に
印加して、前記コンデンサに反対の記憶されたダイポー
ル状態を配置するステップと、を含む。この方法は、更
に、第3に、前記第1の電位を前記プレート線から除去
するステップと、第4に、電位を前記ビット線に印加し
て、前記反対の記憶されたダイポール状態を前記コンデ
ンサにおける前記所定の記憶されたダイポール状態に戻
すステップと、を含む。この方法は、第5に、前記第1
の電位を前記プレート線に再び印加するステップと、第
6に、前記電位を前記ビット線から除去して、前記反対
の記憶されたダイポール状態を前記コンデンサに再び配
置するステップと、第7に、前記第1の電位を前記プレ
ート線から除去して従来の書込動作を完了するステップ
と、を含む。本発明の方法は、次に、第8に、前記第1
の電位を前記プレート線に再び印加するステップと、第
9に、前記第1に電位を前記プレート線から、所定の回
数だけ、再び除去するステップと、を含む。この方法
は、第10に、前記ビット線と前記ワード線とをそれら
の当初の状態に戻すことによって完了する。
【0010】
【実施例】図2を参照して、強誘電性ランダム・アクセ
ス・メモリ(FRAM(登録商標))メモリ装置10を
示す。メモリ装置10は、その直接関連ある部分におい
ては、そのメモリ装置10のメモリ・サイズと寸法とを
定義する多数のコラム及びローを有するマトリックス状
に配列された複数の2T/2C型セル140〜14nを含
むメモリ・アレー12を有する。アレー12は、また、
セル14の間に置かれた多数のダミー・セル160〜1
n(これに関しては、図3を参照して、後に詳細に説
明する)と、メモリ装置10のセンス増幅器22とを含
むが、相補的なビット線への電気的な接続は有していな
い。アレー12のアドレス指定は、示されている多数の
コラム・デコーダ18及びワード線デコーダ20によっ
て、従来の態様で達成される。センス増幅器22は、コ
ラム・デコーダ18と同様に、種々のビット線(bit
0,bit0\,bit1,bit1\,・・・,bi
tn,bitn\)に結合されている。ビット線は、ア
レー12に対するデータ線であり、メモリ・セル14か
らのデータはアクセスの間に現れる。示されているよう
に、2T/2Cセル構造を用いており、各セル14に対
して、真(bit)及び相補的な(bit\)線があ
る。ワード線デコーダ20は、示されているように、ダ
ミー・ワード線(DWL)とダミー・プレート線(DP
L)との上のダミー・セル160〜16nにだけでなく、
種々のワード線(WL0〜WLm)とプレート線(PL0
・・・PLm)との上のアレー12に結合されている。
ダミー・ワード線の信号DWLとダミー・プレート線の
信号DPLとが、すべてのアクセス・サイクルを付勢し
て、制御論理50(これに関しては、以下で詳説する)
にタイミング情報を提供し、本当の選択されたワード及
びプレート線信号をそれぞれ模倣(ミミック)する。
【0011】ワード線デコーダ20は、入力として信号
aとa\とを有するORゲート30を有する。ORゲー
ト30の出力は、ダミー・セル160〜16nへの入力と
してダミー・ワード線DWLに印加されると共に、一方
の入力としてANDゲート32に印加される。ANDゲ
ート32への更なる入力は、後に更に詳細に説明する
が、plclk線82上に与えられる。ワード線デコー
ダ20は、更に、入力として、信号a,b,cと、相補
的な信号a\,b\,c\(及び、その種々の順列)と
を有する多数の入力ANDゲート340〜34mを含み、
アレー12の種々のセル140〜14nの適切なワード線
を選択する。信号a,b,cと、相補的な信号a\,b
\,c\とは、ワード線デコーダ20に与えられて一意
的なワード線WL0〜WLmを復号する第1段の復号され
たアドレス信号であり、ただ1つのワード線が任意の与
えられたメモリ・アクセスに対してアクティブになる。
種々のANDゲート340〜34mの出力は、種々のワー
ド線信号WL0〜WLmを形成し、一方の入力として、後
に更に詳細に説明するplclk信号を付加的な入力と
して有する一連のANDゲート360〜36mに与えられ
る。種々のANDゲート360〜36mの出力は、アレー
12の種々のセル140〜14nへの入力に対するプレー
ト線信号PL0〜PLmを形成する。プレート線信号PL
0〜PLmの中のただ1つが、メモリ・アクセスの間にア
クティブになる。
【0012】上述したように、コラム・デコーダ18
は、アレー12の種々のビット線に結合されており、双
方向バス40によって、シフト・レジスタ38に双方向
的に結合される。シフト・レジスタ38は、1つのシリ
アルな入力/出力(I/O)入力を、I/O線42によ
ってシフト・レジスタ38の入力に戻されて結合された
メモリ装置10に、提供する。双方向バス40は、コラ
ム・デコーダ18とシフト・レジスタ38との間に、コ
ラム・アドレス信号を相互接続する。バス44は、シフ
ト・レジスタ38を、アドレス・バス48によってワー
ド線デコーダ20とコラム・デコーダ18とに結合され
アレー12の特定のセル140〜14nにアクセスするア
ドレス・レジスタ46に、結合する。バス44は、ま
た、シフト・レジスタ38を、入力としてメモリ装置1
0への1つの外部クロック入力(CLK)を有する制御
論理50に、結合する。
【0013】制御論理50は、その出力において、多数
の制御信号を提供して、メモリ装置10を動作的に制御
する。チップ・イネーブル・バー(ceb)、プレート
・ハイ・バー(plthib)、及びコラム・イネーブ
ル(colen)信号が、それぞれ、線56、58、6
0上を、示されているように、プレート・パルシング論
理52に印加される。同様の態様で、プリ書込み・イネ
ーブル(prewen)、ビット線プリチャージ(bl
pc)、及びプレート線3(pl3)信号が、線62、
64、66上を、多重プレート・パルシング(mpp)
論理54に印加される。mpp論理54は、新たなプレ
ート線3(newpl3)信号を、線68上で、示され
ているように、制御論理50に提供する。mpp論理5
4は、また、エクストラ・プレート・クロック・バー
(xplclkb)信号を、線78上を、示されている
ように、NANDゲート80に入力として印加する。
【0014】プレート・パルシング論理52は、入力と
して、それぞれ線58、60上の、plthib及びc
olen信号を有するORゲート70を含む。plth
ib信号は、アクティブ・ローであり、プレート線が、
通常のプレート・パルシング動作の間に、いつ(dpl
信号を介して)最初にハイ・レベルにいつ達するかを指
示する。それは、plclk信号をロー・レベルに戻す
のに用いられる。colen信号は、ビット線が完全な
電位にラッチされるまで、通常はローである。いったん
これが生じると、colen信号は、ハイになり、多重
プレート・パルシングが用いられない場合にはプレート
線に対する最後のパルスである第2の時間の間だけ、p
lclk信号をハイに強制する。ceb信号は、他方の
入力としてORゲート70の出力を有するNANDゲー
ト74への一方の入力のために、インバータ72に印加
される。ceb信号は、通常はハイであり、ローになっ
て、メモリ・アクセスの開始を指示する。アクセスが完
了すると、アレー12は、プリチャージされる準備がで
き、cebは、ハイ状態に戻る。NANDゲート74の
出力は、線76上に、NANDゲート80への他方の入
力として供給される。NANDゲート80は、その出力
として、線82上の信号plclkをワード線デコーダ
20の種々のANDゲート32、360〜36mへの入力
のために有する。
【0015】メモリ・アレー12のダミー・セル160
〜16nからのダミー・プレート線(dpl)信号は、
インバータ88に接続された出力を有しプレート線バー
・バー(plbb)信号をmpp論理54への入力のた
めに線90上に供給しそれが直接に追跡するアレー12
の選択されたメモリ・セル14のプレート線に関する情
報を提供するシュミット・トリガへの一方の入力とし
て、与えられる。すなわち、plbb信号は、メモリ・
セル14の任意の選択されたローに対する実際のプレー
ト信号と同一に振る舞う。
【0016】更に図3を参照すると、図2のメモリ・ア
レー12の一部を形成する従来の2T/2C型のメモリ
・セル14と共に用いるためのダミー・セル16が示さ
れている。ダミー・セル16においては、トランジスタ
と強誘電性コンデンサとの相補的な対がメモリ・セル1
4として用いられる。ダミー・セル16の各部分は、1
つの端子が回路接地点に接続され別の端子が強誘電性コ
ンデンサ105、107のそれぞれ一方の端子に接続さ
れたパス・トランジスタ101、103を有する。それ
ぞれのパス・トランジスタ101、103のゲート端子
は、示されているように、ダミー・ワード線(DWL)
に接続されている。強誘電性コンデンサ105、107
の他方の端子は、ダミー・プレート線(DPL)に接続
されている。
【0017】次に図4を参照すると、図2のメモリ・ア
レー12の一部を形成する従来の2T/2C型のメモリ
・セル14が示されている。従来の2T/2C型のセル
14においては、トランジスタと強誘電性コンデンサと
の相補的な対が用いられる。セル14の各部分は、1つ
の端子がビット線(BL)又は(BL\)に接続され別
の端子が強誘電性コンデンサ104、106のそれぞれ
一方の端子に接続されたパス・トランジスタ100、1
02を有する。それぞれのパス・トランジスタ100、
102のゲート端子は、示されているように、ワード線
(WL)に接続されている。示されているようにコンデ
ンサCA及びCBを有する強誘電性コンデンサ104、1
06の他方の端子は、プレート線(PL)に接続されて
いる。
【0018】1T/1Cメモリ・セルにおいては、例え
ば、セル構造は、1つの強誘電性コンデンサ(例えば、
コンデンサ102)に結合されたただ1つのパス・トラ
ンジスタ(例えば、トランジスタ100)を用いる標準
的なダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DR
AM)のものと類似しており、相違は、第3のアクティ
ブ線がコンデンサ・プレートにある点である。示されて
いるような2T/2Cの差動セル構造の代わりに、1つ
のビット線がトランジスタの1つの端子に結合され、ワ
ード線が、示されているように、再び、ゲート端子に結
合されている。1T/1Cセルの内容を読み出す際に
は、コンデンサは分極され、移動された電荷は基準のセ
ル又は他の固定されたレベルと比較され、この比較の結
果が、論理1と論理0とのどちらがセルの中に記憶され
ていたかを決定する。
【0019】図4の2T/2Cセル14の図解は、図5
と共に本発明の回路及び方法の動作を理解するのに有用
であるが、本発明の原理は1トランジスタ/1コンデン
サ(1T/1C)型の強誘電性メモリ装置にも同様に適
用可能であり、また、2T/1C、又は、任意の可能な
数のトランジスタとコンデンサとの組合せ(例えば、1
2T/4C)を有する更に複雑なセルにも適用可能であ
る。
【0020】次に、図5と下に示す表1とを参照するこ
とにより、本発明の回路及び方法の動作が、更に理解さ
れよう。
【0021】
【表1】
【0022】時間tでは、初期条件が示されており、
ワード線WL、プレート線PL、ビット線BL、及びビ
ット線バーBL\は、すべて、論理ロー(0)の状態で
あり、初期の分極条件は、コンデンサCは論理1を保
持し、コンデンサCは論理0を保持している。分極条
件は表1に、コンデンサCでは下向きのダイポールと
して、Cでは上向きのダイポールとして示されてい
る。
【0023】時間tでは、ワード線WLがハイ(1)
になり、その後で、時間tにおいて、プレート線PL
もまた論理ハイ状態に変化し、これにより、コンデンサ
上のダイポールは反転して、論理1を読み出す。こ
れは、破壊的な読出動作である。同じ時間に、同じダイ
ポール状態が、表1ではRによって指示されるようにコ
ンデンサC上で強化される。
【0024】時間tでは、プレート線PL上の信号は
ロー状態になり、これにより、両方のビット線BL及び
BL\から線形の変化が減算される。
【0025】その後で、時間tでは、センス増幅器2
2がラッチし、ビット線BLを論理ハイ状態にし、ビッ
ト線BL\を論理ロー状態に変化させる。コンデンサC
のダイポールは、再び向きを変えて、元の状態を再び
記憶する。
【0026】時間tでは、プレート線PLが2回目に
ハイに変わり、よって、C内の分極条件を強化する。
【0027】時間tでは、反対のデータの書込みが生
じる。この時には、ビット線BLはロー状態に変化し、
他方で、ビット線BL\はハイになる。コンデンサC
内のダイポールは、反転して、この新たな状態を反映す
る。
【0028】時間tでは、プレート線PLがローにな
り、コンデンサCのダイポールは反転して、新たな状
態を反映する。従来型の強誘電性メモリ装置では、これ
が、書込みの間のプレート・パルシング動作が終了する
位置である。この時点で、コンデンサCは、新たな状
態への反転を1回経験しているだけである。コンデンサ
もまた、ただ1回の反転を経験しているが、電極が
論理ロー状態に戻っていないので、コンデンサの上側
(トップ)の電極上の電荷は、電荷が漏れて失われるま
で数ミリ秒の間、コンデンサC上の新たな状態を効果
的に強化する。
【0029】時間tでは、本発明の新たなプレート線
PLパルシング方式が生じ、プレート線PLは、再び、
ハイに変化する。コンデンサC上のダイポールは、新
たな状態に対して、強化される。
【0030】時間tでは、プレート線PLが再びロー
になり、また、コンデンサCにおけるダイポールを強
化する。図5に示された多重プレート線PLパルシング
方式を特に参照すると、プレート線PLのただ1つの付
加的な変化だけが示されてはいるが、tからtの間
の時間に生じる動作は任意の回数だけ反復されることが
可能であり、コンデンサC上のダイポールを強化す
る。
【0031】時間t10において動作が完了する際に、ビ
ット線BL及びBL\は、論理ロー状態にプリチャージ
されて戻され、ワード線WLもまた、論理ロー状態に戻
される。
【0032】次に、図6を参照すると、メモリ装置10
の多重プレート・パルシング(MPP)論理54の更な
る詳細が、示されている。MPP論理54は、その関連
部分においては、MPP制御(mppctl)100、
MPPカウンタ(eppctr)112、及び1対のプ
レート・タイマ114、116を含む。MPPカウンタ
112によって、以下で説明する構成において、プレー
ト線PLの1〜8の付加的なパルスが導入される。プレ
ート・タイマ114は、付加的なパルスの幅を設定し、
他方で、プレート・タイマ116は、プレート線PLの
パルスの間の時間を設定する。
【0033】示されているように、MPP制御110
は、線62上で、メモリ装置10において実行されてい
る書込みサイクルを指示するprewen信号を、制御
論理50(図1)受け取る。prewen信号は、ま
た、MPP論理54によって用いられ、多重パルスがこ
の動作において必要になることを指示する。ここで説明
されている多重プレート・パルシング技術は、読出し動
作には用いられず、書込みにだけ用いられることには注
意すべきである。MPP制御110もまた、blpc線
64上のblpc信号を受け取る。この信号は、MPP
論理54によって用いられ、すべての論理をリセットし
て、プリチャージのフェーズを含めて、メモリ・アクセ
スの全体が終了したことを指示する。pl3線66の上
のpl3信号は、通常のプレート・パルシング・シーケ
ンス(2パルスの)が完了したことを指示する。pl3
信号の付勢の際に、MPP論理54は動作を開始し、ワ
ード線デコーダ20(図2)に入力されるplclk線
82上のplclk信号の制御を行う。plbb線90
上のplbb信号は、ダミー・プレート線dplを介し
て、プレート線PLを追跡(トラッキング)する。pl
bb信号は、タイミング情報をMPP論理54に提供す
るのに用いられ、plclk信号は、適切な時間に上下
にパルシングされ得る。plbb信号は、また、MPP
論理54におけるプレート・タイマ114、116の両
方をそれらに第1のサイクルのために充電する手段を提
供する。
【0034】MPP制御110は、xinc線118上
に増加信号xincを提供して、MPPカウンタ112
に、そのカウントを1だけ増加させる必要があることを
知らせる。信号xincは、やはりMPP制御110か
ら出力されるdischg4線122上の信号disc
hg4のそれぞれの立ち上がりエッジによって付勢す
る。
【0035】MPP制御110は、また、NANDゲー
ト80(図2)への入力のために、xplclkb線7
8上にxplclkb信号を提供する。更に、MPP制
御110はまた、制御論理50(図2)への入力のため
に、newpl3線68上にnewpl3信号を提供す
る。xplclkb信号は、アクティブ・ローであり、
付加的なプレート線PLパルスのための信号plclk
を直接に制御するために用いられる。この機能を実効化
するのに用いられる論理は、図2に示されている。信号
newpl3は、MPP論理54によって発生され、付
加的なプレート・パルシングがいつ実効を終了するかを
指示する。newpl3信号が付勢するときには、制御
論理は、プリチャージ・フェーズを終了し、それによっ
て、すべての信号をプリチャージされた状態に戻す。
【0036】多重プレート・パルシング制御110もま
た、chg4線120上に、chg4信号を提供する。
chg4信号は、多重プレート線PLパルシング動作の
間にパルスのON部分の幅を制御するプレート・タイマ
114を充電(チャージアップ)する。chg4信号
は、反対のプレート・タイマ116が放電しているとき
には、アクティブである。MPP制御110から出力さ
れたdischg4線122上のdischg4信号
は、プレート・タイマ114を放電する。既に述べたよ
うに、プレート・タイマ114は、多重プレート・パル
シング動作の間にパルスのON部分の幅を制御する。d
ischg4信号は、プレート・タイマ116が充電し
ているときにアクティブである。
【0037】逆に、MPP制御110は、プレート・タ
イマ116への入力のために、chg5線126上に、
chg5信号を供給する。chg5信号は、多重プレー
ト線PLパルシング動作の間にパルスのOFF部分の幅
を制御するプレート・タイマ116を充電する。chg
5信号は、プレート・タイマ114が放電しているとき
には、アクティブである。同様の態様で、MPP制御1
10は、プレート・タイマ116への入力のために、d
ischg5線124上にdischg5信号を供給す
る。dischg5信号は、多重プレート・パルシング
動作の間に、プレート・タイマ116を放電する。di
schg5は、プレート・タイマ114が充電している
ときにアクティブである。
【0038】MPP制御110は、また、MPPカウン
タ112への入力のために、xrstb線128上に、
xrstb信号を供給する。xrstb信号は、MPP
制御110によって発生されるMPPカウンタ112の
ためのリセット信号である。xrstb信号は、アクテ
ィブ・ローであり、通常はアサートされている。それ
は、多重プレート・パルシング動作の間はOFFになっ
ており、通常は、信号xrstbは、MPPカウンタ1
12をリセット状態に保つ。
【0039】MPPカウンタ112は、done線13
4上に、MPP制御110にdone信号を供給する。
done信号は、MPPカウンタ112によって発生さ
れ、所望の数のパルスが発生されたときに、付勢する。
MPP制御110は、この信号を受け取ったときには、
最後のプレート・パルス・サイクルを終了し、その動作
を停止させる。プレート・タイマ114、116は共
に、timeout信号を、それぞれxplhi線13
0及びxpllo線132上に、MPP制御110に提
供する。xplhi信号は、パルスのON部分の幅を計
時するプレート・タイマ114によって発生される。こ
の信号は、プレート線PLが十分に長い間ハイであり、
それによってパルスのロー部分がその時点で開始し得る
ことを指示する。逆に、xpllo信号は、パルスのO
FF部分の幅を計時するプレート・タイマ116によっ
て発生されるtimeout信号である。こちらの信号
は、プレート線PLが十分に長い間ローであり、それに
よってパルスのハイ部分がその時点で開始し得ることを
指示する。
【0040】次に、付加的に図7を参照すると、MPP
制御110の更に詳細な図が示されている。以下の説明
では、先の図面と同じ構造や信号には同じ参照番号が付
してあり、先の説明が妥当するものである。
【0041】prewen線62は、電源電圧と回路接
地点との間のNチャンネル・トランジスタ144に直列
に接続されたPチャンネル・トランジスタ142のゲー
トに、インバータ140を介して結合されている。Pチ
ャンネル・トランジスタ142のゲートにおける信号
は、pwenbと指定される。blpc線64は、トラ
ンジスタ144にゲートに接続され、NANDゲート1
50への一方の入力として供給されるように、インバー
タ148を介して結合される。インバータ148の出力
は、信号blpcbである。NANDゲート150の出
力は、dischg4線122上に供給される。
【0042】トランジスタ142とトランジスタ144
との中間のノード上の信号は、並列接続されたインバー
タ154を有し共にラッチを形成して信号mppbを提
供するインバータ152への入力として供給される。イ
ンバータ152の出力は、インバータ156に接続され
て、ANDゲート158への一方の入力を形成する信号
mppを提供する。インバータ156の出力は、その出
力をdischg5線124上に有するNANDゲート
160への一方の入力として供給される。インバータ1
56の出力におけるmpp信号は、また、その出力をc
hg4線120上に有するANDゲート162への一方
の入力として供給される。mpp信号は、また、その出
力をchg5線126上に有するANDゲート164へ
の一方の入力として供給される。最後に、信号mppを
有するインバータ156の出力は、電源電圧と回路接地
点との間に接続されたPチャンネル・トランジスタ16
8とNチャンネル・トランジスタ170とに直列接続さ
れたNチャンネル・トランジスタ166のゲートに供給
される。
【0043】インバータ152、154を有するラッチ
の出力は、NORゲート174への一方の入力として接
続された出力を有するANDゲート172への一方の入
力として供給される。NORゲート174は、信号をイ
ンバータ176を介して、newpl3線68に供給す
る。NORゲート174の出力は、また、NANDゲー
ト160の残りの入力として接続された出力を有するN
ANDゲート146への一方の入力として供給される。
【0044】pl3線66上の信号は、示されているよ
うに、ANDゲート158とANDゲート172とに、
付加的な入力として接続される。更に、pl3線66上
の信号は、トランジスタ168のゲート接続される。p
lbb線90上の信号は、インバータ180を介して結
合され、ANDゲート184への一方の入力としての出
力を有する3入力ANDゲート182への1つの入力を
形成する。ANDゲート184の出力は、NORゲート
174への残りの入力として供給される。更に、インバ
ータ180の出力は、ANDゲート162への付加的な
入力としてのplbbbとして供給される。更に、同じ
信号が、NANDゲート146への付加的な入力として
供給される。plbbb信号は、また、インバータ18
6を介して反転され、NANDゲート178への一方の
入力とANDゲート164への付加的な入力とを形成す
るplbb2信号を形成する。NANDゲート178の
出力は、NANDゲート150への残りの入力として供
給される。
【0045】done線134上のdone信号は、示
されているように、ANDゲート182への付加的な入
力として供給される。xplhi線130は、電源電圧
と回路接地点との間にPチャンネル・トランジスタ19
0と直列に接続されているNチャンネル・トランジスタ
188のゲートに接続される。xplhi信号は、ま
た、インバータ198への入力として供給され、NAN
Dゲート146への付加的な入力として印加される。N
ANDゲート146への残りの入力もまた、信号pwe
nbを有するインバータ140の出力において取られ
る。更に、xplhi線130は、トランジスタ170
のゲートに接続されている。トランジスタ168、17
0の中間のノードは、xrstb線128上のANDゲ
ート182への残りの入力として接続されているインバ
ータ200、202の並列の組合せを有するラッチに結
合される。
【0046】xpllo線132は、インバータ206
へだけでなくNANDゲート204への一方の入力とし
て接続され、xinc線118上にxinc信号を生じ
る。NANDゲート204の出力は、トランジスタ19
0のゲートに結合される。トランジスタ188、190
の中間のノードは、インバータ194、196の並列の
組合せを有するラッチを介してxplclkb線78に
結合される。NANDゲート204とNANDゲート1
84とへの残りの入力は、信号mpppl3を含むよう
に示されるように、ANDゲート158の出力において
取られる。信号mpppl3は、また、NANDゲート
178への残りの入力として供給される。トランジスタ
192は、トランジスタ188、190の中間のノード
を回路接地点に結合させ、そのゲートは、信号mppb
を提供するインバータ152、154を有するラッチの
出力に接続されている。
【0047】次に図8を参照すると、mppカウンタ1
12が詳細に示されている。mppカウンタ112は、
その関連部分においては、多数のDタイプのフリップフ
ロップ210、212、214を含む。フリップフロッ
プ210、212、214は、xrstb線128に接
続されたリセット・バー(resetb)入力を有す
る。mppカウンタ112への入力は、xinc線11
8上を、フリップフロップ214のクロック入力に供給
され、このクロック入力は、信号q0bを有するフリッ
プフロップ212のクロック入力に接続されたデータ及
びq bar(qb)端子を有する。信号q0を有する
フリップフロップ214のq出力は、出力がdone線
134に接続された3入力のANDゲート216への1
つの入力として供給される。また、フリップフロップ2
12は、そのデータおびqb端子が共に信号q1bを有
するフリップフロップ210のクロック入力に結合され
ている。信号q1を有数フリップフロップ212のq出
力は、ANDゲート216への付加的な入力として供給
される。最後に、フリップフロップ210は、そのデー
タ及びqb入力が共に結合されており、その上に信号q
2bが形成される。信号q2を有するフリップフロップ
212のq出力は、ANDゲート216への最後の入力
を形成する。ANDゲート216へのq1、q2、q3
入力は、フリップフロップ210、212、214のq
1b、q2b、q3b出力とメタル・マスク・プログラ
マブルであり、本発明の多重プレート・パルシング回路
及び方法に従って、1〜8の間の付加的なプレート線P
Lパルスを供給する。
【0048】次に、図9を参照すると、プレート・タイ
マ114が更に詳細に示されている。図9を用いて行う
説明はプレート・タイマ114に関するものであるが、
プレート・タイマ116の構造及び機能も同様であり、
プレート・タイマ114に関する回路の説明で十分であ
ると考える。例えば、chg4線120上の充電(チャ
ージ)信号は、プレート・タイマ114への入力として
供給され、電源電圧と回路接地点との間でNチャンネル
・トランジスタ224と直列に接続されているPチャン
ネル・トランジスタ222のゲートに、インバータ22
0を介して印加される。トランジスタ222、224の
中間のノードは、コンデンサ226を介して回路接地点
に結合され、また、示されているように多数のトランジ
スタを有するシュミット・トリガ228の入力にも結合
される。信号pltを有するトランジスタ222、22
4の中間のノードの出力もまた、Nチャンネル・トラン
ジスタ248と直列に回路接地点に接続されたNチャン
ネル・トランジスタ246の1つの端子に供給される。
【0049】シュミット・トリガ228の出力は、イン
バータ230によって反転され、放電信号、例えば、d
ischg4線122上の信号に他方の入力が接続され
ているNANDゲート236への一方の入力として供給
される。インバータ230の出力は、インバータ232
を介して、トランジスタ246のゲート端子と、例えば
xplhi線130上のtimeout信号を提供する
ように接続された出力を有するANDゲート234の一
方の入力とに、供給される。NANDゲート236への
放電信号入力は、また、ANDゲート234への入力
と、トランジスタ248のゲート端子とに、供給され
る。
【0050】NANDゲート236の出力は、電源電圧
と回路接地点との間でPチャンネル・トランジスタ24
2とNチャンネル・トランジスタ244とに直列に接続
されたPチャンネル・トランジスタ238のゲート端子
への入力として供給される。トランジスタ242、24
4の中間のノードは、トランジスタ224のゲート端子
に接続され、それへの基準(ref)信号を与える。ト
ランジスタ242、244のゲート端子は、また、トラ
ンジスタ224のゲートと、反対の端子が回路接地点に
接続されたNチャンネル・トランジスタ240の一方の
端子とに、接続される。トランジスタ240のゲート端
子は、また、NANDゲート236の出力に接続され
る。
【0051】次に図10を、特に図7と共に参照する
と、図7に記された種々の信号の対応する代表的な波形
が、従来の書込み及び読出し動作と共に示されている。
図10に示された波形を見ると、付加的なプレート線P
Lパルスは、2T/2Cセル14のコンデンサの1つに
おけるダイポールを強化するのに用いられていないこと
がわかる。
【0052】次に図11を参照すると、信号plbb
が、mppカウンタ112(図6)における付加的な2
つのパルスをプログラムすることによって、本発明の多
重プレート・パルシング回路及び方法に従って、2つの
エクストラ・プレート線PLパルスを組み入れているこ
とが分かる。
【0053】更に図12を参照すると、本発明の回路及
び方法は、信号plbbに関して特に明らかなように、
8つのエクストラ・プレート線PLパルスを共に動作し
ているのが分かる。図11に示された波形の場合のよう
に、付加的なパルスの幅は、プレート・タイマ114に
よって設定され、他方で、付加的なパルスの間の時間
は、図6に示されるように、プレート・タイマ116に
よって設定される。
【0054】以上で本発明の原理を特定の回路及び実施
例に即して説明したが、この説明はあくまで例示として
なされたものであり、冒頭の特許請求の範囲によって定
義される本発明の範囲に対する限定として機能するもの
ではない。特に、ここで開示された多重プレート・パル
シング技術は、1T/1C型のメモリ・セルや、任意の
他のメモリ・セル構成を組み入れた強誘電性メモリ装置
に応用可能である。そこでは、少なくとも1つの強誘電
性コンデンサと任意の数の付加的なプレート線パルスを
用いてメモリ・セル・コンデンサにおけるダイポールを
強化していればよい。付加的なパルスのパルス幅とパル
スの間のタイミングは、本発明の精神と範囲とから離れ
ずに変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上述したヒステリシス曲線のグラフ表現であ
り、横軸は印加された電圧(V)を表し、縦軸は、補償
されていない場合(実線)と、補償されている場合(破
線)との強誘電性コンデンサに関しての結果的な分極状
態(Q)を表す。
【図2】書込動作の後での電極の多重パルシングにより
強誘電性コンデンサの補償を削減する本発明による回路
及び方法の例示的な実現であって、シリアル強誘電性メ
モリ装置集積回路の、一部がブロック図、一部が論理デ
バイス・レベルの図である。
【図3】図2のアレーにおいて一般的に図解されている
ダミー・メモリ・セルの詳細な回路図であり、ここで
は、次の図4に図解されたメモリ・セルとは異なり、ア
レーの相補的なビット線には接続されていない。
【図4】図2のアレーにも図解されている従来の2トラ
ンジスタ/2コンデンサ(2T/2C)型のメモリ・セ
ルの詳細な回路図であり、以下の図面との関係で本発明
の回路及び方法の動作の理解を容易にするためのもので
ある。
【図5】図3の2T/2Cメモリ・セルのワード線、プ
レート線、及び相補的なビット線上に存在する信号を図
解する一連の代表的な波形である。
【図6】図2に示された多重プレート・パルシング(M
PP)論理の更に詳細な機能的な論理ブロック図であ
り、メモリ装置の制御論理から受け取られる種々の入力
信号と、MPP制御、MPPカウンタ、及びプレート・
タイマ論理ブロックの間の相互関係とを図解している。
【図7】図6のMPP制御論理の詳細な回路図であり、
種々の入力及び出力信号を示している。
【図8】図6のMPPカウンタの詳細な回路図であり、
MPP制御論理から受け取られた種々の入力信号と、そ
れに応答して生じるプログラマブルな出力信号とを示
す。
【図9】図6のMPP論理のプレート・タイマ論理ブロ
ックの代表的な1つの詳細な回路図であり、入力及び出
力信号を示す。
【図10】強誘電性メモリ装置の標準的な書込み及び読
出し動作の間の選択された信号線上の信号を図解する代
表的な波形であり、書込みは、読出しに先立つ2つのプ
レート線パルスを組み入れ、書込みは、読出しに先立つ
8つのプレート線パルスを組み入れている。
【図11】強誘電性メモリ装置の標準的な書込み及び読
出し動作の間の選択された信号線上の信号を図解する代
表的な波形であり、書込みは、読出しに先立つ2つのプ
レート線パルスを組み入れ、書込みは、読出しに先立つ
8つのプレート線パルスを組み入れている。
【図12】強誘電性メモリ装置の標準的な書込み及び読
出し動作の間の選択された信号線上の信号を図解する代
表的な波形であり、書込みは、読出しに先立つ2つのプ
レート線パルスを組み入れ、書込みは、読出しに先立つ
8つのプレート線パルスを組み入れている。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ・セルであってそれぞれがその中
    の個々のデータ・ビットを表す第1又は第2のダイポー
    ルの少なくとも1つを維持し、ビット線とプレート線と
    の間に選択的に結合されるメモリ・セルのアレーを含む
    強誘電性メモリ装置において、 第1及び第2の端子を有する少なくとも1つの強誘電性
    コンデンサであって、前記メモリ・セルのそれぞれに付
    随しており、前記強誘電性コンデンサはその中の前記第
    1又は第2のダイポールの記憶された状態を維持し、前
    記コンデンサの前記第1の端子は前記プレート線に結合
    されている、少なくとも1つの強誘電性コンデンサと、 第1、第2、及び制御端子を有する少なくとも1つのト
    ランジスタであって、前記トランジスタの前記第1及び
    第2の端子は、それぞれ、前記ビット線と前記コンデン
    サの前記第2の端子とに結合されており、前記制御端子
    は、ワード線に結合され、前記トランジスタを選択的に
    付勢して、前記コンデンサを前記ビット線と前記プレー
    ト線との間に結合する、少なくとも1つのトランジスタ
    と、 逆の状態の書込動作の後で、前記ダイポールの方向に前
    記プレート線に強化電位を選択的に印加することによっ
    て、前記ダイポールの前記記憶された状態を強化する強
    化手段と、 を備えることを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記強化手段は、前記強化電位を前記プレート線
    に、単一の予め選択された時間周期の間だけ印加するこ
    とを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記予め選択された時間周期は、実質的に、10
    0ナノ秒であることを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記強化手段は、前記強化電位を前記プレート線
    に、複数の予め選択された時間周期の間だけ印加するこ
    とを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記予め選択された時間周期は、実質的に、25
    ナノ秒と300ナノ秒との間であることを特徴とする強
    誘電性メモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記予め選択された時間周期の間の時間周期は、
    実質的に、25ナノ秒と300ナノ秒との間であること
    を特徴とする強誘電性メモリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記複数の予め選択された時間周期は、8よりも
    小さいか又は8に等しいことを特徴とする強誘電性メモ
    リ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記強化手段は、 入力クロック信号に応答する制御論理と、 前記制御論理に応答して、電位を前記プレート線に選択
    的に印加するプレート・パルシング論理と、 前記制御論理に応答して、前記強化電位を前記プレート
    線に選択的に印加する多重プレート・パルシング論理
    と、 を備えることを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の強誘電性メモリ装置にお
    いて、前記メモリ・セルは、更に、付加的な強誘電性コ
    ンデンサ及びそれに付随するトランジスタを有し、前記
    付加的な強誘電性コンデンサ及びそれに付随するトラン
    ジスタは、前記プレート線と相補的なビット線との間に
    選択的に結合されることを特徴とする強誘電性メモリ装
    置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのビット線とフレーと
    線との間に結合されたメモリ・セルのアレーを組み入れ
    るタイプの強誘電性メモリ装置であって、前記ビット線
    はセンス増幅器とコラム・デコーダとの間に結合されて
    おり、前記プレート線はワード線デコーダに結合されて
    おり、前記強誘電性メモリ装置は、更に、前記コラム及
    びワード線デコーダに結合され前記アレーにおける前記
    メモリ・セルの所望の1つを選択するアドレス・レジス
    タを組み込んでおり、その改良が、組合せとして、 入力クロック信号に応答する制御論理と、 前記制御論理に応答して、電位を前記プレート線に選択
    的に印加するプレート・パルシング論理と、 前記制御論理に応答して、前記強化電位を前記プレート
    線に選択的に印加する多重プレート・パルシング論理
    と、 を備えることを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記多重プレート・パルシング論理は、前記
    強化電位を前記プレート線に、単一の予め選択された時
    間周期の間だけ印加することを特徴とする強誘電性メモ
    リ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記予め選択された時間周期は、実質的に、
    100ナノ秒であることを特徴とする強誘電性メモリ装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記多重プレート・パルシング論理は、前記
    強化電位を前記プレート線に、複数の予め選択された時
    間周期の間だけ印加することを特徴とする強誘電性メモ
    リ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記予め選択された時間周期は、実質的に、
    25ナノ秒と300ナノ秒との間であることを特徴とす
    る強誘電性メモリ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記予め選択された時間周期の間の時間周期
    は、実質的に、25ナノ秒と300ナノ秒との間である
    ことを特徴とする強誘電性メモリ装置。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の強誘電性メモリ装置
    において、前記複数の予め選択された時間周期は、8よ
    りも小さいか又は8に等しいことを特徴とする強誘電性
    メモリ装置。
  17. 【請求項17】 その中に維持された所定の記憶された
    ダイポール状態を有する少なくとも1つの強誘電性コン
    デンサとプレート線とビット線との間に選択的に結合さ
    れた直列接続のトランジスタとを含む強誘電性メモリ・
    セルに、前記トランジスタの制御端子に結合されたワー
    ド線に応答して、データを書き込む方法において、 第1に、電位を前記ワード線に印加して、前記トランジ
    スタをイネーブルするステップと、 第2に、第1の電位を前記プレート線に印加して、前記
    コンデンサに反対の記憶されたダイポール状態を配置す
    るステップと、 第3に、前記第1の電位を前記プレート線から除去する
    ステップと、 第4に、電位を前記ビット線に印加して、前記反対の記
    憶されたダイポール状態を前記コンデンサにおける前記
    所定の記憶されたダイポール状態に戻すステップと、 第5に、前記第1の電位を前記プレート線に再び印加す
    るステップと、 第6に、前記電位を前記ビット線から除去して、前記反
    対の記憶されたダイポール状態を前記コンデンサに再び
    配置するステップと、 第7に、前記第1の電位を前記プレート線から除去する
    ステップと、 第8に、前記第1の電位を前記プレート線に再び印加す
    るステップと、 第9に、前記第1に電位を前記プレート線から再び除去
    するステップと、 第10に、前記ビット線と前記ワード線とをそれらの当
    初の状態に戻すステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において、前記
    第1の電位を再び印加する前記第8のステップと再び除
    去する前記第9のステップとは、前記第10の戻すステ
    ップに先立ち、所定の回数だけ反復されることを特徴と
    する方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の方法において、前記
    所定の数は、8よりも少ないか、又は8に等しいことを
    特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の方法において、前記
    第1の電位を再び印加する前記第8のステップは、実質
    的に25ナノ秒と300ナノ秒との間の時間だけ生じる
    ことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項17記載の方法において、前記
    第1の電位を再び除去する前記第9のステップは、実質
    的に25ナノ秒と300ナノ秒との間の時間だけ生じる
    ことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 強誘電性メモリ・セルであって前記メ
    モリ・セルのデータ状態を表す所定の記憶されたダイポ
    ールを有する少なくとも1つの強誘電性コンデンサを含
    む強誘電性メモリ・セルにデータを書き込む方法におい
    て、 (a)所定の極性と大きさの電位を前記強誘電性コンデ
    ンサの両端に印加して、反対の記憶されたダイポールを
    前記メモリ・セルの反対のデータ状態を表す前記コンデ
    ンサに配置するステップと、 (b)前記強誘電性コンデンサの両端の前記電位を除去
    するステップと、 (c)同じ極性と大きさの前記電位を、前記強誘電性コ
    ンデンサの両端に再び印加するステップと、 (d)ステップ(b)とステップ(c)とを所定の回数
    だけ反復するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の方法において、前記
    所定の数は、8よりも小さいか又は8に等しいことを特
    徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の方法において、ステ
    ップ(b)における前記強誘電性コンデンサの両端の前
    記電位は、25ナノ秒と300ナノ秒との間の時間周期
    の間だけ除去されることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項22記載の方法において、ステ
    ップ(c)における前記強誘電性コンデンサの両端の前
    記電位は、25ナノ秒と300ナノ秒との間の時間周期
    の間だけ再び印加されることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つのビット線とプレート
    線との間に結合されたメモリ・セルのアレーを組み入れ
    たタイプの強誘電性メモリ・アレー装置であって、前記
    ビット線は、センス増幅器とコラム・デコーダとの間に
    結合されており、前記プレート線は、ワード線デコーダ
    に結合されており、前記強誘電性メモリ・アレー装置
    は、更に、前記メモリ・セルの各コラムに付随する前記
    ワード線デコーダに結合された多数のダミー・セルと、
    前記コラム及びワード線デコーダに結合されており前記
    アレーにおける前記メモリ・セルの所望の1つを選択す
    るアドレス・レジスタとを組み入れた、強誘電性メモリ
    ・アレー装置において、 前記ダミー・セルの少なくとも1つに結合されており、
    ダミー・プレート線信号を生じる、ダミー・プレート線
    信号発生回路を備え、 前記ダミー・プレート線信号は、前記メモリ・セルの任
    意の選択されたローのプレート線信号に、直接に対応す
    ることを特徴とする強誘電性メモリ・アレー装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のメモリ装置におい
    て、 入力クロック信号に応答する制御論理と、 前記制御論理に応答して、電位を前記プレート線に選択
    的に印加するプレート・パルス論理と、 前記制御論理と前記発生手段とに応答して、強化電位
    を、前記ダミー・プレート線信号によって決定された時
    間に前記プレート線に選択的に印加する多重プレート・
    パルス論理と、 を更に備えることを特徴とするメモリ装置。
  28. 【請求項28】 請求項27記載のメモリ装置におい
    て、前記多重プレート・パルス論理は、前記発生手段に
    応答して前記強化電位のパルス幅を決定する少なくとも
    1つのプレート・タイマを備えることを特徴とするメモ
    リ装置。
  29. 【請求項29】 請求項27記載のメモリ装置におい
    て、前記多重プレート・パルス論理は、前記発生手段に
    応答して前記強化電位の連続するパルスの間の間隔を決
    定する少なくとも1つの付加的なプレート・タイマを備
    えることを特徴とするメモリ装置。
  30. 【請求項30】 請求項26記載のメモリ装置におい
    て、前記ダミー・プレート線信号発生回路は、条件付け
    されたダミー・プレート線信号を生じるダミー・プレー
    ト線信号条件付け回路を更に備えることを特徴とするメ
    モリ装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載のメモリ装置におい
    て、前記ダミー・プレート線信号条件付け回路は、シュ
    ミット・トリガを備えることを特徴とするメモリ装置。
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