JPH08290861A - 伸止めテープ接着機 - Google Patents

伸止めテープ接着機

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JPH08290861A
JPH08290861A JP12446195A JP12446195A JPH08290861A JP H08290861 A JPH08290861 A JP H08290861A JP 12446195 A JP12446195 A JP 12446195A JP 12446195 A JP12446195 A JP 12446195A JP H08290861 A JPH08290861 A JP H08290861A
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Japan
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tape
stretching
feeding
cloth
machine
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JP12446195A
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Yoshiyuki Kobayashi
良幸 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伸縮可能に形成された生地の伸止め部分に対し
て伸止めテープを接着固定する作業が簡単且つ容易に行
える伸止めテープ接着機を提供する。 【構成】伸止めテープ接着機の把持部を片手で把持し
て、ローラ軸受部に軸受したローラ型ヒータを生地の伸
止め部分に沿って転動する。テープ保持部に軸受した伸
止めテープをローラ型ヒータの回転力により繰出し通路
内に誘導し、繰出し通路から繰出される伸止めテープを
生地の伸止め部分に敷設すると共に、同伸止めテープの
全長をローラ型ヒータにより押圧及び加熱して、伸止め
テープの接着面側に塗布した接着剤を加熱溶融し、生地
の伸止め部分に対して伸止めテープを一体的に接着固定
する。この後、把持部に軸支した操作レバーを握り操作
して、生地の伸止め部分に接着固定した伸止めテープの
繰出し側後端部を固定刃と可動刃とで切断することで、
伸止めテープを接着固定する作業が片手で行え、作業性
の向上及び能率アップを図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、衣服を構成
する襟部、袖部、腰部等の伸縮可能に形成された生地の
伸止め部分に対して伸止めテープを接着固定する作業に
用いられる伸止めテープ接着機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような生地の伸止め部分
に対して伸止めテープを接着固定する場合、例えば、図
5に示すように、ロール状に巻回された伸止めテープT
の一端側を適宜長さ引出して、生地Aの伸止め部分と対
応する長さに伸止めテープTを切断する。生地Aの伸止
め部分に沿って伸止めテープTの接着面側を下向けて敷
設し、一方の手で生地Aの伸止め部分に敷設した伸止め
テープTを定位置に押圧固定し、他方の手で把持したア
イロン31により生地Aの伸止め部分に敷設した伸止め
テープTを押圧及び加熱して、伸止めテープTの接着面
側に塗布された熱溶融性の接着剤Tbを加熱溶融させ、
生地Aの伸止め部分に対して伸止めテープTを一体的に
接着固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
生地Aの伸止め部分に伸止めテープTを接着固定する場
合、生地Aの伸止め部分を巻き尺等の物差しにより寸法
測定した後、生地Aの伸止め部分と対応する長さに伸止
めテープTを切断するので、伸止めテープTの切断作業
に手間及び時間が掛かるという問題点を有している。且
つ、一方の手で生地Aの伸止め部分に敷設した伸止めテ
ープTを固定しながら、他方の手で把持したアイロン3
1により伸止めテープAを押圧及び加熱するので、作業
途中に於いて、生地Aの伸止め部分に伸縮が生じたり、
皺が寄ったりすることがあり、生地Aの伸止め部分に沿
って伸止めテープTを正確に接着固定することが難し
い。且つ、伸止めテープAの接着作業を両手で行うた
め、生地Aに生じた伸縮や皺を手で修正することができ
ず、一旦作業を中断しなければならないため、伸止めテ
ープTの接着作業に手間及び時間が掛かるという問題点
も有している。
【0004】また、フュージング機等の大型機により生
地Aの伸止め部分に対して伸止めテープTを接着固定す
る場合、同一形態を有する多数枚の各生地A…に各伸止
めテープT…を接着固定する作業には適しているが、生
地Aの枚数が少なく、特異な形態を有する生地Aに伸止
めテープTを貼着するときには上述した作業方法が最適
である。且つ、テープ接着済みの生地Aが機外に搬出さ
れるまで、伸止めテープTの接着状態を確認又は修正す
ることができず、伸止めテープTの接着不良を低減する
ことが困難であるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、生地の伸止め
部分に沿って伸止めテープを敷設しながら押圧及び加熱
して接着固定した後、同生地の伸止め部分に接着固定し
た伸止めテープを適宜長さに切断することにより、伸止
めテープを接着固定する作業が簡単且つ容易に行え、作
業性の向上及び能率アップを図ることができる伸止めテ
ープ接着機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記テープ接着機を構成する機本体の一側部に、該機本
体を保持するための把持手段を設け、上記機本体の他側
部に、上記生地の伸止め部分に伸止めテープの接着面を
対向させて繰出し供給するテープ繰出し手段を設け、上
記テープ繰出し手段の繰出し側に、上記生地の伸止め部
分に敷設される伸止めテープを押圧し、且つ、該伸止め
テープの接着面に塗布した熱溶融性の接着剤を加熱溶融
するテープ加熱手段を設け、上記テープ繰出し手段の繰
出し側に、上記生地の伸止め部分に接着固定された伸止
めテープを切断するテープ切断手段を設けた伸止めテー
プ接着機であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記テープ接着機
を構成する機本体の一端側に、該機本体を保持するため
の把持部を形成し、上記機本体の他端側に形成したテー
プ保持部に、上記ロール状に巻回した伸止めテープを回
転可能に軸受し、上記テープ保持部の繰出し側に形成し
たローラ軸受部に、上記生地の伸止め部分に敷設される
伸止めテープを押圧し、且つ、該伸止めテープの接着面
に塗布した熱溶融性の接着剤を加熱溶融するローラ型の
加熱ヒータを回転可能に軸受し、上記テープ保持部の繰
出し側に、上記生地の伸止め部分に伸止めテープの接着
面を対向させて繰出し誘導するテープ繰出し通路を形成
し、上記テープ繰出し通路の後段に、上記生地の伸止め
部分に接着固定された伸止めテープを切断するテープ切
断機構を設けた伸止めテープ接着機であることを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1記載の伸止めテープ接着機は、機本体
に設けた把持手段を片手で把持して、生地の伸止め部分
に沿って機本体を平行移動させる。テープ繰出し手段を
駆動して、生地の伸止め部分に沿って伸止めテープの接
着面側を対向させて繰出し供給すると共に、テープ加熱
手段を駆動して、生地の伸止め部分に敷設される伸止め
テープを押圧及び加熱する。伸止めテープの接着面に塗
布された熱溶融性の接着剤を加熱溶融して、生地の伸止
め部分に対して伸止めテープを一体的に接着固定した
後、テープ切断手段を駆動して、生地の伸止め部分に接
着固定された伸止めテープを切断することで、伸止めテ
ープを接着固定する作業が片手で簡単且つ容易に行え
る。
【0009】請求項2記載の伸止めテープ接着機は、機
本体に形成した把持部を片手で把持して、ローラ軸受部
に軸受したローラ型の加熱ヒータを生地の伸止め部分に
押圧けながら転動させる。テープ保持部に軸受した伸止
めテープを繰出し通路に挿入して、生地の伸止め部分に
沿って伸止めテープの接着面側を対向させて繰出し誘導
する。生地の伸止め部分に敷設される伸止めテープをロ
ーラ型の加熱ヒータにより押圧及び加熱し、伸止めテー
プの接着面側に塗布した接着剤を加熱溶融して、生地の
伸止め部分に対して伸止めテープを一体的に接着固定し
た後、テープ切断機構を駆動して、生地の伸止め部分に
接着固定された伸止めテープを適宜長さに切断すること
で、伸止めテープを接着固定する作業が片手で簡単且つ
容易に行える。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、生地の伸止め部分に
沿って伸止めテープを敷設しながら押圧及び加熱して接
着固定した後、同伸止め部分に接着固定した伸止めテー
プを適宜長さに切断するので、従来方法のように生地の
伸止め部分と対応する長さに伸止めテープを予め切断し
た後、生地の伸止め部分に敷設した伸止めテープを片手
で押さえながらアイロンにより加熱するような手間及び
作業が省け、伸止めテープの敷設作業と、接着作業と、
切断作業とが一挙に行えるため、伸止めテープの接着固
定に要する作業時間が大幅に短縮され、作業性の向上及
び能率アップを図ることができる。しかも、伸止めテー
プを接着固定する作業が片手で行えるので、作業途中に
於いて、生地に生じた伸縮や皺を他方の手で修正しなが
ら伸止めテープを正確に接着固定することができ、生地
の伸止め部分に沿って伸止めテープを正確且つ確実に接
着固定することができ、伸止めテープを接着固定する作
業が簡単且つ容易に行える。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は伸縮可能に形成された生地の伸止め部分
に伸止めテープを接着固定するときに用いられる伸止め
テープ接着機を示し、図1及び図2に於いて、この伸止
めテープ接着機1は、例えば、合成樹脂、金属、木材等
の耐熱性及び断熱性を有する適宜材質により機本体2を
形成し、同機本体2の前端側に形成したローラ軸受部3
にローラ型ヒータ4を軸受し、同機本体2の前端側上部
に形成したテープ保持部5にロール状の伸止めテープT
を軸受し、同機本体2の後端側に形成した把持部6に操
作レバー7を軸支し、同機本体2の前端側下部にテープ
切断機構8を取付けている。つまり、機本体2の把持部
6を作業者の片手で把持して、ローラ軸受部3に軸受し
たローラ型ヒータ4を生地Aの伸止め部分に沿って転動
させ、テープ保持部5から繰出される伸止めテープTを
生地Aの伸止め部分に敷設する。同時に、ローラ型ヒー
タ4により伸止めテープTを押圧及び加熱して、生地A
の伸止め部分に対して伸止めテープTを一体的に接着固
定する。この後、把持部6に軸支した操作レバー7を握
り操作して、生地Aの伸止め部分に接着固定した伸止め
テープTをテープ切断機構8により切断する。
【0012】上述したローラ軸受部3は、上述した機本
体2の前端側にローラ型ヒータ4が回転許容される間隔
に隔てて左右に各支持壁3a,3aを形成し、同各支持
壁3a,3aの対向面間に軸架した支持軸9上にテフロ
ン製の軸受リング10及びベアリング11を介してロー
ラ型ヒータ4を軸受している。つまり、ローラ型ヒータ
4の回転中心部に軸受リング10及びベアリング11を
介して支持軸9を挿入し、各支持壁3a,3aの対向面
間に支持軸9の両側端部を固定することで、例えば、コ
イル型又はプレート型の加熱ヒータ(図示省略)が内蔵
されたローラ型ヒータ4を前後回転可能に軸受してい
る。なお、ローラ型ヒータ4の回転中心部に一方向クラ
ッチ(図示省略)を介設して、ローラ型ヒータ4が逆転
するのを防止してもよい。
【0013】且つ、各支持壁3a,3aの前端側周縁部
をローラ型ヒータ4の前部側周面が覆われる大きさに形
成した円弧形状のテープガイド12で連結し、同テープ
ガイド12とローラ型ヒータ4との対向周面間を伸止め
テープTが繰出し許容される間隔に離間して繰出し通路
13を形成し、同繰出し通路13の上端部にテープ差込
み口13aを形成し、同繰出し通路13の下端部のテー
プ繰出し口13bを形成している。
【0014】且つ、テープ繰出し口13bの外面側縁部
に、上述した伸止めテープTの繰出し側前端部と、後述
する可動フレーム24のテープ押え部28とを同時に押
込み固定するためのテープ受け部14を形成し、同テー
プ受け部14の外周側前端部に後述する可動刃29と対
向する方向に向けて固定刃15を固定し、同テープ受け
部14の内周側前端部に後述するテープ押え爪30を対
接するためのテープ押え片16を形成している。
【0015】さらに、ローラ軸受部3の一側内壁面に固
定した陽極側及び陰極側の各固定接点17,17と、ロ
ーラ型ヒータ4の一側周面に固定した陽極側及び陰極側
の各回転接点18,18とを対応させて相互接触すると
共に、同機本体2に内蔵した適宜電気回路(図示省略)
を介して各固定接点17,17と電源コード19とを接
続し、同機本体2の後端側に配線した電源コード19を
家庭用又は工業用の電源部20に接続する。つまり、電
源コード19を電源部20に接続してローラ型ヒータ4
に通電することで、伸止めテープTの接着面側に塗布し
た接着剤Tbが溶融する温度、例えば、約120度〜約
130度の適宜温度にローラ型ヒータ4の周面全体を均
等加熱する。なお、ローラ型ヒータ4の加熱温度を高温
及び低温に可変調節するための温度調節スイッチ(図示
省略)と、ローラ型ヒータ4に対する通電をON・OF
F操作するための電源スイッチ(図示省略)とを機本体
2に設けてもよい。
【0016】前述したテープ保持部5は、上述した機本
体2の前端側上部に伸止めテープTが回転許容される間
隔に隔てて左右に各支持板21,21を起立形成し、同
各支持板21,21の上端部間に軸架した支持軸22上
にロール状の伸止めテープTを軸受している。つまり、
伸止めテープTが巻回されたロール芯の中心部に支持軸
22を挿入し、各支持板21,21の上端部に支持軸2
2の両側端部を固定することで、ロール状に巻回した伸
止めテープTを前後回転可能に軸受している。なお、片
側に形成した支持板21の上端部に支持軸22の一端側
を固定して、同支持軸22によりロール状の伸止めテー
プTを片持ち軸受してもよい。或いは、各支持板21,
21の上端側対向面に突設した短尺寸法の各支持軸2
2,22を、伸止めテープTが巻回されたロール芯23
の両端側中心部に係合して前後回転可能に軸受するもよ
い。
【0017】上述した伸止めテープTは、図4にも示す
ように、後述する熱溶融性の接着剤Tbよりも耐熱温度
の高い材質により長尺寸法のテープ本体Taを形成し、
同テープ本体Taの接着幅を生地Aの伸止め部分と対応
する横幅寸法(例えば、約15mm〜約20mm)に形成
し、同テープ本体Taの接着面全長に、例えば、約12
0度〜約130度の温度で溶融する熱溶融性の接着剤T
bを均等に塗布して、円筒形状に形成したロール芯23
の外周面上にテープ本体Taを適宜長さ巻回している。
伸止めテープTの接着面を外側にしてロール芯23に巻
回した場合、伸止めテープTの繰出し側を前向けてテー
プ保持部5に軸受(図中左向き)した後、同テープ保持
部5の前方側から伸止めテープTを適宜長さ繰出して、
テープガイド12とローラ型ヒータ4との対向周面間に
形成した繰出し通路13に伸止めテープTを挿入し、テ
ープガイド12に形成したテープ受け部14と、後述す
る可動フレーム24に形成したテープ押え部28とで伸
止めテープTの繰出し側前端部を挾持固定する。
【0018】また、伸止めテープTの接着面を内側にし
てロール芯23に巻回した場合、伸止めテープTの繰出
し側を後向けてテープ保持部5に軸受(図中右向き)し
た後、同テープ保持部5の後方側から伸止めテープTを
適宜長さ繰出して、ローラ型ヒータ4とテープガイド1
2との対向面間に形成した繰出し通路13に伸止めテー
プTを挿入し、テープガイド12に形成したテープ受け
部14と、可動フレーム24に形成したテープ押え部2
8とで伸止めテープTの繰出し側前端部を挾持固定す
る。
【0019】前述したテープ切断機構8は、図3にも示
すように、上述のローラ軸受部3に軸架した支持軸9上
に可動フレーム24の基端側を前後回動可能に軸支し、
把持部6の前端側下部に操作レバー7の前端側を上下回
動可能に軸支し、同把持部6の前端側内部に形成したガ
イド孔25に可動アーム26を前後摺動可能に挿入し、
同把持部6の後端側内部に圧縮装填したコイルスプリン
グ27の弾性により操作レバー7の後端側を下方向に回
動付勢している。且つ、可動アーム26を構成する各ア
ーム26a,26bの一端側を連結すると共に、一方の
アーム26aを操作レバー7の後端側に連結し、他方の
アーム26bを可動フレーム24の遊端側に連結して、
上述した操作レバー7の握り操作により、可動アーム2
6を介して可動フレーム24の遊端側を前後方向に回動
する。
【0020】つまり、コイルスプリング27の弾性に抗
して、操作レバー7を握り操作することで、同操作レバ
ー7に連結した可動アーム26が突出方向に前進移動
し、支持軸9を回転中心として可動フレーム24を前方
位置に回動し、前述のテープガイド12のテープ受け部
14に固定した固定刃15と、可動フレーム24のテー
プ押え部28に固定した可動刃29とで伸止めテープT
の繰出し側後端部を切断する。一方、操作レバー7の握
り操作を解除することで、コイルスプリング27の弾性
により操作レバー7の後端側が押下げられ、可動アーム
26が没入方向に後退移動し、支持軸9を回転中心とし
て可動フレーム24を後方位置に回動復帰するため、テ
ープガイド12のテープ受け部14に固定した固定刃1
5と、可動フレーム24のテープ押え部28に固定した
可動刃29とが適宜間隔に離間する。
【0021】上述した可動フレーム24は、断面コ字形
に形成したアーム本体24aの遊端側に、後述するテー
プ受け部14と対向する方向にテープ押え部28を形成
し、同テープ押え部28の外周側前端部に後述する固定
刃15と対向する方向に向けて可動刃29を固定し、同
テープ押え部28の内周側前端部に後述するテープ押え
片16と対接する方向に向けて弾性片を備えたテープ押
え爪30を形成している。
【0022】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、伸止めテープ接着機1により生地Aの伸止め
部分に対して伸止めテープTを接着固定するときの方法
を説明する。先ず、図1に示すように、伸止めテープ接
着機1のテープ保持部5から伸止めテープTを適宜長さ
繰出して、ローラ軸受部3のテープガイド12とローラ
型ヒータ4との対向周面間に形成した繰出し通路13の
テープ差込み孔13aに挿入する。同繰出し通路13の
テープ繰出し口13bから繰出した伸止めテープTを、
テープガイド12に形成したテープ受け部14と、可動
フレーム24に形成したテープ押え部28との間に挿通
してローラ型ヒータ4の下部周面に誘導する。或いは、
作業開始時までテープガイド12に形成したテープ受け
部14のテープ押え片16と、可動フレーム24に形成
したテープ押え部28のテープ押え爪30とで伸止めテ
ープTの繰出し側前端部を挾持固定する。
【0023】次に、伸止めテープ接着機1の後端側に配
線した電源コード19を電源部20に接続して、ローラ
軸受部3に軸受したローラ型ヒータ4を伸止めテープT
の接着剤Tbが溶融する温度に加熱した後、伸止めテー
プ接着機1の把持部6を片手で把持して、ローラ軸受部
3に軸受したローラ型ヒータ4の下部周面を生地Aの伸
止め部分に押圧する。つまり、生地Aの伸止め部分に沿
ってローラ型ヒータ4を一定速度で転動させることで、
テープ保持部5に軸受した伸止めテープTがローラ型ヒ
ータ4の回転力により繰出し方向に牽引される。テープ
保持部5に軸受した伸止めテープTを繰出し通路13内
に連続誘導すると共に、同繰出し通路13のテープ繰出
し口13bから繰出される伸止めテープTの上面側をロ
ーラ型ヒータ4により押圧する。同時に、生地Aの伸止
め部分に沿って伸止めテープTを敷設しながらローラ型
ヒータ4により連続的に押圧して、伸止めテープTの接
着面側に塗布した接着剤Tbをローラ型ヒータ4により
加熱溶融することで、生地Aの伸止め部分に対して伸止
めテープTを一体的に接着固定することができる。
【0024】次に、図2、図3に示すように、生地Aの
伸止め部分に対して伸止めテープTを適宜長さ接着固定
した後、伸止めテープ接着機1の把持部6に軸支した操
作レバー7を握り操作し、コイルスプリング27の弾性
に抗して可動フレーム24を前方位置に回動させ、テー
プガイド12のテープ受け部14に固定した固定刃15
と、可動フレーム24のテープ押え部28に固定した可
動刃29とで伸止めテープTの繰出し側後端部を切断す
る。同時に、テープガイド12に形成したテープ受け部
14と、可動フレーム24に形成したテープ押え部28
とを互いに係合して、テープ受け部14のテープ押え片
16と、テープ押え部28のテープ押え爪30とで伸止
めテープTを挾持固定する。
【0025】切断完了後に於いて、操作レバー7の握り
操作を解除することで、コイルスプリング27の弾性に
より可動フレーム24が後方位置に回動復帰し、テープ
ガイド12のテープ受け部14に固定した固定刃15
と、可動フレーム24のテープ押え部28に固定した可
動刃29とが適宜間隔に離間される。同時に、テープガ
イド12のテープ受け部14から可動フレーム24のテ
ープ押え部28が引き抜かれると共に、テープ受け部1
4のテープ押え片16と、テープ押え部28のテープ押
え爪30とで挾持した伸止めテープTが適宜長さ繰出さ
れる。
【0026】以上のように、テープ保持部5から繰出さ
れる伸止めテープTを生地Aの伸止め部分に敷設しなが
らローラ型ヒータ4により押圧及び加熱して接着固定
し、同生地Aの伸止め部分に接着固定された伸止めテー
プTをテープ切断機構8の固定刃15及び可動刃29に
より切断するので、従来方法のように生地Aの伸止め部
分と対応する長さに伸止めテープTを予め切断した後、
生地Aの伸止め部分に敷設した伸止めテープTを片手で
押さえながらアイロン31により加熱するような手間及
び作業が省け、伸止めテープTの敷設作業と、接着作業
と、切断作業とが一挙に行えるため、伸止めテープTの
接着固定に要する作業時間が大幅に短縮され、作業性の
向上及び能率アップを図ることができる。
【0027】しかも、伸止めテープTを接着固定する作
業が片手で行えるので、作業途中に於いて、生地Aに生
じた伸縮や皺を他方の手で修正しながら伸止めテープT
を正確に接着固定することができ、生地Aの伸止め部分
に沿って伸止めテープTを正確且つ確実に接着固定する
ことができ、伸止めテープTを接着固定する作業が簡単
且つ容易に行える。
【0028】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の把持手段は、実施例の把持部6に
対応し、以下同様に、テープ繰出し手段は、ローラ型ヒ
ータ4と、テープ保持部5と、繰出し通路13と、テー
プ受け部14のテープ押え片16と、テープ押え部28
のテープ押え爪30とに対応し、テープ加熱手段及び加
熱ヒータは、ローラ型ヒータ4に対応し、テープ切断手
段は、テープ切断機構8及び操作レバー7と、固定刃1
5と、可動フレーム24と、ガイド孔25と、可動アー
ム26と、コイルスプリング27と、可動刃29とに対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【0029】上述の実施例では、生地Aの伸止め部分に
敷設される伸止めテープTをローラ型ヒータ4により押
圧及び加熱して接着固定するが、例えば、生地Aの伸止
め部分に敷設される伸止めテープTに蒸気を吹き付けな
がらローラ型ヒータ4により押圧及び加熱して接着固定
するもよく、生地Aの繊維隙間に接着剤Tbが浸透しや
すくなるため伸止めテープTを強固に接着固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸止めテープ接着機によるテープ接着状態を示
す側面図。
【図2】伸止めテープ接着機によるテープ切断状態を示
す側面図。
【図3】伸止めテープの接着状態及び切断状態を示す側
面図。
【図4】伸止めテープの接着状態を示す側面図。
【図5】従来方法による伸止めテープの接着状態を示す
側面図。
【符号の説明】
A…生地 T…伸止めテープ Tb…接着剤 1…伸止めテープ接着機 2…機本体 3…ローラ軸受部 4…ローラ型ヒータ 5…テープ保持部 6…把持部 7…操作レバー 8…テープ切断機構 12…テープガイド 13…繰出し通路 14…テープ受け部 15…固定刃 24…可動フレーム 25…ガイド孔 26…可動アーム 27…コイルスプリング 28…テープ押え部 29…可動刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮可能に形成した生地の伸止め部分に対
    して熱溶融性の接着剤により伸止めテープを接着固定す
    るテープ接着機であって、上記テープ接着機を構成する
    機本体の一側部に、該機本体を保持するための把持手段
    を設け、上記機本体の他側部に、上記生地の伸止め部分
    に伸止めテープの接着面を対向させて繰出し供給するテ
    ープ繰出し手段を設け、上記テープ繰出し手段の繰出し
    側に、上記生地の伸止め部分に敷設される伸止めテープ
    を押圧し、且つ、該伸止めテープの接着面に塗布した熱
    溶融性の接着剤を加熱溶融するテープ加熱手段を設け、
    上記テープ繰出し手段の繰出し側に、上記生地の伸止め
    部分に接着固定された伸止めテープを切断するテープ切
    断手段を設けた伸止めテープ接着機。
  2. 【請求項2】伸縮可能に形成した生地の伸止め部分に対
    して熱溶融性の接着剤により伸止めテープを接着固定す
    るテープ接着機であって、上記テープ接着機を構成する
    機本体の一端側に、該機本体を保持するための把持部を
    形成し、上記機本体の他端側に形成したテープ保持部
    に、上記ロール状に巻回した伸止めテープを回転可能に
    軸受し、上記テープ保持部の繰出し側に形成したローラ
    軸受部に、上記生地の伸止め部分に敷設される伸止めテ
    ープを押圧し、且つ、該伸止めテープの接着面に塗布し
    た熱溶融性の接着剤を加熱溶融するローラ型の加熱ヒー
    タを回転可能に軸受し、上記テープ保持部の繰出し側
    に、上記生地の伸止め部分に伸止めテープの接着面を対
    向させて繰出し誘導するテープ繰出し通路を形成し、上
    記テープ繰出し通路の後段に、上記生地の伸止め部分に
    接着固定された伸止めテープを切断するテープ切断機構
    を設けた伸止めテープ接着機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107934619A (zh) * 2017-12-19 2018-04-20 江苏金峰轻工装备有限公司 全自动热熔胶复合机
WO2019119721A1 (zh) * 2017-12-19 2019-06-27 江苏金峰轻工装备有限公司 全自动热熔胶复合机
JP2024515172A (ja) * 2021-04-20 2024-04-05 ガン チュア カイ 携帯式の人間工学的な電動テープディスペンサー

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