JPH0829099B2 - 組換dna、発現ベクター及びプラスミド、これらの製法及び誘発可能で抑制可能な外来遺伝子の発現法 - Google Patents

組換dna、発現ベクター及びプラスミド、これらの製法及び誘発可能で抑制可能な外来遺伝子の発現法

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JPH0829099B2
JPH0829099B2 JP63073505A JP7350588A JPH0829099B2 JP H0829099 B2 JPH0829099 B2 JP H0829099B2 JP 63073505 A JP63073505 A JP 63073505A JP 7350588 A JP7350588 A JP 7350588A JP H0829099 B2 JPH0829099 B2 JP H0829099B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は組換DNA及び発現ベクター、これらの組換DNA
及び発現ベクターの製法並びに外来遺伝子の誘発可能
で、抑制可能な発現のためのこれらの使用に関する。
従来の技術 適用された遺伝子操作の重要な目的は組換DNAからの
蛋白質生産である。このためには、特別な部類のベクタ
ー、いわゆる発現ベクターが必要である。このベクター
は組換DNAのクローン化、転移及び増殖のための構造的
条件だけでなく、蛋白質における発現のための構造的条
件を有していなくてはならない。このためにはこの組換
えDNA-分子は特別な調節配列、いわゆるプロモーターを
必要とし、これはリボゾームによる翻訳を完成した蛋白
質にする、RNA中のDNA配列の転写に作用する。
1種以上の遺伝子の転写のためのバクテリア由来RNA-
ポリメラーゼに結合しなければならないDNA-域をプロモ
ーターと呼ぶ。このような多くのプロモーターは構造的
な共通点を有し、その意味は特に一定の蛋白質との相互
作用にあると思われる。細胞蛋白質又は他の分子とのそ
のような相互作用によりプロモーターの活性の抑制並び
に誘発が生じる。例えば、このための例はラムダプロモ
ーターP1とラムダリプレツサーcIとの相互作用である。
遺伝子操作による蛋白質の生産において、リプレツサ
ー又は誘発物質の存在又は添加により発現ベクター中に
存在するプロモーターを制御することができる場合、そ
れは特に有利である。しかしながら従来は、誘発物質の
添加により、又は温度に敏感な微生物の使用及び正確に
保持された温度変化によつてのみそのような抑制又は誘
発生ぜしめることが可能であつた。使用した誘発物質は
多くの場合非常に高く、誘発又は抑制のために適用した
方法は複雑であり、蛋白質の発現の制御のためには条件
付きで好適である。
発明が解決しようとする課題 従つて、本発明の課題はできるだけ容易な方法で所望
の遺伝子生成物の発現の制御並びに高めた遺伝子生成物
の発現速度をできるだけ簡単な方法で可能とする組換DN
A及び発現ベクターを製造することである。
課題を解決するための手段 コンセンサス配列: 及びDNA-配列GGN10GCを有するプロモーターを含有する
ことを特徴とする組換DNAによりこの課題は解決する。
DNA-コンセンサス配列の存在により、その後方にあ
り、かつDNA-配列GGN10GC(ここでN10とは任意のヌクレ
オチド10個を表を有するプロモーターが酸素により抑制
され、これに対し嫌気性条件下にホルミエートにより誘
発されるということが生じる。
有利にDNA−コンセンサス配列がプロモーターの制御
下に発現される遺伝子の転写開始位の15〜150塩基対上
流に(すなわち5′−側に)存在し、この際プローモー
ターはコンセンサス配列と転写開始位との間にある。特
に有利にはコンセンサス配列は転写開始位の80〜130塩
基対前方にある。
プロモーターとして好適であるのはfdhF-プロモータ
ー、ヒドロゲナーゼ発現に必須の転写単位のプロモータ
ー又はntrA-依存プロモーターの必須構成成分である
が、これらは前記のDNA-配列を有している。fdhF-プロ
モーターを使用するのが有利である。
本発明のもう1つの課題は本発明による組換DNAを好
適なベクター中に組込んで含有する発現ベクターであ
る。ベクターとしてはこの際通常使用されるベクター、
例えばpBR322又はpUC-ベクターを使用することができ
る。更に、本発明による発現ベクターはプロモーターの
後方にポリリンカーを有しており、このポリリンカーは
多くの制限切断位の存在により任意の外来遺伝子の組込
みを容易にする。
本発明のもう1つの課題はプラスミドpBN80、DSM4073
であり、これはfdhF-遺伝子の翻訳開始位から240塩基上
流域から翻訳開始位までを含有することを特徴とする。
このfdhF-遺伝子の上流域に前記のDNA-コンセンサス配
列、並びにDNA配列GGN10GCを有するfdhF-プロモーター
を有する。このプラスミドはO2により抑制可能であり、
嫌気性条件下にホルミエートにより誘発可能なテトラサ
イクリン抵抗性を示す。しかしながら、好適な制限ヌク
レアーゼで切断し、かつ他の外来遺伝子をこのプラスミ
ド中に挿入し、かつこの発現を前記の方法で制御するこ
とも可能である。
本発明のもう1つの課題は本発明による組換DNAの製
法であり、この方法はO2により抑制可能であり、嫌気性
条件下にホルミエートにより誘発可能である遺伝子を含
有する、微生物の遺伝子バンクからコンセンサス配列を
有するDNA配列を公知法で同定し、単離し、かつ好適な
プロモーターと結合することを特徴とする。
このDNA-配列の同定のために、例えば指示遺伝子との
ハイブリツド化又はカツプリング及び好気性及び嫌気性
条件下での発現検査を実施することができる。
E.コリ、DSM2093、DSM2102又はサルモネラ・チフイム
リウム(Salmonella typhimurium)、DSM554からDNA-配
列を単離するのが有利である。組換DNAの製法と同様に
して、コンセンサス配列のみを含有するDNA-フラグメン
トのかわりに、コンセンサス配列並びにDNA-配列GGN10G
Cを有するプロモーターを含有する、ホルミエートによ
り誘発可能でO2により抑制可能な遺伝子の全上流域を単
離することもできる。このことは、fdhF-遺伝子の上流
域又はヒドロゲナーゼ表現に必須の転写単位の上流域を
単離することによつても有利に実施される。
本発明のもう1つの課題は本発明による組換DNAを含
有する、本発明による発現ベクターの製法であり、この
際前記のように単離した、コンセンサス配列を好適なプ
ロモーターと結合して含有する、組換DNA-配列を又はコ
ンセンサス配列並びにプロモーターを含有する、ホルミ
エートにより誘発可能で、O2により抑制可能な遺伝子の
上流域を場合により付加的にポリリンカーと共に好適な
ベクター中に挿入する。この際ベクターとしては前記の
ベクター並びに外来遺伝子の発現に常用の好適なベクタ
ーを挙げることができる。
プラスミドpBN80、DSM4073Pの本発明による製法は、f
dhF-遺伝子の翻訳開始位から240bp上流から翻訳開始位
前をPstI及びBglIIで切断したベクターpGA46、DSM4068P
中に挿入することを特徴とする。
誘発可能で抑制可能な、遺伝子の表現のために前記の
ような組換DNA又は発現ベクターを本発明により使用す
る際に、誘発が嫌気性条件下にホルミエートにより、抑
制がO2により行なわれることを特徴とする。
この際この発現は、このためにエンテロバクテリアツ
エー(Enterobacteriaceae)の好適な微生物中で、有利
にE.コリ又はサルモネラ・チフイムリウム中で実施する
ことができる。
発現をntrAプラスである宿主菌株中で実施するのが有
利である。
ntrA-遺伝子生成物は微生物の嫌気的代謝で重要な役
割をはたす。すなわち、ntrA-遺伝子生成物は、RNA-ポ
リメラーゼ酵素のプロモーター選択性を、本発明の組換
DNA及び表現ベクター中に含有されるコンセンサス配列
及びプロモーター配列をより良好に知ることができるよ
うに変えるシグマフアクターである。本発明の組換DNA
又は発現ベクターの使用はntrA-遺伝子の存在なしでも
可能であるが、ntrA遺伝子生成物は外来遺伝子の発現を
著しく強化する。
ntrA-である宿主菌株を使用する時、それにもかかわ
らず該細胞がntrA-遺伝子生成物を供給するための2つ
の可能性がある。可能性の1つはntrA-遺伝子を、所望
の外来遺伝子をも有する組換DNA又は発現ベクター中に
組込み、こうして外来遺伝子の発現とntrA遺伝子生成物
の発現とを同時に達成するか、又は宿主細胞中の付加的
なベクター上にntrA-遺伝子を組込むことである。ntrA-
遺伝子の生成は、ntrA-遺伝子生成物によりプラスの影
響を受ける外来遺伝子の生成から独立している。
宿主細胞中に挿入するために、宿主細胞のそれに相応
するntrA-遺伝子を組換DNA又は発現ベクターを介して、
又は付加的なベクター上で使用するのが有利である。こ
うして異種のntrA-遺伝子を使用する際よりも明らかに
良好な結果が得られる(第1表、最終行)。
本発明による組換DNA及び発現ベクターにより外来遺
伝子の発現を制御することが容易な方法で可能である。
こうして、例えば、使用した微生物の好気性早期成長期
において、場合による外来遺伝子の発現の妨害を抑さえ
る。後期対数的嫌気性成長期への移行において、発現は
微生物により生じたホルミエートにより誘発され、微生
物の成長媒体中へのホルミエートの添加により発現の強
化が達せられる。誘発物質の添加は異なる成長期におい
て細胞を外来遺伝子の発現のために刺激し、このことが
更なる成長を場合により阻害し、かつ細胞自体にマイナ
スに影響することもあるのだが、前記のようにしてこれ
らのことを回避することができる。嫌気性後期対数的成
長期において、細胞は十分に成長し、最適な密度を達成
した。この際自動的に酸素限界が生じ、発酵技術的にさ
らに強化又は制御されうる。微生物の高い細胞密度によ
り最適な外来遺伝子の発現が達せられる。
非常に関心のある蛋白質の生産のために本発明による
発現ベクターを使用すると、高価で複雑な誘発(誘発物
質の添加、温度変換等)をもはや必要としなくなるの
で、安価で簡単な制御可能性が得られる。
実施例 次に図面と関連させて実施例につき本発明を詳細に説
明する。
例1 fdhF-lac-Z-融合プラスミドの構造 プラスミドpBN2、DSM4072PのAatII-フラグメント(約
1.5kb)、fdhF-lac-Z-融合プラスミド(Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA、第83巻(1986年)、第4650〜4654頁を調製
用アガロース・ゲル電気泳動により単離し、異なる長さ
で、20℃でDNABa131エキソヌクレアーゼ0.2U/μgと恒
温保持する。DNA-ポリメラーゼ(クレノウフラグメン
ト)で突出する5′‐末端を充たした後、該フラグメン
トをEcoRI-リンカー(dGGAATTCC)と結合し、引き続き
制限エンドヌクレアーゼEcoRI及びBamHIで消化する。調
製用アガロース‐ゲル電気泳動によりフラグメント混合
物を分離し、三つの大きなフラクシヨン(長さマーカー
として公知の大きさの制限フラグメントと比較)をゲル
から溶離する。このフラグメントをプラスミドpMC140
3、DSM4067Pのマルチリンカー位でクローン化操作し
た。この際レシピエントとしてはE.コリFM911、DSM4066
P(MC4100、fdhF、recA56、lac-)を使用する。上方域
の5′‐側から短かくしたクローンがここから生じた。
第2の工程においては、最も短かいクローン、pBN208、
DSM4069が単離され、EcoRIでの消化により線状となり、
DNA Ba1310.1U/μgと共に20℃で恒温保持した。突出し
た5′‐末端の充填の後、EcoRI-リンカーを再たび結合
させ、次にDNAをEcoRI及びClaIで切断した。一連のフラ
グメントが生じ、これはEcoRI/Cla I-消化ベクターpMC1
403、DSM4067P中にバツククローン化した。得られたプ
ラスミドを新たにE.コリ菌株FM911中で形質転換した。
両方のクローン、pBN210、DSM4070P、及びpBN211、DSM4
071Pを単離した。
菌株FM911中でプラスミドpBN2、pBN208、pBN210、pBN
211、pMC1403の形質転換を主にコーヘン(Cohen)等に
より記載された方法(Cohen等著、1977年、PNAS第69
巻:第2110〜2114頁)により実施した: 早期対数期細胞を0℃に冷却した後に集め、引き続き
氷冷CaCl2(50mM)での処理を行なつた。DNSの添加を0
℃で行ない、かつ0℃で45分間恒温保持した後、熱衝撃
(4分間、43℃)を実施する。室温に冷却した後、この
細胞を表現型発現のために37℃で1時間完全培地中で恒
温保持する。プラスミドpBN2、pBN208、pBN210、pBN21
1、pMC1403におけるアンピシリン抵抗による選択はアン
ピシリン100μg/mlでプレート上で行なう。
ベクターとfdhF-DNA-フラグメントとの正確な結合位
置、すなわちEcoRI-リンカーの位置はマキサム(Maxa
m)及びギルバート(Gilbert)の方法(Methods of Enz
ymology、第65巻、第499〜560頁、1980年)に従つて、D
NA-配列決定により実施された。
第1a図及び第1b図中には5′上流域を含むfdhF-遺伝
子のヌクレオチド配列が示されている(第1b図には第1a
図に記載された配列の続きの配列が示されている)。AT
Gは翻訳の開始位を示す。図面からプラスミドpBN208、p
BN210及びpBN211に関する残つたfdhF-域を知ることがで
きる。
例2 プラスミドpBN208、pBN210及びpBN211のβ‐ガラクトシ
ダーゼ‐発現の比較 例1に記載したようにして得られたfdhF-lacZ−融合
プラスミドを嫌気性及び好気性成長条件下にβ‐ガラク
トシダーゼ活性の発現に関して実験した。β‐ガラクト
シダーゼ活性はJ.H.ミラー(Miller;Experiments in mo
lecular genetics、cold Spring Harbor Laboratory,Co
ld Spring Harbor,New York(1972年))により測定
し、比活性を計算した。結果は第2図に示す。第2図の
A部分中には嫌気性条件下での発現の結果を、B部分中
には好気性成長条件下での発現の結果を示す。横座標に
は欠失の位置を示すが、これは翻訳開始位(位置+1)
前のエコ・リンカーの位置を表わす。−240におけるエ
コ・リンカーはプラスミドpBN208であり、−184はプラ
スミドpBN210及び−143はプラスミドpBN211である。ニ
トレートを10mmolの量で、ホルミエートを30mmolの最終
濃度で添加する。
例3 プラスミドpBN80、DSM4073Pの製造 プラスミドpBN208の1.11kb BamHI/PstIフラグメント
を調製用ゲル電気泳動で単離し、引き続き制限エンドヌ
クレアーゼPst I及びBgl IIで切断されたベクターpGA4
6,DSM4068P中にクローン化操作する。組換プラスミド中
でこれによりβ‐ラクタマーゼ遺伝子が再構成される。
結合したプラスミドpBN80、DSM4073Pを、プラスミドpBN
2、pBN208、pBN210、pBN211及びpMC1403に関して例1で
記載したように、E.コリFM911中で形質転換した。従つ
て、組換プラスミドでの形質転換による選択はクロラム
フエニコール抵抗(30μg/ml)及びアンピシリン抵抗
(100μg/ml)により行なわれた。得られたクローンは
好気性及び嫌気性条件下にそのテトラサイクリン抵抗に
関して調べた。燐酸塩緩衝(pH7)完全培地(0.8%グル
コース含有)を有するプレート上で、該クローンは好気
性条件下にテトラサイクリン感作性である。嫌気性条件
下にはテトラサイクリン抵抗性を発現し、ホルミエート
(30mM)で誘発される。これに対して、ニトレート50mM
の存在下で嫌気性条件下で、クローンはテトラサイクリ
ン感作性である。pBN80の制限酵素地図を次に示す: 例4 fdhF-lacZ-融合遺伝子の発現に関するntrA-突然変異の
効果 ntrA-遺伝子中での突然変異の影響を調べるために、f
dhF-lacZ-融合遺伝子を含有するプラスミドpBN208、DSM
4069で形質転換された、2種の異なるE.コリ菌株中でβ
‐ガラクトシダーゼ活性を嫌気性及び好気性条件下に調
べた。このためにはntrAプラスであるE.コリ菌株FM90
9、DSM4279並びにntrAマイナスであるE.コリ菌株BN95
0、DSM4278を使用する。E.コリ菌株を、グルタミン0.2
%(W/V)及び指示量のホルミエート又はニトレートを
含有するTGYEP培地、pH6.5(Begg等、1977年、FEMS Mik
robiol.Let.2:47〜57頁)中で培養した。更に、菌株BN9
50、DSM4278を3つのその他のプラスミド、すなわちpBN
17、DSM4280P、pBN18(例6参照)、及びpBN61、DSM428
1Pで形質転換した。両方のプラスミドpBN17及びpBN18は
クレブシエラ・プノイモニアエ(Klebsiella pneumonia
e)からのntrA-遺伝子を異なる方向づけでベクター中に
組込んで含有する。プラスミドpBN61はE.コリからのntr
A-遺伝子をベクター中に挿入して含有する。これはE.コ
リ‐DNAからの2.7kbの大きさのフラグメントをベクター
pACYC184(J.Bacteriol.134(1978)、第1141〜1156
頁)のBamHI-切断位に挿入することにより製造される。
この形質転換した菌株に関しても、E.コリ菌株の提示し
た培養培地中でβ‐ガラクトシダーゼの発現に関して試
験し、結果を第1表に示した。
例5 pBN17の製造 プラスミドpMM17のClaI-フラグメント1.96kb(配列:N
ucl.Acids Res.第13巻(1985)、第7607〜7620頁)をCl
aI-切断位中のベクターpACYC184(J.Bacteriol.第134
巻、1978年、第1141〜1156頁)中にクローン化操作す
る。この際ntrA-遺伝子を含有し、かつEcoRVでの処理に
おいて長さ1.35kb/750b及び3.83kbのフラグメントに切
断されるベクターpBN17(DSM4280P)が得られる。
例6 pBN18の製造 pBN18はpBN17と同様に逆の方向づけでntrA-遺伝子を
有しており、かつClaIでのpBN17の切断及び引き続くT4
‐リガーゼでの結合により製造される。
プラスミドpBN18はEcoRVでの処理により長さ1.35kb/1
50b及び4.43kbのフラグメントが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図は5′‐上流域を含むfdhF-遺伝子の
ヌクレオチド配列を示す図であり;第2図は嫌気性培養
条件(A)下及び好気性培養条件(B)下にプラスミド
pBN208、pBN210及びpBN211の発現によるβ‐ガラクトシ
ダーゼ活性を示すグラフ図である。 第3図はプラスミドpBN2の制限酵素地図を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) (C12N 15/09 ZNA C12R 1:42) (C12N 1/21 C12R 1:19) C12R 1:19) (C12N 15/00 ZNA A C12R 1:42) 微生物の受託番号 DSM 4279 微生物の受託番号 DSM 4278 微生物の受託番号 DSM 4072P 微生物の受託番号 DSM 4069P 微生物の受託番号 DSM 4070P 微生物の受託番号 DSM 4071P 微生物の受託番号 DSM 4280P

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンセンサス配列: 及びDNA−配列GGN10GC(ここでN10は10個の任意のヌク
    レオチドを表わす)を有するプロモーターを含有するこ
    とを特徴とする組換DNA。
  2. 【請求項2】コンセンサス−配列がプロモーターの制御
    下に発現される遺伝子の転写開始位から15〜150塩基対
    上流に、かつプロモーターがコンセンサス配列と転写開
    始位との間に存在する請求項1記載の組換DNA。
  3. 【請求項3】コンセンサス配列が転写開始位の前80〜13
    0塩基対に存在する請求項2記載の組換DNA。
  4. 【請求項4】ヒドロゲナーゼ発現に必須な転写単位のプ
    ロモーター又はfdhF−プロモーターを含有する請求項1
    から3までのいずれか1項記載の組換DNA。
  5. 【請求項5】ntrA−依存プロモーターの必須構成成分を
    含有する請求項1から3までのいずれか1項記載の組換
    DNA。
  6. 【請求項6】請求項1から5による組換DNAを好適なベ
    クター中に組み込んで含有することを特徴とする発現ベ
    クター。
  7. 【請求項7】外来遺伝子の組込みのためにポリリンカー
    を付加的に含有する請求項6記載の発現ベクター。
  8. 【請求項8】fdhF−プロモーターを含めてfdhF遺伝子の
    翻訳開始位から240bp上流域から翻訳開始位までを含有
    し、次の制限酵素地図: を有することを特徴とするプラスミドpBN80(DSM4073
    P)。
  9. 【請求項9】O2により抑制可能であり、嫌気性条件下に
    ホルミエートにより誘発可能である遺伝子を含有する微
    生物の遺伝子バンクからコンセンサス配列を有するDNA
    −配列を公知法により同定し、単離し、かつ好適なプロ
    モーターと結合することを特徴とする請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の組換DNAの製法。
  10. 【請求項10】エンテロ・バクテリアツエーの群からの
    微生物の遺伝子バンクからDNA−配列を単離する請求項
    9記載の方法。
  11. 【請求項11】E.コリ、DSM2093又は2102、又はサルモ
    ネラ・チフイムリウム、DSM554からDNA−配列を単離す
    る請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】コンセンサス配列及びプロモーターを含
    有する、ホルミエートにより誘発可能で、O2により抑制
    可能な遺伝子の全上流域を単離する請求項9から11まで
    のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】fdhF−遺伝子の上流域を単離する請求項
    12記載の方法。
  14. 【請求項14】ヒドロゲナーゼ発現に関して必須の転写
    単位のプロモーターの上流域を単離する請求項12記載の
    方法。
  15. 【請求項15】コンセンサス配列及びプロモーターを含
    有する単離組換DNA−配列を場合によりポリリンカーと
    共に好適なベクター中に挿入することを特徴とする請求
    項6又は7による発現ベクターを製造するための請求項
    9から14までのいずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】fdhF−遺伝子の翻訳開始位から240bp上
    流域から翻訳開始位までのfdhF−遺伝子の上流域をPstI
    及びBglIIで切断したベクターpGA46、DSM4068P中に組み
    込むことを特徴とする請求項8によるプラスミドpBN80
    (DSM4073P)を製造するための請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】請求項1から5までのいずれか1項によ
    る組換DNA又は請求項6又は7による発現ベクターを使
    用し、誘発が嫌気性条件下にホルミエートにより、抑制
    がO2により生じることを特徴とする誘発可能で、抑制可
    能な外来遺伝子の発現法。
  18. 【請求項18】E.コリ又はサルモネラ・チフイリウム中
    で発現を実施する請求項17記載の発現法。
  19. 【請求項19】ntrAプラスである宿主菌株中で実現する
    請求項17又は18記載の発現法。
  20. 【請求項20】発現をntrA-である宿主菌株中で実施
    し、かつntrA−遺伝子を組換DNA又は発現ベクター中に
    組込む請求項17又は18記載の発現法。
  21. 【請求項21】ntrA-である宿主菌株を使用し、付加的
    なベクター上のntrA−遺伝子を宿主細胞中に挿入する請
    求項17又は18記載の発現法。
  22. 【請求項22】宿主細胞のそれに相応するntrA−遺伝子
    を使用する請求項20又は21記載の発現法。
JP63073505A 1987-03-31 1988-03-29 組換dna、発現ベクター及びプラスミド、これらの製法及び誘発可能で抑制可能な外来遺伝子の発現法 Expired - Lifetime JPH0829099B2 (ja)

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