JPH0828995A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPH0828995A
JPH0828995A JP15722394A JP15722394A JPH0828995A JP H0828995 A JPH0828995 A JP H0828995A JP 15722394 A JP15722394 A JP 15722394A JP 15722394 A JP15722394 A JP 15722394A JP H0828995 A JPH0828995 A JP H0828995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing means
pressure
closing
heating operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15722394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3680143B2 (ja
Inventor
Shinnosuke Yamamoto
慎之介 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP15722394A priority Critical patent/JP3680143B2/ja
Publication of JPH0828995A publication Critical patent/JPH0828995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3680143B2 publication Critical patent/JP3680143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビル空調システム等の冷媒通路が上下に長いヘ
ッド差のあるシステムにおいて、暖房運転の停止時は均
圧が行え、暖房運転の起動時は、高位置にある熱源側熱
交換器4に円滑に冷媒を持ち上げ、運転の立上がりを迅
速に行う。 【構成】暖房運転の停止時、第一及び第二開閉手段7
1,72を閉鎖した後に均圧通路6を開き、各開閉手段
71,72で塞き止める第一ユニット10側の圧力を、
低圧の第二ユニット20側よりも高圧の圧力域に均圧
し、再起動時の負荷軽減などを図る。暖房運転の起動時
は、第二開閉手段72に先立って第一開閉手段71を開
き、高低差圧により、予め熱源側熱交換器4側に冷媒を
持ち上げ、運転の立上がりを良くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビルの地下室等
に設置する第一ユニットと、ビルの屋上等に設置する第
二ユニットとを備え、各ユニット間を長尺な冷媒通路で
連結した冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の冷凍装置は、ビル空調シ
ステムを中心として盛んに用いられてきている。
【0003】又、冷凍装置の停止時の制御について、実
公平2−36059号公報に開示されたものが知られて
いる。このものは、図3に示すように、圧縮機P、四路
切換弁B、暖房時に凝縮器となり、冷房時に蒸発器とな
る利用側熱交換器C、冷房用膨張機構V、受液器R、暖
房用膨張機構W、暖房時に蒸発器となり、冷房時に凝縮
器となる熱源側熱交換器E、サクションアキュムレータ
Sを順次冷媒配管Aを介して接続しており、冷媒通路に
おける高圧域と低圧域との間に均圧通路X,Yを設け
て、運転停止時、その通路中の開閉弁J,Kを開くこと
により、高圧と低圧とを均圧し、再起動の容易化等が図
れるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す回
路を、ビル空調システム等のユニット間を上下に長い冷
媒通路で連結する冷凍装置には採用し難い問題がある。
即ち、熱源側熱交換器Eの設置位置が高く、該熱源側熱
交換器Eと膨張機構Wの出口部とのヘッド差が大きいた
め、停止時、均圧により、暖房運転時は低圧域となる膨
張機構Wの下流に位置する熱源側熱交換器E側も、高圧
域となる膨張機構Wの上流に位置する受液器R側も、同
じ圧力となり、熱源側熱交換器E側の冷媒はその落差に
よって低位の受液器R等に回収され、再起動時に、受液
器R等に溜っている液冷媒が設置位置の高い熱源側熱交
換器Eに持ち上がり難くなり、熱源側熱交換器Eに冷媒
が流れずに、低圧が下がり過ぎると共に能力が出ない問
題が起こる。特に、ビルの高層化に伴い、この問題が顕
著となる。
【0005】本発明の主目的は、ビル空調システム等の
冷媒通路が上下に長いヘッド差のあるシステムにおい
て、暖房運転の起動時、高位置にある熱源側熱交換器側
に円滑に冷媒を持ち上げることができ、暖房運転の立上
がりを良好且つ早期になし得る冷凍装置を提供する点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、圧縮機1、利用側
熱交換器2及び膨張機構3をもつ第一ユニット10と、
該第一ユニット10に対し高位に設置する熱源側熱交換
器4をもつ第二ユニット20とを備え、これらユニット
間を長尺な冷媒通路56,57を介して接続し、利用側
熱交換器2を凝縮器に、熱源側熱交換器4を蒸発器とす
る暖房運転を可能にすると共に、停止時、冷媒通路にお
ける高圧域と低圧域とを均圧する均圧通路6を設けた冷
凍装置において、暖房運転時の高圧液路55を開閉する
第一開閉手段71と、暖房運転時の低圧ガス路57を開
閉する第二開閉手段72とを設けると共に、暖房運転の
停止時、第一及び第二開閉手段71,72を閉鎖した後
に均圧通路6を開く停止時制御手段8と、暖房運転の起
動時、第一開閉手段71を開いた後に、第二開閉手段7
2を遅延させて開く起動時制御手段9とを設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、暖房運転の起動
時、各開閉手段71,72を開くタイミングを、圧縮機
1の運転前後を考慮して決めることにより、起動当初、
圧縮機1の液吸込みを防止して、一層良好な運転の立上
げを行うため、起動時制御手段9が、暖房運転の起動
時、圧縮機1の運転の前に、第一開閉手段71を開け、
圧縮機1の運転の後に、第二開閉手段72を開けるもの
とした。
【0008】請求項3記載の発明は、停止時に各開閉手
段71,72により塞き止めた第一ユニット10側の均
圧域と、第二ユニット20側の低圧域との間の高低差圧
に応じて、熱源側熱交換器4側に持ち上げる冷媒量を適
正にし、起動当初の圧縮機1への液吸込みを低減して、
更に良好な運転の立上げを行うため、起動時制御手段9
が、高低差圧が所定値以下のとき、第一開閉手段71を
全閉から全開に制御し、高低差圧が所定値を越えると
き、第一開閉手段71を全閉から徐々にその開度を大き
くしていく第一開閉手段制御部91を備えるものとし
た。
【0009】請求項4記載の発明は、起動当初の圧縮機
1への液吸込みをより確実に防止して、より一層良好な
運転の立上げを行うため、起動時制御手段9が、圧縮機
1に吸い込ませる吸入ガスの湿り状態が過度にならない
ように第二開閉手段72を全閉から徐々にその開度を大
きくしていく第二開閉手段制御部92を備えるものとし
た。
【0010】請求項5記載の発明は、少ない部品で簡易
に上記各目的を達成するため、第一開閉手段71と膨張
機構3とを兼用させることにした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、暖房運転の停止時、
停止時制御手段8により、第一及び第二開閉手段71,
72が閉鎖された後に、均圧通路6が開かれる。このた
め、各開閉手段71,72で塞き止める第一ユニット1
0側の圧力を、運転時の高圧圧力よりも低いが、低圧の
第二ユニット20側よりも高圧の所定の圧力域に均圧す
ることができる。この均圧により、圧縮機1の吸入側と
吐出側とが同圧となり、再起動時の負荷を軽減できるな
どの均圧の利点が得られる。そして、暖房運転の起動
時、起動時制御手段9により、先ず第一開閉手段71が
開けられるため、第一ユニット10側に滞留する冷媒
は、第一ユニット10側と第二ユニット20側との間の
高低差圧により、長い冷媒通路56を下から上に向けて
流れて、低圧の熱源側熱交換器4側に持ち上げられる。
続いて第二開閉手段72が遅延して開き、冷凍サイクル
が形成されて冷媒が循環することになるのであり、この
とき、予め、熱源側熱交換器4あるいはその近くに冷媒
が持ち上げられているため、定常運転に移行するまでの
時間は早く、暖房運転の立ち上がりをスムーズにするこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明では、暖房運転の起動
時、先ず第一開閉手段71が開き、次に圧縮機1が運転
されて、その後に第二開閉手段72が開かれる。こうし
て、圧縮機1の運転を開始する際には、未だ第二開閉手
段72は閉鎖された状態である。このため、圧縮機1の
運転に先立つ第一開閉手段71の開動作によって熱源側
熱交換器4に過剰に液が持ち上げられた場合や、停止時
に第二開閉手段72の上流側に液冷媒が滞留している場
合等にあっても、圧縮機1は液を吸込むことはなく、該
圧縮機1を保護できながら、その起動トルクを低減する
ことができる。こうして、一層良好な運転の立上げを行
うことができる。
【0013】請求項3記載の発明では、停止時に第一及
び第二開閉手段71,72により塞き止めた第一ユニッ
ト10側の均圧域と、第二ユニット20側の低圧域との
間の高低差圧が比較的小さく、その高低差圧が所定値以
下のときには、第一開閉手段制御部91により、第一開
閉手段71は全閉から全開に制御される。このため、熱
源側熱交換器4側に向けて第一ユニット10側からでき
るだけ多くの冷媒が移送され、熱源側熱交換器4側の冷
媒切れの問題を低減することができる。一方、第一ユニ
ット10側の均圧域と第二ユニット20側の低圧域との
間の高低差圧が比較的大きく、その高低差圧が所定値を
越えるとき、第一開閉手段71は全閉から徐々にその開
度が大きくされる。このため、熱源側熱交換器4に一気
に過大な量の液が持ち上げられてしまうのを防止でき、
起動当初、圧縮機1の液の吸込みを低減することができ
る。このように、高低差圧に応じて、熱源側熱交換器4
側に持ち上げる冷媒量を適正に制御するから、更に良好
な運転の立上げを行うことができる。
【0014】請求項4記載の発明では、暖房運転の起動
時で、第二開閉手段72が開かれる際、第二開閉手段制
御部92により、圧縮機1に吸い込ませる吸入ガスの湿
り状態が過度にならないように、その開度が全閉から徐
々に大きくされる。このため、起動当初、圧縮機1の液
の吸込みをより確実に防止でき、より一層良好な運転の
立上げを行うことができる。
【0015】請求項5記載の発明では、第一開閉手段7
1は膨張機構3と兼用化でき、これら第一開閉手段71
と膨張機構3とを兼用することにより、少ない部品で簡
易に所期の目的を達成することができる。
【0016】
【実施例】図1は、冷暖可能としたビル用ヒートポンプ
式冷凍装置である。ビルの地下室に、圧縮機1、利用側
熱交換器2等をもつ第一ユニット10を、ビルの屋上
に、熱源側熱交換器4をもつ第二ユニット20をそれぞ
れ設置するものである。圧縮機1の吐出口11から、吐
出管51、四路切換弁60の第一固定ポート61、同四
路切換弁60の第一切換ポート63、ガス管52、暖房
時は凝縮器となり冷房時は蒸発器となる利用側熱交換器
2、液管53、電動弁から成る冷房用膨張機構30、高
圧液管54、受液器81、高圧液管55、電動弁から成
る暖房用膨張機構3、長尺な液管56、暖房時は蒸発器
となり冷房時は凝縮器となる熱源側熱交換器4、長尺な
ガス管57、四路切換弁60の第二切換ポート64、同
四路切換弁60の第二固定ポート62、サクションアキ
ュムレータ82、吸入管58、圧縮機1の吸入口12へ
と至る配管構成をもつものである。尚、31は、暖房時
に冷房用膨張機構30を側路するバイパス用逆止弁、3
2は、冷房時に暖房用膨張機構3を側路するバイパス用
逆止弁である。
【0017】こうして、暖房運転時、冷媒は、符号で追
うと1、11、51、61、60、63、52、2、5
3、31、54、81、55、3、56、4、57、6
4、60、62、82、58、12、1という経路で循
環し、凝縮器となる利用側熱交換器2で暖房用の温水を
生成するようにしている。
【0018】一方、冷房運転時、冷媒は、同じく符号で
追うと1、11、51、61、60、64、57、4、
56、32、55、81、54、30、53、2、5
2、63、60、62、82、58、12、1という経
路で循環し、蒸発器となる利用側熱交換器2で冷房用の
冷水を生成するようにしている。
【0019】又、高圧域である受液器81と低圧域であ
るサクションアキュムレータ82との間には、配管から
成る均圧通路6を接続しており、該通路6に介装する電
磁弁から成る開閉手段600を運転時は閉じるが、停止
時には開くことにより、停止時に冷媒通路における高圧
域と低圧域とを均圧するようにしている。
【0020】以上の構成で、暖房運転時に高圧液路とな
る液管55に、該液管55を開閉する第一開閉手段71
を設けると共に、暖房運転時に低圧ガス路となるガス管
57に、該ガス管57を開閉する第二開閉手段72を設
ける。第一開閉手段71は、電動弁から成る暖房用膨張
機構3と兼用するものであり、全閉状態と全開状態の
他、全閉から全開にわたる範囲内で、その開度を所定の
開度に制御できるものである。又、第二開閉手段72
は、同様に電動弁から成るものであり、同じく、全閉状
態と全開状態の他、全閉から全開にわたる範囲内で、そ
の開度を所定の開度に制御できるものである。尚、第一
開閉手段71は、暖房用膨張機構3と兼用させる他、該
膨張機構3とは別に液管55に設けてもよい。又、第二
開閉手段72は、長尺なガス管57の途中に介装するこ
とになるが、このガス管57における第一ユニット10
側近くでも、第二ユニット20側近くでも何れの位置に
介装してもよい。
【0021】そして、暖房運転の停止時、第一及び第二
開閉手段71,72を閉鎖した後に均圧通路6を開く停
止時制御手段8と、暖房運転の起動時、第一開閉手段7
1を開いた後に第二開閉手段72を遅延させて開く起動
時制御手段9とを設ける。
【0022】起動時制御手段9は、暖房運転の起動時、
各開閉手段71,72を開くタイミングを、圧縮機1の
運転前後を考慮して決めており、暖房運転の起動時、圧
縮機1の運転の前に、第一開閉手段71を開け、圧縮機
1の運転の後に、第二開閉手段72を開けるものであ
る。又、この起動時制御手段9は、停止時の第一及び第
二開閉手段71,72の閉動作により塞き止めた第一ユ
ニット10側の均圧域と、第二ユニット20側の低圧域
との間の高低差圧が所定値以下のとき、第一開閉手段7
1を全閉から全開に制御し、その高低差圧が所定値を越
えるとき、第一開閉手段71を全閉から徐々にその開度
を大きくしていく第一開閉手段制御部91を備えるもの
である。更に、この起動時制御手段9は、第二開閉手段
72を開く際、圧縮機1に吸い込ませる吸入ガスの湿り
状態が過度にならないように、該第二開閉手段72を全
閉から徐々にその開度を大きくしていく第二開閉手段制
御部92を備えるものである。
【0023】停止時制御手段8及び起動時制御手段9
は、マイクロコンピュータを具備する制御器100を用
いて構築するものであり、該制御器100の入力側に
は、運転の起動指令及び停止指令を発するサーモスイッ
チ等から成る起動及び停止指令手段900と、吐出管5
1に設ける第一圧力検出器PHと、熱源側熱交換器4と
第二開閉手段72との間のガス管57に設ける第二圧力
検出器PLと、同じくガス管57に設ける温度検出器T
と、吸入管58に設ける第三圧力検出器LPとを入力さ
せている。出力側には、制御対象となる第一及び第二開
閉手段71,72、均圧通路6を開閉する開閉手段60
0、及び圧縮機1を接続している。
【0024】こうして、図2に示すように、運転中に
(ステップa)、起動及び停止指令手段900から停止
指令が入ると(ステップb)、第一開閉手段71及び第
二開閉手段72が全閉に向けて制御され(ステップ
c)、第三圧力検出器で検出する低圧圧力LPが設定値
以下に低下した後(ステップd)、圧縮機1を停止させ
て冷凍機の運転を停止させる(ステップe)。そして、
この後に、均圧通路6の開閉手段600を開にして第一
ユニット10側における高圧域と低圧域とを均圧させる
(ステップf)。
【0025】次に、運転停止状態から、起動及び停止指
令手段900から起動指令が入ると(ステップg)、第
一圧力検出器PHで検出する第一ユニット10側の高圧
圧力PH(均圧圧力)と、第二圧力検出器PLで検出す
る第二ユニット20側の低圧圧力PLとの間の高低差圧
PH−PLが、所定値HPを越えるか否かを判定する
(ステップh)。所定値HPは、第一ユニット10と第
二ユニット20とのヘッド差(kg/cm2 )、すなわ
ち第一ユニット10と第二ユニット20との間の高低落
差(cm)に液比重(kg/cm3 )を乗じた値に設定
している。尚、所定値は、ヘッド差に一致させる他、こ
のヘッド差に近い値に設定してもよい。
【0026】そして、ステップhの判定で、高低差圧P
H−PLが、所定値HPを越えることが無く、該所定値
HP以下のときには、第一開閉手段71を全閉から全開
に制御し(ステップi)、この第一開閉手段71が全開
となった後に、圧縮機1の運転を開始させ、冷凍機を起
動する(ステップj)。
【0027】一方、高低差圧PH−PLが所定値HPを
越えるとき、起動直前、つまり圧縮機1の運転を開始す
る直前に、第一開閉手段71を全閉状態から開き始め、
徐々にその開度を大きくしていくのであり(ステップ
k)、この第一開閉手段71の開き始めから一定時間経
過して該第一開閉手段71の開度が少し開いた時点で、
圧縮機1の運転を開始させ、冷凍機を起動する(ステッ
プn)。
【0028】続いて、圧縮機1の運転を開始させた後
に、第二圧力検出器PLで検出する吸入ガス圧力と、温
度検出器Tで検出する吸入ガス温度とに基づいて、圧縮
機1に吸い込ませる吸入ガスの湿り状態が過度にならな
いように、例えば、その過熱度が5deg以上に保たれ
るように、第二開閉手段72を全閉から徐々にその開度
を大きくしていき(ステップq)、通常運転に移行させ
る(ステップr)。
【0029】こうして、以上の構成により、暖房運転の
停止時、各開閉手段71,72を閉鎖した後に均圧通路
6を開くため、各開閉手段71,72で塞き止める第一
ユニット10側の圧力を、低圧の第二ユニット20側よ
りも高圧の所定の圧力域に均圧することができ、この均
圧により圧縮機1の吸入側と吐出側とを同圧にでき、再
起動時の負荷を軽減できるなどの均圧の利点が得られ
る。そして、暖房運転の起動時、第一ユニット10側と
第二ユニット20側との間の高低差圧PH−PLに基づ
いて、その高低差圧が所定値HP以下の比較的小さい場
合は、第一開閉手段71の全開制御により、一度にでき
るだけ多くの冷媒を熱源側熱交換器4側に向けて移送で
き、その高低差圧が所定値HPを越える比較的大きい場
合は、第一開閉手段71の緩やかな開度の拡大により、
少しずつ冷媒を熱源側熱交換器4側に移送でき、適正量
の冷媒を熱源側熱交換器4側に持ち上げることができる
のであり、その後の圧縮機1の運転及び湿り制御を伴う
第二開閉手段72の開制御により、圧縮機1に液を吸い
込ませることなく、迅速且つ良好に定常運転に移行させ
ることができるのである。
【0030】以上の実施例では、冷房と暖房とを切換え
る所謂ヒートポンプ式のものを示したが、暖房専用機に
も同様に適用することができる。又、圧縮機1は、スク
ロール式のものでも、ロータリー式のものでも、ターボ
式のものでも何れでもよく、圧縮機の型式は特に限定さ
れるものではない。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ビル空調
システム等の冷媒通路が上下に長いヘッド差のあるシス
テムにおいて、暖房運転の停止時、停止時制御手段8に
より、第一及び第二開閉手段71,72を閉鎖した後に
均圧通路6を開くため、各開閉手段71,72で塞き止
める第一ユニット10側の圧力を、低圧の第二ユニット
20側よりも高圧の圧力域に均圧することができ、再起
動時の負荷軽減など均圧の利点が得られるし、暖房運転
の起動時は、起動時制御手段9により、第二開閉手段7
2に先立つ第一開閉手段71の開放によって、予め、熱
源側熱交換器4あるいはその近くに冷媒を持ち上げるこ
とができるため、暖房運転の立上がりを良好且つ早期に
行うことができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、暖房運転の
起動時、圧縮機1の運転を開始する際に第二開閉手段7
2を閉鎖しているため、圧縮機1は液を吸込むことな
く、該圧縮機1を保護できながら、その起動トルクを低
減でき、一層良好な運転の立上げを行うことができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、第一開閉手
段制御部91により、暖房運転の起動時、高低差圧が所
定値以下の低差圧時は、第一開閉手段71は全閉から全
開に制御され、できるだけ多くの冷媒を熱源側熱交換器
4側に移送でき、高低差圧が所定値を越える高差圧時
は、第一開閉手段71は全閉から徐々にその開度が大き
くされ、熱源側熱交換器4に一気に過大な量の液が持ち
上げられるのを防止できるため、熱源側熱交換器4での
冷媒切れ及び圧縮機1の液吸込みを低減でき、更に良好
な運転の立上げを行うことができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、第二開閉手
段制御部92により、暖房運転の起動時、第二開閉手段
72は、圧縮機1に吸い込ませる吸入ガスの湿り状態が
過度にならないように、その開度が全閉から徐々に大き
くされるため、起動当初、圧縮機1の液の吸込みをより
確実に防止でき、より一層良好な運転の立上げを行うこ
とができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、第一開閉手
段71と膨張機構3との兼用により少ない部品で簡易に
所期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍装置の一実施例を示す配管
図。
【図2】同冷凍装置の制御手順を示すフローチャート。
【図3】従来の冷凍装置を示す配管図。
【符号の説明】
1;圧縮機、2;利用側熱交換器、3;膨張機構(暖房
用膨張機構)、4;熱源側熱交換器、6;均圧通路、1
0;第一ユニット、20;第二ユニット、56,57;
長尺な冷媒通路、55;高圧液路、57;低圧ガス路、
71;第一開閉手段、72;第二開閉手段、8;停止時
制御手段、9;起動時制御手段、91;第一開閉手段制
御部、92;第二開閉手段制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(1)、利用側熱交換器(2)及び
    膨張機構(3)をもつ第一ユニット(10)と、該第一
    ユニット(10)に対し高位に設置する熱源側熱交換器
    (4)をもつ第二ユニット(20)とを備え、これらユ
    ニット間を長尺な冷媒通路(56,57)を介して接続
    し、利用側熱交換器(2)を凝縮器に、熱源側熱交換器
    (4)を蒸発器とする暖房運転を可能にすると共に、停
    止時、冷媒通路における高圧域と低圧域とを均圧する均
    圧通路(6)を設けた冷凍装置において、暖房運転時の
    高圧液路(55)を開閉する第一開閉手段(71)と、
    暖房運転時の低圧ガス路(57)を開閉する第二開閉手
    段(72)とを設けると共に、暖房運転の停止時、第一
    及び第二開閉手段(71,72)を閉鎖した後に均圧通
    路(6)を開く停止時制御手段(8)と、暖房運転の起
    動時、第一開閉手段(71)を開いた後に、第二開閉手
    段(72)を遅延させて開く起動時制御手段(9)とを
    設けたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】起動時制御手段(9)が、暖房運転の起動
    時、圧縮機(1)の運転の前に、第一開閉手段(71)
    を開け、圧縮機(1)の運転の後に、第二開閉手段(7
    2)を開けるものである請求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】起動時制御手段(9)が、高低差圧が所定
    値以下のとき、第一開閉手段(71)を全閉から全開に
    制御し、高低差圧が所定値を越えるとき、第一開閉手段
    (71)を全閉から徐々にその開度を大きくしていく第
    一開閉手段制御部(91)を備える請求項1又は請求項
    2記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】起動時制御手段(9)が、圧縮機(1)に
    吸い込ませる吸入ガスの湿り状態が過度にならないよう
    に第二開閉手段(72)を全閉から徐々にその開度を大
    きくしていく第二開閉手段制御部(92)を備える請求
    項1から請求項3何れか一記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】第一開閉手段(71)と膨張機構(3)と
    を兼用させている請求項1から請求項4何れか一記載の
    冷凍装置。
JP15722394A 1994-07-08 1994-07-08 冷凍装置 Expired - Fee Related JP3680143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15722394A JP3680143B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15722394A JP3680143B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0828995A true JPH0828995A (ja) 1996-02-02
JP3680143B2 JP3680143B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=15644920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15722394A Expired - Fee Related JP3680143B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3680143B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3680143B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3147588B2 (ja) 冷凍装置
JP2002174463A (ja) 冷凍装置
JP5517891B2 (ja) 空気調和装置
JP4610688B2 (ja) 冷暖房給湯装置とその制御方法
JP4082435B2 (ja) 冷凍装置
JP2007147274A (ja) 冷凍装置
JP3096687B2 (ja) 空気調和装置
JPH04324069A (ja) 冷凍装置
JP4111241B2 (ja) 冷凍装置
CN114659238B (zh) 空调系统及空调系统低温启动控制方法
JPH0828995A (ja) 冷凍装置
JP2008032391A (ja) 冷凍装置
JP2966633B2 (ja) 空気調和装置
JP3099574B2 (ja) 空気調和機の均圧装置
JPS63243648A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機
JPH05240522A (ja) 空気調和装置
JP2016217559A (ja) 空気調和装置
JP4023385B2 (ja) 冷凍装置
JP2002061994A (ja) 空気調和機
JPH10132406A (ja) 冷凍装置
JP3326322B2 (ja) 空気調和機ならびにこの空気調和機を備えた空気調和システム
JPS6346350B2 (ja)
JP2533585B2 (ja) 多室形空気調和機
JPS6017639Y2 (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機
JPH0611208A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050425

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees